JP2001257679A - 伝送データ衝突減少方法 - Google Patents

伝送データ衝突減少方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ衝突の確立を大幅に低減化するこ
とにある。 【解決手段】 複数のステーションが伝送路に接続され
ているネットワークシステムにあって、前記複数のステ
ーションをグループ分けし、各グループは、先行グルー
プから送信される前フレーム11対し、当該先行グルー
プの次フレーム送信までの遅延時間β1と次フレームを
送信する所定数のスロット分の時間β2と1スロット分
の時間とを加算した時間の経過後にフレームデータを送
信する伝送データ衝突減少方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のステーショ
ン間で例えばイーサネット(登録商標)(Ethern
et(登録商標))のようなCSMA(Carrier Sense
Multiple Access)の伝送路を接続し、相互にデータ
の授受を行う伝送データ衝突減少方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のステーション間で相互にデータの
授受を行う場合、OSI参照モデルの下位層となる物理
層およびデータリンク層のプロトコルとして、イーサネ
ットで代表されるCSMAと呼ばれる媒体アクセス制御
方式が採用されている。
【0003】このCSMAの方式は、他の伝送方式と比
べて伝送路の負荷が低い時に伝送の遅延が短いという利
点をもっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このCSMA
方式は、伝送負荷が高くなると、複数のステーション間
で送信データの衝突が増え、伝送データが消失する確立
が高くなる。
【0005】本発明は上記事情にかんがみてなされたも
ので、伝送負荷が高くなった場合でも複数のステーショ
ン間で授受するデータの衝突を極力低減化する伝送デー
タ衝突減少方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る伝送データ衝突減少方法は、複数のス
テーションをグループ分けし、1番目グループの次フレ
ーム送信までの時間をβ1(1)、次フレームを送信す
る所定数のスロット時間をβ2(1)とすると、K番目
グループは、 β1(K)=β1(1)+(K−1)・{β2(1)+
1スロット} なる前記β1(K)時間後にフレームを送信するように
すれば、予め決められているプロトコルに従いつつ、グ
ループ間フレームの衝突がなくなり、データの消失が大
幅に低減化することが可能である。
【0007】また、別の発明は、複数のステーションを
n個にグループ分けし、1番目グループの次フレーム送
信までの時間をβ1(1)とすると、K(n>K)番目
グループのβ1(K)時間は、 β1(K)=β1(1)+(K−1)・1スロット に設定し、かつ、各グループの次フレームを送信する時
間β2は、1番目グループの次フレームを送信する所定
数のスロット時間β2(1)・nに設定し、前記各グル
ープはβ2(1)・n時間内に交互に前記次フレームを
送信すれば、グループ相互の間で整理された状態でフレ
ームデータを送信でき、よってグループ間フレームの衝
突がなくなり、データの消失が大幅に低減することが可
能である。
【0008】さらに、別の発明は、伝送路に接続される
各ステーションは、フレームデータ送信後、相手ステー
ションから確認フレームを受け取った後に次フレームを
送信するが、前記確認フレームにフレームデータ受信数
から定まる遅延時間変数を設定し、この確認フレームを
受け取ったステーションが前記遅延時間変数に応じた時
間経過後にフレーデータを送信すれば、伝送負荷の高低
に応じて遅延時間変数を変えつつ、衝突がないような状
態でデータを送信可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る伝送データ衝
突減少方法の実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明に係る伝送データ衝突減少方
法を用いたネットワークシステムの概略構成図である。
【0011】このネットワークシステムは、複数台のス
テーション1a,1b,1c,1d,…,1nが設置さ
れ、これらステーション1a,1b,…,1n間で相互
にデータの授受を行うようにCSMAの伝送路2により
接続されている。
【0012】このシステムは、複数のステーション1
