JP3664150B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池システムに係り、特に燃料極パージによる燃費低下を抑制した燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池は、水素を含んだ燃料ガスを燃料極に供給し、酸素を含んだ空気を空気極に供給することにより、水素と酸素を電気化学的に反応させて直接発電するものであり、小規模でも高い発電効率が得られると共に、環境性に優れている。
【0003】
また、近年、電解質として固体高分子イオン交換膜を使用することで、小型高出力化が可能であり、酸水溶液が不要な固体高分子型燃料電池が水素ガスを用いた燃料電池の方式として注目されている。
【0004】
燃料電池において、固体高分子膜を挟んで対向する燃料極と空気極には、水素を含む燃料ガスと酸素を含む空気がそれぞれ供給される。この燃料電池における原燃料ガスの消費量を低減し、並びに水素ガスの利用率を低めて出力特性を改善することを狙いとして、燃料電池の燃料極からの排出ガスを再循環して、外部から新たに供給される水素の濃い燃料ガスと混合させ、燃料電池の燃料極へと供給する再循環方式のものが多く考案されている。
【0005】
ところで、化学工場での副産物として得られた副生水素は、精製して燃料電池に供給するようにしているが、その純度は工場によって異なり、水素以外に微量の酸素、窒素、塩素、アンモニア等の不純物を含んでいる。このために燃料極からの排出ガスを再循環させていると、循環の繰り返しに伴って不純物濃度が上昇し、これが原因で燃料電池の電極触媒活性を低下させたり、腐食を与えたりして電池性能が低下する恐れがある。
【0006】
また燃料電池では、燃料極に水が過多状態となると発電効率が低下する水詰まり状態が生じることがあり、この水詰まりを解消する必要がある。
【0007】
このため、特開平9−22714号公報記載の燃料電池システムにおいては、燃料電池の燃料極通路に水などの不純物が溜まった場合に、パージラインを開放して燃料ガスを外部に捨てて燃料ガスの流量を増加することで不純物を吹き飛ばして除去するパージを行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術では、パージを行う際に発電に使用されずに消費される燃料ガスが多いので燃費の悪化につながるという問題点があった。
【0009】
以上の問題点に鑑み本発明の目的は、燃費の悪化を抑制しながら燃料極通路内の水などの不純物を効率よく除去することができる燃料電池システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、燃料極に供給された燃料ガスと空気極に供給された空気中の酸素との電気化学反応により発電する固体高分子型の燃料電池システムにおいて、燃料極通路に燃料ガスを供給するか空気を供給するかを切り換える燃料極通路切換弁と、空気極と燃料極とを連通させる連通弁と、を備え、運転状況に応じて燃料極通路に空気を供給するように前記燃料極通路切換弁を切り換えるとともに、前記連通弁を連通させて、空気で燃料極をパージする空気パージを行うことを要旨とする。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、燃料ガスの代わりに空気により燃料極に溜まった水などを吹き飛ばして除去できるので、発電に使われずに消費されてしまう燃料の量を減らし、燃費を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明に係る燃料電池システムの第1実施形態の構成を説明する構成図である。なお各バルブは図1に示した状態がオフ状態(非通電状態、通常状態)である。同図において、水素タンク1から供給される燃料としての水素ガスは、水素タンク1の残圧に関わらず圧力レギュレータ2で所定の圧力に調整されて、流量調整弁3に供給される。流量調整弁3は、運転条件に応じた流量の水素ガスをエゼクタ4を経由して加湿器6に供給する。
【0013】
加湿器6で加湿された水素ガスは、燃料電池スタック9の燃料極入口21に供給される。燃料極で発電に利用された残りの水素ガスは、パージバルブ12がオリフィス13と連通しているときは大気へ放出され、非連通となっているときは全量がエゼクタ4へと戻る。燃料極出口22から循環路10を経由してエゼクタ4の吸込口に戻された水素ガスは、エゼクタ4で流量調整弁3から供給される水素ガスと混合されて、加湿器6へ供給される。
【0014】
一方、酸化剤ガスとしての空気は、コンプレッサ(空気供給源)5を用いて大気より導入された空気を加湿器6に送り込む。加湿器6で加湿された空気は、燃料電池スタック9の空気極入口23に供給され、水素ガスと空気中の酸素により発電することが可能となる。
【0015】
