JP2003273878A - ポーリング方式 - Google Patents

ポーリング方式

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JP2003273878A
JP2003273878A JP2002075688A JP2002075688A JP2003273878A JP 2003273878 A JP2003273878 A JP 2003273878A JP 2002075688 A JP2002075688 A JP 2002075688A JP 2002075688 A JP2002075688 A JP 2002075688A JP 2003273878 A JP2003273878 A JP 2003273878A
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JP
Japan
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data
station
slave
polling
slave station
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JP2002075688A
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English (en)
Inventor
Yusuke Nakano
雄介 中野
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を収集する親局と、親局と接続され個々
に情報を持つ複数の子局と、親局と子局を接続する全二
重通信可能な通信路によって構成され、親局から順次子
局を呼び、子局は呼びかけに応じて応答を行うことによ
り、各子局の情報を一定周期で収集するようなポーリン
グ方式において、全体の監視を高速に行いながら、必要
な場合には詳細なデータを収集できるポーリング方式を
提供する。 【解決手段】1局あたりのデータ量を必要最小限に短縮
して伝送効率をあげつつ、必要に応じて親局に長いデー
タを送出したいという要求を出すことにより、高速でポ
ーリングをしながら必要なデータ収集を行う。また、全
体のポーリング周期と比較してかなり長いデータを送信
したい要求があった場合には親局からデータを分割する
指示を与えることにより、他の子局の情報更新時間を最
低限の長さに保ちつつ長いデータを収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報収集に使用する
ポーリング方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】親局が子局の状態を収集する方式はいく
つか考えられるが、1つの伝送路を複数の子局が共有す
る場合の一つの方式としてポーリング方式がある。ポー
リング方式でない例として、CSMA/CD方式等があ
る。これは子局が自主的に通信を開始し、送信したデー
タを自分で受信することによりその送信が成功したかど
うかを判断する方式である。
【0003】通信路が十分高速であれば、このような方
式は有効であるが、通信路が低速(例えば無線区間)で
監視対象が増えると、衝突を許容するために全体のスル
ープットが低下してしまう上に、子局がデータを送信す
るタイミングがわかりずらくなる。
【0004】これに対しポーリング・セレクション方式
は、親局が順次子局1,2,…,nと呼び出して、呼び
出された子局が応答する方式であり、親局が呼んだ子局
しか応答しないため、子局の通信が衝突することがな
い。このため全ての子局に機会を均等に与えられるとい
う点から一定時間内に確実に情報を収集したい場合等に
よく用いられている。
【0005】図2に従来の技術による方式を示す。図2
において1は親局から子局への監視要求、2は監視情報
要求1に対する監視応答、3は子局2の応答中以降に子
局2で状態変化が発生したタイミングを示している。ま
た、5はタイミング3以降で初めての子局2への監視要
求、6は状態変化発生情報を含む監視応答である。
【0006】次に、図2を用いて従来の技術による監視
の動作について説明する。親局は特別な理由がない限り
順次子局に対して監視要求1を送信する。監視要求は全
ての子局で受信されるが、各子局は受信した監視要求内
に記述されている対象子局番号をもとに自局への監視要
求かどうかを判断し、自局への監視要求であった場合の
み監視応答2を送信する。このとき、監視応答のデータ
長が監視要求のデータ長より同じか短い場合は図2のよ
うに親局は受信をまたずに次の監視要求を行うことがで
き、ポーリング間隔の短縮ができる。
【0007】本方式は子局に変化があろうとなかろうと
順次巡回して応答をとることにより、状態情報を得るだ
けでなく、子局の監視部を含めた制御部が故障していな
