JP3712810B2 - 通信装置の監視制御方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複数の通信装置とそれらを管理する監視制御装置とからなるネットワークにおける通信装置の監視制御方式に関する。
【0002】
近年,データや音声等の有線,または無線の伝送を行う通信装置を一つの局に複数台設置される場合が多く,そのような構成を備えた複数の局をセンタの監視制御装置で管理するようになっている。複数の局を,監視制御装置により管理する場合に,効率的,且つ異常発生時にも対応できる監視制御方式の実現が望まれている。
【0003】
【従来の技術】
図12はネットワーク構成を示す図,図13は従来例の説明図である。
図12において,80は複数の局の通信装置を監視制御する監視制御装置,81は中継装置,82は監視制御装置80と複数の局を接続する通信路,83は複数の通信装置を備えた局(図の例では#1,#2,…#Nの局が設けらている),84は通信路82に接続され各局83に設けられた中継装置,85は各局内に複数台備えられた通信装置,86は中継装置84と通信装置85を接続する線路である。
【0004】
このような構成により,監視制御装置80は中継装置81,通信路82を介して各局83と接続され,各局83の通信装置85とは中継装置84を経由して接続される。なお,上記のネットワークは通信装置を監視するためのものであり,各通信装置はそれぞれの通信を行うための通信路を備えている。
【0005】
図13は図12のようなネットワーク構成における監視制御方式の従来例を説明する図である。図では監視制御装置80と複数の通信装置85が通信路82で接続された原理的な構成が示され,上記図12に示す中継装置及び複数の局の構成は省略されている。
【0006】
図13のA.は警報発出方法を示し,各通信装置85はそれぞれ自通信装置で異常等を検出すると警報情報を含むフレームを自発的に監視制御装置80に送出して通知する。次のB.は監視制御装置80から個別の通信装置を制御するための制御方法(個別)を示し,特定の通信装置に対し監視制御装置80から特定の一つの通信装置(#1)に対し個別制御情報(#1の通信装置を宛て先として含む)のフレームにより送信すると,#1の通信装置85でその制御情報により制御を行い,応答情報(レスポンス)を監視制御装置80に返送する。C.は一斉の制御を行う制御方法を示し,監視制御装置80から全ての通信装置に対して一斉に実行する必要のある制御(例えば,時刻を合わせる制御)を行う場合に,通信路82を介して全ての通信装置に一斉制御情報が送出される。この場合,各通信装置85が個別に応答情報(レスポンス)を返送すると回線が輻輳し監視制御装置80で衝突するので,応答情報を返さない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように,従来の形式でネットワーク上の複数の通信装置を一つの監視制御装置で監視及び制御を行うと,次のような問題がある。
【0008】
▲1▼監視制御装置から通信装置へ送られる制御情報のフレーム(図13のB.及びC)や通信装置から発生する警報情報(図13のA.)は全て自発的に送信されるため,複数の装置に同時に警報が発生してその通知を監視制御装置へ一斉に通知する場合や,監視制御装置側と通信装置側から同時にフレームが送信された場合等では,監視制御装置側でフレームの衝突が発生する可能性が高く,その場合にはフレームの再送が行われるため,ネットワーク上のトラヒックが更に増加する。
【0009】
▲2▼上記図13のC.のように一斉制御の場合には,応答情報の衝突を避けるために応答情報を返さない等の手段(一斉制御に対し応答情報の返送を無視する手段)がとられているが,処理結果を必要とする制御が行えないという問題がある。
【0010】
▲3▼監視制御装置は通常定期的に配下の通信装置に順番に診断機能を含む通信を行い,各通信装置の状態をチェックする方法が用いられるが,図12に示すように配下に多数の通信装置(複数の局の全通信装置)が存在する場合は,診断の間隔が延びてしまい,異常の早期発見が難しいという問題がある。
【0011】
