JPH07168790A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH07168790A
JPH07168790A JP5342862A JP34286293A JPH07168790A JP H07168790 A JPH07168790 A JP H07168790A JP 5342862 A JP5342862 A JP 5342862A JP 34286293 A JP34286293 A JP 34286293A JP H07168790 A JPH07168790 A JP H07168790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
transaction
load
computers
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5342862A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kumagai
和男 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5342862A priority Critical patent/JPH07168790A/ja
Publication of JPH07168790A publication Critical patent/JPH07168790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 各計算機10−1〜10−nは、その負荷モ
ニタ手段11−1〜11−nが各計算機10−1〜10
−nの負荷度を監視している。また、ヘルスチェック手
段12−1〜12−nは、他計算機10−1〜10−n
の動作状態の可否を監視している。例えば、要求された
トランザクションにより、計算機10−1の負荷度が予
め設定した閾値を超えた場合、その計算機10−1のト
ランザクション分配手段13−1は、ヘルスチェック手
段12−1で検出した動作可能な計算機の中から、負荷
モニタ手段11−1で求めた他計算機の負荷度に基づ
き、最も負荷度の小さい計算機を選択し、その計算機に
対してトランザクション要求を行う。 【効果】 一つの計算機が故障しても、システム全体の
動作が停止してしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークで接続さ
れた複数の計算機で構成される情報処理装置に関し、特
にそのトランザクションの負荷分散の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】種々のトランザクションを複数の計算機
に分散させ、処理能率を向上させようとする計算機の負
荷分散方式が知られている。このような負荷分散方式と
しては、例えば、特開平4−22956号公報に示され
ているように、複数の計算機を前端コンピュータと後端
コンピュータとに機能分散させ、前端コンピュータがト
ランザクションを管理し、これらトランザクションを後
端コンピュータに分配するよう構成されているものがあ
った。
【0003】図2は、このような分散方式を説明するた
めのシステム構成図である。図において、1は前端コン
ピュータ、2−1、2−2、…、2−nは後端コンピュ
ータを示し、これらコンピュータはネットワークによっ
て相互に接続されている。前端コンピュータ1は、トラ
ンザクション分配手段1aを備え、トランザクションを
各後端コンピュータ2−1〜2−nに分配する機能を有
している。即ち、トランザクション分配手段1aは、各
後端コンピュータ2−1〜2−nに設けられたモニタ手
段2a−1、2a−2、…、2−nからの情報に基づ
き、トランザクションの分配を管理するものである。
【0004】各後端コンピュータ2−1〜2−nは、デ
ータベースアクセス等のトランザクション処理を行うも
のである。各後端コンピュータ2−1〜2−nに設けら
れたモニタ手段2a−1〜2a−nは、各々の後端コン
ピュータ2−1〜2−nのロード状態(負荷度)を監視
する機能を備え、各々のロード状態情報をネットワーク
を介して前端コンピュータ1に送出するものである。
【0005】このように構成されたシステムでは、各後
端コンピュータ2−1〜2−nが、それぞれトランザク
ション処理を行うと共に、各々のモニタ手段2a−1〜
2a−nが、自後端コンピュータのロード状態の情報を
周期的に前端コンピュータ1に送っている。
【0006】これにより、前端コンピュータ1のトラン
ザクション分配手段1aは、例えば後端コンピュータ2
−1のロード状態が規定のロード状態を超えていた場合
は、トランザクションの再分配を行う。そして、このよ
うな分配処理を行うことによって、トランザクションの
処理が特定の後端コンピュータに集中しないよう管理を
行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置における負荷分散方式では、前端コン
ピュータ1の指示でトランザクションの割り振りが後端