加湿器6と燃料電池スタック9の燃料極入口21との間に、水素ガスと加湿器6をバイパスした非加湿の空気の導入を切り換えられるバルブ7(燃料極通路切換弁)が設置されている。同様に、加湿器6と燃料電池スタック9の空気極入口23との間に、非加湿と加湿の空気の導入を切り換えられるバルブ8(空気極通路切換弁)が設置されている。
【0016】
空気供給源であるコンプレッサ5は、加湿器6へ空気を供給するとともに、非加湿の空気をバルブ7,8を介して燃料極入口21,空気極入口23へそれぞれ供給できるようになっている。燃料極出口22と空気極出口24との間には、両者を連通することができるバルブ11(連通弁)が設けられている。
【0017】
図3は、本実施形態における燃料電池システム起動時の制御を説明するフローチャートである。
【0018】
まずステップ(以下、ステップをSと略す)10において、燃料電池スタック9の反応膜に付着したり、ガス流路に存在する液水を燃料電池スタック9の外部に放出するために、バルブ7を非加湿空気が燃料電池に流れ込むように、バルブ8も非加湿空気が燃料電池に流れこむように制御する。このとき同時に燃料電池スタック9の下流に水素ガス流路と空気流路とを連通するようにバルブ11を制御し、パージバルブ12は大気開放となるように開く。
【0019】
次いで、S12で、コンプレッサ5を起動して、空気の供給を開始して流量を増やす。S14で設定した時間まで(例えば10秒間)、空気パージによる水や不純物の吹き飛ばしを行う。S14で設定時間が経過すると、S16へ移り、バルブ7,8をオフして、加湿器6を経由した水素ガス及び空気を燃料電池スタック9に供給できるように切り換えるとともに、バルブ11,12をオフする。次いで、S18で通常運転へ移行する。
【0020】
これにより、燃料を無駄に捨てることなく、燃料電池システムの起動をスムーズに、短時間に行うことが可能となる。
【0021】
尚、S10でパージバルブ12を大気開放となるように開いたが、燃料極出口22は、バルブ11が開くことにより空気極出口24と連通して大気に開放されているので、パージバルブ12は閉じていてもよい。
【0022】
図4は、本実施形態における発電終了時の動作を説明するフローチャートである。まずステップ20において、コンプレッサ5の運転を継続しつつ、燃料電池スタック9の反応膜に付着したり、ガス流路に存在する液水を燃料電池スタック9の外部に放出するために、バルブ7を非加湿空気が燃料極入口21に流れ込むように、バルブ8も非加湿空気が空気極入口23に流れこむように制御する。このとき同時に燃料電池スタック9の下流に水素ガス流路と空気流路とを連通するようにバルブ11を制御し、パージバルブ12は大気開放となるように開く。
【0023】
次いで、S22で設定した時間が経過するまで(例えば10秒間)、空気パージによる水や不純物の吹き飛ばしを行う。S22で設定時間が経過すると、S24へ移り、バルブ7,8,11,12をオフする。次いで、S26でコンプレッサ5の運転を停止する。
【0024】
図5は、本実施形態における通常運転中のパージ動作を説明するフローチャートであり、通常運転中は一定時間毎に呼び出されるルーチンとして構成される。尚、この通常運転中のパージ動作は、燃料極を空気でパージすることは行わず、従来のパージ動作と同様のパージ動作を行う。まずS30で、水詰まりが発生したか、否かを判定する。水詰まり発生の判定は従来技術で公知であるが、例えば、図示しないセル電圧センサが、燃料電池スタック9の各セル毎、または直列接続された所定数の複数セル毎にセル電圧またはセル群電圧を検出し、これらの検出値の平均値と、各検出値の平均値からの変移、または分散を算出し、変移または分散が一定以上大きければ水詰まりが発生したと判断する。
【0025】
次いで、S32でパージバルブ12を開く(オンする)。S34で設定時間(例えば10秒間)が経過するまで、燃料ガス(水素)によるパージを行う。S34で設定時間が経過すると、S36へ移り、パージバルブ12を閉じて(オフして)、リターンする。
【0026】
以上説明したように本実施形態によれば、燃料電池システムの起動時及び発電終了時に、バルブ7により水素ガスの代わりに空気により燃料極に溜まった水などを吹き飛ばして除去できるので、発電に使われずに消費されてしまう燃料の量を減らすことにより燃費を向上させることができる。
【0027】
また、空気パージ中にバルブ11を開くことにより、燃料極通路と空気極通路とが連通し、特別なガス圧制御をしなくとも燃料極圧力と空気極圧力とを近づけることができ、簡単な構造で燃料電池へ損傷を与えることを抑制できる。
【0028】
また、バルブ7が非加湿の空気を導入するため低湿度の空気でパージでき、燃料極に溜まった水を除去する効果が加湿した空気で行うよりも高まる。