a,1b,…,1nがイーサネットのようなCSMAの
伝送路2を介して相互にデータの授受を行う構成を前提
としているが、さらに詳しくは後記するように複数台の
ステーション1a,1b,…,1nを複数のグループ3
1,32,…,3nに分け、各グループ毎に遅延時間等を
考慮しつつフレームデータを送信するものである。具体
的には後記する。
【0013】なお、システムのネットワーク接続形態
は、バス型ネットワークとなっているが、リング型ネッ
トワークその他の接続形態であってもよい。
【0014】(第1の実施の形態)一般に、この種のネッ
トワークにおいては、伝送負荷が高くなると、各ステー
ション間で同時にデータの送信を開始する場合が増えて
くる。特に、イーサネットのようなCSMAの方式は、
あるステーションのフレームが伝送路2に存在すると
き、データを送信しようとする他のステーションでは、
前フレームの受信終了後、乱数発生器から乱数を発生さ
せ、その乱数発生時間だけ遅延させた後、データの送信
を開始することが行われている。これは、データの衝突
を回避するための1つの対策であるが、通常過去の実
績,経験等に基づき、データの衝突が発生しない目安と
なる乱数遅延時間は3スロット時間分と考えられてお
り、他のステーションではその遅延時間経過後にデータ
を送信する。
【0015】ここで、1スロット時間とは、任意の2つ
のステーション間において一方のステーションからフレ
ームデータを送信し、他方のステーションがそのフレー
ムデータを受信し、フレームとして認識するまでの時間
をいう。
【0016】次に、通常の送信タイミングについて図2
を参照して説明する。
【0017】今、ステーション1aによる前フレーム1
1の送信中に、ステーション1bがフレームデータの送
信要求を行う場合、ステーション1bとしては、ステー
ション1aの送信フレームが伝送路2から完全になくな
るまでの間、またはフレーム11を受信する他のステー
ションが次フレームを受信できるようになるまでの遅延
時間,つまりステーション1aが次フレーム送信までの
遅延時間(以下、β1時間と呼ぶ)が設けられ、このβ1
時間後、予め乱数発生数で定まるスロット数時間だけ遅
延し、この遅延時間後にステーション1bがフレームを
送信する。
【0018】しかし、以上のような送信タイミング方法
では、3スロット分の乱数遅延時間の間に例えば4つの
ステーションが同時にデータを送信しようとした場合、
5割近くの衝突が発生する。
【0019】そこで、以上のようなデータ衝突を減少す
る方法としては、乱数の遅延時間を3スロットよりも十
分長くすることが考えられるが、既にプロトコルが決ま
っている場合が多いので、3スロットの数が変えられな
い場合がある。
【0020】そこで、本発明に係る伝送データ衝突減少
方法としては、次のような対策を講じることにより実現
する。
【0021】(1) 先ず、複数のステーション1a,
1b,…を複数のグループ31,32,…,3nに分ける
ものとする。このグループの分け方は、グループ内の送
信メッセージ数がグループ間で均等になるようなグルー
プ分け方法と、グループ内のステーション間で送信タイ
ミングをずらすといったグループ分け方法がある。
【0022】なお、グループ内のステーションの数は、
乱数によるスロット数が「3」であるとき、同時に送信
する可能性のあるステーションの数は「4」よりも十分
少ない数とする。
【0023】(2) さらに、図3に示すように、グルー
プ31,32,…毎に前記β1時間を変更させてフレーム
を送信するものとする。図3は2つのグループ31,32
について示しているが、第1のグループ31のβ1(1)
時間は従来と同じβ1時間である。
【0024】一方、第2のグループ32のβ1(2)時
間は第1のグループ31のβ1(1)時間とβ2(1)時
間に更に1スロット分の時間を加えた時間とする。
【0025】つまり、この伝送データ衝突減少方法は、
Kグループ目のβ1(K)時間は、 β1+(K−1)×(β2+1スロット) に設定し、このβ1(K)時間経過後にKグループ3K
の各ステーションがフレームを送信すれば、データの衝
突を低減でき、ひいては送信データが消失する可能性を
大幅に低減化できる。
【0026】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、グループ32の送信フレームはグループ31から送信
されている前フレーム11にグループ31のβ2(1)
時間に1スロット時間分加えた時間後にフレームを送信