本発明はネットワーク上のフレームの衝突によるトラヒックの増加を防ぐと共に監視制御装置にかかる負荷を軽減し,装置の異常を早期に検出して通知できる通信装置の監視制御方式を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理構成である。
図1において,1は監視制御装置,2は通信路,3〜5は一つの局(または群)に設けられた通信装置を表し,初期状態では3はマスタとして設定され,4はサブマスタとして設定されると,マスタ,サブマスタの機能を実行する状態になる。この図1の構成では,監視制御装置1に一つの局の通信装置が3台だけ設けられている場合を示すが,通信路2に接続された複数の局を設け,それぞれにマスタ,サブマスタを含む通信装置を備えることができる。
【0013】
監視制御装置1内の1aは一定周期で実行されるポーリング制御部,1bは個別制御部,1cは一斉制御部,1dは監視制御を管理するための管理データ,収集した警報情報等を格納するメモリ,1eは制御,監視の情報が入力される入力手段,1fは制御,監視の情報が出力される出力手段である。マスタの通信装置3において,3aはマスタ機能部,3bは監視制御装置からのポーリングに応答するポーリング応答手段,3cは他の通信装置4,5に対してポーリングを行いそれぞれの情報を収集するポーリング制御手段,3dは監視制御装置1からの個別制御情報を受け取って,配下の通信装置に対し通知すると共に応答を受け取って監視制御装置1に送る制御を行う個別制御応答手段,3eは監視制御装置1から一斉制御情報を受けた時に動作して配下の通信装置4,5の応答情報と自装置の応答情報を収集・保持する一斉制御応答制御手段,3fはマスタとして機能を実行するための管理データや収集した管理情報等を格納するメモリである。サブマスタの通信装置4において,4aはサブマスタの機能であるマスタ監視手段,4bはポーリング応答手段,4cは個別制御の指示に対し応答をマスタの通信装置3へ通知する個別制御応答手段,4dはサブマスタの機能を実行するための管理データや自装置の警報情報等を格納するメモリであり,通信装置5において,5aはポーリング応答手段,5bは個別制御応答手段,5cは通信装置の管理データや警報情報等を格納するメモリである。
【0014】
図1の構成において,監視制御装置1のポーリング制御部1aは一定周期で通信路2を介してマスタの通信装置3に対し定期のポーリングのフレームを送信する。マスタの通信装置3は,監視制御装置1からの定期のポーリングを受け取る時間の間隙の時間に同じ周期でポーリング制御手段3cにより他の通信装置4,5に対してポーリングを行い,応答として各通信装置4,5からの警報・異常情報を収集すると,通信装置3のメモリ3fに格納する。監視制御装置1からの定期のポーリングを受け取ると,ポーリング応答手段3bは収集された他の通信装置4,5の情報と自装置の情報を返送する。監視制御装置1はこれをメモリ1dに格納し,出力手段1fに警報・異常の内容を出力する。監視制御装置1からの定期のポーリングに対しマスタの通信装置3から一定時間内に応答が帰らないと,通信装置3に異常であるとして,サブマスタの通信装置4に対しマスタとして機能を実行するためのデータを送信して,通信装置4をマスタとして起動する。
【0015】
サブマスタの通信装置4は,監視制御装置1からの定期のポーリングを受信すると,応答を返すと共にマスタ監視手段4aを起動して次の定期のポーリングを受信するまでの時間を計測して,決められた周期を経過しても受信されないとマスタ装置異常を表す自発フレームを監視制御装置1に通知する。
【0016】
監視制御装置1が個別の通信装置に対し制御を行う場合,入力手段1eからの指示によりポーリング周期の間隙時間に個別制御部1bからマスタの通信装置3に対し配下の通信装置4または5の一つへの制御依頼のフレームを送信する(通信装置3への個別制御も含む)。マスタの通信装置3は,個別制御応答手段3dにより通信装置3のポーリングの間隙時間に配下の宛先の通信装置に制御情報を通知する。宛先の通信装置において制御が行われるとその通信装置4または5の個別制御応答手段4cまたは5bが制御に対する応答情報をマスタの通信装置3へ通知する。マスタの通信装置3はそれに対する応答情報を受け取ると監視制御装置1に通知する。
