JP3583164B2 - 泡放出用ポンプ容器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は泡放出用ポンプ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、国際公開番号W092/08657号の泡放出用ポンプ容器が知られている。該容器は、上部を大径の空気シリンダに、下部を小径の液体シリンダに、それぞれ形成し、かつ空気シリンダ上部に容器体内への空気供給弁を設けたシリンダ部材を空気シリンダ上端面を蓋体で密閉させて容器体内へ垂設固定すると共に、上記両シリンダ内へ嵌合させた大小両径ピストンから大小両径ステムを、小径ステム上部を大径ステム内へ嵌着させかつ大径ステムを蓋体に貫通させて起立し、大径ステム上端にノズル付き押下げヘッドを付設して、上方付勢された作動部材を設け、付勢に抗し押下げられた状態で押下げヘッド一部を蓋板一部へ螺合可能に設けたものである。尚該螺合は、作動部材が上方へ起立すると輸送時の包装が嵩張ることとなるため、その作動部材を下限まで押下げてその包装を小形化するためで、使用の際は作動部材の上下動で液体シリンダ内へ液体が、又空気シリンダ内へ外気がそれぞれに設けた吸込み弁を通って流入し、又それ等両シリンダ内の液体および空気が、液体は小径ステム上端の吐出弁を通って、又空気は大小両ステム間に設けた通路を通って、更に大径ステム上端上方の吐出路部分内へ嵌着させた発泡部材を通過することで混合し、発泡してノズルから放出するよう設けたものである。容器体内の液体減少による負圧化は、空気シリンダ上部の空気供給弁を通って流入した空気が解消する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の容器は、ヘッド押下げとほぼ同時に吐出弁と発泡部材との間に形成される混合室内へ、小径ステム内を通る液体と大小両ステム間を通る空気とが流入するが、当初混合室内に入る空気は圧縮が充分になされていないため、混合室内に入る液体量に比べて空気量が不足し、そのため当初放出される泡はその発泡が不完全となる欠点があった。
【0004】
請求項1が示す発明はヘッド押下げにより混合室内への液体流入に先だって、まず空気が流入し、液体流入時には充分圧縮された空気が混合室内へ流入して、ヘッド押下げ当初から液体量に見合う空気量を有する発泡が得られるよう設けたものであり、又請求項2の発明は、上記目的を有すると共に、併せて空気シリンダ内での加圧を有効かつ迅速に行うことの出来る外気吸入弁を設けたものであり、更に請求項3の発明は、請求項1又は請求項2発明の各目的を有すると共に、吐出弁を強制閉塞させておくことで、該吐出弁下方のステムおよび小径シリンダ部分内へ容器体内液体が常に充満しているようになし、もって混合室内へ加圧空気が流入した後、続いて吐出弁が開き、同時に液体が混合室内へ入り加圧空気を混合して発泡部材通過により適正な泡放出を開始するよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として容器体口頸部に嵌合させた装着筒15で固定させて、上半部大径かつ下半小径のシリンダ部材3を容器体1内へ垂下し、小径シリンダ部分7内から上方付勢されて起立する、下端を小径筒状ピストン31とするステム32の上端外面に、ノズル33付きヘッド34から垂下する嵌合筒35を嵌着して作動部材30となし、その嵌合筒の下部に設けた大内径部35a 内面に上部外面を気密に嵌合させて、かつステム32外面に付設した受座32a