JPH05161181A - 時刻同期方式 - Google Patents

時刻同期方式

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Publication number
JPH05161181A
JPH05161181A JP32582091A JP32582091A JPH05161181A JP H05161181 A JPH05161181 A JP H05161181A JP 32582091 A JP32582091 A JP 32582091A JP 32582091 A JP32582091 A JP 32582091A JP H05161181 A JPH05161181 A JP H05161181A
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JP
Japan
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time
signal
station
master station
clock
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Application number
JP32582091A
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English (en)
Inventor
Akira Fukagawa
彰 深川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親局と子局との間で信号を伝送する際に生じ
る遅延時間を考慮に入れた時刻同期方式を提供する。 【構成】 親局aは、第1の時計2と、子局bへ信号を
送出してからこの子局bからの応答信号を受信するまで
の時間をカウントするための信号送出時間カウンタ9と
を備えている。子局bは、第2の時計6と、親局aから
信号を受信して親局aへ応答信号を返すまでの時間をカ
ウントするための信号受信時間カウンタ9と、信号受信
時間を応答信号とともに親局aへ返すための送信機7と
を備えている。親局aはさらに、親局aから送られる信
号が子局bにおいて受信されるまでの遅延時間を信号送
出時間と信号受信時間とから算出する遅延時間算出回路
8を備えている。子局bでは、この遅延時間を考慮に入
れて第2の時計6の時刻を第1の時計2の時刻に合わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時刻同期方式に関し、特
に、ポーリング方式を採用している通信システムで、親
局に備えられた時計と1つの特定の子局に備えられた時
計との間の時刻同期をとるための時刻同期方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポーリング方式を採用している通信シス
テムは、親局と、複数の子局と、この親局と複数の子局
との間で信号を伝送するための伝送路とを備えている。
この種の通信システムには、例えば、遠方監視システム
などがある。図3に従来の時刻同期方式が適用される遠
方監視システムの構成を示す。
【0003】図示の遠方監視システムでは、親局aと子
局bとが伝送路4を介して接続されている。親局aは送
信機1と第1の時計2と受信機3とを有する。また、子
局bは受信機5と第2の時計6と送信機7とを有する。
尚、実際には親局aには複数の子局bが接続されている
のであるが、その各々は同一の構成要素を有する。した
がって、図3においては子局bは1つだけしか示してい
ない。
【0004】送信機1は伝送路4と接続されており、伝
送路4はさらに受信機5と接続されている。また、送信
機1および受信機5は、それぞれ第1の時計2および第
2の時計6と接続されている。
【0005】以下、図3を参照して、従来の遠方監視シ
ステムにおける時刻同期動作について説明する。
【0006】第2の時計6を第1の時計2と同期させる
場合、送信機1は、第1の時計2から読み出した現在時
刻Tを時刻信号として子局bへ送出する。子局bは、親
局aから送られてきた時刻信号を受信すると、この時刻
信号によって表される現在時刻を第2の時計6にセット
する。そして、この第2の時計6に第1の時計2から読
み出した時刻Tをセットした時点で、第1の時計2と第
2の時計6とを同期状態としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
時刻同期動作では、親局aから伝送路4を介して送出さ
れた時刻信号が、子局bにおいて受信されるまでには遅
延時間が生じる。このため、第2の時計6は常にこの遅
延時間の分だけ第1の時計2より遅れてセットされると
いう問題があった。
【0008】したがって本発明の目的は、親局aと子局
bとの間で信号を伝送する際に生じる遅延時間を考慮に
入れた時刻同期方式を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、親局aと子局
bとの間の時刻同期の精度を向上させることができる時
刻同期方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
る時刻同期方式は、データリンクを確立するための方法
としてポーリング方式を採用している通信システムであ
って、前記通信システムは、親局と、複数の子局と、前
記親局と前記複数の子局との間で信号を伝送するための
伝送路とを備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複
