JPH01231618A - サンプリング時刻同期方法 - Google Patents
サンプリング時刻同期方法Info
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- JPH01231618A JPH01231618A JP63056209A JP5620988A JPH01231618A JP H01231618 A JPH01231618 A JP H01231618A JP 63056209 A JP63056209 A JP 63056209A JP 5620988 A JP5620988 A JP 5620988A JP H01231618 A JPH01231618 A JP H01231618A
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- synchronization signal
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はサンプリング時刻同期方法に関し、特に電力系
統の保護継電システムの複数の端子における各電気量の
サンプリング時刻を同期させるために採用するサンプリ
ング時刻同期方法に関する。
統の保護継電システムの複数の端子における各電気量の
サンプリング時刻を同期させるために採用するサンプリ
ング時刻同期方法に関する。
(従来の技術)
電力系統、例えば送電系統の複数の端子において、電流
等の電気量をサンプルし、サンプリングによって得た電
気量のディジタルデータを授受し合って、保護計算に用
いるようにした保護継電システムはある。この種のシス
テムにおいて、各端子におけるサンプリングは互いに同
期している必要があり、各端子でのサンプリングの時刻
は正確に一致していなければならない。これは゛同時刻
の電気量データを計算に用いるためである。そして同期
のための方法としての種々のものが提案されている。
等の電気量をサンプルし、サンプリングによって得た電
気量のディジタルデータを授受し合って、保護計算に用
いるようにした保護継電システムはある。この種のシス
テムにおいて、各端子におけるサンプリングは互いに同
期している必要があり、各端子でのサンプリングの時刻
は正確に一致していなければならない。これは゛同時刻
の電気量データを計算に用いるためである。そして同期
のための方法としての種々のものが提案されている。
この内で例えば特開昭55−49645号公報に開示さ
れた方法は、サンプリングに対するディジタル信号の発
信の時刻を固定する一方、各ディジタルデ−タには循環
する番号(1,2,・・・n)を付す。
れた方法は、サンプリングに対するディジタル信号の発
信の時刻を固定する一方、各ディジタルデ−タには循環
する番号(1,2,・・・n)を付す。
各端子ではある番号i (1≦j≦n)のディジタル信
号を受信した後、同一番号のディジタル信号を発信する
。そしてディジタル信号の発信から、同一番号のディジ
タル信号を受信するまでの時間の長さを各端子で測り、
この時間長さが互いに一致するようにサンプリング時刻
を調整する。
号を受信した後、同一番号のディジタル信号を発信する
。そしてディジタル信号の発信から、同一番号のディジ
タル信号を受信するまでの時間の長さを各端子で測り、
この時間長さが互いに一致するようにサンプリング時刻
を調整する。
また、特開昭58−75419号公報においては、各端
子におけるディジタル信号の発信時刻を、各端子のクロ
ック信号に対して固定し、相手端子からのディジタル信
号に対する、クロック信号発生時を基準とする相対時刻
を相手端子にデータとして送り、各端子で相手端子から
の時刻データと、相手端子からのディジタル信号の受信
時刻と、先に相手端子に向けてディジタル信号を発信し
た時刻とをもとにして、両端子間のクロック信号の発生
時間差を検出し、この時間差に基づいてクロック信号の
発生時刻を調整している。
子におけるディジタル信号の発信時刻を、各端子のクロ
ック信号に対して固定し、相手端子からのディジタル信
号に対する、クロック信号発生時を基準とする相対時刻
を相手端子にデータとして送り、各端子で相手端子から
の時刻データと、相手端子からのディジタル信号の受信
時刻と、先に相手端子に向けてディジタル信号を発信し
た時刻とをもとにして、両端子間のクロック信号の発生
時間差を検出し、この時間差に基づいてクロック信号の
発生時刻を調整している。
(発明が解決しようとする課題)
上記した従来方法において、前者(特開昭55−496
45号公報)は多量のデータの伝送を必要とし、また後
者(特開昭58−75419号公報)では端子間で互い
にやりとりする同期信号の他に、互いのサンプリング番
号を識別するために、自端が一定のサンプリング番号と
なった時に、相手に対して送信する別の同期信号を必要
とし、いずれも伝送制御に要する伝送りit数が増加す
る問題点があった。
45号公報)は多量のデータの伝送を必要とし、また後
者(特開昭58−75419号公報)では端子間で互い
にやりとりする同期信号の他に、互いのサンプリング番
号を識別するために、自端が一定のサンプリング番号と
なった時に、相手に対して送信する別の同期信号を必要
とし、いずれも伝送制御に要する伝送りit数が増加す
る問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、端子間でやりとりする同期信号を一種類とし、サン
プリング同期のために送り合う情報量を少なくしたサン
プリング時刻同期方法を提供することを目的としている
。
り、端子間でやりとりする同期信号を一種類とし、サン
プリング同期のために送り合う情報量を少なくしたサン
プリング時刻同期方法を提供することを目的としている
。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明では、一対の端子の内
の一方の端子は対向端子に対して一定時間間隔で同期信
号を送出し、他方の端子は前記−方の端子からの同期信
号を受信した後一定時間後に同期信号を返送し、前記一
方の端子は同期信号の往復時間を測定してその値に応じ
