JPH07315408A - 泡放出用ポンプ容器 - Google Patents

泡放出用ポンプ容器

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JPH07315408A
JPH07315408A JP6129629A JP12962994A JPH07315408A JP H07315408 A JPH07315408 A JP H07315408A JP 6129629 A JP6129629 A JP 6129629A JP 12962994 A JP12962994 A JP 12962994A JP H07315408 A JPH07315408 A JP H07315408A
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JP
Japan
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cylinder
small
diameter cylinder
diameter
fitted
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Application number
JP6129629A
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English (en)
Inventor
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
Tadao Saito
忠雄 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP6129629A priority Critical patent/JPH07315408A/ja
Publication of JPH07315408A publication Critical patent/JPH07315408A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B11/1042Components or details
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泡放出用ポンプ容器において、空気用大径シ
リンダと液体用小径シリンダとを一体成形することでの
シリンダ部材の大径化ないし長大化を、小径シリンダを
ステム兼用とすることで防止した。 【構成】 口頸部から容器体内垂設の大径シリンダ3内
から上方付勢されて起立する小径シリンダ23上端を押下
げヘッド25から垂下する嵌合筒25a 内へ嵌着させ、又大
径シリンダ内嵌合の大径筒状ピストン38から起立する筒
管39を小径シリンダ外面へ上下動可能に嵌合させ、大径
シリンダ底部に固定して起立する起立筒部材45上端部を
小径シリンダ内嵌合の小径筒状ピストン47として、押下
げヘッド25押下げ時に、小径シリンダと筒管間に設けた
第1空気路41と、嵌合筒内嵌合の小径シリンダ部分に設
けた第2空気路34とが連通して、大径シリンダ内空気が
小径シリンダ上端部内嵌着の発泡部材26と該部材下方に
設けた吐出弁32間の混合室33へ噴出可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡放出用ポンプ容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、国際公開番号W092/08657号の泡
放出用ポンプ容器が知られている。該容器は、上部を大
径の空気シリンダに、下部を小径の液体シリンダに、そ
れぞれ形成し、かつ空気シリンダ上部に容器体内への空
気供給弁を設けたシリンダ部材を空気シリンダ上端面を
蓋板で閉塞させて容器体内へ垂設固定すると共に、上記
両シリンダ内へ嵌合させた大小両径ピストンから大小両
径ステムを、小径ステム上部を大径ステム内へ嵌着させ
かつ大径ステムを蓋板に貫通させて起立し、大径ステム
