JP2008097326A - Snmpシーケンス管理方法、マネージャ装置及びエージェント装置 - Google Patents

Snmpシーケンス管理方法、マネージャ装置及びエージェント装置 Download PDF

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Abstract

【課題】SNMPシーケンス管理方法、マネージャ装置及びエージェント装置に関し、SNMPエージェント装置から発行されたTRAPがSNMPマネージャ装置に受信されなかった場合にそれを再送し、SNMP管理システムの信頼性向上を図る。
【解決手段】エージェント装置1−2は、自装置における状態変化の検出時に、該状態変化情報を含むTRAPにシーケンス番号を付与したTRAPをマネージャ装置1−1に送信し、マネージャ装置1−1は、受信したTRAPのシーケンス番号を、自装置で管理している最新シーケンス番号と照合し、消失したTRAPを認識し、消失したTRAPのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドによりエージェント装置に送信し、エージェント装置は指定されたシーケンス番号のTRAP情報を記述したMIB情報をGET−Responseにより応答する。
【選択図】図1

Description

本発明は、SNMPシーケンス管理方法、マネージャ装置及びエージェント装置に関し、特に、SNMP(Simple Network Management Protocol)を使用したネットワーク機器の監視/制御における処理シーケンスの管理に係るものである。
SNMPは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ネットワークにおいて、ネットワークに接続された各通信機器をネットワーク経由で監視・制御するプロトコルであり、UDP(User Datagram Protocol)上で動作し、非セッション型であるため、プロトコル自体は簡潔である。
また現在、SNMPを使用したネットワーク機器の管理が主流となっているため、様々なアプリケーションソフトウェアが流布され、それらを容易に利用することができるとともに、監視システムの統一化が可能になり、簡易なシステムであるため、管理・維持コストも低減化することができるという点で利便性が高い。
SNMPを用いたネットワーク管理システムは、UDPの上位層にネットワーク管理プロトコルであるSNMPを載せたプロトコルスタックを用い、管理対象として、各ネットワーク機器固有の設定情報、イベント発生状況情報、リアルタイム機器動作状態情報等の情報をデータベース化したMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理オブジェクトを用いて管理を行う。
SNMPでは、マネージャ装置(管理装置)がエージェント装置(被管理機器)に対して管理情報の検索・設定を要求し、エージェント装置がこの要求に対して答えるという基本動作を繰り返すことにより、各エージェント装置を管理する。また、エージェント装置は、管理対象となる事象(イベント)が発生した場合に、マネージャ装置に対して事象(イベント)内容を通知する。
SNMPでは以上の動作を行うために、TRAPメッセージ、GET−Requestコマンド、GET−Next−Requestコマンド、SET−Requestコマンド及びGET−Responseメッセージという5種類のPDU(Protocol Data Unit)を定めている。TRAPは、エージェント装置が管理対象となる事象(イベント)発生時にマネージャ装置に対して事象内容を通知するためのものである。
GET−Requestはマネージャ装置がエージェント装置に対して管理情報を送るように要求するものであり、GET−Next−Requestは同じエージェント装置から異なる管理情報を連続して要求するときのものである。SET−Requestはマネージャ装置がエージェント装置に対してMIBのオブジェクト値の変更を要求するためのものである。GET−Responseは、エージェント装置がGET−Request、GET−Next−Request、SET−Requestに対する応答に使用するものである。
SNMPにおいては、マネージャ装置が送信するGET−Request、GET−Next−Request又はSET−RequestのPDUに対して、エージェント装置がGET−Responseをマネージャ装置に送信するという応答シーケンスがある。しかし、エージェント装置に管理対象となる事象が発生した時にエージェント装置が送信するTRAPに対しては、受信したマネージャ装置は何も応答しないようになっている。
