JP2758762B2 - オートフォールバック装置及び方法 - Google Patents
オートフォールバック装置及び方法Info
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- JP2758762B2 JP2758762B2 JP4016144A JP1614492A JP2758762B2 JP 2758762 B2 JP2758762 B2 JP 2758762B2 JP 4016144 A JP4016144 A JP 4016144A JP 1614492 A JP1614492 A JP 1614492A JP 2758762 B2 JP2758762 B2 JP 2758762B2
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- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回線終端装置がマルチポ
イント接続されたデータ伝送システムにおけるオートフ
ォールバック方式に関するものである。
イント接続されたデータ伝送システムにおけるオートフ
ォールバック方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、於ーフォールバック機能付回線終
端装置は、マルチポイント接続で構成されている時、親
局または子局の受信信号が劣化すると、親局は子局に対
して順番に伝送速度変更通知を行っていた。例えば、子
局の受信信号が劣化した場合について図４にそのプロト
コルを示す。この図４において、子局１での受信信号の
品質が劣化すると（ステップ２０１）、この子局１は親
局に、受信信号の劣化が発生したことを通知する（ステ
ップ２０２）。この子局１での受信信号の品質劣化を知
らせる通信を受取ると親局は（ステップ２０３）、子局
１に伝送速度の変更する旨の通知を行う（ステップ２０
４）。子局１では親局からの伝送速度変更通知に基づい
てフォールバック（信号速度を減速すること）を行う
（ステップ２０５）。そうして、子局１から親局に対し
てフォールバック処理が終了したことを通知する（ステ
ップ２０６）。さらに親局は子局２に対して伝送速度を
変更する旨を通知する（ステップ２０７）。子局２はこ
の通知によりフォールバックを行い（ステップ２０
８）、フォールバック処理が完了すると同じく子局２は
親局に対してフォールバック終了通知を行う（ステップ
２０９）。親局は子局３，４に対しても同様に伝送速度
の変更する旨を通知し（ステップ２１０〜ステップ２１
５）、これらマルチポイント接続された子局に対する伝
送速度変更通知が完了して初めて親局自身のフォールバ
ックを実行する（ステップ２１６）。
端装置は、マルチポイント接続で構成されている時、親
局または子局の受信信号が劣化すると、親局は子局に対
して順番に伝送速度変更通知を行っていた。例えば、子
局の受信信号が劣化した場合について図４にそのプロト
コルを示す。この図４において、子局１での受信信号の
品質が劣化すると（ステップ２０１）、この子局１は親
局に、受信信号の劣化が発生したことを通知する（ステ
ップ２０２）。この子局１での受信信号の品質劣化を知
らせる通信を受取ると親局は（ステップ２０３）、子局
１に伝送速度の変更する旨の通知を行う（ステップ２０
４）。子局１では親局からの伝送速度変更通知に基づい
てフォールバック（信号速度を減速すること）を行う
（ステップ２０５）。そうして、子局１から親局に対し
てフォールバック処理が終了したことを通知する（ステ
ップ２０６）。さらに親局は子局２に対して伝送速度を
変更する旨を通知する（ステップ２０７）。子局２はこ
の通知によりフォールバックを行い（ステップ２０
８）、フォールバック処理が完了すると同じく子局２は
親局に対してフォールバック終了通知を行う（ステップ
２０９）。親局は子局３，４に対しても同様に伝送速度
の変更する旨を通知し（ステップ２１０〜ステップ２１
５）、これらマルチポイント接続された子局に対する伝
送速度変更通知が完了して初めて親局自身のフォールバ
ックを実行する（ステップ２１６）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオート
フォールバック方式は、システム全体が伝送可能となる
まで要する所要時間は、親局が各子局に対してそれぞれ
伝送速度変更通知を行い、各子局からのフォールバック
終了通知により、全ての子局のフォールバックを確認し
た後、親局自身の伝送速度を落とすまでの時間である。
このためマルチポイント接続された子局の数に比例して
増大するという欠点がある。
フォールバック方式は、システム全体が伝送可能となる
まで要する所要時間は、親局が各子局に対してそれぞれ
伝送速度変更通知を行い、各子局からのフォールバック
終了通知により、全ての子局のフォールバックを確認し
た後、親局自身の伝送速度を落とすまでの時間である。
このためマルチポイント接続された子局の数に比例して
増大するという欠点がある。
【０００４】そこで、本発明の目的は、このような従来
の問題点を除去して、マルチポイント接続された子局の