て自端から同=3− 期信号を送出する時のサンプリング番号を変化させ、他
方の端子は自端のサンプリング番号を制御することによ
り、一方の端子の送出する同期信号を常に自端の同一サ
ンプリング番号で受信するようにした。
の一方の端子は対向端子に対して一定時間間隔で同期信
号を送出し、他方の端子は前記−方の端子からの同期信
号を受信した後一定時間後に同期信号を返送し、前記一
方の端子は同期信号の往復時間を測定してその値に応じ
て自端から同=3− 期信号を送出する時のサンプリング番号を変化させ、他
方の端子は自端のサンプリング番号を制御することによ
り、一方の端子の送出する同期信号を常に自端の同一サ
ンプリング番号で受信するようにした。
(作用)
サンプリング同期を確立する場合、本発明では2段階の
同期制御を行なう。即ち、その内の一つは一方端から他
方端に対して同期信号を送出し、これを受けた他方端か
らの返送時間を検出してサンプリング時刻の制御を行な
う。他の一つはサンプリング時刻の同期関係が確率され
た後、各サンプリングに付加されたサンプリング番号を
各端局間で一致させるようにしている。
同期制御を行なう。即ち、その内の一つは一方端から他
方端に対して同期信号を送出し、これを受けた他方端か
らの返送時間を検出してサンプリング時刻の制御を行な
う。他の一つはサンプリング時刻の同期関係が確率され
た後、各サンプリングに付加されたサンプリング番号を
各端局間で一致させるようにしている。
(実施例)
先ず、実施例の説明に先立ち、本発明の基本原理を第1
図を用いて説明する。第1図は電力系統内の各端局間で
のサンプリングタイミングとサンプリングされたデータ
を対向端局へ伝送するための伝送時間との関係を時系列
的に示した図である。
図を用いて説明する。第1図は電力系統内の各端局間で
のサンプリングタイミングとサンプリングされたデータ
を対向端局へ伝送するための伝送時間との関係を時系列
的に示した図である。
図において、S81及びS82は対向する各端子を示し
、SS□は同期の基準となる主局を、又、S82は主局
SS工のサンプリング同期に追従する従局を示す。
、SS□は同期の基準となる主局を、又、S82は主局
SS工のサンプリング同期に追従する従局を示す。
そして河。〜MNは主局SS工におけるサンプリングタ
イミング、5o−8Nは従局S82 におけるサンプリ
ングタイミングを示す。
イミング、5o−8Nは従局S82 におけるサンプリ
ングタイミングを示す。
また、矢印で示すF。1〜F1□は各端局間における同
期信号のやりとりを示し、tdは端局間の伝送遅延時間
を示す。また、tlは従局SS2において、自端のサン
プリングタイミングを基準にして測定した同期信号の受
信時刻を示し、tmは主局SS□において同期信号F。
期信号のやりとりを示し、tdは端局間の伝送遅延時間
を示す。また、tlは従局SS2において、自端のサン
プリングタイミングを基準にして測定した同期信号の受
信時刻を示し、tmは主局SS□において同期信号F。
1を送信してからFt、が戻ってくるまでの時間(同期
信号往復時間)を示す。本発明において主局SS□は同
期信号を予め決められた一定周期Nで送信する。第1図
の例では主局SS1はサンプリング番号が”O”(M。
信号往復時間)を示す。本発明において主局SS□は同
期信号を予め決められた一定周期Nで送信する。第1図
の例では主局SS1はサンプリング番号が”O”(M。
)の時に、サンプリングタイミングと同期して同期信号
をF。11F12 を送信する。
をF。11F12 を送信する。
一方、従局S82は主局SS□から同期信号を受信する
と、一定時間後に同期信号を相手に対して返送する。第
1図の例では従局SS2は同期信号F。1を受信した次
のサンプリング番号(S3)で同期信号F1xを返送し
ている。主局SS□は自端のサンプリング時刻を基準と
したサンプリング同期信号F。、を送信してから返送さ
れてくるまで時間tmを測定し、次の同期信号を送信す
る際に従局SS2 に送信する。
と、一定時間後に同期信号を相手に対して返送する。第
1図の例では従局SS2は同期信号F。1を受信した次
のサンプリング番号(S3)で同期信号F1xを返送し
ている。主局SS□は自端のサンプリング時刻を基準と
したサンプリング同期信号F。、を送信してから返送さ
れてくるまで時間tmを測定し、次の同期信号を送信す
る際に従局SS2 に送信する。
従局SS工は伝送されてきた同期信号往復時間tm及び
同期信号の受信タイミングt1をもとに主局SS1に対
する同期誤差を演算し、この誤差を零にするように自局
のサンプリング同期信号発生回路を制御することにより
主局との間の同期関係を確立する。
同期信号の受信タイミングt1をもとに主局SS1に対
する同期誤差を演算し、この誤差を零にするように自局
のサンプリング同期信号発生回路を制御することにより
主局との間の同期関係を確立する。
そして本発明ではサンプリング同期を確立する場合、2
段階の同期制御を行なう。その内の−っはサンプリング
時刻制御であり、第1図にマークで示される主局SS1
及び従局SS2のサンプリング時刻を一致させる制御で
あり、他の一つはサンプリング番号制御であり、これは
前記したサンプリング時刻の同期関係が確立した後、各
サンプリングに付加されたサンプリング番号S。−MN
を両局間で一致させる制御である。
段階の同期制御を行なう。その内の−っはサンプリング
時刻制御であり、第1図にマークで示される主局SS1
及び従局SS2のサンプリング時刻を一致させる制御で
あり、他の一つはサンプリング番号制御であり、これは
前記したサンプリング時刻の同期関係が確立した後、各
サンプリングに付加されたサンプリング番号S。−MN
を両局間で一致させる制御である。
したがって同期制御を行なう場合、先ずサンプリング時
刻の制御を行なう。サンプリング時刻の制御に必要な、
主局SS□、従局S82間のサンプリング誤差ΔTは下
記0式で示される。
刻の制御を行なう。サンプリング時刻の制御に必要な、
主局SS□、従局S82間のサンプリング誤差ΔTは下
記0式で示される。
ここでtl及びt。は各端局で自端のサンプリング時刻
を基準として測定した同期信号の受信時刻を示す。
