JPH0728966Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH0728966Y2 JPH0728966Y2 JP11454289U JP11454289U JPH0728966Y2 JP H0728966 Y2 JPH0728966 Y2 JP H0728966Y2 JP 11454289 U JP11454289 U JP 11454289U JP 11454289 U JP11454289 U JP 11454289U JP H0728966 Y2 JPH0728966 Y2 JP H0728966Y2
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- Japan
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- air
- outlet
- foot
- duct
- vent
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Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は自動車用空気調和装置に係り、特に、デフ・フ
ットモード時にも、サイドベントとフットとの配風量を
変化できるようにした自動車用空気調和装置に関する。
ットモード時にも、サイドベントとフットとの配風量を
変化できるようにした自動車用空気調和装置に関する。
（従来の技術） 一般に、自動車には、車室内の快適性を向上させるため
に、自動車用空気調和装置が設置されている。自動車用
空気調和装置は、車室内外から空気を取り入れ、この空
気を温度調節した後に、車室内に設けられた各種吹出口
から配風するようになっている。自動車用空気調和装置
の一例を第４図に示す。
に、自動車用空気調和装置が設置されている。自動車用
空気調和装置は、車室内外から空気を取り入れ、この空
気を温度調節した後に、車室内に設けられた各種吹出口
から配風するようになっている。自動車用空気調和装置
の一例を第４図に示す。
第４図に示すように、自動車用空気調和装置１は、車室
内外の空気を取り入れるインテークユニット２を有す
る。このインテークユニット２には、クーラユニット３
またはヒータダウトが連結される。クーラユニット３
は、インテークユニット２から送られてくる空気を冷却
してヒータユニット４に送り込むようになっている。な
お、クーラユニットの代わりにヒータダクトが装着して
ある場合には、インテークユニット２からの空気を冷却
せずにヒータユニット４へ送り込むようになっている。
ヒータユニット４では，クーラユニット３から送られて
きた空気を適当な温度に調節し、各種ダクト5,6,7を通
して車室内に配風するようになっている。ヒータユニッ
ト４に連結してあるダクトとしては，フロントガラス及
びサイドウィンドに向けて配風を行なうセンターデフ吹
出口5aおよびサイドデフ吹出口5bを有するデフダクト５
と、乗員の上半身側に向けて配風を行なうセンターベン
ト吹出口6a及びサイドベント吹出口6bを有するベントダ
クト６と、乗員の足元側に向けて配風を行なうフット吹
出口7aを有する主フットダクト７とがある。
内外の空気を取り入れるインテークユニット２を有す
る。このインテークユニット２には、クーラユニット３
またはヒータダウトが連結される。クーラユニット３
は、インテークユニット２から送られてくる空気を冷却
してヒータユニット４に送り込むようになっている。な
お、クーラユニットの代わりにヒータダクトが装着して
ある場合には、インテークユニット２からの空気を冷却
せずにヒータユニット４へ送り込むようになっている。
ヒータユニット４では，クーラユニット３から送られて
きた空気を適当な温度に調節し、各種ダクト5,6,7を通
して車室内に配風するようになっている。ヒータユニッ
ト４に連結してあるダクトとしては，フロントガラス及
びサイドウィンドに向けて配風を行なうセンターデフ吹
出口5aおよびサイドデフ吹出口5bを有するデフダクト５
と、乗員の上半身側に向けて配風を行なうセンターベン
ト吹出口6a及びサイドベント吹出口6bを有するベントダ
クト６と、乗員の足元側に向けて配風を行なうフット吹
出口7aを有する主フットダクト７とがある。
このような各種ダクトの吹出口からの配風制御は、コン
トロールパネル（図示せず）に設けられたコントロール
レバーを操作することによって成される。このコントロ
ールレバーによって制御される配風モードと、各種吹出
口からの配風比との関係の一例を第５図に示す。
トロールパネル（図示せず）に設けられたコントロール
レバーを操作することによって成される。このコントロ
ールレバーによって制御される配風モードと、各種吹出
口からの配風比との関係の一例を第５図に示す。
第５図中のVENTは、ベント吹出口6a,6bから配風を行う
ベントモードであり、B/Lは、ベント吹出口6a,6bとフッ
