JP3522073B2 - レティクル、フォトリソグラフィの利用方法、パターニング方法およびフォトレジストプロファイルの形成方法 - Google Patents

レティクル、フォトリソグラフィの利用方法、パターニング方法およびフォトレジストプロファイルの形成方法

Info

Publication number
JP3522073B2
JP3522073B2 JP07023697A JP7023697A JP3522073B2 JP 3522073 B2 JP3522073 B2 JP 3522073B2 JP 07023697 A JP07023697 A JP 07023697A JP 7023697 A JP7023697 A JP 7023697A JP 3522073 B2 JP3522073 B2 JP 3522073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
film
photoresist
reticle
intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP07023697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1020476A (ja
Inventor
ラッセル エバンス デーブ
ヌウェン シウエ
デール ウォーリック ブルース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JPH1020476A publication Critical patent/JPH1020476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3522073B2 publication Critical patent/JP3522073B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • G03F1/29Rim PSM or outrigger PSM; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/50Mask blanks not covered by G03F1/20 - G03F1/34; Preparation thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、集積回路
プロセスおよび集積回路製造に関する。より詳細には、
本発明は、マルチレベル(multi-level)レティクルお
よびマルチレベルフォトレジストパターンの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】小型でよりパワーのある電子製品が要求
されるに従って、より小さい構造の集積回路(IC)お
よび大型の基板が必要になっている。また、これによっ
てIC基板上への回路のより高密度なパッケージングが
必要になっている。より小さい構造のIC回路が望まれ
ていることによって、構成要素と誘電体層との間のイン
ターコネクションをできるだけ小さくすることが要求さ
れる。従って、ビア(via)相互接続および接続ライン
の幅を減少させることについての研究が継続されてい
る。電気回路内の線およびビアの大きさを減少させる試
みにおいて、アルミニウムの代わりに銅を選択すること
は当然である。銅の導電率は、アルミニウムの約2倍で
あり、タングステンの3倍を超える。その結果、アルミ
ニウム線の約半分の幅の銅線によって同じ量の電流が送
られ得る。
【0003】銅のエレクトロマイグレーションは、アル
ミニウムよりもはるかに優れている。エレクトロマイグ
レーションについては、銅はアルミニウムの約10倍優
れている。その結果、銅線は、アルミニウム線よりもは
るかに小さい断面を有するものであっても、電気的およ
び機械的な集積度を維持し得る。
【0004】しかし、IC処理において、銅の使用に関
連する問題があった。銅はIC処理で用いられる材料の
多くを汚染するので、銅を移動させないように注意しな
ければならない。さらに、銅は、特に酸素エッチング処
理の間に酸化され易い。エッチング処理、アニール処
理、および高温を必要とする処理の間に銅が酸素に曝さ
れないように注意しなければならない。また、銅の酸化
物は除去が困難である。さらに、構造が小さいときに
は、従来のアルミニウム付着プロセスを用いて、銅を基
板上に付着することができない。すなわち、ICレベル
間誘電体のラインおよび相互接続において、アルミニウ
ムに代えて銅と共に用いるための新規な付着プロセスが
発展させられる。
【0005】ギャップ充填能力が低いので、小さい直径
のビアを充填するために、アルミニウムあるいは銅のい
ずれであっても、金属をスパッタリングするのは非実用
的である。銅を付着させるために、化学蒸着(CVD)
技術が当該産業において発展されている。しかし、CV
D技術を用いても、従来のエッチングプロセスは用いら
れ得ない。銅のエッチング生成物が低揮発性であること
によって、約250℃の高い温度で銅を除去する(気化
させる)ことが必要となる。この温度はホトレジストマ
スクには高すぎる。ウエットエッチングは等方性である
ので、多くの適用例にとって不正確すぎる。従って、I
C処理産業は、銅のエッチングを行わずにCVDを用い
てビアを形成するプロセスを発展させた。新しい方法
は、インレイ(inlay)プロセス、あるいは、ダマシー
ン(damascene)プロセスと称される。
【0006】基板表面とその上に位置する誘電体表面と
の間にビアあるいは相互接続を形成するダマシーン法を
以下に記載する。まず、下地となる基板は、酸化物など
の誘電体で完全に覆われる。次いで、パターニングされ
たフォトレジストプロファイルが酸化物を覆って形成さ
れる。レジストプロファイルは、ビアが形成される酸化
物の領域に対応する位置に、フォトレジストに形成され
た開口部すなわち孔を有する。そのままで残される酸化
物のその他の領域は、フォトレジストで覆われる。次い
で、フォトレジストで被覆された誘電体は、フォトレジ
ストに形成された孔の下に位置する酸化物を除去するた
めにエッチングされる。その後、フォトレジストは剥離
される。その後、CVD法による銅(CVD銅)を用い
てビアが充填される。このように、酸化物と、それを貫
通する銅のビアとからなる層が基板表面上に形成され
る。残存する過剰な銅は、当該技術において公知のよう
にケミカルメカニカルポリッシュ(CMP)プロセスを
用いて除去される。
【0007】IC産業にとってダマシーンプロセスは比
較的新しいので、技術は改良途中である。改良の一つ
は、デュアルダマシーン方法である。デュアルダマシー
ン方法においては、ビア、インターコネクション、およ
びラインは、2つの異なるレベルで誘電体中に形成され
る。上記のダマシーンプロセスの例からすると、デュア
ルダマシーン方法では、新しい(酸化物)表面からその
下に位置する基板表面と新しい(酸化物)表面との間の
酸化物中のレベルまで延びる付着された酸化物中に第2
のビア、すなわち、接続ラインが付加される。デュアル
ダマシーン方法は、1996年6月10日出願の同時係属出
願第08/665,014号において図1〜6に先行技術としてさ
らに詳細に記載されている。この同時係属出願は、発明
の名称「相互マルチレベルフォトレジストパターンを転
写するための方法(Method for Transferring a Multi-
level Photoresist Pattern)」、発明者Tue Nguyen、S
hengTeng Hsu、Jer-shen MaaおよびBruce Dale Ulric
h、代理人事件整理番号SMT162であり、本願発明
と同一の譲渡人に譲渡される。
【0008】デュアルダマシーンプロセスを行う1つの
公知の方法は、複数のフォトレジストマスクおよびエッ
チング工程によるものである。単一レベルのフォトレジ
ストプロファイルは付着された誘電体上に形成され、ビ
アパターンは誘電体材料中の第1のインタレベルまでエ
ッチングを行うことによって形成される。プロセスのこ
の時点で、ビアは一部のみがエッチングされている。次
いで、フォトレジストは剥離され、第2の単一層フォト
レジストプロファイルが誘電体表面に形成されることに
よって、誘電体材料中の第2のインタレベルまでのイン
ターコネクションパターンが形成される。相互接続はエ
ッチングによって形成される。インターコネクションの
エッチングと同時に、下方に位置する基板層中のインタ
ーコネクションが露出されて電気的接続を可能にするよ
うに、ビアがエッチングされる。
【0009】デュアルダマシーンプロセスを行う別の公
知の方法は、複数のレベル、すなわち、複数の厚さを有
するフォトレジストプロファイルを用いて、IC誘電体
において複数レベルでビアおよびインターコネクション
を形成するものである。フォトレジストに直接マルチレ
ベルパターンを書き込むために電子ビームあるいはレー
ザが用いられるが、商業面からみて実用的ではない。レ
ティクルのクロムマスク上で透明な孔に見える点の繰り
返しパターンからなる、いわゆる「グレイトーン」マス
クは、Pierre Sixt「位相マスクおよびグレイトーンマ
スク(Phase Masks and Gray-Tone Masks)」、Semicon
ductor FabTech、1995、209頁に記載されているよう
に、マルチレベルレジストプロファイルを形成するため
にも用いられている。また、Sixtは、誘電体上にマルチ
レベルレジストを転写するプロセスを概略的に記載して
いる。プロセスは、誘電体材料とレジスト材料との間の
一対一のエッチング選択性に依存する。次いで、誘電体
およびその上に位置するフォトレジストプロファイル
は、いかなる露出された誘電体材料も上方に位置するフ
ォトレジスト材料として同一速度でエッチングされるよ
うに、共にエッチングされる。レジストの層が薄くなる
に従って、誘電体へのエッチング深さが深くなる。その
結果、エッチング後の誘電体の形状は、一般的に、プロ
セスの開始時に誘電体上に位置するフォトレジストパタ
ーンに相似する。
【0010】フォトレジストマスクの製造で光の位相シ
フトに対してマルチレベルレティクルを用いることは、
当該技術において公知である。これらのマルチレベルレ
チクル、すなわち、位相シフトレティクルは、レティク
ルアパーチャから回折する光パターンの強め合う意図さ
れない干渉を減少させるために用いられる。強め合う干
渉は、2つの異なる光源からの光の同位相での干渉であ
る。アパーチャへの光の照射は、光が高コヒーレントで
あっても、少なくともある程度の回折を生じさせる。ア
パーチャを介して回折された光のパターンは、当該技術
分野において公知のようにアパーチャの形状および光の
波長に依存する。
【0011】上記のように、位相シフトレティクルは同
位相での光干渉効果の問題を最小化するために開発され
た。位相シフトレティクルの一般的な原理は、光の位相