【0017】
また,監視制御装置1が全ての通信装置に対する一斉制御を行う場合,入力手段1eから指示により一斉制御部1cからポーリング周期の間の時間に一斉制御情報が送信される。これを受けた各通信装置は,それぞれ指示された制御を行う。マスタの通信装置3が,この一斉制御情報を受け取ると,一斉制御応答制御手段3eは周期的なポーリングを行うポーリング制御手段3cにより各通信装置4,5へのポーリングに対して制御応答情報を収集し,制御応答情報としてメモリ3fに格納し,監視制御装置1からの定期のポーリングに対し収集した制御応答情報を通知する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図2は本発明による監視制御装置の構成を示し,主として通信処理の構成を示す。
【0019】
図2において,1は上記図1の符号1と同様の監視制御装置,10は配下の各通信装置に関するアドレス,属性等を含む管理データ,収集した警報・装置異常のデータ等を格納するメモリ,11は各通信装置の制御を行う制御部,12は各通信装置の監視を行う監視部,13は各通信装置と接続された通信路(バス等)に対しフレームの送受信を行うフレーム送受信ドライバであり,受信フレームの場合,定期のポーリングに対する応答フレームは監視部12の受信処理部123へ転送し,制御に対する応答フレームは制御部11の受信処理部111に転送する。14は保守者により操作される入出力装置(図1の1e,1f)から監視のためのデータを入出力するためのインタフェースである監視インタフェース(監視INFで表示),15は保守者により入力される各通信装置に対する制御指令が入力され,結果を出力するための制御インタフェース(制御INFで表示)である。
【0020】
監視動作は監視制御装置1の監視部12により行われ,タイマ1(121)に予め設定された一定時間(周期)になると,送信処理部120が起動して,ポーリングフレームを作成してマスタの通信装置(図1の3)に定期のポーリングを送信する。この時,タイマ2(122)が駆動され,マスタの通信装置からの応答がタイマ2に設定された時間内に戻るとリセットされ,戻ってこないとタイムオーバの出力を発生する。タイマ2により送信処理部120が起動すると,マスタの通信装置が異常であると認識し,それまでサブマスタであった通信装置をマスタに変更するための送信処理(後述する図8参照)を起動する。なお,マスタの通信装置が異常の場合,サブマスタの通信装置も同時に異常の場合もあり,その場合はマスタ及びサブマスタ以外の通信装置をマスタに変更する。
【0021】
監視部12の受信処理部123は,定期ポーリングに対してマスタの通信装置からの警報・異常情報を受信するとメモリ10に格納して,データ管理する。
制御を行う場合,制御INF15から制御処理部110への制御入力により監視制御装置1に対する制御を行い,応答情報は制御INF15出力され,データ管理を対象とする制御の場合は,メモリ10のデータ管理を行う。
【0022】
制御INF15から通信装置を指定した個別の制御指示が入力すると,制御部11の送信処理部112は制御フレームを作成してマスタの通信装置に監視部12からの定期ポーリングの間隙に送信する。個別制御の制御応答情報は,指定された通信装置からマスタの通信装置へ通知され,マスタの通信装置から監視制御装置1へ通知されると,制御部11の受信処理部111で受け取って制御INF15から出力される。一斉制御の指示が制御INF15から入力されると,制御部11の送信処理部112から一斉制御のフレームが各通信装置へ送られ,各通信装置からの制御応答情報は,監視部12からの定期ポーリングに対する応答に含まれてマスタの通信装置から返送されてくる。この制御応答情報は制御部11の受信処理部111で受信され制御INF15へ出力される。
【0023】
図3は本発明によるマスタの通信装置の構成を示し,通信処理の構成を中心に示し,通信装置が備える通信機能のための構成(有線,無線の通信,交換等の構成)は従来と同様であり図示省略されている。
【0024】