数に関係せずフォールバック時の通信再開までの時間を
短縮できるオートフォールバック方式を提供することに
ある。
の問題点を除去して、マルチポイント接続された子局の
数に関係せずフォールバック時の通信再開までの時間を
短縮できるオートフォールバック方式を提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第一の解決手段は、親局と複数の子局として
の回線終端装置がマルチポイント接続されたデータ伝送
システムのオートフォールバック装置において、前記親
局に、子局側からの回線品質が劣化したことを知らせる
情報通知を検出することと、前記親局自身の受信回線品
質の劣化を検出する回線情報制御部と、前記回線情報制
御部で回線品質の劣化を検出すると、前記親局自身の通
信伝送速度を落とした後、前記全ての子局に対して一斉
に伝送速度変更通知を行い、前記データ伝送システム全
体の伝送速度を落とすデータ送受信部とを備えたことを
特徴とする。
の本発明の第一の解決手段は、親局と複数の子局として
の回線終端装置がマルチポイント接続されたデータ伝送
システムのオートフォールバック装置において、前記親
局に、子局側からの回線品質が劣化したことを知らせる
情報通知を検出することと、前記親局自身の受信回線品
質の劣化を検出する回線情報制御部と、前記回線情報制
御部で回線品質の劣化を検出すると、前記親局自身の通
信伝送速度を落とした後、前記全ての子局に対して一斉
に伝送速度変更通知を行い、前記データ伝送システム全
体の伝送速度を落とすデータ送受信部とを備えたことを
特徴とする。
【０００６】上記課題を解決するための本発明の第二の
解決手段は、データ送受信部と、回線情報制御部を有す
る回線終端装置が親局と複数の子局としてマルチポイン
ト接続されたデータ伝送システムのオートフォールバッ
ク方法において、前記親局の回線情報制御部で、子局側
からの回線品質が劣化したことを知らせる情報通知を検
出するか又は、前記親局自身の受信回線品の質劣化を検
出すると、前記データ送受信部で親局自身の伝送速度を
落とした後、前記全ての子局に対して一斉に伝送速度変
更通知を行い、前記データ伝送システム全体の伝送速度
を落とすことを特徴とする。
解決手段は、データ送受信部と、回線情報制御部を有す
る回線終端装置が親局と複数の子局としてマルチポイン
ト接続されたデータ伝送システムのオートフォールバッ
ク方法において、前記親局の回線情報制御部で、子局側
からの回線品質が劣化したことを知らせる情報通知を検
出するか又は、前記親局自身の受信回線品の質劣化を検
出すると、前記データ送受信部で親局自身の伝送速度を
落とした後、前記全ての子局に対して一斉に伝送速度変
更通知を行い、前記データ伝送システム全体の伝送速度
を落とすことを特徴とする。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の一実施例について、図面を参
照しつつ以下に説明する。図１は本発明を用いた回線終
端装置である親局１０１と、同じく回線終端装置である
子局１０２，１０３，１０４，１０５とを通信回線１０
６，１０７，１０８，１０９によってマルチポイント接
続されたデータ伝送システムである。この図１におい
て、親局１０１には、通信回線１０６に連なるデータ送
受信部１１０と回線情報制御部１１１とがある。そし
て、子局１０２，１０３，１０４，１０５は全て同様な
構成であり、その装置内に通信回線１０６に連なるデー
タ送受信部１１２と回線品質情報制御部１１３とを備え
ている。
照しつつ以下に説明する。図１は本発明を用いた回線終
端装置である親局１０１と、同じく回線終端装置である
子局１０２，１０３，１０４，１０５とを通信回線１０
６，１０７，１０８，１０９によってマルチポイント接
続されたデータ伝送システムである。この図１におい
て、親局１０１には、通信回線１０６に連なるデータ送
受信部１１０と回線情報制御部１１１とがある。そし
て、子局１０２，１０３，１０４，１０５は全て同様な
構成であり、その装置内に通信回線１０６に連なるデー
タ送受信部１１２と回線品質情報制御部１１３とを備え
ている。
【０００８】上記データ送受信部１１０及びデータ送受
信部１１２は通信回線１０６を介してデータの送受信を
行っており、回線情報制御部１１１及び回線情報制御部
１１３は通信回線１０６から受信した信号の品質劣化を
検出と、親局または子局からの通知判断と、伝送速度変
更通知と、フォールバック実行と、フォールバック終了
通知とを行う。
信部１１２は通信回線１０６を介してデータの送受信を
行っており、回線情報制御部１１１及び回線情報制御部
１１３は通信回線１０６から受信した信号の品質劣化を
検出と、親局または子局からの通知判断と、伝送速度変
更通知と、フォールバック実行と、フォールバック終了
通知とを行う。
【０００９】以上の構成において、回線情報制御部１１
１及び回線情報制御部１１３の動作について図２，３を
用いて以下に説明する。ここで、先ず親局１０１のフォ
ールバック処理について詳細に説明する。図２に示すよ
うに、子局１０２の受信信号の品質が劣化したことを親
