JP2002041330A - センタ監視システムおよびそのログ管理方法 - Google Patents

センタ監視システムおよびそのログ管理方法

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JP2002041330A
JP2002041330A JP2000222672A JP2000222672A JP2002041330A JP 2002041330 A JP2002041330 A JP 2002041330A JP 2000222672 A JP2000222672 A JP 2000222672A JP 2000222672 A JP2000222672 A JP 2000222672A JP 2002041330 A JP2002041330 A JP 2002041330A
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log
client
center server
center
monitoring system
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JP2000222672A
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Kazuyuki Muramoto
一之 村本
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来の分散型システムの業務に支障をきたす
ことなく各クライアントのアプリケーションの動作の監
視を行う。 【解決手段】 ログ格納手段223はアプリケーション
22aから出力されるログを格納するとともにそのログ
をセンタサーバ10に送信可能な場合にのみ送信する。
ログ格納手段12は各クライアントから送信されたログ
を格納する。ログ確認手段13は起動トリガ100によ
って発生する第1のタイミングでセンタサーバ10に格
納されたログに基づいて未受信ログの検出を行う。消失
ログ収集手段14は起動トリガ100によって発生する
第2の任意のタイミングで未受信ログの送信要求をセン
タサーバ10から各クライアント200に送信する。消
失ログ取得手段14はログ格納装置225に格納されて
いるログの中から未受信ログを読み出してセンタサーバ
10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
クライアントとネットワークを介して接続され各クライ
アント上で動作するアプリケーションから出力されるロ
グの内容に基づいてアプリケーションの動作を監視する
センタサーバを備えるセンタ監視システムおよびそのロ
グ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】センタサーバと、少なくとも1つのクラ
イアントとがネットワークで接続されている分散型シス
テムでは、通常、センタサーバが各クライアントのアプ
リケーションの動作を監視するセンタ監視システムが構
築されている。各クライアントは、動作中のアプリケー
ションから出力されたログをセンタサーバに送信し、セ
ンタサーバは受信したログによって各クライアントのア
プリケーションの動作を監視する。
【0003】このようなセンタ監視システムでは、ネッ
トワークの障害やセンタサーバの障害、あるいはネット
ワーク中のルータの障害などが発生した場合には、各ク
ライアントからセンタサーバに対してアプリケーション
のログを送信することができなくなる。そのため、ネッ
トワークやセンタサーバやルータの復旧を認識後には、
各クライアントは、未送信のログを即座にセンタサーバ
に再送するようにしている。
【0004】しかし、各クライアントがネットワークや
センタサーバの復旧後に即座にログを再送すると、多数
のログが一度にセンタサーバに送信されることになるた
め、ネットワークの負荷が増大し、分散型システムの本
来の業務、特にリアルタイム性が要求される業務に支障
をきたす恐れがあるという問題があった。
【0005】また、特開平4−153842号公報に開
示されているように、ネットワークの障害後の各クライ
アントのアプリケーションのログを蓄積しておき、ネッ
トワークが復旧してから所定の時間後にクライアントが
蓄積したログを再送したり、ログを定期的に再送したり
する方法が考えられている。しかし、このようなクライ
アント側でログの送信タイミングを調整する方法では、
分散型システムの大規模化に伴いクライアントの数が増
加すると、クライアントからのログの再送時刻や再送間
隔の調整が困難となり、それらの調整結果によっては、
蓄積されたログの送信時刻と、リアルタイム性が要求さ
れる本来業務でのアプリケーションのログの送信時刻と
が重なって、リアルタイム性が要求される本来の業務の
アプリケーションのログの送信が遅れる場合があり、分