図3において,3はマスタの通信装置(図1の3に対応),30はこの通信装置がマスタであること及びマスタとして機能を実行するためのデータ等の管理データを含むメモリ,31はこのマスタの通信装置3の配下の通信装置(図1の4,5等)からの収集データ(ポーリングに対する応答データ)を格納するメモリ,32は自装置の警報・異常情報を格納するメモリ,33は制御部,34は監視部,35は監視制御装置及び他の通信装置と接続された通信路(バス)にフレームを送受信するフレーム送受信ドライバであり,定期のポーリングのフレームは監視部34の受信処理部343へ,制御のフレームは制御部33の受信処理部331へ転送する。
【0025】
マスタの通信装置3は,上記図2の監視制御装置1からの定期のポーリングをフレーム送受信ドライバ35で受信すると,監視部34の受信処理部343へ転送し,受信処理部343は送信処理部340を起動する。送信処理部340は受信処理部343により起動すると,メモリ31,32に予め格納された自装置及び配下装置の収集データを付加してポーリング応答フレームを作成し,監視制御装置へ送信する。また,タイマ1に予め設定された配下の通信装置への定期のポーリング周期の時間毎に送信処理部340は配下の通信装置へのポーリングフレームを作成して順番に送信する。これに対して配下の通信装置からのポーリング応答の警報・異常情報は,時間的に順番に送られてくるので,各情報をメモリ31の配下装置の収集データとして保存する。定期のポーリングに対しポーリング先の通信装置から応答が無い場合は,その通信装置が異常であると監視部34で識別し,その装置の警報・異常情報としてメモリ31に格納する。
【0026】
マスタの通信装置3は,監視制御装置から自装置宛ての制御フレーム(個別制御)を受け取ると,フレーム送受信ドライバ35から制御部33の受信処理部331へ転送され,受信処理部331は制御処理部330へ転送して制御処理部330で自装置の制御を実行する。配下の通信装置宛ての制御フレーム(個別制御)の場合は,送信処理部332を起動して,制御フレームを送信する。配下装置からの制御応答を受信すると,送信処理部332を起動し送信処理部332から監視制御装置へ制御応答を送信する。制御処理部330は,通信装置の制御を行い,データ管理を対象とする制御の場合はメモリ30の管理データの管理を行う。また,一斉制御を監視制御装置から受信した場合,制御処理部330は,送信処理部332を起動せず,自装置データに自装置の応答情報を格納する。
【0027】
一斉制御のフレームの後に,監視部34の送信処理部340から配下装置への定期ポーリングを行うと,配下装置の一斉制御に対する応答情報が収集され,それらを配下装置の収集データとしてメモリ31に格納する。一斉制御の応答情報は,監視制御装置からの定期ポーリングの受信時に,監視部34の送信処理部340によりメモリ31,32から配下装置及び自装置の応答情報を付加したポーリング応答フレームを作成して監視制御装置へ送信する。
【0028】
マスタの通信装置3では,タイマ2(342)は使用せず,非マスタの通信装置(図1の4,5)では後述する図4に説明するように使用する。
図4は本発明による非マスタの通信装置の構成を示し,通信処理の構成を中心に示し,通信装置が備える通信機能のための構成は従来と同様であり図示省略されている。
【0029】
図4において,4は通信装置(図1の4または5に対応),40はこの通信装置が非マスタ(マスタでない)であること,及び非マスタの通信装置のためのデータ等の管理データを含むメモリ,41はこの通信装置3がマスタになった時に使用する配下の通信装置からの収集データを格納するメモリであり,非マスタの場合は使用しない。42は自装置の警報・異常情報を格納するメモリ,43は制御部,44は監視部,45は監視制御装置及び他の通信装置と接続された通信路(バス)にフレームを送受信するフレーム送受信ドライバである。
【0030】
通信装置4は,上記図3のマスタの通信装置3からの定期のポーリングをフレーム送受信ドライバ45で受信すると,監視部44の受信処理部443は送信処理部440を起動する。送信処理部440はメモリ42に予め格納された自装置データ(警戒・異常情報)を付加してポーリング応答フレームを作成してマスタへ送信する。
