JP2702442B2 - ポーリング制御装置 - Google Patents

ポーリング制御装置

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JP2702442B2
JP2702442B2 JP10095295A JP10095295A JP2702442B2 JP 2702442 B2 JP2702442 B2 JP 2702442B2 JP 10095295 A JP10095295 A JP 10095295A JP 10095295 A JP10095295 A JP 10095295A JP 2702442 B2 JP2702442 B2 JP 2702442B2
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公治 徳永
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日本電気移動通信株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポーリング制御装置に関
し、特に複数の従局が主局からのポーリングに応じてパ
ケットによりデータ通信を行う無線データ通信システム
のポーリング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送出するデータ量が少ない従局に対し
て、主局が平等に一定周期でポーリングを行ったので
は、伝送効率は著しく低下する。このため従来のポーリ
ング制御装置では、例えば特開平2−16836号公報
によって開示されているように、主局のポーリングに応
じて従局から送出されてくるパケットの有無を監視し、
従局へ送出するポーリングの時間間隔を制御して伝送効
率を高めている。すなわち、パケットの多い(データ量
の多い)従局に対してはポーリングの間隔を短くし、逆
にパケットの少ない(データ量の少ない)またはパケッ
トの送出がない従局に対してはポーリングの間隔を長く
するようにポーリング制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、伝送効率を高めるために、従局から送出されるパケ
ットの有無を監視してポーリング周期を制御している。
しかし、無線データ通信システムにおいては、電波の伝
播状態の悪い場所に従局が位置する場合があり、従局が
パケットを送信したにもかかわらず、主局は従局からの
パケットを受信できないことがある。この場合、主局は
従局にデータが存在しないためにパケットを受信できな
かったのか、あるいは、従局がパケットを送信したにも
かかわらず受信できなかったのかを区別することができ
ず、従局にはデータが存在しないと判断してポーリング
周期を制御することになり、適切なポーリング制御を行
うことができないという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、従局が送出するパケット
のデータ量に基づいてポーリング制御を行うことによ
り、無線データ通信システムにおいても適切なポーリン
グ制御を行うことができるポーリング制御装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポーリング制御
装置は、複数の従局が主局からのポーリングに応じてパ
ケットによりデータ通信を行うポーリング制御装置にお
いて、前記複数の従局は、前記パケットにより送出する
データ長を検知するデータ長検知手段と、自局に対する
ポーリングを受けたときに前記データ長検知手段によっ
て検知されたデータ長を示すデータおよび送出データを
それぞれ収容して前記パケットを生成するパケット生成
手段とをそれぞれ備え、前記主局は、前記複数の従局に
対応してポーリングの優先度を示す数値がそれぞれ設定
されるポーリング制御テーブルと、このポーリング制御
テーブルに基づき従局を選定して一定周期でポーリング
を行うポーリング制御手段と、このポーリング制御手段
によって選定された従局からの前記パケットに収容され
ている前記データ長を示すデータにより前記送出データ
の量を検知するデータ量監視手段と、このデータ量監視
手段によって検知されたデータ量に応じて前記ポーリン
グ制御テーブルの前記優先度を示す数値を更新するテー
ブル更新手段とを備える。
【0006】上記構成において、前記パケット生成手段
は、前記パケットの生成に際して送出データの長さが1
パケットで送出可能なデータ長よりも少ないときに特定
のダミーデータで空白部分を補充し、前記データ量監視
手段は、前記パケットに補充されている前記ダミーデー
タを検出して前記データ量を監視するように構成され
