JP2008059114A - Snmpを利用した自動ネットワーク監視システム - Google Patents

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Norio Kamon
憲男 嘉門
Yoshinori Furuko
美則 古府
Koichi Umeda
浩一 梅田
Shigeki Kato
成樹 加戸
Hirosuke Kato
裕輔 加藤
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Abstract

【課題】本発明はSNMPを利用した自動ネットワーク監視システムに関し,SNMPのマネージャ機能を備えた監視装置が,エージェント機能を備えた被監視装置からのトラップ情報欠損を早期に且つ確実に検出して収集することを目的とする。
【解決手段】被監視装置は,自装置のトラップ情報の発生により更新されるシーケンス番号とトラップ情報とを格納する管理情報格納手段と監視装置からの情報要求を受け取ると要求された情報を送信する手段とを備え,監視装置は,監視対象である複数の被監視装置から取得したシーケンス番号とトラップ情報とを格納したデータベースと,一定周期で起動されて被監視装置に対してシーケンス番号の送信を要求する手段と,被監視装置からの応答を受信するとデータベースに格納された当該被監視装置のシーケンス番号とを比較してトラップ情報損失のチェックを行うシーケンス番号チェック手段とを備えるよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は,SNMPを利用した自動ネットワーク監視システムに関する。
ネットワークが複雑で大規模なものになるにつれ,人手で管理することが困難になり,SNMP(Simple Network Management Protocol)と呼ばれるネットワーク管理プロトコルが開発されており,以下の性質がある。
a.セキュリティや障害の監視を行うことが可能になった。
b.SNMPは簡易プロトコルであるために広く普及しており,監視システムを開発する上では実装が容易である。
c.転送速度が速い(UDPの特徴,UDPはUser Datagram Protocol) 。
d.SNMPは信頼性が低い(UDPの特徴)。
e.セキュリティ面が脆弱である。
ネットワーク監視システムの開発を行うにあたり,上記a.とb.の利点のために,SNMPを採用するが,この場合,上記c.とd.はネットワーク監視システム利用のリスクとされる。
従来のSNMPによるネットワーク管理システムでは,管理される機器であるエージェントは事前に指定された機器の情報をMIB(Management Information Base) と呼ばれる管理情報ベースを参照して定期的に取得し,ある一定の条件を満たすイベントを検知する毎に所定のフレーム構成のトラップ情報によりネットワーク管理を行うマネージャに送信し,マネージャはこれを受け取ってIPヘッダに基づき機器対応にトラップ情報を蓄積して,MIBの状態を判断してメンテナンス等のために役立てるようにしている。
図11は従来例の説明図である。図中,70はSNMPのエージェント1,71はエージェント70のMIB,72はLAN等のネットワーク,73はSNMPのマネージャ,74はマネージャ73に設けられた管理情報データベース(DB)であり,エージェント1〜エージェントn等の管理下の複数のエージェントの管理情報(トラップ情報)が格納されている。
エージェント(1)70はMIB71に格納された情報1,情報2,情報3について何れかの情報に変化が発生(イベント発生)すると,トラップ情報を発生する。
SNMPエージェントのMIBが変化する契機には次の(1) 〜(3) がある。
(1) SNMPエージェントで障害を検出した場合。障害を大きく分けると,
a.SNMPエージェントがサービスを継続できない障害の発生(致命的)
b.SNMPエージェントがサービスは継続できるが復旧が必要な障害(警告)
があるが,a.とb.はSNMPマネージャにとって重要な変化であり,また,障害が復旧した場合も重要な変化である。
(2) SNMPマネージャの設定変更が行われた場合,設定の変更には,
a.SNMPマネージャからの指示による場合
b.外部アプリケーション(架前の端末)からの指示による場合
c.障害検出により,SNMPエージェントが自律的に設定を変更した場合
があるが,b.とc.はSNMPマネージャにとって重要な変化である。
(3) SNMPエージェントがリセットされた場合,リセットには,
