JP2000049838A - アラーム収集システム及びその収集方法 - Google Patents

アラーム収集システム及びその収集方法

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JP2000049838A
JP2000049838A JP10215065A JP21506598A JP2000049838A JP 2000049838 A JP2000049838 A JP 2000049838A JP 10215065 A JP10215065 A JP 10215065A JP 21506598 A JP21506598 A JP 21506598A JP 2000049838 A JP2000049838 A JP 2000049838A
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alarm
transmission
transmission device
monitoring
alarm data
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JP10215065A
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Tokuyoshi Shiyouno
徳淑 庄野
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アラームを保持するテーブルを最小とするア
ラーム収集システム及びその収集方法を得る。 【解決手段】 各伝送装置2〜n+1は自装置内にて発
生したアラーム情報のみを保持する。監視/制御装置は
自装置と接続されている伝送装置2に対してアラーム取
得要求を発行する。伝送装置2は保持している全アラー
ムを1つのデータにまとめて伝送装置3に送信する。伝
送装置3は保持しているアラームと伝送装置2から受信
したアラームを1つのデータにまとめて伝送装置4に送
信する。伝送装置n+1は保持しているアラームと伝送
装置nから受信したアラームを1つのデータにまとめて
伝送装置2に送信する。伝送装置2は伝送装置n+1か
ら受信したアラームを監視/制御装置1にアラーム取得
応答として送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアラーム収集システ
ム及びその収集方法に関し、特にリング状の通信ネット
ワークにおけるアラーム収集システム及びその収集方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアラーム収集システムでは、監視
/制御装置を設け、この監視/制御装置からアラーム取
得要求コマンドを受信した伝送装置は、ネットワークを
構成する全伝送装置から発生中のアラームを収集し、監
視/制御装置に返信する。
【0003】特開平7−273785号公報には、ネッ
トワークのノードを構成する各伝送装置はネットワーク
内にて発生している全アラームを保持し、これによりど
の伝送装置にアクセスしても発生中の全アラームを取得
することができる方法が提案されている。すなわち、各
伝送装置は自装置に保持している全アラームを一定周期
にて隣の伝送装置に送信する。また、一定周期にて隣の
伝送装置が保持している全アラームを取得する。この動
作をリング状ネットワークにおいて、時計回り、反時計
回りに各伝送装置に対して行う。この動作を繰り返し行
うことによって、ネットワーク内にて発生している全ア
ラームを各伝送装置にて保持することができ、どの伝送
装置にアクセスしても、発生中の全アラームを取得する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−27378
5号公報記載の提案の場合、各伝送装置にてネットワー
クを構成するすべての伝送装置に発生している全アラー
ムを管理するため、各伝送装置内に持つアラームを保持
するテーブルの総容量が大きくなる問題がある。また、
ネットワークを構成する伝送装置の数は不定であるた
め、ネットワーク構成によって各伝送装置内に持つアラ
ームを保持するテーブルの総容量が不定となり、常に最
大容量のテーブルを用意しなければならない問題があ
る。
【0005】さらに、一つの伝送装置にて発生したアラ