散型システムの本来の業務に支障をきたす可能性がある
という問題があった。
【0006】例えば、蓄積されたログの送信は、クライ
アントの起動時に行われる場合が多く、この場合、多数
のクライアントが一斉に起動されると蓄積されていたロ
グがセンタサーバに一斉に送信されるため、ネットワー
クの回線の負荷が重くなる。さらに、ログの再送時刻や
再送間隔を変更する場合には、クライアントに記憶され
ているこれらの時刻や時間の値を調整するためのパラメ
ータを直接変更する必要があり、クライアントが遠隔地
に分散している場合には、パラメータの調整が困難にな
っていまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のセンタ監視システムでは、各クライアントのアプリ
ケーションが、ネットワークやセンタサーバの復旧後に
即座にログを再送すると、多数のログが一斉にセンタサ
ーバに送信されてしまってネットワークの回線の負荷が
重くなり、本来の分散型システムの業務に支障をきたす
可能性があるという問題があった。また、クライアント
側でログの送信を調整する方法では、クライアントの数
が増大すると、それぞれのログの送信の調整が困難にな
ってしまうという問題があった。
【0008】本発明は、分散型システムにおいて本来の
業務に支障をきたすことなく各クライアントのアプリケ
ーションの動作の監視を行うことができるセンタ監視シ
ステムおよびそのログ管理方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のセンタ監視システムでは、少なくとも1つ
のクライアントとネットワークを介して接続され前記各
クライアント上で動作するアプリケーションから出力さ
れるログの内容に基づいて該アプリケーションの動作を
監視するセンタサーバを備えるセンタ監視システムにお
いて、前記センタサーバは、第1のログ格納手段および
第2のログ格納手段を発生させる起動トリガと、各クラ
イアントから送信されたログを格納する第1のログ格納
手段と、前記第1の任意のタイミングで前記第1のログ
格納手段に格納されたログに基づいて未受信ログの検出
を行うログ確認手段と、前記第2の任意のタイミングで
前記未受信ログの送信要求を前記各クライアントに送信
して、前記各クライアントから送信された前記未受信ロ
グを前記第1のログ格納手段に格納する消失ログ収集手
段とを備え、前記各クライアントは、前記アプリケーシ
ョンから出力されるログを格納するとともに前記ログを
前記センタサーバに送信可能な場合にのみ送信する第2
のログ格納手段と、前記未受信ログの送信要求を前記セ
ンタサーバから受信した場合に前記第2のログ格納手段
に格納されているログの中から前記未受信ログを読み出
して前記センタサーバに送信する消失ログ取得手段とを
備えることを特徴とする。
【0010】本発明のセンタ監視システムでは、各クラ
イアントから送信されるログの送信タイミングを前記セ
ンタサーバで任意に調整できるようにすることによっ
て、ネットワークの負荷が軽いときにセンタサーバが各
クライアントからアプリケーションのログを収集するこ
とができるようになるため、本来の分散型システムの業
務に支障をきたすことなく各クライアントのアプリケー
ションの動作の監視を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態のセンタ
監視システムおよびそのログ管理方法について図面を参
照して詳細に説明する。なお、全図において同一の符号
がつけられている構成要素はすべて同一のものを示す。
【0012】(第1の実施形態)図1は、本実施形態の
センタ監視システムの基本的な構成を示すブロック図で
ある。図1のセンタ監視システムは、センタサーバ10
と、クライアント200と、クライアント300とから
構成されている。各クライアント200、300では、
アプリケーション22a、32aがそれぞれ動作してい
る。本実施形態のセンタ監視システムは、各クライアン
ト200、300上で動作するアプリケーション22
a、32aの動作を監視するものである。本実施形態の
センタ監視システムでは、各クライアント200、30
0は、アプリケーション22a、32aから出力される
ログを各クライアント200、300内に保存するとと
もに、センタサーバ10にそのログを送信している。セ
ンタサーバ10は、各クライアント200、300から
送信されたログによってアプリケーション22a、32
aの動作を監視している。
【0013】図2は、各クライアント200、300か
らセンタサーバ10に送信されるログの書式を示す図で
ある。このログは、ヘッダ情報とアプリケーション出力
ログ33とから構成される。ヘッダ情報は、クライアン
ト識別子31および通番32から構成される。クライア
ント識別子31は送信元のクライアントを識別するため
のものである。したがって、クライアント識別子31の
値を調べれば、そのログがどのクライアントから送信さ
