JP3568127B2 - グラフ表示装置及びグラフ表示方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、関数式等を入力しグラフ化して表示する際に使用されるグラフ表示装置及びグラフ表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば関数計算機能を備えた電子式計算機等において、入力された関数式をグラフ化して表示するグラフ表示機能を搭載したものが実用されている。
すなわち、予め指定された表示画面上でのX,Y座標の座標レンジ(Xmin,Xmax)(Ymin,Ymax)に従って、1表示ドット毎のX座標値が関数式に代入され、これにより算出される各Y座標値がVRAM(ビデオメモリ)上に順次書込まれて関数式のグラフ化表示がなされるもので、この場合、Y=AX2 等、係数Aが含まれる関数式において、該係数Aをパラメータとして変化させたグラフを表示させるには、その都度、前記係数Aを変化させた関数式を新たに入力し、グラフ化処理をやり直す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来のグラフ表示機能にあっては、例えば前記係数Aをある範囲でパラメータとして変化させた場合の、各式に対応するグラフを連続的に表示させることができず、係数Aの変化に伴なうグラフの変化状態を容易に把握することができない問題がある。
【0004】
本発明は前記課題に鑑みなされたもので、関数式内に存在する係数を変化させた場合の各関数式に対応するグラフの変化状態を、係数の係数値と変化範囲と変化ピッチと変化速度に対応づけて容易かつ確実に把握することが可能になるグラフ表示装置及びグラフ表示方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係わるグラフ表示装置は、係数を含む関数式を入力する関数式入力手段と、この関数式入力手段によって入力された関数式に存在する複数の係数ごとに当該係数の係数値と当該係数の係数値の変化範囲と変化ピッチとをパラメータとして設定するパラメータ設定手段と、前記係数の係数値の変化速度を設定する変化速度設定手段と、前記パラメータ設定手段により設定されたパラメータと前記変化速度設定手段により設定された前記係数の係数値の変化速度とを表示させる第1の表示制御手段と、前記関数式入力手段により入力された関数式のグラフを表示させる第2の表示制御手段と、前記第1の表示制御手段の制御により表示された変化速度に従って、前記第1の表示制御手段の制御により表示されたパラメータである複数の係数ごとの係数値と該係数値の変化範囲と変化ピッチに対応するグラフを順次切り替えながら表示させる第3の表示制御手段と、を備えて構成したものである。
【0009】
【作用】
つまり、前記グラフ表示装置では、関数式入力手段により係数を含む関数式のグラフが入力され、パラメータ設定手段により関数式に存在する複数の係数の係数値と当該係数の係数値の変化範囲と変化ピッチとがパラメータとして設定され、変化速度設定手段により係数値の変化速度が設定され、第1の表示制御手段は、設定された係数値と係数値の変化範囲と変化ピッチと係数値の変化速度とを表示させる。
そして第2の表示制御手段は、入力された関数式のグラフを表示させ、第3の表示制御手段は、第1の表示制御手段の制御により表示された変化速度に従って、第1の表示制御手段の制御により表示されたパラメータである複数の係数ごとの係数値と該係数値の変化範囲と変化ピッチに対応するグラフを順次切り替えながら表示させる。
従って、入力した関数式に存在する係数について設定したパラメータである係数値・係数値の変化範囲・変化ピッチと、設定した係数値の変化速度とを、第1の表示制御手段により表示させて確認できるとともに、この表示された変化速度に従って、表示されたパラメータに対応する関数式のグラフを、第3の表示制御手段により、順次切り替えながら表示させて確認することができる。そして、表示されたパラメータである係数値・係数値の変化範囲・変化ピッチを表示された変化速度で変化させた場合の、各関数式に対応するグラフの変化状態を、パラメータと変化速度に対応づけて容易かつ確実に把握することが可能になる。
【0013】
【実施例】
以下図面により本発明の一実施例について説明する。
図1はグラフ表示装置を示す外観図である。
このグラフ表示装置の装置本体10は、例えばユーザが片手で把持できる程度の大きさからなる。
【0014】
この装置本体10の正面には、キー入力部11及びドットマトリクス式の液晶画面からなるグラフィック表示部12が設けられる。