ームをネットワーク内の全伝送装置に格納しなければな
らないため、一定周期にて常にアラームの送受信を行わ
なければならない問題がある。さらにはまた、監視/制
御装置は自分と接続されている伝送装置から発生中の全
アラームを取得する。このため、自分と接続されていな
い伝送装置にて発生したアラームが、自分と接続されて
いる伝送装置に格納されるまでの時間は取得できない問
題がある。
【0006】本発明の目的は、アラームを保持するテー
ブルを最小とするアラーム収集システム及びその収集方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
伝送装置をノードとしてリング状伝送路にて接続してな
るネットワークにおいて前記複数の伝送装置のアラーム
情報を監視/制御装置により監視するアラーム収集シス
テムであって、前記複数の伝送装置の各々に自装置内の
発生中アラーム情報を格納する自己アラーム格納手段を
設け、前記監視/制御装置がアラーム取得要求を発行し
た場合に前記監視/制御装置に直接接続される前記伝送
装置を起点として一方向にそれぞれの前記伝送装置の前
記自己アラーム格納手段に格納された前記アラーム情報
を順次追加・中継しつつアラームデータとして前記監視
/制御装置に直接接続される前記伝送装置まで前記ネッ
トワークを1周して伝送させるようにしたことを特徴と
するアラーム収集システムが得られる。
【0008】そして、前記監視/制御装置は前記監視/
制御装置に直接接続される前記伝送装置から最終的なア
ラームデータを収集することを特徴とし、また前記アラ
ームデータはそのヘッダ部に前記監視/制御装置に直接
接続される前記伝送装置のアドレスと送信元の前記伝送
装置のアドレスとを含むことを特徴とする。更に、前記
伝送装置の各々は、前記一方向側における前記伝送路の
異常検出に応答して、前記アラームデータを前記伝送路
の逆方向に折り返して送信するようにしたことを特徴と
する請求項1,2あるいは3記載のアラーム収集システ
ム。
【0009】本発明によれば、複数の伝送装置をノード
として伝送路にて接続されるリング状のネットワークに
おいて前記複数の伝送装置のアラーム情報を監視/制御
装置により監視するアラーム収集システムのアラーム収
集方法であって、前記複数の伝送装置のそれぞれに自装
置内の発生中アラーム情報を格納するステップと、前記
監視/制御装置のアラーム取得要求に応答して前記監視
/制御装置に直接接続される前記伝送装置を起点として
一方向に前記伝送装置の各アラーム情報を順次追加・中
継しつつアラームデータとして前記監視/制御装置に直
接接続される前記伝送装置まで前記ネットワークを1周
して伝送させるステップと、前記監視/制御装置が前記
監視/制御装置に直接接続される前記伝送装置から前記
アラームデータを収集するステップとを含むことを特徴
とするアラーム収集方法が得られる。
【0010】そして、前記アラームデータの送信先から
の応答が一定時間以上遅延したことを検知するステップ
と、この検知に応答して前記アラームデータを前記ネッ
トワークの他方向に折り返して送信するステップとを含
むことを特徴とする。
【0011】本発明の作用は次の通りである。各伝送装
置は自装置内にて発生したアラーム情報のみを保持す
る。従って、伝送装置内のアラーム情報を格納するアラ
ーム情報テーブルの大きさを小さくかつ一定にすること
ができる。しかし、このままではすべての伝送装置のア
ラームを取得することができない。すべての伝送装置の
アラームを取得するためには、すべての伝送装置に対し
てアラーム取得要求を送信しなければならず、これは監
視/制御システムとネットワークとの間の通信回数を増
やすことになる。
【0012】そこで、アラーム取得要求をネットワーク
内にて1周して伝送させるようにする。監視/制御装置
と接続されている伝送装置は、アラーム取得要求を受信
した場合にヘッダ部と自装置が保持しているアラーム情
報とをアラームデータとして、正方向例えば時計回りに
て次の伝送装置に送信する。各伝送装置は受信したデー
タ(ヘッダ部+アラーム部)に自装置のアラーム情報を
付加して、時計回りにて次の伝送装置に送信する。監視
/制御装置と接続されている伝送装置は、ネットワーク
内を時計回りにて1周して伝送されてきたアラームデー
タを受信し、そのアラームデータを監視/制御装置に送