更に、SNMPのプロトコルは、トランスポート層の送信の信頼性を確保しないUDPを用いており、UDPのプロトコルは、データを受信した際に確認応答を返送しない。そのため、SNMPを用いたネットワーク管理システムでは、TRAP送信の確認を行うことができず、データが正常に受信されなかった場合に再度送信することができないという問題がある。
上記の問題に対処するために、下記の特許文献1には、マネージャ装置がエージェント装置から送信されるTRAPを受信したときに、特定の管理オブジェクトに関するPDUをエージェント装置に対して送信し、エージェント装置は、TRAPを送信後、一定期間内に管理装置からのPDUを受信したか否かを確認し、該PDUを受信していない場合には、TRAPの送信が失敗したと認識するネットワーク管理システムが提案されている。
また、下記の特許文献2には、複数のノードの監視制御を行うエージェント装置と、該エージェント装置からネットワークの管理プロトコルであるSNMPのTRAPを用いてノードの状態変化の情報が通知され、エージェント装置を遠隔制御するマネージャ装置とからなるネットワーク管理システムにおいて、エージェント装置は、ノードの状態変化の情報をTRAPによりマネージャ装置に通知する度に、通知の版数をTRAPに付加して通知し、TRAPを受信したマネージャ装置は、ノードの状態変化の情報を解析する前に、TRAPに付加された版数を自己が記憶するTRAPの版数と比較して、一致する場合は版数の記憶を更新し、不一致の場合はエージェント装置にTRAPの再送を、SET−Requestにより要求するSNMPのTRAP管理方法について提案されている。
特開平8−331206号公報 特開平11−177552号公報
SNMPはUDP上で動作するプロトコルであるため、SNMPを使用した管理システムにおいては、SNMPエージェント装置から発行されたTRAPがネットワークの異常や負荷等によりSNMPマネージャ装置に受信されなかった場合に、それを検出することができない。そのため、専用線サービス等、厳重かつ綿密な監視が必要なシステムにおいては、SNMPによる管理システムをそのままでは使用することができない。
SNMPマネージャ装置は、通常、エージェント装置からTRAPがどのような順序で通知されるのかを知ることができない。SNMPエージェント装置は、自装置が送出したTRAPがマネージャ装置に受信されたかどうか知ることはできない。SNMPでは、再送処理等が定義されていないため、PDUの抜け落ちに対して処理することができず、エージェント装置は、通常、再送要求に対応していないため、マネージャ装置からの再送要求に応えることはできない。
本発明は、SNMPを使用した管理システムにおいて、SNMPエージェント装置から発行されたTRAPがSNMPマネージャ装置に受信されなかった場合に、それを検出し、消失したTRAPを再送することができるようにし、SNMP管理システムの信頼性の向上を図ることを目的とする。
(1)本発明のSNMPシーケンス管理方法は、マネージャ装置とエージェント装置とから成り、ネットワークに接続された機器をSNMP(Simple Network Management Protocol)により監視・制御するSNMP管理システムのシーケンス管理方法において、前記エージェント装置は、自装置における状態変化の検出時に、該状態変化の情報を含むTRAPメッセージにシーケンス番号を付与したTRAPメッセージをマネージャ装置に送信し、前記マネージャ装置は、受信したTRAPメッセージのシーケンス番号を、自装置で管理している最新シーケンス番号と照合し、該照合の結果を基に消失したTRAPメッセージを認識し、消失したTRAPのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドによりエージェント装置に補完が必要な情報を通知し、前記エージェント装置は、前記GET−Requestコマンドに対し、指定されたシーケンス番号のTRAP情報を記述したMIB情報をGET−Responseメッセージにより応答することを特徴とする。
(2)また、前記マネージャ装置からの1つのGET−Requestコマンドに対して、前記エージェント装置は、最大パケット長より短いサイズに分割したGET Responseメッセージを生成し、該GET Responseメッセージに、分割応答を示すコード及びシーケンス番号を付与してマネージャ装置へ送信し、前記マネージャ装置は、分割応答を示すコードが付されたGET Responseメッセージを受信したとき、続いて送られてくるGET Responseメッセージを待ち受け、分割されたGET Responseメッセージの全てを受信し、各GET Responseメッセージに付与されているシーケンス番号をチェックし、該シーケンス番号に抜けがある場合には、エージェント装置に再送要求を送信することを特徴とする。