コンピュータ2−1〜2−nに対して行われるため、前
端コンピュータ1に異常が発生した場合には、後端コン
ピュータ2−1〜2−nのロード状態を把握し、トラン
ザクションを分配することができなくなる。その結果、
システム全体の処理が停止してしまい、システムとして
の信頼性が十分でないという問題点があった。本発明
は、上記従来の問題点を解決するためになされたもの
で、システムとしての信頼性を向上することのできる情
報処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明の情報処理装置
は、複数の計算機がネットワークで接続され、各々の計
算機がトランザクションを実行する情報処理装置におい
て、各計算機は、他の計算機の負荷度を監視する負荷モ
ニタ手段と、他の計算機がそれぞれ動作可能か否かを監
視するヘルスチェック手段と、自計算機にトランザクシ
ョン要求があった場合、当該自計算機の負荷度を判定
し、その負荷度が予め設定した閾値を超えている時は、
前記負荷モニタ手段で求めた他の計算機の負荷度に基づ
き、かつ前記ヘルスチェック手段で検出した動作不可の
計算機を除いて、前記要求されたトランザクションを渡
す相手先計算機を決定し、この計算機に対してトランザ
クション要求を行うトランザクション分配手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0009】第2発明の情報処理装置は、第1発明にお
いて、各計算機は、自計算機の機能が縮退し、当該計算
機がそれまで実行していたトランザクションを実行でき
なくなり、かつ、その縮退機能がトランザクションの分
配処理に影響を与えない場合は、自計算機の負荷度によ
らず、当該トランザクションを、他の計算機に送出する
トランザクション分配手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】第1発明の情報処理装置においては、各計算機
では、トランザクションを受け付けると、トランザクシ
ョン分配手段が、自計算機の負荷度は閾値以下かを判定
する。そして、負荷度が閾値を超えている場合は、負荷
モニタ手段で求めた負荷度から、分配候補の計算機の中
で、自計算機より負荷度の小さいものを選び、そのうち
で最も負荷度の小さい計算機を選択し、その計算機に対
してトランザクション要求を送信する。
【0011】また、ヘルスチェック手段は、一定周期で
他の計算機に対してヘルスチェックのための電文を送受
信しており、その電文が正常に送受信できることで相手
の計算機の生存確認を行っている。例えば、相手の計算
機に対してヘルスチェックのための電文を送信しても、
相手の計算機から正常な応答がない場合は、その計算機
が動作不能と判断し、トランザクション分配手段は、そ
の計算機をトランザクションの分配候補から外す。ま
た、ヘルスチェック手段は、分配候補の計算機毎に電文
受信待ちの時間を設定しており、その時間を超えても電
文が受信されない計算機は、動作不能と判断し、トラン
ザクション分配手段は、その計算機を分配候補から外
す。一方、分配候補から外されていた計算機から電文が
受信された場合は、その計算機を再び分配候補とする。
【0012】第2発明の情報処理装置においては、自計
算機でトランザクション処理を行い、その処理が正常終
了しなかった場合、トランザクション分配手段は、その
原因を判別する。この判別の結果、自計算機の縮退機能
がトランザクションの分配処理への影響を与えない場
合、自計算機の負荷度とは無関係に、他の分配候補の計
算機へのトランザクションの分配を行う。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の情報処理装置の実施例を示す
ブロック図である。図の装置は、計算機10−1、10
−2、…、10−nと、端末20−1、20−2、20
−3、…、20−nと、ネットワーク30からなる。
【0014】計算機10−1〜10−nは、それぞれデ
ータベースアクセス等のトランザクションを実行するマ
イクロコンピュータ等からなり、負荷モニタ手段11−
1、11−2、…、11−nと、ヘルスチェック手段1
2−1、12−2、…、12−nと、トランザクション
分配手段13−1、13−2、…、13−nとを備えて
いる。
【0015】負荷モニタ手段11−1〜11−nは、他
の計算機10−1〜10−nの負荷度を監視する機能を
有し、また、ヘルスチェック手段12−1〜12−n
は、ネットワーク30を介して他の計算機10−1〜1
0−nと電文の送受信を予め設定された時間間隔で行
い、他の計算機10−1〜10−nが動作可能か否かを
監視する機能を有している。
【0016】図3は、ヘルスチェックの電文フォーマッ
トを示す図である。図示のように、電文フォーマット
は、送信先の計算機を識別するための送信先計算機識別
子と、送信元の計算機を識別するための送信元識別子
と、送信元の計算機の負荷度を示す送信元計算機負荷情
報とからなっている。
【0017】図1に戻って、トランザクション分配手段
13−1〜13−nは、自計算機に要求されたトランザ