信する。これにより、監視/制御装置からのアラーム取
得要求に対して、発生中の全アラーム情報を応答として
送信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるアラーム
収集システムの実施例の構成を示すブロック図である。
図1において、本発明によるアラーム収集システムは、
信号伝送路10により接続されるリング状のネットワー
クを構成する伝送装置(ノード)(#1〜#n)2〜n
+1、各伝送装置2〜n+1のアラーム情報を収集し、
処理する監視/制御装置1にて構成される。
【0014】本発明の実施例の動作を説明する。図1に
アラームデータ(情報)の流れを示す。各伝送装置(#
1〜#n)2〜n+1は自装置内にて発生したアラーム
情報のみをテーブルに保持(格納)する。監視/制御装
置は自装置と接続されている伝送装置(#1)2に対し
てアラーム取得要求を発行する。伝送装置(#1)2は
アラーム取得要求受信をトリガにして、テーブルに保持
(格納)しているアラーム情報を1つのアラームデータ
にまとめて伝送装置(#2)3に送信する。
【0015】伝送装置(#2)3は伝送装置(#1)2
からのアラームデータ受信をトリガとして、保持してい
るアラーム情報と伝送装置(#1)2から受信したアラ
ーム情報とを、1つのアラームデータにまとめて伝送装
置(#3)4に送信する。同様にして、伝送装置(#
n)n+1は伝送装置(#n−1)nからのアラームデ
ータ受信をトリガとして、保持しているアラーム情報と
伝送装置(#n−1)nから受信したアラーム情報と
を、1つのデータにまとめて伝送装置(#1)2に送信
する。
【0016】伝送装置(#1)2は伝送装置(#n)n
+1からのアラームデータ受信をトリガとして、伝送装
置(#n)n+1から受信したアラームデータを、監視
/制御装置1にアラーム取得応答として送信する。監視
/制御装置1は伝送装置(#1)2から受信したアラー
ム取得応答から、アラーム情報を取り出し、ネットワー
ク内にて発生している全アラーム情報を取得する。ネッ
トワークの状態が正常の場合、図3(c)に4つの伝送
装置(#1〜#4)2〜5にて、ネットワークが構成さ
れている場合のアラームデータの流れを示す。図4に、
図3に示すシステムにおける各伝送装置(#1〜#4)
2〜5間にて送受信されるアラームデータを示す。
【0017】図5に、図3に示すシステムのシーケンス
図を示す。なお、以下に示すリングネットワークにおい
ては伝送装置の呼称を次のようにする。一つの伝送装置
から見て、隣接する二つの伝送装置のうち時計回り方向
の伝送装置を右方向(例えば正方向)の伝送装置、反時
計回り方向の伝送装置を左方向(例えば逆方向)の伝送
装置と呼ぶ。また、予め各伝送装置(#1〜#4)2〜
5にアドレスを付加する。このアドレスはネットワーク
内にてユニーク(一義的)なものとする。例えば、伝送
装置(#1)2に01、伝送装置(#2)3に02、伝
送装置(#3)4に03、伝送装置(#4)5に05を
設定する。
【0018】図2(a),3(b),6(b)に示すよ
うに、各伝送装置(#1〜#4)2〜5は自装置のアド
レス、及び隣接している2つの伝送装置のアドレスを保
持している。すなわち、3つのアドレスは自装置のアド
レス、右方向の伝送装置のアドレス、左方向の伝送装置
のアドレスとして、図2(a),3(b),6(b)に
示すフォーマットにて保持する。従って、伝送装置(#
1)2は自装置のアドレス、伝送装置(#2)3のアド
レス、伝送装置(#4)5のアドレスを保持する。ま
た、伝送装置(#2)3は自装置のアドレス、伝送装置
(#3)4のアドレス、伝送装置(#1)2のアドレス
を保持する。
【0019】同様にして、伝送装置(#3)4は自装置
のアドレス、伝送装置(#4)5のアドレス、伝送装置
(#2)3のアドレスを保持する。また、伝送装置(#
4)5は自装置のアドレス、伝送装置(#1)2のアド
レス、伝送装置(#3)4のアドレスを保持する。
【0020】監視/制御装置1と接続されている伝送装
置(#1)2が、監視/制御装置1からアラーム取得要
求を受信した場合は、図2(b)に示すようにアラーム
データのヘッダ部を作成する。すなわち、ヘッダ部は送
信元(伝送装置)アドレス、及び監視/制御装置1と接
続されている例えば伝送装置(#1)2のアドレスに分