するので、グループ31とグループ32とのフレームの衝
突がなくなり、データの消失が大幅に低減でき、しかも
グループ31のフレーム送信は、グループ32のフレーム
送信よりも優先されることから、適切にデータを送信で
きる。
【0027】また、既に決められているプロトコルに従
ってフレームの衝突を回避しつつ送信することができ
る。
【0028】(第2の実施の形態)図4は本発明に係る伝
送データ衝突減少方法の他の実施形態を説明する送信タ
イミング図である。
【0029】この実施の形態は、第1の実施の形態によ
るβ1時間のみの変更だけでなく、β2時間も変更する
例である。
【0030】この伝送データ衝突減少方法は、例えば2
つのグループ31,32について述べると、第1のグルー
プ31のβ1(1)時間は従来と同様であるが、β2時
間に関しては拡張性を考慮して2倍の期間を設定する。
【0031】一方、第2のグループ32のβ1(2)時
間は、従来のβ1(1)時間に1スロット分の時間を加
算した時間とし、さらにβ2(2)時間は第1のグルー
プ3 1と同様に拡張性を考慮して2倍の時間に設定し、
この2倍の拡張スロットの時間内に第1,第2のグルー
プのフレームを交互に送信するものである。
【0032】従って、グループがn個存在する場合、β
2(n)時間としては、従来のβ2(1)×nとなる。
【0033】一方、Kグループ目のβ1(K)時間は、 β1+(K−1)×1スロット} となる。
【0034】従って、この実施の形態によれば、グルー
プ31の送信とグループ32の送信のタイミングは1スロ
ット分だけずらし、しかも複数のグループは、次フレー
ムを送信する所定数のスロット分時間にグループ数を乗
じた時間β2内で交互に次フレームを送信する方法であ
るので、グループ31とグループ32のフレームの衝突が
なくなり、その分データの消失を大幅に低減でき、しか
もグループ31の送信は、グループ32の送信よりも僅か
の差で優先されるので、適切にデータを送信できる。
【0035】(第3の実施の形態)以上述べた第1および
第2の実施の形態では、負荷が低い場合の無信号時期間
における複数のステーションの同時送信要求があって
も、グループ内の衝突の発生確率は大分低くなるが、高
負荷時にはグループ内でのデータの衝突が高くなる可能
性がある。
【0036】そこで、この実施の形態では、高負荷時の
衝突を防止するために、グループ内でトークンパッシン
グ方式を採用し、グループ内でトークンを巡回させるこ
とにより、データの衝突を防止するものである。
【0037】なお、グループ内のステーションの数は1
以上であるが、例えばグループが単一ステーションで構
成されている場合、トークンは不要となる。この場合に
おいて、グループのまとめ方としては、例えば送信頻度
の少ないステーションを1つのグループにまとめてトー
クンを回し、送信頻度が高いステーションはそれぞれ単
一のステーションの別のグループとしてもよい。
【0038】図5は単一トークンを使用した場合の伝送
路に流れるフレームの例を示す図である。
【0039】この例は、伝送路2に4つのステーション
1a,1b,1c,1dをもつグループが接続されてお
り、ステーション1a1から順にステーション1b→1
c→1dとトークンを回し、ステーション1dがトーク
ンを受け取ってデータを送信した後、再びステーション
1aにトークンを戻す。
【0040】なお、上位層よりも下位層によるプロトコ
ルの処理時間が短いので、下位層にてトークンを巡回さ
せる方が伝送路から見ると無駄時間が少なくなる。
【0041】図6はステーション1aとステーション1
bを1グループとし、ステーション1cとステーション
1dとを1グループとし、それぞれのグループ内でトー
クンを巡回させた例である。
【0042】従って、このような実施の形態によれば、
グループ内でトークンを巡回させつつデータを送信すれ
ば、データの衝突を防ぎながら伝送効率を上げることが
できる。
【0043】(第4の実施の形態)この実施の形態は、
伝送負荷が高いとき各ステーションで送信要求を制限
し、データの衝突を減らす例である。
【0044】この例は、データフレーム毎に確認フレー
ム(以下、Ackと呼ぶ)を取るものであって、図7に
一般的なAckを用いたデータの流れを示している。す
なわち、この図では、ステーション1a1がステーショ
ン1bにデータフレームを送ると、ステーション1bは
当該データフレームを受け取った後にAckをステーシ
ョン1aに送り返すものである。ステーション1aは、
一定時間Ackを受信しなかった場合、前回のフレーム