(3)また、本発明のSNMPマネージャ装置は、エージェント装置から送信される、状態変化の情報を含みシーケンス番号を付与したTRAPメッセージを受信する手段と、受信したTRAPメッセージのシーケンス番号を、自装置管理している最新シーケンス番号と照合し、該照合の結果を基に消失したTRAPメッセージを認識する手段と、前記消失したTRAPのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドをエージェント装置に送信する手段と、前記エージェント装置からGET−Responseメッセージにより、前記消失したシーケンス番号のTRAP情報を受信する手段とを備えたことを特徴とする。
(4)また、前記エージェント装置から分割応答を示すコード及びシーケンス番号を付与したGET Responseメッセージを受信したとき、続いて送られてくるGET Responseメッセージを待ち受け、分割されたGET Responseメッセージの全てを受信し、各GET Responseメッセージに付与されているシーケンス番号をチェックする手段と、前記シーケンス番号に抜けがある場合には、前記エージェント装置に該シーケンス番号のGET Responseメッセージの再送要求を送信する手段とを備えたことを特徴とする。
(5)また、本発明のSNMPエージェント装置は、自装置における状態変化の検出時に、該状態変化の情報を含むTRAPメッセージにシーケンス番号を付与したTRAPメッセージをマネージャ装置に送信する手段と、前記マネージャ装置から、消失したTRAPメッセージのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドを受信したとき、該GET−Requestコマンドで指定されたシーケンス番号のTRAP情報を記述したMIB情報をGET−Responseメッセージにより応答する手段とを備えたことを特徴とする。
(6)また、前記マネージャ装置からの1つのGET−Requestコマンドに対して、最大パケット長より短いサイズに分割したGET Responseメッセージを生成し、該GET Responseメッセージに、分割応答を示すコード及びシーケンス番号を付与してマネージャ装置へ送信する手段と、前記マネージャ装置から、消失したシーケンス番号を指定したGET Responseメッセージの再送要求を受信したとき、該指定されたシーケンス番号のGET Responseメッセージを再送する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、エージェント装置でシーケンス番号を付与したTRAPメッセージを送信し、マネージャ装置で該TRAPメッセージのシーケンス番号をチェックし、シーケンス番号が抜けたTRAPメッセージの再送要求を行うことにより、マネージャ装置はエージェント装置の情報抜けの無い状態情報を把握し、管理者に伝えることが可能となる。
また、SNMPを使用して制御/監視を行う管理システムにおいて、マネージャ装置からの1つのコマンドに対して、エージェント装置側からの応答コードに複数に分割した応答メッセージが存在することを示すコードを使用することにより、マネージャ装置で複数のMIB情報を一度に取得することが可能となり、また、エージェント装置からの複数に分割した応答メッセージに毎にシーケンス番号を付与することにより、応答メッセージの抜けを防ぐことができる。
図1に本発明のSNMPシーケンス管理システムを示す。同図(a)に示すように、SNMPのマネージャ装置1−1とエージェント装置1−2とから成り、SNMPにより制御/監視を行うシステムにおいて、エージェント装置1−2は、自装置の状態が変化した際に、TRAPというフォーマットを使用し、該TRAPにシーケンス番号を付与して、マネージャ装置1−1に状態変化を通知する。
図1の(b)にシーケンス番号を付与したTRAPのフォーマットを示す。同図に示すように、TRAPのフォーマット内にシーケンス番号のMIBを定義し、エージェント装置1−2は、状態変化情報を表すパラメータと共に、シーケンス番号を付与してTRAPを送出する。
上記のシーケンス番号は、マネージャ装置1−1とエージェント装置1−2の双方で管理し、双方は最新のシーケンス番号を把握しておく。ここで、マネージャ装置1−1側で管理している最新シーケンス番号をM_Seq_Latestとし、エージェント装置1−2側で管理している最新シーケンス番号をE_Seq_Latestとする。
