JPH08256161A - ネットワークの時刻情報同期方式 - Google Patents

ネットワークの時刻情報同期方式

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JPH08256161A
JPH08256161A JP8474995A JP8474995A JPH08256161A JP H08256161 A JPH08256161 A JP H08256161A JP 8474995 A JP8474995 A JP 8474995A JP 8474995 A JP8474995 A JP 8474995A JP H08256161 A JPH08256161 A JP H08256161A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通信ネットワークにおける情報処理装置間の
時刻の同期を高精度に行なうネットワークの時刻情報同
期方式の提供。 【構成】 通信ネットワーク50上の情報処理装置10
は、内蔵時計21の時刻を時刻情報信号を送信する通知
手段と、時刻情報信号に対する応答信号の受信時に時刻
情報信号の送信時刻と応答信号の受信時刻から経過時間
を算出する経過時間算出記録手段と、所定回数分の経過
時間から平均遅延時間を算出する平均遅延時間算出手段
を備え、他の情報処理装置30は、時刻情報信号に対す
る応答信号を送信する応答手段と、時刻情報信号の時刻
と内蔵時計41の時刻との時間差分を算出する時間差分
算出記録手段と、所定回数分の時間差分から平均ずれ量
を算出する平均ずれ量算出手段と、平均ずれ量と平均遅
延時間から内蔵時計の時刻を補正する時刻補正手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ネットワークを介
してデータ通信を行なう複数の情報処理装置間において
時刻情報の照合同期を行なう時刻情報同期方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ネットワークを介した複数の
情報処理装置間において時刻の同期を行なう場合、ある
特定の情報処理装置から現在の時刻に関する情報を他の
情報処理装置に送信する。その情報を受信した他の情報
装置においては、時刻情報に合わせて自身の備える時刻
情報を修正する。これによって、複数の装置間における
時刻の照合と同期を行なっている。
【0003】上記のように特定の情報処理装置から送信
された時刻情報を他の情報処理装置が受信し、受信した
情報装置が時刻情報に合わせて自身の備える時刻情報を
修正する方法では、通信ネットワークによる時刻情報の
伝送遅延が生じる場合に、正確な時刻同期が行なえな
い。このような問題を解決するために、例えば特開昭6
3−52089号及び特開平3−143097号におい
ては、通信ネットワークにおける伝送遅延時間を考慮し
て時刻情報を補正することにより、より正確な時刻同期
を行なう方法が開示されている。
【0004】特開昭63−52089号の時刻同期方式
では、ネットワークの主局から従局への時刻読み取り要
求から応答受信までの時間からネットワークの伝送時間
を求めると共に、主局が従局から読み取った時刻を伝送
時間で補正することにより、従局の時刻調節を行なって
いる。また、特開平3−143097号の遠方監視装置
では、監視局の呼び出しに対する被監視局からの応答時
間の半分を現在時刻に加算することにより補正時刻を算
出することで時刻設定を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の時刻情報の照合
同期方式においては、上述したように時刻情報の送信に
通信ネットワークによる遅延が生じるため、装置間の時
刻情報を正確に同期させることができないという問題が
あった。また、通信ネットワークによる遅延時間を考慮
して時刻情報を補正する上記従来の方法では、一方の装
置から他方の装置への信号の送信時刻と応答の受信時刻
から遅延時間を求めているが、パケット通信網等の通信
ネットワークのようにデータ伝送の遅延時間が一定しな
い通信ネットワークでは、上述した方法で遅延時間を正
確に求めることが困難であるため、正確な時刻の同期が
得られないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記従来の欠点を解消し、通信
ネットワークにおける情報処理装置間の時刻の同期を高
精度に行なうことができるネットワークの時刻情報同期
方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、通信ネットワークに時刻情報同期のマス