かれており、まず、伝送装置(#1)2は両方に自装置
のアドレス01を設定する。また、保持している例えば
アラーム(情報)Aをアラームデータのヘッダ部の後
(アラーム部)に追加する。なお、図3(a)に示すよ
うに、各伝送装置(#1〜#4)2〜5にはそれぞれ
A、B、なし、C・Dのアラームが発生しているとす
る。ただし、アラーム情報A、B、C、Dは、それが発
生している伝送装置のアドレス情報を含んでいるものと
する。
【0021】このようにして作成されたアラームデータ
(図4(a)参照)を、正方向例えば右方向のアドレス
として管理している伝送装置(#2)3に送信する。送
信した後もアラームデータは(一時)保持したままの状
態を保つ。伝送装置(#2)3は伝送装置(#1)2か
らアラームデータ(図4(a)参照)を受信する。受信
後、伝送装置(#2)3は伝送装置(#1)2に対して
送信完了通知を送信する。伝送装置(#1)2は伝送装
置(#2)3から送信完了通知を受信することにより、
伝送装置(#2)3へのアラームデータの送信が正常で
あることを認識し、保持しておいたアラームデータを削
除する。
【0022】伝送装置(#2)3は伝送装置(#1)2
に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘッダ部
にある監視/制御装置1と接続されている伝送装置(#
1)2のアドレス(01)と自装置のアドレス(02)
との比較を行う。比較される2つのアドレスが異なるた
め、伝送装置(#2)3はこのアラームデータが、自装
置が発行してネットワークを1周したアラームデータで
はないと認識し、アラームデータヘッダ部の送信元アド
レスを自装置のアドレス(02)に書き替える。また発
生中アラームBをアラームデータの最後(アラーム部)
(Aの後ろ)に追加する。このようにして作成されたア
ラームデータ(図4(b)参照)を、右方向のアドレス
として管理している伝送装置(#3)4に送信する。送
信した後もアラームデータは保持したままの状態を保
つ。
【0023】伝送装置(#3)4は伝送装置(#2)3
からアラームデータ(図4(b)参照)を受信する。受
信後、伝送装置(#3)4は伝送装置(#2)3に対し
て送信完了通知を送信する。伝送装置(#2)3は伝送
装置(#3)4から送信完了通知を受信することによ
り、伝送装置(#3)4へのアラームデータ(図4
(b)参照)の送信が正常であることを認識し、保持し
ておいたアラームデータを削除する。
【0024】伝送装置(#3)4は伝送装置(#2)3
に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘッダ部
にある監視/制御装置1と接続されている伝送装置(#
1)2のアドレス(01)と自装置のアドレス(03)
との比較を行う。比較される2つのアドレスが異なるた
め、伝送装置(#3)4はこのアラームデータが、自装
置が発行してネットワークを1周したアラームデータで
はないと認識し、アラームデータヘッダ部の送信元アド
レスを自装置のアドレス(03)に書き替える。
【0025】また、発生中アラームは保持していないた
め、アラームデータヘの追加はない。このようにして作
成されたアラームデータ(図4(c)参照)を、右方向
のアドレスとして管理している伝送装置(#4)5に送
信する。送信した後も、アラームデータは保持したまま
の状態を保つ。伝送装置(#4)5は伝送装置(#3)
4からアラームデータ(図4(c)参照)を受信する。
受信後、伝送装置(#4)5は伝送装置(#3)4に対
して送信完了通知を送信する。
【0026】伝送装置(#3)4は伝送装置(#4)5
から送信完了通知を受信することにより、伝送装置(#
4)5へのアラームデータ(図4(c)参照)の送信が
正常であることを認識し、保持しておいたアラームデー
タを削除する。伝送装置(#4)5は伝送装置(#3)
4に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘッダ
部にある監視/制御装置1と接続されている伝送装置
(#1)2のアドレス(01)と自装置のアドレス(0
4)との比較を行う。比較される2つのアドレスが異な
るため、伝送装置(#4)5はこのアラームデータが、
自装置が発行してネットワークを1周したアラームデー
タではないと認識し、アラームデータヘッダ部の送信元