前記キー入力部11には、グラフとして表示したい関数式等を入力したり、該入力式に存在する係数の値や変化範囲をパラメータとして入力したり、該係数パラメータの変化速度を入力したり、前記グラフィック表示部12におけるX軸及びY軸の座標レンジ(Xmin,Xmax)(Ymin,Ymax)を指定入力したりするための数値・記号キー13、係数変化に伴なう式の連続的グラフ化表示を行なうための「D.G」(ダイナミック・グラフ)キー15、グラフ化演算処理を実行させるための「EXE」キー16、及びグラフィック表示部12上での各種データ選択やポインタ移動を行なうためのカーソルキー15等が備えられる。
【0015】
前記グラフィック表示部12は、例えば縦64dots,横128dotsの液晶表示画面を有し、前記数値・記号キー13により入力された関数式等に対応するグラフが、前記ユーザ指定されたX軸及びY軸の座標レンジに従って表示される。
【0016】
このグラフィック表示部12において、前記「D.G」キー15の操作により係数変化に伴なう式の連続的グラフ化表示モードが設定された場合には、前記「EXE」キー16の操作に従って、係数が順次置換された式のグラフが連続的に切換え表示される。
【0017】
図2は前記グラフ表示装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
このグラフ表示装置の電子回路には、CPU(中央処理装置)20が備えられ、このCPU20により回路各部の動作制御が実行される。
【0018】
前記CPU20には、前記キー入力部11、及び表示制御部21を介したグラフィック表示部12の他、ROM22,RAM23,VRAM24が接続される。
【0019】
前記ROM22には、このグラフ表示装置を動作させるための基本システムプログラムが予め記憶されると共に、キー入力された関数式等に対応してグラフ表示を行なうためのグラフ表示処理プログラム、このグラフ表示処理に伴なう入力式のグラフ化演算処理プログラム、係数変化に伴うグラフ切換え表示処理プログラム等が予め記憶される。
【0020】
そして、このROM22に記憶された各プログラムに従って前記CPU20による制御動作が実行される。
前記RAM23には、キー入力レジスタや各種フラグレジスタ等の他、前記数値・記号キー13の操作に応じて入力された関数式や係数パラメータの設定データを記憶管理する式レジスタ23a、該式レジスタ23aに記憶された関数式と係数パラメータの設定データに基づき該関数式に与えられる係数値がセットされる係数レジスタ23b、前記数値・記号キー13の操作に応じて入力された係数パラメータの変化速度(時間間隔)がセットされるSPレジスタ23c、グラフィック表示部12に対するX軸及びY軸の座標レンジ(Xmin,Xmax)(Ymin,Ymax)が記憶設定されるレンジレジスタ23d、前記SPレジスタ23cにセットされた係数パラメータの変化速度に従って前記CPU20内蔵のタイマによる計時データが更新セットされるカウンタレジスタ23e等が備えられる。
【0021】
前記VRAM24は、前記グラフィック表示部12の表示領域に1:1に対応する例えば10枚分のビデオメモリ領域24a〜24jを備えるもので、このそれぞれのビデオメモリ領域24a〜24jには、前記入力式に対する係数変化を行なった場合に、その変化した係数毎の式に対応するグラフ化データが記憶される。
【0022】
この場合、前記VRAM24内の各ビデオメモリ領域24a〜24jに記憶されたグラフを、グラフィック表示部12に対し順次切換えて表示させることで、入力式の係数変化に伴うグラフが連続的に切換え表示される。
【0023】
次に、前記構成によるグラフ表示装置の動作ついて説明する。
図3は前記グラフ表示装置のグラフ表示処理を示すフローチャートである。
図4は前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なうグラフ化演算処理を示すフローチャートである。
【0024】
図5は前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なうグラフ切換え表示処理を示すフローチャートである。
図6は前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なう関数式及び係数パラメータ,係数変化速度の入力表示状態を示す図である。
【0025】
図7は前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なう入力式の係数変化に伴うグラフ表示状態を示す図である。
