JP3622448B2 - 入浴監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は入浴監視装置に関する。具体的にいうと、浴室内において入浴者に異常がないか否かを監視するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、浴室内における意識不明や死亡等の事故が増加し、問題となっている。例えば、老人が入浴中に心不全や脳卒中などで倒れ、家人やホテルの従業員などによる発見が遅れたがために手遅れとなり、死に至る場合もある。入浴中に心不全や脳卒中などで倒れることまで防止することはできないにしても、このような事故を早期に発見することができれば、軽傷で済み一命を取り留めることができる場合もある。
【0003】
そのため、人体検出センサによって入浴者の状態を監視し、事故が重大な結果に至ることを未然に防止するための入浴監視装置が従来より提案されている(例えば、特開平8−50693号公報)。人体検出センサとしては、赤外線や超音波を利用したものを用いるのが一般的であるが、画像を利用したものも提案されている(特開平4−347447号公報)。
【0004】
しかし、浴室にカメラを設置することは入浴者に心理的な圧迫感や羞恥心を感じさせることから、画像を利用したものは利用が困難であると考えられており、一般的には赤外線や超音波を利用したものが主となっている。一方、赤外線や超音波を利用したものは、画像によるものと比較して判断精度が低いので、誤って事故と判断して騒ぎを起こしたり、逆に、事故の発見が遅れたりするという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、入浴者に心理的な圧迫感や羞恥心を感じさせることなく画像による入浴者の監視を行うことができる入浴監視装置を提供することにある。
【0012】
【発明の開示】
請求項に記載した入浴監視装置は、浴室内における入浴者の動作を画像により検出する監視センサを備えた入浴監視装置であって、前記監視センサは、入浴者の動作を認識できるが入浴者の体形の詳細を認識できない程度の低画素数の受光部を有していることを特徴としている。
【0013】
このような低画素数の受光部を有する監視センサを用いれば、画像をそのまま用いて監視する場合でも、プライバシーの問題を避けることができ、また入浴者に不快感を与えることがない。従って、画像により入浴者の動作を監視する監視センサを浴室に用いることを可能にすることができる。さらに、監視センサにより得た画像にモザイク処理などを施す必要もなく、画像処理が簡略になる。また、監視センサにより得た画像を処理して出力する場合でも、画素数が少ないので、画像処理が簡単になる。
【0014】
このような監視センサに用いられる受光部の画素数は、約100〜5000画素であることが望ましい。100画素より少ないと、入浴者の動作を監視して異常発生を発見する精度が低くなり、5000画素より多いと、入浴者の体形を認識できるようになる不都合が生じるためである。従って、入浴者の体形を認識できないことと、演算速度及び検出精度とを考慮すれば、受光部の画素数としては、100〜5000画素程度が望ましい
【0019】
請求項3に記載した入浴監視装置は、浴室内における入浴者の動作を画像により検出する監視センサを備えた入浴監視装置であって、前記監視センサは、入浴者の画像の重心を演算し、演算された画像の重心の移動パターンと予め記憶されている画像の重心の移動パターンとの一致度に基づいて入浴者の動作を判別することを特徴としている。
【0020】
この方法によれば、監視センサの画素数が少なくて荒い画像しか得られない場合であっても、入浴者の画像を解析することによって入浴者の動作を精度よく監視することができ、入浴者に異常が発生しているか否かを高い確度で判断できるようになる。
【0020】
これらの方法によれば、監視センサの画素数が少なくて荒い画像しか得られない場合であっても、入浴者の画像を解析することによって入浴者の動作を精度よく監視することができ、入浴者に異常が発生しているか否かを高い確度で判断できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(入浴監視装置を備えた給湯システム)