る。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。ここで、主局1は、無線回線を介して複数の従
局2a,2b,2c,2d,2eに対してポーリング信
号をそれぞれ送出する。一方、各従局2a,2b,2
c,2d,2eは、主局1からのポーリングに応じてパ
ケットによりデータをそれぞれ送出する。
【0009】主局1には、ポーリングを行う従局を選定
するためのポーリング制御テーブル11と、各従局がポ
ーリングに応じて送出したパケットに収容されているデ
ータ量に検出してデータ量を監視するデータ量監視部1
2と、検出したデータ量に基づきポーリング制御テーブ
ル11を更新するテーブル更新部13と、ポーリング制
御テーブル11に基づき従局を選定して一定周期でポー
リングを行うポーリング制御部14とを有している。
【0010】一方、各従局2a,2b,2c,2d,2
eには、パケットにより送出するデータ長を検知するデ
ータ長検知部21と、自局に対するポーリング信号を受
けたときにパケットを生成して主局1へ送出するパケッ
ト生成部22とをそれぞれ有している。
【0011】パケットは、図2に示すように、同期信号
を収容する同期領域と、パケットで送出するデータの長
さを示すデータを収容するデータ長領域と、データを収
容するデータ領域とで構成されている。
【0012】なお、データ長検知部21により検出され
たデータ長の値がデータ長領域に収容される。また、パ
ケット生成部22はパケットの生成に際し、送出するデ
ータ長が1回のパケットで送出可能なデータ長よりも少
ないときには、データ領域の空白部分に特定のダミーデ
ータを補充する。
【0013】次に主局1におけるポーリング制御につい
て説明する。
【0014】データ量監視部12は、従局から送出され
てくるパケットのデータ長領域に収容されているデータ
によりデータ長を検出し、パケットの送出可能データ長
に対してどの程度のデータ量なのかを監視する。テーブ
ル更新部13は、データ量監視部12が検出したデータ
量に基づきポーリング制御テーブル11を更新する。ポ
ーリング制御テーブル11は、例えば図3に示すよう
に、各従局毎に数値が設定されたテーブルである。ポー
リング制御部14は、ポーリング制御テーブル11の数
値の大きな従局を優先してポーリングする。
【0015】いま、例えば、従局2a,2b,2eには
送出するデータがなく、従局2cではパケットの送出可
能データ量の50%のデータ量であり、従局2dではパ
ケットのデータ領域が全てデータ(データ量100%)
である場合を例として、図3を参照して動作を説明す
る。
【0016】テーブル更新部13は、ポーリングが実行
されたときに、ポーリングを行った従局の数値から1を
減じ、その他の従局の数値に1を加える。また、パケッ
トのデータ量が0であるときには、この従局の数値から
5を減じ、パケットのデータ量が送出可能データ量の5
0%であるときには、この従局の数値から3を減じ、パ
ケットのデータ領域が全てデータであるときには、この
従局の数値はそのままにしてポーリング制御テーブルの
更新処理を行うこととする。
【0017】最初に、テーブル更新部13は、ポーリン
グ制御テーブル11の各従局の数値として初期値「1
0」を設定する(図3(A))。ポーリング制御部14
は、各従局の数値が「10」で同一であるので、配列順
から従局2aに対してポーリングを行う。テーブル更新
部13は、ポーリングが実行された従局2aの数値「1
0」から1を減じて「9」とし、その他の従局の数値
「10」に1を加えて「11」とする(図3(B))。
従局2aがポーリングに応じて送出したパケットのデー
タ量は0であるので、従局2aの数値「9」から5を減
じて「4」とする(図3(C))。次に、数値が「1
1」の従局の配列順から従局2bに対してポーリングを
行う(図3(D))。従局2bのパケットのデータ量は
0であるので、従局2bの数値は「5」(10−5=
5)となる(図3(E))。次に、数値が「12」の従
局の配列順から従局2cに対してポーリングを行う(図
3(F))。従局2cのパケットのデータ量は50%で
あるので、従局2cの数値は「8」(11−3=7)と
なる(図3(G))。次に、数値が「13」の従局の
内、配列順から従局2dに対してポーリングを行う(図
3(H))。従局2dのパケットのデータ量は100%
であるから、従局2dの数値は「12」のままとなる
(図3(I))。次に、一番大きな数値「14」の従局
2eに対してポーリングを行う(図3(J))。従局2
eのパケットにはデータがないので、従局2eの数値は
「8」(13−5=8)となり、従って、次にポーリン
グを行う従局は、数値「13」の従局2dとなる(図3
(K))。従局2dに対してポーリングを行った結果
(図3(L))、従局2−4の数値が一番大きな値「1
