JP3792367B2 - 空気調和装置のフットダクト構造 - Google Patents

空気調和装置のフットダクト構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等の車両に搭載される空気調和装置のフットダクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空気調和装置の中には、ユニット機能部品のレイアウトの関係でフット吹出口をユニットケースの左右両側壁の上部に形成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ユニットケースの左右両側壁の上部にフット吹出口を形成したものにあっても、一般のユニットケースのようにフット吹出口にフットダクトを接続するため、該フットダクトがユニットケースの左右両側壁から張り出して車幅方向の占有スペースを大きくとってしまい、車室フロント部における乗員の足元の居住空間が狭められる不具合を生じる。
【0004】
そこで、本発明は車幅方向の占有スペースを可及的に小さくすることができて、車室フロント部における乗員の足元の居住空間を拡大することができる空気調和装置のフットダクト構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1にあっては、側壁の上側部にフット吹出口を形成したユニットケースであって、該ユニットケースの側壁外面に前記フット吹出口を形成した部分から下側部に亘って、下端部にノズル部を備え、かつ、上端部でフット吹出口を覆う略コ字形開断面のカバー部材を結合し、該カバー部材とユニットケースの側壁とでフット吹出口とノズル部とを連絡するフットダクトを形成したことを特徴としている。
【0006】
請求項2にあっては、請求項1に記載のユニットケースの側壁外面には、カバー部材の側面外形に適合する形状に形成されて、該カバー部材の周端縁が嵌合する環状の位置決め縁を形成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の効果】
請求項1によれば、ユニットケースの側壁外面に略コ字形開断面のカバー部材を結合し、ユニットケースの側壁を有効利用して、該カバー部材とユニットケースの側壁とでフットダクトを形成しているため、ダクト断面積を狭めることなくフットダクトの側方への張り出し量を小さく抑えて車室内での車幅方向の占有スペースを可及的に小さくすることができ、車室フロント部における乗員足元の居住空間を拡大することができる。
【0008】
また、ユニットケースの側壁外面の空いているスペースを利用してフットダクトを構成することができるから、フットダクトのダクトレイアウトの自由度を拡大することができる。
【0009】
請求項2によれば、請求項1の効果に加えて、カバー部材の周端縁をユニットケースの側壁外面に形成した環状の位置決め縁に嵌合することによって、該カバー部材の位置決めを行えて取付作業を容易に行えると共に、ユニットケースの側壁外面に対するカバー部材の周端縁の整合性が良く、該カバー部材の周端縁とユニットケースの側壁外面との合わせ部分からの風洩れを回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0011】
図1〜3において、1は熱交換器ユニットを示し、該熱交換器ユニット1はユニットケース2内にエバポレータ3と、その上側にヒータコア4とをそれぞれ横置きにして上下方向に多段に配置し、車幅方向寸法を狭められるようにしてある。
【0012】
エバポレータ3とヒータコア4との配設部分は上下に隔成してあって、図外のブロワユニットからユニットケース2の一側壁の下側前部に設けたブロワ接続口6に送風されてくる空気を、図3の矢印で示すようにエバポレータ3の上側から下側に向かって流通させて冷却し、この冷却された空気をユニットケース2の後側壁に沿って形成した空気通路5に上向きに流通させるようにしている。
【0013】
この空気通路5を上向きに流通する空気はヒータコア4の下側にバイパスして該ヒータコア4の下側から上側に向けて流通し得るようになっていて、エバポレータ3および又はヒータコア4によって温度調節された空気は、ユニットケース2の上壁に設けたベント吹出口7又はデフロスタ吹出口8、あるいはユニットケース2の左右両側壁の上側前部に設けたフット吹出口9から各種ダクトへ供給されるようになっている。
【0014】
前記ヒータコア4への空気のバイパス流通、および各種吹出口7,8,9からの空気の吹出しは、図外の各種ドアの配風制御によって行われる。
【0015】
ユニットケース2は略水平なパーティングラインを境にしてアッパケース2Aとロアケース2Bとに分割して構成してあり、エバポレータ3はこれらアッパケース2Aとロアケース2Bとのパーティングラインを跨ぐように若干前傾した状態でユニットケース2内に横置きに定置してあり、前記ブロワ接続口6はこのアッパケース2Aの下側前部に形成してある。
【0016】
そして、アッパケース2Aの左右両側壁の外側に上側前部のフット吹出口8から下側後部に亘って略対角状にドライバー席側と助手席側のフットダクト10を構成している。
【0017】
このフットダクト10は略コ字形開断面のカバー部材11をその上端部でフット吹出口9を覆ってユニットケース2の側壁外面に結合して、該ユニットケース2の側壁とカバー部材11とで閉断面に構成している。
【0018】
カバー部材11は下端部の底面および後面にノズル部12を備え、アッパケース2Aの下側前部のブロワ接続口6や該アッパケース2Aの上側後部の外側に配設される図外の補機類を蛇行して避けるように適宜の側面形状に形成してある。
【0019】
このカバー部材11の周端縁には複数個の締結座13を突設してあり、これら締結座13の部分でアッパケース2Aの側壁にビス等の止着手段で結合してある。
【0020】
また、アッパケース2Aの側壁外面にはカバー部材11の側面外形に適合する形状で環状の位置決め縁14を形成してあり、カバー部材11は周端縁をこの位置決め縁14に嵌合して該アッパケース2Aの側壁に結合してある。
【0021】
以上の実施形態の構造によれば、ユニットケース2のアッパケース2Aの側壁外面に略コ字形開断面のカバー部材11を結合し、アッパケース2Aの側壁を有効利用してこれらカバー部材11とアッパケース2Aの側壁とでフットダクト10を構成しているため、ダクト断面積を狭めることなくフットダクト10の側方への張り出し量を小さく抑えて車室内での車幅方向の占有スペースを可及的に小さくすることができる。
【0022】
従って、熱交換器ユニット1をその内部のエバポレータ3とヒータコア4とを横置きにして上下に多段配置することによって車幅方向寸法を狭めてあることと相俟って、車室フロント部における乗員の足元の居住空間を拡大することができる。
【0023】
また、アッパケース2Aの側壁外面の空いているスペースを利用してフットダクト10を自由に構成することができるから、フットダクト10のダクトレイアウトの自由度を拡大することができる。
【0024】
更に本実施形態ではフットダクト10を構成するカバー部材11の周端縁をアッパケース2Aの側壁外面に形成した環状の位置決め縁14に嵌合して取付けるようにしてあるから、該カバー部材11の取付け時にその周端縁をこの位置決め縁14に嵌合することによって、該カバー部材11の位置決めを行えて取付作業を容易に行えると共に、アッパケース2Aの側壁外面に対するカバー部材11の周端縁の整合性が良く、該カバー部材11の周端縁とアッパケース2Aの側壁外面との合わせ部分からの風洩れを回避できて品質感を高めることができる。
【0025】
なお、前記実施形態ではエバポレータ3とヒータユニット4とを横置きにして上下に多段配置した熱交換器ユニット1を例に採って説明したが、本発明はこれに限定されることはなくユニットケースの側壁にフット吹出口を設けたものに適用して前述と同様の効果を奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同実施形態のエバポレータ配設部分を示す断面図。
【符号の説明】
2 ユニットケース
9 フット吹出口
10 フットダクト
11 カバー部材
12 ノズル部
14 位置決め縁

Claims (2)

  1. 側壁の上側部にフット吹出し口(9)を形成したユニットケース(2)であって、該ユニットケース(2)の側壁外面に前記フット吹出口(9)を形成した部分から下側部に亘って、下端部にノズル部(12)を備え、かつ、上端部でフット吹出口(9)を覆う略コ字形開断面のカバー部材(11)を結合し、該カバー部材(11)とユニットケース(2)の側壁とでフット吹出口(9)とノズル部(12)とを連絡するフットダクト(10)を形成したことを特徴とする空気調和装置のフットダクト構造。
  2. ユニットケース(2)の側壁外面には、カバー部材(11)の側面外形に適合する形状に形成されて、該カバー部材(11)の周端縁が嵌合する環状の位置決め縁(14)を形成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置のフットダクト構造。
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