数の子局の各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を
有し、前記親局は、前記複数の子局の中から1つの子局
を特定の子局として選択し、該特定の子局との間で通信
を行う通信システムにおいて、前記親局は、前記特定の
子局へ信号を送出してから該特定の子局からの応答信号
を受信するまでの間の信号送出時間をカウントするため
の信号送出時間カウント手段を備え、前記特定の子局
は、前記親局から信号を受信して前記親局へ前記応答信
号を返すまでの間の信号受信時間をカウントするための
信号受信時間カウント手段と、前記信号受信時間を前記
応答信号とともに前記親局へと返すための手段と、を備
え、前記親局はさらに、該親局から送られる信号が前記
特定の子局において受信されるまでの遅延時間を前記信
号送出時間と前記信号受信時間とから算出する手段と、
前記第1の時計が示す時刻に前記遅延時間を加算した時
刻を、時刻信号として前記特定の子局に通知するための
手段と、を備え、前記特定の子局は、前記親局から通知
される前記時刻信号で表される時刻を、前記第2の時計
にセットするための手段を備えることを特徴とする。
【0011】本発明の第2の態様による時刻同期方式
は、データリンクを確立するための方法としてポーリン
グ方式を採用している通信システムであって、前記通信
システムは、親局と、複数の子局と、前記親局と前記複
数の子局との間で信号を伝送するための伝送路とを備
え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子局の各
々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、前記親
局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定の子局
として選択し、該特定の子局との間で通信を行う通信シ
ステムにおいて、前記親局は、前記特定の子局から応答
信号を受信して前記特定の子局へ指令信号を返すまでの
間の信号受信時間をカウントするための信号受信時間カ
ウント手段と、前記信号受信時間および前記第1の時計
が示す時刻を表す時刻信号を、前記指令信号とともに前
記特定の子局へと返すための手段と、を備え、前記特定
の子局は、前記親局へ前記応答信号を送出してから該親
局からの前記指令信号を受信するまでの間の信号送出時
間をカウントするための信号送出時間カウント手段と、
該子局から送られる応答信号が前記親局において受信さ
れるまでの遅延時間を前記信号受信時間と前記信号送出
時間とから算出する手段と、前記時刻信号で表される時
刻に前記遅延時間を加算して得られる時刻を、前記第2
の時計にセットするための手段と、を備えることを特徴
とする。
【0012】また、本発明の第3の態様による時刻同期
方式は、データリンクを確立するための方法としてポー
リング方式を採用している通信システムであって、前記
通信システムは、親局と、複数の子局と、前記親局と前
記複数の子局との間で信号を伝送するための伝送路とを
備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子局の
各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、前記
親局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定の子
局として選択し、該特定の子局との間で通信を行う通信
システムにおいて、前記親局は、前記特定の子局に備え
られた信号受信時間カウント手段のカウント動作を制御
するためのカウント制御信号を前記特定の子局へ送出す
ると共に、当該親局に備えられた信号送出時間カウント
手段のカウント動作を開始し、前記特定の子局は前記カ
ウント制御信号を受信すると、前記親局へ応答信号を返
すまでの間、前記信号受信時間カウント手段のカウント
動作を行ない、該カウント動作の終了時に前記信号受信
時間カウント手段が示している第1のカウント値を前記
応答信号とともに前記親局へと返し、前記親局は、前記
応答信号を受信すると前記信号送出時間カウント手段の
カウント動作を終了し、前記親局はさらに、前記信号送
出時間カウント手段のカウント動作終了時に前記信号送
出時間カウント手段が示している第2のカウント値か
ら、前記第1のカウント値を減算して、さらにこの減算
値に1/2を乗算して、前記親局が前記カウント制御信
号の送出を開始してから前記特定の子局が前記カウント
制御信号を受信するまでの間の時間差を算出し、該算出
した時間差を補正値とし、前記親局は、前記補正値を前
記第1の時計が示す時刻に加算した時刻を、前記特定の
子局への時刻信号として送出し、前記子局は前記時刻信
号を受信すると、該時刻信号によって示される時刻を、
前記第2の時計にセットして前記第1の時計と前記第2
の時計との間の時刻同期をとることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第4の態様による時刻同
期方式は、データリンクを確立するための方法としてポ
ーリング方式を採用している通信システムであって、前
記通信システムは、親局と、複数の子局と、前記親局と
前記複数の子局との間で信号を伝送するための伝送路と
を備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子局
の各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、前
