JP3524634B2 - 熱伝導性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

熱伝導性シリコーンゴム組成物

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JP3524634B2 JP15100495A JP15100495A JP3524634B2 JP 3524634 B2 JP3524634 B2 JP 3524634B2 JP 15100495 A JP15100495 A JP 15100495A JP 15100495 A JP15100495 A JP 15100495A JP 3524634 B2 JP3524634 B2 JP 3524634B2
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孝恵 石川
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    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/10Encapsulated ingredients

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱伝導性シリコーンゴム
組成物に関し、詳しくは、高熱伝導性のシリコーンゴム
を形成するために多量のアルミナ微粉末を配合している
にもかかわらず、室温下での取扱作業性が優れ、かつ、
加熱により速やかに硬化する熱伝導性シリコーンゴム組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、トランジスター、IC、メモリー
素子等の電子部品を登載したプリント回路基板やハイブ
リッドICの高密度・高集積化にともなって、これらを
効率よく放熱するために各種の熱伝導性シリコーンゴム
組成物が使用されている。このような熱伝導性シリコー
ンゴム組成物としては、一分子中に少なくとも0.1モ
ル%のアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサ
ン、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原
子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
平均粒子径が10〜50μmである球状アルミナ微粉末
と平均粒子径が10μm未満である球状または非球状ア
ルミナ微粉末および白金または白金系化合物からなる熱
伝導性シリコーンゴム組成物(特開昭63−25146
6号公報参照)、アルケニル基含有オルガノポリシロキ
サン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、平均粒
子径が0.1〜5μmである無定型アルミナ微粉末と平
均粒子径が5〜50μmである球状アルミナ微粉末およ
び白金系触媒からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物
(特開平2−41362号公報参照)、一分子中に平均
して0.5個以上のアルケニル基を含有するオルガノポ
リシロキサン、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子
結合水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン、平均粒子径が50μm以下であり、長短径比
が1.0〜1.4である高純度のアルミナ微粉末および
白金系触媒からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物(特
開平5−105814号公報参照)等の付加反応で硬化
する熱伝導性シリコーンゴム組成物が提案されている。
【0003】このような熱伝導性シリコーンゴム組成物
を硬化して得られるシリコーンゴムの熱伝導率を向上さ
せるためには、この組成物中のアルミナ微粉末を多量に
配合することが一般的である。しかし、アルミナ微粉末
を多量に配合することにより、付加反応は阻害されて、
加熱しても十分に硬化しなかったりするという問題があ
った。このため、白金系触媒の添加量を増やすことによ
り熱伝導性シリコーンゴム組成物を加熱したときの硬化
性を向上させることができるが、その反面、室温下で速
やかに増粘するようになり、その取扱作業性が悪化する
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記の課
題を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明の目的は、高熱伝導性のシリコー
ンゴムを形成するために多量のアルミナ微粉末を配合し
ているにもかかわらず、室温下での取扱作業性が優れ、
かつ、加熱により速やかに硬化する熱伝導性シリコーン
組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、 (A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を含有するオルガ ノポリシロキサン 100重量部、 (B)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部、 (C)アルミナ微粉末 300〜1200重量部 および (D)白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上含有する軟化点が40 〜200℃である熱可塑性樹脂からなる平均粒子径が0.01〜500μmであ る微粒子触媒 0.005〜10重量部 からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物に関する。
【0006】以下、本発明の熱伝導性シリコーンゴム組
成物を詳細に説明する。(A)成分のオルガノポリシロキ
サンは本組成物の主剤であり、一分子中に少なくとも2