アドレスを自装置のアドレス(04)に書き替える。
【0027】また、発生中アラームC,Dをアラームデ
ータの最後(アラーム部)(Bの後ろ)に追加する。こ
のようにして作成されたアラームデータ(図4(d)参
照)を、右方向のアドレスとして管理している伝送装置
(#1)2に送信する。送信した後も、アラームデータ
は保持したままの状態を保つ。伝送装置(#1)2は伝
送装置(#4)5からアラームデータ(図4(d)参
照)を受信する。受信後、伝送装置(#1)2は伝送装
置(#4)5に対して送信完了通知を送信する。
【0028】伝送装置(#4)5は伝送装置(#1)2
から送信完了通知を受信することにより、伝送装置(#
1)2へのアラームデータ(図4(d)参照)の送信が
正常であることを認識し、保持しておいたアラームデー
タを削除する。伝送装置(#1)2は伝送装置(#4)
5に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘッダ
部にある監視/制御装置1と接続されている伝送装置
(#1)2のアドレス(01)と自装置のアドレス(0
1)との比較を行う。比較される2つのアドレスが同一
なので、伝送装置(#1)2はこのアラームデータが、
自装置が発行してネットワークを1周したアラームデー
タであると認識し、アラームデータからアラームの部分
(アラーム部)(図4(e)参照)を抜き出し、監視/
制御装置1に送信する。
【0029】このように、伝送装置(#1)2からアラ
ームデータを送信し、ネットワーク内を1周して伝送さ
せることにより、発生中の全アラームを収集し、監視/
制御装置1に送信することができる。上述のタイムシー
ケンスを図5に示す。なお、監視/制御装置1’に関す
る動作も全く同様である。ネットワークの状態が異常の
場合、例えば伝送装置(#3)4〜伝送装置(#4)5
の間にて、アラームデータの送受信が異常となった場合
は以下の動作を行い、発生中アラームの取得を行う。
【0030】図6に伝送装置(#3)4と伝送装置(#
4)5との間が異常区間の場合のネットワークとアラー
ムデータの流れを示す。図7に、図6に示すシステムに
おける各伝送装置(#1〜#4)2〜5間にて送受信さ
れるアラームデータを示す。図8に、図6に示すシステ
ムにおけるシーケンス図を示す。伝送装置(#1)2が
監視/制御装置1からアラーム取得要求を受信し、それ
によって送信されたアラームデータが、伝送装置(#
3)4まで移動する間は上述の正常時の処理と同様であ
る。アラームデータは伝送装置(#1)2、伝送装置
(#2)3を通過する過程にては図7(b)に示すよう
になる。また、伝送装置(#3)4にては図7(c)の
ようになる。
【0031】伝送装置(#3)4はアラームデータ(図
7(c)参照)を、伝送装置(#4)5に対して送信す
る。伝送装置(#3)4は伝送装置(#4)5から送信
される送信完了通知を一定時間だけ待つ。しかし、一定
時間が経過しても伝送装置(#4)5から送信完了通知
が送信されないため、伝送装置(#3)4は伝送装置
(#4)5へのアラームデータ送信結果が異常であると
認識し、アラームデータ(図7(d)参照)を、逆方向
例えば左方向のアドレスとして管理している伝送装置
(#2)3に送信する。送信した後もアラームデータ
(図7(d)参照)は保持したままの状態を保つ。伝送
装置(#2)3は伝送装置(#3)4からアラームデー
タ(図7(d)参照)を受信する。受信後、伝送装置
(#2)3は伝送装置(#3)4に対して送信完了通知
を送信する。
【0032】伝送装置(#3)4は伝送装置(#2)3
から送信完了通知を受信することにより、伝送装置(#
2)3へのアラームデータの送信が正常であることを認
識し、保持しておいたアラームデータを削除する。伝送
装置(#2)3は伝送装置(#3)4に送信完了通知を
送信した後、アラームデータヘッダ部にある送信元アド
レスを自装置のアドレス(02)に書き替える。このよ
うにして作成されたアラームデータ(図7(e)参照)
を、左方向のアドレスとして管理している伝送装置(#
1)2に送信する。送信した後もアラームデータは保持
したままの状態を保つ。
【0033】伝送装置(#1)2は伝送装置(#2)3
からアラームデータ(図7(e)参照)を受信する。受
信後、伝送装置(#1)2は伝送装置(#2)3に対し