【0031】
サブマスタの通信装置(図1の4)である場合は,マスタの通信装置3から定期のポーリングを受信すると受信処理部443によりタイマ2(442)を起動し,次の定期のポーリングがタイマ2に設定された時間内に受信されるとタイマ2をリセットするが,時間内に受信されないとタイマ2から出力がタイムオーバの出力が発生し監視部44の送信処理部440を駆動する。送信処理部440がタイマ2により起動すると,自発フレーム(マスタ異常を表す)を作成して監視制御装置へ送信する。この後,監視制御装置から当該サブマスタの通信装置4をマスタの通信装置へ変更するデータが送られて来るとメモリ40の管理データとして格納され,マスタの通信装置として動作する(後述する図8参照)。
【0032】
マスタの通信装置からの制御フレーム(個別制御)を受け取ると,フレーム送受信ドライバ45から制御部43の受信処理部431へ転送される。受信処理部431はこれにより制御処理部430を起動する。制御処理部430は制御対象が通信装置の場合は,制御を行うと共に送信処理を起動する。データ管理を対象とする制御の場合は,指定されたデータ管理を行う。制御フレーム(個別制御)による制御の結果を制御処理部430から得ると,制御結果を付加した制御応答フレームが送信処理部432で作成されてマスタの通信装置へ送信される。
【0033】
また,監視制御装置からの一斉制御のフレームの場合は,送信処理を起動せず,メモリ42の自装置データとして制御応答を格納する。この制御応答は,マスタの通信装置からの定期のポーリングの応答フレームに付加されて送信される。
【0034】
マスタ及びサブマスタの何れでもない通信装置は,タイマ1,タイマ2の何れも使用しない。
上記図2乃至図4に示す構成を備える監視装置と複数の通信装置で構成される監視制御のネットワークにおける,監視制御の動作シーケンスの例を以下に説明する。
【0035】
図5はマスタの通信装置が複数の通信装置から警報データを収集する場合の動作シーケンスの例である。
図5において1は上記図2に示す監視制御装置,2は通信路(バス等),3は上記図3に示すマスタの通信装置,4,5は上記図4に示す非マスタの通信装置を表し,各装置の内部は主要部の制御部,監視部,フレーム送受信部及びメモリだけ示し詳細は図示省略されている。
【0036】
以下に図5中に示す(1) 〜(11)の符号で表す情報の送受信動作または,データの格納,取り出し等の動作の順番に従って説明する。
(1) マスタの通信装置3から配下の通信装置4へ定期のポーリングを送信する。
【0037】
(2) 通信装置4は警報データをポーリングの応答情報として作成する。
(3) 配下の通信装置4からマスタの通信装置3へ応答情報を送信する。
(4) マスタの通信装置3から配下の通信装置5へポーリングを送信する。
【0038】
(5) 通信装置5は警報データを応答情報として作成する。
(6) 通信装置5からマスタの通信装置3へ応答情報を送信する。
(7) マスタの通信装置3における配下装置の警報データをメモリに格納する。
【0039】
(8) 監視制御装置1からマスタの通信装置3へ定期のポーリングを送信する。
(9) マスタの通信装置3は収集した警報情報をポーリングの応答情報として作成する。この時,収集された警報情報はタイムスタンプ順に整理される。
【0040】
(10)マスタの通信装置3から監視制御装置1へ整理された警報情報が応答情報として送信される。
(11)監視制御装置1における配下の通信装置の警報データはメモリに格納され,管理される。
【0041】
図6は通信装置に異常が発生した場合の動作シーケンスの例を示す。
図6において,1〜4は上記図5の各符号と同様であり説明を省略する。
この例では,マスタの通信装置から一定ポーリング回数毎にメモリチェック等の診断を通信装置に対して行う。ポーリングに対するレスポンスが無い場合や,診断結果に異常がある場合に,その装置異常であると判断する。マスタの通信装置はその結果を監視制御装置のポーリングによって通知する。また,マスタの通信装置は,異常と判断された通信装置へのポーリングを停止する。さらに,その通信装置がサブマスタの通信装置であった場合には,新しくサブマスタの通信装置を決定する。
