JP3611549B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3611549B2
JP3611549B2 JP2002055839A JP2002055839A JP3611549B2 JP 3611549 B2 JP3611549 B2 JP 3611549B2 JP 2002055839 A JP2002055839 A JP 2002055839A JP 2002055839 A JP2002055839 A JP 2002055839A JP 3611549 B2 JP3611549 B2 JP 3611549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
air
vehicle
air conditioning
conditioning case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002055839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003252033A (ja
Inventor
俊樹 伯方
和弘 山本
史成 福岡
忠 岡本
真司 米原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Climate Systems Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Climate Systems Corp filed Critical Japan Climate Systems Corp
Priority to JP2002055839A priority Critical patent/JP3611549B2/ja
Publication of JP2003252033A publication Critical patent/JP2003252033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3611549B2 publication Critical patent/JP3611549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置に関し、特に、空調ユニットの側壁に配設されるリンク部材の保護構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、特開2000−25447号公報、実開平06−71222号公報や特開平08−156570号公報に開示されるように、インストルメントパネル内において車幅方向略中央部に空調ユニットを配設し、その助手席側に送風ユニットを配設して、この空調ユニットのケース内に冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を収容したものが知られている。
【0003】
特開2000−25447号公報に開示されているものでは、空調ユニットの冷却用熱交換器は、送風ユニット側から斜め下方に傾斜して配設され、この冷却用熱交換器の下端側に送風ユニットからの空気の導入口が設けられ、さらに、前記冷却用熱交換器の上方位置に略水平に加熱用熱交換器が配設されている。空気導入口から空調ユニットに導入された空気は、該冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過し、さらにその上方の調和空気吹出口に接続されたダクトを介して車室に導出されるようになっている。このものでは、2つの熱交換器を上下に並べて配置することで、該空調ユニットの小型化を図り、その搭載スペースを低減している。
【0004】
又、実開平06−71222号公報や特開平08−156570号公報には、空調ユニットの冷却用熱交換器をそのユニット内で略垂直に立設し、該冷却用熱交換器の車体後方側に加熱用熱交換器を配設し、空調ユニットのケースには冷却用熱交換器の車体前方側に空気の導入口を設けたものが開示されている。該導入口から空調ユニットに導入された空気は、該冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過し、さらにその上方の調和空気吹出口に接続されたダクトを介して車室に導出されるようになっている。このものでは、2つの熱交換器を前後に並べて配置することで、該空調ユニットの小型化を図り、その搭載スペースを低減している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来例の空調装置においては、調和空気の温度を調節するための温度調節ダンパや調和空気の吹出方向を切り替える吹出方向切替ダンパが設けられており、それらを独立に作動させるために少なくとも2つのアクチュエータが必要になるから、そのアクチュエータやリンク部材(以下リンク部材という)のレイアウトが難しい。通常は、このリンク部材は空調ユニットの側壁に配設されている。
【0006】
このリンク部材を空調ユニットの助手席側の側壁に配設した場合には、このリンク部材が空調ユニットと送風ユニットの間に配設されるので、これらのリンク部材が助手席の着座者の足で蹴られる心配はない。しかし、このリンク部材を空調ユニットの運転席側の側壁に配設した場合には、これらのリンク部材が運転席の着座者の足で蹴られ、損傷する恐れがある。
