JP3524634B2 - 熱伝導性シリコーンゴム組成物 - Google Patents
熱伝導性シリコーンゴム組成物Info
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- JP3524634B2 JP3524634B2 JP15100495A JP15100495A JP3524634B2 JP 3524634 B2 JP3524634 B2 JP 3524634B2 JP 15100495 A JP15100495 A JP 15100495A JP 15100495 A JP15100495 A JP 15100495A JP 3524634 B2 JP3524634 B2 JP 3524634B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08K9/00—Use of pretreated ingredients
- C08K9/10—Encapsulated ingredients
Description
組成物に関し、詳しくは、高熱伝導性のシリコーンゴム
を形成するために多量のアルミナ微粉末を配合している
にもかかわらず、室温下での取扱作業性が優れ、かつ、
加熱により速やかに硬化する熱伝導性シリコーンゴム組
成物に関する。
素子等の電子部品を登載したプリント回路基板やハイブ
リッドICの高密度・高集積化にともなって、これらを
効率よく放熱するために各種の熱伝導性シリコーンゴム
組成物が使用されている。このような熱伝導性シリコー
ンゴム組成物としては、一分子中に少なくとも0.1モ
ル%のアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサ
ン、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原
子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
平均粒子径が10〜50μmである球状アルミナ微粉末
と平均粒子径が10μm未満である球状または非球状ア
ルミナ微粉末および白金または白金系化合物からなる熱
伝導性シリコーンゴム組成物(特開昭63−25146
6号公報参照)、アルケニル基含有オルガノポリシロキ
サン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、平均粒
子径が0.1〜5μmである無定型アルミナ微粉末と平
均粒子径が5〜50μmである球状アルミナ微粉末およ
び白金系触媒からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物
(特開平2−41362号公報参照)、一分子中に平均
して0.5個以上のアルケニル基を含有するオルガノポ
リシロキサン、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子
結合水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン、平均粒子径が50μm以下であり、長短径比
が1.0〜1.4である高純度のアルミナ微粉末および
白金系触媒からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物(特
開平5−105814号公報参照)等の付加反応で硬化
する熱伝導性シリコーンゴム組成物が提案されている。
を硬化して得られるシリコーンゴムの熱伝導率を向上さ
せるためには、この組成物中のアルミナ微粉末を多量に
配合することが一般的である。しかし、アルミナ微粉末
を多量に配合することにより、付加反応は阻害されて、
加熱しても十分に硬化しなかったりするという問題があ
った。このため、白金系触媒の添加量を増やすことによ
り熱伝導性シリコーンゴム組成物を加熱したときの硬化
性を向上させることができるが、その反面、室温下で速
やかに増粘するようになり、その取扱作業性が悪化する
という問題があった。
題を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明の目的は、高熱伝導性のシリコー
ンゴムを形成するために多量のアルミナ微粉末を配合し
ているにもかかわらず、室温下での取扱作業性が優れ、
かつ、加熱により速やかに硬化する熱伝導性シリコーン
組成物を提供することにある。
は、 (A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を含有するオルガ ノポリシロキサン 100重量部、 (B)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部、 (C)アルミナ微粉末 300〜1200重量部 および (D)白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上含有する軟化点が40 〜200℃である熱可塑性樹脂からなる平均粒子径が0.01〜500μmであ る微粒子触媒 0.005〜10重量部 からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物に関する。
成物を詳細に説明する。(A)成分のオルガノポリシロキ
サンは本組成物の主剤であり、一分子中に少なくとも2
個のケイ素原子結合アルケニル基を含有する。(A)成分
中のケイ素原子結合アルケニル基としては、例えば、ビ
ニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセ
ニル基、ヘプテニル基が挙げられ、特に、ビニル基であ
ることが好ましい。(A)成分中のアルケニル基の結合位
置としては、例えば、分子鎖末端および/または分子鎖
側鎖が挙げられる。(A)成分中のアルケニル基以外のケ
イ素原子結合有機基としては、例えば、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル
基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル
基、フェネチル基等のアラルキル基;クロロメチル基、
3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフロロプロピ
ル基等のハロゲン化アルキル基が挙げられ、特に、メチ
ル基、フェニル基であることが好ましい。このような
(A)成分の分子構造としては、例えば、直鎖状、一部分
岐を有する直鎖状、環状、分岐鎖状が挙げられ、特に直
鎖状であることが好ましい。(A)成分の粘度は限定され
ないが、25℃における粘度が10〜500000セン
チポイズの範囲内であることが好ましく、特に、50〜
100000センチポイズの範囲内であることが好まし
い。これは、(A)成分の25℃における粘度が10セン
チポイズ未満であると、得られるシリコーンゴムの物理
的特性が低下するためであり、また、これが50000
0センチポイズをこえると、得られる組成物の取扱作業
性が低下するためである。
サンとしては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン
共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチ
ルビニルポリシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロ
キシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサ
ン・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端
ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖メチル
ビニルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルビニルシ
ロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキ
サン共重合体、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン・メ
チルフェニルシロキサン共重合体、式:R1 3SiO1/2
で示されるシロキサン単位と式:R1 2R2SiO1/2で示
されるシロキサン単位と式:R1 2SiO2/2で示される
単位と少量の式:SiO4/2で示されるシロキサン単位
からなるオルガノポリシロキサン共重合体、式:R1 2R
2SiO1/2で示されるシロキサン単位と式:R1 2SiO
2/2で示されるシロキサン単位と少量の式:SiO4/2で
示されるシロキサン単位からなるオルガノポリシロキサ
ン共重合体、式:R1R2SiO2/2で示されるシロキサ
ン単位と少量の式:R1SiO3/2で示されるシロキサン
単位もしくは式:R2SiO3/2で示されるシロキサン単
位からなるオルガノポリシロキサン共重合体、および、
これらのオルガノポリシロキサンの二種以上の混合物が
挙げられる。上式中、R1はアルケニル基以外の一価炭
化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基
等のアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、
ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基
等のアラルキル基;クロロメチル基、3−クロロプロピ
ル基、3,3,3−トリフロロプロピル基等のハロゲン
化アルキル基が挙げられる。また、上式中、R2はアル
ケニル基であり、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニ
ル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基が挙
げられる。
ロキサンは本組成物の架橋剤であり、一分子中に少なく
とも2個のケイ素原子結合水素原子を含有する。(B)成
分中のケイ素原子結合水素原子の結合位置としては、例
えば、分子鎖末端および/または分子鎖側鎖が挙げられ
る。(B)成分中のケイ素原子結合有機基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、ヘプチル基等のアルキル基;フェ
ニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリー
ル基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基;ク
ロロメチル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−ト
リフロロプロピル基等のハロゲン化アルキル基が挙げら
れ、特に、メチル基、フェニル基であることが好まし
い。このような(B)成分の分子構造としては、例えば、
直鎖状、一部分岐を有する直鎖状、環状、分岐鎖状が挙