a.手動(人の指示によるもの)
b.自動(SNMPエージェント自身の判断によるもの)
があり,b.はSNMPマネージャにとって重要な変化である。
これらの変化をSNMPマネージャに通知する手段がトラップ情報であり,変換発生から時間差なく,漏れなく伝達する必要がある。
このようなトラップ情報はネットワーク72を介してマネージャ73に送信され,マネージャ73では管理情報データベース74内のSNMPエージェント♯1の管理情報を更新する。ところが,エージェント(♯1)70の情報3=100が200に変化して,トラップ情報が発生しても,ネットワーク72の障害等によりマネージャ73に届かない(欠損になった)場合,エージェント70のMIB71の内容と,マネージャ73の管理情報データベース74のエージェント♯1の情報が不一致になるが,その不一致になったことをマネージャ73で判別することができない。また,エージェント70にはトラップ情報の再送機能がないため,不一致のままとなる。
このように,ネットワークの障害等により,トラップ情報に抜けが生じても検出することができないという問題を解決するためのネットワーク管理システムが提案されている(特許文献1参照)。図12は提案されたシステムの構成を示し,図13は提案されたSNMPのフレームのフォーマットを示す。
図12において,50はネットワーク管理を行うマネージャとして機能するワークステーション,51はトラップ情報受取手段,52は損失トラップ発生検出手段,53は損失トラップ情報取得処理手段,54は蓄積処理手段,55はトラップ情報記憶手段,56は出力手段,57は損失トラップ発生警報出力手段である。60はネットワークに接続されたルータや,端末等のエージェントとして機能するネットワーク機器,61はイベント発生監視手段,62はシーケンス番号付与手段,63はトラップ情報送出手段,64は保存処理手段,65はトラップ情報保存手段,66は損失トラップ情報送出手段である。70はワークステーション50と複数のネットワーク機器60を接続するバス型LANである。
SNMPのフレームのフォーマットは図13に示され,(a) はSNMPフレームであり,MACヘッダ,LLCヘッダ,IPヘッダ,UDPヘッダ,SNMPメッセージが配置され,LLC−MACトレイラで終了する。SNMPメッセージ内は(b) に示されるPDU(Protocol Data Unit)が含まれ,PDUは先頭にPDUタイプ,次にリクエストID,エラー・ステータス,エラー・インデックス,変数リストが配置される。PDUでは,マネージャ(ワークステーション)からエージェント(ネットワーク機器)に対し管理情報の取り出しを要求するGet-Request,連続して取り出しを要求するGet-Next-Requestメッセージ,マネージャからエージェントに対し設定値の変更やネットワークの動作環境の値の設定を要求するSet-Request メッセージ, 上記マネージャからのGet-Request やGet-Next-Requestを受信した時にエージェントからマネージャに対する回答時に送信されるGet-Responseメッセージが標準のPDUとしてサポートされている。
また, エージェント側では発生したイベントをマネージャ側へ通知するトラップ情報が図13の(c) に示され,PDUタイプ,トラップ発生システムのIDを表すエンタプライズ,トラップの送信元のIPアドレスであるエージェント・アドレス,一般トラップと特別トラップにはマネージャにトラップで通知される監視対象機器のイベントを示す値がセットされ,タイム・スタンプにはエージェントが最後に起動(再初期値)してからトラップが発生するまでの経過時間がセットされ,変数リストはエージェント側で発生したイベントを表す情報であり,変数リストの各変数は名前,値長,値とで構成されている。
ネットワーク機器(エージェント)60は,イベント発生監視手段61でイベントを検出すると,トラップ情報にシーケンス番号付与手段62でシーケンス番号を付与してトラップ情報送出手段63からワークステーション(マネージャ)50に送信し,ワークステーション50はネットワーク機器60から送られてきたトラップ情報を受け取ると,受け取ったトラップ情報に含まれたIPアドレスとシーケンス番号を取り出し,対応するIPアドレスの前回シーケンス番号を取り出し,シーケンス番号が連続しているか判別して損失トラップ情報発生の有無を損失トラップ発生検出手段52で検出し,損失トラップ情報の発生を検出すると,警報出力を損失トラップ発生警報出力手段57で発生し損失トラップ情報の再送を要求する。
特開平9−247146号公報(図1,図4)