上端にノズル付き押下げヘッドを付設して、上方付勢さ
れた作動部材を設け、付勢に抗し押下げられた状態で押
下げヘッド一部を蓋板一部へ螺合可能に設けたものであ
る。尚該螺合は、作動部材が上方へ起立すると輸送時の
包装が嵩張ることとなるため、その作動部材を下限まで
押下げてその包装を小形化するためで、使用の際は作動
部材の上下動で液体シリンダ内へ液体が、又空気シリン
ダ内へ外気がそれぞれに設けた吸込み弁を通って流入
し、又それ等両シリンダ内の液体および空気が、液体は
小径ステム上端の吐出弁を通って、又空気は大小両ステ
ム間に設けた通路を通って、更に大径ステム上端上方の
吐出路部分内へ嵌着させた発泡部材を通過することで混
合し、発泡してノズルから放出するよう設けたものであ
る。容器体内の液体減少による負圧化は、空気シリンダ
上部の空気供給弁を通って流入した空気が解消する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】泡放出用ポンプ容器の
シリンダには、大径の空気用シリンダと小径の液体用シ
リンダとが必要であり、それ等内部へ嵌合させる大小両
ピストンを同時に押下げするためには、通常大径シリン
ダ下端から小径シリンダを垂下することとなる。しかし
このようにするとシリンダ全体長さが長くなり、すると
そのシリンダを入れる容器体も長くなり過ぎることか
ら、上記従来例では大径シリンダ下端から内向きフラン
ジを介して上内方へ支持筒を起立し、該支持筒上端から
小径シリンダを垂下して上記欠点を除去する。しかしこ
のようにすると、容量との関係で大径シリンダを更に大
径化しなければならないこととなり、するとその大径シ
リンダを入れる容器体口頸部も大径化することとなっ
て、容器外見上も好ましくない。
【0004】又上記従来例では、大小両シリンダ内へ嵌
合させた大小両径ピストンから大小両径ステムを、小径
ステムを大径ステム内に挿入させて起立し、かつ小径ス
テム上部を大径ステム内へ嵌着させると共に、大径ステ
ム上端を押下げヘッドから垂下する嵌合筒内へ嵌着さ
せ、又上記小径ステム上端に吐出弁を設けると共に上記
嵌合筒上部内に発泡性通気部材を嵌合させて、押下げヘ
ッド押下げにより小径ステム内を通り上昇する液体と上
記大小両径ステム間に設けた通路を通って上昇する加圧
空気とが上記吐出弁と発泡性通気部材との間の混合室内
へ入り、更に発泡性通気部材通過によりそれ等が発泡し
て押下げヘッドに付設したノズルから放出されるよう設
けられていた。よって泡放出後に上記混合室内に残った
泡が液化し、上記空気通路を通って大径シリンダ内へ入
ることとなる。このようにして大径シリンダ内へ入った
液体は使用の都度増大することとなり、するとポンプ操
作の際に空気と共に混合室内へ入る等して液体と空気と
の混合比率が変化し、発泡が不完全となる等の欠点を生
ずることとなるものであった。
【0005】請求項1が示す発明は、空気用の大径シリ
ンダと液体用の小径シリンダとを別々に設けて、小径シ
リンダは、ステム兼用として大径シリンダ内から上方付
勢により起立させてその上端部を押下げヘッドから垂下
する嵌合筒内へ嵌合させ、又小径筒状ピストンも、ステ
ム兼用として大径シリンダ底部から小径シリンダ内へ摺
動自在に嵌合させた起立筒部材上端に形成したものであ
り、このようにして空気用大径シリンダおよび容器体口
頸部の大径化を防止して、シリンダ一箇の液体噴出用ポ
ンプ容器と同様に形成できるよう設けたものである。
【0006】請求項2の発明は、上記請求項1の発明と
同様目的を有すると共に、小径シリンダ上端部内へ嵌着
させた通気性発泡部材を、短筒上端開口面を発泡用網で
閉塞して形成すると共に、大径シリンダ内から吐出弁上
方の混合室内へ入る空気路が、上記短筒外面と小径シリ
ンダの上端部内面との間を通って下降した後、短筒下端
と吐出弁との間の混合室内へ入るよう設けることで、混
合室内に残った泡が液化して大径シリンダ内へ流入する
ことを防止可能としたものである。尚混合室内に残った
泡はそのまま混合室内で液化し、液体として残ることと