げられ、特に、直鎖状であることが好ましい。(B)成分
の粘度は限定されないが、25℃における粘度が1〜5
00000センチポイズの範囲内であることが好まし
く、さらに5〜100000センチポイズの範囲内であ
ることが好ましい。これは、(B)成分の25℃における
粘度が1センチポイズ未満であると、得られるシリコー
ンゴムの物理的特性が低下するためであり、また、これ
が500000センチポイズをこえると、得られる組成
物の取扱作業性が低下するためである。
サンとしては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、分子鎖
両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・
メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、分子鎖両末
端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチ
ルハイドロジェンシロキサン・メチルフェニルシロキサ
ン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメ
チルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン
・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジ
メチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルフェニルポ
リシロキサン、式:R1 3SiO1/2で示されるシロキサ
ン単位と式:R1 2HSiO1/2で示されるシロキサン単
位と式:SiO4/2で示されるシロキサン単位からなる
オルガノポリシロキサン共重合体、式:R1 2HSiO
1/2で示されるシロキサン単位と式:SiO4/2で示され
るシロキサン単位からなるオルガノポリシロキサン共重
合体、式:R1HSiO2/2で示されるシロキサン単位と
式:R1SiO3/2で示されるシロキサン単位もしくは
式:HSiO3/2で示されるシロキサン単位からなるオ
ルガノポリシロキサン共重合体、および、これらのオル
ガノポリシロキサンの二種以上の混合物が挙げられる。
上式中、R1はアルケニル基以外の一価炭化水素基であ
り、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基等のアルキル
基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等
のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキ
ル基;クロロメチル基、3−クロロプロピル基、3,
3,3−トリフロロプロピル基等のハロゲン化アルキル
基が挙げられる。
に対して0.1〜50重量部の範囲内である。これは、
(A)成分100重量部に対して(B)成分が0.1重量部
未満であると、得られる組成物が十分に硬化しないため
であり、また、これが50重量部をこえると、得られる
組成物が十分に硬化しないか、または、得られるシリコ
ーンゴムの物理的特性が経時的に変化するためである。
化して得られるシリコーンゴムに高熱伝導性を付与する
ための成分である。(C)成分の粒子径は限定されない
が、この平均粒子径が50μm以下であることが好まし
い。また、(C)成分の形状としては、例えば、球状、真
球状、フレーク状、針状、不定型状が挙げられる。ま
た、本組成物の取扱作業性が特に優れることから、(C)
成分は、(i)平均粒子径が10〜50μmである球状も
しくは非球状アルミナ微粉末10〜95重量%と(ii)平
均粒子径が10μm未満である球状もしくは非球状アル
ミナ微粉末90〜5重量%からなる混合物であることが
好ましい。また、本組成物の貯蔵安定性が優れることか
ら、(C)成分は有機ケイ素化合物により表面処理された
アルミナ微粉末であることが好ましい。アルミナ微粉末
の表面を処理するための有機ケイ素化合物としては、例
えば、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、3−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、3ーメタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン等のアルコキシシラン;メチルトリクロル
シラン、ジメチルジクロルシラン、トリメチルモノクロ
ルシラン等のクロロシラン;ヘキサメチルジシラザン、
ヘキサメチルシクロトリシラザン等のシラザン;分子鎖
両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマ
ー、分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサン
・メチルビニルシロキサン共重合体オリゴマー、分子鎖
両末端シラノール基封鎖メチルビニルシロキサンオリゴ
マー、分子鎖両末端シラノール基封鎖メチルフェニルシ
ロキサンオリゴマー等のシロキサンオリゴマーが挙げら
れる。これらの表面処理方法としては、例えば、アルミ
ナ微粉末とこれらの有機ケイ素化合物を直接混合して処
理する方法(乾式処理方法)、これらの有機ケイ素化合
物をトルエン、メタノール、ヘプタン等の有機溶剤と共
にアルミナ微粉末と混合して処理する方法(湿式処理方