タ装置となる情報処理装置と、前記マスタ装置からの時
刻情報に基づいて時刻の補正を行なう他の情報処理装置
を接続したネットワークシステムの時刻情報同期方式に
おいて、前記マスタ装置は、内蔵時計の現在の時刻を含
む時刻情報信号を前記他の情報処理装置に対して送信す
る送信手段と、前記他の情報処理装置から前記時刻情報
信号に対する応答信号を受信した時点で、前記時刻情報
信号の送信時刻と前記応答信号の受信時刻から経過時間
を算出すると共に、所定回数の前記時刻情報信号の送信
と前記応答信号の受信によって算出した複数の経過時間
情報から前記通信ネットワークにおける平均遅延時間を
算出する平均遅延時間算出手段を備え、前記他の情報処
理装置は、前記マスタ装置からの前記時刻情報信号を受
信した際に前記マスタ装置に対して応答信号を送信する
応答手段と、受信した前記時刻情報信号に含まれる時刻
と、受信した時点で内蔵時計から読み出した時刻との時
間差分を算出すると共に、所定回数分の前記時刻情報信
号に基づいて算出した複数の時間差分情報から平均ずれ
量を算出する平均ずれ量算出手段と、前記平均ずれ量と
前記マスタ装置から送られる平均遅延時間に基づいて前
記内蔵時計の時刻を補正する時刻補正手段を備える構成
としている。
【0008】好ましい態様では、マスタ装置の前記平均
遅延時間算出手段は、前記複数の経過時間情報の和を前
記所定回数を2倍した値で除算することにより、前記平
均遅延時間を算出し、他の情報処理装置の前記平均ずれ
量算出手段は、前記所定回数分の時間差分情報の和を前
記所定回数で除算することにより、前記平均ずれ量を算
出する構成としている。また、他の情報処理装置の前記
時刻補正手段は、前記平均ずれ量から前記平均遅延時間
を減算した値に基づいて、前記内蔵時計の時刻を進め或
は遅らせることで時刻の補正を行なう。
【0009】上記目的を達成する本発明は、通信ネット
ワークに時刻情報同期のマスタ装置となる情報処理装置
と、前記マスタ装置からの時刻情報に基づいて時刻の補
正を行なう他の情報処理装置を接続したネットワークシ
ステムの時刻情報同期方式において、前記マスタ装置
は、内蔵時計の現在の時刻を含む時刻情報信号を前記他
の情報処理装置に対して送信する送信手段と、前記他の
情報処理装置から前記時刻情報信号に対する応答信号を
受信した時点で、前記時刻情報信号の送信時刻と前記応
答信号の受信時刻から経過時間を算出して記録する経過
時間算出記録手段と、所定回数の前記時刻情報信号の送
信と前記応答信号の受信によって前記経過時間算出記録
手段に記録された複数の経過時間情報から前記通信ネッ
トワークにおける平均遅延時間を算出する平均遅延時間
算出手段を備え、前記他の情報処理装置は、前記マスタ
装置からの前記時刻情報信号を受信した際に前記マスタ
装置に対して応答信号を送信する応答手段と、受信した
前記時刻情報信号に含まれる時刻と、受信した時点で内
蔵時計から読み出した時刻との時間差分を算出する時間
差分算出記録手段と、時間差分算出記録手段に記録され
た所定回数分の前記時刻情報信号に基づいて算出した複
数の時間差分情報から平均ずれ量を算出する平均ずれ量
算出手段と、前記平均ずれ量と前記マスタ装置から送ら
れる平均遅延時間に基づいて前記内蔵時計の時刻を補正
する時刻補正手段を備える構成としている。
【0010】他の好ましい態様では、マスタ装置の前記
平均遅延時間算出手段は、前記複数の経過時間情報の和
を前記所定回数を2倍した値で除算することにより、前
記平均遅延時間を算出し、前記他の情報処理装置の前記
平均ずれ量算出手段は、前記所定回数分の時間差分情報
の和を前記所定回数で除算することにより、前記平均ず
れ量を算出し、他の情報処理装置の前記時刻補正手段
は、前記平均ずれ量から前記平均遅延時間を減算した値
に基づいて、前記内蔵時計の時刻を進め或は遅らせるこ
とで時刻の補正を行なう構成としている。
【0011】
【作 用】本発明によれば、マスタ装置で、所定回数の
信号の送受に基づいて通信ネットワークにおける片道の
伝送遅延を示す平均遅延時間を求め、他の情報処理装置
で、マスタ装置からの時刻情報信号の時刻と時刻情報信
号を受け取った時点の自信の内蔵時計の時刻との平均ず
れ量を求め、他の情報処理装置の時刻補正手段で、平均
ずれ量から平均遅延時間を減算した値に基づいて、内蔵
時計の時刻を進め或は遅らせることで時刻の補正を行な
うため、極めて高精度の時刻同期を行なうことが可能で
ある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は複数の情報処理装置が接続さ
れる通信ネットワークシステムの構成を示す構成図であ
る。図1において、情報処理装置10と情報処理装置3
0は、通信ネットワーク50を介して接続され、互いに