クションにより、自計算機の負荷度が予め設定した値を
超えた場合は、負荷モニタ手段11−1〜11−nで求
めた他の計算機の負荷度から、最も負荷度の小さい計算
機を取り出して、この計算機をトランザクションを渡す
相手先とし、この計算機に対してトランザクション要求
を送出する機能を有している。また、トランザクション
分配手段13−1〜13−nは、ヘルスチェック手段1
2−1〜12−nによって動作不可の計算機が検出され
た場合は、その計算機を除いて、トランザクションを分
配する計算機の選択処理を行うよう構成されている。更
に、トランザクション分配手段13−1〜13−nは、
自計算機に異常が発生し、それまで実行していたトラン
ザクションが実行できなくなった場合は、自計算機の負
荷度とは無関係に自計算機の行うトランザクションを分
配するよう構成されている。尚、ネットワーク30はロ
ーカル・エリア・ネットワークや公衆回線等からなる通
信回線である。
【0018】端末20−1〜20−nは、計算機10−
1〜10−nに対してトランザクション要求を送出する
トランザクション要求元としての機能を有するものであ
り、どの端末20−1〜20−nが、どの計算機10−
1〜10−nに対してトランザクションを要求するか
は、予めシステム立上げ時の初期値として決定されてい
る。例えば、図示の例では、端末20−1と端末20−
2は計算機10−1に、また端末20−3は計算機10
−2にトランザクション要求を行うといったように決定
されている。
【0019】次に、計算機10−1〜10−nの内部構
成の詳細を説明する。図4は、計算機10−1内部の機
能構成を示すブロック図である。図において、14−1
はトランザクション受付手段であり、端末20−1〜2
0−nから要求されたトランザクションを受け付け、ト
ランザクション分配手段13−1に送出する機能を有し
ている。トランザクション分配手段13−1は、上述し
たように、負荷モニタ手段11−1とヘルスチェック手
段12−1から得られる情報に基づき、受け付けたトラ
ンザクションを自計算機10−1で処理するか、他計算
機10−2〜10−nに分配するかを決定するものであ
る。また、トランザクション処理手段15−1は、トラ
ンザクションを自計算機10−1で処理する場合に、そ
の処理を行うものである。
【0020】更に、負荷モニタ手段11−1およびヘル
スチェック手段12−1は、上述したように、他の計算
機10−2〜10−nの負荷度および動作の可否を監視
する手段である。尚、図では計算機10−1の場合を示
しているが、他の計算機10−2〜10−nも同様の構
成を備えている。
【0021】次に、上記構成の情報処理装置の動作につ
いて説明する。図5は、トランザクションの分配を示す
フローチャートである。各計算機10−1〜10−nの
トランザクション受付手段14−1〜14−nは、端末
20−1〜20−nからトランザクション要求を受け付
けると(ステップS1)、トランザクション分配手段1
3−1〜13−nは、自計算機10−1〜10−nの負
荷度は閾値以下かの判定を行う(ステップS2)。ここ
で、負荷度とは、計算機10−1〜10−nの負荷を示
す統計情報であり、例えばCPUの使用率を用いるが、
これ以外にもI/O待キューの長さやバッファ等の資源
使用率といった指標も使用される。そして、これらの情
報を数値化、統合してシステムの負荷度合を示す別の指
標を算出することも行われる。
【0022】尚、以下の説明では、一例として自計算機
を10−1とし、この計算機10−1にトランザクショ
ン要求を行う端末は端末20−1と端末20−2に設定
されているとする。
【0023】ステップS2において、自計算機10−1
の負荷がまだ大きくないと判断されれば、自計算機10
−1で処理を行う(ステップS7)。一方、自計算機1
0−1の負荷度が閾値以上であった場合、トランザクシ
ョン分配手段13−1は、トランザクションの分配を行
うことが可能な他の計算機10−2〜10−n(これを
分配候補と呼ぶ)の中で、自計算機10−1よりも負荷
度が小さいものがあるかを判定する(ステップS3)。
尚、分配候補は、予めシステムコンフィグレーションに
よって決められている。
【0024】上記ステップS3において、自計算機10
−1よりも負荷度の小さい計算機があれば、その中で最
も負荷度の小さいものを選択し(ステップS4)、その
計算機(例えば、この計算機を10−2とする)にトラ
ンザクション要求を送信する(ステップS5)。そし
て、送信先の計算機10−2での受付完了を確認し(ス
テップS6)、確認が行われればトランザクション分配
処理を終了する。一方、ステップS6において、受付が
正常に行わなければ、分配先を再選択するため、ステッ
プS4に戻る。
【0025】また、上記ステップS3において、自計算
機10−1よりも負荷度の小さい計算機が分配候補の中
になかった場合は、ステップS7に移行してそのトラン
ザクションを自計算機10−1で処理する。そしてステ
ップS7において、自計算機10−1での処理を行った
場合、その処理が正常に終了したか否かを判断し(ステ
