JPH09293030A - 応答監視タイマ設定システム - Google Patents

応答監視タイマ設定システム

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JPH09293030A
JPH09293030A JP8105661A JP10566196A JPH09293030A JP H09293030 A JPH09293030 A JP H09293030A JP 8105661 A JP8105661 A JP 8105661A JP 10566196 A JP10566196 A JP 10566196A JP H09293030 A JPH09293030 A JP H09293030A
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JP
Japan
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response
time
monitoring
timer setting
monitoring timer
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JP8105661A
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Inventor
Takashi Enari
隆 江成
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の応答返却の所要時間の変動に適切に追
随し、一時的な特異値に影響されることなく、常に適切
な値に応答監視タイマを設定する。 【解決手段】 応答時間収集部14は、従前の送信に対
する応答時間情報を収集して蓄積する。監視時間制御部
13は、応答時間収集部14で収集された応答時間のデ
ータに所定の統計処理を施した結果に基づいて応答監視
時間すなわちタイマ設定時間を算定し、応答監視タイマ
12に設定する。この監視時間制御部13と応答時間収
集部14との関連動作による統計処理は、従前の応答時
間の度数分布を求める。監視時間制御部13は、前記応
答時間最大頻度の応答時間に基づき、応答監視時間すな
わちタイマ設定時間を算定する。タイマ設定時間は、前
記最大頻度の応答時間に、伝送遅れ等を考慮したオフセ
ット値を加算して設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ送信後、
送信先からの応答を監視する期間を設定する応答監視タ
イマの設定時間を適切に設定する応答監視タイマ設定シ
ステムに係り、特に、設備監視システムのように、各所
に設置された設備の稼働状態を監視する複数の被監視局
の監視データを伝送路を介して監視局に伝送し、この監
視局により前記複数の被監視局を介して前記設備の稼働
状態を統括監視するシステムに好適な応答監視タイマ設
定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】設備監視システムにおいて、監視局は、
伝送路を介して結合された複数の被監視局を監視し、こ
れら複数の被監視局が各所に設置された設備を監視す
る。すなわち、各所に設置された設備の稼働状態の情報
からなる監視データを複数の被監視局が収集し、これら
複数の被監視局は、収集した監視データを監視局に通知
する。監視局は、複数の被監視局から通知された監視デ
ータに基づいて、前記各所に設置された設備を統括監視
する。
【0003】上述した設備監視システムのような監視シ
ステムにおいては、監視局から例えばデータ送信要求を
被監視局へ送信し、被監視局がこれに応答して監視デー
タを監視局に送信する。このような場合、監視局では、
データ送信要求のようなデータを送信すると同時に、応
答監視タイマを起動して被監視局からの応答を待つ。応
答監視タイマに設定された所定の監視期間の間に、被監
視局から応答が無いときには、エラー等の異常事態が発
生したと判断して、前記データ送信要求等のデータを再
度送信する。
【0004】前記応答監視タイマの設定時間、つまり応
答待ちの監視時間は、通常、データ伝送速度、データの
伝送遅延時間、送信データ量および予想応答遅れ時間等
に基づいて、予め設定される。
【0005】しかしながら、現実には、個々のデータ送
信先の処理能力、伝送路のトラフィック等によって、応
答が有るまでの所要時間には、大きなばらつきがあり、
時刻によっても大きく変動することが少なくない。応答
監視タイマの設定時間が、実際の応答の所要時間に比し
て極端に長いと、エラー等の異常事態の検出が遅れ、し
かも待機時間が長くなって処理時間のロスになる。これ
に対し、応答監視タイマの設定時間が、実際の応答の所
要時間に比して短いと、実際には異常ではないにもかか
わらず異常事態と判定して、データの再送信を行ってし
まい、データの収集を適切に行うことができなくなる。
【0006】そこで、このような応答監視タイマの設定
時間を、実際の所要時間に基づいて動的に変化させるこ
とにより、適切に制御することが考えられている。例え
ば、特開昭61−6952号公報には、ループネットワ
ークに、1つのループマスタおよび複数の端末装置を接