に下端を気密に係合させて、ステム32上部外面へ小ストローク上下動可能に嵌合させた摺動筒52から突出する、透孔55付きの外向きフランジ状壁53外周に、大径シリンダ部分内面に嵌合する大径筒状ピストン51を付設して大径ピストン50となし、又小径シリンダ部分7の底部内から上部をステム32内へ嵌合させて、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動自在に下端を弁体61とする棒状部材60を起立し、更にステム32の上部内面に吐出弁36を設けると共に、嵌合筒35の上部内面へ発泡部材37を嵌着させて、該発泡部材と吐出弁間に形成した混合室45内と大径ピストン下方の大径シリンダ部分内とを、ステム32と嵌合筒35および摺動筒52との間に設けた空気路47で連通させ、又棒状部材60と小径シリンダ部分7内面およびステム32内面との間に液体路を設けておき、上記小径シリンダ部分7に対する棒状部材60の、又大径シリンダ部分5に対する大径筒状ピストン51の各摩擦係合により、作動部材30が付勢により押上げられた状態で小径シリンダ部分の底部内面に形成された弁座10と該弁座開閉用の上記弁体61との間隙よりも、大径ピストンの外向きフランジ状壁53と嵌合筒35下端面との間の間隙を小とした。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に大径ピストン50の外向きフランジ状壁53下方の摺動筒52部分外面へ弾性筒を気密に嵌着させ、該弾性筒から外方突出する弾性薄板56で透孔55を密閉して、大径シリンダ部分内への外気吸入弁57とした。
【0007】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に吐出弁36を、ステムの上部内面に設けた下部小径のテーパ状弁座42と、透孔付き嵌着板38下面から垂設した複数弾性片39下端に下部小径の弁体40を付設した弁部材41とで、弁座42に弁体40を圧接させ、かつ嵌着板38をステムの上端部内面へ嵌合固着させて形成した。
【0008】
【作用】
図1が示す状態において、小径シリンダ部分7の底部内面に形成した弁座10と、該底部内から起立して上部をステム32内へ嵌合する棒状部材60下端の弁体61との間、および大径シリンダ部分5内へ嵌合させた大径ピストン50の外向きフランジ状壁53とヘッド34から垂下する嵌合筒35下端との間のそれぞれに大小の間隙が形成されている。該状態からヘッド34を押下げると、大径ピストン50、シリンダ部材3に対してヘッド34、ステム32、棒状部材60が下降し、嵌合筒35下端が外向きフランジ状壁53に接することで、大径ピストン50も共に、シリンダ部材3に対し下降し、次いで弁体61が弁座10に対して弁が閉塞する。上記ヘッド等の下降により空気路47が開き、大径ピストン50下降により大径シリンダ部分内空気が加圧されて混合室45へ入り、又続いて弁座10と弁体61とが形成する弁が閉塞されて、下端を小径筒状ピストン31とするステム32が棒状部材60に対して下降することで小径シリンダ部分7およびステム32内液体が加圧され、吐出弁36が開き、液体が混合空気へ入り、空気と混合すると共に発泡部材37を連通してノズル33から泡となって放出される。
【0009】
押下げ後、ヘッド34を離すと、シリンダ部材3および大径ピストン50に対して棒状部材60、作動部材30が共に上昇し、ステム32の受座32a が摺動筒52下端面に接して大径ピストンを押上げると共に、棒状部材60の下部外面から放射状に突出する係合子62がスプリング25下端面に接することで、棒状部材60はシリンダ部材3に対して停止し、該作動部材30は上限まで移動する。
【0010】
【実施例】
まず図1、図2が示す第1実施例について説明すると、1は口頸部2を肩部を介して起立する容器体である。
【0011】
3はシリンダ部材で、上部外面に付設した外向きフランジ4を容器体口頸部の上端面へ係合させて容器体内へ垂下させ、該部材上部は大径シリンダ部分5に、かつその下端から内向きフランジ状部6を介して垂下する下半を小径シリンダ部分7とする。大径シリンダ部分は外向きフランジ4上方まで起立し、又外向きフランジの基端部に容器体内への外気供給孔8を穿設している。小径シリンダ部分7の下端内面には上向き段部9を介して下部小径の弁座10を設け、かつその弁孔と連通して嵌合筒11を垂下し、該嵌合筒内へ上端部を嵌合させて容器体内底部まで吸上げパイプ12を垂下しており、又上記上向き段部9からは等間隔に複数支持片13…を起立している。
【0012】