ト吹出口7aから配風を行うバイレベルモードであり、D/
F1及びD/F2は、デフ吹出口5a,5bとフット吹出口7aとサ
イドベント吹出口6bから配風を行うデフ・フットモード
であり、DEFは、デフ吹出口5a,5bとサイドベント吹出口
6bとから配風を行うデフモードである。
ベントモードであり、B/Lは、ベント吹出口6a,6bとフッ
ト吹出口7aから配風を行うバイレベルモードであり、D/
F1及びD/F2は、デフ吹出口5a,5bとフット吹出口7aとサ
イドベント吹出口6bから配風を行うデフ・フットモード
であり、DEFは、デフ吹出口5a,5bとサイドベント吹出口
6bとから配風を行うデフモードである。
なお、上述したデフ・フットモード及びデフモード時に
おいて、乗員の上半身側に向けて配風を行なうサイドベ
ント吹出口6bからも配風を行うのは、ここから吹出され
る風をも利用してサイドウィンドの曇りを晴らそうとす
るためである。また、デフ・フットモードが２種類（D/
F1とD/F2）あるのは、外気条件や車室内条件などに応じ
て、窓の曇りをなくすことと、乗員の足元暖房とを都合
良く両立させるためのデフ・フットモードを２種類にし
て、乗員の希望に沿う配風制御を得るためである。
おいて、乗員の上半身側に向けて配風を行なうサイドベ
ント吹出口6bからも配風を行うのは、ここから吹出され
る風をも利用してサイドウィンドの曇りを晴らそうとす
るためである。また、デフ・フットモードが２種類（D/
F1とD/F2）あるのは、外気条件や車室内条件などに応じ
て、窓の曇りをなくすことと、乗員の足元暖房とを都合
良く両立させるためのデフ・フットモードを２種類にし
て、乗員の希望に沿う配風制御を得るためである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このような自動車用空気調和装置にあっ
ては、とくに第２のデフ・フットモード（D/F2）時に、
足元への配風量が上半身への配風量に比べて小さく、足
元の暖房感が減じてしまうという不都合を有していた。
ては、とくに第２のデフ・フットモード（D/F2）時に、
足元への配風量が上半身への配風量に比べて小さく、足
元の暖房感が減じてしまうという不都合を有していた。
このような場合に、単に第１のデフ・フットモード（D/
F1）に戻して足元の暖房感を高めようとすると、フロン
トデフ吹出口5aからの配風量が減り、天候や乗員数によ
ってはフロントガラスの曇りが生じる虞があるという不
都合を有する。そこで乗員は、足元の暖房を犠牲にす
る、第２のデフ・フットモードを（D/F2）と第１のデフ
・フットモード（D/F1）を時々切替えなければならなか
った。
F1）に戻して足元の暖房感を高めようとすると、フロン
トデフ吹出口5aからの配風量が減り、天候や乗員数によ
ってはフロントガラスの曇りが生じる虞があるという不
都合を有する。そこで乗員は、足元の暖房を犠牲にす
る、第２のデフ・フットモードを（D/F2）と第１のデフ
・フットモード（D/F1）を時々切替えなければならなか
った。
なお、実開昭55-155617号公報には、ベントダクトに副
フットダクトを設けて、この副フットダクトから乗員の
足元に向けて冷風を吹出すようにした自動車用空気調和
装置は知られている。しかしながら、この公報に開示さ
れた自動車用空気調和装置では，デフ・フットモード時
に副フットダクトとサイドベントダクトとから吹出され
る配風比を変化させることはできず、上述したような従
来技術が有する不都合を依然として有していた。
フットダクトを設けて、この副フットダクトから乗員の
足元に向けて冷風を吹出すようにした自動車用空気調和
装置は知られている。しかしながら、この公報に開示さ
れた自動車用空気調和装置では，デフ・フットモード時
に副フットダクトとサイドベントダクトとから吹出され
る配風比を変化させることはできず、上述したような従
来技術が有する不都合を依然として有していた。
本考案は上記従来技術が有する問題点に鑑みて成された
もので、デフ・フットモード時に、外気条件や車室内条
件に応じて、窓の曇りをなくすことと、乗員の足元暖房
とを都合良く両立させる事のできる自動車用空気調和装
置を提供することを目的とする。
もので、デフ・フットモード時に、外気条件や車室内条
件に応じて、窓の曇りをなくすことと、乗員の足元暖房
とを都合良く両立させる事のできる自動車用空気調和装
置を提供することを目的とする。
［考案の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案では、フロントガラ
ス及びサイドウィンドに向けて配風を行なうデフ吹出口
を有するデフダクトと、乗員の上半身側に向けて配風を
行なうセンターベント吹出口及びサイドベント吹出口を
有するベントダクトと、乗員の足元側に向けて配風を行
なうフット吹出口を有する主フットダクトとを少なくと
も具備し、これら吹出口から温度制御された空気を配風