続し、各装置間でデータの授受を行うデータ伝送方式が
示されている。前記ループマスタは、各装置間のデータ
送信から応答受信までの所要時間を計測する。その計測
結果がそれまでに計測した所要時間の最大値か否かを調
べ、最大値ならば、その値に基づいて応答監視タイマの
監視時間を算出して、応答監視タイマに設定する。前記
最大値でない場合には、従前の最大値に基づく応答監視
タイマの設定値をそのまま維持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の応答監視タイマの設定方式においては、データ送信か
ら応答返却までの所要時間がそれまでの最大値である場
合、その値をもとに算出した値を無条件で応答監視タイ
マに設定している。このため、例えば、相手先のCPU
(中央処理装置)の負荷が一時的に増大し、あるいは一
時的にネットワークの負荷が増大したことによって、突
発的に応答返却が遅延した場合等においても、その値を
基準にして以後の応答監視タイマの設定をしてしまう。
また、CPUの負荷の現象およびデータの伝送量の減少
等により、実際の応答返却までの所要時間が短くなった
場合にも、一旦設定された監視タイマの設定値を短くす
ることはできなかった。
【0008】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、実際の応答返却の所要時間の変動に適切に追
随し、一時的な特異値に影響されることなく、常に適切
な値に応答監視タイマを設定することを可能とする応答
監視タイマ設定システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の態様に係る応答監視タイマ設定シ
ステムは、データ送信から応答受信までの所要時間を通
信相手先毎に計測し、相手先毎の応答時間情報を収集す
る応答時間収集手段と、前記応答時間収集手段で収集さ
れる前記応答時間情報の相手先毎の統計的な分布情報を
得る時間処理手段と、前記時間処理手段で得られる相手
先毎の前記応答時間の統計的な分布情報から、通信相手
先毎に、最も頻度の高い応答時間情報を抽出し、その最
も頻度の高い応答時間情報に基づいてその相手先の応答
監視時間を算出する監視時間算出手段と、前記監視時間
算出手段で求められる相手先毎の応答監視時間を、応答
監視タイマに設定するタイマ設定手段と、を具備する。
【0010】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度の
高い応答時間情報の時間に予め定めたオフセット値を加
算して、応答監視時間を求める手段を含んでいてもよ
い。前記オフセット値は、相手先毎に個別に定めるよう
にしてもよい。前記監視時間算出手段は、前記最も頻度
の高い応答時間情報の時間に予め定めた係数を乗算し
て、応答監視時間を求める手段を含んでいてもよい。前
記係数は、相手先毎に個別に定めるようにしてもよい。
前記時間処理手段は、相手先毎のデータ送信から応答受
信までの所要時間の度数分布情報を収集する手段を含ん
でいてもよい。
【0011】前記時間処理手段は、相手先毎のデータ送
信から応答受信までの所要時間の度数分布情報として度
数テーブルを作成する手段と、その度数テーブルを格納
する手段と、を含んでいてもよい。
【0012】この発明の第2の態様に係る応答監視タイ
マ設定システムは、データ送信から応答受信までの所要
時間を通信相手先毎に計測し、相手先毎の応答時間情報
を収集する応答時間収集手段と、前記応答時間収集手段
で収集される前記応答時間情報の相手先毎の統計的な分
布情報を得る時間処理手段と、前記応答時間収集手段で
得られる応答時間情報が特異値であるか否かを、前記時
間処理手段で得られる前記相手先毎の統計的な分布情報
に基づいて判定する特異値判定手段と、前記特異値判定
手段で特異値と判定された場合は、その特異値に該当す
る前記応答時間収集手段で得た応答時間に基づいて、そ
の通信相手先の応答監視時間を算出し、且つ前記特異値
判定手段で特異値でないと判定された場合は、前記応答
時間の統計的な分布情報から抽出される通信相手先毎の
最も頻度の高い応答時間情報を抽出し、その応答時間情
報に基づいて、その相手先の応答監視時間を算出する監
視時間算出手段と、前記監視時間算出手段で求められる
相手先毎の応答監視時間を、応答監視タイマに設定する
タイマ設定手段と、を具備する。
【0013】前記特異値判定手段は、該当する通信相手
先における従前の応答時間の統計的な分布情報に基づい
て特異値を判定する手段を含んでいてもよい。
【0014】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度の
高い応答時間情報の時間に予め定めたオフセット値を加
算して、応答監視時間を求める手段を含んでいてもよ
い。前記オフセット値は、相手先毎に個別に定めるよう
にしてもよい。
【0015】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度の
高い応答時間情報の時間に予め定めた係数を乗算して、
応答監視時間を求める手段を含んでいてもよい。前記係
数は、相手先毎に個別に定めるようにしてもよい。
【0016】前記時間処理手段は、相手先毎のデータ送