れたものであるかが判別できるようになっている。ま
た、通番32は、各クライアントから出力されるログ
が、送信される順に1、2、3…というふうに付与され
る通し番号である。つまり、クライアント200から出
力されるログの通番32には出力される順番に1、2、
3…という値が付与され、クライアント300から出力
されるログの通番32にも出力される順番に1、2、3
…という値が付与される。
【0014】図1に示すように、センタサーバ10は、
通信手段11と、第1のログ格納手段であるログ格納手
段12と、ログ確認手段13と、消失ログ収集手段14
と、ログ格納装置15と、消失ログ情報格納装置16
と、起動トリガ100とを備えている。また、クライア
ント200は、通信手段221と、アプリケーション2
2aと、ヘッダ情報付加手段222と、第2のログ格納
手段であるログ格納手段223と、消失ログ取得手段2
24と、ログ格納装置225と、通番格納装置226と
を備えており、クライアント300は、通信手段321
と、アプリケーション32aと、ヘッダ情報付加手段3
22と、ログ格納手段323と、消失ログ取得手段32
4と、ログ格納装置325と、通番格納装置326とを
備えている。クライアント200とクライアント300
との構成および動作は同等であるので、以下では、セン
タサーバ10およびクライアント200の構成および動
作についてのみ説明する。
【0015】センタサーバ10とクライアント200と
は、通信手段11および通信手段221とでローカル・
エリア・ネットワーク(以降 LAN)やワイド・エリ
ア・ネットワーク(以降 WAN)を介して接続されて
いる。
【0016】通信手段11および通信手段221は、L
ANやWANを介してアプリケーションのログ等を挿入
した電文のやり取りをセンタサーバ10とクライアント
200間で行うプロトコルを有しており、さらに受信し
た電文の宛先が自分自身ではなく階層型システム構成上
の上位または下位にあるサーバおよびクライアントであ
る場合には、その電文の中継をおこなう機能を有してい
る。
【0017】本実施形態のセンタ監視システムでは、ロ
グ格納手段223は、アプリケーション22aから出力
されヘッダ情報付加手段222によって前述のヘッダ情
報が付加されたログをログ格納装置225に格納すると
ともに、通信手段221、11を介して、ログ格納手段
12にそのログを送信する。センタサーバ10のログ格
納手段12は、通信手段11から通知されたログをログ
格納装置15に格納する。
【0018】起動トリガ100は、第1の任意のタイミ
ングでセンタサーバ10のログ確認手段13を起動さ
せ、第2の任意のタイミングで消失ログ収集手段14を
起動させるトリガである。本実施形態のセンタ監視シス
テムでは、クライアント200から送信されたログはロ
グ格納装置15に格納される。ログ確認手段13は、第
1の任意のタイミングで起動トリガ100から起動さ
れ、ログ格納装置15に格納されたログに基づいて未受
信ログの検出を行う。検出された未受信ログの情報は、
消失ログ情報格納装置16に格納される。消失ログ収集
手段14は、第2の任意のタイミングで起動トリガ10
0から起動され、消失ログ情報格納装置16に格納され
る未受信ログの情報を読み出して、その未受信ログの送
信要求を通信手段11を介してクライアント200に送
信する。クライアント200の消失ログ取得手段224
は、送信要求のあった未受信ログをログ格納装置225
から読み出してセンタサーバ10に再送する。消失ログ
収集手段14は、受信した身受信ログをログ格納装置1
5に格納する。
【0019】次に、本実施形態のセンタ監視システムの
ログ管理方法について図3〜図6のフローチャートを参
照して詳細に説明する。図3は、クライアント200か
らセンタサーバ10へログが送信される際の本実施形態
のセンタ監視システムのログ管理方法を示すフローチャ
ートである。
【0020】図3に示すように、ヘッダ情報付加手段2
22は、クライアント200で実行されているアプリケ
ーション22aから出力されたログを受信すると、通番
格納装置226より通番を取得する(ステップS22
1)。通番格納装置226には、次に送信するログの通
番32に格納されるべき通し番号が格納されており、そ
の番号の初期値は1となっている。ヘッダ情報付加手段
222は、クライアント200に割り当てられているク
ライアント識別子と通番格納装置226より取得した通
番とを、図2に示すヘッダ情報としてアプリケーション
22aから出力されたログに付加する(ステップS22
2)。そして、ヘッダ情報付加手段222は、通番格納
装置226より取得した通番に1を加算した値を通番格
納装置226に格納するとともに、ヘッダ情報が追加さ
れたログをログ格納手段223に通知する(ステップS
223)。ログ格納手段223は、通知されたログをロ
グ格納装置225に格納するとともに、通信手段221
にログを通知する(ステップS224)。ログを通知さ