個のケイ素原子結合アルケニル基を含有する。(A)成分
中のケイ素原子結合アルケニル基としては、例えば、ビ
ニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセ
ニル基、ヘプテニル基が挙げられ、特に、ビニル基であ
ることが好ましい。(A)成分中のアルケニル基の結合位
置としては、例えば、分子鎖末端および/または分子鎖
側鎖が挙げられる。(A)成分中のアルケニル基以外のケ
イ素原子結合有機基としては、例えば、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル
基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル
基、フェネチル基等のアラルキル基;クロロメチル基、
3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフロロプロピ
ル基等のハロゲン化アルキル基が挙げられ、特に、メチ
ル基、フェニル基であることが好ましい。このような
(A)成分の分子構造としては、例えば、直鎖状、一部分
岐を有する直鎖状、環状、分岐鎖状が挙げられ、特に直
鎖状であることが好ましい。(A)成分の粘度は限定され
ないが、25℃における粘度が10〜500000セン
チポイズの範囲内であることが好ましく、特に、50〜
100000センチポイズの範囲内であることが好まし
い。これは、(A)成分の25℃における粘度が10セン
チポイズ未満であると、得られるシリコーンゴムの物理
的特性が低下するためであり、また、これが50000
0センチポイズをこえると、得られる組成物の取扱作業
性が低下するためである。
【0007】このような(A)成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン
共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチ
ルビニルポリシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロ
キシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサ
ン・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端
ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖メチル
ビニルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルビニルシ
ロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキ
サン共重合体、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン・メ
チルフェニルシロキサン共重合体、式:R1 3SiO1/2
で示されるシロキサン単位と式:R1 22SiO1/2で示
されるシロキサン単位と式:R1 2SiO2/2で示される
単位と少量の式:SiO4/2で示されるシロキサン単位
からなるオルガノポリシロキサン共重合体、式:R1 2
2SiO1/2で示されるシロキサン単位と式:R1 2SiO
2/2で示されるシロキサン単位と少量の式:SiO4/2
示されるシロキサン単位からなるオルガノポリシロキサ
ン共重合体、式:R12SiO2/2で示されるシロキサ
ン単位と少量の式:R1SiO3/2で示されるシロキサン
単位もしくは式:R2SiO3/2で示されるシロキサン単
位からなるオルガノポリシロキサン共重合体、および、
これらのオルガノポリシロキサンの二種以上の混合物が
挙げられる。上式中、R1はアルケニル基以外の一価炭
化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基
等のアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、
ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基
等のアラルキル基;クロロメチル基、3−クロロプロピ
ル基、3,3,3−トリフロロプロピル基等のハロゲン
化アルキル基が挙げられる。また、上式中、R2はアル
ケニル基であり、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニ
ル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基が挙
げられる。
【0008】(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンは本組成物の架橋剤であり、一分子中に少なく
とも2個のケイ素原子結合水素原子を含有する。(B)成
分中のケイ素原子結合水素原子の結合位置としては、例
えば、分子鎖末端および/または分子鎖側鎖が挙げられ
る。(B)成分中のケイ素原子結合有機基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、ヘプチル基等のアルキル基;フェ
ニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリー
ル基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基;ク
ロロメチル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−ト
リフロロプロピル基等のハロゲン化アルキル基が挙げら
れ、特に、メチル基、フェニル基であることが好まし
い。このような(B)成分の分子構造としては、例えば、
直鎖状、一部分岐を有する直鎖状、環状、分岐鎖状が挙
げられ、特に、直鎖状であることが好ましい。(B)成分
の粘度は限定されないが、25℃における粘度が1〜5
00000センチポイズの範囲内であることが好まし
く、さらに5〜100000センチポイズの範囲内であ