上記した特許文献1の技術では,マネージャはエージェントから送られてくるシーケンス番号を識別して,マネージャに保持する当該エージェントの前回受け取ったトラップ情報のシーケンス番号に連続しているか判別することにより損失トラップ情報の発生を検出しているため,トラップ情報が損失したことを検出するタイミングは,損失発生後以降にトラップ情報を受信した場合に限られ,損失発生後に次のトラップ情報が発生しなければ,そのまま損失したことが分からないという問題がある。
また,特許文献1の技術では,管理対象のエージェントに対して一つのシーケンス番号が付与されており,エージェントとシーケンス番号が1:1で管理されているため,エージェント内の情報の種類(カテゴリ)について管理することができないという問題がある。
更に,特許文献1の技術では,損失したトラップ情報を検出する毎に再送要求を行うことにより単に収集するだけであるために,収集が完了するまでに時間がかかるという問題がある。
また,従来の技術によれば,マネージャ側でシステム停止等により管理対象全てのトラップ情報が損失(消去)した場合に損失トラップ情報の収集の処理に時間を要するという問題があった。
本発明はSNMPによるマネージャがエージェントからのトラップ情報の損失に対して確実にしかも効率的に収集することが可能なSNMPを利用した自動ネットワーク監視システムを提供することを目的とする。
また,本発明はマネージャにおいてエージェント内のトラップ情報を種類別に管理することができると共に収集に要する時間を短縮することができることや,システム停止等により全てのトラップ情報が消失した場合にも情報収集を効率的に行うことを他の目的とする。
図1は本発明による原理構成を示す。図中,1はワークステーションやサーバ等のSNMPのマネージャ機能を備えるネットワークの監視装置,10はルータやハブ等のネットワーク監視装置の監視対象である複数の被監視装置からのトラップ情報を格納する管理情報データベース(管理情報DB),11は周期的(一定または可変周期)に起動して監視動作を実行する周期起動手段,12は指定した被監視装置2に対してシーケンス番号の取り出しを要求するメッセージを発生する情報要求手段,13は情報要求手段12からの要求に応じて相手から送られてきたシーケンス番号を受け取る応答受信手段,14はトラップ情報の欠損を検出するシーケンス番号チェック手段である。2はSNMPのエージェント機能を備える被監視装置,20は被監視装置2で発生したトラップ情報の格納手段である管理情報ベース(MIB),21は要求応答手段,3は監視装置1と被監視装置2を接続するLAN等のネットワークである。なお,図1には一つの被監視装置2だけ示すが,実際には多数の被監視装置2がネットワーク3により接続されている。
ネットワークの監視装置1の周期起動手段11から一定周期で起動信号が発生すると情報要求手段12から宛先の被監視装置2(複数の被監視装置2の中の一つ)に対してシーケンス番号を要求するメッセージを送る。被監視装置2の要求応答手段21は管理情報ベース20に格納された現在(最新)のトラップ情報に設定されたシーケンス番号を取り出して応答情報としてネットワーク3を介してネットワークの監視装置1に送信する。シーケンス番号を含む応答情報は応答受信手段13で受信するとシーケンス番号チェック手段14に供給する。シーケンス番号チェック手段14は,管理情報データベース10から上記の情報要求手段12で要求を行った被監視装置2について蓄積された管理情報のシーケンス番号を取り出して,応答受信手段13で受信したシーケンス番号と比較し,一致すれば情報欠損がないことが確認され,不一致の場合は欠損があったものとしてその旨を表示する。情報欠損があった場合は,その被監視装置2に対して管理情報ベース20の現在の管理情報(上記チェックの対象となった被監視装置が保持する全ての管理情報)を要求するメッセージを送信することで,その被監視装置2から全ての管理情報(トラップ情報)を取得して,管理情報データベース10に格納する。
ネットワークの監視装置1の周期起動手段11により一定順序で各被監視装置2について情報欠損チェックを行うが,その時に得られたシーケンス番号チェック手段14によるチェック結果を管理情報データベース10にトラップ情報の欠損履歴のデータとして格納する。一定回数の統計データを収集した後は,周期起動手段11による被監視装置2を指定する順番または周期を欠損履歴データにより決定する。すなわち,欠損回数が多い被監視装置のチェックを優先したり,欠損回数が多い被監視装置のチェックの周期を短くして,その他のものの周期を長くするようにしても良い。このように欠損履歴データにより,チェックの順番や周期を変えることで被監視装置2の個数が多い場合にも欠損データの発生を効率的に検出することが可能となる。