マネージャ装置1−1は、受信したTRAPのシーケンス番号(M_Seq_Current)が(M_Seq_Latest+1)に等しくない場合には、{M_Seq_Current−(M_Seq_Latest+1)}個のTRAPが消失したと認識することが可能となる。
例えば、図2(a)に示すように、シーケンス番号1〜4のTRAPについて、マネージャ装置受信時刻、エージェント装置状態変化時刻、TRAP名称及びその値が、それぞれ、
シーケンス番号1 10時00分01秒 10時00分00秒 LINK UP、
シーケンス番号2 10時10分01秒 10時10分00秒 ERR NG
シーケンス番号3 消失のためデータなし 10時20分00秒 LINK DOWN
シーケンス番号4 10時40分01秒 10時40分00秒 LINK UP
であったとする。
すると、マネージャ装置1−1は、シーケンス番号2のTRAPの次に到来するはずのシーケンス番号3のTRAPを受信せずに、シーケンス番号4のTRAPを受信したことから、受信したTRAPのシーケンス番号4(M_Seq_Current)が、{M_Seq_Latest(=2)+1}(=3)に等しくなく、{M_Seq_Current(=4)−(M_Seq_Latest(=2)+1)}(=1)個のTRAPが消失したことを検知する。
マネージャ装置1−1は、{(M_Seq_Current−(M_Seq_Latest+1)}個のTRAPが消失したと認識した際に、消失したTRAPの情報を補完するために、SNMP GETコマンドを使用してエージェント装置1−2のMIBを取得する。その際、マネージャ装置1−1は、消失したTRAPのシーケンス番号を付与したSNMP GETを使用して、エージェント装置1−2に補完が必要な情報を通知する。
エージェント装置1−2は、TRAPのログ情報をシーケンス番号と共に保持し、送信したTRAPの情報(TRAP発生時刻、TRAP名称、パラメータ等)を含むMIB情報をシーケンス番号毎に保持しておく。そして、マネージャ装置1−1より、消失したTRAPのMIB情報を要求するGET−Requestのコマンドが到来した際に、その指定されたシーケンス番号のTRAP情報を記述したMIB情報を、GET−Responseにより応答する。
マネージャ装置1−1は、エージェント装置1−2から再送されたTRAPを基に、エージェント装置1−2の現状態の情報抜けのない情報を把握することが可能となり、GUI(Graphical User Interface)等によりディスプレイ装置に表示することで、管理者に情報抜けの無いエージェント装置1−2の現状態情報を伝えることが可能となる。
また、エージェント装置1−2は、TRAP発行に係るイベント(事象)が発生した状態変化時刻をMIB情報として保持し、該状態変化時刻を含むTRAP情報をマネージャ装置1−1に通知する。そして、マネージャ装置1−1は、エージェント装置1−2が発行したTRAPの発行時刻(状態変化時刻)をチェックし、管理下のエージェント装置1−2の現状態を正しく把握するために、TRAPの発行時刻(状態変化時刻)を基に、イベント(事象)発生の新旧を判断する。
例として、図2(b)に示すエージェント状態変化時刻の場合について説明する。同図に示すように、シーケンス番号1〜5のTRAPについて、マネージャ装置受信時刻、エージェント装置状態変化時刻、TRAP名称及びその値が、それぞれ、
シーケンス番号1 10時00分01秒 10時00分00秒 LINK UP
シーケンス番号2 10時10分01秒 10時10分00秒 ERR NG
シーケンス番号3 消失のためデータなし 10時20分00秒 LINK DOWN
シーケンス番号4 10時40分01秒 10時40分00秒 LINK UP
シーケンス番号3 10時41分01秒 10時20分00秒 LINKDOWN
シーケンス番号5 10時50分01秒 10時50分00秒 ERR OK
であったとする。
この例の場合、エージェント装置1−2は、シーケンス番号3のTRAPでLINKがDOWNしたことを通知しようとしたが、このTRAPが消失し、マネージャ装置1−1は、シーケンス番号2のTRAPの次にシーケンス番号4のTRAPを受信する。ここでシーケンス番号3のTRAPが消失したことを検出したマネージャ装置1−1は、シーケンス番号3のTRAPの再送をエージェント装置1−2に要求する。