記親局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定の
子局として選択し、該特定の子局との間で通信を行う通
信システムにおいて、前記親局は、前記第1の時計が示
す時刻を時刻信号として前記特定の子局へ送出すると共
に、当該親局に備えられた信号送出時間カウント手段の
カウント動作を開始し、前記特定の子局は前記時刻信号
を受信すると、該時刻信号で表される時刻を第2の時計
にセットするとともに、前記親局へ応答信号を返すまで
の間、前記信号受信時間カウント手段のカウント動作を
行ない、該カウント動作の終了時に前記信号受信時間カ
ウント手段が示している第1のカウント値を前記応答信
号とともに前記親局へと返し、前記親局は、前記応答信
号を受信すると前記信号送出時間カウント手段のカウン
ト動作を終了し、前記親局はさらに、前記信号送出時間
カウント手段のカウント動作終了時に前記信号送出時間
カウント手段が示している第2のカウント値から、前記
第1のカウント値を減算して、さらにこの減算値に1/
2を乗算して、前記親局が前記時刻信号の送出を開始し
てから前記特定の子局が前記時刻信号を受信するまでの
間の時間差を算出し、該算出した時間差を補正値とし、
該補正値を前記特定の子局へ送出し、前記子局は前記補
正値を受信すると、該補正値に従って前記第2の時計を
補正して、前記第1の時計と前記第2の時計との間の時
刻同期をとることを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例による時刻同期方
式が適用される遠方監視システムの構成を示すブロック
図である。
【0016】図1を参照すると、親局aと子局bとが後
述するような補正手段を有している点を除いて、図3に
示す遠方監視システムと同様の構成要素を有する。従っ
て、図3に示すものと同様の機能を有するものには同一
の参照符号を付し、それらについては説明を簡単にする
ためにその説明は省略する。
【0017】親局aの補正手段は、遅延時間算出回路8
と信号送出時間カウンタ9とから構成されている。ま
た、子局bの補正手段は信号受信時間カウンタ10で構
成されている。
【0018】図2は本発明の一実施例による時刻同期方
式を説明するためのタイムチャートである。時間軸に示
されたT(T1 ,T2 ,T3 )は第1の時計2が示す時
刻を表している。また、tsは親局aが信号を送出して
子局bからの応答信号を受信するまでの間の時間を示し
ており、trは子局bが親局aからの信号を受信してか
ら親局aに応答信号を返すまでの間の時間を示してい
る。さらに、tdは親局aから送られる信号が子局bに
おいて受信されるまでの遅延時間を示している。
【0019】以下、図1および図2を参照して、本実施
例による時刻同期方式の一例について説明する。
【0020】第1の時計2と第2の時計6とを同期させ
る場合、親局aは子局bに備えられた信号受信時間カウ
ンタ10のカウント動作を制御するためのカウント制御
信号を子局bへ送出する。このカウント制御信号を時刻
1 で送出すると同時に、親局aは信号送出時間カウン
タ9のカウント動作を開始する。一方、子局bが親局a
からのカウント制御信号を受信すると、信号受信時間カ
ウンタ10はカウント動作を開始する。この子局bが親
局aへ応答信号を送ると、信号受信時間カウンタ10の
カウント動作は終了する。この時子局bは、信号受信時
間カウンタ10が示している信号受信時間すなわち“t
r”を応答信号とともに親局aへ返す。
【0021】子局bからの応答信号を受信すると、親局
aは信号送出時間カウンタ9のカウント動作を終了す
る。この時、信号送出時間カウンタ9は信号送出時間す
なわち“ts”を示している。
【0022】親局aでの信号送出時間“ts”および子
局bからの信号受信時間“tr”は、遅延時間算出回路
8に送られる。遅延時間算出回路8では、以下の数式1
によって親局aがカウント制御信号の送出を開始してか
ら子局bがカウント制御信号を受信するまでの遅延時間
すなわち“td”を算出する。
【0023】
【数1】
【0024】そして送信機1は、この算出した遅延時間
を補正値として第1の時計2が示す時刻に加算して補正
時刻“T2 +td”とする。送信機1は補正時刻を算出
すると、この補正時刻“T2 +td”を子局bへの補正
時刻信号として送出する。
【0025】一方子局bでは、親局aからの補正時刻信
号を受信すると、この補正時刻信号によって示される時
刻すなわち“T2 +td”を第2の時計6にセットす
る。このようにして第1の時計2と第2の時計6とを同
期させる。
【0026】さらに、本実施例による時刻同期方式の別
の例について説明する。
【0027】親局aは、第1の時計2が示す時刻T1
時刻信号として子局bへ送出する。これと同時に、親局
aに備えられた信号送出時間カウンタ9のカウント動作
が開始される。一方、子局bは時刻信号を受信すると、
該時刻信号で表される時刻すなわちT1 を第2の時計に
セットする。これと同時に、子局bは信号受信時間カウ
ンタ10のカウント動作を開始する。
【0028】信号受信時間カウンタ10は、子局bが親
局aへ応答信号を返すと同時にカウント動作を終了す
る。この時に信号受信時間カウンタ10が示している信
号受信時間すなわち“tr”も応答信号とともに親局a
へ送られる。親局aでは子局bからの応答信号を受信す
ると、信号送出時間カウンタ9のカウント動作を終了す
る。この時に信号送出時間カウンタ9は信号送出時間す
なわち“ts”を示している。親局aでの信号送出時間
tsおよび子局bからの信号受信時間“tr”は、遅延
時間算出回路8に送られる。遅延時間算出回路8では、