を変化させて、複数の回折源に照射されるフォトレジス
トマスクの領域における正・負の位相の干渉を促進させ
ることである。すなわち、1つの回折源からの光は第2
の回折源から180度の位相差を有するように調整さ
れ、その結果、2つの回折源からの回折効果は自己相殺
される。
【0012】この180度位相シフトを行う典型的な方
法は、いわゆる「ハーフトーン」膜、すなわち、不完全
透過性膜を用いるものである。ハーフトーン膜を有する
典型的な位相シフトレティクルは、Garofaloらによる米
国特許第5,358,827号に開示されている。別の位相シフ
トマルチレベルレティクルは、「ハーフトーン位相シフ
トマスクにおけるクロムパターン(COSAC)の副ローブ強
度の制御(The Control of Sidelobe Intensity of the
Chrome Pattern (COSAC) in Half-Tone Phaseshifting
Mask)」、1995 International Conference on Solid
State Devicesand Materials、1995年8月21日から24日
の予稿集、935頁〜937頁に、Kobayashi、Oka、Watanab
e、InoueおよびSakiyamaによって開示されている。同様
の位相シフトレティクルを記載している別の文献は、Le
venson、ViswanathanおよびSimpsonによる、「位相シフ
トマスクを用いるフォトリソグラフィにおける分解度の
改善(Improving Resolution in Photolithography wit
h a Phase shifting Mask)」、IEEE Transactions on
Electron Devices、Vol. ED-29、No.12、1982年12月で
ある。
【0013】上記の開示は、実質的にすべての照射光を
透過する水晶材料からなる透明基板からなるレティクル
を示す。レティクルは、透過光の位相をずらすために基
板を覆うハーフトーン膜、すなわち、位相差膜(phase
shifting film)で構成される。透過光を実質的に遮断
するための不透明膜がハーフトーン層を覆っている。正
・負の位相の干渉を生じさせる位相シフトの使用によっ
て、これらのレティクルは実質的に2つの強度、すなわ
ち、100%の強度および0%の強度の光を生成して、
それによって当該技術分野において公知のように、単一
レベルフォトレジストマスクを形成する。あるいは、レ
ティクルは単一の強度(100%の透過性)で光を生成
するか、光を遮断(0%の透過性)するかであるといえ
る。単一レベルフォトレジストマスクを用いて行われる
位相シフトは、ビアなどの形態をより明確に規定し、か
つ、回折の影響を減少させるために行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】複数のフォトレジスト
マスクおよびエッチング工程によるデュアルダマシーン
プロセスの問題として、フォトレジストプロファイルの
アラインメントがある。2つのフォトレジストプロファ
イルが正確にアラインメントされない場合、誘電体材料
における交差形状にミスアラインメントが生じる。すな
わち、第1のフォトレジストパターンと関連する導電ラ
インは、第2のフォトレジストプロファイルと関連する
ビアと正確に交差し得ない。アラインメントエラーは交
差形状をオーバーサイズに形成することによって訂正さ
れ得るが、接続ラインおよびビアの大きさを減少させる
という全体的な目的の効果を減少させる。アラインメン
トの問題によって歩留まりが減少し、IC処理がコスト
を上昇し、IC処理がより複雑になる。
【0015】複数のレベル、すなわち、複数の厚さを有
するフォトレジストプロファイルを用いて、IC誘電体
において複数レベルでビアおよびインターコネクション
を形成する、デュアルダマシーンプロセスを行う方法に
伴う1つの問題は、同一のエッチング選択性を有する誘
電体材料およびフォトレジスト材料を見出すことであ
る。また、様々な形状、特に、小さいあるいは比較的複
雑な形状をこの方法を用いて誘電体に転写することは困
難である。エッチングプロセスのポリマーおよび副生成
物はレジストパターンの領域に集まる傾向にあり、これ
によってレジストプロファイルの形状およびエッチング
速度が変化する。さらに、文献は、グレイトーンマスク
中の画素サイズによって分解度が制限されていることに
よって、この方法によって製造されるビアは約25μm
と比較的大きいサイズを有していることを開示してい
る。この大きさのビアは、従来の方法によって形成され
たビアの大きさより2桁程大きく、大多数のIC処理に
適さない。
【0016】従来のレティクル、すなわち、2レベルレ
ティクルは、実質的にすべての照射光を透過させる透明
基板と、実質的に照射光を透過させない不透明基板とか
ら成る。正方形アパーチャ2レベルレティクルを透過す
る光は、一般的なアパーチャ形状を形成し、そのアパー
チャ形状のエッジ周辺に、光のある程度の回折が生じ
る。同位相での光干渉効果に関連する1つの一般的な問
題は、レティクルにおける2つの対応するアパーチャ孔
を通過する光から、フォトレジストマスク上に形成され
る2つのビアの間の領域において生じる。2つのビアア
パーチャを通過する光の同位相での光干渉効果が2つの
ビア間でしばしば生じ、最終的にフォトレジストからエ
ッチングされたIC基板の欠陥となる、薄いレジストの
意図されない領域が生じる。このプロセスは、実施形態
の図1および図2においてさらに詳細に説明される。
【0017】典型的には、従来のハーフトーン材料は、
光減衰特性とは全く異なる位相シフト特性に関して選択
される。従って、位相シフトレティクルのハーフトーン
膜は、Levensonの文献に開示されるように、実質的に減
衰を生じさせずに、透過光に180度の位相シフトを与
えるように選択される。あるいは、ハーフトーン膜は、
Kobayashiらに開示されるように、透過光の強度を実質
的に減衰させながら、透過光に180度の位相シフトを
与えるように選択される。
【0018】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、複数の入射
光強度を透過させるマルチレベルレティクルおよびマル
チレベルフォトレジストの製造方法を提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のレティクルは、
感光性フォトレジスト表面上の所定の照明領域を規定す
るように入射光が通過するレティクルであって、該入射
光に基づいて第1の強度の透過光を生成する第1の透過
レベル膜と、該入射光に基づいて該第1の強度よりも大
きい第2の強度の透過光を生成する第2の透過レベル膜
と、該入射光に基づいて該第2の強度よりも大きい第3
の強度の透過光を生成する第3の透過レベル膜と、を備
、該第2の透過レベル膜は、該入射光の位相を約90
°遅らせた透過光を生成し、それによって、該感光性フ
ォトレジストにおいて隣接して照明される境界において
同位相での光干渉効果が低下するように、各透過レベル
膜によって生成された各透過光間の位相差が透過光強度
の分解能を改善し、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0020】また、好適な実施形態によると、前記第3
の透過レベル膜は基板であり、前記第2の透過レベル膜
は該第3の透過レベル膜である基板上に位置し、前記第
1の透過レベル膜は該第2の透過レベル膜上に位置す
る。
【0021】また、好適な実施形態によると、前記第1
の透過レベル膜が、Cr、CrOおよび酸化鉄から成る
グループから選択される不透明膜であり、それによって
該第1の透過レベル膜が入射光を実質的に遮断する。
【0022】また、好適な実施形態によると、前記第3
の透過レベル膜が、水晶、合成水晶およびガラスから成
るグループから選択され、それによって該第3の透過レ
ベル膜が実質的にすべての入射光を通過させるように透
明である。
【0023】また、好適な実施形態によると、前記第2
の透過レベル膜の所定領域を露出させるように、前記第
1の透過レベル膜が該第1の透過レベル膜を貫通する第
1の透過レベル開口部を有し、前記第3の透過レベル膜
の所定領域を露出させるように、該第2の透過レベル
が該第2の透過レベル膜を貫通する第2の透過レベル開
口部を有する。
【0024】
【0025】
【0026】また、好適な実施形態によると、複数の第
2の透過レベル膜が設けられ、該複数の第2の透過レベ
ル膜のそれぞれは、前記第1の強度よりも大きく前記第
3の強度よりも小さい複数の第2の強度のうちの一つの
強度で透過光を生成させ、それによって第2の強度の範
囲の光が提供される。
【0027】また、好適な実施形態によると、前記第2
の透過レベル膜は不完全透過性膜層であり、前記第1の
透過レベル膜は、複数の前記不完全透過性膜層から構成
され、該第1の透過レベル膜の光透過特性が生じるよう
に、該複数の第2の透過レベル膜を透過する光の強度特
性が累積されている。
【0028】また、好適な実施形態によると、前記第1
の透過レベル膜は、前記第1の数からなる複数の不完全
透過性膜層を含み、前記第2の透過レベル膜は、該第1
の数よりも小さい第2の数の該不完全透過性膜層を含
む。
【0029】また、好適な実施形態によると、前記第2
の透過レベル膜は、酸化錫インジウムおよび酸窒化モリ
ブデンシリサイドから成るグループから選択され、それ
によって該第2の透過レベル膜は前記透過光強度を所定
パーセント減衰させる。
【0030】また、好適な実施形態によると、 前記第
2の透過レベル膜は、前記入射光の約10%から約90
%未満を透過、それによって該第2の透過レベル膜の
減衰特性は、前記第1の透過レベル膜減衰特性と前記第
3の透過レベル膜減衰特性とのほぼ中間であり、透過
前記感光性フォトレジストの表面に導かれると、前記
レティクルが該感光性フォトレジストの前記照明領域上
に少なくとも3つの区別される強度を形成する。
【0031】本発明のフォトリソグラフィの利用方法
は、入射光を所望の透過光として透過するレティクルを
レティクル基板上に形成するフォトリソグラフィの利用
方法であって、a)該レティクル基板を覆って、一部が
入射光を透過する少なくとも1つの不完全透過性膜を付
着するステップであって、該不完全透過性膜は、該不完
全透過性膜を介する透過において光強度を所定パーセン
ト減少させて、隣接して照明される境界において同位相
での光干渉効果が低下するように、該入射光の位相を約
90°遅らせ、該レティクル基板は、該レティクル基板
に入射する実質的に全ての光を通過する、ステップと、
b)該レティクル基板を覆って不透明膜を付着するステ
ップであって、該不透明膜は光を遮断して、実質的に全
ての入射光を減衰する、ステップと、c)該ステップ
b)で付着された該不透明膜および該ステップa)で付
着された該不完全透過性膜の選択的な部分をエッチング
