JPS602965Y2 - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPS602965Y2
JPS602965Y2 JP1980078340U JP7834080U JPS602965Y2 JP S602965 Y2 JPS602965 Y2 JP S602965Y2 JP 1980078340 U JP1980078340 U JP 1980078340U JP 7834080 U JP7834080 U JP 7834080U JP S602965 Y2 JPS602965 Y2 JP S602965Y2
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JP
Japan
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outlet
footwell
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foot
air volume
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Expired
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JP1980078340U
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English (en)
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JPS571712U (ja
Inventor
康博 藤岡
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空調装置の改良に関するものであり、
運転席側足元吹出口と助手席側足元吹出口の吹出風量割
合を、単一のダンパで制御しうる装置を提供することを
目的とする。
従来の自動車用空調装置においては、主ダクトの下流側
に足元ベント切替ダンパを介して足元吹出ダクトが設け
られ、その端部に運転席側足元吹出口と助手席側足元吹
出口が設けられ、足元吹出ダクトの空気流量は足元ベン
ト切替ンパの開度により調整可能であるが、前記両足元
吹出口の吹出風量は固定化されており、運転席側と助手
席側との日照その他に原因する風量等空調条件の差異を
希望する場合にもその風量の調整機構は存在しなかった
また、第2図に示される如く、大型車輛にあっては、主
ダクト1の下流側に足元ベント切替ダンパ2を介して足
元吹出ダクト3が設けられ、その端部に運転席側足元吹
出口4と助手席側足元吹出口5とが設けられているが、
運転席側足元吹出口4には運転席側足元切替ダンパ20
が設けられ、助手席側足元吹出口5には助手席側足元切
替ダンパ21が別個に設けられているため、機構が複雑
でコスト高となり、設置場所、操作位置等の関係もあっ
て小型車輛においては容易に採用されず、小型車輛にお
いても採用可能な両足元吹出口4゜5の風量調整機構の
出現が望まれていた。
本考案は前記要望に応えうる運転席側及び助手席側の足
元吹出風量調整機構を提供するものであり、その機成に
ついて以下第1図により説明する。
空調用空気は外気吸気口6及び内気吸気ロアから内外気
切替ダンパ8により吸気割合を定められつつ送風機用モ
ータ9により駆動されるファン10に吸入され、主ダク
ト1に送られる。
該主ダクト1内には、吹出温度制御部である冷却用の蒸
発器11及び加熱用の熱交換器12が設けられ、該熱交
換器12が流過する空気量を変えるため、吹出温度制御
ダンパ13が設けられている。
前記主ダクト1には、デフロスタ吹出口14、ベント吹
出口15及び足元吹出ダクト3が設けられ、デフロスタ
吹出口14にはデフロスタダンパ16が、ベント吹出口
15及び足元吹出ダクト3の流量切替用に足元ベント切
替ダンパ2が設けられている。
以上の構成は従来のものと同じである。
本考案においては、前記足元吹出ダクト3の端部に運転
席側足元吹出口4と助手席側足元吹出口5とが設けられ
ているが、両足光吹出口4,5のうちの一方、第1図に
おいては助手席側足元吹出口5の開口面積が他方の運転
席側足元吹出口4の開口面積よりも大とされ、前記開口
面積のより大である助手席足元吹出口5にのみ足元風量
制御ダンパ17が設けられ、更に前記助手席足元吹出口
5には前記足元風量制御ダンパ17の全開位置で該ダン
パ17を収納する段差が設けられている。
尚、各図中、双矢印円弧は、各ダンパの回動範囲を示す
次に本考案の作用、効果について述べる。
デフロスタ吹出口14の吹出風量はデフロスタダンパ1
6の開度を変えることにより制御され、ベント吹出口1
5及び足元吹出ダクト3の吹出風量割合は、足元ベント
切替ダンパ2の開度を変えることにより制御される。
足元吹出ダクト3の風量のうち運転席側足元吹出口4と
助手席側足元吹出口5との吹出風量の割合は足元風量制
御ダンパ17の開度を変えることによって制御すること
ができる。
いま、開口面積の小さい運転席側足元吹出口4よりの吹
出風量と、開口面積の大きな助手席側足元吹出口5の吹
出風量とが略等しくなる開度に足元風量制御ダンパ17
を位置させておき、足元ベント切替ダンパ2の開度を、
両足光吹出口4,5よりの総合吹出風量が希望の値とな
る位置に選定しておいたとき、第3図に示す如く、開口
面積の小さい吹出口、図示実施例では運転席側足元吹出
口4の風量割合を割合の値1.0上にあるA線で示すと
すると、足元風量制御ダンパ17の開度を変えることに
より、開口面積の大きい吹出口、図示実施例では助手席
側足元吹出口5の運転席側足元吹出口4の風量に対する
風量割合は、前記ダンパ17の開度が最大のときに前記
風量割合が最大、開度Cにおいて両足光吹出口4,5の