ップS8)、正常終了した場合は、トランザクション分
配処理を終了する。一方、何らかの原因で正常終了しな
かった場合はステップS4に戻り、分配候補の中から最
も負荷度が小さい計算機を選択する。
【0026】次に、上記のような、自計算機10−1で
の処理が正常終了しなかった場合を説明する。例えば、
自計算機10−1の負荷度が閾値以下で、自計算機10
−1で処理することになった場合でも、自計算機10−
1の故障等で処理できない場合がある。CPUやメモリ
の故障であれば、実行そのものが不可能になるが、例え
ば、磁気ディスクのコントローラの故障といった、計算
機としてはダウンするまでに至らないが、トランザクシ
ョンの処理は不可能な場合である。このような計算機の
縮退である場合、トランザクション分配手段13−1で
は、トランザクションの分配処理には影響がなく、ま
た、分配候補である他の計算機10−2〜10−nでは
処理が可能と考えられる。
【0027】従って、上記ステップS8でトランザクシ
ョン処理が異常終了した場合、その原因を判別し、自計
算機10−1の縮退機能がトランザクションの分配処理
に影響を与えず、かつ、分配候補の計算機10−2〜1
0−nで処理が可能であると判断した時は、自計算機1
0−1の負荷度によらずトランザクションを他の計算機
10−2〜10−nに分配する。
【0028】次に、ヘルスチェック動作について説明す
る。ヘルスチェックとは、分配候補の計算機10−2〜
10−nが正常に動作しているかを定期的に確認し、も
し故障計算機を検出したときは、その計算機を分配候補
から外し、故障計算機の復旧を検出したときは分配候補
に再び組み入れることで、一部の計算機の故障でシステ
ム全体に影響が出ないようにすることを目的としている
ものである。また、ヘルスチェックは、相手計算機が電
文を正常に受信し、その応答を返してきたかが、ポイン
トであるが、この電文の交換を各計算機10−1〜10
−nの負荷度の交換手段として用いることで、計算機1
0−1〜10−n間の電文交換量を削減する。即ち、負
荷モニタ手段11−1〜11−nは、ヘルスチェック手
段12−1〜12−nを介して他の計算機10−1〜1
0−nの負荷度をチェックすることになる。
【0029】ヘルスチェックは送信処理と受信処理に分
けられ、以下、各処理を説明する。図6は、ヘルスチェ
ックの送信処理を示すフローチャートである。先ず、各
計算機10−1〜10−nの負荷モニタ手段11−1〜
11−nは、自計算機10−1〜10−nの負荷度を取
得し(ステップS1)、ヘルスチェック手段12−1〜
12−nは、これを分配候補の全計算機10−1〜10
−nに送信する(ステップS2)。即ち、ここで送信す
る電文のフォーマットは図3に示したものであり、自計
算機10−1〜10−nの負荷情報を含んでいる。尚、
ここでも自計算機を10−1として以下の説明を行う。
電文送信後、相手先の計算機10−2〜10−nがその
電文を正常に受信したかを送信の完了ステータスから判
断し(ステップS3)、もし、正常に受信してくれない
場合は、何回かのリトライを行った後、応答のない相手
の計算機10−2〜10−nを分配候補から外す(ステ
ップS4)。
【0030】そして、このような電文送信を分配候補の
全計算機10−2〜10−nに対して行い(ステップS
2〜ステップS5)、ステップS5において、全計算機
10−2〜10−nに送信したと判断した場合は、一定
時間経過した後(ステップS6)、ステップS1に戻っ
て、ヘルスチェック処理を繰り返す。即ち、分配候補の
全計算機10−2〜10−nに対して一定周期でヘルス
チェックを行い、相手計算機10−2〜10−nが何ら
かの異常で応答がない場合は、その計算機を分配候補か
ら外すものである。尚、上記ステップS6の一定時間待
ちの時間は、システムによって分単位あるいは時間単位
等、適宜設定を行う。
【0031】次に、ヘルスチェックの受信処理を説明す
る。図7は、そのフローチャートである。先ず、自計算
機10−1のヘルスチェック手段12−1は、各分配候
補の計算機10−2〜10−nから電文が到着するのを
待つ(ステップS1)。ここでヘルスチェック手段12
−1は、分配候補の各計算機10−2〜10−nに所定
の時間間隔で電文の受信待ちをしており、常にタイムア
ウトの計算機10−2〜10−nがあるかをチェックし
ている(ステップS2)。
【0032】そして、電文を受信したら(ステップS
3)、その電文の送信元計算機を電文内容から取得す
る。即ち、電文の送信元計算機識別子によって、送信元
計算機を特定すると共に、トランザクション分配手段1
3−1は、その計算機が現在分配候補になっているか、
あるいは故障中等で分配候補から外されているかを判別
し(ステップS4)、もし分配候補から外されている計
算機からであれば、その計算機は復旧したものと見なし
て再び分配候補とする(ステップS5)。その後、負荷
モニタ手段11−1は、電文内容から送信元計算機の負
荷度を取得し、該当する計算機の負荷度のデータを更新
する(ステップS6)。また、送信元の計算機に対する
受信の時間監視をリセットし(ステップS7)、ステッ