なお,上記の欠損履歴のデータを管理情報データベース10に格納せず,別に設けた不揮発性メモリ(図示省略)に格納するように構成することができる。その場合,システムを再起動した時に,不揮発性メモリに保持された欠損履歴データを再利用することで効率的な運用が可能となる。
図1の構成では,エージェント機能を備える被監視装置2には全ての管理情報に対して一つのシーケンス番号が付与され,監視すべき複数種の情報の何れか一つに変化が生じると,新たなシーケンス番号が設定されて監視装置1に通知しているが,監視すべき複数の情報を種類別(カテゴリ別)にグループ分割してグループ別にシーケンス番号を付与して,それぞれのグループ別(カテゴリ別)のトラップ情報に対して対応して設定したシーケンス番号を含めて監視装置1に送信する。そして,監視装置1からの周期的な監視動作(図1の周期起動手段11による情報要求手段12の動作)による情報要求に対しては,被監視装置2内の複数グループのそれぞれに付与された各シーケンス番号のみを1回に送信するようメッセージ(UDPパケット)を構成する。監視装置1ではそれらのグループ別のメッセージ番号について欠損をチェックする。
本発明によれば,SNMPのマネージャ機能を備えた監視装置とエージェント機能を備えた複数の被監視装置とをネットワークで接続したネットワーク監視システムにおいて,被監視装置からのトラップ情報が監視装置側で受信処理されていないトラップ情報欠損の発生を,後続のトラップ情報を受信する前の早期に確実に検出することが可能となる。
また,欠損の履歴データを収集して保存することにより,被監視装置のチェックの順番や周期を変えることで被監視装置が多い場合にも欠損データの発生を効率的に検出することが可能となる。更に,欠損履歴のデータを不揮発性メモリに格納することで,システムの再起動時に欠損履歴データを再利用することで効率的な運用が可能となる。
また,被監視装置の管理情報ベース(MIB)をカテゴリ(種類)単位でグループ化して,シーケンス番号をグループ単位に実装することで,情報欠損をグループ単位で検出することができ,監視装置からの欠損情報の再送要求もグループ単位で行い,該当グループの情報だけを再送させることで効率化することができる。
図2はSNMPのマネージャ機能を備えた監視装置の構成例であり,ワークステーションまたはサーバとして構成される。図2において,1はSNMPのマネージャ機能を備えた監視装置,1aは各エージェント機能を持つ被監視装置から随時(変化が生じた時)に発生するトラップ情報を受信するトラップ受信部,1bは送信部,1cは欠損検出部,1dは欠損情報特定部,1eは欠損情報収集部,1fは欠損履歴保存部,1gは管理情報データベース(DB)格納部,1hは管理情報データベース(DB),1iは欠損履歴解析部,1jは一定周期で呼び出すトラップ欠損検出部である。図2に示す監視装置1は,上記図1に対して各機能の詳細なブロック構成を示すものである。なお,監視装置1はCPU及びメモリ(データ及びプログラム格納用)を含む情報処理装置により構成され,メモリに格納されたプログラムに従って各機能が実現される。
図2に示す各部1a〜1jの中の複数の機能ブロックを用いて,後述する監視装置の実施例のフローチャート(図4)及び変更例1及び変更例2(図6,図7)の各フローチャートに示す処理が実行される。
図3はSNMPのエージェント機能を備えた被監視装置の構成例であり,ルータ,ハブ,端末装置等として構成される。図3において,2aは随時に発生するトラップ情報を監視装置に送信したり,監視装置からのシーケンス番号の送信要求や,欠損トラップ情報の送信要求に応じてシーケンス番号や欠損トラップ情報を送信する送信部,2bは監視装置からの送信要求(シーケンス番号や欠損トラップ情報の送信要求)を受信する受信部,2cは送信するトラップ情報にシーケンス番号を付与するシーケンス番号付与部,2dはMIBに格納したトラップ情報のシーケンス番号を管理するシーケンス番号管理部,2eはMIBにトラップ情報と対応して付与されたシーケンス番号(トラップ情報を種類別にグループに分けて,グループ別にシーケンス番号を付与する場合もある)を格納する制御を行うMIB格納部,2fはシーケンス番号と共にトラップ情報を格納するMIB,2gはMIB2fからシーケンス番号を取得して応答メッセージを作成するシーケンス番号取得応答部である。この図3に示す各部(2a〜2g)の中の複数の機能ブロックを用いて,実施例の被監視装置の処理を実行する。