2」となるので、再び従局2−4に対してポーリングを
行う(図3(M))。
【0018】以下同様にして、ポーリング制御テーブル
の各従局に対応する数値に対し、ポーリングを実行する
毎に定数を加減算して更新し、数値の大きな従局に対し
て優先的にポーリングを行うことにより、データ量が少
ない従局へのポーリング頻度を少なくし、データ量が多
い従局へのポーリング頻度を多くして伝送効率を高める
ことができる。
【0019】上述した実施例では、従局側でパケットの
データ量領域にデータ量を示すデータを収容し、主局1
のデータ量監視部12でパケットのデータ量領域のデー
タによりデータ量を検知しているが、データ量を検出す
る他の手段として、パケットのデータ領域に補充されて
いるダミーデータの量を検出するようにしてもよい。す
なわち、主局1のデータ量監視部12は、ポーリング信
号に応じて従局から送出されてくるパケットを受信し、
パケットのデータ領域に補充されているダミーデータの
量を検知し、このダミーデータ量に応じでポーリング制
御テーブル11を更新するようにしてもよい。なお、こ
の場合、ダミーデータの量が少ないほど送出データ量が
多いことになる。また、パケットのデータ量領域は不要
となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、主局が、
ポーリングを行った従局からのパケットを受信し、この
パケットに収容されたデータ量に基づいてポーリング制
御テーブルの各従局に対応する数値に所定の加減算を行
い、数値の大きな従局を選定してポーリングを行うこと
により、データ量が少ない従局へのポーリング頻度を少
なくし、データ量が多い従局のポーリング頻度を多くで
き、無線データ通信システムにおいて適切なポーリング
を行って伝送効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したパケット生成部22が生成するパ
ケットの構成図である。
【図3】図1に示したポーリング制御テーブル11の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 主局 2a,2b,2c,2d,2e 従局 11 ポーリング制御テーブル 12 データ量監視部 13 テーブル更新部 14 ポーリング制御部 21 データ量検知部 22 パケット生成部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の従局が主局からのポーリングに応
    じてパケットによりデータ通信を行うポーリング制御装
    置において、 前記複数の従局は、前記パケットにより送出するデータ
    長を検知するデータ長検知手段と、自局に対するポーリ
    ングを受けたときに前記データ長検知手段によって検知
    されたデータ長を示すデータおよび送出データをそれぞ
    れ収容して前記パケットを生成するパケット生成手段と
    をそれぞれ備え、 前記主局は、前記複数の従局に対応してポーリングの優
    先度を示す数値がそれぞれ設定されるポーリング制御テ
    ーブルと、このポーリング制御テーブルに基づき従局を
    選定して一定周期でポーリングを行うポーリング制御手
    段と、このポーリング制御手段によって選定された従局
    からの前記パケットに収容されている前記データ長を示
    すデータにより前記送出データの量を検知するデータ量
    監視手段と、このデータ量監視手段によって検知された
    データ量に応じて前記ポーリング制御テーブルの前記優
    先度を示す数値を更新するテーブル更新手段とを備える
    ことを特徴とするポーリング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記パケット生成手段は、前記パケット
    の生成に際して送出データの長さが1パケットで送出可
    能なデータ長よりも少ないときに特定のダミーデータで
    空白部分を補充し、前記データ量監視手段は、前記パケ
    ットに補充されている前記ダミーデータを検出して前記
    データ量を監視することを特徴とする請求項1記載のポ
    ーリング制御装置。
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JPH01200739A (ja) * 1988-02-05 1989-08-11 Nec Corp スロットアロハ通信システム
JPH05327819A (ja) * 1992-05-15 1993-12-10 Mitsubishi Electric Corp データ通信装置

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