を再送する。ステーション1aはAckを受信した場合
であって、送信要求がある時、そのフレームを送信す
る。
【0045】なお、Ackとしては、図8に示すように
相手ステーション番号、Ackを示すコード、シーケン
ス番号等からなる従来のAckと同様なAckを示すコ
ードの他、新たに遅延時間を付加したものが使用され
る。シーケンス番号は、相手ステーションにおけるトラ
ンザクションを管理するための管理番号である。
【0046】以上のように従来のAckに遅延時間を付
加した理由について図9を参照して説明する。
【0047】ステーション1aは、受信するフレームの
統計を取り、メッセージ受信数が多いときには大きな値
とし、受信数が少ないときにはその値を小さくするよう
な遅延時間変数nを定め、Ackの中に当該遅延時間変
数nを設定し、相手ステーションに応答する。このAc
kを受けたステーション,つまり要求フレームを送信し
たステーションは、Ackの中にある遅延時間変数nを
参照し、Ackを受信した後、その時間分タイマーを起
動する。
【0048】このタイマー起動中にステーション1bか
ら送信要求が発生されたとき、タイマーがタイムアップ
した後に送信する。つまり、n時間遅延した後、フレー
ムを送信する。タイムアップ後に送信要求があったと
き、遅延時間無しで送信を行う。
【0049】なお、ステーション1bにおいてリトライ
する場合の遅延時間は従来のままである。
【0050】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、伝送負荷が高くなると、送信元ステーションにおい
て遅延時間が大きくなるので、送信要求数が減り、結果
として全体の伝送負荷が低くなり、衝突の確立も下がる
ことからリトライも少なくなる。よって、従来よりも伝
送効率がよくなり、応答時間も早くなる。伝送負荷が低
くなったときには、遅延時間がなくなるので、従来と同
じ応答時間となる。このように伝送負荷の状況に応じて
自動的にデータの衝突を回避するような処理を実施し、
伝送抜けを確実に防止できる。
【0051】(第5の実施の形態)この実施の形態は、
Ackの数を減らして全体の伝送負荷を軽減する例であ
る。
【0052】すなわち、図7において要求メッセージを
送信する相手先ステーションが同報アドレスであると
き、複数のステーションからAckが帰ってくる。バス
型伝送路の場合、同報メッセージを届けようとするステ
ーションのうち、何れか1つのステーションにメッセー
ジが届いているとき、他の届けようとしているステーシ
ョンにもメッセージが届いている可能性が高い。
【0053】そこで、これら複数のステーションから帰
るAckを減らすことができれば、全体の伝送路負荷を
軽減できる。
【0054】その1つは、各ステーションにおいて要求
メッセージを受信した後、Ackを返すまでの間に相互
に異なる遅延時間を設定し、その遅延時間経過後にAc
kを返すが、この遅延時間中に他のステーションから統
一のAckを受信したとき、その遅延時間に拘わらず、
Ackの送信を中止する。
【0055】他の1つは、複数の要求メッセージを受信
し、複数のAckを送信するに際し、Ackメッセージ
を駐留させ、1つのAckメッセージにすることによ
り、Ackを減らすものである。通常、伝送負荷が高く
なると、1つの要求メッセージに対する返そうとすると
きに待ち時間が発生するが、その間に次の要求メッセー
ジを受信する可能性が多いが、かかる場合に有効であ
る。
【0056】このようにAckメッセージを減らすこと
により、伝送路の負荷が低下し、データ衝突の確立を少
なくできるとともに、Ackメッセージを駐留させるこ
とによりAckメッセージのヘッダーサイズやフレーム
間の時間などを節約できる。
【0057】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ずにその要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
テーションをグループ化し、各グループのスロットタイ
ムを相互に変えることにより、データ衝突の確立を大幅
に低減できる。
【0059】また、本発明は、Ackを使用する伝送に
おいてAckにフレーム受信数に応じた遅延時間を設定
し、フレームを送信することにより、データ衝突を容易
に回避できる。
【0060】さらに、Ackの数を減らすことにより、
伝送路の負荷を低減し、データ衝突を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る伝送データ衝突減少方法を適用