図3に示す被監視装置2では,通常の動作としてイベントが発生すると,現在のシーケンス番号(MIBに保存されている番号)を+1して,イベントに対応したトラップ情報に対してシーケンス番号付与部2cでシーケンス番号を付与して送信部2aから監視装置に送信される。その一方で,シーケンス番号が付与されたトラップ情報はシーケンス番号管理部2dを介してMIB格納部2eに送られ,MIB2fに格納される。
一方,図2に示す監視装置1では,SNMPのエージェント機能を備える図3に示す被監視装置からの随時に発生するトラップ情報をトラップ受信部1a(図2)で受信する。受信されたトラップ情報に含まれたシーケンス番号は欠損検出部1cにおいて,管理情報データベース1hに格納された以前に同じ被監視装置から受信したトラップ情報に付与されたシーケンス番号と比較して,以前に受信したシーケンス番号に対して「+1」であるか判別し,「+1」でない場合はトラップ欠損の検出として処理し,「+1」の番号である場合は正常として,管理情報データベース格納部1gにより管理情報データベース1hに格納される。
図4は監視装置における本発明による実施例のフローチャートを示し,図2に示す監視装置と図3に示す被監視装置のそれぞれの対応する機能部により実行される。
監視装置1の一定周期で動作するトラップ欠損検出部1jにおいて,トラップ情報欠損のチェック周期であるか判別し(図4のS1),チェック周期である場合には,複数の被監視装置についてシーケンス番号取得順序を決定し(同S2),決定した順番に従って複数のSNMPエージェント(被監視装置)からそれぞれのエージェントが管理している最新のシーケンス番号を取得する(同S3)。この場合,監視装置1からは指定した被監視装置に対して「シーケンス番号」を要求する情報要求メッセージ(SNMPのGet Request メッセージに基づく) を送信部(図2の1b)から送信され,このメッセージを受け取った相手の被監視装置のSNMPエージェントは,シーケンス番号取得応答部(図3の2g)でMIB(図3の2f)から現在格納されているシーケンス番号を取得して情報応答メッセージ(SNMPのGet Responseメッセージに基づく) を作成して送信部(図3の2a)から送信する。
監視装置1では,取得したシーケンス番号が前回受信したシーケンス番号と等しいか判別し(図4のS4),等しい場合はトラップ欠損が無いものと判別し,ステップS1に移行する。但し,複数の被監視装置に対するチェック周期が重なっている場合はそれぞれの被監視装置に対するチェックを連続して順番に実行する。図4のステップS4において,取得したシーケンス番号が前回受信したトラップ情報のシーケンス番号と異なる場合は,欠損が発生したものとして処理される。この場合,欠損が発生したことにより欠損履歴情報として管理情報データベース(図2の1h)に記録する(図4のS5)。続いて,欠損が発生した当該被監視装置のSNMPエージェントの最新情報(取得したシーケンス番号のトラップ情報)を要求する情報要求メッセージを送信することで収集する(図4のS5)。
トラップ情報の欠損が生じる要因は様々であるが,SNMPエージェントを備える被監視装置の場所や,使用頻度により,各被監視装置毎にトラップ情報欠損の発生に偏りが出る可能性がある。上記図4の監視装置(SNMPのマネージャ)による定期的な問い合わせにより得られた各被監視装置(SNMPのエージェント)に関する欠損の履歴情報(統計情報)は,このようなSNMPエージェント毎の偏りを解析し,解析結果をもとにトラップ情報欠損の定期チェックを行うようにすることができる。
図5はトラップ情報欠損履歴データの例を示す。この情報は管理情報データベースに格納されている。この例では,被監視装置1(SNMPエージェント1)〜被監視装置n(SNMPエージェントn)というn個の被監視装置についての欠損履歴が記録されている。この例では,被監視装置2の欠損回数が最大で『3』,監視装置1の欠損回数が『1』,その他が『0』となっている。
図6はトラップ情報欠損履歴を用いたチェック順序決定に用いる処理フローであり,上記図4のステップS1においてチェック周期であると判断されると,ステップS2でシーケンス番号取得順序を決定することで,ステップS3において,順番に従って対応する被監視装置からシーケンス番号を取得した後,図6のS1の処理が実行される。すなわち,最初にトラップ情報欠損履歴を管理情報データベース(図2の1h)から取得し(図6のS1),取得したトラップ情報欠損履歴を分析してシーケンス番号の取得順序を決定する(同S2)。この場合,欠損回数が多い被監視装置(エージェント)を優先し,回数が少ない被監視装置の順番は後になる。この後,順番に従って図4のステップS3によるシーケンス番号の取得が実行される。