れた通信手段221は、そのログをセンタサーバ10に
送信する(ステップS225)。センタサーバ10の通
信手段11は、クライアント200から通知されたログ
を受信すると、ログ格納手段12にそのログを通知し
(ステップS226)、ログ格納手段12は、そのログ
をログ格納領域15に格納する(ステップS227)。
【0021】なお、ステップS225において、センタ
サーバ10が起動していない場合やセンタサーバ10と
クライアント200との間のネットワークに障害が発生
して通信手段221から通信手段11にログを送信でき
ない場合などには、通信手段221はそのログを破棄す
る。本実施形態のセンタ監視システムでは、通信手段2
21は、センタサーバ10とクライアント200のネッ
トワーク接続が復旧した後でもログの再送処理を行わな
い。
【0022】次に、センタサーバ10が未受信のログを
検出する際の本実施形態のセンタ監視システムのログ管
理方法について説明する。図4は、センタサーバ10に
通知されていないログを検出する際の本実施形態のセン
タ監視システムのログ管理方法を示すフローチャートで
ある。
【0023】起動トリガ100により第1の任意のタイ
ミングでログ確認手段13が起動されると、ログ確認手
段13は、まず各クライアントの確認済み通番を通番情
報格納装置17から取得する(ステップS131)。図
5に示すように、通番情報格納装置17には、各クライ
アント毎のクライアント識別子41と確認済み通番42
が対応付けされて格納されている。確認済み通番42
は、その通番までのログが正常にセンタサーバ10に受
信されたことを示す番号であり、その初期値は0となっ
ている。
【0024】次に、ログ確認手段13は、ログ格納装置
15に格納されているログの通番32の中から確認済み
通番42の次に順序的に大きい通番を取得する(ステッ
プS132)。そして、ログ確認手段13は、ログ格納
装置15から取得した通番と、通番情報格納装置17か
ら取得した確認済み通番とを比較して、その間に抜けて
いる通番があるか否かをチェックする(ステップS13
3)。通番情報格納装置17から取得した確認済み通番
が順序的に連続しており、抜けている通番が存在しない
場合、ログ確認手段13は、ログ格納装置15から取得
した通番を通番情報格納装置17の確認済み通番42に
格納する(ステップS135)。
【0025】しかし、ステップS133において、通番
情報格納装置17から取得した確認済み通番が順序的に
連続しておらず、1つまたは複数個の抜け通番が存在す
る場合、ログ確認手段13は、抜け通番と、抜け通番が
あるクライアントのクライアント識別子とを、消失ログ
情報格納装置16に格納する(ステップS134)。そ
の後、ログ確認手段13は、ログ格納装置15から取得
した通番を通番情報格納装置17の確認済み通番42に
格納する(ステップS135)。
【0026】次に、未受信のログをセンタサーバ10に
収集する際の本実施形態のセンタ監視システムのログ管
理方法について説明する。図6は、未受信のログをセン
タサーバ10に収集する際の本実施形態のセンタ監視シ
ステムのログ管理方法を示すフローチャートである。
【0027】起動トリガ100により第2の任意のタイ
ミングで消失ログ収集手段14が起動されると、消失ロ
グ収集手段14は、消失ログ情報格納装置16に抜け通
番格納されていれば、その抜け通番を取得する(ステッ
プS141)。ここでは、抜け通番のあるクライアント
をクライアント200であるとする。次に、消失ログ収
集手段14は、その抜け通番を通信手段11を介してク
ライアント200に送信し(ステップS142)、その
クライアントから未受信ログが送信されるのを待つ(ス
テップS143)。
【0028】一方、クライアント200では、センタサ
ーバ10から抜け通番が送信されると、消失ログ取得手
段224が通信手段221を介してその抜け通番を取得
し(ステップS241)、その抜け通番に対応するログ
をログ格納装置225より読み出し(ステップS24
2)、読み出したログを未受信ログとしてセンタサーバ
10に送信する(ステップS243)。センタサーバ1
1の消失ログ手段12は、通信手段11を介してそのロ
グを取得し(ステップS144)、取得したログをログ
格納装置15に格納する(ステップS145)。
【0029】なお、ログ確認手段13と消失ログ収集手
段14は前述のとおり、それぞれ起動トリガ100によ
って起動されるが、ログ確認手段13と消失ログ収集手
段14は非同期で起動させることができ、起動トリガ1
00において起動スケジュールを組むことによりそれぞ
れの手段を実行させる時刻をずらすことができる。した
がって、本実施形態のセンタ監視システムでは、クライ
アント20のアプリケーション2aから出力されるログ
をセンタサーバ10に送信するタイミングと、ログの抜
け通番の確認をおこなうログ確認手段13の動作タイミ