すなわち、係数変化に伴なう式の連続的グラフ化表示を行なうために、キー入力部11の「D.G」(ダイナミック・グラフ)キー14を操作すると、図3におけるグラフ表示処理が起動される。従って、グラフィック表示部12に表示されるガイダンス表示に従って数値・記号キー13を操作し、グラフ化すべき関数式を入力し(ステップS1)、該関数式に存在する係数値、該係数値の変化範囲と変化ピッチを入力し(ステップS2)、そしてその変化速度を入力すると(ステップS3)、該入力された関数式及び係数設定データはRAM23内の式レジスタ23aに、また、係数変化速度はSPレジスタ23cに書込まれると共に、例えば図6で示すように、関数式が「Y=Ax2 +Bx+C」、係数値Aとその変化範囲,変化ピッチが「A=1〜3,0.5」、係数値Bが「B=0」、係数値Cが「C=0」、係数値Aの変化速度が「SP=1(sec) 」としてグラフィック表示部12に表示される(ステップS1〜S3)。
【0026】
すると、図4におけるグラフ化演算処理が起動されるもので(ステップSA)、まず、前記RAM23内の式レジスタ23aに記憶された関数式に対する係数値の変化範囲と変化ピッチに基づき、係数変化に伴ない表示すべきグラフ画面の枚数、つまり、VRAM24におけるビデオメモリ領域24a〜24jの必要枚数が、下式(1)に従って計算される(ステップA1)。
【0027】
ここで、前記ステップA1にて計算されたVRAM枚数がVRAM24が有する10枚のビデオメモリ領域24a〜24jに収まるか否か判断されるもので(ステップA2)、この場合、VRAM必要枚数は5枚なのでステップA2において「Yes」と判断され、RAM23の係数レジスタ23bに対して初期係数値“A=1”“B=0”“C=0”がセットされる(ステップA3)。
【0028】
すると、前記係数レジスタ23bにセットされた係数値“A=1”“B=0”“C=0”が式レジスタ23aに記憶されている関数式「Y=Ax2 +Bx+C」に代入され、レンジレジスタ23dに予めセットされたグラフィック表示部12のX,Y座標レンジに従って1表示ドット毎のX座標値に対するY座標値が算出されるもので、これにより得られた「Y=1・x2 」に対応するグラフ化データとそのグラフ式「Y=x2 」は、VRAM24内1枚目のビデオメモリ領域24aに書込まれる(ステップA4,A5)。
【0029】
ここで、前記VRAM24に書込んだグラフ化データは最後のグラフか否か、つまり、最終係数値に対応するグラフ化データの演算書込みが行なわれたか否か判断されるもので(ステップA6)、この場合、初期係数値“A=1”“B=0”“C=0”に対応する1枚目のグラフ化データが得られただけなのでステップA6において「No」と判断され、再び前記ステップA4以降の処理に戻る(ステップA6→A4)。
【0030】
すると、RAM23内の係数レジスタ23bには、式レジスタ23aに予め記憶された係数変化範囲「A=1〜3」及びその変化ピッチ「0.5」に従って変化した第2係数値“A=1.5”“B=0”“C=0”がセットされて関数式「Y=Ax2 +Bx+C」に代入され、1表示ドット毎のX座標値に対するY座標値が算出されるもので、これにより得られた「Y=1.5・x2 」に対応するグラフ化データとそのグラフ式「Y=1.5x2 」は、VRAM24内2枚目のビデオメモリ領域24bに書込まれる(ステップA4,A5)。
【0031】
この場合、前記VRAM24に書込んだグラフ化データは第2係数値“A=1.5”“B=0”“C=0”に対応する2枚目のグラフ化データなのでステップA6において「No」と判断され、再び前記ステップA4以降の処理に戻る(ステップA6→A4)。
【0032】
すると、RAM23内の係数レジスタ23bには、前記式レジスタ23aに予め記憶された係数変化範囲「A=1〜3」及びその変化ピッチ「0.5」に従って変化した第3係数値“A=2”“B=0”“C=0”がセットされて関数式「Y=Ax2 +Bx+C」に代入され、1表示ドット毎のX座標値に対するY座標値が算出されるもので、これにより得られた「Y=2・x2 」に対応するグラフ化データとそのグラフ式「Y=2x2 」は、VRAM24内3枚目のビデオメモリ領域24cに書込まれる(ステップA4,A5)。
【0033】
この場合、前記VRAM24に書込んだグラフ化データは第3係数値“A=2”“B=0”“C=0”に対応する3枚目のグラフ化データなのでステップA6において「No」と判断され、再び前記ステップA4以降の処理に戻る(ステップA6→A4)。
【0034】
すると、前記同様にして、RAM23内の係数レジスタ23bには、式レジスタ23aに予め記憶された係数変化範囲「A=1〜3」及びその変化ピッチ「0.5」に従って変化した第4係数値“A=2.5”“B=0”“C=0”がセットされて関数式「Y=Ax2 +Bx+C」に代入され、1表示ドット毎のX座標値に対するY座標値が算出されるもので、これにより得られた「Y=2.5・x2 」に対応するグラフ化データとそのグラフ式「Y=2.5x2 」は、VRAM24内4枚目のビデオメモリ領域24dに書込まれる(ステップA4,A5)。