ることが好ましい。これは、(B)成分の25℃における
粘度が1センチポイズ未満であると、得られるシリコー
ンゴムの物理的特性が低下するためであり、また、これ
が500000センチポイズをこえると、得られる組成
物の取扱作業性が低下するためである。
【0009】このような(B)成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、分子鎖
両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・
メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、分子鎖両末
端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチ
ルハイドロジェンシロキサン・メチルフェニルシロキサ
ン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメ
チルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン
・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジ
メチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルフェニルポ
リシロキサン、式:R1 3SiO1/2で示されるシロキサ
ン単位と式:R1 2HSiO1/2で示されるシロキサン単
位と式:SiO4/2で示されるシロキサン単位からなる
オルガノポリシロキサン共重合体、式:R1 2HSiO
1/2で示されるシロキサン単位と式:SiO4/2で示され
るシロキサン単位からなるオルガノポリシロキサン共重
合体、式:R1HSiO2/2で示されるシロキサン単位と
式:R1SiO3/2で示されるシロキサン単位もしくは
式:HSiO3/2で示されるシロキサン単位からなるオ
ルガノポリシロキサン共重合体、および、これらのオル
ガノポリシロキサンの二種以上の混合物が挙げられる。
上式中、R1はアルケニル基以外の一価炭化水素基であ
り、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基等のアルキル
基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等
のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキ
ル基;クロロメチル基、3−クロロプロピル基、3,
3,3−トリフロロプロピル基等のハロゲン化アルキル
基が挙げられる。
【0010】(B)成分の配合量は(A)成分100重量部
に対して0.1〜50重量部の範囲内である。これは、
(A)成分100重量部に対して(B)成分が0.1重量部
未満であると、得られる組成物が十分に硬化しないため
であり、また、これが50重量部をこえると、得られる
組成物が十分に硬化しないか、または、得られるシリコ
ーンゴムの物理的特性が経時的に変化するためである。
【0011】(C)成分のアルミナ微粉末は本組成物を硬
化して得られるシリコーンゴムに高熱伝導性を付与する
ための成分である。(C)成分の粒子径は限定されない
が、この平均粒子径が50μm以下であることが好まし
い。また、(C)成分の形状としては、例えば、球状、真
球状、フレーク状、針状、不定型状が挙げられる。ま
た、本組成物の取扱作業性が特に優れることから、(C)
成分は、(i)平均粒子径が10〜50μmである球状も
しくは非球状アルミナ微粉末10〜95重量%と(ii)平
均粒子径が10μm未満である球状もしくは非球状アル
ミナ微粉末90〜5重量%からなる混合物であることが
好ましい。また、本組成物の貯蔵安定性が優れることか
ら、(C)成分は有機ケイ素化合物により表面処理された
アルミナ微粉末であることが好ましい。アルミナ微粉末
の表面を処理するための有機ケイ素化合物としては、例
えば、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、3−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、3ーメタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン等のアルコキシシラン;メチルトリクロル
シラン、ジメチルジクロルシラン、トリメチルモノクロ
ルシラン等のクロロシラン;ヘキサメチルジシラザン、
ヘキサメチルシクロトリシラザン等のシラザン;分子鎖
両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマ
ー、分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサン
・メチルビニルシロキサン共重合体オリゴマー、分子鎖
両末端シラノール基封鎖メチルビニルシロキサンオリゴ
マー、分子鎖両末端シラノール基封鎖メチルフェニルシ
ロキサンオリゴマー等のシロキサンオリゴマーが挙げら
れる。これらの表面処理方法としては、例えば、アルミ
ナ微粉末とこれらの有機ケイ素化合物を直接混合して処
理する方法(乾式処理方法)、これらの有機ケイ素化合
物をトルエン、メタノール、ヘプタン等の有機溶剤と共
にアルミナ微粉末と混合して処理する方法(湿式処理方
法)、(A)成分とこれらの有機ケイ素化合物との混合物
中にアルミナ微粉末を配合するか、または、(A)成分と
アルミナ微粉末の混合物中にこれらの有機ケイ素化合物
を配合してアルミナ微粉末の表面を処理する方法(in
−situ処理方法)が挙げられる。また、これらの有
機ケイ素化合物によりアルミナ微粉末の表面処理を行う
際に、その処理効率を向上させるために、例えば、有機
チタン等の有機金属化合物、水等を添加することが好ま
しい。
【0012】(C)成分の配合量は(A)成分100重量部
に対して300〜1200重量部の範囲内である。これ
は、(A)成分100重量部に対して(C)成分が300重
量部未満であると、得られるシリコーンゴムが高熱伝導