【0042】
以下に,図6中に示す(1) 〜(6) の動作順に説明する。
(1) マスタの通信装置3から配下の通信装置4へポーリングを送信するが,通信装置4から応答が無くて装置異常と判断する。
【0043】
(2) マスタの通信装置3における配下装置の警報(装置異常)はメモリに格納される。
(3) 監視制御装置1からマスタの通信装置3へ定期のポーリングを送信する。
【0044】
(4) マスタの通信装置3は収集警報(装置異常)データをポーリングの応答情報として作成する。
(5) マスタの通信装置3から監視制御装置1へ応答情報を送信する。
【0045】
(6) 監視制御装置1における配下装置の警報(装置異常)データはメモリに格納される。
図7は通信装置の異常が回復した場合の動作シーケンスの例を示す。
【0046】
図7において,1〜4は上記図5の各符号と同様であり説明を省略する。
この例では,上記図6において異常とされた通信装置4が異常状態から回復した場合である。この場合,通信装置4から監視制御装置1に対して復旧通知を行い,監視制御装置1はマスタの通信装置3にその旨を通知し,マスタの通信装置3はその通信を受け取るとポーリングを再開する。
【0047】
以下に図7中に示す(1) 〜(7) の動作順に説明する。
(1) 通信装置4から監視制御装置1へ装置異常回復の通知を発生する。
(2) 監視制御装置1がメモリに備える配下装置の警報(装置異常)データを更新(異常回復)する。
【0048】
(3) 監視制御装置1からマスタの通信装置3へ定期のポーリングを送信し,その中に通信装置4の回復の通知を含める。
(4) マスタの通信装置3は,そのポーリングによりメモリに保持する通信装置4に関する警報(装置異常)情報を異常回復に更新する。
【0049】
(5) マスタの通信装置3から異常回復した通信装置4へポーリングを送信する。
(6) 通信装置4は収集した警報データをポーリングの応答情報として作成する。
【0050】
(7) 通信装置4からマスタの通信装置3へ応答情報を送信する。
図8はマスタの通信装置に異常が発生した場合の動作シーケンスの例を示す。
図8において,1は監視制御装置,2は通信路,3はマスタの通信装置,4はサブマスタの通信装置である。各通信装置の内部は上記図6,図7と同様である。
【0051】
サブマスタはマスタの通信装置3からのポーリングをタイマ管理する(上記図4の説明参照)。マスタの装置異常であることを認識すると,サブマスタの通信装置4がマスタとなり,マスタ更新したことを監視制御装置1に通知する。監視制御装置は通知を受けると新しいマスタの通信装置に配下の通信装置の装置アドレスを通知する。新しいマスタは配下の装置アドレスを受け取った中からサブマスタを決定し,その通信装置に通知する。なお,マスタの通信装置3の異常は監視制御装置1におけるタイマ管理によっても検出される(上記図2の説明参照)が,図8はサブマスタが検出した場合を示す。
【0052】
以下に,図8に示す(1) 〜(4) の動作順に説明する。
(1) サブマスタの通信装置4が監視制御装置1へマスタ異常を通知する。
(2) サブマスタの通信装置4にマスタとして動作するための必要データを送信する。
【0053】
(3) サブマスタの通信装置4は受信したデータをメモリに格納し,管理する。
(4) サブマスタの通信装置4は監視制御装置1に正常に受信したことを通知し,マスタの変更を完了する。
【0054】
図9はマスタとサブマスタが同時に異常になった場合の動作シーケンスの例である。
図9において,1は監視制御装置,2は通信路,3はマスタの通信装置,4はサブマスタの通信装置,5は通信装置である。各通信装置の内部は上記図5と同様である。
【0055】
マスタとサブマスタの通信装置3,4が同時に異常となった場合は,マスタの異常もサブマスタの異常も装置から自主的に検出及び通知できないため,監視制御装置によるポーリングに対する異常によりマスタが異常であると判断し,新規にマスタを設定する。マスタの通信装置が決定された後,新しいマスタに配下の装置アドレス通知し,マスタはサブマスタを決定する。