【0035】
またさらに、前記係数レジスタ23bには、最終係数値“A=3”“B=0”“C=0”がセットされて関数式「Y=Ax2 +Bx+C」に代入され、これにより得られた「Y=3・x2 」に対応するグラフ化データとそのグラフ式「Y=3x2 」は、VRAM24内5枚目のビデオメモリ領域24eに書込まれる(ステップA4,A5)。
【0036】
すると、前記VRAM24に書込んだグラフ化データは最終係数値“A=3”“B=0”“C=0”に対応する5枚目のグラフ化データなのでステップA6において「Yes」と判断され、このグラフ化演算処理が終了されると共に、図5におけるグラフ切換え表示処理が起動される(ステップSA→SB)。
【0037】
一方、前記式レジスタ23aに記憶された係数変化ピッチが、例えば「0.2」となっており、前記ステップA1において計算されたVRAM枚数が、VRAM24が有する10枚のビデオメモリ領域24a〜24jよりも多い11枚であるとして判断された場合には、前記係数変化ピッチが、例えば「0.3」に設定し直され、前記ビデオメモリ領域24a〜24jの必要枚数が10枚以下に抑制される(ステップA1,A2→A7)。なお、この場合、変化ピッチ「0.2」を固定し、最終係数値を「2.8」に変更するようにしてもよい。
【0038】
そして、前記同様の係数変化に伴う関数式のグラフ化演算処理が実行される(ステップA3〜A6)。
一方、前記図4におけるグラフ化演算処理により、関数式「Y=Ax2 +Bx+C」の係数Aを“1〜3”の範囲で“0.5”ずつ変化させた場合の5枚のグラフ化データとそのそれぞれのグラフ式が、VRAM24の各対応するビデオメモリ24a〜24eに書込まれた状態で、図5におけるグラフ切換え表示処理が起動されると、まず、RAM23内のSPレジスタ23cにセットされている係数変化速度(1sec )が、カウンタレジスタ23eにおけるタイムカウンタデータのタイムアップ判断データとしてCPU20にセットされる(ステップB1)。
【0039】
すると、前記VRAM24のビデオメモリ領域24aに記憶されている1枚目のグラフ化データが読出され、グラフィック表示部12に表示されるもので、これにより、まず、図7で示すように、関数式「Y=Ax2 +Bx+C」の係数Aを初期係数値“1”に置換した場合のグラフ25aとそのグラフ式「Y=X2 」が表示される(ステップB2)。
【0040】
ここで、前記カウンタレジスタ23eにて更新されるタイムカウンタデータが前記変数変化速度に対応してCPU20にセットされたタイムアップ判断データ(1sec )に達したか否か判断されるもので、つまり、前記初期係数値“1”に対応するグラフ25aの表示状態が1秒間継続したと判断されると、前記VRAM24のビデオメモリ領域24bに記憶されている2枚目のグラフ化データが読出され、グラフィック表示部12に切換え表示される(ステップB3→B4→B1,B2)。
【0041】
この場合、図7で示すように、関数式「Y=Ax2 +Bx+C」の係数Aを第2係数値“1.5”に置換した場合のグラフ25bとそのグラフ式「Y=1.5X2 」が1秒間表示されるもので、この後さらに、前記同様にして、VRAM24内のビデオメモリ領域24c〜24eに記憶されている3枚目〜5枚目のグラフ化データが1秒毎に順次読出され、係数Aを第3係数値“2”に置換した場合のグラフ25cとそのグラフ式「Y=2x2 」、第4係数値“2.5”に置換した場合のグラフ25dとそのグラフ式「Y=2.5x2 」(図示せず)、最終係数値“3”に置換した場合のグラフ25eとそのグラフ式「Y=3x2 」(図示せず)が、それぞれ1秒間隔で順番に切換え表示される(ステップB1〜B4)。
【0042】
この後、再び「EXE」キー16が操作されると、前記図4におけるグラフ化演算処理(SA)及び図5におけるグラフ切換え表示処理(SB)が繰返され、前記同様の各係数変化に対応するグラフ表示がなされるようになる。
【0043】
したがって、前記構成のグラフ表示装置によれば、キー入力部11の「D.G」(ダイナミック・グラフ)キー14を操作した後に、数値・記号キー13により入力されたグラフ化すべき関数式及びその関数式に存在する係数値変化範囲と変化ピッチをRAM23内の式レジスタ23aに記憶させ、また、係数変化速度をSPレジスタ23c記憶させた状態で、「EXE」キー16を操作すると、前記関数式の係数値がその変化範囲内で変化ピッチに従って順次置換され、その係数変化に伴なう各関数式のグラフ化データとそのグラフ式がVRAM24内の複数枚のビデオメモリ領域24a,24b,…に順次記憶される共に、このVRAM24に記憶された各変化係数毎のグラフとそのグラフ式が前記SPレジスタ23cにセットされた係数変化速度に従って順番に読出され、表示制御部21を介してグラフィック表示部12に順次切換え表示されるので、例えばある係数を任意の範囲でパラメータとして変化させた場合のそれぞれの式に対応するグラフを連続的に表示させることができ、係数変化に伴なうグラフの変化状態を容易に把握して学習できるようになる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明のグラフ表示装置によれば、入力した関数式に存在する係数について設定したパラメータである係数値・係数値の変化範囲・変化ピッチと、設定した係数値の変化速度とを、第1の表示制御手段により表示させて確認できるとともに、この表示された変化速度に従って、表示されたパラメータに対応する関数式のグラフを、第3の表示制御手段により、順次切り替えながら表示させて確認することができる。従って、表示されたパラメータである係数値・係数値の変化範囲・変化ピッチを表示された変化速度で変化させた場合の、各関数式に対応するグラフの変化状態を、パラメータと変化速度に対応づけて容易かつ確実に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるグラフ表示装置を示す外観図。
【図2】前記グラフ表示装置の電子回路の構成を示すブロック図。
【図3】前記グラフ表示装置のグラフ表示処理を示すフローチャート。
【図4】前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なうグラフ化演算処理を示すフローチャート。
【図5】前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なうグラフ切換え表示処理を示すフローチャート。
【図6】前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なう関数式及び係数パラメータ,係数変化速度の入力表示状態を示す図。
【図7】前記グラフ表示装置のグラフ表示処理に伴なう入力式の係数変化に伴うグラフ表示状態を示す図。
【符号の説明】
10…装置本体、11…キー入力部、12…グラフィック表示部、13…数値・記号キー、14…「D.G」(ダイナミック・グラフ)キー、15…カーソルキー、16…「EXE」キー、20…CPU(中央処理装置)、21…表示制御部、22…ROM、23…RAM、23a…式レジスタ、23b…係数レジスタ、23c…SPレジスタ、23d…レンジレジスタ、23e…カウンタレジスタ、24…VRAM、24a〜24j…ビデオメモリ領域、25a〜25c…係数変化グラフ。
Claims (2)
- 係数を含む関数式を入力する関数式入力手段と、
この関数式入力手段によって入力された関数式に存在する複数の係数ごとに当該係数の係数値と当該係数の係数値の変化範囲と変化ピッチとをパラメータとして設定するパラメータ設定手段と、
前記係数の係数値の変化速度を設定する変化速度設定手段と、
前記パラメータ設定手段により設定されたパラメータと前記変化速度設定手段により設定された前記係数の係数値の変化速度とを表示させる第1の表示制御手段と、
前記関数式入力手段により入力された関数式のグラフを表示させる第2の表示制御手段と、
前記第1の表示制御手段の制御により表示された変化速度に従って、前記第1の表示制御手段の制御により表示されたパラメータである複数の係数ごとの係数値と該係数値の変化範囲と変化ピッチに対応する関数式のグラフを順次切換えながら表示させる第3の表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするグラフ表示装置。 - 係数を含む関数式を入力する関数式入力ステップと、
この関数式入力ステップによって入力された関数式に存在する複数の係数ごとに当該係数の係数値と当該係数の係数値の変化範囲と変化ピッチとをパラメータとして設定するパラメータ設定ステップと、
前記係数の係数値の変化速度を設定する変化速度設定ステップと、
前記パラメータ設定ステップにより設定されたパラメータと前記変化速度設定ステップにより設定された前記係数の係数値の変化速度とを表示させる第1の表示制御ステップと、
前記関数式入力ステップにより入力された関数式のグラフを表示させる第2の表示制御ステップと、
前記第1の表示制御ステップの制御により表示された変化速度に従って、前記第1の表示制御ステップの制御により表示されたパラメータである複数の係数ごとの係数値と該係数値の変化範囲と変化ピッチに対応する関数式のグラフを順次切換えながら表示させる第3の表示制御ステップと、
を備えたことを特徴とするグラフ表示方法。
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