性を有しないためであり、また、これが1200重量部
をこえると、得られる組成物の粘度が著しく大きくな
り、その取扱作業性が著しく低下するためである。
【0013】(D)成分の微粒子触媒は本組成物の硬化を
促進するための触媒であり、白金系触媒を白金金属原子
として0.01重量%以上含有する軟化点が40〜20
0℃である熱可塑性樹脂からなり、その平均粒子径が
0.01〜500μmであり、好ましくは0.1〜50
μmの範囲内である。これは平均粒子径が0.01μm
未満である微粒子触媒を製造することが困難であり、ま
た、これが500μmをこえる微粒子触媒は、(A)成分
中に均一に分散せず、得られる組成物の硬化性が不均一
となるためである。(D)成分の構造としては、例えば、
熱可塑性樹脂中に白金系触媒が溶解または分散している
構造、熱可塑性樹脂の殻の中に白金系触媒が包含された
マイクロカプセル構造が挙げられる。この白金系触媒と
しては、例えば、白金微粉末、白金黒、白金坦持シリカ
微粉末、白金坦持活性炭、塩化白金酸、四塩化白金、塩
化白金酸のアルコール溶液、白金とオレフィンとの錯
体、白金とジビニルテトラメチルジシロキサン等のアル
ケニルシロキサンとの錯体が挙げられ、特に白金のジビ
ニルジシロキサン錯体であることが好ましい。(D)成分
中に白金系触媒の含有量は、その白金金属原子が0.0
1重量%以上となる量である。これは、白金系触媒の含
有量が、その白金金属原子として0.01重量%未満で
ある熱可塑性樹脂からなる微粒子触媒は、十分な硬化促
進を示さなくなるためである。また、この熱可塑性樹脂
は軟化点が40〜200℃の範囲内であれば特に限定さ
れない。これは、軟化点が40℃未満である熱可塑性樹
脂からなる微粒子触媒を用いると、得られる組成物の室
温下での貯蔵安定性が著しく低下するためであり、ま
た、これが200℃をこえる熱可塑性樹脂からなる微粒
子触媒を用いると、得られる組成物の硬化性が著しく低
下するためである。この熱可塑性樹脂としては、例え
ば、式:C65SiO3/2で示されるシロキサン単位を
主成分とし、他に、式:(C65)2SiO2/2で示される
シロキサン単位、式:CH3SiO3/2で示されるシロキ
サン単位、式:(CH3)2SiO2/2で示されるシロキサ
ン単位、式:CH3(CH2=CH)SiO2/2で示される
シロキサン単位、式:CH3(C65)SiO2/2で示され
るシロキサン単位を含有する熱可塑性シリコーン樹脂、
アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹
脂、メチルセルロース樹脂、ポリシラン樹脂、ナイロン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂が挙げら
れる。この熱可塑性樹脂の軟化点は一定温度で昇温でき
るホットプレート上でこの樹脂が軟化する状態を顕微鏡
で観察することにより求められる。
【0014】(D)成分の調製方法としては、例えば、白
金系触媒と熱可塑性樹脂を均一に混合した後、この混合
物を粒状化する気相乾燥法、白金系触媒の存在下で熱可
塑素樹脂を界面重合する方法またはin−situ重合
する方法、白金系触媒の存在下でコアセルベーションす
る方法、液中乾燥法が挙げられ、狭い粒子径分布の微粒
子触媒を比較的簡単に調製することができることから、
気相乾燥法または液中乾燥法が好ましい。このようにし
て調製された微粒子触媒の表面には白金系触媒が付着し
ている場合があるので、これらを洗浄剤によって除去す
ることが貯蔵安定性に優れた熱伝導性シリコーンゴム組
成物を得ることができることから好ましい。この洗浄剤
は熱可塑性樹脂を溶解しないが、白金系触媒を溶解する
ものが好ましく、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール等のアルコール類;ヘキサメチルジシロキサン
等のシロキサンオリゴマー類が挙げられる。
【0015】(D)成分の配合量は(A)成分100重量部
に対して0.005〜10重量部の範囲内である。これ
は、(A)成分100重量部に対して(D)成分が0.00
5重量部未満であると、得られる組成物の硬化性が著し
く低下するためであり、また、これが10重量部をこえ
ても、硬化性にさほど変化はなく、不経済となるからで
ある。
【0016】本組成物は上記の(A)成分〜(D)成分を均
一に混合することにより調製される。本組成物にはその
他任意の成分として、例えば、ヒュームドシリカ、沈降
性シリカ、二酸化チタン、カーボンブラック、アルミ
ナ、石英粉末、ガラス繊維、および、これらの無機質充
填剤をオルガノアルコキシシラン、オルガノクロロシラ
ン、オルガノシラザン等の有機ケイ素化合物により表面
処理してなる無機質充填剤が挙げられる。また、本組成
物の室温下での取扱作業性をさらに向上させるために硬
化抑制剤を配合することが好ましい。この硬化抑制剤と
しては、例えば、3−メチル−1−ブチン−3−オー
ル、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、2
−フェニル−3−ブチン−2−オール等のアルキンアル
コール;3−メチル−3−ペンテン−1−イン、3,5
−ジメチル−3−ヘキセン−1−イン等のエンイン化合
物;1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−
テトラビニルシクロテトラシロキサン、1,3,5,7
−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヘキセニルシ
クロテトラシロキサン、ベンゾトリアゾールが挙げられ
る。これらの硬化抑制剤は本発明中に重量単位で10〜
50,000ppmの範囲内であることが好ましい。ま
た、本組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、
一分子中に1個のケイ素原子結合水素原子またはアルケ
ニル基を含有するオルガノポリシロキサン、ケイ素原子
結合水素原子またはアルケニル基を含有しないオルガノ
ポリシロキサン、一分子中にケイ素原子結合水素原子ま