て送信完了通知を送信する。伝送装置(#2)3は伝送
装置(#1)2から送信完了通知を受信することによ
り、伝送装置(#1)2へのアラームデータの送信が正
常であることを認識し、保持しておいたアラームデータ
を削除する。伝送装置(#1)2は伝送装置(#2)3
に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘッダ部
にある送信元アドレスを自装置のアドレス(01)に書
き替える。
【0034】監視/制御装置1と接続されている伝送装
置(#1)2であっても、右方向の伝送装置(#2)3
からアラームデータを受信した場合は、アラームデータ
ヘッダ部の監視/制御装置と接続されている伝送装置の
アドレスと、自装置のアドレスとの比較は行わない。こ
のようにして作成されたアラームデータ(図7(f)参
照)を左方向のアドレスとして管理している伝送装置
(#4)5に送信する。送信した後もアラームデータは
保持したままの状態を保つ。
【0035】伝送装置(#4)5は伝送装置(#1)1
からアラームデータ(図7(f)参照)を受信する。受
信後、伝送装置(#4)5は伝送装置(#1)2に対し
て送信完了通知を送信する。伝送装置(#1)2は伝送
装置(#4)5から送信完了通知を受信することによ
り、伝送装置(#4)5へのアラームデータの送信が正
常であることを認識し、保持しておいたアラームデータ
を削除する。伝送装置(#4)5は伝送装置(#1)1
に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘッダ部
の送信元アドレスを自装置のアドレス(04)に書き替
える。
【0036】このようにして作成されたアラームデータ
(図7(g)参照)を、左方向のアドレスとして管理し
ている伝送装置(#1)2に送信する。送信した後もア
ラームデータは保持したままの状態を保つ。伝送装置
(#4)5は伝送装置(#3)4から送信される送信完
了通知を一定時間だけ待つ。しかし、一定時間が経過し
ても伝送装置(#3)4から送信完了通知が送信されな
いため、伝送装置(#4)5は伝送装置(#3)4への
アラームデータ送信結果が異常であると認識し、発生中
アラームC,Dをアラームデータの最後(アラーム部)
(Bの後ろ)に追加し、アラームデータ(図7(h)参
照)を作成して、右方向のアドレスとして管理している
伝送装置(#1)2に送信する。
【0037】送信した後もアラームデータは保持したま
まの状態を保つ。伝送装置(#1)2は伝送装置(#
4)5からアラームデータ(図7(h)参照)を受信す
る。受信後、伝送装置(#1)2は伝送装置(#4)5
に対して送信完了通知を送信する。伝送装置(#4)5
は伝送装置(#1)2から送信完了通知を受信すること
により、伝送装置(#1)2へのアラームデータの送信
が正常であることを認識し、保持しておいたアラームデ
ータを削除する。伝送装置(#1)2は伝送装置(#
4)5に送信完了通知を送信した後、アラームデータヘ
ッダ部の監視/制御装置1と接続されている伝送装置の
アドレス(01)と自装置のアドレス(01)との比較
を行う。
【0038】比較される2つのアドレスが同一のため、
伝送装置(#1)2はこのアラームデータが、自装置が
発行してネットワークを1周したアラームデータである
と認識し、アラームデータからアラーム情報の部分(ア
ラーム部)(図7(i)参照)を抜き出し、監視/制御
装置1に送信する。このようにしてネットワークのある
区間に、アラームデータの送信異常が発生した場合であ
っても、発生中の全アラームを収集し、監視/制御装置
1に送信することができる。
【0039】図9に監視/制御装置1と接続されている
伝送装置(#1)2が、監視/制御装置1からアラーム
取得要求を受信した場合のフローチャートを示す。図9
において、監視/制御装置1からアラーム取得要求を受
信する(ステップ11)と、アラームデータを作成し
(ステップ12)、ヘッダ部の送信元アドレスに自装置
2のアドレス(01)を設定する(ステップ13)。同
じく、監視/制御装置1と接続されている伝送装置のア
ドレスに自装置2のアドレス(01)を設定する(ステ
ップ14)。
【0040】自装置2に発生中アラームが存在するかど
うかを判定し(ステップ15)、発生中アラームが存在
すれ(ステップ15がYES)ば、その発生中アラーム
