JPH05139143A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH05139143A
JPH05139143A JP32980491A JP32980491A JPH05139143A JP H05139143 A JPH05139143 A JP H05139143A JP 32980491 A JP32980491 A JP 32980491A JP 32980491 A JP32980491 A JP 32980491A JP H05139143 A JPH05139143 A JP H05139143A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
rear seat
front seat
side space
seat side
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32980491A
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English (en)
Inventor
Futoshi Furuta
太 古田
Hideo Sugano
英男 菅野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05139143A publication Critical patent/JPH05139143A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前席18のみに乗車している場合は前席側空間
14a のみを空調することにより空調ユニットACの消費動
力を節減し、前席18及び後席16に乗車しているときは調
和空気を後席側吹出口26から吹き出すことにより後席側
空間14b を効果的に空調する。 【構成】 前席18のみに乗員が着席している場合には、
後席側吸込口24から吸い込まれた後席側空間14b 内の空
気を循環用送風ユニット20によって付勢してダクト25を
経て後席用吹出口26から天井方向に吹き出すことによっ
て車室14内を前席側空間14a と後席側空間14b4とに区画
し、前席用吹出口11、12から調和空気を吹き出すことに
より前席側空間14a のみを冷房する。前席18及び後席16
に乗員が着席している場合には調和空気の一部をダクト
23を経て循環用送風ユニット20に導き、これを付勢して
後席用吹出口26から後席側空間14b 内に吹き出す。これ
と同時に調和空気を前席用吹出口11、12から前席側空間
14a 内に吹き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図3
に示されている。ACはダッシュボード15の外側に設置さ
れた空調ユニットで、ケーシング1、ブロア2、エバポ
レータ3、ヒータ4、エアミックスダンパ5、吹出モー
ド切換ダンパ6、7、内外気切換ダンパ8等を備えてい
る。このダッシュボード15にはフェイス吹出口11、デフ
ロスト吹出口12、フート吹出口13等の前席用吹出口が設
けられている。
【0003】この空調ユニット10の運転時、ブロア2が
回転すると、内外気切換ダンパ8を切り換えることによ
って外気が外気吸入口9から又は車室内空気が内気吸入
口10からケーシング1内に吸入され、ブロア2で付勢さ
れた後エバポレータ3を流過することによって冷却され
る。エバポレータ3で冷却された空気はエアミックスダ
ンパ5によって分岐され、その一部はヒータ4を流過す
る過程でこのヒータ4を循環するエンジン冷却水と熱交
換することによって昇温した後、ヒータ4をバイパスし
た残部の空気と混合して所定温度の調和空気となる。こ
の調和空気は吹出モード切換ダンパ6、7を切り換える
ことによって選択されたフェイス吹出口11、デフロスト
吹出口12、フート吹出口13の1又は2から車室14内に吹
き出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、吹出口11、12、13がダッシュボード15に設けられ
ているため、これら前席用吹出口11、12、13から吹き出
された調和空気が後席16に着席した乗員17に届き難く、
この乗員17に快適な空調フィーリングを与えることがで
きないという問題があった。また、前席18のみに乗員19
が着席している場合でも車室14内空間の全てを冷房する
ためエネルギが無駄に消費されるという不具合があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ダッシュボードの外側に設置された空調ユニッ
トで温調された調和空気を上記ダッシュボードに設けら
れた前席用吹出口から車室内へ吹き出す車両用空気調和
装置において、後席側に循環用送風ユニットを設置し、
この送風ユニットの吸込側に上記空調ユニットからの調
和空気を導入するダクトと後席側空間内の空気を吸入す
る後席側吸込口とを切換ダンパを介して切換可能に接続
するとともにこの送風ユニットの吐出側を前席の背もた
れ内に設けられたダクトの基端に接続し、このダクトの
先端を上記背もたれの上部に設置された後席用吹出口に
接続したことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0006】後席用吹出口を少なくとも車室内の後席側
方向と天井方向とに切換可能とすることができる。
【0007】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、前席のみに乗員が着席している場合には、切換ダン
パを切り換えることによって後席側吸込口を循環用送風
ユニットの吸込側に接続する。かくして、後席側空間内
の空気が送風ユニットに吸い込まれて付勢され、前席の
背もたれ内に設けられたダクトを通りその上部に設けら
れた後席用吹出口から天井方向に吹き出され、この気流
によって車室内を前席側空間と後席側空間とに区画す
る。そして、ダッシュボードに設けられた前席用吹出口
から調和空気を吹き出すことにより前席側空間を冷房す
る。