【0007】
そのために、リンク部材が足蹴りされて損傷しないように、リンク部材の保護リブ等を空調ケースに一体に設けることが考えられる。この場合、保護リブが足蹴りされるので、保護リブを強固に作る必要がある。それとともに、仮にこの保護リブが損傷した場合、ケースの本体部分も一緒に取り替える必要があり、取替え作業が大掛かりとなり、作業的にもコスト的にも大変である。
【0008】
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却用及び加熱用熱交換器を配設した空調ユニットにおいて、リンク部材の損傷を防止する保護部材を設けるとともに、その保護部材を簡単に取替えできるようにした構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の解決手段では、空調ユニットに別体に取り付けられ、空調ケースを分解しなくても取付・取外できる部品(例えば、ヒータ配管用カバー部材、膨張弁蓋部材、前席用吹出口等)が空調ケースの側壁にあることに着目して、この別部品にリンク部材の保護部材を一体に設けるようにした。
【0010】
請求項1の発明では、車両のインストルメントパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニットと、該空調ユニットの空調ケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器とを備え、前記空調ケース内に導入した空気を冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車両用空調装置において、前記空調ケース内は、調和空気の通風を制御する制御ダンパーが配設され、前記空調ケースの運転席側の側壁外面には、前記制御ダンパーを操作るリンク部材配設されるとともに、前記空調ケースと別体に形成された別体部品が着脱可能に取り付けられ、前記別体部品には、前記リンク部材の下方を覆うようにかつ側面視で前記リンク部材と重複しないように空調ケースの外方へ向けて突出するリンク部材保護用のリブが形成され、前記リンク部材の側面が露出している構成である。
【0011】
この構成によれば、リンク部材保護用のリブが空調ケースと別体に設けられているので、リンク部材保護用のリブを簡単に取付・取外できる。それとともに、空調ケースの形状や空調ケースに取り付ける他の部品に規制されないので、リンク部材保護用のリブを所望位置に必要な形状で形成でき、リンク部材保護用のリブの取付位置、形状、大きさの自由度が上がる。
【0012】
また、空調ケースの運転席側に別体部品が取り付けられているので、運転席の着座者のペタル操作等で足が空調ユニットに当っても、その足蹴りによってリンク部材が損傷することを防止できる。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の車両用空調装置において、加熱用熱交換器は、冷却用熱交換器の車両後方でかつ下方に位置付けられ、空調ケース内に導入した空気が前記冷却用熱交換器の車両前方から該冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過し、制御ダンパーが前記加熱用熱交換器の上方に位置付けられるとともに、リンク部材が前記加熱用熱交換器の上方でか前記冷却用熱交換器の車両後方に相当する位置に位置付けられ、別体部品が前記リンク部材の下方に位置付けられている構成である。
【0014】
この構成でも、請求項1の発明と同様に、リンク部材保護用のリブの取付・取外が容易であるとともに、保護部材の設計自由度が向上する。
【0015】
請求項3の発明では、請求項1または2に記載の車両用空調装置において、空調ユニットへ空気を送給する送風ユニットが空調ケースの助手席側に配設されている構成である。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、却用熱交換器に接続されたクーラ配管と、熱用熱交換器に接続されたヒータ配管とを備え、前記ヒータ配管は、前記加熱用熱交換器から空調ケースの側壁外面に沿って車前方に延び別体部品が前記ヒータ配管をカバーするヒータ配管用カバー部材であ構成である。
【0017】
この構成では、該ヒータ配管用カバー部材を設けたことによって、着座者の足が加熱用熱交換器やヒータ配管に接触して、やけどをすることを防止できるとともに、リンク部材が損傷することを防止できる。特に、この構成では、着座者の足蹴り等で損傷すると、直ぐに取り替える必要のある両部品を別部材とするようにしたので、効率的に交換できる。
【0018】
請求項5の発明は、請求項4の車両用空調装置において、加熱用熱交換器の側面部は空調ケースの側壁から露出し、ヒータ配管は前記加熱用熱交換器の側面部から車両前方へ斜め上方に延び、ヒータ配管用カバー部材は、前記ヒータ配管に沿って車両前方へ斜め上方に延びるとともに、前記加熱用熱交換器の側面部の一部をもカバーするように形成されている構成であるので、リンク部材を効果的に保護できる。それとともに、リンク部材保護用のリブがヒータ配管用カバー部材の強度補強にもなるので、これらの部材の損傷を低減できる。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、却用熱交換器に接続される膨張弁が空調ケースの側壁に配設され、別体部品が前記膨張弁をカバーする膨張弁蓋部材である構成であるのでこの部品が損傷した場合に簡単に交換できる。