上記シリンダ部材は、容器体口頸部に螺合させた装着筒15により外向きフランジ4を固着させている。該装着筒は口頸部外面への螺合筒16上端の内向きフランジ17で外向きフランジを口頸部上端面との間で挟持し、且つ内向きフランジ内周から起立する外筒部18上端から頂板19を内方突設して、該頂板内周からヘッド案内筒20を垂下する。該突内筒内面には外気流入溝21を縦設してもよい。その案内筒内面には環状弁部材22を嵌合させている。該部材は、案内筒20への嵌合筒下端から上外方へ拡開する弾性板を突出し、その弾性板上端外面をシリンダ部材3の上端筒部分内面へ圧接させ、容器体内が液体減少により負圧化すると、その弾性板上端部を押拡げ、かつシリンダ部材3上端筒部分の上端面と頂板19との間、およびシリンダ部材の上端筒部分と上記外筒部18との間、更に外気供給孔8を通って容器体内へ入り負圧状態を解消する。
【0013】
小径シリンダ部分7内からは、既述複数支持片13上へ下端を載置させて小径シリンダ部分内へ収納させたコイルスプリング25で上方付勢させて作動部材30を起立する。該部材は下端を小径筒状ピストン31としたステム32上端にノズル33付きヘッド34から垂下する嵌合筒35内面を嵌着したもので、ステム32の上部内面には吐出弁36を有し、該吐出弁上方の嵌合筒上部内面には短筒37a の上下両端面を発泡網37b で閉塞する発泡部材37を嵌着させている。吐出弁36はステムの上部内面に設けた下部小径のテーパ状弁座42と、透孔付き嵌着板38下面から垂設した複数弾性片39下端に下部小径の弁体40を付設した弁部材41とで、弾性片が弁体を弁座へ圧接するよう、嵌着板38をステム32の上端部内面へ嵌合固着させて形成している。尚弁座42下方のステム部分内面には複数溝43を縦設している。
【0014】
ヘッド34から垂下する嵌合筒35を図示例では二重筒状として該嵌合筒の肉厚化を防止している。ステム上部を嵌合させた嵌合筒35下端部は大内径部35a とし、又該大径内部上端から短筒37a 嵌着部分まで嵌合筒内面に縦溝44を、該縦溝と、弁部材の嵌着板38と短筒37a との間が形成する混合室45内とを連通する縦溝46を短筒37a 外面に設けて、それ等両縦溝上端を連結して後述空気路47の一部としている。
【0015】
ステム32の中間部外面には、外方張出し板部外端から斜上外方へ筒部を突出する受座32a を付設しており、該受座を大径シリンダ部分内へ嵌合させた大径ピストン50と係合可能としている。該大径ピストン50は、大径シリンダ部分に嵌合させた大径筒状ピストン51に、上記受座上方のステム部分外面へ嵌合させた摺動筒52から突出する外向きフランジ状壁53を連結して形成しており、摺動筒52はその内面に溝54を縦設する等して該摺動筒を嵌合させたステム部分外面との間に通路を設け、又摺動筒上端を上外方へ拡開してその上端外縁を大内径部35a 内壁面へ気密に嵌合させている。又外向きフランジ状壁53には透孔55を穿設しており、又該透孔は、外向きフランジ状壁53下方の摺動筒部分外面へ弾性筒を気密に嵌合させ、該弾性筒から外方突出する弾性薄板56で閉塞させており、それ等透孔55と弾性薄板56とで大径シリンダ部分内への外気吸入弁57を形成する。但し該外気吸入弁は上記透孔55をヘッド34押下げ時に嵌合筒35下端面が閉塞するよう設けることで不要とすることが出来る。
【0016】
大径ピストン50は、作動部材30に対して小ストロークだけ上下動自在であり、ヘッド34押下げにより大径ピストン50に対して、作動部材30が下降したとき、受座32a と摺動筒52下端とが離れて大径シリンダ部分5内と混合室45とを連通させる、上記溝54、縦溝44等が形成する空気路47が開き、又嵌合筒35下端面が外向きフランジ状壁53上面に接して大径ピストン50を押下げる。又、作動部材30下降後、ヘッド34を離すと作動部材の受座32a が摺動筒52下端面に接することで上記空気路47が閉じ、大径ピストン50が作動部材と共に押上げられることで、既述のヘッド案内筒20と嵌合筒35との間、透孔55を通って大径シリンダ部分5内へ外気が流入する。
【0017】