プS1に戻り、ヘルスチェックの受信待ちを継続する。
【0033】一方、このような受信待ちにおいて、予め
設定した受信待ち時間を超えても、現在分配候補になっ
ている計算機10−2〜10−nから電文が受信されな
い場合(ステップS2)、その計算機に何らかの異常が
発生したと見なし、該当計算機を分配候補から外して
(ステップS8)、ステップS1に戻る。
【0034】このように、本実施例では、ヘルスチェッ
クを行うことによって、各計算機10−1〜10−nが
自律的に他の計算機10−1〜10−nの生存確認をと
れるようになっており、一つの計算機10−1〜10−
nの故障によって、他の計算機10−1〜10−n間の
ヘルスチェックが動作しなくなるといったことは発生し
ない。
【0035】以上のように、本実施例では、他の計算機
の一つが故障しても、それが分配候補の対象外となるだ
けで、残存する他計算機への負荷分配を行うことができ
る。また、自計算機に異常が発生した場合でも、トラン
ザクション分配手段13−1〜13−nは、他の計算機
10−1〜10−nへのトランザクション分配処理を行
うため、システムとしての信頼性を更に向上させること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明の情報処
理装置によれば、分散環境を構成する各計算機が独立で
他計算機の負荷度と動作の可否を監視し、この監視結果
に基づき、個々の計算機に対して要求されたトランザク
ションを他計算機へ分配するため、たとえ、一つの計算
機が故障しても、システム全体がダウンしてしまうこと
がなく、システムとしての信頼性の向上を図ることがで
きる。また、故障した計算機が復旧した場合は、直ちに
トランザクションの分配対象となるため、処理効率の高
いシステムを得ることができる。
【0037】また、第2発明の情報処理装置によれば、
自計算機に異常が発生してその機能が縮退し、かつ縮退
機能がトランザクションの分配機能に影響を与えない場
合は、自計算機の負荷度によらず、他計算機に対してト
ランザクションを分配するようにしたので、第1発明に
加えて更にシステムとしての信頼性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】従来の分散方式を説明するためのシステム構成
図である。
【図3】本発明の情報処理装置におけるヘルスチェック
の電文フォーマットを示す図である。
【図4】本発明の情報処理装置における各計算機の内部
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の情報処理装置におけるトランザクショ
ンの分配を示すフローチャートである。
【図6】本発明の情報処理装置におけるヘルスチェック
の送信処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の情報処理装置におけるヘルスチェック
の受信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10−1〜10−n 計算機 11−1〜11−n 負荷モニタ手段 12−1〜12−n ヘルスチェック手段 13−1〜12−n トランザクション分配手段 20−1〜20−n 端末 30 ネットワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機がネットワークで接続さ
    れ、各々の計算機がトランザクションを実行する情報処
    理装置において、 各計算機は、 他の計算機の負荷度を監視する負荷モニタ手段と、 他の計算機がそれぞれ動作可能か否かを監視するヘルス
    チェック手段と、 自計算機にトランザクション要求があった場合、当該自
    計算機の負荷度を判定し、その負荷度が予め設定した閾
    値を超えている時は、前記負荷モニタ手段で求めた他の
    計算機の負荷度に基づき、かつ前記ヘルスチェック手段
    で検出した動作不可の計算機を除いて、前記要求された
    トランザクションを渡す相手先計算機を決定し、この計
    算機に対してトランザクション要求を行うトランザクシ
    ョン分配手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 各計算機は、 自計算機の機能が縮退し、当該計算機がそれまで実行し
    ていたトランザクションを実行できなくなり、かつ、そ
    の縮退機能がトランザクションの分配処理に影響を与え
    ない場合は、自計算機の負荷度によらず、当該トランザ
    クションを、他の計算機に送出するトランザクション分
    配手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
