JPH02270426A - 通信制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は通信ネットワークの監視制御を行うネットワ
ーク管理システムに関し、特にネットワーク管理システ
ム内での通信制御方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の通信制御方式は、事象発生の順序に従っ
て被管理ネットワークの制御や監視情報のための伝文を
生成しその通信を行うものであった。

即ち、監視情報等の送信伝文や受信伝文を各伝文を蓄積
するバッファに一時格納し、最先時間に格納された伝文
から順次送信又は受信するという方式であった。

〔発明が解決しようとする課題］ 前述した従来の通信制御方式にあっては、制御又は監視
情報の送、受信伝文の送、受信を事象発生の順に行うた
め、以下の欠点があった。

被管理ネットワークに対して緊急に制御を行う必要が生
じた場合にあっても、管理ネットワークを構成する各装
置の接続送受信待ちバッファに既に多数の送受信伝文が
格納されているときには、既納の伝文を送、受信した後
に前記緊急伝文を送。

受信することになる。従って、多（のアラーム情報が発
生し、それを復旧させるための制御を緊急にしなければ
ならない場合にあっても、前記バッファの龜納伝文の処
理を待たねばならず、被管理ネットワークを正常状態に
復旧させる迄に長い時間を要してしまう。

この発明の目的は、前記従来の課題を解決するために、
緊急性に応じてその伝文を送、受信することができる通
信制御方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、通信制御装置を介して互いに送。

受信伝文を通信し合うセンタ装置及び複数の下位監視制
御装置の各々に、優先順位に従って送、受信伝文を送、
受信する通信部を有する通信制御方式であって 前記通信部は、 送、受伝文に設けられた優先順位情報に基づいて送、受
伝文を選択し、これらの伝文を複数のレジスタにその優
先順位に対応させて蓄積する選択回路と、 前記レジスタから最優先の送、受伝文を取り出す制御回
路とを備えていることを特徴とする。

Ｃ実施例〕 この発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係る通信制御方式が用い
られるネットワーク管理システムのブロック図である。

このネットワーク管理システムは、図に示すように、セ
ンタ装置１と、実際の被管理ネットワークを構成する各
装置（図示せず）の監視及び制御を行う複数の下位監視
制御装置２（１）〜２（ｎ）と、これら下位監視制御袋
！　２　（１）〜２（ｎ）と前記センタ装置１の中間に
配設された通信制御装置３とにより構成されている。

センタ装置１．下位監視制御装置２０）〜２（ｎ）は、
通信制御装置３を介して互いに通信するための通信部４
．５（１）〜５（ｎ）を各々備えている。

通信部４（５（１）〜５（ｎ））は第２図に示すように
、下位監視制御装置２（１）〜２（ｎ）（センタ装置１
）に伝文を送信するための送信部６と下位監視制御装置
２（１）〜２（ｎ）（センタ装Ｗ１）からの伝文を受信
するための受信部７とによりなる。

送信部°６は、選択回路６（１）と、送信待ちレジスタ
６（２）及び６（３）と、送信制御回路６（４）と、送
信回路６（５）とによりなる。選択回路６（１）は、セ
ンタ装置１（図示しない被監視装置）から入力端子６（
６）を介して送られてきた送信伝文ａを送信伝文ａ中に
含まれる優先順位情報に基づいて選択し、送信待ちレジ
スタ６（２）又は６（３）に入力する機能を有する。具
体的には、優先順位の高い送信伝文を送信待ちレジスタ
６（２）に、優先順位の低い送信伝文を送信待ちレジス
タ６（３）に各々入力する。また、送信制御回路６（４
）は、送信待ちレジスタ６（２）と６（３）を順に検索
し、送信待ちレジスタ６（２）に送信伝文が蓄積されて
いるときにはその送信伝文を取り出して送信回路６（５
）に出力し、送信待ちレジスタ６（２）が空のときには
送信待ちレジスタ６（３）から送信伝文を取り出して送
信回路６（５）に出力する機能を有する。送信回路６（
５）は、送信制御回路６（４）から入力された送信伝文
ａを予め規定されている通信プロトコルに従って通信制
御装置３に送出する機能を有する。

受信部７は、受信回路７（１）と、選択回路７（２）と
、受信待ちレジスタ７（３）及び７（４）と、受信制御
回路７（５）とを備え、送信部６と略同様の機能を有す
る。

受信回路７（１）は、通信制御装置３から入力される受
信伝文すを受信して選択回路７（２）に出力する機能を
有する。選択回路７で２）は、受信伝文すを受信伝文す
中に含まれる優先順位情報に基づいて選択し、受信待ち
レジスタ７（３）又は７（４）に入力する機能を有する
。具体的には、優先順位の高い受信伝文を受信待ちレジ
スタ７（３）に、優先順位の低い受信伝文を送信待ちレ
ジスタ７（４）に各々入力する。