小径シリンダ部分7の底部内からは、上部をステム32内へ嵌合させ、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動自在に、下端を弁体61とする棒状部材60を起立する。該部材は下部外面から放射状に複数係合子62を突出してそれ等係合子を既述小径シリンダ部分底部の支持片13…間へ上下動可能に嵌合させており、支持片上端に載置させたコイルスプリング25下端に係合することで棒状部材60の上限が定まり、又作動部材下降時、弁体61が弁座10に接して弁が閉塞することで下限が定まる。該棒状部材には溝63を縦設しており、又上端部には斜上外方へ拡開するテーパ部64を付設し、該テーパ部上端外面をステム32内面へ摩擦力により係合させている。図示例では小径筒状ピストン31から起立する脚筒部31a をステムの下部内へ嵌着させているが、一体成形してもよい。
【0018】
図3は第2実施例を示す。該実施例は第1実施例とほぼ同様であるが、部分的に構造を異にする。
【0019】
その主要な相違部分につき説明すると、シリンダ部材3は、外向きフランジ4外周から短筒4aを起立し、該短筒を装着筒15の螺合筒16上部内面と内向きフランジ内周部から垂下する係合筒17a との間へかた嵌め状態に嵌合させ、装着筒15を容器体口頸部から外すことで、ポンプ装置全体を一体的に取外し可能に形成している。
【0020】
又大径シリンダ部分上端部は外向きフランジ4上方へ僅かに突出させ、従って環状弁部材22の嵌着筒をヘッド案内筒20下方まで垂設してその下端からフランジを介して弾性板を上外方へ突出させ、その上端を大径シリンダ部分5の上端部内面へ圧接させている。
【0021】
次に、小径筒状ピストン31から起立してステム下部内へ嵌着させた脚筒31a 上端を上内方へ弯曲させ、棒状部材60上端のテーパ部64を弾性変形可能として該テーパ部の中間部外面へ、上記脚筒上端面を水密に圧接させて、シール弁65としている。該弁は作動部材上昇時にステム中間部内を密閉して、容器が倒れる等して吐出弁が開いても支障ないよう設けたものである。
【0022】
吐出弁36は玉弁で形成し、該吐出弁上方の発泡部材37との間には混合室形成筒70を嵌合させている。該筒は上部を大外径として、該大外径部71内に発泡部材37下半を嵌合させ、又下部を小外径部72としてステム32の上端部内へ嵌着させ、その小外径部下端面から、玉弁36a が吐出弁孔を通過する液体による押上げで筒孔下端を閉塞しないよう複数脚片73を垂下している。従って空気路47は、ステム上部を嵌合させた嵌合筒35内面の縦溝44と、大外径部下端面に設けた横溝74と小外径部外面に縦設した溝75とで形成している。
【0023】
更に大径ピストン50の透孔55は、外向きフランジ状壁53の摺動筒52側の端部に穿設しており、その透孔開閉用弁体としての弾性薄板56は、その外端部を外向きフランジ状壁中間部に設けた筒部53a の中間部内面に圧接させている。
【0024】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、小径シリンダ部分7の底部内面に形成した弁座10と、その小径シリンダ部分の底部内から起立して上部をステム32内へ嵌合させ、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動自在に起立する棒状部材60下端の弁体61との間隙よりも、大径ピストン50の外向きフランジ状壁53とヘッド34から垂下する嵌合筒35下端面との間の間隙を小としたから、ヘッド34を押下げた際、まず大径シリンダ部分5内と混合室45内とを連通する空気路47が開いて加圧空気が混合室45内への流入を開始した後に上記棒状部材60の弁体61が小径シリンダ部分7内底部の弁座10を閉じ、よって該弁と吐出弁36との間の小径シリンダ部分7内およびステム32内が加圧されて吐出弁36が開き、このように加圧空気の流入開始後、液体が混合室45内へ入ることとなるから、ヘッド押下げの当初においても空気量と液体量との混合比を適正とすることが出来、従来のように液体量に対して空気量が不足することで発泡が不完全となることがない。