JP5342862A 1993-12-15 1993-12-15 情報処理装置 Pending JPH07168790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342862A JPH07168790A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342862A JPH07168790A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07168790A true JPH07168790A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18357075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5342862A Pending JPH07168790A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07168790A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000132524A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Fujitsu Ltd 広域負荷分散装置及び方法
JP2000259539A (ja) * 1999-03-12 2000-09-22 Hitachi Information Technology Co Ltd トランザクション分配方法及び装置
JP2005515551A (ja) * 2002-01-10 2005-05-26 マッシブリー パラレル テクノロジーズ, インコーポレイテッド 並列処理システム及び方法
JP2005208923A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> グリッドシステムにおける決済情報算出方法、グリッド仲介装置、グリッド仲介プログラム
JP2008009852A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Nec Corp 負荷分散制御システム、方法、およびサーバ装置
JP2008071156A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Nec Corp 負荷分散システム、方法、及び、プログラム
JP2008287632A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Panasonic Corp 制御装置復帰システム
JP2009003923A (ja) * 2007-05-18 2009-01-08 Nec Infrontia Corp スロットインターフェースアクセス装置、その方法及びそのプログラム並びに主装置の冗長構成及び代替方法
US8473774B2 (en) 2007-05-18 2013-06-25 Nec Infrontia Corporation Main device redundancy configuration and main device replacing method
JP2015503781A (ja) * 2011-12-22 2015-02-02 アルカテル−ルーセント エネルギー効率の良い分散型でエラスティックなロードバランシングのための方法および装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000132524A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Fujitsu Ltd 広域負荷分散装置及び方法
JP2000259539A (ja) * 1999-03-12 2000-09-22 Hitachi Information Technology Co Ltd トランザクション分配方法及び装置
JP2005515551A (ja) * 2002-01-10 2005-05-26 マッシブリー パラレル テクノロジーズ, インコーポレイテッド 並列処理システム及び方法
JP2005208923A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> グリッドシステムにおける決済情報算出方法、グリッド仲介装置、グリッド仲介プログラム
JP2008009852A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Nec Corp 負荷分散制御システム、方法、およびサーバ装置
JP2008071156A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Nec Corp 負荷分散システム、方法、及び、プログラム
JP2009003923A (ja) * 2007-05-18 2009-01-08 Nec Infrontia Corp スロットインターフェースアクセス装置、その方法及びそのプログラム並びに主装置の冗長構成及び代替方法
US8473774B2 (en) 2007-05-18 2013-06-25 Nec Infrontia Corporation Main device redundancy configuration and main device replacing method