【0020】
請求項7の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、調ユニットの車両後方側に調和空気を車室内に導く通風ダクトが配設され、風ダクトの下端部に前席用の空調空気吹出口が配設され、別体部品が前記空調空気吹出口に配設された風向調整部材であるので、交換必要時簡単に交換できる。
【0021】
請求項8の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、別体部品が車両のフロアパネルに敷かれたフロアマットを上方から押さえて支持するフロアマット取付部であるので、交換必要時簡単に交換できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は、本発明の空調装置を車両内に配置した図面を示す。空調装置2は、自動車の車室に配設されているインストルメントパネル1の内方に収容されている。この自動車は、運転席及び助手席がそれぞれ車体右側及び左側に設けられている、いわゆる右ハンドル車であり、さらに前部のエンジンルームと、車室の前側とはダッシュパネル(図示せず)によって仕切られている。
【0024】
図2は、本発明の実施形態に係る空調装置2の外観を示すものである。空調装置2は、送風ユニット3と、該送風ユニット3からの空気を冷却した後、温度調節して車室へ供給する空調ユニット4とからなる。空調ユニット4は、図1に示すように、車幅方向の略中央部に配置される一方、送風ユニット3は空調ユニット4に近接して助手席の前方に配置されている。また、送風ユニット3の下端は、空調ユニット4の下端よりも上方に位置付けられていて、助手席乗員の足元スペースを広く確保している。
【0025】
前記ダッシュパネルの下端には、そこから車体後方に延びるフロアパネルFが連なっていて、該フロアパネルFの車幅方向略中央部には、車室側へ膨出して車体前後方向に直線的に延びるフロアトンネルTが形成されている。
【0026】
前記インストルメントパネル1は、全体として、フロントガラス(図示せず)の下端近傍から乗員側へ延びる上壁部と、この上壁部の車体後縁部から下方へ延びる縦壁部とを有するインストルメントパネル本体5を備えている。該インストルメントパネル本体5の上壁部の下方には、該インストルメントパネル本体5を車体に支持するためのインパネメンバ6が配設されている。
【0027】
送風ユニット3は、送風ケース7の内部に配設された送風ファンの回転により、内気取入口8や外気取入口9を介して送風ケース7内に空気を取り入れ、この空気をエアフィルタにより濾過した後に空調ユニット4へ送給するものである。
【0028】
前記空調ユニット4は、空調ケース10の内部にエバポレータ(冷却用熱交換器)11及びヒータコア(加熱用熱交換器)12が配設されたものであり、送風ユニット3から送給される空調用の空気をエバポレータ11により冷却し、その後、必要に応じてヒータコア12により加熱して、所要の温度及び湿度状態の調和空気を生成するものである。
【0029】
そして、前記のようにして生成された調和空気は、自動車の乗員により設定される吹出モードに応じて、空調ユニット4の上面の車両前部に設けられ且つデフロスタとダクトを介して接続されたデフロスタ導出口13、空調ユニット4の上面の車両後部に設けられ且つベンチレータとダクトを介して接続されたベント導出口14、及び、空調ユニット4の下部に設けられ且つ前席及び後部車室に調和空気を送給するための室内導出口15から選択的に吹き出すようになっている。
【0030】
図3及び図4により、本発明の第1実施形態に係わる空調ユニット4を説明する。ヒータコア12は、エバポレータ11を通過した空気を加熱する加熱用の熱交換器であり、略垂直に配設されたエバポレータ11の車体後方・下方位置に傾斜して配設されている。ヒータコア12への高温エンジン冷却水の導入用及び排出用配管を構成するヒータ配管22がヒータコア12に接続されている。各ヒータ配管22は空調ユニット4の空調ケース10における右側壁10aから空調ケース10外方へ延出した後、略直角に折り曲げられて車体前方へ斜め上方に向かって延び、さらに空調ケース10の前壁10cを横切るように車体横方向に延びて、前壁10cの助手席側の端部でさらに前方に延びて設けられている。
【0031】
このヒータ配管22をカバーするヒータ配管用カバー部材23が、ヒータコア12及びヒータコア12からでたヒータ配管22を覆って、車体前方へ斜め上方に向かって延びており、側壁10aに、ネジ35等で取り付けられている。このヒータ配管用カバー部材23はヒータコア12を押えて支持する支持部23aを備え、ヒータコア12の支持も兼ねている。又、このヒータ配管用カバー部材23は、ヒータ配管22を側壁10aに保持することによって、ヒータ配管22の振動を防止している。
【0032】