なるが、このようにして混合室内に残る液体は僅かであ
り、蓄積されないから、次回放出の泡に影響を及ぼすこ
とはない。
【0007】
【課題を解決するための手段】口頸部2を起立する容器
体1と、上記口頸部に着脱自在に装着されて容器体内に
垂下し、下端部内面を上向き段部5を介して小内径筒部
6として該筒部の下端部内面に設けた吸込み弁9から吸
上げパイプ8を容器体内底部まで垂下する大径シリンダ
3と、上記大径シリンダ上端部内面に嵌合させたガイド
環17と、上記大径シリンダ下部内に設けたスプリング21
により上方付勢させて、大径シリンダ内からガイド環を
通って上下動自在にステム兼用の小径シリンダ23を起立
し、該小径シリンダ上部をノズル付き押下げヘッド25か
ら垂下する嵌合筒25a 内へ嵌着させると共に、小径シリ
ンダ上端部内には通気性発泡部材26を嵌合させ、該部材
下方の小径シリンダ上部内には吐出弁32を設け、又嵌合
筒25a 下方の小径シリンダ部分外面へ、大径シリンダ内
へ嵌合させた大径筒状ピストン38から起立する筒管39
を、小ストローク上下動自在に嵌合させた作動部材20
と、上記大径シリンダの小内径筒部6内へ下端筒部を水
密に嵌合させ、かつ該嵌合筒部分上端に付設した外向き
フランジ46を上記スプリング21の下端と上向き段部5と
で挟持させて小径シリンダ23内へ起立し、上端筒部を小
径筒状ピストン47とした起立筒部材45とからなり、上記
筒管39上端と嵌合筒25a 下端との間に設けた小間隙と、
作動部材20下方の大径シリンダ内部分が形成する空気室
3a内とを、連通する第1空気路41を小径シリンダ外面と
筒管39内面との間に形成すると共に、上記小間隙と、吐
出弁と発泡部材との間の小径シリンダ内部分が形成する
混合室3aとを、連通する第2空気路34を設けて、上記押
下げヘッド25押下げにより筒管39上端面が嵌合筒25a下
端面に気密に接して、上記第1、第2空気路41、34が連
通可能に形成した。
【0008】上記構成において、通気性発泡部材26を、
小径シリンダ上端部内へ気密にかつ水密に嵌合させた短
筒27の上端開口面を発泡用網28で閉塞して形成すると共
に、第2空気路34を、嵌合筒25a 内面へ嵌合させた小径
シリンダ上部外面と嵌合筒25a 内面との間に穿設した第
1縦溝35と、小径シリンダ上部内面と短筒外面との間に
穿設した第2縦溝37と、それ等両溝の各上端を連通させ
て、小径シリンダ上端部に穿設した透孔36とで、形成し
た。
【0009】
【作用】図1および図4が示す作動部材20起立状態で、
吸込み弁9および吐出弁32は閉塞され、又大径筒状ピス
トン38から起立する筒管39上端と押下げヘッド25の嵌合
筒25a 下端との間には小間隙が形成され、上記筒管39と
小径シリンダ23間を通って、上記小間隙と空気室3a内と
を第1空気路41が連通し、又吐出弁32と通気性発泡部材
26との間の小径シリンダ内部分が形成する混合室33と上
記小間隙とを、小径シリンダ23の上部外面と嵌合筒25a
内面との間に穿設した第1縦溝35と、小径シリンダ上端
部に穿設した透孔36と、小径シリンダ上部内面と通気性
発泡部材を形成する短筒27外面との間に穿設した第2縦
溝37とが形成する第2空気路34が連通している。
【0010】上記状態から押下げヘッド25を押下げる
と、図2のように吐出弁が開いて液体が、又筒管39上端
面が嵌合筒25a 下端面へ気密に接することで上記第1、
第2空気路41、34が連通して空気が吐出弁32と通気性発
泡部材26との間の混合室内へ入り混合し、更に発泡部材
の発泡用網28通過により発泡してノズル24から放出す
る。押下げヘッド25を離すと作動部材20が上昇し、吐出
弁32が閉じ、吸込み弁が開いて小径シリンダ内へ液体が
吸込まれ、又筒管39が遅れて小径シリンダにより押上げ
られることで筒筒39上端と嵌合筒25a 下端との間に小間
隙が形成され、又大径筒状ピストン上昇による空気室内
負圧化で、第1空気路41を通って外気が流入する。
【0011】
【実施例】まず図1から図3が示す第1実施例について