して該レティクル基板および該不完全透過性膜の所定領
域を露出させ、それにより該レティクルに導かれる光が
該レティクル基板、該不完全透過性膜および残存する該
不透明膜の該所定領域を通して透過されて少なくとも3
つの光強度の透過光を生成するステップと、を包含し、
そのことにより上記目的が達成される。
【0032】本発明の別の局面によると、本発明のフォ
トリソグラフィの利用方法は、入射光を所望の透過光と
して透過するレティクルをレティクル基板上に形成する
フォトリソグラフィの利用方法であって、該透過光は感
光性表面の複数の領域を照明し、該領域のそれぞれは所
定レベルの透過光で照明され、該利用方法は、a)該レ
ティクル基板を覆って、一部が入射光を透過する少なく
とも1つの不完全透過性膜を付着するステップであっ
て、該不完全透過性膜は、該不完全透過性膜を介する透
過において光強度を所定パーセント減少させて、隣接し
て照明される境界において同位相での光干渉効果が低下
するように、該入射光の位相を約90°遅らせ、該レテ
ィクル基板は、該レティクル基板に入射する実質的に全
ての光を透過する、ステップと、b)該レティクル基板
を覆って不透明膜を付着するステップであって、該不透
明膜は光を遮断して、実質的に全ての入射光を減衰す
る、ステップと、c)該ステップb)で付着された該不
透明膜および該ステップa)で付着された該不完全透過
性膜の選択的な部分をエッチングして該レティクル基板
および該不完全透過性膜の所定領域を露出させ、それに
より該レティクルに導かれる光が、該レティクル基板、
該不完全透過性膜および残存する該不透明膜の該所定領
域を通して透過されて該感光性表面に少なくとも2つの
厚さを有するパターン化されたプロファイルを生成する
ステップと、を包含し、そのことにより上記目的が達成
される。
【0033】また、好適な実施形態によると、前記ステ
ップa)は、複数の不完全透過性膜を連続する層付着
するステップを包含し、該不完全透過性膜のそれぞれの
光透過特性は累積して該不完全透過性膜を通過する入射
光を次第に減衰させ、該複数の不完全透過性膜は異なる
エッチング選択性を有して、隣接する不完全透過性膜の
エッチングは異なるエッチングプロセスを必要とし、前
記ステップc)は、該所定の不完全透過性膜の選択的な
部分をエッチングして下部に位置する不完全透過性膜層
を露出し、そのことによって複数の該不完全透過性膜の
組み合わせが複数の透過光強度を提供するステップを包
含する。
【0034】また、好適な実施形態によると、前記不透
明膜は、Cr、CrOおよび酸化鉄から成るグループか
ら選択される。
【0035】また、好適な実施形態によると、前記不完
全透過性膜は、酸化錫インジウムおよび酸窒化モリブデ
ンシリサイドから成るグループから選択される。
【0036】また、好適な実施形態によると、前記レテ
ィクル基板が、水晶、合成水晶およびガラスから成るグ
ループから選択される。
【0037】また、好適な実施形態によると、前記不完
全透過性膜は、前記入射光の約10%から約90%未満
の入射光を透過させ、それによって該不完全透過性膜の
減衰特性が、前記レティクル基板減衰特性と前記不透明
膜減衰特性との実質的に中間である。
【0038】また、好適な実施形態によると、前記ステ
ップa)は、前記少なくとも1つの不完全透過性膜の累
積減衰が前記不透明膜の光透過特性を実質的に複製する
ように、複数の不完全透過性膜を付着するステップを包
含し、該複数の不完全透過性膜は光の透過を実質的に遮
断するので、前記ステップb)は該ステップa)を包含
する。
【0039】
【0040】また、好適な実施形態によると、前記ステ
ップa)は、前記レティクル基板に隣接し、かつ、該レ
ティクル基板の上に位置する層に前記不完全透過性膜を
付着するステップを包含し、前記ステップb)は、該不
完全透過性膜に隣接し、かつ、該不完全透過性膜の上に
位置する層に前記不透明膜を付着するステップを包含
し、前記ステップc)は、該不透明膜を通って光透過
ずに、該不完全透過性膜に光が導入されるように該不
透明膜の選択された部分をエッチングするステップを包
含し、該ステップc)は、該不透明膜および該不完全透
過性膜のいずれにも光を透過させずに該レティクル基板
の選択された部分に光が導かれるように該不完全透過性
膜および該不透明膜の選択された部分をエッチングする
ステップを包含し、それによって少なくとも3つの強度
を有する光が前記感光性表面を照明する。
【0041】また、好適な実施形態によると、前記ステ
ップc)が、i)前記不透明膜の上に、第1の層を貫通
する開口部を含む第1のパターンを有するフォトレジス
トの該第1の層を形成するステップと、ii)該ステッ
プi)で形成された該フォトレジストのパターンに設け
られた該開口部を介して露出された該不透明膜の所定領
域をエッチングして、該不透明膜の下に位置する前記不
完全透過性膜の第1の領域を露出させ、該不完全透過性
膜の該第1の領域をエッチングして、該不完全透過性膜
の下に位置する前記レティクル基板の所定領域を露出さ
せるステップと、iii)該不透明膜の上に、第2の層
を貫通する開口部を有する第2のパターンを有する、フ
ォトレジストの該第2の層を形成するステップと、i
v)該ステップiii)で形成された該フォトレジスト
の該第2のパターン中の該開口部を介して露出された該
不透明膜の所定領域をエッチングして、該不完全透過性
膜の第2の領域を露出させ、それによって該レティクル
基板の該所定領域に導入された光が第1の強度で透過
し、該不完全透過性膜の該第2の領域に導入された光が
該不完全透過性膜およびその下に位置する基板を第2の
強度で透過し、該残存する不透明膜に導入される光が該
不透明膜、その下に位置する該不完全透過性膜および該
基板を第3の強度で透過し、その結果、感光性表面が照
明される。
【0042】また、好適な実施形態によると、前記レテ
ィクルに導かれた前記入射光が、所定の波長および所定
の強度を有する。
【0043】本発明のレティクルは、入射光を透過させ
て感光性表面上に複数の厚さを有するプロファイルパタ
ーンを形成するレティクルであって、所定パーセントの
該入射光を減衰させて、隣接して照明される境界におい
て同位相での光干渉効果が低下するように、該入射光の
位相を約90°遅らせ、第1の厚さを有するフォトレジ
スト領域を形成する不完全透過性膜と、実質的にすべて
の入射光を遮断して該第1の厚さよりも大きい第2の厚
さを有するフォトレジスト領域を形成する不透明膜と、
実質的にすべての入射光を通過させて該第1の厚さより
も小さい第3の厚さを有するフォトレジスト領域を形成
する透明基板と、を備え、そのことにより上記目的が達
成される。
【0044】また、好適な実施形態によると、前記第3
の厚さが実質的にゼロである開口部が前記フォトレジス
ト膜中に形成される。
【0045】本発明の別の局面によると、本発明のレテ
ィクルは、入射光を透過させて感光性フォトレジスト表
面上に複数の厚さを有するプロファイルパターンを形成
するレティクルであって、該レティクルは、実質的にす
べての入射光を通過させて該フォトレジスト膜に開口部
を形成する透明基板と、実質的にすべての入射光を遮断
して第2の厚さを有するフォトレジスト領域を形成する
不透明膜と、所定パーセントの該入射光を減衰させて、
隣接して照明される境界において同位相での光干渉効果
が低下するように、該入射光の位相を約90°遅らせ、
それによって第1の厚さを有するフォトレジスト領域を
形成する不完全透過性膜とを備え、該第1の厚さは該第
2の厚さの約1/3であり、そのことにより上記目的が
達成される。
【0046】本発明のフォトレジストパターンを形成す
る方法は、レティクル基板を覆って形成されたレティク
ルを透過する光の所定パターンへの露光から形成される
所定のプロファイルを有するフォトレジストパターンを
形成する方法であって、該フォトレジストパターン形成
方法は、a)該レティクル基板を覆って、不完全に入射
光を透過させる少なくとも1つの不完全透過性膜を付着
させるステップであって、不完全透過性膜は、該不完
全透過性膜を介する透過において光強度を所定パーセン
ト減少させて、隣接して照明される境界において同位相
での光干渉効果が低下するように、該光の位相を約90
°遅らせ、該レティクル基板は実質的にすべての入射光
を通過するステップと、b)該ステップa)において付
着された該不完全透過性膜を覆って不透明膜を付着する
ステップであって、該不透明膜は光を遮断し、実質的に
すべての入射光を減衰するステップと、c)該ステップ
b)において付着された該不透明膜を覆って、該フォト
レジスト膜を貫通する第1の開口部を有するパターンを
有するフォトレジスト膜の第1の層を形成して該不透明
膜の所定領域を露出させるステップと、d)該ステップ
c)において露出された、該不透明膜の該所定領域をエ
ッチングして不完全透過性膜の所定領域を露出させるス
テップと、e)該ステップd)において露出された該不
完全透過性膜の該所定領域をエッチングして、該レティ
クル基板の所定領域を露出させるステップと、f)該不
透明膜を覆って、該フォトレジスト膜を貫通する第2の
開口部を有するフォトレジスト膜の第2の層を形成して
該不透明膜の所定領域を露出させるステップと、g)該
ステップf)において露出された該不透明膜の該所定領
域をエッチングして、該不完全透過性膜の所定領域を露
出させるステップと、h)所定の厚さを有する感光性フ
ォトレジスト基板を、該レティクルを介して透過される
光に所定時間露光するステップであって、該ステップ
e)で露出された該レティクル基板の該所定領域を介し
て透過される光は、第1のフォトレジスト領域を第1の
ドースに露光し、該ステップg)で露出された該不完全
透過性膜の該所定領域を介して透過される光は、第2の
フォトレジスト領域を第2のドースに露光し、該残存す
る不透明膜を介して透過される光は、第3のフォトレジ
スト領域を第3のドースに露光するステップと、i)該
ステップh)において露光された該フォトレジスト基板
を現像することにより、該第1のフォトレジスト領域に
開口部を有し、かつ、該第3のフォトレジスト領域でフ
ォトレジスト所定厚さを実質的に有し、かつ、該第2の
フォトレジスト領域で該所定厚さとゼロとの間の中間厚
さを有するフォトレジストプロファイルを形成するステ
ップであって、該フォトレジストプロファイルを形成す
ることによって、該レティクル基板および該不完全透過
性膜の所定領域を露出させることによって形成される該
レティクルに導かれた光が、少なくとも3つの強度の光
を生成し、それによって該フォトレジスト基板を少なく
とも2つの厚さと開口部とを有するプロファイルに変形
させ、マルチレベルレティクルの該プロファイルをほぼ
複製する、ステップと、を包含し、そのことにより上記
目的が達成される。
【0047】本発明のパターニング方法は、光源への単
一の露光から感光性フォトレジスト膜をパターニングす
る方法であって、該パターニング方法は、a)該感光性
フォトレジストの第1の領域を第1の強度の光に露光し