【0056】
以下に図9中に示す(1) 〜(4) の動作順に説明する。
(1) 監視制御装置1からマスタの通信装置3へのポーリング送信して一定時間応答がないためマスタが異常であることを検出する。この時,サブマスタの通信装置4からマスタの通信装置の異常を検出したことを表す通知(上記図8の説明参照)が監視制御装置に送られてこないためサブマスタも異常であることを検出する。
【0057】
(2) 監視制御装置1は配下の通信装置5にマスタとしての必要データを送信する。
(3) 通信装置5は受信データをメモリに格納して管理する。
【0058】
(4) 通信装置5は監視制御装置1へ正常に受信したことを通知する(マスタ変更を完了)。
図10は個々の通信装置に制御を行う場合の動作シーケンスの例である。
【0059】
図中,1〜4は上記図6,図7等の各符号と同様であり説明を省略する。
監視制御装置1から通信装置4に対して個別の制御を行う場合は,ポーリングを停止してマスタの通信装置3に通知し,マスタの通信装置3もポーリングを停止して通信装置4に制御をかける。マスタの通信装置3はその応答情報を通信装置4から受信すると監視制御装置1に通知する。監視制御装置1は応答情報を受信するとポーリングを再開する。
【0060】
以下,図10中に示す(1) 〜(4) の動作順に説明する。
(1) 監視制御装置1がマスタの通信装置3へ通信装置を指定した制御通知を送信する。
【0061】
(2) マスタの通信装置3から指定された通信装置4へ制御通知を送信する。
(3) 通信装置4で制御を実行してからマスタの通信装置3へ制御応答情報を通知する。
【0062】
(4) マスタの通信装置3から監視制御装置1へ制御応答情報を通知する。
図11は一斉放送により複数の通信装置に制御をかける場合の動作シーケンスを示す。
【0063】
図中,1〜4は上記図10の各符号と同様であり説明を省略する。
監視制御装置1から配下の全通信装置に対して制御をかけるには,一斉放送により制御をかけ,その応答情報をマスタの通信装置3がポーリングにより収集し,監視制御装置1に通知する。
【0064】
以下,図11中に示す(1) 〜(7) の動作を説明する。
(1) 監視制御装置1 から配下の通信装置への一斉制御(一斉放送)を送信する。
【0065】
(2) 各通信装置においてそれぞれ制御が実行された後,マスタの通信装置3から配下の通信装置4のポーリングを送信する。
(3) 通信装置4は制御応答データをポーリングの応答情報としてマスタの通信装置3へ送信する。
【0066】
(4) マスタの通信装置3は通信装置4の応答データをメモリに格納する。
(5) 監視制御装置1からマスタの通信装置3へポーリングを送信する。
(6) マスタの通信装置3は収集した制御応答データをポーリング応答情報として作成する。
【0067】
(7) マスタの通信装置3から監視制御装置1へ応答情報を送信する。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば,監視制御装置の処理をマスタに分散して監視制御装置での処理の簡略化及び処理の高速化が実現できると共に,装置異常の早期発見と迅速な保守動作が可能となる。また,通信装置の警報や制御に対するレスポンスを各装置からの自発フレームにより行っていたため,フレームの衝突による回線の輻輳が避けられなかったが,定常ポーリングを用いてフレームの送受信を制御することによりフレームの衝突が避けられ回線の輻輳を避けることができる。
【0069】
同時にサブマスタの装置を設定することにより,マスタの通信装置自身の装置異常に対しても通信装置側で自発的に対処することができ,監視制御装置の付加を軽減できる。
【0070】
また,サブマスタがマスタを監視することにより,マスタ異常の時にサブマスタが自動的にマスタに切り替わることができ,配下の通信装置の警報通知や異常通知を監視制御装置へ迅速に行うことができる。
【0071】