説明すると、1は口頸部2を起立する容器体である。
【0012】3は上記口頸部の上端面へ、上部外面に付
設した外向きフランジ4を載置させて容器体内へ垂下す
る空気用の大径シリンダで、該シリンダ下部は下方小径
のテーパ状部とし、かつ上面を上向き段部5とした内向
きフランジ状部を介して小内径筒部6を垂下し、更に第
2の下方小径テーパ状部を介して吸上げパイプ嵌合筒7
を垂下し、該筒内に上端部を嵌着させて吸上げパイプ8
を容器体内底部まで垂下する。上記第2のテーパ状部内
面は弁座とし、玉弁を載置して吸込み弁9とする。又上
記外向きフランジ下方のシリンダ壁上部には外気吸入孔
10を穿設している。
【0013】15は口頸部外面へ螺合させた装着筒で、該
筒上端に付設した内向きフランジ16と口頸部上端面との
間で、パッキングと共に上記大径シリンダの外向きフラ
ンジを挟持する。
【0014】17は大径シリンダ上端部へ嵌合させたガイ
ド環で、頂板外周部から垂下した内外筒間に大径シリン
ダ上端部を嵌着させ、又頂板内周から雌ねじ筒18を垂下
する。
【0015】20は上記大径シリンダ内からスプリング21
の上方付勢により押下げ可能にガイド環17内を通って起
立する作動部材で、外周部を下外方へ下降させ、かつ外
周部に複数割溝を有する外向きフランジ22を下部外面に
付設した、ステム兼用の小径シリンダ23を起立し、該小
径シリンダ上部をノズル24付き押下げヘッド25から垂下
する嵌合筒25a 内へ嵌着させ、又該小径シリンダ上端部
内へは通気性発泡部材26を嵌着させている。該部材はス
ポンジ等でもよいが、図示例にあっては小径シリンダ上
端部内へ水密に嵌合させた短筒27の上端開口面を発泡用
網28で閉塞している。又上記発泡部材直ぐ下方の小径シ
リンダ内面には、下部小径のテーパ状弁座を設け、該弁
座上へ逆円錐状の頭部29を載置して、その下端から脚棒
30を垂下する吐出弁体31を設け、上記弁座と頭部とで吐
出弁32を形成している。該吐出弁と発泡部材26、図示例
では発泡用網28との間が混合室33を形成する。該混合室
内と嵌合筒25下端との間には、後述第1空気路と連通さ
せる第2空気路34を設ける。該第2空気路は、嵌合筒25
a 内へ嵌合させた部分直ぐ下方の小径シリンダ部分に透
孔を穿設して形成してもよいが、図示例では、嵌合筒25
a 内へ嵌合させた小径シリンダ上部外面に穿設した第1
縦溝35と小径シリンダ上端部に穿設した透孔36と短筒27
外面に穿設した第2縦溝37とで形成して混合室内に残っ
た泡が液化して、該液体が第2空気路および第1空気路
を通って大径シリンダ内へ入らないよう設けている。
【0016】嵌合筒25a 下方の小径シリンダ部分外面へ
は大径シリンダ内壁面へ嵌合させた大径筒状ピストン38
から起立する筒管39を、小ストロークだけ上下動自在に
嵌合させる。その筒管39上端部は小内径部40とし、その
小内径部下端面へ小径シリンダ23外面に付設した係合突
条23aが係合し、かつ大径筒状ピストン上面がガイド環
17の雌ねじ筒18下端面に係合するまで、大径シリンダ内
に内装されたスプリング21上端が大径筒状ピストン下面
に係合する小径シリンダ下部の外向きフランジ下面を押
上げすることで作動部材の上限が定まるよう設けてい
る。該作動部材上限位置において図1が示すように筒管
39上端面と嵌合筒25下端面との間には小間隙が形成され
ており、該状態から作動部材20を押下げすると、筒管に
対して小径シリンダ23が下降することで筒管上端面へ嵌
合筒25a 下端面が気密に接し、以後筒管39付き大径筒状
ピストン38が共に下降する。該下降の際に作動部材下方
の大径シリンダ内部分が形成する空気室3a内空気を既述
第2空気路34を通って混合室内へ噴出させるための第1
空気路41を、小径シリンダ23外面と筒管39内面との間に
形成する。該第1空気路は、その内外面間に溝を縦設し
て形成してもよく、又内外面間の間隙で形成してもよ
い。
【0017】45は起立筒部材で、大径シリンダ3の小内
径筒部6内へ下端筒部を水密に嵌合させ、かつ該嵌合部