以下の数式2によって親局aが時刻信号の送出を開始し
てから子局bが時刻信号を受信するまでの遅延時間すな
わち“td”を算出する。
【0029】
【数2】
【0030】そしてこの算出した遅延時間を補正値とし
て子局bへ送出する。子局bでは、親局aからの補正値
を受信すると、この補正値に従って第2の時計6を補正
する。そして子局bではこの補正により、第1の時計2
と第2の時計6との時刻同期が完了する。
【0031】尚、本実施例では遅延時間算出回路8を親
局aに備えたが、子局bの方に備えても良い。遅延時間
算出回路8を子局bに備える場合の動作について簡単に
説明する。
【0032】親局aは、第1の時計2が示す時刻を時刻
信号として子局bへ送出すると共に、信号送出時間カウ
ンタ9のカウント動作を開始する。子局bは時刻信号を
受信すると、この時刻信号で表される時刻を第2の時計
6にセットする。これととともに子局bでは、親局aへ
応答信号を返すまでの間、信号受信時間カウンタ10の
カウント動作を行なう。そして、信号受信時間カウンタ
10のカウント動作の終了時に、このカウンタが示して
いる信号受信時間を応答信号とともに親局aへと返す。
親局aは、応答信号を受信すると信号送出時間カウンタ
9のカウント動作を終了する。さらに、信号送出時間カ
ウンタ9のカウント動作終了時に信号送出時間カウンタ
9が示している信号送出時間から、信号受信時間を減算
して、さらにこの減算値に1/2を乗算する。このよう
にして、親局aが時刻信号の送出を開始してから子局b
が時刻信号を受信するまでの間の時間差を算出し、この
算出した時間差を補正値とする。親局aは補正値を子局
bへ送出し、子局bは補正値を受信すると、この補正値
に従って第2の時計6を補正する。これで第1の時計2
と第2の時計6との時刻同期をとることができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、親局と子局との間で信号を伝送する際に生じ
る遅延時間を考慮に入れた時刻同期方式を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0034】また、本発明によれば、親局と子局との間
の時刻同期の精度を向上させることができる時刻同期方
式を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による時刻同期方式が適用さ
れる遠方監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による時刻同期方式を説明す
るためのタイムチャートである。
【図3】従来の遠方監視システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
a 親局 b 子局 1 送信機 2 第1の時計 3 受信機 4 伝送路 5 受信機 6 第2の時計 7 送信機 8 遅延時間算出回路 9 信号送出時間カウンタ 10 信号受信時間カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データリンクを確立するための方法とし
    てポーリング方式を採用している通信システムであっ
    て、 前記通信システムは、親局と、複数の子局と、前記親局
    と前記複数の子局との間で信号を伝送するための伝送路
    とを備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子
    局の各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、
    前記親局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定
    の子局として選択し、該特定の子局との間で通信を行う
    通信システムにおいて、 前記親局は、前記特定の子局へ信号を送出してから該特
    定の子局からの応答信号を受信するまでの間の信号送出
    時間をカウントするための信号送出時間カウント手段を
    備え、 前記特定の子局は、前記親局から信号を受信して前記親
    局へ前記応答信号を返すまでの間の信号受信時間をカウ
    ントするための信号受信時間カウント手段と、前記信号
    受信時間を前記応答信号とともに前記親局へと返すため
    の手段とを備え、 前記親局はさらに、該親局から送られる信号が前記特定
    の子局において受信されるまでの遅延時間を前記信号送
    出時間と前記信号受信時間とから算出する手段と、前記
    第1の時計が示す時刻に前記遅延時間を加算した時刻
    を、時刻信号として前記特定の子局に通知するための手
    段とを備え、 前記特定の子局は、前記親局から通知される前記時刻信
    号で表される時刻を、前記第2の時計にセットするため
    の手段を備えることを特徴とする時刻同期方式。
  2. 【請求項2】 データリンクを確立するための方法とし
    てポーリング方式を採用している通信システムであっ
    て、 前記通信システムは、親局と、複数の子局と、前記親局
    と前記複数の子局との間で信号を伝送するための伝送路
    とを備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子
    局の各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、
    前記親局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定