法)、(A)成分とこれらの有機ケイ素化合物との混合物
中にアルミナ微粉末を配合するか、または、(A)成分と
アルミナ微粉末の混合物中にこれらの有機ケイ素化合物
を配合してアルミナ微粉末の表面を処理する方法(in
−situ処理方法)が挙げられる。また、これらの有
機ケイ素化合物によりアルミナ微粉末の表面処理を行う
際に、その処理効率を向上させるために、例えば、有機
チタン等の有機金属化合物、水等を添加することが好ま
しい。
に対して300〜1200重量部の範囲内である。これ
は、(A)成分100重量部に対して(C)成分が300重
量部未満であると、得られるシリコーンゴムが高熱伝導
性を有しないためであり、また、これが1200重量部
をこえると、得られる組成物の粘度が著しく大きくな
り、その取扱作業性が著しく低下するためである。
促進するための触媒であり、白金系触媒を白金金属原子
として0.01重量%以上含有する軟化点が40〜20
0℃である熱可塑性樹脂からなり、その平均粒子径が
0.01〜500μmであり、好ましくは0.1〜50
μmの範囲内である。これは平均粒子径が0.01μm
未満である微粒子触媒を製造することが困難であり、ま
た、これが500μmをこえる微粒子触媒は、(A)成分
中に均一に分散せず、得られる組成物の硬化性が不均一
となるためである。(D)成分の構造としては、例えば、
熱可塑性樹脂中に白金系触媒が溶解または分散している
構造、熱可塑性樹脂の殻の中に白金系触媒が包含された
マイクロカプセル構造が挙げられる。この白金系触媒と
しては、例えば、白金微粉末、白金黒、白金坦持シリカ
微粉末、白金坦持活性炭、塩化白金酸、四塩化白金、塩
化白金酸のアルコール溶液、白金とオレフィンとの錯
体、白金とジビニルテトラメチルジシロキサン等のアル
ケニルシロキサンとの錯体が挙げられ、特に白金のジビ
ニルジシロキサン錯体であることが好ましい。(D)成分
中に白金系触媒の含有量は、その白金金属原子が0.0
1重量%以上となる量である。これは、白金系触媒の含
有量が、その白金金属原子として0.01重量%未満で
ある熱可塑性樹脂からなる微粒子触媒は、十分な硬化促
進を示さなくなるためである。また、この熱可塑性樹脂
は軟化点が40〜200℃の範囲内であれば特に限定さ
れない。これは、軟化点が40℃未満である熱可塑性樹
脂からなる微粒子触媒を用いると、得られる組成物の室
温下での貯蔵安定性が著しく低下するためであり、ま
た、これが200℃をこえる熱可塑性樹脂からなる微粒
子触媒を用いると、得られる組成物の硬化性が著しく低
下するためである。この熱可塑性樹脂としては、例え
ば、式:C6H5SiO3/2で示されるシロキサン単位を
主成分とし、他に、式:(C6H5)2SiO2/2で示される
シロキサン単位、式:CH3SiO3/2で示されるシロキ
サン単位、式:(CH3)2SiO2/2で示されるシロキサ
ン単位、式:CH3(CH2=CH)SiO2/2で示される
シロキサン単位、式:CH3(C6H5)SiO2/2で示され
るシロキサン単位を含有する熱可塑性シリコーン樹脂、
アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹
脂、メチルセルロース樹脂、ポリシラン樹脂、ナイロン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂が挙げら
れる。この熱可塑性樹脂の軟化点は一定温度で昇温でき
るホットプレート上でこの樹脂が軟化する状態を顕微鏡
で観察することにより求められる。
金系触媒と熱可塑性樹脂を均一に混合した後、この混合
物を粒状化する気相乾燥法、白金系触媒の存在下で熱可
塑素樹脂を界面重合する方法またはin−situ重合
する方法、白金系触媒の存在下でコアセルベーションす
る方法、液中乾燥法が挙げられ、狭い粒子径分布の微粒
子触媒を比較的簡単に調製することができることから、
気相乾燥法または液中乾燥法が好ましい。このようにし
て調製された微粒子触媒の表面には白金系触媒が付着し
ている場合があるので、これらを洗浄剤によって除去す
ることが貯蔵安定性に優れた熱伝導性シリコーンゴム組
成物を得ることができることから好ましい。この洗浄剤
は熱可塑性樹脂を溶解しないが、白金系触媒を溶解する
ものが好ましく、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール等のアルコール類;ヘキサメチルジシロキサン
等のシロキサンオリゴマー類が挙げられる。
に対して0.005〜10重量部の範囲内である。これ
は、(A)成分100重量部に対して(D)成分が0.00
5重量部未満であると、得られる組成物の硬化性が著し
く低下するためであり、また、これが10重量部をこえ
ても、硬化性にさほど変化はなく、不経済となるからで
ある。
一に混合することにより調製される。本組成物にはその
他任意の成分として、例えば、ヒュームドシリカ、沈降
性シリカ、二酸化チタン、カーボンブラック、アルミ
ナ、石英粉末、ガラス繊維、および、これらの無機質充
填剤をオルガノアルコキシシラン、オルガノクロロシラ
ン、オルガノシラザン等の有機ケイ素化合物により表面
処理してなる無機質充填剤が挙げられる。また、本組成
物の室温下での取扱作業性をさらに向上させるために硬
化抑制剤を配合することが好ましい。この硬化抑制剤と
しては、例えば、3−メチル−1−ブチン−3−オー
ル、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、2
−フェニル−3−ブチン−2−オール等のアルキンアル