このヒータ配管用カバー部材23の上部に略円弧状のリブからなる保護部材24が、一体に形成されている。この保護部材24の直ぐ上方にリンク部材25が配設されている。このリンク部材25は、冷却用熱交換器11からの空気が加熱用熱交換器12を経由するものと経由しないものとの切替、混合を制御するダンパー(図示せず)の操作を行なうためのリンク部材25である。
【0033】
このリンク部材25は、リンク部材26を介してリンク部材27に連結されている。リンク部材は、空調ユニット内に配設された複数のダンパー(図示せず)の作動を制御するものある。
【0034】
28はエバポレータ11の側面部に取り付けられた膨張弁であり、この膨張弁28にクーラ配管21が連結されている。膨張弁28の周囲を覆うリブ29が、空調ケース10に一体に形成され、図示してないが、このリブ29に膨張弁蓋部材が被されるようになっている。
【0035】
30は空調ユニット4の車体後方側に配設した通風ダクトであり、温調空気がこの通風ダクト30を通って空調ユニット10の下方に導かれ、そこから空調空気吹出口31を介して前席着座者の足元に空調空気を供給するようになっている。また、この通風ダクト30は、後席に空調空気を導く後席ダクト(図示せず)に接続されている。
【0036】
この第1実施形態では、ヒータ配管用カバー部材23に一体に保護部材24を設けたので、この保護部材24が損傷した場合、空調ケース10を分解することなく、ヒータ配管用カバー部材23を交換することで対応でき、交換効率及びコスト上も大きなメリットを有する。
【0037】
この第1実施形態では、保護部材24の形状を断面円弧状のリブとそれに直角なリブとで構成したが、この構成に限られるものではなく、リンク部材25,26,27を着座者の足蹴り等から保護でき、足蹴りに対する耐久性と強度を備えれば良いものであり、他の構造でも良い。
【0038】
図5及び図6は、第2実施形態に関わり、図5は図3と同様な図を示し、図6は要部を示す。第1実施形態と異なる点を説明し、他は省略する。
【0039】
膨張弁が側壁10aの下方に配設され、クーラ配管41が長く延びて配設されている。膨張弁蓋部材42が膨張弁の周囲に設けられたリブ(図示せず)に嵌合して、ネジ等で空調ケース10にネジ締めされるようになっている。この膨張弁蓋部材42の車体後方側の位置に保護部材43が一体に設けられている。この保護部材43の一部がヒータコア12を支持するようになっている。
【0040】
図7及び図8は、第3実施形態に関わり、図7は図3と同様な図を示し、図8は要部を示す。第1実施形態と異なる点を説明し、他は省略する。
【0041】
通風ダクト30内の空調空気は、空調空気吹出口31を通って前席の足元付近に吹出すようになっている。そのために、空調空気吹出口31に風向調整部材32が別部材で取り付けられている。この風向調整部材32に保護部材43が一体に設けられている。
【0042】
この第3実施形態でも、第1又は第2実施形態と同様に、空調ケース10を分解することなく、保護部材43を交換できる。
【0043】
図9及び図10は、第4実施形態に関わり、図9は図3と同様な図を示し、図10は要部を示す。第1実施形態と異なる点を説明し、他は省略する。
【0044】
フロアパネルFに敷かれ、フロアトンネルT(図1)にまで延びたフロアマットの端部を押えて支持するフロアマット取付部材52が設けられた実施形態を示す。このフロアマット取付部材52は空調ケース10とは別部材で形成され、ネジ等で空調ケース10に取付られている。このフロアマット取付部材52に保護部材53を一体に設けている。
【0045】
この第4実施形態でも、第1又は第2実施形態と同様に、空調ケース10を分解することなく、保護部材53を交換できる。
【0046】
【本発明の効果】
以上説明したように、本発明では、車両のインストルメントパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニットと、該空調ユニットの空調ケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器とを備え、冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車両用空調装置において、前記空調ユニットに調和空気の通風を制御する制御ダンパーが配設され、該制御ダンパーを操作させるリンク部材が空調ケースの側壁に配設され、該空調ケースの該側壁に該空調ケースと別体の部品が設けられ、該別体部品にリンク部材保護用のリブが設けられているので、リンク部材保護用のリブを簡単に取付・取外できる。それとともに、空調ケースの形状や空調ケースに取り付ける他の部品に規制されないので、リンク部材保護用のリブを所望位置に必要な形状で形成でき、設計上の自由度が上がる。
【0047】
ヒータ配管用カバー部材にリンク部材保護用のリブが設けられたものでは、着座者の足が加熱用熱交換器やヒータ配管に接触して、やけどをすることを防止できるとともに、リンク部材が損傷することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる空調装置を車両に配設した状態を示す。
【図2】図1の空調装置の空調ユニット、送風ユニット、外気を導入するための通路を組立てた状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示す空調ユニットの側面図を示す。