また、バルブ7が導入する非加湿の空気は、加湿器6の上流で分岐させているため、加湿器6の加湿量変化の応答性が低くても対応可能になる。
【0029】
また、空気パージ専用に空気供給源を用意する必要が無く、コストアップ抑制できる。
また、空気パージを起動時に行うので、運転停止中に燃料極通路内で発生した凝縮水を発電に先駆けてあらかじめこれらを除去しておくことで安定した発電が出来るようになる。
【0030】
さらに、図4のように空気パージを発電停止時にも行うと、停止時にガス通路及び燃料電池スタック内部の湿度を低下させておくことができ、運転停止中に燃料極通路内に発生する凝縮水の量を抑制し、次回の起動に要する時間が短縮できる。
【0031】
なお、空気パージを通常運転中に行うと、発電中断する必要が有る。また、一度空気パージを行うと、再度燃料極の燃料濃度を発電に必要な濃度まで高める水素置換に時間がかかるので、再度発電可能になるまでに時間がかかってしまう。
【0032】
そこで、空気パージはこれらの問題が影響しない起動時、あるいは運転終了時のみとして、運転中の水除去については従来のようなパージバルブ12による水素ガスの流量増加を行う方法(図5)などを用いるとなお良い。
【0033】
あるいは、通常運転中に空気パージを行うのであれば、上記の影響が少ない低負荷時に限る、あるいは空気パージによる発電中断の間の電力供給を補完する二次電池あるいは他の燃料電池を用意するといった対策もある。
【0034】
〔第2実施形態〕
図2は、本発明に係る燃料電池システムの第2実施形態の構成を説明する構成図である。各バルブの状態は、図2に示した状態がオフ状態(非通電状態、通常状態)である。
【0035】
第2実施形態と第1実施形態との構成上の相違は、第1実施形態にバルブ15(空気切換弁)と、エゼクタ16とが追加されていることである。バルブ15は、空気供給源であるコンプレッサ5から加湿器6へ空気を供給するか、エゼクタ16へ空気を供給するかを切り換えるバルブである。エゼクタ16は、ノズルがバルブ15を介してコンプレッサ5に接続され、吸込口がバルブ11及び空気極出口24に接続され、ディフューザ出口が大気開放されている。即ちエゼクタ16は、コンプレッサ5の圧縮空気を駆動流として、空気極出口24及びバルブ11を介して燃料極出口22から燃料電池スタック9内部の水等の不純物を吸い出すことができるようになっている。
【0036】
また、バルブ7(第1大気開放弁)が加湿器6で加湿された水素ガスと大気とのいずれかを選択的に燃料電池スタック9の燃料極に供給し、バルブ8(第2大気開放弁)が加湿器6で加湿された空気と大気とのいずれかを選択的に燃料電池スタック9の空気極に供給するよになっていることである。その他の構成は、図1に示した第1実施形態と同様であるので、同一構成要素には同一符号を付与して、重複する説明を省略する。
【0037】
図2において、水素タンク1から供給される燃料としての水素ガスは、水素タンク1の残圧に関わらず圧力レギュレータ2で所定の圧力に調整されて、流量調整弁3に供給される。流量調整弁3は、運転条件に応じた流量の水素ガスをエゼクタ4を経由して加湿器6に供給する。
【0038】
加湿器6で加湿された水素ガスは、燃料電池スタック9の燃料極入口21に供給される。燃料極で発電に利用された残りの水素ガスは、パージバルブ12がオリフィス13と連通しているときは大気へ放出され、非連通となっているときは全量がエゼクタ4へと戻る。燃料極出口22から循環路10を経由してエゼクタ4の吸込口に戻された水素ガスは、エゼクタ4で流量調整弁3から供給される水素ガスと混合されて、加湿器6へ供給される。
【0039】
一方コンプレッサ(空気供給源)5が圧縮した空気は、バルブ15(空気切換弁)を経由し、加湿器6を通して加湿され、燃料電池スタック9の空気極入口23へと供給される。ここで酸素が消費され、空気極出口24からエゼクタ16を介して、大気へと開放される。
【0040】
図6は、本実施形態における起動時の制御を説明するフローチャートである。まずS40で、空気パージ(水飛ばし)が必要か否かを判断する。S40における空気パージの必要性の判断は、燃料電池システムの起動前の停止時間、外気温などから判断する。制御を簡素化させたい場合には、一律起動時にパージを実行するようにしても良いが、パージの必要性を判断して行った方が起動時間を必要最小限にすることができる。
【0041】
S40で空気パージが必要ないと判断した場合には、S42へ進み、コンプレッサ5を起動して、S52で通常運転へ移行する。
【0042】
S40で空気パージが必要と判断したときには、S44で、バルブ7とバルブ8を燃料電池スタック9上流が大気と連通するように制御する。このとき、加湿器6上流にあるバルブ15はエゼクタ16とコンプレッサ5からの供給流路を連通するように制御され、エゼクタ16へと供給される。また、このときバルブ11は水素ガス流路と空気流路とを連通するように制御する。