する自動車用空気調和装置において、前記ベントダクト
におけるサイドベント吹出口に至る間に、乗員の足元に
向けて配風を行なう副フット吹出口を有する副フットダ
クトを連結し、前記ベントダクトと副フットダクトとの
連結部に、配風量制御ダンパを装着し、前記フット吹出
口とデフ吹出口とサイドベント吹出口とから配風が行な
われる配風モードの場合に、前記配風量制御ダンパの開
度を制御し、サイドベント吹出口と副フット吹出口とか
ら吹き出される配風量を変化させるようにしたことを特
徴としている。
ス及びサイドウィンドに向けて配風を行なうデフ吹出口
を有するデフダクトと、乗員の上半身側に向けて配風を
行なうセンターベント吹出口及びサイドベント吹出口を
有するベントダクトと、乗員の足元側に向けて配風を行
なうフット吹出口を有する主フットダクトとを少なくと
も具備し、これら吹出口から温度制御された空気を配風
する自動車用空気調和装置において、前記ベントダクト
におけるサイドベント吹出口に至る間に、乗員の足元に
向けて配風を行なう副フット吹出口を有する副フットダ
クトを連結し、前記ベントダクトと副フットダクトとの
連結部に、配風量制御ダンパを装着し、前記フット吹出
口とデフ吹出口とサイドベント吹出口とから配風が行な
われる配風モードの場合に、前記配風量制御ダンパの開
度を制御し、サイドベント吹出口と副フット吹出口とか
ら吹き出される配風量を変化させるようにしたことを特
徴としている。
（作用） 外気温度が低く、車室内の暖房を行なう場合には、フロ
ントガラスが曇りがちになるため、乗員は、自動車用空
気調和装置のデフ・フットモードを選択して車室内の暖
房を行なう。その場合において、乗員が多い場合には、
車室内が高湿度になるので、窓の曇りを防止するため
に、前記配風量制御ダンパを制御してサイドベント吹出
口からの配風量を優先的に多くする。
ントガラスが曇りがちになるため、乗員は、自動車用空
気調和装置のデフ・フットモードを選択して車室内の暖
房を行なう。その場合において、乗員が多い場合には、
車室内が高湿度になるので、窓の曇りを防止するため
に、前記配風量制御ダンパを制御してサイドベント吹出
口からの配風量を優先的に多くする。
また、乗員の数が少ない場合には、多い場合に比較すれ
ば車室内湿度は低いので、その場合には、前記配風量制
御ダンパを制御して、副フットダクト吹出口からの配風
量を多くし、乗員の足元暖房を充実させる事ができる。
ば車室内湿度は低いので、その場合には、前記配風量制
御ダンパを制御して、副フットダクト吹出口からの配風
量を多くし、乗員の足元暖房を充実させる事ができる。
（実施例） 以下に、本考案に係る自動車用空気調和装置の一実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
を図面に基づいて詳細に説明する。
第１図は本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装置
の概略構成図、第２図は同実施例に係る自動車用空気調
和装置の要部断面図、第３図は同実施例に係る自動車用
空気調和装置の配風モードと配風比との関係を示すグラ
フであり、第4,5図に示す部材と共通する部材には同一
符号を付してその説明は一部省略する。
の概略構成図、第２図は同実施例に係る自動車用空気調
和装置の要部断面図、第３図は同実施例に係る自動車用
空気調和装置の配風モードと配風比との関係を示すグラ
フであり、第4,5図に示す部材と共通する部材には同一
符号を付してその説明は一部省略する。
本実施例に係る自動車用空気調和装置10は、第１図に示
すように、車室内外の空気を取り入れるインテークユニ
ット２と、インテークユニットで取り入れた空気を冷却
するクーラユニット３と、クーラユニット３から送られ
てきた空気を適当な温度に調節し、各種ダクト5,7,12を
通して車室内に配風するヒータユニット４とを有する。
すように、車室内外の空気を取り入れるインテークユニ
ット２と、インテークユニットで取り入れた空気を冷却
するクーラユニット３と、クーラユニット３から送られ
てきた空気を適当な温度に調節し、各種ダクト5,7,12を
通して車室内に配風するヒータユニット４とを有する。
なお、クーラユニット３の代わりにヒータダクトが装着
してある場合には、インテークユニット２からの空気を
冷却せずにヒータユニット４へ送り込むことなる。
してある場合には、インテークユニット２からの空気を
冷却せずにヒータユニット４へ送り込むことなる。
ヒータユニット４に連結してあるダクトとしては，フロ
ントガラス及びサイドウィンドに向けて配風を行なうセ
ンターデフ吹出口5a及びサイドデフ吹出口5bを有するデ
フダクト５と、乗員の上半身側に向けて配風を行なうセ
ンターベント吹出口12a及びサイドベント吹出口12aを有
するベントダクト12と、乗員の足元側に向けて配風を行
なうフット吹出口7aを有する主フットダクト７とがあ
る。