図1は本発明の一実施形態による入浴監視装置を備えた給湯システムの構成を示す概略図である。1は、浴室2や台所3等のカランに給湯したり、浴槽4の湯を追い焚きしたりするための給湯装置である。浴室2内には浴室用のリモートコントローラ(以下、浴室リモコンという)5Aが設置され、台所3にはコントローラ(以下、台所リモコンという)5Bが設置されており、浴室リモコン5A及び台所リモコン5Bは給湯装置1内のメインコントローラ1aに通信線(リモコン線)1bを介して接続されている。従って、浴室リモコン5Aと台所リモコン5Bもメインコントローラ1aを介して互いに接続されている。もちろん、浴室リモコン5Aと台所リモコン5Bを直接に結ぶ通信線1bがあってもよい。
【0023】
図2は浴室リモコン5Aの正面図である。浴室リモコン5Aには、一般的な浴室リモコンと同様、浴槽4に湯を張るための「自動」スイッチ6aや「給湯」スイッチ6b、浴槽4内の湯を追い焚きするための「追焚」スイッチ6c、泡バス用の「泡」スイッチ6d、設定温度上昇スイッチ6e、設定温度下降スイッチ6fなどの入力操作部6を備え、水位や設定温度、設定モードなどを表示するための表示部7を備えている。さらに、この浴室リモコン5Aは、浴室2内のおける人体の動きを監視するための小型の監視センサ8を内蔵している。また、浴室リモコン5Aは、浴室2内の音を監視すると共に緊急時に通話するためのスピーカ・マイク9を内蔵し、入浴者が緊急時に通報するための救急ボタン10を備えている。
【0024】
図3は上記浴室リモコン5Aの構成を示す図である。通信制御部11は、通信線1bを介して給湯装置1のメインコントローラ1aに各種情報(音声信号や画像情報など)や制御信号などを送受信するためのものである。しかして、入力操作部6のいずれかのスイッチ又はボタンが操作されると、中央処理部(CPU)12は当該給湯装置操作情報を給湯装置1のメインコントローラ1aへ送信し、給湯装置1を制御させる。一方、浴室リモコン5Aの入力操作部6または台所リモコン5Bから入力された操作情報や設定値は、表示部7に表示される。
【0025】
スピーカ・マイク9は通常は通話不能となっているが、常に集音監視状態となっている。そして、音声監視部13は、浴室2内で音声(人の声や物音)が発生しているか否かを監視し、浴室2内で「音がする」、「音がしない」という情報を台所リモコン5Bへ伝送する。また、音がしない状態が何分継続しているか計測し、音がしない状態が所定時間以上経過した場合には異常信号を発生し、無音経過時間の情報や異常信号も台所リモコン5Bへ送信している。また、緊急時に入浴者が救急ボタン10を押すと、スピーカ・マイク9は通話状態となり、浴室リモコン5Aと台所リモコン5Bとの間で通話可能となる。
【0026】
監視センサ8は、撮像部14、画像処理部15及び異常判定部16からなり、撮像部14によって浴室2内の画像を取り込み、入浴者の動作を監視している。すなわち、撮像部14から取り込まれた画像は、画像処理部15において必要な画像処理を施された後、異常判定部16で、入浴者に異常がないか否かの判断をし、あるいはその判断に必要な情報を生成し、当該判断結果または情報を台所リモコン5Bに送信する。例えば、この実施形態の場合では、入浴者が洗い場17にいるか、浴槽4内にいるかを検知すると同時に、入浴者の状態管理を行うことにより入浴者が動いているか否かを検知し、洗い場17又は浴槽4で動きのない状態が何分以上経過しているか監視している。また、一定時間以上入浴者の動きを検知できない場合には、異常が発生している恐れがあると判断し、異常信号を発生する。これらの情報または信号は、台所リモコン5Bへ送信される。
【0027】
一方、台所リモコン5Bは図4に示すようなレイアウトに構成されている。台所リモコン5Bには、浴槽4に自動お湯張りするための「自動」スイッチ18aや自動お湯張り取消し用の「停止」スイッチ18b、設定温度上昇スイッチ18c、設定温度下降スイッチ18dなどを備え、水位や設定温度、設定モードなどを表示するための表示部19を備えている。
【0028】