このトラップ情報欠損履歴は,不揮発性メモリで構成される監視装置(SNMPマネージャ)の管理情報データベースに格納されることで,ネットワーク監視システムがダウンした場合にも,システム再立ち上げ後にも再利用することができる。
ここで,上記図4の監視装置によるチェック動作が行われる対象となる被監視装置に保持しているMIB(管理情報ベース)と監視装置が保持する管理情報データベースのデータ構成を図7に示し,以下に説明する。
図7のb.は被監視装置♯1(エージェント1)に備えるMIB(管理情報ベース)に複数の管理情報として情報1,情報2,情報3の値が保持され,これらの情報全体に対して一つのシーケンス番号=0が設定されている状態を示す。図7のa.はb.に示す被監視装置♯1(エージェント1)を含むn台の被監視装置1〜nの各MIBの情報がトラップ情報により送信されてきたものが格納された管理情報データベースを示す。各被監視装置に対して一つのシーケンス番号が保持されており,上記した図4に示すフローチャートでは,監視装置(マネージャ)からのチェックに対して,各被監視装置は自己が保持する一つのシーケンス番号が送信されて,チェックを行っている。
ところが,SNMPエージェントで管理するMIB(管理情報ベース)に保持された情報は実際には膨大な数であるため,これらの情報の詳細を解析したいという要求がある。そのため,図7のc.に示すように一つのエージェント内のMIBの情報をカテゴリ(例えば,装置を構成するパッケージ別)によりグループ化して,各グループ毎にシーケンス番号を実装するようにした。c.の例は,グループA1〜Anのn個のグループに分けて,各グループ(カテゴリ情報を付与)に対してシーケンス番号A1〜シーケンス番号Anが実装されている。
図8は監視装置内のMIBの情報をグループ化した場合のフローチャートであり,上記図4のステップS4とS5の処理がグループ化に対応して変更したものである。即ち,上記図4のステップS1でチェック周期になったと判別した時,ステップS2でシーケンス番号の取得順序を決定し,ステップS3において決定したエージェントから最新のシーケンス番号を取得した後,図8のステップS1において,取得したシーケンス番号(カテゴリに対応した複数のシーケンス番号)について,前回受信したトラップ情報のシーケンス番号と同じか判別する。ここで,同じであると判定されると終了するが,同じでないと判定されると,同じでないシーケンス番号のグループ(カテゴリ情報)を識別し(図8のS2),その識別したグループ(カテゴリ情報)を指定して,当該被監視装置から最新情報(トラップ情報)を収集する(同S3)。
これにより,被監視装置(エージェント)内のグループ化した情報の中から欠損が発生したグループの情報だけを収集するようにして,無駄な情報転送を省略することができる。
上記図8のフローを実行する前提として,監視装置(マネージャ)に対して,各被監視装置(エージェント)からのトラップ情報がグループ化して送信されて,監視装置において管理情報データベースに各被監視装置(エージェント)に対応してグループ化したトラップ情報の管理を行う必要がある。そのための,各被監視装置におけるトラップ情報の処理を図9により説明する。
図9は被監視装置の情報をグループ化した場合にトラップ情報を監視装置に送信する場合のフローチャートである。すなわち,イベント発生か判別し(図9のS1),発生するとそのイベント発生元のカテゴリ(グループ)に対応したシーケンス番号(当該被監視装置のMIBから取得)をインクリメント(+1)して,MIBを更新する(同S2)。次にトラップ情報に更新したグループのシーケンス番号を付与して監視装置(マネージャ)に送信する。
図10はネットワーク障害復旧後の本発明による情報収集の説明図である。図中,1は監視装置(SNMPマネージャ),1hは管理情報DB(データベース),100は管理情報DB1h内のトラップ欠損履歴,A〜Iは9台設けられた被監視装置(SNMPエージェント)である。
