JP2020058039A - 通信不正成立防止システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は、不正通信を精度よく検出することができる通信不正成立防止システムを提供することにある。
以下、通信不正成立防止システムの第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、電子キー2との間で無線によるID照合を行う電子キーシステム3を備える。本例の電子キーシステム3は、車両1からの通信を契機に狭域通信を通じて電子キー2とID照合を実施するキー操作フリーシステムである。一般に、キー操作フリーシステムで実施されるID照合を「スマート照合」といい、その通信を「スマート通信」という。
Network)からなる。照合ECU4には、車両1に登録された電子キー2の電子キーID及び暗号鍵がメモリ(図示略)に書き込み保存されている。暗号鍵は、ID照合の過程で実施されるチャレンジレスポンス認証で使用される。
High Frequency)帯の電波を受信する。電子キーシステム3は、LF−UHFの双方向通信によって電子キー2を認証する。ボディECU5は、車両ドアに設けられたドアロック機構14の作動を制御することにより、車両ドアの施解錠を切り替える。
図2(a)から図2(b)の流れで図示するように、第三者がID照合の通信を不正に成立させる一例としては、例えば第三者が中継器29を所持して、正規ユーザが所持する電子キー2と不正に通信を確立させる行為がある。この場合、例えば車両1からの電波を、中継器29を通じて電子キー2に中継し、車両1及び電子キー2の間の照合通信を成立させてから、正規ユーザが車両1から離れても、遅延時間Txの推定の際に第三者が中継器29にて電波を送り返すことによって、スマート照合を不正に成立させてしまう場合がある。本例は、この不正通信を防止するための対処案である。
(1)車両1及び電子キー2の間で送受信される電波の遅延時間Txを確認して通信の正否を確認するにあたり、電子キー2から送信される返信電波Sbの送信パターンが規定パターンをとれば、通信成立を許可し、一方で返信電波Sbの送信パターンが規定パターンをとらなければ、通信を不可とする。ところで、中継器29を使用した不正通信の場合、同じ態様でしか返信電波Sbを返すことができないので、本例の判定ロジックを採用すれば、中継器29を使用した通信を検出することが可能となる。よって、不正通信を精度よく検出することができる。
次に、第2実施形態を図4に従って説明する。なお、本例は、遅延時間推定の方式を異ならせた実施例であって、他の基本的な構成は同じである。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
(7)チャレンジレスポンス認証と遅延時間推定とを各々個別に実施するようにしたので、処理が明確、かつ簡素になる。
次に、第3実施形態を図5及び図6に従って説明する。なお、本例も第1及び第2実施形態とは異なる部分についてのみ説明する。
(8)パターン設定部27は、返信電波Sbをどの送信パターンで送信するかのデータであるタイミング情報に基づき、返信電波Sbの送信パターンを設定する。よって、タイミング情報Stに基づいた最適な送信パターンを設定することができる。
次に、第4実施形態を図7に従って説明する。なお、本例も第1〜第3実施形態とは異なる部分についてのみ説明する。
(10)返信電波Sbの送信タイミングを変更するという簡素な態様によって、返信電波Sbの固有の送信パターンを設定することができる。
・各実施形態において、タイミング情報Stは、通信マスタ23及び端末24のそれぞれに予め登録されていてもよい。この場合、タイミング情報Stを通知する通信を不要にすることができる。
・各実施形態において、パターン設定部27は、通信マスタ23及び端末24のそれぞれに設けられた計算式に規定のパラメータを代入する演算により、返信電波Sbの送信パターンを設定してもよい。規定のパラメータは、前述のレスポンスコード、遅延時間推定の回数、送信の度に値がインクリメントされるローリングカウンタなど、種々の値が採用可能である。この場合、返信電波Sbの送信パターンを、複製され難い安全な態様で生成するのに有利となる。
・各実施形態において、電子キー2側から送信電波Saを送信して照合ECU4に返信電波Sbを返すようにすることで、電子キー2側で遅延時間推定及びパターン認証を実施してもよい。
・各実施形態において、電子キーシステム3は、スマート通信を行うシステムに限定されず、他の通信形式や周波数を用いたシステムとしてもよい。
・各実施形態において、通信マスタ23は、照合ECU4に限定されず、他の装置や機器に変更可能である。
・各実施形態において、通信不正成立防止システム22は、車両1に適用されることに限らず、他の装置や機器に採用してもよい。
Claims (11)
- 通信マスタからの送信電波を端末に受信させて当該端末から返信電波を返信させることにより、前記送信電波を送信してから前記返信電波を受信するまでの遅延時間を測定し、当該遅延時間から2者間の通信の正否を判定する通信不正成立防止システムにおいて、
前記返信電波の送信パターンを設定するパターン設定部と、
受信した前記返信電波の送信パターンを確認することにより、通信の正否を判定する正否判定部と
を備えたことを特徴とする通信不正成立防止システム。 - 前記通信マスタ及び端末の間で電波を送受信して前記遅延時間を測定する処理は、複数回実行され、
前記正否判定部は、複数回送信される前記返信電波の送信パターンを確認して、通信の正否を判定する
請求項1に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記通信マスタは、前記端末に登録されたIDの正否を確認するID照合と、前記遅延時間が規定時間内に収まるか否かを確認する遅延時間推定と、前記返信電波の送信パターンが正しいか否かを確認するパターン認証とを行い、これら全ての処理が成立することを確認すると、通信成立を許可する
請求項1又は2に記載の通信不正成立防止システム。 - 通信時に行われるID照合は、チャレンジコードを暗号鍵に通してレスポンスコードを求める演算を記通信マスタ及び端末の各々で行うことにより、当該レスポンスコードを比較するチャレンジレスポンス認証を備え、
前記パターン設定部は、前記レスポンスコードから決まる送信パターンで前記返信電波を返信させる
請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パターン設定部は、前記レスポンスコードの一部を前記返信電波として共用することにより、当該返信電波の送信を実行する請求項4に記載の通信不正成立防止システム。
- 前記パターン設定部は、前記返信電波をどの送信パターンで返信するかのデータであるタイミング情報に基づき、当該返信電波の送信パターンを設定する
請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記タイミング情報は、前記通信マスタから前記端末に送信されて当該端末に通知される
請求項6に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記タイミング情報は、前記通信マスタ及び端末のそれぞれに予め登録されている
請求項6に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パターン設定部は、前記通信マスタ及び端末のそれぞれに予め設けられた計算式に規定のパラメータを代入する演算により、前記返信電波の送信パターンを設定する
請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パターン設定部は、前記返信電波の有り無しによって前記返信電波の送信パターンを設定する
請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パターン設定部は、前記通信マスタの電波を受信してから前記返信電波を送信するまでの時間を変化させることで、前記返信電波の送信パターンを設定する
請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。
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Citations (5)
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