を基準として測定した同期信号の受信時刻を示す。
従局S82は(1)式で示す同期時刻のずれΔTが零に
なるように自端のサンプリング信号発生回路を制御し、
主局のサンプリング周期に追従させる。このようにして
サンプリング時刻の同期が確立した後、サンプリング番
号の同期制御を行なう。主局SS1で測定する同期信号
往復時間tmは伝送路の遅延時間tdに応じて変化する
ことから、同期信号往復時間tmより遅延時間をサンプ
リング時刻単位で表わした値tdは容易に計算すること
ができる。そして、主局SS1はサンプリング番号に。
なるように自端のサンプリング信号発生回路を制御し、
主局のサンプリング周期に追従させる。このようにして
サンプリング時刻の同期が確立した後、サンプリング番
号の同期制御を行なう。主局SS1で測定する同期信号
往復時間tmは伝送路の遅延時間tdに応じて変化する
ことから、同期信号往復時間tmより遅延時間をサンプ
リング時刻単位で表わした値tdは容易に計算すること
ができる。そして、主局SS1はサンプリング番号に。
において同期信号E送信している。
従って、従局SS2は同期信号を受信する時の自局のサ
ンプル番号が常に札に比べてTdだけ進めた値になるよ
うに制御すれば、従局のサンプリング番号は常に主局の
サンプリング番号に一致することになり、サンプリング
番号の同期が確立できる。
ンプル番号が常に札に比べてTdだけ進めた値になるよ
うに制御すれば、従局のサンプリング番号は常に主局の
サンプリング番号に一致することになり、サンプリング
番号の同期が確立できる。
第2図は本発明が適用される保護継電システムであり、
この保護継電システムは、送電線1の両端に位置する第
1の端子、即ち主局Ss1及び第2の端子、即ち従局S
82 に設けられた一対の継電装置4及び8を備えてい
る。各端子には送電線1を流れる電流を前記継電装置4
,8での処理に適する大きさに変成して取込むための変
流器2及び6と、継電装置4及び8に応動するしゃ断器
3及び7と、継電装置4及び8と関連して動作し、端子
間でデータを授受する送受信装置5及び9とが設けられ
ている。端子SS工を主局と呼び端子SS2を従局と呼
ぶのは後述のように端子SS2で、そのクロック信号の
発生の時刻を、端子SS□のクロック信号の発生の時刻
に合わせるように調整をするがらである。
この保護継電システムは、送電線1の両端に位置する第
1の端子、即ち主局Ss1及び第2の端子、即ち従局S
82 に設けられた一対の継電装置4及び8を備えてい
る。各端子には送電線1を流れる電流を前記継電装置4
,8での処理に適する大きさに変成して取込むための変
流器2及び6と、継電装置4及び8に応動するしゃ断器
3及び7と、継電装置4及び8と関連して動作し、端子
間でデータを授受する送受信装置5及び9とが設けられ
ている。端子SS工を主局と呼び端子SS2を従局と呼
ぶのは後述のように端子SS2で、そのクロック信号の
発生の時刻を、端子SS□のクロック信号の発生の時刻
に合わせるように調整をするがらである。
継電装置4及び8は、変流器2及び6から電流を受け、
該電流を周期的にサンプルし、ディジタル変換して電流
データSD、及びSDlを発生する。
該電流を周期的にサンプルし、ディジタル変換して電流
データSD、及びSDlを発生する。
これらは、送受信装置5及び9間で互いに伝送され相手
端で継電装置4及び8における保護のための計算に用い
られる。この計算の結果、送電線1が切離しを必要とす
る状態になっていると判定したときは、継電装置4及び
8がトリップ信号TP0及びTP□を発生し、しゃ断器
3及び7の作動、即ちしゃ断を行なわせる。
端で継電装置4及び8における保護のための計算に用い
られる。この計算の結果、送電線1が切離しを必要とす
る状態になっていると判定したときは、継電装置4及び
8がトリップ信号TP0及びTP□を発生し、しゃ断器
3及び7の作動、即ちしゃ断を行なわせる。
第3図は送受信装置5及び9を詳細に示したものであり
、本発明によるサンプリング同期装置の構成例を示すも
のである。サンプリング信号発生回路13及び23は、
それぞれ周知の発振器を備え同一周波数で周期的サンプ
リング信号S。及びS工を発生する。サンプリング信号
S。及びSlは、継電装置4及び8に供給される。継電
装置4及び8における電流のサンプリングは、サンプリ
ングパルスS。。
、本発明によるサンプリング同期装置の構成例を示すも
のである。サンプリング信号発生回路13及び23は、
それぞれ周知の発振器を備え同一周波数で周期的サンプ
リング信号S。及びS工を発生する。サンプリング信号
S。及びSlは、継電装置4及び8に供給される。継電
装置4及び8における電流のサンプリングは、サンプリ
ングパルスS。。
Slに同期し、互いに同一の固定した関係が行なわれる
。例えば、サンプリングはサンプリング信号So、S1
の発生と同時に行なわれる。送信回路11及び21は、
継電装置4及び8からの電流データSD。
。例えば、サンプリングはサンプリング信号So、S1
の発生と同時に行なわれる。送信回路11及び21は、
継電装置4及び8からの電流データSD。
及びSDlを受け、相手端子の送受信装置9及び5に向
けて、データSDo及びSDlをディジタルデータフレ
ーム10及び11(第4図(a)及び(b))の一部と
して送信する。継電装置4及び8から信号送信回路11
及び12への電流データSDo及びSDlの伝送及びデ
ータフレーム10及び11の送信はサンプリング信号S
。、S工が発生される毎に行なわれる。同期信号送信回
路15.25に入力があると同期信号F。またはFlが
発生される。すると信号送信回路11または21は、電
流データSD、またはSD□とともに同期信号F。
けて、データSDo及びSDlをディジタルデータフレ
ーム10及び11(第4図(a)及び(b))の一部と
して送信する。継電装置4及び8から信号送信回路11
及び12への電流データSDo及びSDlの伝送及びデ
ータフレーム10及び11の送信はサンプリング信号S
。、S工が発生される毎に行なわれる。同期信号送信回
路15.25に入力があると同期信号F。またはFlが
発生される。すると信号送信回路11または21は、電
流データSD、またはSD□とともに同期信号F。