(データ)をアラーム部(応答コマンド)に格納する
(ステップ16)。作成したアラームデータを右方向の
伝送装置3に送信する(ステップ17)。送信結果が正
常であれば(ステップ18がYES)、アラームデータ
を削除する(ステップ19)。送信結果が異常であれば
(ステップ18がNO)、アラームデータを左方向の伝
送装置5に送信する。
【0041】図10に伝送装置が左方向の伝送装置から
アラームデータを受信した場合のフローチャートを示
す。図10において、左方向の伝送装置からアラームデ
ータを受信すると(ステップ21)、アラームデータの
監視/制御装置1と接続されている伝送装置2のアドレ
ス(01)と、自装置のアドレスとを比較する(ステッ
プ22)。等しければ(ステップ22がYES)、アラ
ームデータを監視/制御装置1に送信する(ステップ2
3)。等しくなくて(ステップ22がNO)、発生中ア
ラームがあれば(ステップ24がYES)、その発生中
アラームをアラームデータのアラーム部(応答コマン
ド)に格納する(ステップ25)。
【0042】アラームデータの送信元を自装置のアドレ
スに変更し(ステップ26)、アラームデータを右方向
の伝送装置に送信する(ステップ27)。送信結果が正
常であれば(ステップ28がYES)、アラームデータ
を削除する(ステップ29)。送信結果が異常であれば
(ステップ28がNO)、アラームデータを左方向の伝
送装置に送信する(ステップ30)。
【0043】図11に伝送装置が右方向の伝送装置から
アラームデータを受信した場合のフローチャートを示
す。図11において、伝送装置が右方向の伝送装置から
アラームデータを受信した場合(ステップ31)、アラ
ームデータの送信元を自装置のアドレスに変更し(ステ
ップ32)、アラームデータを左方向の伝送装置に送信
する(ステップ33)。
【0044】送信結果が正常であれば(ステップ34が
YES)、アラームデータを削除する(ステップ3
5)。送信結果が異常であれば(ステップ34がN
O)、監視/制御装置1と接続されている伝送装置2の
アドレス(01)と、自装置のアドレスとを比較し(ス
テップ36)、等しければ(ステップ36がYES)ア
ラームデータを監視/制御装置1に送信する(ステップ
37)。等しくなくて(ステップ36がNO)、発生中
アラームがあれば(ステップ38がYES)、発生中ア
ラームをアラームデータのアラーム部に格納し(ステッ
プ39)、アラームデータを右方向の伝送装置に送信す
る(ステップ40)。
【0045】すべての伝送装置2〜5は図9〜11に示
すフローチャートに記載された動作を可能とする。伝送
装置は監視/制御装置1からアラーム取得要求を受信し
た場合は、図9に示す動作にてアラームデータの作成/
送信を行う。また、隣接する伝送装置からアラームデー
タを受信した場合は、図2(a)に示す左右の伝送装置
のアドレスと、図2(b)に示す送信元の伝送装置のア
ドレスとの比較を行う。その結果、左右どちらの伝送装
置から送信されたアラームデータなのかを判断し、右方
向の伝送装置から送信されたアラームデータであれば図
10の動作、また左方向の伝送装置から送信されたアラ
ームデータであれば図11の動作を行い、ネットワーク
内にて発生中の全アラームを収集する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、監視/制
御装置からのアラーム取得要求をネットワーク内にて1
周して伝送させることにより、各伝送装置内のアラーム
情報テーブルの大きさを小さくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】アラームデータフォーマット説明図である。
【図3】4つの伝送装置によって構成されるネットワー
クの詳細ブロック図である。
【図4】ネットワーク正常時のアラームデータ説明図で
ある。
【図5】ネットワーク正常時のアラームデータ送信シー
ケンス図である。
【図6】4つの伝送装置によって構成されるネットワー
クの回線異常発生時の詳細ブロック図である。
【図7】回線異常発生時のアラームデータ説明図であ
る。
【図8】回線異常発生時のアラームデータ送信シーケン
ス図である。
【図9】監視/制御装置と接続された伝送装置がアラー
ム取得要求を受信した場合のフローチャートである。