【0025】
請求項2の発明の場合は、上記効果を有すると共に、大径ピストン50の外向きフランジ状壁53下方の摺動筒5部分外面へ環状弁部材22の弾性筒を気密に嵌着させ、該弾性筒から外方突出する弾性薄板56で上記外向きフランジ状壁に穿設した透孔55を密閉して、大径シリンダ部分内への外気吸入弁57としたから、ヘッド34押下げの際に、大径シリンダ部分5内の空気がその透孔を通って洩れることがなく、よってその大径シリンダ部分内空気を確実に空気路47を通って混合室45内へ送ることが出来る。
【0026】
請求項3の発明の場合は、請求項1又は請求項2の発明の効果を有すると共に、吐出弁36を付勢により弾性閉塞させたから、該吐出弁下方のステム32内および小径シリンダ部分7内等には常時液体が充満することとなり、よってヘッド押下げによる吐出弁解放と同時にそれ等ステム等内液体が混合室45内へ流入することとなり、従ってヘッド押下げを同時に適正比率で空気と液体とが混合する泡を放出させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の縦断面図である。
【図2】図1II−II線断面の端面図である。
【図3】第2実施例容器の縦断面図である。
【符号の説明】
3…シリンダ部材 15…嵌着筒
30…作動部材 47…空気路
50…大径ピストン 60…棒状部材
Claims (3)
- 容器体口頸部に嵌合させた装着筒15で固定させて、上半部大径かつ下半小径のシリンダ部材3を容器体1内へ垂下し、小径シリンダ部分7内から上方付勢されて起立する、下端を小径筒状ピストン31とするステム32の上端外面に、ノズル33付きヘッド34から垂下する嵌合筒35を嵌着して作動部材30となし、その嵌合筒の下部に設けた大内径部35a 内面に上部外面を気密に嵌合させて、かつステム32外面に付設した受座32a に下端を気密に係合させて、ステム32上部外面へ小ストローク上下動可能に嵌合させた摺動筒52から突出する、透孔55付きの外向きフランジ状壁53外周に、大径シリンダ部分内面に嵌合する大径筒状ピストン51を付設して大径ピストン50となし、又小径シリンダ部分7の底部内から上部をステム32内へ嵌合させて、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動自在に下端を弁体61とする棒状部材60を起立し、更にステム32の上部内面に吐出弁36を設けると共に、嵌合筒35の上部内面へ発泡部材37を嵌着させて、該発泡部材と吐出弁間に形成した混合室45内と大径ピストン下方の大径シリンダ部分内とを、ステム32と嵌合筒35および摺動筒52との間に設けた空気路47で連通させ、又棒状部材60と小径シリンダ部分7内面およびステム32内面との間に液体路を設けておき、上記小径シリンダ部分7に対する棒状部材60の、又大径シリンダ部分5に対する大径筒状ピストン51の各摩擦係合により、作動部材30が付勢により押上げられた状態で、小径シリンダ部分の底部内面に形成された弁座10と該弁座開閉用の上記弁体61との間隙よりも、大径ピストンの外向きフランジ状壁53と嵌合筒35下端面との間の間隙を小としたことを特徴とする泡放出用ポンプ容器。
- 大径ピストン50の外向きフランジ状壁53下方の摺動筒52部分外面へ弾性筒を気密に嵌着させ、該弾性筒から外方突出する弾性薄板56で透孔55を密閉して、大径シリンダ部分内への外気吸入弁57としたことを特徴とする請求項1記載の泡放出用ポンプ容器。
- 吐出弁36を、ステムの上部内面に設けた下部小径のテーパ状弁座42と、透孔付き嵌着板38下面から垂設した複数弾性片39下端に下部小径の弁体40を付設した弁部材41とで、弁座42に弁体40を圧接させ、かつ嵌着板38をステムの上端部内面へ嵌合固着させて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の泡放出用ポンプ容器。
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