ングである第1の任意のタイミングと、消失したログの
収集をおこなう消失ログ収集手段14の動作タイミング
である第2の任意のタイミングとを非同期に実行するこ
とが可能である。そのため、本実施形態のセンタ監視シ
ステムでは、ネットワークの負荷が低い時間帯にセンタ
サーバ10のログ確認手段13や消失ログ収集手段14
を実行することが可能となる。
【0030】以上述べたように、本実施形態のセンタ監
視システムでは、各クライアント200、300のアプ
リケーション22a、32aの動作を監視するために各
クライアントから送信されるログの送信タイミングをセ
ンタサーバで調整できるものとすることによって、ネッ
トワークの負荷が軽いときに、各クライアント200、
300からアプリケーションのログを収集することがで
きるようになるため、本来の分散型システムの業務に支
障をきたすことなく各クライアント200、300のア
プリケーション22a、32aの動作の監視を行うこと
ができる。
【0031】ネットワークやセンタサーバ10の負荷が
それほど大きくない分散システムにおいては、本実施形
態のセンタ監視システムでは、ログ確認手段13と消失
ログ収集手段14との実行間隔を短くすることによっ
て、ネットワーク障害復旧後のログのリアルタイム性を
確保することができる。
【0032】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のセンタ監視システムについて図面を参照して
詳細に説明する。図7は、本実施形態のセンタ監視シス
テムの構成を示すブロック図である。本実施形態のセン
タ監視システムでは、センタサーバ10を頂点として、
クライアント200〜500が階層的に接続されている
階層構造の分散システムとなっている。センタサーバに
は、クライアント200とクライアント300とが、L
ANまたはWANによって接続され、クライアント20
0には、クライアント400とクライアント500とが
接続されている。
【0033】本実施形態のセンタ監視システムでは、下
位のクライアント400、500から送信されるログ
や、センタサーバから送信される抜け通番は、1つ上の
階層であるクライアント200を経由してセンタサーバ
10に送信される。図7に示すように、クライアント4
00のアプリケーション42aから出力されたログは、
ヘッダ情報付加手段422によってヘッダ情報を付加さ
れ、ログ格納手段423によってログ格納装置425に
格納されるとともに、通信手段421によってクライア
ント200の通信手段221に送信される。通信手段2
21は、受信したログをセンタサーバ10の通信手段1
1に送信する。また、クライアント500のアプリケー
ション52aから出力されたログも、クライアント20
0の通信手段221を介してセンタサーバ10の通信手
段11に送信される。
【0034】一方、センタサーバ10のログ確認手段1
3が、クライアント400における未受信ログを検出す
ると、その未受信ログの抜け通番は、センタサーバ10
の通信手段11からクライアント200の通信手段20
1に送信される。通信手段201は、この抜け通番がク
ライアント400に対するものであるので、この抜け通
番をクライアント400の通信手段421へ送信する。
クライアント400の消失ログ取得手段424は、抜け
通番のログをログ格納装置425から読み出して、その
ログを通信手段421に送信し、通信手段421は、ク
ライアント200の通信手段221を介して、センタサ
ーバ10の通信手段11へそのログを送信する。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のセンタ監視
システムおよびそのログ管理方法では、各クライアント
のアプリケーションの動作を監視するために各クライア
ントから送信されるログの送信タイミングをセンタサー
バで任意に調整できるものとすることによって、ネット
ワークの負荷が軽いときに、各クライアントからアプリ
ケーションのログを収集することができるようになるた
め、本来の分散型システムの業務に支障をきたすことな
く各クライアントのアプリケーションの動作の監視を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のセンタ監視システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のセンタ監視システム
におけるセンタサーバに通知されるログの書式を示す図
である。
【図3】クライアントからセンタサーバへログが通知さ
れる際の本発明の第1の実施形態のセンタ監視システム
のログ管理方法を示すフローチャートである。
【図4】未受信のログを検出する際の本発明の第1の実
施形態のセンタ監視システムのログ管理方法を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態のセンタ監視システム
の通番情報装置に格納される情報を示す図である。
