JP3477547B2 - 捲込防火シヤツター - Google Patents

捲込防火シヤツター

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JP3477547B2
JP3477547B2 JP24331397A JP24331397A JP3477547B2 JP 3477547 B2 JP3477547 B2 JP 3477547B2 JP 24331397 A JP24331397 A JP 24331397A JP 24331397 A JP24331397 A JP 24331397A JP 3477547 B2 JP3477547 B2 JP 3477547B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、各種の建築物に装設さ
れる捲込開閉昇降するシート状の防火シヤツターであつ
て、防火シヤツターを軽量化すると共に、捲込みの小型
化及び耐熱性に優れた捲込防火シヤツターに関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来この種の防火用の捲込シヤツター
は、スチール鋼板をロール成形したスラツトを何枚もユ
ニバーサルに連結している。平常時は天井内に装設され
たシヤツターケースの中に収納され、火災時に自重降下
して建築物内の開口部を封鎖し、防火区画を形成するの
が一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたシ
ヤツターの昇降開閉操作は、一応捲上げ、捲下げ作業は
可能であるが、スチール鋼板の成形品を使用するため大
変に重量があり、運搬、揚込の重量、設置に非常に難点
があつた。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の捲込防火シヤツターによれば、相対する不
燃性織布の間に耐火フエルト等の耐熱芯材を介在重合
し、表裏面の不燃性織布の表裏より縫着し、これによつ
て耐熱芯材の移動を確実に防止し、耐熱に耐応するもの
である。また、不燃性織布シートの各内面に耐熱塗料又
は耐熱性発泡材を塗布して、全体を極力薄肉性の防火シ
ヤツターを構成し、火災の際に加熱発泡して耐熱効果を
発生するものである。 【0005】 【作用】上記のように構成された防火シヤツターの用法
を説明すると、本発明は建築物の防火区画に装設するも
ので、防火シヤツターの上端部を捲取ケース(11)内
の捲取のシヤフト(12)に連結帯等を介在して捲込み
自在に吊持される。そして、従来の捲込式の防火シヤツ
ターと同様に操作されるもので、防煙、防火等に充分対
応できるものである。 【0006】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2は防火シヤツター(1)を装設した状
態を示し、図3は一部欠除した正面図であつて、図4、
図5、図6において防火シヤツター(1)は、各種の建
築物の内部に配設される捲取ケース(11)内の開閉機
(13)に連動する捲取シヤフト(12)に捲着されて
いる。この防火シヤツター(1)には、ガラスクロス、
シリカクロス、ポリエステル、ポリ塩化ビニール、アク
リル樹脂等の不燃性織布シート(3)と不燃性織布シー
ト(4)とを相対して接合する。該不燃性織布シート
(3)と不燃性織布シート(4)との相対する内部全体
には、セラミツク、金属性フエルト、ロツクウール、グ
ラスウール等の耐熱芯材(2)を介在張設して重合して
ある。更に、該不燃性織布シート(3)と(4)には、
表裏面の横方向又は縦方向等より不燃性の糸条で縫着部
(5)を設けて固定した構成となつている。次に、図7
に示す防火シヤツター(1)は、相対する不燃性織布シ
ート(6)と不燃性織布シート(7)との内面側に各々
耐熱発泡材又は耐熱性塗料よりなる塗着層(8)及び塗
着層(9)を塗布重合する。この表裏面の縦方向の所定
間隔に不燃性の糸条による縫着部(5)(5)によつて
縫着固定したものである。なお、符号(10)は防火シ
ヤツター(1)の下端に設けた座板を示し、(14)は
左右の案内軌条を示し、(15)はまぐさを示し、(1
6)は天井部を示したものである。 【0007】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の捲込防火
シヤツターによれば、シート素材であるから全体を非常
に軽量化できると共に、シヤツターの捲着が従来のもの
と比較して著しく小径となつて小型化できる効果と、金
属製スラツト以上に防煙輻射熱に充分に耐応できる効果
がある。そして、防火シヤツターに不燃性織布シートを
表裏面に使用し、且つ内部に耐熱芯材を全体に介在内装
したことにより、火災の発生側の不燃性織布シートが損
焼しても内部の耐熱芯材によつて充分に遮断できるの
で、反対側の織布シートまで損焼する憂いがない優れた
効果がある。また、表裏の不燃性織布シートと内部の耐
熱芯材との3重層となるため、非火災側の輻射熱量が確
実に抑止される効果がある。更に、防火シヤツターに対
して表裏面の所定位置に縫着部によつて縫着したことに
より、内部の耐熱芯材を充分に安定固定せしめると共
に、表面の美観にも優れる効果がある。また、シヤツタ
ーの表裏面に使用した不燃性織布シートの各々の内面に
耐熱塗料又は耐熱発泡材の塗着層を塗布重合したことに
より、防火シヤツター自体の厚みが通常では非常に薄肉
で軽量となつて捲込みされ、非常の場合による加熱によ
り発泡し、耐熱と損焼のない効果を充分に発揮できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の防火シヤツターをシヤツター装置に装
設した一部欠除した正面図である。 【図2】同じくシヤツター装置に装設した一部欠除した
側面図である。 【図3】本発明の防火シヤツターの横方向に縫着した一
部欠除した正面図である。 【図4】同じく本発明の図3A−Aの横方向に縫着した
縦断側面図である。 【図5】同じく図4の拡大した縦断側面図である。 【図6】同じく本発明の防火シヤツターを縦方向に縫着
した状態を示す一部欠除した横断面図である。 【図7】同じく本発明の他の実施例の縦断側面図であ
る。 【符号の説明】 1 防火シヤツター 2 耐熱芯材 3 不燃性織布シート 4 不燃性織布シート 5 縫着部 6 不燃性織布シート 7 不燃性織布シート 8 塗着層 9 塗着層 10 座板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E06B 9/17 E06B 9/17 A (56)参考文献 特開 平7−328137(JP,A) 特開 平8−336609(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 2/10 A62C 2/06 502 E06B 5/16 E06B 9/02 E06B 9/17

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建築物の防火区画に装設し、下端に座板
    を設けた防火シャッター(1)の上端部を捲取ケース
    (11)内の捲取シャフト(12)に連結帯等を介在し
    て捲上げ、捲下げする捲込防火シャッターにおいて、防
    火シャッター(1)は、2枚の不燃性織布シート(6)
    と不燃性織布シート(7)とを相対して設け、該不燃性
    織布シート(6)と該不燃性織布シート(7)との相対
    応する内面側に各々耐熱塗料又は耐熱発泡材等よりなる
    塗着層(8)及び塗着層(9)を塗着重合し、且つ該不
    燃性織布シート(6)と該不燃性織布シート(7)との
    表裏面全体に所定間隔を設けて縦方向又は横方向の不燃
    性よりなる糸条を以って縫着部(5)で縫着固定したこ
    とを特徴とする捲込防火シャッター。
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JP5330771B2 (ja) * 2008-08-28 2013-10-30 文化シヤッター株式会社 シートシャッター
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