ントガラス及びサイドウィンドに向けて配風を行なうセ
ンターデフ吹出口5a及びサイドデフ吹出口5bを有するデ
フダクト５と、乗員の上半身側に向けて配風を行なうセ
ンターベント吹出口12a及びサイドベント吹出口12aを有
するベントダクト12と、乗員の足元側に向けて配風を行
なうフット吹出口7aを有する主フットダクト７とがあ
る。
本実施例では、前記ベントダクト12におけるサイドベン
ト吹出口12bに至る間に、乗員の足元に向けて配風を行
なう副フット吹出口14aを有する副フットダクト14を連
結し、前記ベントダクト12と副フットダクト14との連結
部16に、配風量制御ダンパ18を装着してある。
ト吹出口12bに至る間に、乗員の足元に向けて配風を行
なう副フット吹出口14aを有する副フットダクト14を連
結し、前記ベントダクト12と副フットダクト14との連結
部16に、配風量制御ダンパ18を装着してある。
配風量制御ダンパ18は、第２図に詳示するように、回動
軸20を中心として回動し、サイドベント吹出口12bと副
フットダクト吹出口14aとから車室内に吹出される配風
比を変化させることができるようになっている。すなわ
ち、配風量制御ダンパ18を回動制御することにより、第
３図に示すように、副フット吹出口14aからの配風量
（副フット）と、サイドベント吹出口12bからの配風量
（サイドベント）との境界線22は、矢印Ａに示すように
上下に変化する事ができる。
軸20を中心として回動し、サイドベント吹出口12bと副
フットダクト吹出口14aとから車室内に吹出される配風
比を変化させることができるようになっている。すなわ
ち、配風量制御ダンパ18を回動制御することにより、第
３図に示すように、副フット吹出口14aからの配風量
（副フット）と、サイドベント吹出口12bからの配風量
（サイドベント）との境界線22は、矢印Ａに示すように
上下に変化する事ができる。
このような配風量制御ダンパ18の回動制御は、コントロ
ールパネルに装着してあるコントロールレバーによって
行なう。モードレバーがスイッチによりD/F2にあるとき
のみ配風量制御ダンパ18が回動制御できるようにすれ
ば、他のモード時誤って作動することを無くすことがで
きる。
ールパネルに装着してあるコントロールレバーによって
行なう。モードレバーがスイッチによりD/F2にあるとき
のみ配風量制御ダンパ18が回動制御できるようにすれ
ば、他のモード時誤って作動することを無くすことがで
きる。
このような自動車用空気調和装置によれば、外気温度が
低く、車室内の暖房を行なう場合には、フロントガラス
が曇りがちになるため、乗員は自動車用空気調和装置の
デフ・フットモード（D/F1またはD/F2）を選択して車室
内の暖房を行なう。その場合において、乗員が多い場合
には、車室内が高湿度になるので、窓の曇りを防止する
ために、前記配風量制御ダンパ18を制御してサイドベン
ト吹出口からの配風量を優先的に多くすることができ
る。
低く、車室内の暖房を行なう場合には、フロントガラス
が曇りがちになるため、乗員は自動車用空気調和装置の
デフ・フットモード（D/F1またはD/F2）を選択して車室
内の暖房を行なう。その場合において、乗員が多い場合
には、車室内が高湿度になるので、窓の曇りを防止する
ために、前記配風量制御ダンパ18を制御してサイドベン
ト吹出口からの配風量を優先的に多くすることができ
る。
また、乗員の数が少ない場合には、多い場合に比較すれ
ば車室内湿度は低いので、その場合には、前記配風量制
御ダンパ18を制御して、副フットダクト吹出口14aから
の配風量を多くし、乗員の足元暖房を充実させる事がで
きる。したがって従来の自動車用空気調和装置でデフ・
フットモード選択した場合に不足していた足元の暖房感
を充実させることが可能になる。
ば車室内湿度は低いので、その場合には、前記配風量制
御ダンパ18を制御して、副フットダクト吹出口14aから
の配風量を多くし、乗員の足元暖房を充実させる事がで
きる。したがって従来の自動車用空気調和装置でデフ・
フットモード選択した場合に不足していた足元の暖房感
を充実させることが可能になる。
なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
なく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
［考案の効果］ 以上、詳細に説明したように本考案によれば、ベントダ
クトにおけるサイドベント吹出口に至る間に、乗員の足
元に向けて配風を行なう副フット吹出口を有する副フッ
トダクトを連結し、前記ベントダクトと副フットダクト
との連結部に、配風量制御ダンパを装着し、デフ・フッ
トモードの場合に、前記配風量制御ダンパの開度を制御
し、サイドベント吹出口と副フット吹出口とから吹き出
される配風量を変化させるようにしたので、デフ・フッ
トモード時にあっても、外気条件や車室内条件に応じ
て、窓の曇りをなくしつつ、乗員の足元暖房の快適化を