【図6】未受信のログをセンタサーバに収集する際の本
発明の第1の実施形態のセンタ監視システムのログ管理
方法を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態のセンタ監視システム
の構成を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 センタサーバ 11 通信手段 12 ログ格納手段 13 ログ確認手段 14 消失ログ収集手段 15 ログ格納装置 16 消失ログ情報格納装置 17 通番情報格納装置 31、41 クライアント識別子 32 通番 33 アプリケーション出力ログ 42 確認済み通番 100 起動トリガ 200、300、400、500 クライアント 221、321、421、521 通信手段 222、322、422、522 ヘッダ情報付加手
段 223、323、423、523 ログ格納手段 224、324、424、524 消失ログ取得手段 225、325、425、525 ログ格納装置 22a、32a、42a、52a アプリケーション S131〜S135、S221〜S227 ステップ S141〜S145、S241〜S243 ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのクライアントとネット
    ワークを介して接続され前記各クライアント上で動作す
    るアプリケーションから出力されるログの内容に基づい
    て該アプリケーションの動作を監視するセンタサーバを
    備えるセンタ監視システムにおいて、 前記センタサーバは、第1の任意のタイミングおよび第
    2の任意のタイミングを発生させる起動トリガと、各ク
    ライアントから送信されたログを格納する第1のログ格
    納手段と、前記第1の任意のタイミングで前記第1のロ
    グ格納手段に格納されたログに基づいて未受信ログの検
    出を行うログ確認手段と、前記第2の任意のタイミング
    で前記未受信ログの送信要求を前記各クライアントに送
    信して、前記各クライアントから送信された前記未受信
    ログを前記第1のログ格納手段に格納する消失ログ収集
    手段とを備え、 前記各クライアントは、前記アプリケーションから出力
    されるログを格納するとともに前記ログを前記センタサ
    ーバに送信可能な場合にのみ送信する第2のログ格納手
    段と、前記未受信ログの送信要求を前記センタサーバか
    ら受信した場合に前記第2のログ格納手段に格納されて
    いるログの中から前記未受信ログを読み出して前記セン
    タサーバに送信する消失ログ取得手段とを備えることを
    特徴とするセンタ監視システム。
  2. 【請求項2】 前記ログ確認手段は、前記第1のログ格
    納手段によって格納されているログが送信された順に付
    加されている通し番号を取得し、抜けている通し番号が
    付加されているログを前記未受信ログとして検出する請
    求項1記載のセンタ監視システム。
  3. 【請求項3】 前記センタサーバを頂点として前記各ク
    ライアントが階層的に接続されている請求項1または2
    記載のセンタ監視システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのクライアントとネット
    ワークを介して接続され前記各クライアント上で動作す
    るアプリケーションから出力されるログの内容に基づい
    て該アプリケーションの動作を監視するセンタサーバを
    備えるセンタ監視システムのログ管理方法であって、 前記各クライアントに前記アプリケーションから出力さ
    れるログを格納させるとともに前記ログを前記センタサ
    ーバに送信可能な場合にのみ送信させ、 前記センタサーバには各クライアントから送信されたロ
    グを格納させ、 第1の任意のタイミングで前記センタサーバに格納され
    たログに基づいて未受信ログの検出を行い、 第2の任意のタイミングで前記未受信ログの送信要求を
    前記センタサーバから前記各クライアントに送信し、前
    記各クライアントに格納されているログの中から前記未
    受信ログを読み出して前記センタサーバに送信し、前記
    未受信ログを前記センタサーバに格納することを特徴と
    するセンタ監視システムのログ管理方法。
  5. 【請求項5】 前記アプリケーションから出力されたロ
    グを前記センタサーバに送信する際に、送信される順に
    前記ログに通し番号を付加しておき、 前記センタサーバに格納されているログに付加されてい
    る通し番号を読み出して、抜けている通し番号から前記
    未受信ログを検出する請求項4記載のログ管理方法。
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