信から応答受信までの所要時間の度数分布情報を収集す
る手段を含んでいてもよい。前記時間処理手段は、相手
先毎のデータ送信から応答受信までの所要時間の度数分
布情報として度数テーブルを作成する手段と、その度数
テーブルを格納する手段と、を含んでいてもよい。
【0017】この発明の応答監視タイマ設定システムに
おいては、データ送信から応答受信までの所要時間を通
信相手先毎に計測し、相手先毎の応答時間情報を収集す
る。次に、相手先毎の統計的な分布情報を求め、通信相
手先毎に、最も頻度の高い応答時間情報を抽出する。そ
して、その最も頻度の高い応答時間情報に基づいてその
相手先の応答監視時間を算出して、応答監視タイマに設
定する。すなわち、従前の応答所要時間の統計的情報か
ら得られる前記応答所要時間の最大頻度値に基づいて、
応答監視タイマの設定が動的に行われるので、特異値に
影響されることなく、実際の応答時間に即して応答監視
タイマの設定が行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1を参照してこの発明の一つ
の実施の形態に係るタイマの設定システムを説明する。
【0019】図1は、この発明に係るタイマの設定シス
テムを適用した監視システムの構成を示している。図1
に示す監視システムは、監視装置10、被監視装置2
1、22、…2nおよび設備31、32、…3nを具備
している。監視装置10には、伝送路を介して複数の被
監視装置21、22、…2nが結合されている。複数の
被監視装置21、22、…2nには、それぞれ設備3
1、32、…3nが結合されている。被監視装置21〜
2nは、設備31〜3nの稼働状態を監視して、それぞ
れ各設備31〜3nの監視データを収集している。監視
装置10は、被監視装置21〜2nに対し定期的に監視
データの送信要求を送信する。各被監視装置21〜2n
は、監視装置10から送信要求を受けると、既に収集し
た設備31〜3nの監視データを監視装置10に送信す
る。
【0020】監視装置10は、データ送受信部11、応
答監視タイマ12、監視時間制御部13および応答時間
収集部14を有している。データ送受信部11は、監視
装置10と各被監視装置21〜2nとの間のデータの送
受信処理を行う。上述した被監視装置21〜2nヘの監
視データの送信要求のデータの送信も、被監視装置21
〜2nからの監視データの受信もこのデータ送受信部1
1にて行われる。
【0021】応答監視タイマ12は、データ送受信部1
1で被監視装置21〜2nにデータを送信した際に、相
手先の被監視装置21〜2nからの応答を監視して受信
に備える期間を設定するタイマである。データ送受信部
11は、応答監視タイマ12の設定時間を経過しても相
手先からの応答がないときは、伝送系、または相手先に
トラブルが生じたものとして、応答監視を解除し、応答
監視タイマ12をリセットして、再度送信を行い且つ応
答監視タイマ12を起動して次の応答を監視する。
【0022】応答時間収集部14は、従前の送信に対す
る応答時間情報を収集して蓄積する。監視時間制御部1
3は、応答時間収集部14で収集された応答時間のデー
タに所定の統計処理を施した結果に基づいて応答監視時
間すなわちタイマ設定時間を算定し、応答監視タイマ1
2に設定する。この監視時間制御部13と応答時間収集
部14との関連動作による統計処理は、従前の応答時間
の度数分布を求める。監視時間制御部13は、前記応答
時間最大頻度の応答時間に基づき、応答監視時間すなわ
ちタイマ設定時間を算定する。タイマ設定時間は、例え
ば、前記最大頻度の応答時間に、伝送遅れ等を考慮した
オフセット値を加算して設定する。また、前記最大頻度
の応答時間に伝送遅れ等を考慮した所定の係数を乗算し
てタイマ設定時間を求めるようにしてもよい。あるい
は、前記最大頻度の応答時間に種々の伝送遅れ要素を考
慮した演算を行うようにしてもよい。また、応答時間収
集部14における応答時間の収集にあたっても、過去の
全ての応答時間データを累積するようにしてもよく、過
去の一定期間における応答時間データの度数分布を求め
るようにしてもよい。
【0023】次に、図1のように構成した監視システム
における動作について、図2および図3のフローチャー
トを参照して説明する。
【0024】図1において、監視装置10のデータ送受
信部11は、被監視装置21〜2nに対し、定期的に監
視データの送信要求を行う。被監視装置21〜2nは、
設備の稼働状態を監視し、自局宛のデータ送信要求が与
えられた場合、収集した監視データを監視装置10に対
して送信する。
【0025】基本的な通信処理の流れを図2に示す。監
視装置10のデータ送受信部11は被監視装置21〜2
nに対する監視データの送信要求を行った後(ステップ
S11)、応答監視タイマ12の設定値の設定を行って
(ステップS12)、応答監視タイマ12を起動して応
答監視を行う(ステップS13)。被監視装置21〜2
nから規定時間内、すなわち応答監視タイマ12の設定
期間内に監視データの返却があった場合、応答監視タイ
マ12のリセットを行って(ステップS14)、ステッ
プS11に戻り、次の装置に対するデータの送信要求等
を行う。
【0026】被監視装置21〜2nから監視データの返
却が無く、応答監視タイマ12がタイムアウトした場