データ通信を行なう。
【0013】情報処理装置10は、時刻情報の照合同期
を行なう際のマスタ装置として機能する。情報処理装置
30は、情報処理装置10から送信される時刻情報に基
づいて自身の時刻情報の補正を行なう。
【0014】情報処理装置10が備える時刻情報の同期
を行なうための構成を図2のブロック図に示す。ここで
は、時刻情報の同期を行なうために備えられる構成要素
のみを示し、他の構成要素について省略している。
【0015】図2において、情報処理装置10には、内
蔵時計21と、時刻情報通知信号の通知手段22と、時
刻情報の送信時刻から応答信号の受信時刻までの経過時
間を算出し所定回数分記録する経過時間算出記録手段2
3と、通信ネットワーク50におけるデータ伝送の平均
遅延時間を算出する遅延時間算出手段24が備えられ
る。
【0016】情報処理装置30が備える時刻情報の同期
を行なうための構成を図3のブロック図に示す。ここで
も、時刻情報の同期を行なうために備えられる構成要素
のみを示し、他の構成要素について省略している。
【0017】図3において、情報処理装置30には、内
蔵時計41と、情報処理装置10からの時刻情報通知信
号を受信して応答信号を送信しかつ平均遅延時間を受信
する受信応答手段42と、時刻情報通知信号から取り出
した時刻と時刻情報通知信号を受け取った時点の内蔵時
計41の時刻との時間差分を算出して記録する時間差分
算出記録手段43と、所定回数分の時間差分情報から両
装置間の平均的な時刻情報のずれ量を算出する平均ずれ
量算出手段44と、情報処理装置10からの平均遅延時
間と平均ずれ量に基づいて内部時計41の時刻を補正し
て時刻同期を行なう時刻補正手段45が備えられる。
【0018】次に、情報処理装置10,30の時刻照合
同期処理の内容を示す図4及び図5のフローチャート、
時刻照合同期処理において両装置間で送受される信号の
シーケンスを示す図6及び各種信号のフォーマットを示
す図7から図9を参照して、本実施例における時刻の照
合同期方式を説明する。
【0019】情報処理装置10は内蔵時計21から現在
の時刻情報を読み出し、その読み出した時刻情報を図7
に示すフォーマットの時刻情報通知信号TSに設定して
通知手段22によって情報処理装置30に送信する(ス
テップ401)。図6のシーケンスでは、時刻Tm1に
おいて時刻Tm1を時刻情報として含む第1回目の時刻
情報通知信号TSを送信している。
【0020】情報処理装置30は、受信応答手段42で
時刻情報通知信号TSを受信すると(ステップ50
1)、同時に図8に示すフォーマットの応答信号RSを
情報処理装置10に返送する(ステップ502)。
【0021】さらに、情報処理装置30は、時間差分算
出記録手段43で時刻情報通知信号TSを受け取った時
点における時刻を内蔵時計41から取り出し(図6にお
いて、時刻Ts1)、さらに時刻情報通知信号TSから
時刻Tm1を取り出すことにより、時刻Tm1と時刻T
s1との時間差分(図6のtd1)を算出して記録する
(ステップ503)。
【0022】一方、情報処理装置30からの応答信号R
Sを受け取ると(ステップ402)、情報処理装置10
は経過時間記録手段23で時刻情報通知信号TSの送信
時刻と応答信号RSを受信した時点で内蔵時計41から
取り出した時刻とから、送信から応答までの経過時間
(図6のtp1)を算出して記録する(ステップ40
3)。
【0023】ついで、情報処理装置10,30で、予め
設定されている回数分の信号(時刻情報通知信号TSと
応答信号RS)の送受が終了したかを判別する(ステッ
プ404,ステップ504)。
【0024】本実施例では、信号の所定送信回数とし
て”4”が設定されているので、情報処理装置10は図
6の時刻Tm2、Tm3、Tm4において時刻情報通知
信号TSを送信し、上記ステップ401〜403の処理
を合計4回繰り返す。これによって、経過時間算出記録
手段23では、図6に示す4つの経過時間情報tp1,
tp2,tp3,tp4を算出して記録する。
【0025】また、情報処理装置30は図6の時刻Ts
2、Ts3、Ts4において応答信号RSを送信し、上
記ステップ501〜503の処理を合計4回繰り返す。
これにより、時間差分算出記録手段43では、図6に示
す4つの時間差分情報td1,td2,td3,td4
を算出して記録する。
【0026】情報処理装置10では、平均遅延時間算出
手段24において経過時間算出記録手段23に記録され
て所定回数分の経過時間情報から次に示す計算式に基づ
いて通信ネットワーク50内の平均的なデータ伝送の遅
延時間Tpを算出する(ステップ405)。
【0027】 Tp=(tp1+tp2+・・・+tpi)÷i÷2 ここで、iは時刻情報通知信号の所定送信回数である。