局１０１に通知する（ステップ１６）。親局１０１は子
局からの通知を回線情報制御部１１１における通知情報
からの判断で、子局１０２の受信信号が劣化したと識別
し（ステップ１）、親局１０１自身のフォールバックを
実行する（ステップ２）。そうして親局１０１は、マル
チポイント接続された全ての子局１０２，１０３，１０
４，１０５に対して伝送速度変更を通知する（ステップ
３）。子局１０２では、回線情報制御部１１３でこの親
局１０１からの通知を判断し（ステップ４）、フォール
バックを実行する（ステップ８）。同じように子局１０
３，１０４，１０５では、それぞれの回線情報制御部１
１３でこの親局１０１からの通知を判断し（ステップ
５，６，７）、フォールバックを実行する（ステップ
９，１０，１１）。そうして、各子局１０２，１０３，
１０４，１０５はフォールバックが終了したことを親局
に、フォールバック終了通知によって知らせる（ステッ
プ１２，１３，１４，１５）。加えて、もし子局で上記
ステップ３の親局１０１からの伝送速度変更通知を子局
が判断出来なかった場合、子局の受信回線の品質が劣化
するので、上記ステップ１６からの一連のプロトコルを
実行する。
１及び回線情報制御部１１３の動作について図２，３を
用いて以下に説明する。ここで、先ず親局１０１のフォ
ールバック処理について詳細に説明する。図２に示すよ
うに、子局１０２の受信信号の品質が劣化したことを親
局１０１に通知する（ステップ１６）。親局１０１は子
局からの通知を回線情報制御部１１１における通知情報
からの判断で、子局１０２の受信信号が劣化したと識別
し（ステップ１）、親局１０１自身のフォールバックを
実行する（ステップ２）。そうして親局１０１は、マル
チポイント接続された全ての子局１０２，１０３，１０
４，１０５に対して伝送速度変更を通知する（ステップ
３）。子局１０２では、回線情報制御部１１３でこの親
局１０１からの通知を判断し（ステップ４）、フォール
バックを実行する（ステップ８）。同じように子局１０
３，１０４，１０５では、それぞれの回線情報制御部１
１３でこの親局１０１からの通知を判断し（ステップ
５，６，７）、フォールバックを実行する（ステップ
９，１０，１１）。そうして、各子局１０２，１０３，
１０４，１０５はフォールバックが終了したことを親局
に、フォールバック終了通知によって知らせる（ステッ
プ１２，１３，１４，１５）。加えて、もし子局で上記
ステップ３の親局１０１からの伝送速度変更通知を子局
が判断出来なかった場合、子局の受信回線の品質が劣化
するので、上記ステップ１６からの一連のプロトコルを
実行する。
【００１０】また、図３のように親局１０１が受信して
いる受信回線の品質が劣化した場合、親局１０１は回線
情報制御部１１１によって、受信回線の品質劣化を判断
し（ステップ３０１）、親局１０１自身のフォールバッ
クを実行する（ステップ３０２）。そうして親局１０１
は、マルチポイント接続された全ての子局１０２，１０
３，１０４，１０５に対して伝送速度変更を通知する
（ステップ３０３）。子局１０２では、回線情報制御部
１１３でこの親局１０１からの通知を判断し（ステップ
３０４）、フォールバックを実行する（ステップ３０
８）。同じように子局１０３，１０４，１０５では、そ
れぞれの回線情報制御部１１３でこの親局１０１からの
通知を判断し（ステップ３０５，３０６，３０７）、フ
ォールバックを実行する（ステップ３０９，３１０，３
１１）。そうして、各子局１０２，１０３，１０４，１
０５はフォールバックが終了したことを親局に、フォー
ルバック終了通知によって知らせる（ステップ３１２，
３１３，３１４，３１５）。
いる受信回線の品質が劣化した場合、親局１０１は回線
情報制御部１１１によって、受信回線の品質劣化を判断
し（ステップ３０１）、親局１０１自身のフォールバッ
クを実行する（ステップ３０２）。そうして親局１０１
は、マルチポイント接続された全ての子局１０２，１０
３，１０４，１０５に対して伝送速度変更を通知する
（ステップ３０３）。子局１０２では、回線情報制御部
１１３でこの親局１０１からの通知を判断し（ステップ
３０４）、フォールバックを実行する（ステップ３０
８）。同じように子局１０３，１０４，１０５では、そ
れぞれの回線情報制御部１１３でこの親局１０１からの
通知を判断し（ステップ３０５，３０６，３０７）、フ
ォールバックを実行する（ステップ３０９，３１０，３
１１）。そうして、各子局１０２，１０３，１０４，１
０５はフォールバックが終了したことを親局に、フォー
ルバック終了通知によって知らせる（ステップ３１２，
３１３，３１４，３１５）。
【００１１】以上にて、オートフォールバックの動作は
終了となり、システム全体の伝送速度が落ちる。
終了となり、システム全体の伝送速度が落ちる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、親局
は、子局からの受信信号劣化通知または、親局自身での
受信信号劣化判断によって、親局自身がフォールバック
を実行し、その後、子局に対して一斉にフォールバック
通知を行うため、システム全体が伝送可能となるまでの
時間が、従来よりも短くできる。