JP2008287632A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Panasonic Corp 制御装置復帰システム
JP2015503781A (ja) * 2011-12-22 2015-02-02 アルカテル−ルーセント エネルギー効率の良い分散型でエラスティックなロードバランシングのための方法および装置
US9223630B2 (en) 2011-12-22 2015-12-29 Alcatel Lucent Method and apparatus for energy efficient distributed and elastic load balancing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8812501B2 (en) Method or apparatus for selecting a cluster in a group of nodes
EP0854610A2 (en) Ethernet communication redundancy method
US20060085669A1 (en) System and method for supporting automatic protection switching between multiple node pairs using common agent architecture
US5721914A (en) System and method for hierarchical data distribution
US6983324B1 (en) Dynamic modification of cluster communication parameters in clustered computer system
JP4695705B2 (ja) クラスタシステムおよびノード切り替え方法
US20050246570A1 (en) Dynamic modification of fragmentation size cluster communication parameter in clustered computer system
US20070041328A1 (en) Devices and methods of using link status to determine node availability
MXPA04002731A (es) Distribucion de mensajes con resoluciones y caracteristicas configurables entre dos puntos extremos.
US7424640B2 (en) Hybrid agent-oriented object model to provide software fault tolerance between distributed processor nodes
JPH066362A (ja) Lanにおけるホストシステムのメッセージ処理負荷分散方式
WO2004031979A2 (en) Method of solving a split-brain condition
US20060161641A1 (en) Computer-readable recording medium, relay control method, and relay control apparatus
JPH07168790A (ja) 情報処理装置
CN114844809A (zh) 基于网络心跳和内核磁盘心跳的多因子仲裁方法、装置
JP2005301436A (ja) クラスタシステムおよびクラスタシステムにおける障害回復方法
US7418506B1 (en) Apparatus for connection management and the method therefor
US5936943A (en) Line interface equipment in ATM exchange
JP2010287987A (ja) メールサーバシステム及び輻輳制御方法
US5894547A (en) Virtual route synchronization
EP2764438B1 (en) Connection method
CN115244513A (zh) 用于在具有外部配对系统的任务分配系统中进行错误处置的技术
JPH0962624A (ja) オンライントランザクションの処理方法および処理システム
WO2024052981A1 (ja) 処理装置、処理方法およびプログラム
US20240172041A1 (en) A Method of Processing an Incoming Service Request by a First Network Function, NF, Instance, as well as the Corresponding Network Functions