ネットワーク監視を行う監視装置1が障害により被監視装置A〜Iについてのトラップ情報の記録が,現在の被監視装置A〜IがMIBに保持する情報と異なる状態になった場合,管理情報DBI1hに登録されたトラップ欠損履歴(この情報自体は不揮発性メモリのDBに保持されているため変化しない)100に基づいて順番を決定し,自動的に再収集(情報要求を行って,トラップ情報(シーケンス番号を含む)を応答として受け取る)する。すなわち,図10のトラップ欠損履歴の例では,1番目は欠損履歴の回数が「6」であるエージェントFであり,次の2番目は欠損履歴の回数が「4」であるエージェントE,3番目はエージェントDであり,それ以外のA〜C,G〜Iは4番目以降に順番に再収集が行われる。これにより,欠損履歴の回数が最も多い被監視装置のトラップ情報を優先して(最も早く)監視装置側で認識することができる。なお,図10に示す被監視装置Fの場合,MIBの情報をF1〜F3の3つにグループ化していた場合,監視装置1で必要な情報としてF1のグループのみの情報を再収集することができる。
本発明の原理構成を示す図である。 SNMPのマネージャ機能を備える監視装置の構成例を示す図である。 SNMPのエージェント機能を備えた被監視装置の構成例を示す図である。 監視装置における本発明による実施例のフローチャートを示す図である。 トラップ情報欠損履歴データの例を示す図である。 トラップ情報欠損履歴を用いたチェック順序決定に用いる処理フローを示す図である。 被監視装置のMIBと監視装置が保持する管理情報データベースのデータ構成例を示す図である。 監視装置内のMIBの情報をグループ化した場合のフローチャートを示す図である。 被監視装置の情報をグループ化した場合のトラップ情報送信のフローチャートを示す図である。 ネットワーク障害復旧後の情報収集の説明図である。 従来例の説明図である。 提案されたシステムの構成を示す図である。 提案されたSNMPのフレームのフォーマットを示す図である。
符号の説明
1 ネットワークの監視装置(SNMPマネージャ)
10 管理情報データベース(管理情報DB)
11 周期起動手段
12 情報要求手段
13 応答受信手段
14 シーケンス番号チェック手段
2 被監視装置(SNMPエージェント)
20 管理情報ベース(MIB)
21 要求応答手段
3 ネットワーク

Claims (4)

  1. SNMPマネージャ機能を備えたネットワークの監視装置とSNMPエージェント機能を備えた複数の被監視装置がネットワークで接続されたSNMPを利用した自動ネットワーク監視システムにおいて,
    前記被監視装置は,自装置のトラップ情報の発生により更新されるシーケンス番号とトラップ情報とを格納する管理情報格納手段と,前記監視装置から情報要求を受け取ると要求された情報を送信する手段とを備え,
    前記監視装置は,監視対象である複数の被監視装置から取得したシーケンス番号とトラップ情報とを格納した管理情報データベースと,一定周期で起動されて被監視装置に対してその管理情報格納手段に格納されたシーケンス番号の送信を要求する手段と,前記被監視装置からのシーケンス番号を含む応答を受信すると前記管理情報データベースに格納された当該被監視装置のシーケンス番号とを比較してトラップ情報欠損のチェックを行うシーケンス番号チェック手段と,を備えることを特徴とするSNMPを利用した自動ネットワーク監視システム。
  2. 請求項1において,
    前記監視装置は前記シーケンス番号チェック手段が不一致を検出すると,前記不一致を検出した前記被監視装置に対して管理情報格納手段に格納された全情報を送信するよう要求する情報要求手段を備え,前記被監視装置から送られた情報を前記管理情報データベースに格納することを特徴とするSNMPを利用した自動ネットワーク監視システム。
  3. 請求項1において,
    前記監視装置は前記シーケンス番号チェック手段による各周期毎の各被監視装置に対するチェックの結果をトラップ情報欠損履歴データとして保存し,
    前記周期毎の各被監視装置に対するシーケンス番号チェック手段によるチェックの順番を保存された前記トラップ情報欠損履歴データを解析し,欠損回数が多い被監視装置を優先することを特徴とするSNMPを利用した自動ネットワーク監視システム。
  4. 請求項1において,
    前記被監視装置は,前記管理情報格納手段に格納するトラップ情報をグループ化すると共に各グループのトラップ情報に対応したシーケンス番号を格納し,トラップ情報が発生するとグループ対応のシーケンス番号を含むトラップ情報を前記監視装置に送信し,
    前記監視装置は,前記被監視装置からのトラップ情報を受け取ると前記管理情報データベースに,グループに対応したシーケンス番号を含むトラップ情報を格納することを特徴とするSNMPを利用した自動ネットワーク監視システム。
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