て該フォトレジスト膜を貫通する開口部を形成するステ
ップであって、該第1の強度の光は、該光源からの透過
において実質的に減衰されないステップと、b)該フォ
トレジストの該1の領域とは異なる第2の領域を第2の
強度の光に露光して第1の厚さを有するフォトレジスト
領域を形成するステップであって、該第2の強度の光
は、該光源からの透過において一部が減衰され、隣接し
て照明される境界において同位相での光干渉効果が低下
するように、該光の位相が約90°遅れているステップ
と、c)該フォトレジストの該第1の領域および該第2
の領域とは異なる第3の領域を第3の強度の光に露光し
て該第1の厚さよりも大きい第2の厚さを有するフォト
レジスト領域を形成するステップであって、該第3の強
度の光は、該光源からの透過において実質的に遮断され
るステップと、を包含し、そのことにより上記目的が達
成される。
【0048】本発明のフォトレジストプロファイルを形
成する方法は、基板上にフォトレジストプロファイルを
形成する方法であって、該フォトレジストプロファイル
の形成方法は、a)該基板上で所定の厚さを有するフォ
トレジスト層を設けるステップと、b)第1の透過強度
を有するレティクルを介して該フォトレジストに光を導
いて第1の露光パターンを形成し、隣接して照明される
境界において同位相での光干渉効果が低下するように、
位相が約90°遅れた第2の透過強度を有する該レティ
クルを介して該フォトレジストに光を導いて第2の露光
パターンを形成するステップと、c)該フォトレジスト
を現像して該第1の露光パターンの領域において、該フ
ォトレジストの該所定の厚さ未満の第1の厚さを除去
し、該第2の露光パターンの領域において、該フォトレ
ジストの第2の厚さを除去し、それによって該プロファ
イルは、複数の異なる厚さを有するフォトレジストの領
域を含むステップと、を包含し、そのことにより上記目
的が達成される。
【0049】また、好適な実施形態によると、前記ステ
ップb)が、第3の透過強度を有するレティクルを介し
て前記フォトレジストに光を導いて該フォトレジスト中
に第3の露光パターンを形成するステップを包含し、前
記ステップc)が、該第3の露光パターンの領域におけ
る該フォトレジストの第3の厚さを除去し、それによっ
て前記プロファイルは、少なくとも3つの異なる厚さを
有するフォトレジストの領域を含むステップを包含す
る。
【0050】また、好適な実施形態によると、前記ステ
ップb)が、前記第1の透過強度の光に前記フォトレジ
ストを露光して前記第1の露光パターンを形成し、該第
1の透過強度よりも大きい前記第2の透過強度の光に前
記フォトレジストを露光して前記第2の露光パターンを
形成するステップを包含する。
【0051】また、好適な実施形態によると、前記第2
の露光パターンは、少なくとも一部が前記第1の露光パ
ターンと重畳する。
【0052】また、好適な実施形態によると、前記第2
の露光パターンに用いられる光は、前記第1の露光パタ
ーンに用いられる光よりも単位領域当たりの光子ドース
が大きく、前記ステップc)は、前記フォトレジストを
現像して該第2の露光パターンの領域において前記フォ
トレジストの前記所定厚さ全体を実質的に除去し、か
つ、該第1の露光パターンの領域において該所定厚さよ
りも小さい前記第1の厚さを除去するステップを包含す
る。
【0053】以下、作用を説明する。
【0054】フォトレジストマスクの製造でハーフトー
ン膜の強度減衰特性を利用することは有利である。
【0055】ハーフトーン膜の強度減衰特性を用いて、
マルチレベルを有するフォトレジストマスクあるいはフ
ォトレジストパターンを製造し、複数の深さにIC基板
材料のエッチングを行うことは有利である。
【0056】複数の厚さを有するフォトレジストマスク
を製造するためのハーフトーン膜の光強度減衰特性と、
シャープな形状形態を生成し、かつ、回折によって生じ
るエラーを減少させるためのハーフトーン膜の位相シフ
ト特性とを組み合わせることは有利である。
【0057】従って、入射光が通過し、それによって感
光性フォトレジスト表面上で所定の照射領域を規定する
レティクルが提供される。レティクルは、第1の強度の
透過光を生成させる第1透過レベル膜と、第1の強度よ
りも大きい第2の強度の透過光を生成させる第2透過レ
ベル膜と、第2の強度よりも大きい第3の強度の透過光
を生成させる第3透過レベル膜と、を備えている。
【0058】第2透過レベル膜は、約10%を超え、約
90%未満の入射光を透過させ、それによって第2透過
レベル膜の減衰特性は、感光性表面に光が導かれたとき
にフォトレジストの照射領域に少なくとも3つの区別さ
れる強度をレティクルが形成するように、第1透過レベ
ル膜特性と第3透過レベル膜特性のほぼ中間の特性であ
る。
【0059】フォトリソグラフィ法を用いて、レティク
ル基板上に光を透過させるためのレティクルを形成する
方法も提供される。この方法は、レティクル基板を覆
う、入射光の一部を透過させるための少なくとも一つの
膜を付着させるステップを包含し、この不完全透過性膜
は、不完全透過性膜を介して透過する光の強度を所定パ
ーセント低下させ、基板は、基板に入射する実質的にす
べての光を通過させる。この方法は、レティクル基板を
覆って不透明膜を付着させるステップを包含し、この不
透明膜は、実質的にすべての入射光が減衰されるように
光を遮断する。この方法は、前に付着された不透明膜お
よび前に付着された不完全透過性膜の選択的な部分をエ
ッチングし、それによってレティクル基板および不完全
透過性膜の所定領域を露出させる。その結果、レティク
ルに導かれた光が、レティクル基板、不完全透過性膜、
および残存する不透明膜の所定領域を通過し、それによ
って少なくとも3つの光強度が生成される。
【0060】さらに、フォトレジストプロファイルを基
板上に形成する方法が提供される。この方法は、基板上
に所定の厚さを有するフォトレジスト層を提供するステ
ップと、第1の透過強度を有するレティクルを介して光
をホトレジストに導き、それによってフォトレジスト上
に第1の露光パターンを形成し、かつ、第2の透過強度
を有するレティクルを介して光をホトレジストに導き、
それによってフォトレジスト上に第2の露光パターンを
形成するステップとを包含する。また、この方法は、フ
ォトレジストを現像し、それによって第1の露光パター
ンの領域における、上記所定厚さ未満である第1の厚さ
のフォトレジストを除去し、第2の露光パターンの領域
における第2の厚さのフォトレジストを除去するステッ
プを包含し、これによってプロファイルは複数の異なる
厚さを有するフォトレジストの領域を有する。
【0061】
【発明の実施の形態】図1は、3つのビアを形成するた
めに用いられるレティクルおよびそのレティクルを透過
する光の相対強度を示す部分断面図である。光源(図示
せず)からの入射光10はレティクル12に導かれる。
レティクル12は、水晶などの材料からなるレティクル
基板14を備える。基板14上には、位相シフト膜16
および17の2つの領域が位置している。位相シフト膜
16および17の上には、クロムなどの不透明膜18お
よび19の2つの領域が位置する。透過光20はレティ
クル12から出て、図示しないフォトレジスト膜に向か
う。相対的光強度のグラフ22が表示されている。入射
光が基板14を通過する位置において、透過光は入射光
に対して実質的に100%の強度を有する。入射光が位
相シフト膜16および不透明膜18に導かれる領域にお
いては、透過光は実質的にゼロである。第1のアパーチ
ャ24および第2のアパーチャ26を通過する光の回折
は、位相シフト膜16を通過して透過する光の影響によ
って緩和される。位相シフト膜16が無ければ、アパー
チャ24および26による回折は同位相での光干渉効果
を生じ、それによってグラフ22の点線で示されるより
高い強度プロファイル30が形成される。同様に、位相
レジスト膜17が除去されると、アパーチャ26および
32からの同位相での光干渉効果によって生じるより高
い強度が、点線34によって示されるように形成され
る。点線30および34によって示されるより高く、意
図されない強度の領域は、レティクル12から形成され
るフォトレジストプロファイル36に変形を生じさせ
る。点線38および40によって示されるフォトレジス
ト36の変形によって、フォトレジストプロファイル3
6からエッチングされるIC基板において、意図されな
いエッチングが最終的に生じる。
【0062】図2〜図5は、本発明の方法を用いた3レ
ベルレティクルの形成を示している。図2は、第1のフ
ォトレジストパターンが上方に位置した状態の3レベル
レティクルの部分断面図である。レティクル50は、水
晶基板52と、不完全透過性膜54と、不透明膜56
と、上方に位置する第1のフォトレジストパターン58
とを備えている。フォトレジスト58は、レティクル5
0へのエッチングのための開口部59でパターニングさ
れている。
【0063】図3は、第1のエッチングステップ後の図
2に示した3レベルレティクル50の部分断面図であ
る。不透明膜56および不完全透過性膜54にわたって
エッチングされた開口部は、水晶基板52の所定領域6
0を露出させる。開口部はレジスト58の開口部59の
下方に位置する。
【0064】図4は、第2のフォトレジストパターン6
2が上方に位置した状態での、図3に示した3レベルレ
ティクル50の部分断面図である。第2のレジストパタ
ーン62は、不透明膜56の所定領域63を露出させる
開口部を有している。
【0065】図5は、第2のエッチングステップ後の図
4に示した3レベルレティクル50の部分断面図であ
る。不透明膜56の領域63にエッチングされた開口部
は、不完全透過性膜54の所定表面領域64を露出させ
る。
【0066】図5はレティクル50を示し、入射光はレ
ティクル50を通過して、感光性フォトレジスト表面上
の所定の照明領域を規定する。レティクル50は、第1
の強度の透過光を生成させる第1の透過膜56と、第1
の強度よりも大きい第2の強度の光を生成させる第2の
透過レベル膜54と、第2の強度よりも大きい第3の強
度の光を生成させる第3の透過レベル膜52とを備えて
いる。本発明の好ましい実施の形態において、第3の透
過レベル膜52は基板であり、第2の透過レベル膜54
は第3の透過レベル膜52の上に位置し、第1の透過レ
ベル膜56は第2の透過レベル膜54の上に位置する。
【0067】第1の透過レベル膜56は、クロム(C
r)、酸化クロム(CrO)および酸化鉄から成るグル
ープから選択される不透明膜であり、それによって第1
の透過レベル膜56は入射光を実質的に遮断することが
本発明のひとつの特徴である。また、第3の透過レベル
膜52は、水晶、合成水晶およびガラスから成るグルー
プから選択され、それによって第3の透過レベル膜52
は透明であり、その結果、実質的にすべての入射光を通
過させることも本発明のひとつの特徴である。本発明の
好ましい形態において、第1の透過レベル膜56は、第
2の透過レベル膜54の所定領域64を露出させるため
の、第1の透過レベル膜56を貫通する第1の透過レベ
ル開口部を有し、第2の透過レベル領域64は、第3の
透過レベル膜52の所定領域60を露出させるための、
第2の透過レベル膜54を貫通する第2の透過レベル開
口部を有する。典型的に、各層の厚さは、クロム不透明
層が110ナノメートル(nm)、不完全透過性膜が8
0nm、水晶基板が0.09インチである。
【0068】第2の透過レベル膜54は光の位相を所定
度遅らせ、それによってレティクルの透過レベル膜間の
位相差は透過光強度の分解能(resolution)を改善す
る。その結果、フォトレジストの隣接して照明される境
界において同位相での光干渉効果が減少する。第2の透
過レベル膜54が透過光の位相を約90度遅らせること
が、本発明のひとつの特徴である。
【0069】図6は、3レベルレティクルから形成され
た2レベルフォトレジストパターンの部分断面図であ
る。レティクルを介する露光の前は、フォトレジストの
厚さは、図示される11.0ミクロンと12.8ミクロ
ンとの境界の間の、約2ミクロンである。レティクルを
介する露光後は、図6に示される2レベルレジストパタ
ーンが現像される。約1ミクロンのレジストが除去さ
れ、それによって約0.5ミクロンの厚さを有する中間
レベルが形成される。ビアの大きさを減少させるため
に、単一レベルレジストプロファイルを生成するため
の、当該分野で公知の位相シフト技術が用いられる。図
7は、パターンの分解能を高めるために位相シフトを用
いた、3レベルレティクルから形成された2レベルフォ
トレジストパターンの部分断面図である。ビアは図6の
ビアよりも実質的に小さく、ビアを囲む中間表面はより
平坦である。従って、レティクルは不完全透過性膜を用
いて中間強度を生成し、それによって中間レジストレベ
ルを形成し、レティクルは分解度を制御するために位相
シフトのための不完全透過性膜を用いる。180度位相
シフト膜の使用によって、ビアを取り囲むレジストの領
域において過剰な相殺(cancellation)が生じることが
見出されている。最適な結果は、回折光の一部のみの相
殺化を用いたときに得られる。90度の位相シフトを有
する不完全透過性膜を用いた、30%の透過強度(入射
光の70%を減衰)が効果的であることが見出されてい
る。
【0070】本発明の好ましい形態において、第2の透
過レベル膜54、すなわち、不完全透過性膜54は、酸
化錫インジウムおよび酸窒化モリブデンシリサイドから
成るグループから選択され、それによって第2の透過レ
ベル膜54は透過光の強度を所定パーセント減衰させ
る。
【0071】本発明の好ましい形態において、第2の透
過レベル膜54は、約10%を超え、約90%未満の入
射光を透過させ、それによって第2の透過レベル膜54
の減衰特性は、第1の透過レベル膜56と第3透過レベ
ル膜52とのほぼ中間の減衰特性を有する。その結果、
光が感光性表面に導かれると、レティクル50はフォト
レジストの照明領域上に少なくとも3つの区別される強
度を形成する。
【0072】レティクル50に導かれる入射光が、所定
の波長および所定の強度を有することは、本発明のひと
つの特徴である。水銀アークランプから生成される、波
長0.365μmのI線光は、典型的に、入射光源とし
て用いられる(図示せず)。あるいは、波長0.248
μmのフッ化クリプトンレーザなど、様々な別の波長が
用いられ得る。レティクル上での光強度は、典型的に5
00〜1000ワットである。本発明の方法は、特別な
光波長帯に限定されず、すべての好適な波長に適用可能
である。
【0073】図8は、レジスト厚、露光時間および不完
全透過性膜の透過特性の関係を示すグラフである。規格
化露光量1.0は、(現像後に)フォトレジストを完全
に除去するために必要な露光時間に対応する。典型的
に、フォトレジストを完全に露光するためには約100
〜300msの露光時間を必要とする。透過率30%の
不完全透過性膜(マスク)を使用することによって、約
0.5の規格化露光量を用いて約10,000オングス
トロームのレジスト厚を生成することが可能になる。フ
ォトレジスト中の中間レベルの厚さは、光強度および時
間の関数である、レジストへのドースを変化させること
によって調整され得る。しかし、低ドース(0.5規格
化露光量よりもはるかに少ない)では、レジストプロフ
ァイルを通るビアを一貫して形成するために十分な光が
提供されない。高ドース(0.5規格化露光量よりもは
るかに多い)では、ビアの大きさが過大になり、ビア壁
が傾斜することがしばしばある。従って、ビアが形成さ
れるレジストの領域に不正確に光照射を行い、それによ
ってプロファイルによるビア形成を不利に行うことな
く、プロファイル中の適切な厚さに中間レベルが形成さ
れるようにレジストに正確に光照射を行うように照射時
間を選択することが、30%透過度膜を用いることによ
って可能になる。
【0074】図9〜図12(a)は、複数の第2の透過
レベル膜を有するマルチレベルレティクルの形成方法を
示している。図9は、マルチレベルレティクル70の部
分断面図である。レティクル70は、不透明膜、すなわ
ち、第1の透過レベル膜72と、第1の不完全透過性膜
74と、第2の不完全透過性膜76と、透明基板、すな
わち、第3の透過レベル膜78と、その上に位置する、
開口部を有する第1のフォトレジストプロファイル80
とを備えている。
【0075】図10は、第1エッチングステップ後の図
9のマルチレベルレティクル70の部分断面図である。
開口部は、不透明膜72、第2の不完全透過性膜76お
よび第1の不完全透過性膜74にわたってエッチングさ
れ、それによって基板78の所定の表面領域82を露出
させる。エッチングされた開口部は、図9に示されるレ
ジスト80のパターン中の開口部の下方に位置する。
【0076】図11は、第2のフォトレジストプロファ
イル84が上に位置した状態の、図10に示すマルチレ
ベルレティクル70の部分断面図である。レジストプロ
ファイル84は、不透明膜72の所定の表面領域86を
露出させるための開口部を有している。
【0077】図12(a)は、第2のエッチングステッ
プ後の図11に示すマルチレベルレティクル70の部分
断面図である。エッチング後に、第1の不完全透過性膜
74の所定表面領域88が露出される。レティクル70
への入射光は、第1の透過レベルで不透明膜72を透過
する。入射光は、第1の不完全透過性膜74および第2
の不完全透過性膜76を第2の強度で透過する。入射光
は、露出表面82の領域において基板78を第3の強度
で透過する。
【0078】図9〜図12(a)のレティクル70は、
複数の第2透過レベル膜が設けられていることを除い
て、図2〜図5のレティクル50と同様である。複数の
第2の透過レベル膜74および76は、第1の強度より
も大きく第3の強度よりも小さい複数の第2の強度のう
ちの1つの強度で透過光を各々生成し、それによって第
2強度の、ある範囲内の光が提供される。本発明は第2
の透過レベル膜が2つのみの場合に限定されず、より多
くの第2の透過レベル膜が用いられ得る。あるいは、レ
ティクル70は、複数の第2の透過レベル膜74、76
および72から成る第1の透過レベル膜を有するレティ
クル50であり得る。複数の第2の透過レベル膜74、
76および72は各々不完全透過性膜層であり、その結
果、複数の第2レベル膜74、76および72を介して
透過される光の強度特性が累積し、それによって第1透
過レベル膜の光透過特性が生成される。
【0079】すなわち、第2の透過レベル膜は、図12
(a)に示されるように組み合わせられ、2つあるいは
それ以上の不完全透過性膜の組み合わせによって生じる
透過減衰および位相シフトが得られる。図12(b)
は、複数の不完全透過性レベル膜を有するマルチレベル
レティクルの部分断面図である。第3のフォトレジスト
パターンが形成され、それによって第1の透過レベル膜
74の一部を露出し得る。次いで、第1の透過レベル膜
74はエッチングされ、それによって第2の透過レベル
膜76の領域89を露出させる。次いで、光は4つの強
度(および位相)でレティクルを透過させられる。すな
わち、不透明膜を透過する約0%の光強度と、第1の不
完全透過性膜74および第2の不完全透過性膜76の組
み合わせを有する領域88を透過する光強度と、第2の
透過レベル膜76である領域89を透過する光強度と、
水晶基板78の領域82を透過する光強度である。この
プロセスは、不完全透過性膜の、さらに付加された層に
繰り返され得る。
【0080】第1の透過レベル膜が、複数の不完全透過
性膜層74、76および72のうちの第1の数の膜、す
なわち、実質的にすべての膜を有し、第2の透過レベル
膜は、不完全透過性膜層74、76および72のうち
の、第1の数よりも小さい第2の数の膜を備えているこ
とが、本発明のひとつの特徴である。本発明において
は、第1の透過レベル膜の不完全透過性膜層の数は3つ
のみに限られず、より多くの不完全透過性膜層が用いら
れ得る。
【0081】図13は、感光性表面上、3つの強度で入
射光を透過させる3レベルレティクルの部分断面図であ
る。3レベルレティクル90は、透明基板92と、不完
全透過性膜94と、不透明膜96とを備えている。レテ
ィクル90に入射する光98は、複数の強度の透過光1
00として出力される。説明を簡単にするために、レテ
ィクル90とフォトレジストマスク102との間で典型
的に用いられるレンズは図示されない。露光システムに
は、フォトレジストをレティクルと同じ大きさに露光す
るものがあるが、縮小システムにおいてレンズを用い、
それによってレティクルパターンよりも5倍あるいは1
0倍小さいパターンをレジスト上に生成することが一般
的である。不透明膜96を介して透過される光は、フォ
トレジスト102の第1の領域104において、フォト
レジスト102に実質的に影響を与えないように、実質
的に遮断される。不完全透過性膜94を介して透過され
る光は、入射光98に対して30%の透過強度を有し、
それによってフォトレジスト102に第1のレベル10
6が形成される。第3の強度で基板92を通過する入射
光98は、レジスト102に開口部108を形成する。
【0082】あるいは、図13は、入射光98を透過さ
せ、それによって複数の厚さ102を有するプロファイ
ルパターンを生成させるレティクル90として説明され
得る。レティクル90は不完全透過性膜94を備え、こ
の不完全透過性膜94は所定パーセントの入射光を減衰
させ、それによって第1の厚さを有するフォトレジスト
領域106を形成する。レティクル90は不透明膜96
も備え、この不透明膜96は実質的にすべての入射光9
8を遮断し、それによって第1の厚さよりも大きい第2
の厚さを有するフォトレジスト領域104が形成され
る。レティクル90は透明基板92を備え、この透明基
板92は実質的にすべての入射光を通過させ、それによ
って第1の厚さ未満の第3の厚さを有するフォトレジス
ト領域108が形成される。本発明の好ましい形態にお
いて、開口部がフォトレジスト膜102に形成されるよ
うに第3の厚さは実質的にゼロである。
【0083】さらに別の説明において、レティクル90
は入射光98を透過させ、それによって感光性フォトレ
ジスト膜102上に複数の厚さを有するプロファイルパ
ターンが形成される。レティクル90は実質的にすべて
の入射光98を通過させる透明基板92を有し、それに
よってフォトレジスト膜102に開口部108が形成さ
れる。レティクル90は、実質的にすべての入射光98
を遮断する不透明膜96も有し、それによって第2の厚
さを有するフォトレジスト領域が形成される。レティク
ル90は、所定パーセントの入射光98を減衰させる不
完全透過性膜94を備え、それによって第1の厚さを有
するフォトレジスト領域106が形成される。第1の厚
さは、第2の厚さの約1/3である。
【0084】図14は、本発明の3レベルレティクルの
形成方法のステップを示している。レティクルは入射光
を透過させる。透過光は感光性表面の複数の領域を照明
し、各領域は所定レベルの透過光で照明されることが、
本発明のひとつの特徴である。ステップ120では、レ
ティクル基板が提供される。ステップ122では、レテ
ィクル基板上に、入射光の一部を透過させるための少な
くとも1つの膜が付着される。不完全透過性膜は、不完
全透過性膜を介する透過において光強度を所定パーセン
ト低下させ、基板は、基板に入射する実質的にすべての
光を通過させる。ステップ124では、レティクル基板
を覆って不透明膜が付着される。不透明膜は、実質的に
すべての入射光が減衰されるように光を遮断する。ステ
ップ126では、ステップ124において付着される不
透明膜およびステップ122で付着される不完全透過性
膜の選択的な部分がエッチングされ、それによってレテ
ィクル基板および不完全透過性膜の所定領域が露出され
る。ステップ128では、製造物、すなわち、レティク
ル基板、不完全透過性膜および残存する不透明膜の所定
領域を通って光を透過させる、それによって3つの強度
の光を生成させるレティクルが得られる。3つの強度を
有する透過光は、感光性表面において少なくとも2つの
厚さを有するパターン化されたプロファイルを生成し、
典型的には表面を貫通する開口部が得られることが、本
発明のひとつの特徴である。
【0085】ステップ122が、各不完全透過性膜の光
透過特性が累積し、それによって不完全透過性膜を通過
する入射光が次第に減衰するように、複数の不完全透過
性膜を付着して連続する層に形成することを含むこと
は、本発明のひとつの特徴である。このステップにおい
て、複数の不完全透過性膜は異なるエッチング選択性を
各々有し、隣接する不完全透過性膜のエッチングは別々
のエッチングプロセスを必要とする。また、ステップ1
26が、所定の不完全透過性膜の選択的な部分をエッチ
ングすることによって下方に位置する不完全透過性膜層
を露出させ、それによって複数の不完全透過性膜の組み
合わせが複数の透過光強度を提供することも、本発明の
ひとつの特徴である。
【0086】以下のことが本発明のひとつの特徴であ
る。ステップ122は、不透明膜の光透過特性を実質的
に複製する複数の不完全透過性膜が累積的な減衰を行う
ように、複数の不完全透過性膜を付着することを含む。
その結果、複数の不完全透過性膜の付着によって実質的
に光の透過が遮断されるので、ステップ124はステッ
プ122を含む。
【0087】本発明の好ましい実施の形態において、ス
テップ122は、不完全透過性膜を付着して、レティク
ル基板に隣接し、かつ、レティクル基板上に位置する層
を形成することを含み、ステップ124は、不透明膜を
付着して、不完全透過性膜に隣接し、かつ、不完全透過
性膜上に位置する層を形成することを含む。ステップ1
26は、不透明膜を介して光を透過させずに不完全透過
性膜に光を導くように、不透明膜の選択された領域をエ
ッチングすることを含む。ステップ126は、不透明膜
あるいは不完全透過性膜のいずれにも光を透過させずに
レティクル基板の選択された領域に光が導入されるよう
に、不完全透過性膜および不透明膜の選択された部分を
エッチングすることを含み、それによって少なくとも3
つの強度を有する光が感光性表面を照明する。
【0088】本発明の好ましい形態において、ステップ
126は、第1のパターンを有するフォトレジストの第
1の層を形成するステップを含む。第1の層は不透明膜
の上に位置し、かつ、第1の層を貫通する開口部を有す
る。また、ステップ126は、前もって形成されたフォ
トレジストのパターン中の開口部によって露出された、
不透明膜の所定領域をエッチングし、それによって不透
明膜の下に位置する不完全透過性膜の第1の領域を露出
させ、かつ、不完全透過性膜の第1の領域をエッチング
し、それによって不完全透過性膜の下に位置するレティ
クル基板の所定の領域を露出させるステップを含む。さ
らに、ステップ126は、フォトレジストの第2の層を
形成するステップを含む。第2の層は、不透明膜の上に
位置し、かつ、第2の層を貫通する開口部を有する第2
のパターンを有する。最後に、ステップ126は、上方
に形成されたフォトレジスト中の第2のパターン中の開
口部を介して露出された、不透明膜の所定領域をエッチ
ングすることによって、不透明膜の下に位置する不完全
透過性膜の第2の領域を露出させ、それによってレティ
クル基板の所定領域に導入された光が第1の強度で透過
され、不完全透過性膜およびその下に位置する基板の第
2の領域に導入された光が第2の強度で透過され、残存
する不透明膜に導入された光が、不透明膜、下に位置す
る不完全透過性膜および基板を第3の強度で透過し、そ
の結果感光性表面が照明されるステップを含む。
【0089】図15は、本発明のマルチレベルフォトレ
ジストパターン形成方法のステップを示す。ステップ1
40では、レティクル基板が提供される。ステップ14
2では、レティクル基板を覆って1つあるいはそれ以上
の膜が付着され、それによって入射光の一部を透過させ
る。各不完全透過性膜は、不完全透過性膜を介する透過
において光強度を所定パーセント低下させ、レティクル
基板は実質的にすべての入射光を通過させる。ステップ
144では、ステップ142で付着された不完全透過性
膜を覆って、不透明膜が付着される。不透明膜は、実質
的にすべての入射光が減衰されるように光を遮断する。
ステップ146では、ステップ144で付着された不透
明膜を覆って、フォトレジスト膜を貫通する第1の開口
部を含むパターンを有する、フォトレジスト膜の第1の
層が形成され、それによって不透明膜の所定領域が露出
される。ステップ148では、ステップ146で露出さ
れた不透明膜の所定領域がエッチングされ、それによっ
て不完全透過性膜の所定領域が露出される。
【0090】ステップ150では、ステップ148にお
いて不完全透過性膜の所定領域がエッチングされ、それ
によってレティクル基板の所定領域が露出される。ステ
ップ152では、フォトレジスト膜を貫通する第2の開
口部を有するフォトレジスト膜の第2の層が不透明膜を
覆って形成され、それによって不透明膜の所定領域が露
出される。ステップ154では、ステップ152で露出
された不透明膜の所定領域がエッチングされ、それによ
って不完全透過性膜の所定領域が露出される。ステップ
156では、所定厚さの感光フォトレジスト基板をレテ
ィクルを透過する光に所定時間の間露光される。この
時、ステップ150で露出されたレティクル基板の所定
領域を透過する光は、第1のフォトレジスト領域を第1
のドースに露光し、ステップ154で露出された不完全
透過性膜の所定領域を通過する光は、第2のフォトレジ
スト領域を第2のドースに露光し、残存する不透明膜を
透過する光は、第3のフォトレジスト領域を第3のドー
スに露光する。図8の議論において説明したように、ド
ースは、表面上での透過光の強度と表面が露光された時
間との関数である。
【0091】ステップ158では、ステップ156で露
光されたフォトレジスト基板を現像し、それによって第
1のフォトレジスト領域に開口部を有するフォトレジス
トプロファイルを形成する。フォトレジストプロファイ
ルは、第3のフォトレジスト領域においてフォトレジス
ト所定厚さを実質的に有し、かつ、第2のフォトレジス
ト領域において所定厚さとゼロとの間の中間厚さとを有
する。それによって、レティクル基板および不完全透過
性膜の所定領域を露出させることによって形成されるレ
ティクルに導入された光は、少なくとも3つの強度の光
を生成する。ステップ160では、製造物、すなわち、
マルチレベルレティクルのプロファイルをほぼ複製す
る、少なくとも2つの厚さおよび開口部を有するプロフ
ァイルに変形されたフォトレジスト基板が得られる。
【0092】図16は、単一の露光から複数の厚さを有
するフォトレジスト膜をパターニングする本発明の方法
のステップを図示している。ステップ170では、光源
への単一の露光から感光性フォトレジスト膜が提供され
る。ステップ172では、第1の強度の光にフォトレジ
ストの1領域を露光し、それによってフォトレジスト膜
に開口部が形成される。光の第1の強度は、光源からの
透過において実質的に減衰されない。ステップ174で
は、第2の強度の光にフォトレジストを露光し、それに
よって第1の厚さを有するフォトレジスト領域が形成さ
れる。光の第2の強度は、光源からの透過において一部
が減衰される。ステップ176では、第3の強度の光に
フォトレジストの領域を露光し、それによって第1の厚
さよりも大きい第2の厚さを有するフォトレジスト領域
が形成される。光の第3の強度は、光源からの透過にお
いて実質的に遮断される。ステップ178では、製造
物、すなわち複数の厚さを有するフォトレジスト膜が得
られる。
【0093】図17は、単一のレティクルから2つの露
光パターンを有するフォトレジストプロファイルを形成
する本発明の方法を図示している。ステップ180で
は、フォトレジストプロファイルのための基板が提供さ
れる。ステップ182では、基板上に所定厚さのフォト
レジストの層が設けられる。ステップ184では、第1
の透過強度を有するレティクルを介してフォトレジスト
に光が導かれ、それによって第1の露光パターンが形成
され、第2の透過強度を有する上記レティクルを介して
フォトレジストに光が導かれ、それによって第2の露光
パターンが形成される。ステップ186では、フォトレ
ジストが現像され、それによって第1の露光パターンの
領域における、ホトレジストの所定厚さ未満の第1の厚
さを除去し、第2の露光パターンの領域におけるフォト
レジストの第2の厚さを除去する。ステップ188で
は、製造物、すなわち複数の異なる厚さを有するフォト
レジストの領域を含むプロファイルが得られる。
【0094】以下は本発明のひとつの特徴である。ステ
ップ184は、第3の透過強度を有するレティクルを介
してフォトレジストに光を導き、それによってフォトレ
ジストに第3の露光パターンが形成されるステップを含
み、ステップ186は、第3の露光パターンの領域にお
けるフォトレジストの第3の厚さを除去するステップを
含み、それによってプロファイルは少なくとも3つの異
なる厚さを有するフォトレジストの領域を含む。
【0095】好ましい実施の形態において、ステップ1
84は、第1の透過強度でフォトレジストを露光し、そ
れによって第1の露光パターンを形成し、かつ、第1の
透過強度よりも強い第2の透過強度でフォトレジストを
露光し、それによって第2の露光パターンを形成するス
テップを含む。好ましい実施の形態において、第2の露
光パターンは、少なくとも一部が第1の露光パターンに
重畳する。多くの代表的な適用例において、フォトレジ
ストは、その上に位置する接続ラインを有するビアを形
成するために用いられる。ビアは、レジストに形成され
た孔、すなわち第2の露光パターンによって形成され
る。ラインは、レジストの中間レベル、すなわち、第1
の露光パターンのレベルで形成される。ビアとラインと
を電気的に連絡させるために、露光パターンは重畳しな
ければならない。
【0096】図17の説明には、以下の注が補足され
る。第2の露光パターンに用いられた光は、第1の露光
パターンに用いた光よりも単位領域当たりの光子ドース
が大きい。また、ステップ186は、フォトレジストを
現像し、それによって第2の露光パターンの領域におけ
るフォトレジストの所定厚さの全てを実質的に除去し、
かつ、第1の露光パターンの領域において、所定厚さ未
満の第1の厚さのみを除去するステップを含む。図8に
おいて説明したように、フォトレジストはドースの計算
によって除去される。ドースは、与えられた領域にわた
る光の強度および時間に依存する測定値である。同じ計
算が、単位領域当たりの光子を用いて行われ得る。
【0097】レティクルおよびレジストプロファイル
を、3レベルレティクルから2レベルレジストプロファ
イルを形成することに主に焦点をあてて説明したが、本
発明はそれらに限定されない。詳細に上述した方法は、
3つを超えるレベルを有し、それによって2つを超える
レベルのレジストプロファイルを形成するためのレティ
クルに適用可能である。
【0098】図18(a)〜図18(d)は、本発明の
別の実施の形態である、マルチレベルフォトレジストプ
ロファイルからマルチレベルレティクルを形成する方法
を図示している。図18(a)において、フォトレジス
ト膜190が、不透明層すなわちクロム層192と、不
完全透過性膜すなわちハーフトーン(HT)膜194
と、水晶基板196とを備えたマルチレベルレティクル
191を覆って形成される。図18(b)において、レ
ジストが、電子ビーム(eビーム)を用いて2つのレベ
ルに除去される。eビームはレジストを中間層198ま
で除去し、また、他の位置ではレジストを完全に除去
し、それによって不透明膜192の領域200を露出さ
せる。図18(c)において、領域200の下の不透明
膜192および不完全透過性膜194が除去されるよう
にレティクル191がエッチングされ、それによって基
板196の領域202が露出される。図18(d)にお
いて、不透明膜192の領域204が露出するように、
レジスト190の一部が除去される。図18(e)にお
いて、不透明膜192の領域204がエッチングされ、
不完全透過性膜194の領域206が露出される。図1
8(e)において、残存するレジスト190が除去され
る。図18(e)のレティクル191は、図5のレティ
クル50と同じである。しかし、レティクル191は、
1回のレジスト現像プロセスで形成されている。また、
アラインメント特性は、図5のレティクルで可能である
アラインメント特性よりも優れている。領域200(図
4の60)は、図4に示されるように、第2のレジスト
パターンとのアライメント精度が必要であり、領域20
6と領域200との間で0.005ミクロンのアライン
メント精度が達成される。領域206は、典型的に、誘
電体の中間インタレベル中のライン(トレンチ)相互接
続に対応し、領域200はビアに対応する。上記のプロ
セスでは3レベルレティクルの形成が記載されている
が、本発明はそれらに限定されない。同一のプロセス
は、レティクル191を覆って3つあるいはそれ以上の
レベルを有するレジストを形成し、それによって4つあ
るいはそれ以上のレベルを有するレティクルを形成する
ためにも適用され得る。本発明の範囲内の改変および変
更は、当業者によって行われる。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、入射光が通過し、それ
によって感光性フォトレジスト表面上で所定の照射領域
を規定するレティクルが提供される。レティクルが、第
1の強度の透過光を生成させる第1透過レベル膜と、第
1の強度よりも大きい第2の強度の透過光を生成させる
第2透過レベル膜と、第2の強度よりも大きい第3の強
度の透過光を生成させる第3透過レベル膜と、を備えて
いるため、1回の露光で、複数の厚さを有するマルチレ
ベルレジストを形成することができる。
【0100】本発明によれば、マルチレベルレティクル
を介した一度の露光で、マルチレベルレジストに複数の
厚さを形成することができるので、マルチレベルレジス
トにおけるレベル間のミスアライメントを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3つのビアを形成するためのレティクルおよび
レティクルを透過する光の相対強度の部分断面図である
(先行技術)。
【図2】第1のフォトレジストパターンが上に位置して
いる状態の、3レベルレティクルの部分断面図である。
【図3】第1のエッチングステップ後の図2の3レベル
レティクルの部分断面図である。
【図4】第2のフォトレジストパターンが上に位置して
いる状態の、図3の3レベルレティクルの部分断面図で
ある。
【図5】第2のエッチングステップ後の図4の3レベル
レティクルの部分断面図である。
【図6】3レベルレティクルから形成される2レベルフ
ォトレジストパターンの部分断面図である。
【図7】パターンの分解能を高めるために位相シフトを
用いた3レベルレティクルから形成される2レベルフォ
トレジストパターンの部分断面図である。
【図8】レジスト厚、露光時間および不完全透過性膜の
透過特性の間の関係を示すグラフである。
【図9】マルチレベルレティクルの部分断面図である。
【図10】第1のエッチングステップ後の図9のマルチ
レベルレティクルの部分断面図である。
【図11】第2のフォトレジストパターンが上に位置し
た状態の、図10のマルチレベルレティクルの部分断面
図である。
【図12】(a)は、第2のエッチングステップ後の図
11のマルチレベルレティクルの部分断面図である。断
面図、(b)は、複数の不完全透過性レベル膜を有する
レティクルの部分断面図である。
【図13】入射する光を3つの強度で感光性表面に透過
させる3レベルレティクルの部分断面図である。
【図14】3レベルレティクルを形成するための本発明
の方法におけるステップを示す図である。
【図15】マルチレベルフォトレジストパターンを形成
するための本発明の方法のステップを示す図である。
【図16】単一の露光から複数の厚さを有するフォトレ
ジスト膜をパターニングするための本発明の方法のステ
ップを示す図である。
【図17】単一のレティクルから2つの露光パターンを
有するフォトレジストプロファイルを形成する本発明の
方法を示す図である。
【図18】(a)〜(e)は、本発明の別の実施形態を
示す、マルチレベルフォトレジストプロファイルからマ
ルチレベルレティクルを形成する方法を示す図である。
【符号の説明】
50 3レベルレティクル 52 水晶基板(第3の透過レベル膜) 54 不完全透過性膜(第2の透過レベル膜) 56 不透明膜(第1の透過レベル膜) 60 水晶基板の所定領域 64 不完全透過性膜の所定表面領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シウエ ヌウェン アメリカ合衆国 ワシントン 98683, バンクーバー, エスイー 171エス ティー プレイス 1603 (72)発明者 ブルース デール ウォーリック アメリカ合衆国 オレゴン 97005, ビーバートン, エスダブリュー バー ロウ コート 14095 (56)参考文献 特開 昭63−18351(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性フォトレジスト表面上の所定の照
    明領域を規定するように入射光が通過するレティクルで
    あって、 該入射光に基づいて第1の強度の透過光を生成する第1
    の透過レベル膜と、 該入射光に基づいて該第1の強度よりも大きい第2の強
    度の透過光を生成する第2の透過レベル膜と、 該入射光に基づいて該第2の強度よりも大きい第3の強
    度の透過光を生成する第3の透過レベル膜と、 を備え、 該第2の透過レベル膜は、該入射光の位相を約90°遅
    らせた透過光を生成し、それによって、該感光性フォト
    レジストにおいて隣接して照明される境界において同位
    相での光干渉効果が低下するように、各透過レベル膜に
    よって生成された各透過光間の位相差が透過光強度の分
    解能を改善する、レティクル。
  2. 【請求項2】 前記第3の透過レベル膜は基板であり、
    前記第2の透過レベル膜は該第3の透過レベル膜である
    基板上に位置し、前記第1の透過レベル膜は該第2の透
    過レベル膜上に位置する、請求項1に記載のレティク
    ル。
  3. 【請求項3】 前記第1の透過レベル膜が、Cr、Cr
    Oおよび酸化鉄から成るグループから選択される不透明
    膜であり、それによって該第1の透過レベル膜が入射光
    を実質的に遮断する、請求項1に記載のレティクル。
  4. 【請求項4】 前記第3の透過レベル膜が、水晶、合成
    水晶およびガラスから成るグループから選択され、それ
    によって該第3の透過レベル膜が実質的にすべての入射
    光を通過させるように透明である、請求項1に記載のレ
    ティクル。
  5. 【請求項5】 前記第2の透過レベル膜の所定領域を露
    出させるように、前記第1の透過レベル膜が該第1の透
    過レベル膜を貫通する第1の透過レベル開口部を有し、
    前記第3の透過レベル膜の所定領域を露出させるよう
    に、該第2の透過レベル膜が該第2の透過レベル膜を貫
    通する第2の透過レベル開口部を有する、請求項1に記
    載のレティクル。
  6. 【請求項6】 複数の第2の透過レベル膜が設けられ、
    該複数の第2の透過レベル膜のそれぞれは、前記第1の
    強度よりも大きく前記第3の強度よりも小さい複数の第
    2の強度のうちの一つの強度で透過光を生成させ、それ
    によって第2の強度の範囲の光が提供される、請求項1
    に記載のレティクル。
  7. 【請求項7】 前記第2の透過レベル膜は不完全透過性
    膜層であり、前記第1の透過レベル膜は、複数の前記不
    完全透過性膜層から構成され、該第1の透過レベル膜の