コール;3−メチル−3−ペンテン−1−イン、3,5
−ジメチル−3−ヘキセン−1−イン等のエンイン化合
物;1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−
テトラビニルシクロテトラシロキサン、1,3,5,7
−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヘキセニルシ
クロテトラシロキサン、ベンゾトリアゾールが挙げられ
る。これらの硬化抑制剤は本発明中に重量単位で10〜
50,000ppmの範囲内であることが好ましい。ま
た、本組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、
一分子中に1個のケイ素原子結合水素原子またはアルケ
ニル基を含有するオルガノポリシロキサン、ケイ素原子
結合水素原子またはアルケニル基を含有しないオルガノ
ポリシロキサン、一分子中にケイ素原子結合水素原子ま
たはアルケニル基とケイ素原子結合アルコキシ基を含有
するオルガノポリシロキサン、一分子中にケイ素原子結
合アルコキシ基とエポキシ基を含有する有機ケイ素化合
物、一分子中にケイ素原子結合アルコキシ基とメタクリ
ロキシ基を含有する有機ケイ素化合物、クリープハード
ニング防止剤、貯蔵安定剤、耐熱添加剤、難燃性付与
剤、着色剤が挙げられる。
調製する方法は特に限定されず、例えば、ロスミキサ
ー、プラネタリーミキサー等の混合装置を用いて調製す
ることができる。本発明の熱伝導性シリコーンゴム組成
物を調製する際、特に、(D)成分を配合する場合には、
(D)成分を形成する熱可塑性樹脂の軟化点未満の温度
で、これが破壊しない程度に混合する必要がある。この
ようにして調製された熱伝導性シリコーンゴム組成物は
冷蔵(10℃以下)もしくは室温(20〜30℃)以下
で貯蔵することが好ましく、特に冷蔵することが好まし
い。長期にわたって貯蔵する場合には、本組成物を二成
分以上に分けて、これらを使用直前に混合することが好
ましい。
高熱伝導性のシリコーンゴムを形成することができるの
で、例えば、トランジスター、IC、メモリー素子等の
電子部品を登載したプリント回路基板やハイブリッドI
Cのポッティング材や接着剤、半導体素子の接着剤、エ
ンジンマウントの接着・シール剤として利用することが
できる。また、この熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬
化して得られるシリコーンゴムは、これを成形して放熱
シートとして利用することができる。
物を実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の粘
度は25℃において測定した値である。また、熱伝導性
シリコーンゴム組成物の取扱作業性は、25℃における
組成物の粘度変化を調製直後から観察することにより評
価した。また、熱伝導性シリコーンゴム組成物の硬化性
は、これを150℃で30分間または60分間加熱して
得られたシリコーンゴムの硬度をJIS K 6301
に規定されるJIS A硬度計により測定することによ
り評価した。また、シリコーンゴムの熱伝導率は、熱伝
導性シリコーンゴム組成物を150℃で60分間加熱し
て得られたシリコーンゴムをShortherm QT
M(昭和電工株式会社製:非定常熱線法)により測定し
た。
100センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100重量部、
粘度が5センチポイズであり、分子鎖側鎖に平均3個の
ケイ素原子結合水素原子を含有する分子鎖両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイド
ロジェンシロキサン共重合体5重量部、平均粒子径が9
μmである球状アルミナ微粉末400重量部、平均粒子
径が20μmである球状アルミナ微粉末200重量部、
白金の1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニ
ルジシロキサン錯体を白金金属原子として0.5重量%
含有する、軟化点が85℃である熱可塑性シリコーン樹
脂からなる平均粒子径が1μmである微粒子触媒0.5
重量部および1,3,5,7−テトラメチル−1,3,
5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン0.5重
量部を均一に混合して熱伝導性シリコーンゴム組成物を
調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物の取扱作
業性、硬化性、および、これを硬化して得られたシリコ
ーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
100センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100重量部、
ヘキサメチルジシラザン5重量部および水1重量部をあ
らかじめ混合した後、これに平均粒子径が9μmである
球状アルミナ微粉末400重量部および平均粒子径が2
0μmである球状アルミナ微粉末200重量部を室温で
均一に混合した。次に、これを10mmHgの減圧下で
150℃に加熱しながら混合して、未反応のヘキサメチ
ルジシラザン、水およびアンモニア等の副生成物を除去
した。その後、室温まで冷却して、これに粘度が5セン
チポイズであり、分子鎖側鎖に平均3個のケイ素原子結
合水素原子を含有する分子鎖両末端トリメチルシロキシ