前記風量割合は等しくなり、前記ダンパ17の開度が最
小になると前記風量割合は最小となり、第3図B線の如
き風量割合の変動を生ずる。
而して両足光吹出口4,5の形状や開口面積の割合を変
えること、また足元風量制御ダンパ17の形状を変える
こと等により、B線の傾斜、従って風量割合の最大値、
最小値も希望する値に選定可能である。
図示例では、B線の風量割合は、最大値1.5.最少値
0.5の間で変更される。
また前記足元風量制御ダンパ17の全開位置で該ダンパ
17は段差内に収納され、助手席側足元吹出口5側への
吹出風量に対する抵抗を極力減少し、運転席側足元吹出
口4と助手席側足元吹出口5との風量割合の調節効率の
向上をはかつている。
前述の如く、助手席側にある足元風量制御ダンパ17の
開度を、助手席側乗員が設定するだけで、運転席側と助
手席側の乗員が、それぞれ快適な相対的空調条件を得る
ことができる。
従って、予め足元ベント切替ダンパ2の開度を設定し、
足元風量総量をセットしておけば、その総風量内におい
て、例えば暖房時に、助手席側乗員の希望を主として調
整する場合に、該乗員が寒ければ、足元風量制御ダンパ
17のレバを動かし、該ダンパ17の開度を助手席側足
元吹出口5の吹出風8増の方向に回動ずればよく、日照
等により助手席側乗員が暑過ぎるときは、足元風量制御
ダンパ17の開度を小とする如くそのレバを回動ずれば
よい。
運転席側乗置の希望を主として調整する場合も同様操作
で一方の側において調整しうるものである。
足元風量制御ダンパ17は、必ずしも全開全閉の位置迄
回動する必要はない。
本来余程極端な空調条件の希望値の場合を除いて、足元
風量制御ダンパ17の開度は、少し冬目か、少し少な目
に風量割合調整がされれば、運転席側及び助手席側乗員
望の空調条件に収まるものであり、通常は両度側の乗員
がそれぞれ完全に独自にそれぞれの足元吹出口の風量を
コントロールする必要は生じないものである。
前述の実施例では助手席側足元吹出口5の開口面積が運
転席側足元吹出口4の開口面積より犬なものについて述
べられているが、開口面積の大小が逆の場合も当然可能
であり、この場合も開口面積の大きな足元吹出口側に足
元風量制御ダンパを設けることにより、両側の足元吹出
口の吹出風量の風量割合を、前述同様に制御することが
できる。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載された構成をな
すものであるから、運転席側と助手席側との足元吹出口
の開口面積を等しくせず、開口面積の大なる足元吹出口
にのみ設けられている単一の足元風量制御ダンパの開度
を、一方の乗員が変えることによって、両足元吹出口の
風量を変えうるものであり、複雑なダンパ機構を設ける
ことがなくとも両側の乗員の個々の空調条件をそれぞれ
の希望する値に近くすることができ、しかも簡単な足元
風量制御ダンパの構造で風量制御効率を高めることがで
き、小型車においても設置可能な空調装置を提供しうる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の空調装置の部材配置図、第2図は従来
例の空調装置の部材配置図、第3図は実施例の足元風量
制御ダンパ開度−風量割合線図である。 1・・・・・・主ダクト、2・・・・・・足元ベント切
替ダンパ、3・・・・・・足元吹出ダクト、4・・・・
・・運転席側足元吹出口、5・・・・・・助手席側足元
吹出口、14・・・・・・デフロスタ吹出口、15・・
・・・・ベント吹出口、17・・・・・・足元風量制御
ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吹出温度制御部の後の吸気の排出側の主ダクトにデフロ
    スタ吹出口、ベント吹出口、足元吹出ダクト等がそれぞ
    れ分岐連結されている自動車用空調装置において、前記
    主ダクトより足元ベント切替ダンパを介して分岐される
    足元吹出ダクトの端部には、更に運転席側の足元吹出口
    と助手席側の足元吹出口とが分岐連設されており、前記
    運転席側足元吹出口と助手席側足元吹出口のうち一方の
    足元吹出口の開口面積が他方の足元吹出口の開口面積よ
    りも大とされ、前記開口面積の大な足元吹出口にのみ足
    元風量制御ダンパが設けられ、前記開口面積の大な足元
    吹出口には前記足元風量制御ダンパの全開位置で該足元
    風量制御ダンパを収納する段差が設けられており、開口
    面積の小さい足元吹出口には風量制御ダンパが設けられ
    ていない構成とされていることを特徴とする自動車用空
    調装置。
JP1980078340U 1980-06-05 1980-06-05 自動車用空調装置 Expired JPS602965Y2 (ja)

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JPS571712U JPS571712U (ja) 1982-01-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638725B2 (ja) * 1983-11-04 1994-05-25 山田機械工業株式会社 枝打機
JPH0638724B2 (ja) * 1983-11-04 1994-05-25 山田機械工業株式会社 枝打機
JPS59130114A (ja) * 1983-12-08 1984-07-26 山田機械工業株式会社 枝打機
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136447U (ja) * 1974-09-10 1976-03-18

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