JP2005064951A - 遠隔監視制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 データ滞留時間が逐次変化する通信回線網により接続され内部時計を持ち散在する複数の子局装置の内部時計を親局マスタ時計を参照して修正し、子局装置の内部時計を同期させる手段を備えた遠隔監視制御システムを提供する。
【解決手段】 子局装置8は、データ応答信号送信時に内部時計の子局送信時刻TK1を付加する。親局装置1は、データ応答信号の親局受信時刻TO2と一定データ長の応答到達確認信号の親局送信時刻TO3とを付加する。子局装置8は、子局受信時刻TK4により、データ滞留平均時間t5を算出し、親局マスタ時計2と子局装置内部時計12との偏差Δtを算出し、所定値を越えたら、内部時計12を修正し、時刻を同期させる。通信回線網7の状況に応じた時刻同期が可能となり、手順を簡素化でき、各子局装置8で検出した監視対象設備14の状態変化時刻および蓄積した時刻付き計測データの統合的な設備監視が可能となる。
【選択図】 図3
【解決手段】 子局装置8は、データ応答信号送信時に内部時計の子局送信時刻TK1を付加する。親局装置1は、データ応答信号の親局受信時刻TO2と一定データ長の応答到達確認信号の親局送信時刻TO3とを付加する。子局装置8は、子局受信時刻TK4により、データ滞留平均時間t5を算出し、親局マスタ時計2と子局装置内部時計12との偏差Δtを算出し、所定値を越えたら、内部時計12を修正し、時刻を同期させる。通信回線網7の状況に応じた時刻同期が可能となり、手順を簡素化でき、各子局装置8で検出した監視対象設備14の状態変化時刻および蓄積した時刻付き計測データの統合的な設備監視が可能となる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、遠隔監視制御システムに係り、特に、親局装置に接続されるマスタ時計と内部時計を持ち広範囲に散在する複数の子局装置の内部時計の時刻を同期させ、親局装置のマスタ時計と各子局装置の内部時計との偏差を補償し、統合的な設備監視を可能とする時刻同期手段に関する。
遠隔監視制御システムの子局装置においては、監視対象設備の状態変化に時刻情報を付加する場合、子局装置の内部時計を親局装置のマスタ時計に同期させ、子局装置の時刻を補償しないと、統合的な設備監視を実現できない。
時刻同期方法としては、事前に一意に決定可能なデータフレームの長さに対応した時間および通信遅れ時間に基づいて子局装置の内部時計を修正し、親局装置に設置されたマスタ時計と同期させる方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来技術のように、通信時間や通信遅れ時間を事前に一意に予測可能な専用回線を使用したシステムであれば、特定値を遅れ時間として加算し、子局装置の内部時計を修正可能できる。
しかし、公衆回線に多く見られる蓄積型データ交換網を通信回線網として使用する場合、通信回線網の使用状態,通信経路によりデータの滞留平均時間が異なるので、上記従来技術の方法では、通信遅延時間の事前予測が不可能であり、正確な時刻修正を実現できない。その結果、各子局装置においてデータに付加した時刻が無意味となり、子局装置で検出した時刻の同期性は信頼できなかった。
本発明の目的は、データ滞留時間が逐次変化する通信回線網により接続され内部時計を持ち広範囲に散在する複数の子局装置の内部時計を親局装置の親局マスタ時計を参照して修正し、全ての子局装置の内部時計を同期させる手段を備えた遠隔監視制御システムを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、マスタ時計を接続した親局装置と内部時計を持ち広範囲に散在する複数の子局装置とがデータ滞留時間が逐次変化する通信回線網により接続され、各子局装置が監視対象設備の状態変化および計測情報を時刻付きで蓄積する手段を有する遠隔監視制御システムにおいて、子局装置が、親局装置からのデータ要求信号に対するデータ応答信号に子局送信時刻を付加して送信する子局送信手段を備え、親局装置が、子局装置からのデータ応答信号に親局受信時刻および親局送信時刻とを付加した応答到達確認信号を子局装置に返送する親局送信手段を備え、子局装置が、応答到達確認信号の子局受信時刻を付加し、前記子局送信時刻,親局受信時刻,親局送信時刻,子局受信時刻に基づいて通信回線網のデータ滞留平均時間を動的に算出し、子局装置の内部時計と親局装置のマスタ時計との偏差時間を算出し、子局装置の内部時計を前記偏差時間だけ修正する手段を備えた遠隔監視制御システムを提案する。
前記子局装置は、データ応答信号のデータの内容の有無に関わらずデータ長が等しくなるように時刻同期のためのデータを付加したフレームを生成する編集手段を備えるようにする。
前記子局装置は、また、子局装置の内部時計の時刻修正に先立ち、時刻修正関連処理中か否かを判断し処理中の場合は所定時間だけ時刻修正の開始を遅延する判断手段を備えることができる。