図ることが可能になるという優れた効果を奏する。
クトにおけるサイドベント吹出口に至る間に、乗員の足
元に向けて配風を行なう副フット吹出口を有する副フッ
トダクトを連結し、前記ベントダクトと副フットダクト
との連結部に、配風量制御ダンパを装着し、デフ・フッ
トモードの場合に、前記配風量制御ダンパの開度を制御
し、サイドベント吹出口と副フット吹出口とから吹き出
される配風量を変化させるようにしたので、デフ・フッ
トモード時にあっても、外気条件や車室内条件に応じ
て、窓の曇りをなくしつつ、乗員の足元暖房の快適化を
図ることが可能になるという優れた効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装置
の概略構成図、第２図は同実施例に係る自動車用空気調
和装置の要部断面図、第３図は同実施例に係る自動車用
空気調和装置の配風モードと配風比との関係を示すグラ
フ、第４図は従来例に係る自動車用空気調和装置の概略
構成図、第５図は従来例に係る自動車用空気調和装置の
配風モードと配風比との関係を示すグラフである。 ５……デフダクト、5a……センターデフ吹出口、5b……
サイドデフ吹出口、６……ベントダクト、6a……センタ
ーベント吹出口、6b……サイドベント吹出口、７……主
フットダクト、7a……主フット吹出口、14……副フット
ダクト、14a……副フット吹出口、16……連結部、18…
…配風量制御ダンパ。
の概略構成図、第２図は同実施例に係る自動車用空気調
和装置の要部断面図、第３図は同実施例に係る自動車用
空気調和装置の配風モードと配風比との関係を示すグラ
フ、第４図は従来例に係る自動車用空気調和装置の概略
構成図、第５図は従来例に係る自動車用空気調和装置の
配風モードと配風比との関係を示すグラフである。 ５……デフダクト、5a……センターデフ吹出口、5b……
サイドデフ吹出口、６……ベントダクト、6a……センタ
ーベント吹出口、6b……サイドベント吹出口、７……主
フットダクト、7a……主フット吹出口、14……副フット
ダクト、14a……副フット吹出口、16……連結部、18…
…配風量制御ダンパ。
Claims (1)
- 【請求項１】フロントガラス及びサイドウィンドに向け
て配風を行なうデフ吹出口（5a,5b）を有するデフダク
ト（５）と、乗員の上半身側に向けて配風を行なうセン
ターベント吹出口（12a）及びサイドベント吹出口（12
b）を有するベントダクト（12）と、乗員の足元側に向
けて配風を行なうフット吹出口（7a）を有する主フット
ダクト（７）とを少なくとも具備し、これら吹出口から
温度制御された空気を配風する自動車用空気調和装置に
おいて、 前記ベントダクト（12）におけるサイドベント吹出口
（12b）に至る間に、乗員の足元に向けて配風を行なう
副フット吹出口（14a）を有する副フットダクト（14）
を連結し、前記ベントダクト（12）と副フットダクト
（14）との連結部（16）に、配風量制御ダンパ（18）を
装着し、 前記フット吹出口（7a）とデフ吹出口（5a,5b）とサイ
ドベント吹出口（12b）とから配風が行なわれる配風モ
ードの場合に、前記配風量制御ダンパ（18）の開度を制
御し、サイドベント吹出口（12b）と副フット吹出口（1
4a）とから吹き出される配風量を変化させるようにした
ことを特徴とする自動車用空気調和装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11454289U JPH0728966Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11454289U JPH0728966Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0352213U JPH0352213U (ja) | 1991-05-21 |
| JPH0728966Y2 true JPH0728966Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31662905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11454289U Expired - Lifetime JPH0728966Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728966Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP11454289U patent/JPH0728966Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0352213U (ja) | 1991-05-21 |
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