    の子局として選択し、該特定の子局との間で通信を行う
    通信システムにおいて、 前記親局は、前記特定の子局から応答信号を受信して前
    記特定の子局へ指令信号を返すまでの間の信号受信時間
    をカウントするための信号受信時間カウント手段と、前
    記信号受信時間および前記第1の時計が示す時刻を表す
    時刻信号を、前記指令信号とともに前記特定の子局へと
    返すための手段と、を備え、 前記特定の子局は、前記親局へ前記応答信号を送出して
    から該親局からの前記指令信号を受信するまでの間の信
    号送出時間をカウントするための信号送出時間カウント
    手段と、該子局から送られる応答信号が前記親局におい
    て受信されるまでの遅延時間を前記信号受信時間と前記
    信号送出時間とから算出する手段と、前記時刻信号で表
    される時刻に前記遅延時間を加算して得られる時刻を、
    前記第2の時計にセットするための手段と、を備えるこ
    とを特徴とする時刻同期方式。
  3. 【請求項3】 データリンクを確立するための方法とし
    てポーリング方式を採用している通信システムであっ
    て、 前記通信システムは、親局と、複数の子局と、前記親局
    と前記複数の子局との間で信号を伝送するための伝送路
    とを備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子
    局の各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、
    前記親局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定
    の子局として選択し、該特定の子局との間で通信を行う
    通信システムにおいて、 前記親局は、前記特定の子局に備えられた信号受信時間
    カウント手段のカウント動作を制御するためのカウント
    制御信号を前記特定の子局へ送出すると共に、当該親局
    に備えられた信号送出時間カウント手段のカウント動作
    を開始し、 前記特定の子局は前記カウント制御信号を受信すると、
    前記親局へ応答信号を返すまでの間、前記信号受信時間
    カウント手段のカウント動作を行ない、該カウント動作
    の終了時に前記信号受信時間カウント手段が示している
    第1のカウント値を前記応答信号とともに前記親局へと
    返し、 前記親局は、前記応答信号を受信すると前記信号送出時
    間カウント手段のカウント動作を終了し、 前記親局はさらに、前記信号送出時間カウント手段のカ
    ウント動作終了時に前記信号送出時間カウント手段が示
    している第2のカウント値から、前記第1のカウント値
    を減算して、さらにこの減算値に1/2を乗算して、前
    記親局が前記カウント制御信号の送出を開始してから前
    記特定の子局が前記カウント制御信号を受信するまでの
    間の時間差を算出し、該算出した時間差を補正値とし、 前記親局は、前記補正値を前記第1の時計が示す時刻に
    加算した時刻を、前記特定の子局への時刻信号として送
    出し、 前記子局は前記時刻信号を受信すると、該時刻信号によ
    って示される時刻を、前記第2の時計にセットして前記
    第1の時計と前記第2の時計との間の時刻同期をとるこ
    とを特徴とする時刻同期方式。
  4. 【請求項4】 データリンクを確立するための方法とし
    てポーリング方式を採用している通信システムであっ
    て、 前記通信システムは、親局と、複数の子局と、前記親局
    と前記複数の子局との間で信号を伝送するための伝送路
    とを備え、前記親局は第1の時計を有し、前記複数の子
    局の各々は前記第1の時計とは別の第2の時計を有し、
    前記親局は、前記複数の子局の中から1つの子局を特定
    の子局として選択し、該特定の子局との間で通信を行う
    通信システムにおいて、 前記親局は、前記第1の時計が示す時刻を時刻信号とし
    て前記特定の子局へ送出すると共に、当該親局に備えら
    れた信号送出時間カウント手段のカウント動作を開始
    し、 前記特定の子局は前記時刻信号を受信すると、該時刻信
    号で表される時刻を第2の時計にセットするとともに、
    前記親局へ応答信号を返すまでの間、前記信号受信時間
    カウント手段のカウント動作を行ない、該カウント動作
    の終了時に前記信号受信時間カウント手段が示している
    第1のカウント値を前記応答信号とともに前記親局へと
    返し、 前記親局は、前記応答信号を受信すると前記信号送出時
    間カウント手段のカウント動作を終了し、 前記親局はさらに、前記信号送出時間カウント手段のカ
    ウント動作終了時に前記信号送出時間カウント手段が示
    している第2のカウント値から、前記第1のカウント値
    を減算して、さらにこの減算値に1/2を乗算して、前
    記親局が前記時刻信号の送出を開始してから前記特定の
    子局が前記時刻信号を受信するまでの間の時間差を算出
    し、該算出した時間差を補正値とし、該補正値を前記特
    定の子局へ送出し、 前記子局は前記補正値を受信すると、該補正値に従って
    前記第2の時計を補正して、前記第1の時計と前記第2
    の時計との間の時刻同期をとることを特徴とする時刻同
    期方式。
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