本発明の遠隔監視制御システムの子局装置は、親局装置からのデータ要求信号に対するデータ応答信号に子局送信時刻を付加し送信する。親局装置は、親局受信時刻と応答到達確認信号の親局送信時刻とを付加してその子局装置に返送する。子局装置は、応答到達確認信号の子局受信時刻を付加し、前記子局送信時刻,親局受信時刻,親局送信時刻,子局受信時刻により、通信回線網のデータ滞留平均時間を動的に算出し、子局装置の内部時計と親局装置のマスタ時計との偏差時間を算出し、その偏差時間により子局装置の内部時計を親局装置のマスタ時計の時刻に合わせ、全ての子局装置の時刻を同期させる。
本発明によれば、データ収集フレームに各装置の時刻情報を付加してデータ通信を実行し、その時刻情報により通信回線網のデータ滞留平均時間を算出するので、親局装置のマスタ時計と各子局装置の内部時計とを通信回線網の状況に応じて同期させることができ、各子局装置で検出した監視対象設備の状態変化時刻および蓄積した時刻付き計測データに基づいて、統合的な設備監視が可能となる。
次に、図1〜図3を参照して、本発明による遠隔監視制御システムの実施形態を説明する。
図1は、本発明による遠隔監視制御システムの一実施形態の系統構成を示すブロック図である。
本実施形態の遠隔監視制御システムは、親局装置1と、内部時計12を持ち広範囲に散在する複数の子局装置8とで構成され、データ滞留時間が逐次変化する通信回線網7により接続される。
親局装置1は、本遠隔監視制御システムの基準時計である親局マスタ時計2からの時刻を入力する親局時刻入力手段3と、各子局装置8と通信する親局受信手段4および親局送信手段5と、データを編集する親局編集手段6とを備える。
子局装置8は、親局装置1と通信する子局受信手段9および子局送受信手段10と、子局装置の内部時計12の時刻を入出力する子局時刻入出力手段11と、データを編集する子局編集手段13とを備える。
子局装置8は、監視対象設備14との間でデータを入出力し、そのデータを子局装置に時刻付きで蓄積する。
図2は、図1の親局装置1と通信回線網7と一つの子局装置8との間におけるデータ通信処理手順の送受信時刻Tとデータ滞留平均時間t5と親局装置処理時間t6とを示す図である。
図3は、図1の親局装置1と一つの子局装置8との間の時刻同期処理手順を示すフローチャートである。
親局装置1は、子局装置8にデータ収集要求信号を送信し、データ収集を開始する。
ステップ20:子局装置8がデータ収集要求信号を受信すると、子局編集手段13は、その要求に応じてデータを収集し、データ応答信号を作成する。その際に、送信時間をそろえるため、データの内容の有無に関わらずデータ長が等しくなるように時刻同期のためのデータを付加したフレームを生成する。子局送信手段10は、時刻入出力手段11から子局内部時計12の時刻を読込み、前記フレームに子局送信時刻TK1を代入し、データ応答信号を送信する。
ステップ21:親局装置1の親局受信手段4は、データ応答信号を受信すると、親局時刻入力手段3から親局マスタ時計2の時刻を読込み、前記フレームに親局受信時刻TO2を代入する。
ステップ22:親局編集手段6は、受信した収集データをデータベースDB内に格納し、データ応答信号のデータ種別を到達確認信号に置換える。
ステップ23:親局送信手段5は、親局時刻入力手段3から親局マスタ時計2の時刻を読込み、前記フレームに親局送信時刻TO3を代入し、応答到達確認信号として送信する。
ステップ24:子局装置8は、子局受信手段9でデータ到達確認信号を受信すると、子局時刻入出力手段11から子局内部時計12の時刻を読込み、子局受信時刻TK4として代入する。
ステップ25:子局装置8は、受信したデータ到達確認信号内の各通信経路での時刻TK1,TO2,TO3,TK4に基づき、通信回線網でのデータ滞留平均時間t5={(TK4−TK1)−(TO3−TO2)}/2を算出する。
ステップ26:親局装置1において、時刻TO3,時刻TK4,データ滞留平均時間t5とにより、子局装置8の内部時計12と親局装置1に接続された親局マスタ時計2との偏差時間Δt=TK4−(TO3+t5)を算出する。
ステップ27:子局装置8は、偏差時間Δtを閾値と比較する。偏差時間Δtが閾値以内の場合は、時刻同期処理をスキップする。
ステップ28:偏差時間Δtが閾値を越えた場合、子局装置8の時刻修正関連処理が動作していないかを確認する。
ステップ29:子局装置8の時刻修正関連処理が動作していない場合は、子局時刻入出力手段から子局内部時計12の時刻を読み出し、子局内部時計12を偏差時間Δtだけ修正する。
ステップ30:子局装置8の時刻修正関連処理が動作している場合は、所定時間遅延した後、子局内部時計12を修正する。
また、偏差時間Δtが著しく大きくなった場合、通信回線の状態が急激に変化したと判断し、時刻同期処理を中止し、次回のデータ収集手順において時刻を同期させると、より正確に時刻を同期させることができる。
以上の処理手順により、親局装置1に接続された親局マスタ時計2の時刻と各子局装置8の子局内部時計12の時刻とを同期させることができる。
この手順を繰り返し、通信回線網で接続されている全ての子局装置の内部時計と親局マスタ時計との時刻を同期させる。
本実施形態によれば、通常のデータ通信処理手順において、親局装置,各子局装置,通信網のデータ滞留平均時間の算出が可能となり、親局装置に接続したマスタ時計と子局装置の内部時計とを同期させることができ、通常のデータ通信処理手順により時刻が同期されるので、時刻同期処理手順が簡素化される。