分上端に付設した外向きフランジ46を、作動部材押上げ
用スプリング21の下端と大径シリンダ底部内面の上向き
段部5とで挟持させ、上部を小径シリンダ23内へ嵌合さ
せて起立し、上端筒部を小径筒状ピストン47としてい
る。又既述吐出弁体の脚棒30を起立筒部材45内へ挿入
し、該脚棒下部に付設した係合突条を小径筒状ピストン
47の下端内面に設けた小内径部下端面に係合させてい
る。
【0018】既述嵌合筒25の下部外面は雄ねじ筒とし
て、図3が示すように作動部材押下げ状態でガイド環17
の雌ねじ筒18内へ螺合可能とし、このとき脚棒30下端は
吸込み弁9の玉弁上面に接するよう設けている。
【0019】図4は第2実施例を示す。該実施例は第1
実施例における吐出弁体31と通気性発泡部材26の短筒27
とを一部材で形成したものであり、第1実施例と同様に
設けた短筒50下端から数本の弯曲板ばね板51を垂下し、
それ等ばね板下端に弁座へ圧接して吐出弁32を形成する
弁体52を付設している。該実施例のように形成すること
で、部材数を少なくできる効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、請求項
1発明の場合は、空気用の大径シリンダ3と液体用の小
径シリンダ23とを別部材として、その小径シリンダを作
動部材20のステム兼用として大径シリンダ下部内に設け
たスプリングにより上方付勢させて起立し、その上部を
押下げヘッドの嵌合筒25a 内へ装着させ、又小径筒状ピ
ストン23は、大径シリンダ3の下端部に設けた小内径筒
部6に下端筒部を嵌着させて小径シリンダ内へ起立する
起立筒部材45の筒部上端で形成したから、空気用の大径
シリンダおよび該シリンダ用の容器体口頸部を、既述従
来例のように大径化させなくてよく、従って容器外見が
見苦しくなることがなく、又その大径シリンダは従来広
く使用されている液体放出用或いは噴霧用ポンプ容器の
シリンダをそのまま泡放出用ポンプ容器の空気用大径シ
リンダとして転用できる効果がある。又大径筒状ピスト
ン38から起立する筒管39を小径シリンダ23外面へ小スト
ロークだけ上下動自在に嵌合させ、筒管39上端と押下げ
ヘッドから垂下する嵌合筒25a 下端との間の小間隙と作
動部材下方の大径シリンダ内部分が形成する空気室3a内
とを、小径シリンダ外面と筒管内面との間に形成した第
1空気路41で連通し、又押下げヘッド25押下げ時に第1
空気路上端が第2空気路34下端と連通して空気室内空気
が混合室33内へ噴出するよう設けたから、上記第1空気
路41は、作動部材20上昇時における空気室3a内の負圧化
を解消する外気吸入路を兼用させることが出来る。
【0021】請求項2の発明の場合は、上記請求項1発
明の効果のほか、通気性発泡部材26を、小径シリンダ23
の上端部内へ気密に嵌合させた短筒27の上端開口面を発
泡用網28で閉塞して形成すると共に、第2空気路34を、
上記小径シリンダの上部外面と該上部を嵌合させた嵌合
筒内面との間に設けた第1縦溝35と、小径シリンダ上部
内面と短筒外面との間に穿設した第2縦溝37と、それ等
両溝の各上端を連通させて、小径シリンダ上端部に穿設
した透孔36とで形成して、その透孔36を混合室33内への
入口部としての短筒27下端よりも上方に設けたから、混
合室33内に残った泡が液化しても、該液体が第2および
第1空気路34、41を通過して大径シリンダ内へ入ること
はなく、よって既述従来例の場合のように、大径シリン
ダ内に貯った液体が空気と共に混合室内へ入って、その
ため発泡が不完全となるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器要部の半断面図である。
【図2】 押下げヘッド下降時における図1容器要部の
半断面図である。
【図3】 作動部材を下限まで押下げ、かつ大径シリン
ダ上端に嵌合させたガイド環に押下げヘッドの嵌合筒を
螺合させた状態で示す、図1容器要部の半断面図であ
る。
【図4】 第2実施例で示す、本発明要部の半断面図で
ある。
【符号の説明】