【0028】上記の例の場合、i=4が代入され、 Tp=(tp1+tp2+tp3+tp4)÷4÷2 によって平均遅延時間Tpが算出される。この平均遅延
時間Tpは、情報処理装置10と情報処理装置30間の
片道における平均の遅延時間を示している。
【0029】情報処理装置30では、平均ずれ量算出手
段44において時間差分算出記録手段43に記録されて
所定回数分の時間差分情報から次に示す計算式に基づい
て、情報処理装置10と情報処理装置30間の平均的な
時刻情報のずれ量Tdを算出する(ステップ505)。
【0030】 Td=(td1+td2+・・・+tdi)÷i
【0031】上記の例の場合、i=4が代入され、 Td=(td1+td2+td3+td4)÷4 によって平均ずれ量Tdが算出される。
【0032】情報処理装置10は、算出した平均遅延時
間Tpを図9に示すフォーマットの遅延時間通知信号T
psに設定することにより、通知手段22によって情報
処理装置30に送信する(ステップ406)。
【0033】情報処理装置30は、情報処理装置10か
ら送信された遅延時間通知信号Tpsを受信する(ステ
ップ506)。情報処理装置30の時刻補正手段45
は、受信した遅延時間通知信号Tpsから取り出した平
均遅延時間Tpを平均ずれ量Tdから減算すると共に、
減算して得られた値に基づいて内部時計41の時刻を進
め、あるいは遅らせることにより時刻を補正する(ステ
ップ507)。これによって、情報処理装置30の内部
時計41の時刻が情報処理装置10の内部時計21に同
期される。
【0034】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施例では、信号の送信回数i
を”4”に設定した場合を示したが、2以上の回数であ
ればよい。伝送遅延量が一定しない通信ネットワークの
場合には、上記送信回数を大きく設定すれば、より高精
度な時刻同期を行なうことができる。反対に伝送遅延量
が一定している通信ネットワークの場合には、上記送信
回数を小さく設定する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネットワー
クの時刻情報同期方式によれば、マスタ装置で所定回数
の信号の送受に基づいて通信ネットワークにおける片道
の伝送遅延を示す平均遅延時間を求め、他の情報処理装
置でマスタ装置からの時刻情報信号の時刻と時刻情報信
号を受け取った時点の自信の内蔵時計の時刻との平均ず
れ量を求め、その平均ずれ量から平均遅延時間を減算し
た値に基づいて、内蔵時計の時刻を進め或は遅らせるこ
とで時刻を補正するので、極めて高精度の時刻同期が可
能になるという効果が得られる。特に、平均遅延時間と
平均ずれ量を用いて時刻補正を行なうので、データ伝送
の遅延時間が一定しない通信ネットワークにおいても、
正確な時刻の同期が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を適用した通信ネットワー
クシステムの構成を示す構成図である。
【図2】 マスタ装置となる情報処理装置の時刻情報同
期処理に関する構成を示すブロック図である。
【図3】 マスタ装置に従って時刻を同期させる情報処
理装置の時刻情報同期処理に関する構成を示すブロック
図である。
【図4】 マスタ装置となる情報処理装置の時刻情報同
期処理の内容を説明するフローチャートである。
【図5】 マスタ装置に従って時刻を同期させる情報処
理装置の時刻情報同期処理の内容を説明するフローチャ
ートである。
【図6】 時刻照合同期処理において両装置間で送受さ
れる信号のシーケンスを示す図である。
【図7】 情報処理装置から送信される時刻情報通知信
号のフォーマットを示す図である。
【図8】 情報処理装置から送信される応答信号のフォ
ーマットを示す図である。
【図9】 情報処理装置から送信される遅延時間通知信
号のフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10,30 情報処理装置 21,41 内蔵時計 22 通知手段 23 経過時間算出記録手段 24 平均遅延時間算出手段 42 受信応答手段 43 時間差分算出記録手段 44 平均ずれ量算出手段 45 時刻補正手段 50 通信ネットワーク TS 時刻情報通知信号 RS 応答信号 Tps 遅延時間通知信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに時刻情報同期のマス
    タ装置となる情報処理装置と、前記マスタ装置からの時
    刻情報に基づいて時刻の補正を行なう他の情報処理装置
    を接続したネットワークシステムの時刻情報同期方式に