いことを確認することができるという点において子局が
自発的に状態変化があった場合に親局に通知をする手法
よりすぐれている。
【0008】また、子局は複雑な処理をすることなく単
に親局からの要求を監視して、自局への要求であった場
合に最新の情報を送信すればよいので制御が簡単になる
という利点も有る。
【0009】一方で、常時監視情報を伝送するため一つ
一つのデータが長くなるという欠点がある。これは、前
述の子局が自発的に状態変化があった場合に親局に通知
をする手法と比較するとリアルタイムな情報の更新がで
きないという点で劣る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術で
は、情報の収集が1周するのに親局の呼びかけに対し子
局が応答するまでの時間×n局かかってしまい、監視対
象数が増えれば増えるほど1局あたりの情報更新時間が
長くなってしまい、重要なデータを収集できなくなる可
能性がある。また、子局に自発的にデータを送信させよ
うとすると、送信の衝突が多発しスループットが落ちて
しまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】監視データは通常は大き
くは変化せず、事象が発生した場合のみ詳細なデータを
送出したいという点に注目し、1局あたりのデータ量を
必要最小限に短縮して伝送効率をあげつつ、必要に応じ
て親局に長いデータを送出したいという要求を出すこと
により、高速でポーリングをしながら必要なデータ収集
を行う。
【0012】また、全体のポーリング周期と比較してか
なり長いデータを送信したい要求があった場合には親局
からデータを分割する指示を与えることにより、他の子
局の情報更新時間を最低限の長さに保ちつつ長いデータ
を収集する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1により
説明する。
【0014】図1において1は親局からの監視要求、2
は監視要求1に対する子局からの監視応答、3は状態変
化発生タイミング、4は状態変化タイミング3以降で初
めての該当子局への監視応答、5は監視応答4送信以降
で初めての該当子局への監視要求、6は該当子局の詳細
データ、7は詳細データ受信後の次の局への監視要求、
8は1局あたりに必要な時間、9は詳細データを送受信
するのに必要な時間を示す。
【0015】図1を用いて本発明の実施例を説明する。
通常時は親局は一定間隔で監視要求局番号程度の短いデ
ータによって構成される監視要求1を順次送信する。各
子局は自局宛ての監視要求を受信した場合に、前回と変
化がなければ「変化無し」を意味する監視応答データ、
変化があれば変化内容の差分データを監視応答として送
信する。親局の送信間隔はこれらのデータのうち最も長
いものを基本として決定される。
【0016】例えば子局2で状態変化3が発生し、差分
データでも電文長が長すぎて親局の送信間隔時間内に伝
送しきれない場合、子局2は「詳細データあり。データ
長nバイト」を意味する監視応答4を送信する。「詳細
データあり」を受信した親局はとりあえず他の局を監視
し、次の子局2の監視タイミングの時に「詳細データ要
求」を意味する監視要求を送信し、前述のデータ長nバ
イトから算出される伝送待ち時間t分だけポーリングを
停止する。
【0017】子局2は監視要求5を受信すると詳細デー
タ6を監視応答として送信する。待ち時間t分だけ待っ
た親局は詳細な監視応答6に基づいてデータの更新を
し、次の子局である子局3に対して監視要求7を送信
し、通常時の動作に戻る。
【0018】以上の動作のうち監視応答(「詳細データ
あり」)4に対し監視要求(「詳細データ要求」)5が
出るまでに他の子局をポーリングするが、この時間は従
来の技術によるポーリング間隔に比べると非常に短いた
め十分短い時間のうちに詳細データを取得することがで
き、かつ他の子局の動作状態の監視も行える。
【0019】例として詳細なデータ長が128バイト、
差分を含めて簡易なコマンドで構成される通常時の監視
要求および監視応答のデータ長を4バイト、伝送速度が
1200bit/s、子局数10とすると、 従来の技術の子局の状態変化の最悪更新時間は 128バイト×8×(10−1)局÷1200=7.68秒 本発明によれば 4バイト×8×(10−1)局×10局÷1200+128バイト×8÷1200 1周目 2周目 =3.25秒 となり詳細データ取得までの時間を半分以下に減らすこ
とができる。
【0020】また、詳細データの送信時間が通常時の監
視時間に対して非常に大きいとき、これを分割すること
で、他の局の状態変化を監視しながら詳細なデータを取
得することができる。
【0021】これを図3を用いて説明する。図3におい
て、4は詳細データ送信要求を含む監視応答、5は監視
応答4送信後初めての該当子局への監視要求、6は該当
子局の分割された詳細データのうちの前半部分、7は詳
細データ受信後の次の局への監視要求、10は分割され