合、割り込みを発生させて、異常処理を行い(ステップ
S21)、ステップS11に戻って次装置に対する監視
データの送信要求を行う。
【0027】次に、監視装置10の主として監視時間制
御部13で行われる応答監視タイマ設定処理の処理フロ
ーを図3を参照して説明する。
【0028】データの送信要求出力(ステップS31)
および応答監視(ステップS32)を行い、監視期間す
なわちタイマ設定期間内に、監視データ等の応答電文を
得ることができない場合には、ステップS31に戻り、
再度データ送信要求を送る。前記タイマ設定期間内に監
視データが入力された場合、データ要求の送信から監視
データの入力までの所要時間の収集を行う(ステップS
33)。ステップS33で計測され収集された所要時間
は、度数テーブルに更新記録される(ステップS3
4)。
【0029】次に、度数テーブルを参照して、特異値の
判定が行われる(ステップS35)。判定結果が特異値
でない場合には、最大頻度のデータが前記度数テーブル
から抽出される(ステップS36)。このステップS3
6における抽出結果をもとに、伝送路の遅延等を考慮し
て、応答監視タイマ値の算出を行い(ステップS3
7)、その算出結果により応答監視タイマの設定値の更
新を行って(ステップS38)、ステップS31のデー
タ送信要求に戻る。
【0030】ステップS35の判定の結果、特異値であ
ると判定された場合、一時的な応答遅れであると判断
し、その計測値をもとにしてステップS37で応答監視
タイマの設定値を算出し、その値を用いてステップS3
8のタイマ値の更新を行う。
【0031】この監視システムにおいては、監視装置1
0にてデータ送信から応答返却までの所要時間を計測
し、計測結果をもとに被監視装置毎の応答返却時間につ
いて度数テーブルを作成する。作成された度数テーブル
から、各被監視装置毎に最も頻度の高い所要時間を抽出
し、その値をもとにして応答監視タイマ12の設定値を
算出して送信先毎に再設定する。
【0032】上述したように、度数テーブルから頻度の
高い値を抽出し、その値をもとにして応答監視タイマの
設定値を算出するため、所要時間が長くなる傾向がある
場合には、応答監視タイマ12は長いタイマ値に設定さ
れる。また、所要時間が短くなる傾向がある場合、短い
タイマ値に設定される。
【0033】また、突発的に所要時間が大きくなるよう
な場合にも、度数テーブルから特異値であることを判断
することが可能であり、あるいは、このような場合に、
一時的にタイマ設定値を長くすることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る応
答監視タイマ設定システムにおいては、データ送信から
応答受信までの所要時間を通信相手先毎に計測し、相手
先毎の応答時間情報を収集し、前記応答時間情報の相手
先毎の統計的な分布情報を得て、前記応答時間の統計的
な分布情報から、通信相手先毎に、最も頻度の高い応答
時間情報を抽出し、その最も頻度の高い応答時間情報に
基づいてその相手先の応答監視時間を算出して、応答監
視タイマに設定する。すなわち、従前の応答所要時間の
統計的情報から得られる前記応答所要時間の最大頻度値
に基づいて、応答監視タイマの設定が動的に行われるの
で、特異値に影響されることなく、実際の応答時間に即
して応答監視タイマの設定が行われる。すなわち、この
発明によれば、実際の応答返却の所要時間の変動に適切
に追随し、一時的な特異値に影響されることなく、常に
適切な値に応答監視タイマを設定することを可能とする
応答監視タイマ設定システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る応答監視タ
イマ設定システムを適用した監視システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の監視システムにおける基本的な動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】図1の監視システムにおける応答監視タイマの
設定動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 監視装置 11 データ送受信部 12 応答監視タイマ 13 監視時間制御部 14 応答時間収集部 21〜2n 被監視装置 31〜3n 設備

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ送信から応答受信までの所要時間を
    通信相手先毎に計測し、相手先毎の応答時間情報を収集
    する応答時間収集手段と、 前記応答時間収集手段で収集される前記応答時間情報の
    相手先毎の統計的な分布情報を得る時間処理手段と、 前記時間処理手段で得られる相手先毎の前記応答時間の
    統計的な分布情報から、通信相手先毎に、最も頻度の高
    い応答時間情報を抽出し、その最も頻度の高い応答時間
    情報に基づいてその相手先の応答監視時間を算出する監
    視時間算出手段と、 前記監視時間算出手段で求められる相手先毎の応答監視
    時間を、応答監視タイマに設定するタイマ設定手段と、
    を具備することを特徴とする応答監視タイマ設定システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度の