するネットワークの構成図。
【図2】 各ステーションの一般的なフレーム送信タイ
ミングを説明する図。
【図3】 本発明に係る伝送データ衝突減少方法の一実
施の形態を説明する図。
【図4】 本発明に係る伝送データ衝突減少方法の他の
実施形態を説明する図。
【図5】 本発明に係る伝送データ衝突減少方法のさら
に他の実施形態を説明する図であって、グループ内の複
数のステーションが単一のトークンを巡回させる例を示
す図。
【図6】 本発明に係る伝送データ衝突減少方法のさら
に他の実施形態を説明する図であって、グループ内の複
数のステーションが複数のトークンを巡回させる例を示
す図。
【図7】 本発明に係る伝送データ衝突減少方法のさら
に他の実施形態を説明する図。
【図8】 従来のAckに用いる遅延時間を付加した新
しいAckのデータ配列図。
【図9】 図8に示すAckを用いたデータ伝送例を示
す図。
【符号の説明】
1a,1b,… …ステーション 2…伝送路 31,32…グループ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路に複数のステーションが接続され
    ているネットワークシステムにおいて、 前記複数のステーションをグループ分けし、1番目グル
    ープの次フレーム送信までの時間をβ1(1)、次フレ
    ームを送信する所定数のスロット時間をβ2(1)とす
    ると、K番目グループは、 β1(K)=β1(1)+(K−1)・{β2(1)+
    1スロット} なる前記β1(K)時間後にフレームを送信することを
    特徴とする伝送データ衝突減少方法。
  2. 【請求項2】 伝送路に複数のステーションが接続され
    ているネットワークシステムにおいて、 前記複数のステーションをn個にグループ分けし、1番
    目グループの次フレーム送信までの時間をβ1(1)と
    すると、K(n>K)番目グループのβ1(K)時間
    は、 β1(K)=β1(1)+(K−1)・1スロット に設定し、かつ、各グループの次フレームを送信する時
    間β2は、1番目グループの次フレームを送信する所定
    数のスロット時間β2(1)・nに設定し、前記各グル
    ープはβ2(1)・n時間内に交互に前記次フレームを
    送信することを特徴とする伝送データ衝突減少方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する伝送
    データ衝突減少方法において、 各グループは、グループ内でトークンを巡回させながら
    次フレームを送信し、フレームデータの衝突を回避する
    ことを特徴とする伝送データ衝突減少方法。
  4. 【請求項4】 伝送路に複数のステーションが接続され
    ているネットワークシステムにおいて、 前記各ステーションは、フレームデータ送信後、相手ス
    テーションから確認フレームを受け取った後に次フレー
    ムを送信するが、前記確認フレームにフレームデータ受
    信数から定まる遅延時間変数を設定し、この確認フレー
    ムを受け取ったステーションが前記遅延時間変数に応じ
    た時間経過後にフレーデータを送信することを特徴とす
    る伝送データ衝突減少方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の伝送データ衝突減少方
    法において、 前記各ステーションが同報アドレスのもとにフレーム要
    求メッセージを送信した場合、他の複数のステーション
    は、予め相互に異なる遅延時間が設定され、前記フレー
    ム要求メッセージを受けた後、前記遅延時間経過後に確
    認フレームを送信するが、この遅延時間内に統一確認フ
    レームを受信したとき、自身の確認フレームの送信を中
    止することを特徴とする伝送データ衝突減少方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の伝送データ衝突減少方
    法において、 各ステーションは、複数のフレーム要求メッセージを受
    信した後に前記確認フレームを送信するが、前記最初の
    フレーム要求メッセージを受信した後に送信する前記確
    認フレームを駐留し送信することにより、確認フレーム
    を減少させることを特徴とする伝送データ衝突減少方
    法。
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