【図10】伝送装置が左方向の伝送装置からアラームデ
ータを受信した場合のフローチャートである。
【図11】伝送装置が右方向の伝送装置からアラームデ
ータを受信した場合のフローチャートである。
【符号の説明】
1 監視/制御装置 2〜n+1 伝送装置 10 伝送路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送装置をノードとしてリング状
    伝送路にて接続してなるネットワークにおいて前記複数
    の伝送装置のアラーム情報を監視/制御装置により監視
    するアラーム収集システムであって、前記複数の伝送装
    置の各々に自装置内の発生中アラーム情報を格納する自
    己アラーム格納手段を設け、前記監視/制御装置がアラ
    ーム取得要求を発行した場合に前記監視/制御装置に直
    接接続される前記伝送装置を起点として一方向にそれぞ
    れの前記伝送装置の前記自己アラーム格納手段に格納さ
    れた前記アラーム情報を順次追加・中継しつつアラーム
    データとして前記監視/制御装置に直接接続される前記
    伝送装置まで前記ネットワークを1周して伝送させるよ
    うにしたことを特徴とするアラーム収集システム。
  2. 【請求項2】 前記監視/制御装置は前記監視/制御装
    置に直接接続される前記伝送装置から最終的なアラーム
    データを収集することを特徴とする請求項1記載のアラ
    ーム収集システム。
  3. 【請求項3】 前記アラームデータはそのヘッダ部に前
    記監視/制御装置に直接接続される前記伝送装置のアド
    レスと送信元の前記伝送装置のアドレスとを含むことを
    特徴とする請求項1あるいは2記載のアラーム収集シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記伝送装置の各々は、前記一方向側に
    おける前記伝送路の異常検出に応答して、前記アラーム
    データを前記伝送路の逆方向に折り返して送信するよう
    にしたことを特徴とする請求項1,2あるいは3記載の
    アラーム収集システム。
  5. 【請求項5】 前記伝送装置の各々は、前記伝送路の異
    常を、前記アラームデータの送信先からの応答が一定時
    間以上遅延した場合に検知することを特徴とする請求項
    4記載のアラーム収集システム。
  6. 【請求項6】 複数の伝送装置をノードとして伝送路に
    て接続されるリング状のネットワークにおいて前記複数
    の伝送装置のアラーム情報を監視/制御装置により監視
    するアラーム収集システムのアラーム収集方法であっ
    て、前記複数の伝送装置のそれぞれに自装置内の発生中
    アラーム情報を格納するステップと、前記監視/制御装
    置のアラーム取得要求に応答して前記監視/制御装置に
    直接接続される前記伝送装置を起点として一方向に前記
    伝送装置の各アラーム情報を順次追加・中継しつつアラ
    ームデータとして前記監視/制御装置に直接接続される
    前記伝送装置まで前記ネットワークを1周して伝送させ
    るステップと、前記監視/制御装置が前記監視/制御装
    置に直接接続される前記伝送装置から前記アラームデー
    タを収集するステップとを含むことを特徴とするアラー
    ム収集方法。
  7. 【請求項7】 前記アラームデータの送信先からの応答
    が一定時間以上遅延したことを検知するステップと、こ
    の検知に応答して前記アラームデータを前記ネットワー
    クの他方向に折り返して送信するステップとを含むこと
    を特徴とする請求項6記載のアラーム収集方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294796A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Oki Electric Ind Co Ltd 信号伝送装置
JP2014140099A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信システム及びノード装置

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