基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロ
キサン共重合体5重量部、白金の1,1,3,3−テト
ラメチル−1,3−ジビニルジシロキサン錯体を白金金
属原子として0.5重量%含有する、軟化点が85℃で
ある熱可塑性シリコーン樹脂からなる平均粒子径が1μ
mである微粒子触媒0.5重量部および1,3,5,7
−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロ
テトラシロキサン0.5重量部を均一に混合して熱伝導
性シリコーンゴム組成物を調製した。この熱伝導性シリ
コーンゴム組成物の取扱作業性、硬化性、および、これ
を硬化して得られたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に
示した。
媒の代わりに白金の1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジビニルジシロキサン錯体を分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンに対
する白金金属原子が重量単位で5ppmとなる量配合し
た以外は実施例1と同様にして熱伝導性シリコーンゴム
組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物
の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して得られ
たシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
媒の代わりに白金の1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジビニルジシロキサン錯体を分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンに対
する白金金属原子が重量単位で25ppmとなる量配合
した以外は実施例1と同様にして熱伝導性シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成
物の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して得ら
れたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
径が9μmである球状アルミナ微粉末400重量部を配
合しない以外は比較例1と同様にして熱伝導性シリコー
ンゴム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム
組成物の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して
得られたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
媒の代わりに、白金の1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジビニルジシロキサン錯体を分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンに対
する白金金属原子が重量単位で25ppmとなる量配合
した以外は実施例2と同様にして熱伝導性シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成
物の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して得ら
れたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
は、高熱伝導性のシリコーンゴムを形成するために多量
のアルミナ微粉末を配合しているにもかかわらず、室温
下での取扱作業性が優れ、かつ、加熱により速やかに硬
化するという特徴がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を含有するオルガ ノポリシロキサン 100重量部、 (B)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部、 (C)アルミナ微粉末 300〜1200重量部 および (D)白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上含有する軟化点が40 〜200℃である熱可塑性樹脂からなる平均粒子径が0.01〜500μmであ る微粒子触媒 0.005〜10重量部 からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物。
- 【請求項2】(C)成分が、(i)平均粒子径が10〜50
μmである球状もしくは非球状アルミナ微粉末10〜9
5重量%と(ii)平均粒子径が10μm未満である球状も
しくは非球状アルミナ微粉末90〜5重量%からなるア
ルミナ微粉末であることを特徴とする請求項1記載の熱
伝導性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項3】(C)成分が有機ケイ素化合物により表面処
理されたアルミナ微粉末であることを特徴とする請求項
1記載の熱伝導性シリコーンゴム組成物。
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