また、台所リモコン5Bは、浴室2で音がしているか、音がしていないか、また音がしなくなってから何分経過しているかを表示するための監視用表示部20を有しており、音声監視部13から受信した情報に基づいて「音がします」、「音がしません」というメッセージや、音がしなくなってからの経過時間を監視用表示部20に表示する。さらに、音声監視部13から異常信号を受信した場合には、監視用表示部20を点滅させたり、スピーカ・マイク22で警報ブザーを鳴らしたりする。異常が発生した場合には、通話ボタン23を押すと、スピーカ・マイク22を通して浴室2にいる入浴者と通話することができる。
【0029】
また、台所リモコン5Bは、浴室リモコン5Aの監視センサ8に対応した監視用表示部21を備えており、入浴者が洗い場17にいて入浴者の動きが検知されていない旨の情報を異常判定部16から受信している場合には表示マーク21aを点灯させ、入浴者が浴槽4内にいて入浴者の動きが検知されていない旨の信号を受信している場合には表示マーク21bを点灯させ、さらに動きのない状態の経過(継続)時間をデジタル表示器21cに表示する。さらに、異常判定部16からの異常信号を受信した場合には、監視用表示部21を点滅させたり、スピーカ・マイク22で警報ブザーを鳴らしたりする。この場合にも、通話ボタン23を押すと、スピーカ・マイク22を通して浴室2にいる入浴者と通話することができる。
【0030】
従って、このような給湯システムに組み込まれた入浴監視装置によれば、台所3やリビングにおいて入浴者に異常がないか否かを監視することができ、入浴者(特に、老人)が心不全や脳卒中などで倒れたりして異常が発生した場合には、直ちにこれを発見して対処することができ、処置の手後れによって死などの重大な結果に至るのを防止することができる。
【0031】
(監視センサの詳細)
つぎに、上記監視センサ8において入浴者の異常を高い確度で検知し、誤判定を極力少なくするための構成を詳細に説明する。監視センサ8としては、図5に示すようなものを用いている。監視センサ8の撮像部14は、縦32×横32画素(=1024画素)のC−MOSアレイからなる画像検出部24、結像レンズ25、スキャナ26、マルチプレクサ27及びスキャナ駆動制御部28から構成されている。また、各画素は、図6に示すような画素コア回路29によって構成されている。画素コア回路29は受光素子30、電荷蓄積回路31、感度可変回路32から構成されており、感度可変端子及びリセット端子がスキャナ26に接続され、光電流出力端子がマルチプレクサ27に接続されている。
【0032】
しかして、この撮像部14にあっては、浴室2内の画像は、結像レンズ25によって画像検出部24に結像される。スキャナ26は、スキャナ駆動制御部28によって駆動制御されており、画像検出部24の各画素列を順次一定周期毎に受光状態(オン状態)となるように制御している。受光状態となった1列の各画素から同時に出力された光電流は、マルチプレクサ27によってシリアルデータに変換されて画像処理部15へ出力される。
【0033】
こうして画像処理部15は、画像検出部24を構成する全画素から画像情報を受信する。画像処理部15は、画像情報を受け取ると、当該画像から入浴者の姿勢や位置、動作などを所定の解析アルゴリズムに従って解析し、入浴者の動きを監視する。具体的にいうと、画像処理部15が受け取る原画像は、かろうじて入浴者の存在が分かる程度の非常に粗い画像であって、画像処理部15は、この原画像を受け取ると、まず原画像に背景除去処理を施して入浴者の画像のみを取り出す。ついで、エッジ処理を施して画像の輪郭を取り出す。この段階で、入浴者の動きが分かる程度の画像が生成され、また画像の輪郭のみをデータとして残すことによって処理データを少なくし、画像処理時間の高速化を図る。ついで、この画像に対して体形の認識処理を行って腕の領域、脚の領域、胴体の領域をフレーム取りし、各フレーム内の重心位置を求める。そして、腕の領域の重心位置の変化から腕の動きを認識し、脚の領域の重心位置の変化から脚の動きを認識し、胴体の領域の重心位置の変化から移動方向や立ったり、座ったりしたことなどを認識する。
【0034】
図7は、入浴者の身体各部の重心を求める重心演算部と浴室における身体各部の重心の移動パターンを保存するパターン記憶部とを備え、重心演算部によって演算された身体各部の重心の移動パターンとパターン記憶部に保存されている重心の移動パターンとの一致度に基づいて、動作判別部により入浴者の体全体の動きを判別する場合を説明しており、図7(a)は向かって左側(例えば、洗い場17側)へ移動しようとしている画像33を、図7(b)は向かって右側(例えば、浴槽4側)へ移動しようとしている画像33を、図7(c)は立ち上がっている画像33を、図7(d)は座ろうとする画像33をそれぞれ表している。これによって入浴者に動きがないか否かを正確に判別でき、入浴者に動きがない状態が一定時間以上持続した場合には、異常が発生したと判断できる。あるいは、パターン記憶部に、入浴者が脳卒中などで意識を失って倒れる動きのパターンなどを登録しておけば、その動きの中から倒れる動作を検出して異常を発見することもできる。
【0035】
また、図8は、入浴者の画像のうちから胴体の重心Gを求める重心演算部を備え、重心演算部によって演算された重心Gの移動方向と胴体の領域を示すフレーム34の傾き角度から入浴者の動きを判定するようにした場合を説明しており、図8(a)は向かって左側へ移動しようとしている画像33を、図8(b)は向かって右側へ移動しようとしている画像33を、図8(c)は立ち上がっている画像33を、図8(d)は座ろうとする画像33をそれぞれ表している。そして、異常判定部16は、重心演算部によって演算された画像の重心の静止時間によって動きがないと判断し、入浴者に異常が発生していないか否かを判別する。
【0036】
このようにして画像処理部15から入浴者の動きを示す情報が異常判定部16へ送出されると、異常判定部16は入浴者の状態管理を行い、以下に説明するように入浴者の状態の遷移を監視し続けることによって入浴者に異常が発生しているか否か判断し、異常が発生した恐れがあると判断すると、異常信号を出力する。このように入浴者の状態の遷移を追跡して異常発生を判断することにより、異常発生の発見の確度を高めることができる。
【0037】
図9は、異常判定部16による入浴者の状態管理の様子を説明する図である。図9により状態管理の様子を説明する。異常判定部16が「入浴者なし」の状態と記憶しているとき、例えば監視センサ8が浴室2内における一定以上の動きを検出した場合、あるいは、浴室リモコンの入力操作部6が操作された場合などには、異常判定部16は「入浴者なし」から「入浴者あり(正常)」へ状態が遷移したと判断し(遷移T1)、記憶を更新する。また、「入浴者あり(正常)」の状態と記憶しているとき、例えば入浴者が洗い場17からドア側へ移動して浴室2内における一定動きが検出されなくなった場合には、異常判定部16は「入浴者あり(正常)」から「入浴者なし」へ状態が遷移したと判断し(遷移T2)、記憶を更新する。
【0038】
「入浴者あり(正常)」の状態と記憶しているときには、前述のように、異常判定部16は入浴者が洗い場17側にいるか、浴槽4側にいるか判別し、入浴者の動きを検知しないと、洗い場17側にいて動きを検知しない旨の情報、あるいは浴槽4側にいて動きを検知しない旨の情報を台所リモコン5Bへ送信する。また、動きが止ってからの経過時間も台所リモコン5Bへ送信する。こうして、「入浴者あり(正常)」の状態で、一定時間入浴者の動きを検知できない場合(さらに、重心が一定高さ以下であることも条件として加重してもよい)には、異常判定部16は「入浴者あり(正常)」から「入浴者あり(異常)」へ状態が遷移したと判断し(遷移T3)、異常信号を出力する。なお、異常と判断するまでの時間は、入浴者が洗い場17にいる場合と浴槽4にいる場合とで異なっていてもよい。
【0039】
また、「入浴者あり(異常)」の状態と記憶しているとき、例えば入浴者が洗い場17からドア側へ移動して浴室2内における一定動きが検出されなくなった場合には、異常判定部16は「入浴者あり(異常)」から「入浴者なし」へ状態が遷移したと判断し(遷移T4)、異常信号を解除する。これに対し、「入浴者あり(異常)」の状態と記憶しているとき、浴室2内で一定動きを検出しても「入浴者あり(正常)」と判断せず、異常信号も解除しない。