【図4】図3に示す空調ユニットの部分斜視図を示す。
【図5】第2実施形態に係わり、図3と同様な図を示す。
【図6】図2の要部の斜視図を示す。
【図7】第3実施形態に係わり、図3と同様な図を示す。
【図8】図7の要部の斜視図を示す。
【図9】第4実施形態に係わり、図3と同様な図を示す。
【図10】図9の要部の斜視図を示す。
【符号の説明】
F フロアパネル
T フロアトンネル
1 インストルメントパネル
2 空調装置
3 送風ユニット
4 空調ユニット
5 インストルメントパネル本体
6 インパネメンバ
7 送風ケース
8 内気取入部
9 外気取入部
10 空調ケース
11 冷却用熱交換器
12 加熱用熱交換器
13 デフロスタ導出口
14 ベント導出口
15 室内導出口
21 クーラ配管
22 ヒータ配管
23 ヒータ配管用カバー部材
24 保護部材
25 リンク部材
26 リンク部材
27 リンク部材
28 膨張弁
29 リブ
30 通風ダクト
31 空調空気吹出口
32 風向調整部材
35 ネジ
41 クーラ配管
42 膨張弁蓋部材
43 保護部材
52 フロアマット取付部材

Claims (8)

  1. 車両のインストルメントパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニットと、該空調ユニットの空調ケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器とを備え、前記空調ケース内に導入した空気を冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車両用空調装置において、
    前記空調ケース内は、調和空気の通風を制御する制御ダンパーが配設され、
    前記空調ケースの運転席側の側壁外面には、前記制御ダンパーを操作るリンク部材配設されるとともに、前記空調ケースと別体に形成された別体部品が着脱可能に取り付けられ、
    前記別体部品には、前記リンク部材の下方を覆うようにかつ側面視で前記リンク部材と重複しないように空調ケースの外方へ向けて突出するリンク部材保護用のリブが形成され、前記リンク部材の側面が露出していることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1の車両用空調装置において、
    加熱用熱交換器は、冷却用熱交換器の車両後方でかつ下方に位置付けられ、空調ケース内に導入した空気が前記冷却用熱交換器の車両前方から該冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過し、
    制御ダンパーが前記加熱用熱交換器の上方に位置付けられるとともに、リンク部材が前記加熱用熱交換器の上方でか前記冷却用熱交換器の車両後方に相当する位置に位置付けられ、
    別体部品が前記リンク部材の下方に位置付けられていることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用空調装置において、
    空調ユニットへ空気を送給する送風ユニットが空調ケースの助手席側に配設されていることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、
    却用熱交換器に接続されたクーラ配管と、
    熱用熱交換器に接続されたヒータ配管とを備え、
    前記ヒータ配管は、前記加熱用熱交換器から空調ケースの側壁外面に沿って車前方に延び
    別体部品が前記ヒータ配管をカバーするヒータ配管用カバー部材であことを特徴とする車両用空調装置。
  5. 請求項4の車両用空調装置において、
    加熱用熱交換器の側面部は空調ケースの側壁から露出し、ヒータ配管は前記加熱用熱交換器の側面部から車両前方へ斜め上方に延び、
    ータ配管用カバー部材は、前記ヒータ配管に沿って車両前方へ斜め上方に延びるとともに、前記加熱用熱交換器の側面部の一部をもカバーするように形成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、
    却用熱交換器に接続される膨張弁が空調ケースの側壁に配設され、
    別体部品が前記膨張弁をカバーする膨張弁蓋部材であることを特徴とする車両用空調装置。
  7. 請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、
    調ユニットの車両後方側に調和空気を車室内に導く通風ダクトが配設され、
    風ダクトの下端部に前席用の空調空気吹出口が配設され、
    別体部品が前記空調空気吹出口に配設された風向調整部材であることを特徴とする車両用空調装置。
  8. 請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置において、
    別体部品が車両のフロアパネルに敷かれたフロアマットを上方から押さえて支持するフロアマット取付部であることを特徴とする車両用空調装置。