【0043】
次いで、S46でコンプレッサ5を起動して、空気をバルブ15を介してエゼクタ16のノズルに供給する。このときコンプレッサ5から供給する空気流量が多いと、エゼクタ16で燃料電池スタック9の空気極出口24側の流路から吸い込む流量も増えるため、燃料電池スタック9の空気極内を通過する空気も増え、これにより、燃料電池内の水を飛ばす空気パージを行うことが可能となる。
【0044】
次いで、S48で設定時間が経過するまで待機し、設定時間が経過すると、S50へ移る。S50では、バルブ15は加湿器6側へ切り換え、バルブ7,8は大気と遮断する側へ切り換え、バルブ11は燃料極通路と空気極通路とを遮断するように切り換える。これにより、それぞれ加湿器6で加湿された水素ガス、空気が燃料電池スタック9へと供給されるようになる。次いで、S52で通常運転へ移行する。
【0045】
これにより、燃料を無駄に捨てることなく、燃料電池内の水を飛ばすことができるため、短時間での燃料電池システムの起動が可能となる。
【0046】
また、バルブ7を用いたことにより、停止状態の燃料電池スタック9内部を大気レベルの湿度に保つことができ、燃料電池内ガスの凝縮水発生を防止できる。
【0047】
エゼクタ16を用いたことにより、空気パージ専用に空気供給源を用意する必要が無くコストアップ抑制できる。
【0048】
バルブ8も用いることで燃料極圧力と空気極圧力を近づけることができるため、特別なガス圧制御を不要にすることができる。
【0049】
なお両実施形態とも空気パージ時間は所定時間としているが、これは運転状態に応じて変更することもでき、例えば低温時ほど長くするといった変更を加えても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料電池システムの第1実施形態の構成を説明する構成図である。
【図2】本発明に係る燃料電池システムの第2実施形態の構成を説明する構成図である。
【図3】第1実施形態における起動時の動作を説明するフローチャートである。
【図4】第1実施形態における発電終了時の動作を説明するフローチャートである。
【図5】第1実施形態における通常運転中の動作を説明するフローチャートである。
【図6】第2実施形態における起動時の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…水素タンク
2…圧力レギュレータ
3…流量調整弁
4…エゼクタ
5…コンプレッサ
6…加湿器
7…バルブ(燃料極通路切換弁)
8…バルブ(空気極通路切換弁)
9…燃料電池スタック
10…循環路
11…バルブ(連通弁)
12…バージバルブ
13…オリフィス
15…バルブ
16…エゼクタ
21…燃料極入口
22…燃料極出口
23…空気極入口
24…空気極出口

Claims (4)

  1. 燃料極に供給された燃料ガスと空気極に供給された空気中の酸素との電気化学反応により発電する固体高分子型の燃料電池システムにおいて、
    燃料極通路に燃料ガスを供給するか空気を供給するかを切り換える燃料極通路切換弁と、空気極と燃料極とを連通させる連通弁と、を備え、
    運転状況に応じて燃料極通路に空気を供給するように前記燃料極通路切換弁を切り換えるとともに、前記連通弁を連通させて、空気で燃料極をパージする空気パージを行うことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 燃料ガス及び空気をそれぞれ加湿する加湿器を備え、
    前記燃料極通路切換弁は、前記加湿器と燃料電池本体との間の燃料極通路に設けた第1大気開放弁であり、
    前記空気供給源の下流には、該空気供給源により発生する空気流により作動するエゼクタを設け、
    前記空気パージ時は、第1大気開放弁により燃料極通路を大気開放し、前記エゼクタの吸口部を燃料極の燃料電池出口に接続することを特徴とする請求項記載の燃料電池システム。
  3. 前記加湿器と燃料電池本体との間の空気極通路に第2大気開放弁を備え、
    前記空気供給源からの空気を前記加湿器に供給するか前記エゼクタに供給するかを切り換える空気切換弁を備え、
    空気極出口を前記エゼクタの吸口部に接続し、
    前記空気パージ時には、前記空気供給源からの空気を前記エゼクタに供給するように前記空気切換弁を切り換えるとともに、第2大気開放弁により空気極通路を大気開放することを特徴とする請求項記載の燃料電池システム。
  4. 燃料電池システムの起動時に前記空気パージを行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の燃料電池システム。
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