たはアルケニル基とケイ素原子結合アルコキシ基を含有
するオルガノポリシロキサン、一分子中にケイ素原子結
合アルコキシ基とエポキシ基を含有する有機ケイ素化合
物、一分子中にケイ素原子結合アルコキシ基とメタクリ
ロキシ基を含有する有機ケイ素化合物、クリープハード
ニング防止剤、貯蔵安定剤、耐熱添加剤、難燃性付与
剤、着色剤が挙げられる。
【0017】本発明の熱伝導性シリコーンゴム組成物を
調製する方法は特に限定されず、例えば、ロスミキサ
ー、プラネタリーミキサー等の混合装置を用いて調製す
ることができる。本発明の熱伝導性シリコーンゴム組成
物を調製する際、特に、(D)成分を配合する場合には、
(D)成分を形成する熱可塑性樹脂の軟化点未満の温度
で、これが破壊しない程度に混合する必要がある。この
ようにして調製された熱伝導性シリコーンゴム組成物は
冷蔵(10℃以下)もしくは室温(20〜30℃)以下
で貯蔵することが好ましく、特に冷蔵することが好まし
い。長期にわたって貯蔵する場合には、本組成物を二成
分以上に分けて、これらを使用直前に混合することが好
ましい。
【0018】本発明の熱伝導性シリコーンゴム組成物は
高熱伝導性のシリコーンゴムを形成することができるの
で、例えば、トランジスター、IC、メモリー素子等の
電子部品を登載したプリント回路基板やハイブリッドI
Cのポッティング材や接着剤、半導体素子の接着剤、エ
ンジンマウントの接着・シール剤として利用することが
できる。また、この熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬
化して得られるシリコーンゴムは、これを成形して放熱
シートとして利用することができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の熱伝導性シリコーンゴム組成
物を実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の粘
度は25℃において測定した値である。また、熱伝導性
シリコーンゴム組成物の取扱作業性は、25℃における
組成物の粘度変化を調製直後から観察することにより評
価した。また、熱伝導性シリコーンゴム組成物の硬化性
は、これを150℃で30分間または60分間加熱して
得られたシリコーンゴムの硬度をJIS K 6301
に規定されるJIS A硬度計により測定することによ
り評価した。また、シリコーンゴムの熱伝導率は、熱伝
導性シリコーンゴム組成物を150℃で60分間加熱し
て得られたシリコーンゴムをShortherm QT
M(昭和電工株式会社製:非定常熱線法)により測定し
た。
【0020】[実施例1]ロスミキサーにより、粘度が
100センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100重量部、
粘度が5センチポイズであり、分子鎖側鎖に平均3個の
ケイ素原子結合水素原子を含有する分子鎖両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイド
ロジェンシロキサン共重合体5重量部、平均粒子径が9
μmである球状アルミナ微粉末400重量部、平均粒子
径が20μmである球状アルミナ微粉末200重量部、
白金の1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニ
ルジシロキサン錯体を白金金属原子として0.5重量%
含有する、軟化点が85℃である熱可塑性シリコーン樹
脂からなる平均粒子径が1μmである微粒子触媒0.5
重量部および1,3,5,7−テトラメチル−1,3,
5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン0.5重
量部を均一に混合して熱伝導性シリコーンゴム組成物を
調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物の取扱作
業性、硬化性、および、これを硬化して得られたシリコ
ーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
【0021】[実施例2]ロスミキサーにより、粘度が
100センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100重量部、
ヘキサメチルジシラザン5重量部および水1重量部をあ
らかじめ混合した後、これに平均粒子径が9μmである
球状アルミナ微粉末400重量部および平均粒子径が2
0μmである球状アルミナ微粉末200重量部を室温で
均一に混合した。次に、これを10mmHgの減圧下で
150℃に加熱しながら混合して、未反応のヘキサメチ
ルジシラザン、水およびアンモニア等の副生成物を除去
した。その後、室温まで冷却して、これに粘度が5セン
チポイズであり、分子鎖側鎖に平均3個のケイ素原子結
合水素原子を含有する分子鎖両末端トリメチルシロキシ
基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロ
キサン共重合体5重量部、白金の1,1,3,3−テト
ラメチル−1,3−ジビニルジシロキサン錯体を白金金
属原子として0.5重量%含有する、軟化点が85℃で
ある熱可塑性シリコーン樹脂からなる平均粒子径が1μ
mである微粒子触媒0.5重量部および1,3,5,7
−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロ
テトラシロキサン0.5重量部を均一に混合して熱伝導
性シリコーンゴム組成物を調製した。この熱伝導性シリ
コーンゴム組成物の取扱作業性、硬化性、および、これ
を硬化して得られたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に
示した。
【0022】[比較例1]実施例1において、微粒子触
媒の代わりに白金の1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジビニルジシロキサン錯体を分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンに対