は、子局からの受信信号劣化通知または、親局自身での
受信信号劣化判断によって、親局自身がフォールバック
を実行し、その後、子局に対して一斉にフォールバック
通知を行うため、システム全体が伝送可能となるまでの
時間が、従来よりも短くできる。
【図１】本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図２】本発明における子局での回線品質劣化に対する
フォールバックプロトコル図である。
フォールバックプロトコル図である。
【図３】本発明における親局での受信回線品質劣化に対
するフォールバックプロトコル図である。
するフォールバックプロトコル図である。
【図４】従来のフォールバックプロトコル図である。
１ 回線情報制御部判断 ２ 親局のフォールバック実行 ３ 全ての子局に対する伝送速度変更通知 ４ 子局１の親局通知判断 ５ 子局２の親局通知判断 ６ 子局３の親局通知判断 ７ 子局４の親局通知判断 ８ 子局１のフォールバック実行 ９ 子局２のフォールバック実行 １０ 子局３のフォールバック実行 １１ 子局４のフォールバック実行 １２，１３，１４，１５ 親局に対してのフォールバッ
ク終了通知 １０１ 回線終端装置である親局 １０２，１０３，１０４，１０５ 回線終端装置である
子局 １０６，１０７，１０８，１０９ 通信回線 １１０，１１２ データ送受信部 １１１，１１３ 回線情報制御部
ク終了通知 １０１ 回線終端装置である親局 １０２，１０３，１０４，１０５ 回線終端装置である
子局 １０６，１０７，１０８，１０９ 通信回線 １１０，１１２ データ送受信部 １１１，１１３ 回線情報制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04L 29/00 - 29/12 H04L 12/40 H04L 1/00 H04N 1/32
Claims (2)
- 【請求項１】親局と複数の子局としての回線終端装置が
マルチポイント接続されたデータ伝送システムのオート
フォールバック装置において、 前記親局に、 子局側からの回線品質が劣化したことを知らせる情報通
知を検出することと、前記親局自身の受信回線品質の劣
化を検出する回線情報制御部と、 前記回線情報制御部で回線品質の劣化を検出すると、前
記親局自身の通信伝送速度を落とした後、前記全ての子
局に対して一斉に伝送速度変更通知を行い、前記データ
伝送システム全体の伝送速度を落とす前記データ送受信
部とを備えたことを特徴とするオートフォールバック装
置。 - 【請求項２】データ送受信部と、回線情報制御部を有す
る回線終端装置が親局と複数の子局としてマルチポイン
ト接続されたデータ伝送システムのオートフォールバッ
ク方法において、 前記親局の回線情報制御部で、子局側からの回線品質が
劣化したことを知らせる情報通知を検出するか又は、前
記親局自身の受信回線品の質劣化を検出すると、前記デ
ータ送受信部で親局自身の伝送速度を落とした後、前記
全ての子局に対して一斉に伝送速度変更通知を行い、前
記データ伝送システム全体の伝送速度を落とすことを特
徴とするオートフォールバック方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016144A JP2758762B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | オートフォールバック装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016144A JP2758762B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | オートフォールバック装置及び方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05211539A JPH05211539A (ja) | 1993-08-20 |
| JP2758762B2 true JP2758762B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=11908307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4016144A Expired - Lifetime JP2758762B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | オートフォールバック装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2758762B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016144A patent/JP2758762B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05211539A (ja) | 1993-08-20 |
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