20…作動部材 23…小径シリンダ 25…押下げヘッド 26…発泡部材 38…大径筒状ピストン 45…起立筒部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口頸部2を起立する容器体1と、上記口
    頸部に着脱自在に装着されて容器体内に垂下し、下端部
    内面を上向き段部5を介して小内径筒部6として該筒部
    の下端部内面に設けた吸込み弁9から吸上げパイプ8を
    容器体内底部まで垂下する大径シリンダ3と、上記大径
    シリンダ上端部内面に嵌合させたガイド環17と、上記大
    径シリンダ下部内に設けたスプリング21により上方付勢
    させて、大径シリンダ内からガイド環を通って上下動自
    在にステム兼用の小径シリンダ23を起立し、該小径シリ
    ンダ上部をノズル付き押下げヘッド25から垂下する嵌合
    筒25a 内へ嵌着させると共に、小径シリンダ上端部内に
    は通気性発泡部材26を嵌合させ、該部材下方の小径シリ
    ンダ上部内には吐出弁32を設け、又嵌合筒25a 下方の小
    径シリンダ部分外面へ、大径シリンダ内へ嵌合させた大
    径筒状ピストン38から起立する筒管39を、小ストローク
    上下動自在に嵌合させた作動部材20と、上記大径シリン
    ダの小内径筒部6内へ下端筒部を水密に嵌合させ、かつ
    該嵌合筒部分上端に付設した外向きフランジ46を上記ス
    プリング21の下端と上向き段部5とで挟持させて小径シ
    リンダ23内へ起立し、上端筒部を小径筒状ピストン47と
    した起立筒部材45とからなり、上記筒管39上端と嵌合筒
    25a 下端との間に設けた小間隙と、作動部材20下方の大
    径シリンダ内部分が形成する空気室3a内とを、連通する
    第1空気路41を小径シリンダ外面と筒管39内面との間に
    形成すると共に、上記小間隙と、吐出弁と発泡部材との
    間の小径シリンダ内部分が形成する混合室3aとを、連通
    する第2空気路34を設けて、上記押下げヘッド25押下げ
    により筒管39上端面が嵌合筒25a 下端面に気密に接し
    て、上記第1、第2空気路41、34が連通可能に形成した
    ことを特徴とする泡放出用ポンプ容器。
  2. 【請求項2】通気性発泡部材26を、小径シリンダ上端部
    内へ気密にかつ水密に嵌合させた短筒27の上端開口面を
    発泡用網28で閉塞して形成すると共に、第2空気路34
    を、嵌合筒25a 内面へ嵌合させた小径シリンダ上部外面
    と嵌合筒25a 内面との間に穿設した第1縦溝35と、小径
    シリンダ上部内面と短筒外面との間に穿設した第2縦溝
    37と、それ等両溝の各上端を連通させて、小径シリンダ
    上端部に穿設した透孔36とで、形成したことを特徴とす
    る、請求項1記載の泡放出用ポンプ容器。
JP6129629A 1994-05-18 1994-05-18 泡放出用ポンプ容器 Pending JPH07315408A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106466587A (zh) * 2015-08-14 2017-03-01 安徽省阜南绿原化工有限公司 一种便于调节减水剂ph的反应釜
JP2019194095A (ja) * 2018-04-30 2019-11-07 株式会社吉野工業所 吐出容器
JP2019194094A (ja) * 2018-04-30 2019-11-07 株式会社吉野工業所 吐出容器

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CN106466587A (zh) * 2015-08-14 2017-03-01 安徽省阜南绿原化工有限公司 一种便于调节减水剂ph的反应釜
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