エージェント装置1−2は、シーケンス番号3のTRAPを再送し、マネージャ装置1−1はシーケンス番号3の再送TRAPを10時41分01秒に受信する。ここで、シーケンス番号3のTRAPは10時20分00秒にLINKがDOWNしたことを示しているが、その後のシーケンス番号4のTRAPで10時40分00秒にLINKがUPしたことを通知されているので、マネージャ装置1−1は状態変化時刻情報を基に現状値としてLINK UPを認識し、管理者にその状態を表示する。また、TRAP情報は、シーケンス番号とエージェント装置状態変化時刻を含み、受け取ったマネージャ装置1−1では、そのTRAPが元々何時発生したのかを検知し表示することができる。
GETコマンドは、通常、マネージャ装置1−1からのコマンドには値が入っておらず、エージェント装置1−2からの応答(GET Response)に値が入力されて返ってくる。従って、GET Requestパケットよりも、GET Responseパケットの方がパケットサイズは大きくなる。
通常、SNMPを使用した管理システムでは、最大パケット長が決まっており、それを超えた長さのパケットを1パケットで送信することはできない(図3(a)参照)。そのため、図3の(b)に示すように、最大長以下のパケットサイズで、GET Request1→GET Response1→GET Request2→GET Response2→GET Request3→GET Response3→といったように、GET Request及びGET Responseを繰り返し送受しなければならない。
マネージャ装置1−1からGET Requestコマンドを使用して、エージェント装置1−2の情報を取得する際に、GETコマンドの送出回数が少なければ少ない程、トラフィック負荷が減少し、効率良く情報を取得することができることとなる。
そこで、エージェント装置1−2からのGET Responseのパケットを複数のパケットに分割することにより、エージェント装置1−2で扱うことができる最大パケット長を超える情報についても、マネージャ装置1−1からの1つのGET Requestコマンドに対して応答することができるようになる。
エージェント装置1−2は、GET Requestを受信した場合に、応答パケットが自装置の扱えるパケット長を超える場合には、図3の(c)に示すように、GET Responseを最大パケット長より短いサイズに分割する。分割したGET Response1,2,3には順番にシーケンス番号を付与してマネージャ装置1−1へ送信する。
マネージャ装置1−1からの1つのコマンドのGET Requestに対して、エージェント装置1−2は、応答情報として複数のGET Responseが存在することを示すコードを使用することで、複数のMIB情報を一度に通知することが可能となる。
マネージャ装置1−1は、GET Requcstをエージェント装置1−2に送信し、エージェント装置1−2からGET Responseを受信した際に、分割応答を示すコードが記載されていた場合には、続いて送られてくるGET Responseを待ち受ける。そして、最後の応答であることを示すコードが記載されたGET Responseを受信するまで、待ち受けを繰り返す。
エージェント装置1−2は、GET Responseのメッセージを返送する際に、複数のパケットに分割したメッセージにシーケンス番号を付与して送信する。マネージャ装置1−1は、最後のGET Responseを受信すると、各GET Responseに付与されているシーケンス番号をチェックし、番号に抜けがある場合には、抜けたシーケンス番号のGET Responseの再送要求をエージェント装置1−2に送信し、情報を補完する。
本発明のSNMPシーケンス管理システム及びシーケンス番号を付与したTRAPのフォーマットを示す図である。 本発明のTRAP抜けの検出及びTRAP再送時のエージェント時刻管理を示す図である。 本発明のGET_Responseの分割送信を示す図である。
符号の説明
1−1 SNMPマネージャ装置
1−2 SNMPエージェント装置

Claims (6)

  1. マネージャ装置とエージェント装置とから成り、ネットワークに接続された機器をSNMP(Simple Network Management Protocol)により監視・制御するSNMP管理システムのシーケンス管理方法において、
    前記エージェント装置は、自装置における状態変化の検出時に、該状態変化の情報を含むTRAPメッセージにシーケンス番号を付与したTRAPメッセージをマネージャ装置に送信し、
    前記マネージャ装置は、受信したTRAPメッセージのシーケンス番号を、自装置で管理している最新シーケンス番号と照合し、該照合の結果を基に消失したTRAPメッセージを認識し、