また、受信制御回路７（５）は、受信待ちレジスタ７（
３）と７（４）を順に検索し、受信待ちレジスタ７（３
）に受信伝文が蓄積されているときにはその受信伝文を
取り出し、出力端子７（６）を介してセンタ装置１（被
監視装置）に送出し、受信待ちレジスタ７（３）が空の
ときには受信待ちレジスタ７（４）から受信伝文を取り
出してセンタ装置１（被監視装置）に送出する機能を有
する。

通信制御装置３は、下位監視制御装置２（Ｉ）〜２（ｎ
）か゛らの送信伝文ａを収集し、受信伝文すとしてセン
タ装置１に送出すると共に、センタ装置１からの送信伝
文ａを所定の下位監視制御装置２（］）〜２（ｎ）に受
信伝文すとして送出する機能を有する。

次に、この実施例の動作について説明する。尚、理解を
容易にするため、センタ装置１と下位監視制御装置Ｆ　
２　（１）との間で通信する例について説明する。

下位監視制御装置２（１）の被監視装置から通信部５（
１）の入力端子６（１）を介して送信部６に送られてき
た送信伝文ａは、選択回路６（１）によって選択され、
送信伝文ａ中の優先順位に基づいて送信待らレジスタ６
（２）又は６（３）に蓄積される。ある時間に被監視装
置に障害が発生し、アラーム情報を示す送信伝文ａが下
位監視制御装置２（１）に送られてきた場合には、選択
回路６（１）は、この送信伝文ａをする。

このアラーム情報を示す送信伝文ａは、送信制御回路６
（４）によって送信待ちレジスタ６（３）に蓄積されて
いる送信伝文よりも優先して送信待ちレジスタ６（２）
から取り出され、送信回路６（５）に人力される。

この送信伝文ａは、送信回路６（４）から通信制御装置
３に送られ、通信制御装置３によってセンタ装置１への
受信伝文すとしてセンタ装置１に転送される。

このアラーム情報を示す受信伝文すは、センタ装置１の
通信部４に入力さ゛れ、受信部７の受信回路７（１）を
介して選択回路７（２）に送られる。

選択回路７（２）は入力した受信伝文すを優先情報と判
断し、受信待ちレジスタ７（３）に入力する。

この受信伝文すは、受信制御回路７（５）によって受信
待ちレジスタ７（４）に蓄積されている受信伝文よりも
優先して受信待ちレジスタ７（３）から取り出され、セ
ンタ装置１で所定の処理が施される。センタ装置１は、
受信伝文すに基づき障害に対応した送信伝文ａを送信部
６を介して通信制御装置３に送出する。

この送信伝文ａは、通信制御装置３から下位監視制御装
置２（１）に送出され、通信部５（１）の受信部７を介
して被監視装置に転送される。

〔発明の効果〕

この発明の通信制御方式は以上説明したように構成され
ているため、以下の効果がある。

（イ）多数の伝文が既に送信待ちレジスタ、受信待ちレ
ジスタに蓄積されている場合にあっても、緊急通信する
必要のある伝文を優先して取り出し、この伝文の通信を
センタ装置と下位監視制御装置との間で行うことができ
る。

（ロ）被管理ネットワークで重大な障害が発生し、多数
のアラーム情報が発生した場合に、速やかに被管理ネッ
トワークの復旧を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る通信制御方式が用い
られるネットワーク管理システムのブロック図・ 第２図は第１図のセンタ装置と下位監視制御装置の通信
回路を示すブロック図である。 １・・・・・センタ装置 ２（１）〜２（ｎ）・・・下位監視制御装置３・・・・
・通信制御装置 ４．５（１）〜５（ｎ）・・・通信部 ’　　６（１）、　　７（２）・・・選択回路６（２）
、　　６（３）・・・送信待ちレジスタ７（３）、　　
７（４）・・・受信待ちレジスタ６（４）・・・・送信
制御回路 ７（５）・・・・受信制御回路 代理人　弁理士　　岩　佐　　義　幸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信制御装置を介して互いに送、受信伝文を通信
   し合うセンタ装置及び複数の下位監視制御装置の各々に
   、優先順位に従って送、受信伝文を送、受信する通信部
   を有する通信制御方式であって、 前記通信部は、 送、受伝文に設けられた優先順位情報に基づいて送、受
   伝文を選択し、これらの伝文を複数のレジスタにその優
   先順位に対応させて蓄積する選択回路と、 前記レジスタから最優先の送、受伝文を取り出す制御回
   路とを備えていることを特徴とする通信制御方式。