    おいて、 前記マスタ装置は、 内蔵時計の現在の時刻を含む時刻情報信号を前記他の情
    報処理装置に対して送信する送信手段と、 前記他の情報処理装置から前記時刻情報信号に対する応
    答信号を受信した時点で、前記時刻情報信号の送信時刻
    と前記応答信号の受信時刻から経過時間を算出すると共
    に、所定回数の前記時刻情報信号の送信と前記応答信号
    の受信によって算出した複数の経過時間情報から前記通
    信ネットワークにおける平均遅延時間を算出する平均遅
    延時間算出手段を備え、 前記他の情報処理装置は、 前記マスタ装置からの前記時刻情報信号を受信した際に
    前記マスタ装置に対して応答信号を送信する応答手段
    と、 受信した前記時刻情報信号に含まれる時刻と、受信した
    時点で内蔵時計から読み出した時刻との時間差分を算出
    すると共に、所定回数分の前記時刻情報信号に基づいて
    算出した複数の時間差分情報から平均ずれ量を算出する
    平均ずれ量算出手段と、 前記平均ずれ量と前記マスタ装置から送られる平均遅延
    時間に基づいて前記内蔵時計の時刻を補正する時刻補正
    手段を備えることを特徴とするネットワークシステムの
    時刻情報同期方式。
  2. 【請求項2】 前記マスタ装置の前記平均遅延時間算出
    手段は、前記複数の経過時間情報の和を前記所定回数を
    2倍した値で除算することにより、前記平均遅延時間を
    算出し、 前記他の情報処理装置の前記平均ずれ量算出手段は、前
    記所定回数分の時間差分情報の和を前記所定回数で除算
    することにより、前記平均ずれ量を算出することを特徴
    とする請求項1に記載のネットワークシステムの時刻情
    報同期方式。
  3. 【請求項3】 前記他の情報処理装置の前記時刻補正手
    段は、前記平均ずれ量から前記平均遅延時間を減算した
    値に基づいて、前記内蔵時計の時刻を進め或は遅らせる
    ことで時刻の補正を行なうことを特徴とする請求項1又
    は2に記載のネットワークシステムの時刻情報同期方
    式。
  4. 【請求項4】 通信ネットワークに時刻情報同期のマス
    タ装置となる情報処理装置と、前記マスタ装置からの時
    刻情報に基づいて時刻の補正を行なう他の情報処理装置
    を接続したネットワークシステムの時刻情報同期方式に
    おいて、 前記マスタ装置は、 内蔵時計の現在の時刻を含む時刻情報信号を前記他の情
    報処理装置に対して送信する送信手段と、 前記他の情報処理装置から前記時刻情報信号に対する応
    答信号を受信した時点で、前記時刻情報信号の送信時刻
    と前記応答信号の受信時刻から経過時間を算出して記録
    する経過時間算出記録手段と、 所定回数の前記時刻情報信号の送信と前記応答信号の受
    信によって前記経過時間算出記録手段に記録された複数
    の経過時間情報から前記通信ネットワークにおける平均
    遅延時間を算出する平均遅延時間算出手段を備え、 前記他の情報処理装置は、 前記マスタ装置からの前記時刻情報信号を受信した際に
    前記マスタ装置に対して応答信号を送信する応答手段
    と、 受信した前記時刻情報信号に含まれる時刻と、受信した
    時点で内蔵時計から読み出した時刻との時間差分を算出
    する時間差分算出記録手段と、 前記時間差分算出記録手段に記録された所定回数分の前
    記時刻情報信号に基づいて算出した複数の時間差分情報
    から平均ずれ量を算出する平均ずれ量算出手段と、 前記平均ずれ量と前記マスタ装置から送られる平均遅延
    時間に基づいて前記内蔵時計の時刻を補正する時刻補正
    手段を備えることを特徴とするネットワークシステムの
    時刻情報同期方式。
  5. 【請求項5】 前記マスタ装置の前記平均遅延時間算出
    手段は、前記複数の経過時間情報の和を前記所定回数を
    2倍した値で除算することにより、前記平均遅延時間を
    算出し、 前記他の情報処理装置の前記平均ずれ量算出手段は、前
    記所定回数分の時間差分情報の和を前記所定回数で除算
    することにより、前記平均ずれ量を算出し、 前記他の情報処理装置の前記時刻補正手段は、前記平均
    ずれ量から前記平均遅延時間を減算した値に基づいて、
    前記内蔵時計の時刻を進め或は遅らせることで時刻の補
    正を行なうことを特徴とする請求項4に記載のネットワ
    ークシステムの時刻情報同期方式。
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