    高い応答時間情報の時間に予め定めたオフセット値を加
    算して、応答監視時間を求める手段を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の応答監視タイマ設定システム。
  3. 【請求項3】前記オフセット値は、相手先毎に個別に定
    めることを特徴とする請求項2に記載の応答監視タイマ
    設定システム。
  4. 【請求項4】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度の
    高い応答時間情報の時間に予め定めた係数を乗算して、
    応答監視時間を求める手段を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の応答監視タイマ設定システム。
  5. 【請求項5】前記係数は、相手先毎に個別に定めること
    を特徴とする請求項4に記載の応答監視タイマ設定シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記時間処理手段は、相手先毎のデータ送
    信から応答受信までの所要時間の度数分布情報を収集す
    る手段を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項に記載の応答監視タイマ設定システム。
  7. 【請求項7】前記時間処理手段は、 相手先毎のデータ送信から応答受信までの所要時間の度
    数分布情報として度数テーブルを作成する手段と、 その度数テーブルを格納する手段と、を含むことを特徴
    とする請求項6に記載の応答監視タイマ設定システム。
  8. 【請求項8】データ送信から応答受信までの所要時間を
    通信相手先毎に計測し、相手先毎の応答時間情報を収集
    する応答時間収集手段と、 前記応答時間収集手段で収集される前記応答時間情報の
    相手先毎の統計的な分布情報を得る時間処理手段と、 前記応答時間収集手段で得られる応答時間情報が特異値
    であるか否かを、前記時間処理手段で得られる前記相手
    先毎の統計的な分布情報に基づいて判定する特異値判定
    手段と、 前記特異値判定手段で特異値と判定された場合は、その
    特異値に該当する前記応答時間収集手段で得た応答時間
    に基づいて、その通信相手先の応答監視時間を算出し、
    且つ前記特異値判定手段で特異値でないと判定された場
    合は、前記応答時間の統計的な分布情報から抽出される
    通信相手先毎の最も頻度の高い応答時間情報を抽出し、
    その応答時間情報に基づいて、その相手先の応答監視時
    間を算出する監視時間算出手段と、 前記監視時間算出手段で求められる相手先毎の応答監視
    時間を、応答監視タイマに設定するタイマ設定手段と、
    を具備することを特徴とする応答監視タイマ設定システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記特異値判定手段は、該当する通信相手
    先における従前の応答時間の統計的な分布情報に基づい
    て特異値を判定する手段を含むことを特徴とする請求項
    8に記載の応答監視タイマ設定システム。
  10. 【請求項10】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度
    の高い応答時間情報の時間に予め定めたオフセット値を
    加算して、応答監視時間を求める手段を含むことを特徴
    とする請求項8または9に記載の応答監視タイマ設定シ
    ステム。
  11. 【請求項11】前記オフセット値は、相手先毎に個別に
    定めることを特徴とする請求項10に記載の応答監視タ
    イマ設定システム。
  12. 【請求項12】前記監視時間算出手段は、前記最も頻度
    の高い応答時間情報の時間に予め定めた係数を乗算し
    て、応答監視時間を求める手段を含むことを特徴とする
    請求項8または9に記載の応答監視タイマ設定システ
    ム。
  13. 【請求項13】前記係数は、相手先毎に個別に定めるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の応答監視タイマ設定
    システム。
  14. 【請求項14】前記時間処理手段は、相手先毎のデータ
    送信から応答受信までの所要時間の度数分布情報を収集
    する手段を含むことを特徴とする請求項8乃至13のい
    ずれか1項に記載の応答監視タイマ設定システム。
  15. 【請求項15】前記時間処理手段は、 相手先毎のデータ送信から応答受信までの所要時間の度
    数分布情報として度数テーブルを作成する手段と、 その度数テーブルを格納する手段と、を含むことを特徴
    とする請求項14に記載の応答監視タイマ設定システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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