【0040】
なお、撮像部14としては、C−MOSアレイに代えて低画素数のCCDを用いても差し支えない。また、数10万画素以上の高精細なCCD、C−MOSアレイなどの受光デバイスを用いても差し支えないが、映像情報として用いる場合にはモザイク処理を施す必要があったり、画像処理時にデータ数が増大して処理に時間が掛かったりする。従って、上記のようなセンサーのように画素数の少ないものを用いるのが好ましい。この画素数としては、100〜4000画素くらい(例えば、縦10×横10画素から縦64×横64画素くらいのもの)が望ましく、特に1000画素程度が好ましい。また、監視センサ8で取り込んだ画像を台所リモコン5Bへ送り、台所リモコン5Bで画像を処理し、入浴者に異常がないか否かを判断するようにしてもよいが、上記実施形態のように、浴室リモコンからは異常が発生していないか否かを知らせるための情報のみを浴室リモコンから出力するようにすれば、画像情報の盗窃を防止することができる。
【0041】
(視野角)
つぎに監視センサ8(浴室リモコン)の設置位置及びその視野角θ1、θ2について説明する。監視センサ8を内蔵した浴室リモコンは、図10に示すように、浴室壁面の浴槽4側と洗い場17側との中間に取り付けている。このような位置に設置することにより、浴室リモコンを洗い場17側からも浴室2側からも操作し易く、また監視センサ8による入浴者が浴室2側にいるか洗い場17側にいるかの判断も容易になる。
【0042】
図11及び図12は、このような位置に設置された監視センサ8の視野角を示す図である。浴室2の大きさ、特に浴室ユニットの大きさは、一般的にはほぼ同じ寸法であるので、監視センサ8の上下方向における視野角θ1及び左右方向における視野角θ2は一定としてあり、現場における調整を不要としている。上下方向の視野角θ1としては、図11に示すように、入浴者が監視センサ8に比較的接近したとき、そのほぼ全身を捕えられるような広さに設定している。また左右方向の視野角θ2は、浴室2の一方壁面から他方壁面にわたる範囲を監視できる広さとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による入浴監視装置を備えた給湯システムの概略図である。
【図2】浴室に設置された浴室リモコンの正面図である。
【図3】浴室リモコンの構成を示すブロック図である。
【図4】台所に設置されたリモコンの正面図である。
【図5】監視センサの構成を示す図である。
【図6】監視センサの画像検出部の1画素を構成する画素コア回路の構成を示す回路図である。
【図7】(a)(b)(c)(d)は画像から入浴者の状態を把握する一方法を説明する図である。
【図8】(a)(b)(c)(d)は画像から入浴者の状態を把握する別な方法を説明する図である。
【図9】入浴者の状態管理の様子を説明する図である。
【図10】浴室リモコンの設置位置を説明するための浴室の縦断面図である。
【図11】浴室リモコンに設けられた監視センサの視野角を説明するための浴室の縦断面図である。
【図12】浴室リモコンに設けられた監視センサの視野角を説明するための浴室の水平断面図である。
【符号の説明】
2 浴室
4 浴槽
5A 浴室リモコン
5B 台所ロモコン
8 監視センサ
17 洗い場
21 監視表示部

Claims (3)

  1. 浴室内における入浴者の動作を画像により検出する監視センサを備えた入浴監視装置であって、
    前記監視センサは、入浴者の動作を認識できるが入浴者の体形の詳細を認識できない程度の低画素数の受光部を有していることを特徴とする入浴監視装置。
  2. 前記受光部の画素数は、約100〜5000画素であることを特徴とする、請求項に記載の入浴監視装置。
  3. 浴室内における入浴者の動作を画像により検出する監視センサを備えた入浴監視装置であって、
    前記監視センサは、入浴者の画像の重心を演算し、演算された画像の重心の移動パターンと予め記憶されている画像の重心の移動パターンとの一致度に基づいて入浴者の動作を判別することを特徴とする入浴監視装置。
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