更に,同報通信による一斉制御に対しても応答情報を通知することができ,応答情報を必要とする処理も一斉制御により行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明による監視制御装置の構成を示す図である。
【図3】本発明によるマスタの通信装置の構成を示す図である。
【図4】本発明による非マスタの通信装置の構成を示す図である。
【図5】マスタの通信装置が複数の通信装置から警報データを収集する場合の動作シーケンスの例を示す図である。
【図6】通信装置に異常が発生した場合の動作シーケンスの例を示す図である。
【図7】通信装置の異常が回復した場合の動作シーケンスの例を示す図である。
【図8】マスタの通信装置に異常が発生した場合の動作シーケンスの例を示す図である。
【図9】マスタとサブマスタが同時に異常になった場合の動作シーケンスの例を示す図である。
【図10】個々の通信装置に制御をかける場合の動作シーケンスの例を示す図である。
【図11】一斉放送により複数の通信装置に制御をかける場合の動作シーケンスを示す図である。
【図12】ネットワーク構成を示す図である。
【図13】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 監視制御装置
1a ポーリング制御部
1b 個別制御部
1c 一斉制御部
1d メモリ
1e 入力手段
1f 出力手段
2 通信路
3 マスタの通信装置
3a マスタ機能部
3b ポーリング応答手段
3c ポーリング制御手段
3d 個別制御応答手段
3e 一斉制御応答制御手段
3f メモリ
4 サブマスタの通信装置
4a マスタ監視手段
4b ポーリング応答手段
4c 個別制御応答手段
4d メモリ
5 通信装置
5a ポーリング応答手段
5b 個別制御応答手段
5c メモリ
Claims (4)
- 複数の通信装置と,それらを監視制御する監視制御装置と,監視制御装置と各通信装置間とを接続するネットワークを備え,各通信装置は監視制御装置との間の送受信以外に通信装置相互の送受信を行う手段を備えた通信装置の監視制御方式において,
監視制御装置は監視制御の対象となる全通信装置のアドレスと,複数の通信装置で構成する群毎にマスタとして指定された通信装置のアドレスを管理データとして保持し,
各群のマスタの通信装置は,配下の全通信装置に対して定期的にポーリングを行って各通信装置の状態を監視し,前記監視制御装置はマスタの通信装置に対してだけ定期的にポーリングを行ってマスタ及びマスタ配下の通信装置の警報・異常データを収集し,
前記マスタの通信装置配下の通信装置の1つをサブマスタとして設定し,前記サブマスタの通信装置はマスタの通信装置を監視し,マスタの通信装置の異常を検出すると前記監視制御装置に通知することを特徴とする通信装置の監視制御方式。 - 請求項1において,
前記監視制御装置は,前記サブマスタの通信装置からマスタの異常通知を受け取ると,前記サブマスタに対しマスタ機能に必要なデータを送信し,
前記サブマスタの通信装置は前記データを受け取るとマスタの通信装置として起動することを特徴とする通信装置の監視制御方式。 - 請求項1において,
前記監視制御装置は,個別の通信装置を宛先とした制御が指示されると,個別制御の情報を前記ポーリング周期の間隙に前記マスタの通信装置に送信し,
前記マスタの通信装置は前記個別制御の情報を受け取ると,宛先の通信装置に対し前記個別制御の情報を通知し,
前記宛先の通信装置は通知された制御を実行すると応答情報を前記マスタの通信装置に通知し,
前記マスタの通信装置は前記通知された応答情報を前記監視制御装置に対し通知することを特徴とする通信装置の監視制御方式。 - 請求項1において,
前記監視制御装置は,一斉制御が指示されると全通信装置に対し同報通信により一斉制御の情報を,前記ポーリング周期の間隙に送信し,
前記各通信装置は前記一斉制御に対する応答情報を,前記マスタの通信装置からの定期のポーリングに対する応答として返送し,
前記各マスタの通信装置は,各通信装置から収集された各応答情報を前記監視制御装置の定期のポーリングにより収集することを特徴とする通信装置の監視制御方式。
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