【0008】前席及び後席に乗員が着席している場合に
は切換ダンパを切り換えることによって空調ユニットか
らの調和空気の一部をダクトを経て循環用送風ユニット
に導いてこれを付勢し、ダクトを経て後席用吹出口から
後席側方向に吹き出す。これと同時に空調ユニットから
の調和空気がダッシュボードに設けられた前席用吹出口
から車室内に吹き出される。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。車
室14内後席側、即ち、センターコンソールの後部に循環
用送風ユニット20が設置されている。この循環用送風ユ
ニット20の内部にはブロア21が内蔵され、その吸込側に
は空調ユニットACから調和空気を導入するダクト23及び
後席側空間14b 内の空気を吸入する後席側吸込口24のい
ずれかが切換ダンパ22を切り換えることによって接続さ
れるようになっている。
【0010】また、循環用送風ユニット20の吐出側は前
席18の背もたれ18a 内に配設されたダクト25の基端に接
続され、このダクト25の先端は背もたれ18a の上部に設
置された後席用吹出口26に接続されている。他の構成は
図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には
同じ符号が付されている。
【0011】しかして、図示のように、前席18及び後席
16にそれぞれ乗員19、17が着席している場合には、後席
用吹出口26を後席側方向に向け、かつ、切換ダンパ22を
図示のように切り換えることによって空調ユニットACか
らの調和空気の一部をダクト23を経て循環用送風ユニッ
ト20内に導く。すると、調和空気はブロア21で付勢さ
れ、ダクト25、後席用吹出口26から後席側空間14b に吹
き出される。これと同時に空調ユニットACからの調和空
気がダッシュボード15に設けられた前席用吹出口11又は
12のいずれか又は双方から前席側空間14a 内に吹き出さ
れる。かくして、前席18の乗員19のみならず後席16の乗
員17の空調フィーリングを十分に満足させることが可能
となる。
【0012】前席18のみに乗員19が着席している場合に
は、後席用吹出口26を図に破線で示すように天井方向に
向け、かつ、切換ダンパ22を切り換えることによって後
席側吸込口24を循環用送風ユニット20の吸込側に接続す
る。すると、後席側空間14bの空気が循環用送風ユニッ
ト20に吸い込まれてブロア21によって付勢され、ダクト
25を通り後席用吹出口26から上方に吹き出される。この
気流によって車室14内を前席側空間14a と後席側空間14
b とに区画し、前席用吹出口11、12のいずれか又は双方
から調和空気を前席側空間14a に吹き出すことにより前
席側空間14a のみを効率的に冷房する。かくして、後席
側空間14b は空調されないので、空調ユニットACの消費
する動力を低減できる。
【0013】上記実施例においては、前席18の背もたれ
18a の上部に前席用吹出口26を設置し、これを切り換え
て天井方向又は後席側方向に指向させるようにしたが、
図2に示すように、背もたれ18a の上部に上方に向かっ
て開口する吹出口27を設置するとともに背もたれ18a の
背面に後方に向かって開口する吹出口28を設け、切換ダ
ンパ29を切り換えることによってダクト25から導かれた
空気を後席側方向又は天井方向に吹き出すようにするこ
ともできる。なお、30は吹出口28に設置されたルーバで
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、前席のみに乗員が着
席している場合には、後席側空間内の空気を後席用吹出
口から天井方向に吹き出すことよって車室内を前席側空
間と後席側空間とに区画し、前席用吹出口から調和空気
を吹き出すことにより前席側空間のみを冷房するので空
調ユニットの消費動力を節減できる。前席及び後席に乗
員が着席している場合には調和空気の一部を後席用吹出
口から後席側方向に吹き出すと同時に空調ユニットから
の調和空気が前席用吹出口から車室内に吹き出されるの
で、後席の乗員の空調フィーリングを向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す部分的側断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示し、(A) は前席の斜
視図、(B)は部分的断面図である。
【図3】従来の車両用空気調和装置の側断面図である。
【符号の説明】
15 ダッシュボード AC 空調ユニット 11、12 前席用吹出口 20 循環用送風ユニット 23 ダクト 24 後席側吸込口 22 切換ダンパ 18 前席 18a 背もたれ 25 ダクト 26 後席用吹出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュボードの外側に設置された空調
    ユニットで温調された調和空気を上記ダッシュボードに
    設けられた前席用吹出口から車室内へ吹き出す車両用空
    気調和装置において、後席側に循環用送風ユニットを設
    置し、この送風ユニットの吸込側に上記空調ユニットか
    らの調和空気を導入するダクトと後席側空間内の空気を
    吸入する後席側吸込口とを切換ダンパを介して切換可能
    に接続するとともにこの送風ユニットの吐出側を前席の
    背もたれ内に設けられたダクトの基端に接続し、このダ
    クトの先端を上記背もたれの上部に設置された後席用吹
    出口に接続したことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記後席用吹出口を少なくとも車室内の
    後席側方向と天井方向とに切換可能としたことを特徴と
    する請求項1記載の車両用空気調和装置。
JP32980491A 1991-11-19 1991-11-19 車両用空気調和装置 Withdrawn JPH05139143A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204