JP2002055839A 2002-03-01 2002-03-01 車両用空調装置 Expired - Fee Related JP3611549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002055839A JP3611549B2 (ja) 2002-03-01 2002-03-01 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002055839A JP3611549B2 (ja) 2002-03-01 2002-03-01 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003252033A JP2003252033A (ja) 2003-09-09
JP3611549B2 true JP3611549B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=28666581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002055839A Expired - Fee Related JP3611549B2 (ja) 2002-03-01 2002-03-01 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3611549B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102435315B1 (ko) * 2015-10-05 2022-08-24 한온시스템 주식회사 차량용 공조 장치

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60139611U (ja) * 1984-02-29 1985-09-14 三菱自動車工業株式会社 ヒ−タユニツト
JP2566001Y2 (ja) * 1993-03-25 1998-03-25 株式会社ゼクセル 空調ユニット
JP3289705B2 (ja) * 1994-09-22 2002-06-10 株式会社デンソー 自動車用空調装置
JP3596114B2 (ja) * 1994-10-07 2004-12-02 株式会社デンソー 空調装置
JPH1148752A (ja) * 1997-07-31 1999-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空調装置
JP3792367B2 (ja) * 1997-09-12 2006-07-05 カルソニックカンセイ株式会社 空気調和装置のフットダクト構造
JP2002019454A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Denso Corp 空調装置
JP2002036853A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Calsonic Kansei Corp 車両用の空気調和ユニット
JP2002059727A (ja) * 2000-08-15 2002-02-26 Calsonic Kansei Corp 空気調和ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003252033A (ja) 2003-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0756955B2 (en) Air-handling system for automotive vehicles
JP3546389B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3774961B2 (ja) 車両用空調装置
JP3611549B2 (ja) 車両用空調装置
JP2001171333A (ja) 車両用空調装置
JP2011057123A (ja) 車両用空調装置
JP6958389B2 (ja) 車両用空調装置
JP5188331B2 (ja) 排風分配ボックス
JPH0930241A (ja) 自動車の空調システム
JP3853183B2 (ja) 車両用空調装置
JP4075169B2 (ja) 車両用空調装置
JP2003072360A (ja) 車両用空調装置
JP2003025826A (ja) 車両用空調装置
JP2003341351A (ja) 車両用空調装置
JP3792367B2 (ja) 空気調和装置のフットダクト構造
JPH0525288Y2 (ja)
JP2770531B2 (ja) バス用空調ダクト
JP3468760B2 (ja) 車両用空調装置
JP3736502B2 (ja) バス用空調装置の車両搭載構造
JP3614801B2 (ja) 車両用空調装置
JP2003072346A (ja) 車両用空調装置
JPH08318728A (ja) 産業用機械の空気調和装置
JP3873810B2 (ja) 車両用ダクト構造
JP2003072359A (ja) 車両用空調装置
JP2005193753A (ja) バス用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees