JPH1178481A - 空気調和装置のフットダクト構造 - Google Patents

空気調和装置のフットダクト構造

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JPH1178481A
JPH1178481A JP24923597A JP24923597A JPH1178481A JP H1178481 A JPH1178481 A JP H1178481A JP 24923597 A JP24923597 A JP 24923597A JP 24923597 A JP24923597 A JP 24923597A JP H1178481 A JPH1178481 A JP H1178481A
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Japan
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side wall
foot
cover member
unit case
duct
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JP24923597A
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Hiroshi Ezaki
浩 江崎
Naomi Sakaniwa
直美 酒庭
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Marelli Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車幅方向の占有スペースを可及的に小さくす
ることができる空気調和装置のフットダクト構造の提供
を図る。 【解決手段】 ユニットケース2の側壁の空いているス
ペースを有効利用して、該側壁に略コ字形開断面のカバ
ー部材11を結合してこれら側壁とカバー部材11と
で、側壁上側部のフット吹出口9とカバー部材11の下
端部のノズル部12とを連絡するフットダクト10を構
成することにより車幅方向の占有スペースを狭めること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に搭
載される空気調和装置のフットダクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置の中には、ユニッ
ト機能部品のレイアウトの関係でフット吹出口をユニッ
トケースの左右両側壁の上部に形成したものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユニットケースの左右
両側壁の上部にフット吹出口を形成したものにあって
も、一般のユニットケースのようにフット吹出口にフッ
トダクトを接続するため、該フットダクトがユニットケ
ースの左右両側壁から張り出して車幅方向の占有スペー
スを大きくとってしまい、車室フロント部における乗員
の足元の居住空間が狭められる不具合を生じる。
【0004】そこで、本発明は車幅方向の占有スペース
を可及的に小さくすることができて、車室フロント部に
おける乗員の足元の居住空間を拡大することができる空
気調和装置のフットダクト構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、側
壁の上側部にフット吹出口を形成したユニットケースで
あって、該ユニットケースの側壁外面に前記フット吹出
口を形成した部分から下側部に亘って、下端部にノズル
部を備え、かつ、上端部でフット吹出口を覆う略コ字形
開断面のカバー部材を結合し、該カバー部材とユニット
ケースの側壁とでフット吹出口とノズル部とを連絡する
フットダクトを形成したことを特徴としている。
【0006】請求項2にあっては、請求項1に記載のユ
ニットケースの側壁外面には、カバー部材の側面外形に
適合する形状に形成されて、該カバー部材の周端縁が嵌
合する環状の位置決め縁を形成したことを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の効果】請求項1によれば、ユニットケースの側
壁外面に略コ字形開断面のカバー部材を結合し、ユニッ
トケースの側壁を有効利用して、該カバー部材とユニッ
トケースの側壁とでフットダクトを形成しているため、
ダクト断面積を狭めることなくフットダクトの側方への
張り出し量を小さく抑えて車室内での車幅方向の占有ス
ペースを可及的に小さくすることができ、車室フロント
部における乗員足元の居住空間を拡大することができ
る。
【0008】また、ユニットケースの側壁外面の空いて
いるスペースを利用してフットダクトを構成することが
できるから、フットダクトのダクトレイアウトの自由度
を拡大することができる。
【0009】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、カバー部材の周端縁をユニットケースの側壁外面に
形成した環状の位置決め縁に嵌合することによって、該
カバー部材の位置決めを行えて取付作業を容易に行える
と共に、ユニットケースの側壁外面に対するカバー部材
の周端縁の整合性が良く、該カバー部材の周端縁とユニ
ットケースの側壁外面との合わせ部分からの風洩れを回
避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0011】図1〜3において、1は熱交換器ユニット
を示し、該熱交換器ユニット1はユニットケース2内に
エバポレータ3と、その上側にヒータコア4とをそれぞ
れ横置きにして上下方向に多段に配置し、車幅方向寸法
を狭められるようにしてある。
【0012】エバポレータ3とヒータコア4との配設部
分は上下に隔成してあって、図外のブロワユニットから
ユニットケース2の一側壁の下側前部に設けたブロワ接
続口6に送風されてくる空気を、図3の矢印で示すよう
にエバポレータ3の上側から下側に向かって流通させて
冷却し、この冷却された空気をユニットケース2の後側
壁に沿って形成した空気通路5に上向きに流通させるよ
うにしている。
【0013】この空気通路5を上向きに流通する空気は
ヒータコア4の下側にバイパスして該ヒータコア4の下
側から上側に向けて流通し得るようになっていて、エバ
ポレータ3および又はヒータコア4によって温度調節さ
れた空気は、ユニットケース2の上壁に設けたベント吹
出口7又はデフロスタ吹出口8、あるいはユニットケー
ス2の左右両側壁の上側前部に設けたフット吹出口9か
ら各種ダクトへ供給されるようになっている。
【0014】前記ヒータコア4への空気のバイパス流
通、および各種吹出口7,8,9からの空気の吹出し
は、図外の各種ドアの配風制御によって行われる。
【0015】ユニットケース2は略水平なパーティング
ラインを境にしてアッパケース2Aとロアケース2Bと
に分割して構成してあり、エバポレータ3はこれらアッ
パケース2Aとロアケース2Bとのパーティングライン
を跨ぐように若干前傾した状態でユニットケース2内に
横置きに定置してあり、前記ブロワ接続口6はこのアッ
パケース2Aの下側前部に形成してある。
【0016】そして、アッパケース2Aの左右両側壁の
外側に上側前部のフット吹出口8から下側後部に亘って
略対角状にドライバー席側と助手席側のフットダクト1
0を構成している。
【0017】このフットダクト10は略コ字形開断面の
カバー部材11をその上端部でフット吹出口9を覆って
ユニットケース2の側壁外面に結合して、該ユニットケ
ース2の側壁とカバー部材11とで閉断面に構成してい
る。
【0018】カバー部材11は下端部の底面および後面
にノズル部12を備え、アッパケース2Aの下側前部の
ブロワ接続口6や該アッパケース2Aの上側後部の外側
に配設される図外の補機類を蛇行して避けるように適宜
の側面形状に形成してある。
【0019】このカバー部材11の周端縁には複数個の
締結座13を突設してあり、これら締結座13の部分で
アッパケース2Aの側壁にビス等の止着手段で結合して
ある。
【0020】また、アッパケース2Aの側壁外面にはカ
バー部材11の側面外形に適合する形状で環状の位置決
め縁14を形成してあり、カバー部材11は周端縁をこ
の位置決め縁14に嵌合して該アッパケース2Aの側壁
に結合してある。
【0021】以上の実施形態の構造によれば、ユニット
ケース2のアッパケース2Aの側壁外面に略コ字形開断
面のカバー部材11を結合し、アッパケース2Aの側壁
を有効利用してこれらカバー部材11とアッパケース2
Aの側壁とでフットダクト10を構成しているため、ダ
クト断面積を狭めることなくフットダクト10の側方へ
の張り出し量を小さく抑えて車室内での車幅方向の占有
スペースを可及的に小さくすることができる。
【0022】従って、熱交換器ユニット1をその内部の
エバポレータ3とヒータコア4とを横置きにして上下に
多段配置することによって車幅方向寸法を狭めてあるこ
とと相俟って、車室フロント部における乗員の足元の居
住空間を拡大することができる。
【0023】また、アッパケース2Aの側壁外面の空い
ているスペースを利用してフットダクト10を自由に構
成することができるから、フットダクト10のダクトレ
イアウトの自由度を拡大することができる。
【0024】更に本実施形態ではフットダクト10を構
成するカバー部材11の周端縁をアッパケース2Aの側
壁外面に形成した環状の位置決め縁14に嵌合して取付
けるようにしてあるから、該カバー部材11の取付け時
にその周端縁をこの位置決め縁14に嵌合することによ
って、該カバー部材11の位置決めを行えて取付作業を
容易に行えると共に、アッパケース2Aの側壁外面に対
するカバー部材11の周端縁の整合性が良く、該カバー
部材11の周端縁とアッパケース2Aの側壁外面との合
わせ部分からの風洩れを回避できて品質感を高めること
ができる。
【0025】なお、前記実施形態ではエバポレータ3と
ヒータユニット4とを横置きにして上下に多段配置した
熱交換器ユニット1を例に採って説明したが、本発明は
これに限定されることはなくユニットケースの側壁にフ
ット吹出口を設けたものに適用して前述と同様の効果を
奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同実施形態のエバポレータ配設部分を示す断面
図。
【符号の説明】
2 ユニットケース 9 フット吹出口 10 フットダクト 11 カバー部材 12 ノズル部 14 位置決め縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁の上側部にフット吹出し口(9)を
    形成したユニットケース(2)であって、該ユニットケ
    ース(2)の側壁外面に前記フット吹出口(9)を形成
    した部分から下側部に亘って、下端部にノズル部(1
    2)を備え、かつ、上端部でフット吹出口(9)を覆う
    略コ字形開断面のカバー部材(11)を結合し、該カバ
    ー部材(11)とユニットケース(2)の側壁とでフッ
    ト吹出口(9)とノズル部(12)とを連絡するフット
    ダクト(10)を形成したことを特徴とする空気調和装
    置のフットダクト構造。
  2. 【請求項2】 ユニットケース(2)の側壁外面には、
    カバー部材(11)の側面外形に適合する形状に形成さ
    れて、該カバー部材(11)の周端縁が嵌合する環状の
    位置決め縁(14)を形成したことを特徴とする請求項
    1記載の空気調和装置のフットダクト構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362132A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
JP2003252033A (ja) * 2002-03-01 2003-09-09 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置

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JP2002362132A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
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