またはFl及び時間データT。またはT□をデータフレ
ーム■。または■1の一部として送信する。
ーム■。または■1の一部として送信する。
ディジタルデータフレームエ。及び工□は、第4図(a
)及び(b)に示すように電流データSDo、SD1の
ほかにフレーム同期信号SY(両データフレーム■。、
■□で互いに同一)、同期信号F。、Fl、時間データ
t。。
)及び(b)に示すように電流データSDo、SD1の
ほかにフレーム同期信号SY(両データフレーム■。、
■□で互いに同一)、同期信号F。、Fl、時間データ
t。。
t□及びチエツク用信号C)Io、CH□のための領域
は、同期信号が存在するときは「1」であり、存在しな
いときはrOJである。同期信号はまた後続の領域t。
は、同期信号が存在するときは「1」であり、存在しな
いときはrOJである。同期信号はまた後続の領域t。
、尤□のデータが意味あるものかどうかを示すフラグと
しても作用する。意味がないときは、領域t。、t□の
データは受信側で無視される。チエツク用信号CHo及
びVH□は誤り検出のために付加されたものである。デ
ータフレームエ。l 11の送信時点は例えばデータフ
レームの先頭部分(即ち、フレーム同期信号)が送信の
時点に定義される。なお「同期信号F。+F1の送信時
点」と言うことが、あるがこれは「同期信号F。、F□
を含むデータフレーム■。、■□の送信時点」という意
味で、その送信時点の定義も同様である。
しても作用する。意味がないときは、領域t。、t□の
データは受信側で無視される。チエツク用信号CHo及
びVH□は誤り検出のために付加されたものである。デ
ータフレームエ。l 11の送信時点は例えばデータフ
レームの先頭部分(即ち、フレーム同期信号)が送信の
時点に定義される。なお「同期信号F。+F1の送信時
点」と言うことが、あるがこれは「同期信号F。、F□
を含むデータフレーム■。、■□の送信時点」という意
味で、その送信時点の定義も同様である。
第3図に示す実施例では送信時点は送信端子のサンプリ
ング時刻と常に一致しているものとして説明を行なう。
ング時刻と常に一致しているものとして説明を行なう。
信号受信回路12及び13は、相手端子SS2及びSS
□の送信回路21及び11から送信されたデータ■1及
び工。を受信し、データSD1及びSDoと内容的に同
一の電流データRYo及びRYlを発生する。データR
Yo及びRY工は継電装置4及び8に送られ、保護のた
めの計算に用いられる。受信されたデータフレーム■□
または■。が同期信号F1またはF。を含む場合には、
受信回路12または22はまた、同期信号F1またはF
。
□の送信回路21及び11から送信されたデータ■1及
び工。を受信し、データSD1及びSDoと内容的に同
一の電流データRYo及びRYlを発生する。データR
Yo及びRY工は継電装置4及び8に送られ、保護のた
めの計算に用いられる。受信されたデータフレーム■□
または■。が同期信号F1またはF。を含む場合には、
受信回路12または22はまた、同期信号F1またはF
。
の受信を示す受信信号R8TRまたはR1TRを発生す
る受信回路22はまた時間データt。と内容的に同一の
時間データR11,を発生する。受信時刻測定回路32
は、前記同期信号の受信信号R工TRを入力し、自端の
サンプリング同期時刻に対する受信時刻t□及び受信時
の自端のサンプリング番号tsNを測定した後サンプリ
ング番号制御回路34及びサンプリング時刻制御回路3
3に出力する。サンプリング時刻制御回路33は受信時
刻t1及び受信データ中の同期制御時間データR81o
を入力とし、両者の間で演算を行なった結果に従ってサ
ンプリング信号発生回路23を制御する。同じくサンプ
リング番号制御回路34は時間データR8tm及び同期
信号受信時の自端のサンプリング番号tsNを入力とし
、両者の間で演算を行なった後サンプリング番号計数回
路24を制御する。サンプリング番号計数回路14及び
24は、サンプリング信号発生回路の出力を0から一定
の値になるまでカウントする動作を繰り返す要素であり
、サンプリングしたデータに対して番号を付加するため
に使用する。同期信号送信回路15及び25は、入力信
号に従って送信回路11及び21を介して同期信号F。
る受信回路22はまた時間データt。と内容的に同一の
時間データR11,を発生する。受信時刻測定回路32
は、前記同期信号の受信信号R工TRを入力し、自端の
サンプリング同期時刻に対する受信時刻t□及び受信時
の自端のサンプリング番号tsNを測定した後サンプリ
ング番号制御回路34及びサンプリング時刻制御回路3
3に出力する。サンプリング時刻制御回路33は受信時
刻t1及び受信データ中の同期制御時間データR81o
を入力とし、両者の間で演算を行なった結果に従ってサ
ンプリング信号発生回路23を制御する。同じくサンプ
リング番号制御回路34は時間データR8tm及び同期
信号受信時の自端のサンプリング番号tsNを入力とし
、両者の間で演算を行なった後サンプリング番号計数回
路24を制御する。サンプリング番号計数回路14及び
24は、サンプリング信号発生回路の出力を0から一定
の値になるまでカウントする動作を繰り返す要素であり
、サンプリングしたデータに対して番号を付加するため
に使用する。同期信号送信回路15及び25は、入力信
号に従って送信回路11及び21を介して同期信号F。
及びF□を送信するものである。主局S81の場合、同
期信号送信回路15はサンプリング番号計数回路14の
出力を入力とし、常に一定のサンプリング番号の時に同
期信号F。を送信する。他方、従局側の同期信号送信回
路25は、受信回路からの同期信号受信信号R1TRを
入力とし、自端が同期信号と受信した時に一定時間後に
これを返信するよう構成されている。主局側の往復時間
測定回路16は自端の同期信号送信信号TXo と相手
局からの同期信号の返送の受信時R8TRを入力とし、
両者の時間差を測定することにより同期信号の往復時間
tmを測定する。
期信号送信回路15はサンプリング番号計数回路14の
出力を入力とし、常に一定のサンプリング番号の時に同
期信号F。を送信する。他方、従局側の同期信号送信回
路25は、受信回路からの同期信号受信信号R1TRを
入力とし、自端が同期信号と受信した時に一定時間後に
これを返信するよう構成されている。主局側の往復時間
測定回路16は自端の同期信号送信信号TXo と相手
局からの同期信号の返送の受信時R8TRを入力とし、
両者の時間差を測定することにより同期信号の往復時間
tmを測定する。
以上第3図にて述べた本発明の一実施例を第1図をもと
に説明する。
に説明する。
第3図において、主局SS□からの同期信号の送信すン
プリング番号阿。/S、を基準として行なわれる。第1
図の例では最初にサンプリング番号に。の時にサンプリ
ング番号計数回路14より同期信号送信回路15に対し
て同期信号送出指令を与え、送信回路11より同期信号
F。、を相手端子に対して送出するものとする。
プリング番号阿。/S、を基準として行なわれる。第1
図の例では最初にサンプリング番号に。の時にサンプリ
ング番号計数回路14より同期信号送信回路15に対し
て同期信号送出指令を与え、送信回路11より同期信号
F。、を相手端子に対して送出するものとする。
同期信号の送出は前述したように、第4図(a)におけ
るF。を「1」にすることにより行なう。送出と同時に
同期信号送信信号TXo が往復時間測定回路16に印
加され、往復時間測定回路16はTXo を起点として
同期信号が戻ってくるまでの時間を測定し始める。
るF。を「1」にすることにより行なう。送出と同時に
同期信号送信信号TXo が往復時間測定回路16に印
加され、往復時間測定回路16はTXo を起点として
同期信号が戻ってくるまでの時間を測定し始める。
伝送路を介して相手端SS2 に到着した同期信号に対
し従局SS2 は以下の処理を行なう。
し従局SS2 は以下の処理を行なう。
まず受信信号中のFOビットをチエツクし「1」である
ことを確認すると、同期信号受信信号R1TRを同期信
号送信回路25に対し出力する。同期信号送信回路25
は同期信号受信信号R1TRに従って、送信データ中の
F□ビットを「1」に設定して同期信号の返信信号を作
成し主局SS工に対して送信する。
ことを確認すると、同期信号受信信号R1TRを同期信
号送信回路25に対し出力する。同期信号送信回路25
は同期信号受信信号R1TRに従って、送信データ中の
F□ビットを「1」に設定して同期信号の返信信号を作
成し主局SS工に対して送信する。
従局SS2 より返送された同期信号は再び伝送路を介
して主局SSエヘ戻り、同期プラグのやりとりの一周期
分が完了する。
して主局SSエヘ戻り、同期プラグのやりとりの一周期
分が完了する。
主局SS1の受信回路12は同期信号F1□を受信する
と往復時間測定回路16に対し同期信号受信信号R8T
Rを出力し同期信号送信信号TXo を起点とした同期
信号が戻ってくるまでの時間をフレーム数で表わした値
tmを記録する。同時に主局SS1は自局のサンプリン
グ時刻を基準とした同期信号の到着時刻t。を受信時刻
測定回路17で測定し送信回路11へ出力する。送信回
路11は次の周期の同期信号F。2送信時に前記した同
期フラグ到着時間t。を相手端子に対してデータの形で
伝送する。伝送は第4図(a)で示すように同期信号F
。の送信と付随する形で行なう。
と往復時間測定回路16に対し同期信号受信信号R8T
Rを出力し同期信号送信信号TXo を起点とした同期
信号が戻ってくるまでの時間をフレーム数で表わした値
tmを記録する。同時に主局SS1は自局のサンプリン
グ時刻を基準とした同期信号の到着時刻t。を受信時刻
測定回路17で測定し送信回路11へ出力する。送信回
路11は次の周期の同期信号F。2送信時に前記した同
期フラグ到着時間t。を相手端子に対してデータの形で
伝送する。伝送は第4図(a)で示すように同期信号F
。の送信と付随する形で行なう。
同期信号F。2と共に従局SS2へ送信された同期信号
往復時間tmは受信回路22で時刻データR8tmとし
て復調され、サンプリング時刻制御回路33及びサンプ
リング番号制御回路34へ送られる。同時に従局SS2
は、同期信号受信信号R1TRを受信時刻測定回路3
2に対して出力し、同期信号Ffi2 の自端サンプリ
ングタイミングを基準とした受信時刻t□を測定する。
往復時間tmは受信回路22で時刻データR8tmとし
て復調され、サンプリング時刻制御回路33及びサンプ
リング番号制御回路34へ送られる。同時に従局SS2
は、同期信号受信信号R1TRを受信時刻測定回路3
2に対して出力し、同期信号Ffi2 の自端サンプリ
ングタイミングを基準とした受信時刻t□を測定する。
従局S82 は以上のようにして得た同期信号受信時刻
t1及び同期信号往復時間tmにより自端のサンプリン
グ時刻及び番号の制御を行ない、主局SS□のそれと同
期関係を確立する。
t1及び同期信号往復時間tmにより自端のサンプリン
グ時刻及び番号の制御を行ない、主局SS□のそれと同
期関係を確立する。
まずサンプリング時刻の同期を行なうために端局間のサ
ンプリング時刻同期ズレを計算する。同期ズレの値は同
期信号受信時刻t工及び同期信号往復時間tmより■式
のようにして表わされる。■式m においてmod (−〒−)は、主局SS1が測定した
同期信号往復時間tmをサンプリング間隔Tで除した余
りの部分を示し、主局SS工において自局のサンプリン
グ時刻を基準に測定した同期信号の受信時刻t0と等し
い。
ンプリング時刻同期ズレを計算する。同期ズレの値は同
期信号受信時刻t工及び同期信号往復時間tmより■式
のようにして表わされる。■式m においてmod (−〒−)は、主局SS1が測定した
同期信号往復時間tmをサンプリング間隔Tで除した余
りの部分を示し、主局SS工において自局のサンプリン
グ時刻を基準に測定した同期信号の受信時刻t0と等し
い。
端局間の同期ずれ八Tの演算結果は従局においてサンプ
リング信号発生回路23に出力され、サンプリング信号
発生回路の調整を行なう。例として同期ずれ八Tの値が
正の時には従局SS2のサンプリング時刻が主局に比べ
て遅くなっていることを意味するので、従局側のサンプ
リング時刻をわずかに早めて両者を一致させる制御を行
ない、ΔTの値が負の場合には上記の逆のことを行なえ
ばよい。このような子方向一方向の制御を細かく行なう
ことにより最終的には2つの端局間のサンプリング時刻
の同期が確立する。
リング信号発生回路23に出力され、サンプリング信号
発生回路の調整を行なう。例として同期ずれ八Tの値が
正の時には従局SS2のサンプリング時刻が主局に比べ
て遅くなっていることを意味するので、従局側のサンプ
リング時刻をわずかに早めて両者を一致させる制御を行
ない、ΔTの値が負の場合には上記の逆のことを行なえ
ばよい。このような子方向一方向の制御を細かく行なう
ことにより最終的には2つの端局間のサンプリング時刻
の同期が確立する。
以上のようにしてサンプリング時刻の同期が確立した後
、サンプリング番号の同期制御を行なう。
、サンプリング番号の同期制御を行なう。
主局S81で測定する同期信号往復時間tmは、主局−
従局間の伝送遅延時間に応じて決まる。伝送遅延時間を
サンプリング間隔Tを単位に考えた場合、第1図の例で
は、伝送遅延時間TdNは(3)式であられされる。こ
こでINT (〒)はフレーム単位であられしたsp同
期信号の往復時間を示すもので、(tm/T)の商の整
数部分である。
従局間の伝送遅延時間に応じて決まる。伝送遅延時間を
サンプリング間隔Tを単位に考えた場合、第1図の例で
は、伝送遅延時間TdNは(3)式であられされる。こ
こでINT (〒)はフレーム単位であられしたsp同
期信号の往復時間を示すもので、(tm/T)の商の整
数部分である。
0式においてMは従局SS2 が同期信号を受信してか
ら返送するまでの時間をサンプリング間隔Mを基準にあ
られしたもので第1図の例ではM=1である。Mの値は
装置製作時に決めるので従局SS2は同期信号往復時間
tmの値より、伝達遅延時間TdNを容易に計算できる
。主局SSよはサンプリング番号層。で同期信号を送信
していることから、従局SS2 に同期信号が届いた時
の主局のサンプリング番号はM。+TdNであられされ
る。
ら返送するまでの時間をサンプリング間隔Mを基準にあ
られしたもので第1図の例ではM=1である。Mの値は
装置製作時に決めるので従局SS2は同期信号往復時間
tmの値より、伝達遅延時間TdNを容易に計算できる
。主局SSよはサンプリング番号層。で同期信号を送信
していることから、従局SS2 に同期信号が届いた時
の主局のサンプリング番号はM。+TdNであられされ
る。
従って、従局SS2 の同期信号受信時のサンプリング
番号が上記TdN+ Moと一致すのように従局側のサ
ンプリング番号を制御すれば、主局S81 と従局SS
2間のサンプリング番号の同期関係を確立することがで
きる。サンプリング番号の制御は、従局においてサンプ
リング番号計数路24のカウント値を強制的に進ませた
りカウントを止めることにより容易に行なうことができ
る。
番号が上記TdN+ Moと一致すのように従局側のサ
ンプリング番号を制御すれば、主局S81 と従局SS
2間のサンプリング番号の同期関係を確立することがで
きる。サンプリング番号の制御は、従局においてサンプ
リング番号計数路24のカウント値を強制的に進ませた
りカウントを止めることにより容易に行なうことができ
る。
以上上記実施例で示すように主局/従局間のサンプリン
グ同期の制御は一種類の同期信号のみで容易に行なうこ
とができる。
グ同期の制御は一種類の同期信号のみで容易に行なうこ
とができる。
また、サンプリング同期の引込動作は、最大1サンプリ
ング時間の1/2を制御してサンプリング時刻を合わせ
込むと同時に、1サンプリング単位にサンプリング番号
をずらすことによりサンプリング番号の制御を行なうの
で、高速の同期引込が可能である。
ング時間の1/2を制御してサンプリング時刻を合わせ
込むと同時に、1サンプリング単位にサンプリング番号
をずらすことによりサンプリング番号の制御を行なうの
で、高速の同期引込が可能である。
次に変形例としては以下のものが考えられる。
■ 上記実施例では主局SS1より同期信号を一定の時
間間隔で送出し、従局S82でサンプリング時刻の同期
制御をする方式について説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、従局SS2 より一定の時間間隔で同
期信号を送出し、主局SS1はそれを返送するよう構成
しても全く同様の制御が可能である。
間間隔で送出し、従局S82でサンプリング時刻の同期
制御をする方式について説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、従局SS2 より一定の時間間隔で同
期信号を送出し、主局SS1はそれを返送するよう構成
しても全く同様の制御が可能である。
第5図に本発明の一変形例の同期制御の方式を示す。本
変形例においては従局SS2 が一定のサンプリング番
号S。において同期信号Fxx送出する。
変形例においては従局SS2 が一定のサンプリング番
号S。において同期信号Fxx送出する。
主局SS1は、前記同期信号F工、を受信すると、同期
信号をF。1の形で返送すると同時に自端のサンプリン
グタイミングを基準とした到着時刻t。を測定−19= し、送信データ内に含ませる形で従局へ伝送する。
信号をF。1の形で返送すると同時に自端のサンプリン
グタイミングを基準とした到着時刻t。を測定−19= し、送信データ内に含ませる形で従局へ伝送する。
従局SS2は主局SS□より返送された同期信号の到着
時刻t1を測定すると同時に自局から同期信号を送出し
て返送されてくるまでの同期信号往復時間tmを測定す
る。このうち同期信号到着時t1及び主局からの時刻デ
ータt。をもとに0式に従って同期ずれΔTを計算し、
サンプリング時刻の同期制御を行なう。同時に、同期信
号往復時間tmまたはこれに準じた量を次の同期信号F
□2送出時に主局SS□に対して送信する。この場合伝
達するデータはtmそのままではなく、単なる往復に要
したフレーム数のみでもよい。主局SS工は従局からの
往復時間データtmをもとに自局のサンプリング番号制
御を行ない、サンプリング番号の同期を確立する。
時刻t1を測定すると同時に自局から同期信号を送出し
て返送されてくるまでの同期信号往復時間tmを測定す
る。このうち同期信号到着時t1及び主局からの時刻デ
ータt。をもとに0式に従って同期ずれΔTを計算し、
サンプリング時刻の同期制御を行なう。同時に、同期信
号往復時間tmまたはこれに準じた量を次の同期信号F
□2送出時に主局SS□に対して送信する。この場合伝
達するデータはtmそのままではなく、単なる往復に要
したフレーム数のみでもよい。主局SS工は従局からの
往復時間データtmをもとに自局のサンプリング番号制
御を行ない、サンプリング番号の同期を確立する。
この方式によれば主局と従局間でやりとりする同期制御
データは、1o及び往復のフレーム数をそれぞれ別個の
データとして送ることになるので、データあたりの必要
伝送量が減少し、より効率的な伝送が可能となる。
データは、1o及び往復のフレーム数をそれぞれ別個の
データとして送ることになるので、データあたりの必要
伝送量が減少し、より効率的な伝送が可能となる。
■ 以上述べた本発明の実施例及び構成例では往復時間
データtmをそのままの量として相手端に伝送するとし
て説明したが本発明はこれに限ることはない。時間デー
タtmはサンプリング間隔Tを基準とした整数部分と端
数部分に分けることができるもので、両者を別々に送信
してもよい。また整数部分に関しては送信側で伝送系の
伝送遅延時間Tdに相当するものを演算して送信するこ
とも可能である。
データtmをそのままの量として相手端に伝送するとし
て説明したが本発明はこれに限ることはない。時間デー
タtmはサンプリング間隔Tを基準とした整数部分と端
数部分に分けることができるもので、両者を別々に送信
してもよい。また整数部分に関しては送信側で伝送系の
伝送遅延時間Tdに相当するものを演算して送信するこ
とも可能である。
■ 上記実施例ではサンプリング時刻の同期制御は従局
のみで行なったが本発明はこれに限るものではなく、従
局より主局へ時間データを伝送することにより主局側に
おいても0式に示す同期ずれのΔtの値を演算すること
が可能であり、サンプリング時刻の制御も全く同様に行
なうことができる。本構成によればサンプリング同期の
引込を高速化できる利点がある。
のみで行なったが本発明はこれに限るものではなく、従
局より主局へ時間データを伝送することにより主局側に
おいても0式に示す同期ずれのΔtの値を演算すること
が可能であり、サンプリング時刻の制御も全く同様に行
なうことができる。本構成によればサンプリング同期の
引込を高速化できる利点がある。
■ 上記実施例では同期信号は一つのサンプリング番号
の周期に一回送信されるものとして説明したが本発明は
これに限るものではなく、複数のサンプリング番号周期
に対して一回同期信号を送出してサンプリング同期制御
を行なうことも可能である。
の周期に一回送信されるものとして説明したが本発明は
これに限るものではなく、複数のサンプリング番号周期
に対して一回同期信号を送出してサンプリング同期制御
を行なうことも可能である。
以上説明したように本発明によれば、サンプリング同期
を行なうに際して、サンプリング時刻の制御とサンプリ
ング番号の制御との2段階制御をするようにしたので、
サンプリング同期制御を行なう端局間でやりとりをする
同期信号の数は1種類だけですみ、従ってサンプリング
同期制御を行なうための伝送ditの数を減少させるこ
とができると同時に伝送路をより効率的に運用すること
ができる。
を行なうに際して、サンプリング時刻の制御とサンプリ
ング番号の制御との2段階制御をするようにしたので、
サンプリング同期制御を行なう端局間でやりとりをする
同期信号の数は1種類だけですみ、従ってサンプリング
同期制御を行なうための伝送ditの数を減少させるこ
とができると同時に伝送路をより効率的に運用すること
ができる。
第1図は本発明によるサンプリング時刻同期方法を説明
するための原理図、第2図は本発明が適用される電力系
統図、第3図は本発明を実施するための一構成例図、第
4図は本発明を実施する際の伝送データの説明図、第5
図は本発明の一変形例の原理図である。 1・・・送電線 2,6・・・Cr2.7・
・・しゃ断器 4,8・・・継電装置5.9・・・
送受信装置 11.21・・・送信回路12、22・
・・受信回路 13.23・・・サンプリング信号発生回路14.24
・・サンプリング番号計数回路15.25・・・同期信
号送信回路 16・・・往復時間測定回路 32・・・受信時刻測定
回路33・・・サンプリング時刻制御回路 34・・・サンプリング番号制御回路 、 代理人 弁理士 則 近 憲 佑同 第子丸
健 奨 利
するための原理図、第2図は本発明が適用される電力系
統図、第3図は本発明を実施するための一構成例図、第
4図は本発明を実施する際の伝送データの説明図、第5
図は本発明の一変形例の原理図である。 1・・・送電線 2,6・・・Cr2.7・
・・しゃ断器 4,8・・・継電装置5.9・・・
送受信装置 11.21・・・送信回路12、22・
・・受信回路 13.23・・・サンプリング信号発生回路14.24
・・サンプリング番号計数回路15.25・・・同期信
号送信回路 16・・・往復時間測定回路 32・・・受信時刻測定
回路33・・・サンプリング時刻制御回路 34・・・サンプリング番号制御回路 、 代理人 弁理士 則 近 憲 佑同 第子丸
健 奨 利
Claims (1)
- 少なくとも一対の端子の各々において、各端子で発生さ
れる、互いに同一周波数のクロック信号に周期した信号
を対向端子に送り、一方の端子または両方の端子で前記
同期信号をもとにしてサンプリング同期制御を行なうサ
ンプリング時刻同期方法において、前記一対の端子のう
ちの一方の端子は対向端子に対して一定時間間隔で同期
信号を送出し、他方の端子は前記一方の端子からの同期
信号を受信した後一定時間後に同期信号を返送し、前記
一方の端子は上記同期信号の往復時間を測定してその値
を前記他方の端子へ伝送し、他方の端子は前記往復時間
の値をもとに自端から同期信号を送出する時のサンプリ
ング番号の同期補正を行なうことを特徴とするサンプリ
ング時刻同期方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056209A JPH01231618A (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | サンプリング時刻同期方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056209A JPH01231618A (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | サンプリング時刻同期方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01231618A true JPH01231618A (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=13020719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63056209A Pending JPH01231618A (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | サンプリング時刻同期方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01231618A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306739A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Toshiba Corp | 保護リレー装置、保護リレー装置の制御方法および制御プログラム |
JP2009501485A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-15 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | タイムスタンプを用いたタイム同期方法及び装置 |
JP2009268259A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Meidensha Corp | ディジタル形保護継電器のデータ同期制御方式 |
JP2011083167A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | Pcm電流差動リレー |
JP2011211673A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-20 | Mitsubishi Electric Corp | マスタ装置及びスレーブ装置及び時刻同期方法及びプログラム |
JP2012134895A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Hitachi Ltd | 配電自動化システム及び配電自動化システムの制御方法 |
JP2012533910A (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-27 | トムソン ライセンシング | 主機器と従機器を含む同期制御システム及びその同期制御方法 |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP63056209A patent/JPH01231618A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009501485A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-15 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | タイムスタンプを用いたタイム同期方法及び装置 |
JP2007306739A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Toshiba Corp | 保護リレー装置、保護リレー装置の制御方法および制御プログラム |
WO2007132551A1 (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 保護リレー装置、保護リレー装置の制御方法および制御プログラム |
JP2009268259A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Meidensha Corp | ディジタル形保護継電器のデータ同期制御方式 |
JP2012533910A (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-27 | トムソン ライセンシング | 主機器と従機器を含む同期制御システム及びその同期制御方法 |
US9026831B2 (en) | 2009-07-22 | 2015-05-05 | Gvbb Holdings S.A.R.L. | Synchronous control system including a master device and a slave device, and synchronous control method for controlling the same |
JP2011083167A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | Pcm電流差動リレー |
JP2011211673A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-20 | Mitsubishi Electric Corp | マスタ装置及びスレーブ装置及び時刻同期方法及びプログラム |
JP2012134895A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Hitachi Ltd | 配電自動化システム及び配電自動化システムの制御方法 |
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