1 親局装置
2 親局マスタ時計
3 親局時刻入力手段
4 親局受信手段
5 親局送信手段
6 親局編集手段
7 通信回線網(データ交換網)
8 子局装置
9 子局受信手段
10 子局送信手段
11 時刻入出力手段
12 子局内部時計
13 子局編集手段
14 監視対象設備
2 親局マスタ時計
3 親局時刻入力手段
4 親局受信手段
5 親局送信手段
6 親局編集手段
7 通信回線網(データ交換網)
8 子局装置
9 子局受信手段
10 子局送信手段
11 時刻入出力手段
12 子局内部時計
13 子局編集手段
14 監視対象設備
Claims (3)
- マスタ時計を接続した親局装置と内部時計を持ち広範囲に散在する複数の子局装置とがデータ滞留時間が逐次変化する通信回線網により接続され、前記各子局装置が監視対象設備の状態変化および計測情報を時刻付きで蓄積する手段を有する遠隔監視制御システムにおいて、
前記子局装置が、前記親局装置からのデータ要求信号に対するデータ応答信号に小局送信時刻を付加して送信する子局送信手段を備え、
前記親局装置が、前記子局装置からのデータ応答信号に親局受信時刻および親局送信時刻とを付加した応答到達確認信号を前記子局装置に返送する親局送信手段を備え、
前記子局装置が、前記応答到達確認信号の子局受信時刻を付加し、前記子局送信時刻,親局受信時刻,親局送信時刻,子局受信時刻に基づいて通信回線網のデータ滞留平均時間を動的に算出し、前記子局装置の内部時計と前記親局装置のマスタ時計との偏差時間を算出し、前記子局装置の内部時計を前記偏差時間だけ修正する手段を備えた
ことを特徴とする遠隔監視制御システム。 - 請求項1に記載の遠隔監視制御システムにおいて、
前記子局装置は、前記データ応答信号のデータの内容の有無に関わらずデータ長が等しくなるように時刻同期のためのデータを付加したフレームを生成する編集手段を備えた
ことを特徴とする遠隔監視制御システム。 - 請求項1または2に記載の遠隔監視制御システムにおいて、
前記子局装置は、前記子局装置の内部時計の時刻修正に先立ち、時刻修正関連処理中か否かを判断し処理中の場合は所定時間だけ前記時刻修正の開始を遅延する判断手段を備えた
ことを特徴とする遠隔監視制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003293541A JP2005064951A (ja) | 2003-08-14 | 2003-08-14 | 遠隔監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003293541A JP2005064951A (ja) | 2003-08-14 | 2003-08-14 | 遠隔監視制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005064951A true JP2005064951A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34370458
Family Applications (1)
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JP2003293541A Pending JP2005064951A (ja) | 2003-08-14 | 2003-08-14 | 遠隔監視制御システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005064951A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103441833A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-12-11 | 瑞斯康达科技发展股份有限公司 | 一种主从设备频率同步方法及系统 |
CN112653076A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-04-13 | 国网宁夏电力有限公司固原供电公司 | 一种远程修改保护定值的方法、主机及装置 |
-
2003
- 2003-08-14 JP JP2003293541A patent/JP2005064951A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN103441833A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-12-11 | 瑞斯康达科技发展股份有限公司 | 一种主从设备频率同步方法及系统 |
CN103441833B (zh) * | 2013-08-26 | 2016-08-10 | 瑞斯康达科技发展股份有限公司 | 一种主从设备频率同步方法及系统 |
CN112653076A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-04-13 | 国网宁夏电力有限公司固原供电公司 | 一种远程修改保护定值的方法、主机及装置 |
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