する白金金属原子が重量単位で5ppmとなる量配合し
た以外は実施例1と同様にして熱伝導性シリコーンゴム
組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物
の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して得られ
たシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
【0023】[比較例2]実施例1において、微粒子触
媒の代わりに白金の1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジビニルジシロキサン錯体を分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンに対
する白金金属原子が重量単位で25ppmとなる量配合
した以外は実施例1と同様にして熱伝導性シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成
物の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して得ら
れたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
【0024】[比較例3]比較例1において、平均粒子
径が9μmである球状アルミナ微粉末400重量部を配
合しない以外は比較例1と同様にして熱伝導性シリコー
ンゴム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム
組成物の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して
得られたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
【0025】[比較例4]実施例2において、微粒子触
媒の代わりに、白金の1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジビニルジシロキサン錯体を分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンに対
する白金金属原子が重量単位で25ppmとなる量配合
した以外は実施例2と同様にして熱伝導性シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成
物の取扱作業性、硬化性、および、これを硬化して得ら
れたシリコーンゴムの熱伝導率を表1に示した。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明の熱伝導性シリコーンゴム組成物
は、高熱伝導性のシリコーンゴムを形成するために多量
のアルミナ微粉末を配合しているにもかかわらず、室温
下での取扱作業性が優れ、かつ、加熱により速やかに硬
化するという特徴がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峰 勝利 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダ ウコーニング・シリコーン株式会社 研 究開発本部内 (56)参考文献 特開 昭63−251466(JP,A) 特開 平2−97559(JP,A) 特開 平2−41362(JP,A) 特開 昭64−45468(JP,A) 特開 平3−160054(JP,A) 特開 平4−46962(JP,A) 特開 平7−118535(JP,A) 特開 平6−340813(JP,A) 特開 平4−328163(JP,A) 特開 昭56−834(JP,A) 特開 昭64−69661(JP,A) 特開 平5−105814(JP,A) 特開 平7−166070(JP,A) 特開 平7−130424(JP,A) 特開 平7−304956(JP,A) 特開 平4−36355(JP,A) 特開 平4−41562(JP,A) 特開 平7−70442(JP,A) 特開 平5−148423(JP,A) 特開 平2−117960(JP,A) 特開 平8−311343(JP,A) 特開 平8−141406(JP,A) 特開 平7−196921(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/00 - 83/16 WPI/L(QUESTEL)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を含有するオルガ ノポリシロキサン 100重量部、 (B)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部、 (C)アルミナ微粉末 300〜1200重量部 および (D)白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上含有する軟化点が40 〜200℃である熱可塑性樹脂からなる平均粒子径が0.01〜500μmであ る微粒子触媒 0.005〜10重量部 からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】(C)成分が、(i)平均粒子径が10〜50
    μmである球状もしくは非球状アルミナ微粉末10〜9
    5重量%と(ii)平均粒子径が10μm未満である球状も
    しくは非球状アルミナ微粉末90〜5重量%からなるア
    ルミナ微粉末であることを特徴とする請求項1記載の熱
    伝導性シリコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】(C)成分が有機ケイ素化合物により表面処
    理されたアルミナ微粉末であることを特徴とする請求項
    1記載の熱伝導性シリコーンゴム組成物。
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