    消失したTRAPのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドによりエージェント装置に補完が必要な情報を通知し、
    前記エージェント装置は、前記GET−Requestコマンドに対し、指定されたシーケンス番号のTRAP情報を記述したMIB情報をGET−Responseメッセージにより応答することを特徴とするSNMPシーケンス管理方法。
  2. 前記マネージャ装置からの1つのGET−Requestコマンドに対して、前記エージェント装置は、最大パケット長より短いサイズに分割したGET Responseメッセージを生成し、該GET Responseメッセージに、分割応答を示すコード及びシーケンス番号を付与してマネージャ装置へ送信し、
    前記マネージャ装置は、分割応答を示すコードが付されたGET Responseメッセージを受信したとき、続いて送られてくるGET Responseメッセージを待ち受け、分割されたGET Responseメッセージの全てを受信し、各GET Responseメッセージに付与されているシーケンス番号をチェックし、該シーケンス番号に抜けがある場合には、エージェント装置に再送要求を送信することを特徴とする請求項1に記載のSNMPシーケンス管理方法。
  3. ネットワークに接続された機器をSNMP(Simple Network Management Protocol)により監視・制御するSNMP管理システムのマネージャ装置において、
    エージェント装置から送信される、状態変化の情報を含みシーケンス番号を付与したTRAPメッセージを受信する手段と、
    受信したTRAPメッセージのシーケンス番号を、自装置管理している最新シーケンス番号と照合し、該照合の結果を基に消失したTRAPメッセージを認識する手段と、
    前記消失したTRAPのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドをエージェント装置に送信する手段と、
    前記エージェント装置からGET−Responseメッセージにより、前記消失したシーケンス番号のTRAP情報を受信する手段と
    を備えたことを特徴とするSNMPマネージャ装置。
  4. 前記エージェント装置から分割応答を示すコード及びシーケンス番号を付与したGET Responseメッセージを受信したとき、続いて送られてくるGET Responseメッセージを待ち受け、分割されたGET Responseメッセージの全てを受信し、各GET Responseメッセージに付与されているシーケンス番号をチェックする手段と、
    前記シーケンス番号に抜けがある場合には、前記エージェント装置に該シーケンス番号のGET Responseメッセージの再送要求を送信する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のSNMPマネージャ装置。
  5. ネットワークに接続された機器をSNMP(Simple Network Management Protocol)により監視・制御するSNMP管理システムのエージェント装置において、
    自装置における状態変化の検出時に、該状態変化の情報を含むTRAPメッセージにシーケンス番号を付与したTRAPメッセージをマネージャ装置に送信する手段と、
    前記マネージャ装置から、消失したTRAPメッセージのシーケンス番号を指定したGET−Requestコマンドを受信したとき、該GET−Requestコマンドで指定されたシーケンス番号のTRAP情報を記述したMIB情報をGET−Responseメッセージにより応答する手段と
    を備えたことを特徴とするSNMPエージェント装置。
  6. 前記マネージャ装置からの1つのGET−Requestコマンドに対して、最大パケット長より短いサイズに分割したGET Responseメッセージを生成し、該GET Responseメッセージに、分割応答を示すコード及びシーケンス番号を付与してマネージャ装置へ送信する手段と、
    前記マネージャ装置から、消失したシーケンス番号を指定したGET Responseメッセージの再送要求を受信したとき、該指定されたシーケンス番号のGET Responseメッセージを再送する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載のSNMPエージェント装置。
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