た詳細データ6の伝送時間、11は分割された詳細デー
タ6を受信した後の該当子局への次の監視要求、12は
該当子局の分割された詳細データのうちの後半部分、1
3は分割された詳細データ12の伝送時間を示す。
【0022】次に図3における動作について説明する。
図1のときと同様にデータが大きく変化した子局2は監
視要求に対し、監視応答4に送信したいデータ長を含ん
だ簡易な監視応答を返送する。親局は監視応答4を受信
すると次の監視要求5の時に詳細データを要求するが、
このとき監視要求のデータの中に分割でxxバイトに分
割せよという指示を含めておく。
【0023】この監視要求5を受信した子局は詳細デー
タを指定バイトに分割し、データの先頭に分割したデー
タの何番目のデータかがわかるようなヘッダを付けて詳
細データ6を送信する。親局は計何バイトのデータが送
信されるか知っており、分割バイト数を指定しているの
で、後何回詳細データを受け取ればよいかわかる。これ
に従って、次の回も監視要求11では次のデータを送信
しろ、という指示を子局へ送る。
【0024】このようにして子局は親局に対し詳細デー
タを分割して送信する。親局は全ての詳細データを受信
すると通常時の短い監視に戻る。
【0025】このように、大きなデータを送る必要があ
る場合は、分割指示を親局が出すことにより、他局の監
視を行いつつ、詳細なデータを取得することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、全体の監視を高速に行
いながら、必要な場合には詳細なデータを収集できる監
視システムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるポーリング方式を示す
シーケンス図。
【図2】従来の一例であるポーリング方式を示すシーケ
ンス図。
【図3】本発明の一実施例であるポーリング方式を示す
シーケンス図。
【符号の説明】
1:親局からの監視要求、2:子局からの監視応答、
3:状態変化発生タイミング、4:状態変化3後初めて
の該当子局への監視応答、5:監視応答4送信後初めて
の該当子局への監視要求、6:該当子局の詳細データ、
7:詳細データ受信後の次の局への監視要求、8:1局
あたりに必要な時間、9:詳細データを送受信するのに
必要な時間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を収集する親局と、親局と接続され
    個々に情報を持つ複数の子局と、親局と子局を接続する
    全二重通信可能な通信路によって構成され、親局から順
    次子局を呼び、子局は呼びかけに応じて応答を行うこと
    により、各子局の情報を一定周期で収集するようなポー
    リング方式において、親局は通常時は短いデータで呼び
    かけを行い、子局はその短いデータと同じ長さかより短
    い長さのデータで応答することにより高速にポーリング
    を行い、子局で変化が発生した場合は、その短いデータ
    内に、次のポーリングで流したいデータ長を返すことに
    より、親局が次の該当子局へのポーリング時に長いデー
    タもしくは間隔をもち、子局が詳細なデータを送ること
    を特徴とするポーリング方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポーリング方式におい
    て、親局が子局から要求されるデータ長が長いと判断し
    た場合に、子局がそのデータをいくつかに分割し、親局
    の指示に応じて分割して送信し、分割したデータの間に
    他の子局のポーリングを入れることにより、一定時間内
    に必ず全ての子局のポーリングを行うことを特徴とする
    ポーリング方式。
JP2002075688A 2002-03-19 2002-03-19 ポーリング方式 Pending JP2003273878A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200974A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Kanto Auto Works Ltd ワイヤレス通信システム
JP2011130515A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Toshiba Corp データ伝送システム

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JP2009200974A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Kanto Auto Works Ltd ワイヤレス通信システム
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