    光透過特性が生じるように、該複数の第2の透過レベル
    膜を透過する光の強度特性が累積されている、請求項1
    に記載のレティクル。
  8. 【請求項8】 前記第1の透過レベル膜は、前記第1の
    数からなる複数の不完全透過性膜層を含み、前記第2の
    透過レベル膜は、該第1の数よりも小さい第2の数の該
    不完全透過性膜層を含む、請求項7に記載のレティク
    ル。
  9. 【請求項9】 前記第2の透過レベル膜は、酸化錫イン
    ジウムおよび酸窒化モリブデンシリサイドから成るグル
    ープから選択され、それによって該第2の透過レベル膜
    は前記透過光強度を所定パーセント減衰させる、請求項
    1に記載のレティクル。
  10. 【請求項10】 前記第2の透過レベル膜は、前記入射
    光の約10%から約90%未満を透過し、それによって
    該第2の透過レベル膜の減衰特性は、前記第1の透過レ
    ベル膜減衰特性と前記第3の透過レベル膜減衰特性との
    ほぼ中間であり、透過光が前記感光性フォトレジストの
    表面に導かれると、前記レティクルが該感光性フォトレ
    ジストの前記照明領域上に少なくとも3つの区別される
    強度を形成する、請求項1に記載のレティクル。
  11. 【請求項11】 入射光を所望の透過光として透過する
    レティクルをレティクル基板上に形成するフォトリソグ
    ラフィの利用方法であって、 a)該レティクル基板を覆って、一部が入射光を透過す
    る少なくとも1つの不完全透過性膜を付着するステップ
    であって、該不完全透過性膜は、該不完全透過性膜を介
    する透過において光強度を所定パーセント減少させて、
    隣接して照明される境界において同位相で の光干渉効果
    が低下するように、該入射光の位相を約90°遅らせ、
    該レティクル基板は、該レティクル基板に入射する実質
    的に全ての光を通過する、ステップと、 b)該レティクル基板を覆って不透明膜を付着するステ
    ップであって、該不透明膜は光を遮断して、実質的に全
    ての入射光を減衰する、ステップと、 c)該ステップb)で付着された該不透明膜および該ス
    テップa)で付着された該不完全透過性膜の選択的な部
    分をエッチングして該レティクル基板および該不完全透
    過性膜の所定領域を露出させ、それにより該レティクル
    に導かれる光が該レティクル基板、該不完全透過性膜お
    よび残存する該不透明膜の該所定領域を通して透過され
    て少なくとも3つの光強度の透過光を生成するステップ
    と、 を包含する、フォトリソグラフィの利用方法。
  12. 【請求項12】 入射光を所望の透過光として透過する
    レティクルをレティクル基板上に形成するフォトリソグ
    ラフィの利用方法であって、該透過光は感光性表面の複
    数の領域を照明し、該領域のそれぞれは所定レベルの透
    過光で照明され、該利用方法は、 a)該レティクル基板を覆って、一部が入射光を透過す
    る少なくとも1つの不完全透過性膜を付着するステップ
    であって、該不完全透過性膜は、該不完全透過性膜を介
    する透過において光強度を所定パーセント減少させて、
    隣接して照明される境界において同位相での光干渉効果
    が低下するように、該入射光の位相を約90°遅らせ、
    該レティクル基板は、該レティクル基板に入射する実質
    的に全ての光を透過する、ステップと、 b)該レティクル基板を覆って不透明膜を付着するステ
    ップであって、該不透明膜は光を遮断して、実質的に全
    ての入射光を減衰する、ステップと、 c)該ステップb)で付着された該不透明膜および該ス
    テップa)で付着された該不完全透過性膜の選択的な部
    分をエッチングして該レティクル基板および該不完全透
    過性膜の所定領域を露出させ、それにより該レティクル
    に導かれる光が、該レティクル基板、該不完全透過性膜
    および残存する該不透明膜の該所定領域を通して透過さ
    れて該感光性表面に少なくとも2つの厚さを有するパタ
    ーン化されたプロファイルを生成するステップと、 を包含したフォトリソグラフィの利用方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップa)は、複数の不完全透
    過性膜を連続する層で付着するステップを包含し、該不
    完全透過性膜のそれぞれの光透過特性は累積して該不完
    全透過性膜を通過する入射光を次第に減衰させ、該複数
    の不完全透過性膜は異なるエッチング選択性を有して、
    隣接する不完全透過性膜のエッチングは異なるエッチン
    グプロセスを必要とし、 前記ステップc)は、該所定の不完全透過性膜の選択的
    な部分をエッチングして下部に位置する不完全透過性膜
    層を露出し、そのことによって複数の該不完全透過性膜
    の組み合わせが複数の透過光強度を提供するステップを
    包含する、請求項12に記載のフォトリソグラフィの利
    用方法。
  14. 【請求項14】 前記不透明膜は、Cr、CrOおよび
    酸化鉄から成るグループから選択される、請求項12に
    記載のフォトリソグラフィの利用方法。
  15. 【請求項15】 前記不完全透過性膜は、酸化錫インジ
    ウムおよび酸窒化モリブデンシリサイドから成るグルー
    プから選択される、請求項12に記載のフォトリソグラ
    フィの利用方法。
  16. 【請求項16】 前記レティクル基板が、水晶、合成水
    晶およびガラスから成るグループから選択される、請求
    項12に記載のフォトリソグラフィの利用方法。
  17. 【請求項17】 前記不完全透過性膜は、前記入射光の
    約10%から約90%未満の入射光を透過させ、それに
    よって該不完全透過性膜の減衰特性が、前記レティクル
    基板減衰特性と前記不透明膜減衰特性との実質的に中間
    である、請求項12に記載のフォトリソグラフィの利用
    方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップa)は、前記少なくとも
    1つの不完全透過性膜の累積減衰が前記不透明膜の光透
    過特性を実質的に複製するように、複数の不完全透過性
    膜を付着するステップを包含し、該複数の不完全透過性
    膜は光の透過を実質的に遮断するので、前記ステップ
    b)は該ステップa)を包含する、請求項12に記載の
    フォトリソグラフィの利用方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップa)は、前記レティクル
    基板に隣接し、かつ、該レティクル基板の上に位置する
    層に前記不完全透過性膜を付着するステップを包含し、 前記ステップb)は、該不完全透過性膜に隣接し、か
    つ、該不完全透過性膜の上に位置する層に前記不透明膜
    を付着するステップを包含し、 前記ステップc)は、該不透明膜を通って光が透過せず
    に、該不完全透過性膜に光が導入されるように該不透明
    膜の選択された部分をエッチングするステップを包含
    し、 該ステップc)は、該不透明膜および該不完全透過性膜
    のいずれにも光を透過させずに該レティクル基板の選択
    された部分に光が導かれるように該不完全透過性膜およ
    び該不透明膜の選択された部分をエッチングするステッ
    プを包含し、それによって少なくとも3つの強度を有す
    る光が前記感光性表面を照明する、請求項12に記載の
    フォトリソグラフィの利用方法。
  20. 【請求項20】 前記ステップc)が、 i)前記不透明膜の上に、第1の層を貫通する開口部を
    含む第1のパターンを有するフォトレジストの該第1の
    層を形成するステップと、 ii)該ステップi)で形成された該フォトレジストの
    パターンに設けられた該開口部を介して露出された該不
    透明膜の所定領域をエッチングして、該不透明膜の下に
    位置する前記不完全透過性膜の第1の領域を露出させ、
    該不完全透過性膜の該第1の領域をエッチングして、該
    不完全透過性膜の下に位置する前記レティクル基板の所
    定領域を露出させるステップと、 iii)該不透明膜の上に、第2の層を貫通する開口部
    を有する第2のパターンを有する、フォトレジストの該
    第2の層を形成するステップと、 iv)該ステップiii)で形成された該フォトレジス
    トの該第2のパターン中の該開口部を介して露出された
    該不透明膜の所定領域をエッチングして、該不完全透過
    性膜の第2の領域を露出させ、それによって該レティク
    ル基板の該所定領域に導入された光が第1の強度で透過
    し、該不完全透過性膜の該第2の領域に導入された光が
    該不完全透過性膜およびその下に位置する基板を第2の
    強度で透過し、該残存する不透明膜に導入される光が該
    不透明膜、その下に位置する該不完全透過性膜および該
    基板を第3の強度で透過して、感光性表面が照明され
    る、請求項19に記載のフォトリソグラフィの利用方
    法。
  21. 【請求項21】 前記レティクルに導かれた前記入射光
    が、所定の波長および所定の強度を有する、請求項12
    に記載のフォトリソグラフィの利用方法。
  22. 【請求項22】 入射光を透過させて感光性表面上に複
    数の厚さを有するプロファイルパターンを形成するレテ
    ィクルであって、所定パーセントの該入射光を減衰させ
    て、隣接して照明される境界において同位相での光干渉
    効果が低下するように、該入射光の位相を約90°遅ら
    せ、第1の厚さを有するフォトレジスト領域を形成する
    不完全透過性膜と、実質的にすべての入射光を遮断して
    該第1の厚さよりも大きい第2の厚さを有するフォトレ
    ジスト領域を形成する不透明膜と、実質的にすべての入
    射光を通過させて該第1の厚さよりも小さい第3の厚さ
    を有するフォトレジスト領域を形成する透明基板と、を
    備えたレティクル。
  23. 【請求項23】 前記第3の厚さが実質的にゼロである
    開口部が前記フォトレジスト膜中に形成される、請求項
    22に記載のレティクル。
  24. 【請求項24】 入射光を透過させて感光性フォトレジ
    スト表面上に複数の厚さを有するプロファイルパターン
    を形成するレティクルであって、該レティクルは、 実質的にすべての入射光を通過させて該フォトレジスト
    膜に開口部を形成する透明基板と、 実質的にすべての入射光を遮断して第2の厚さを有する
    フォトレジスト領域を形成する不透明膜と、 所定パーセントの該入射光を減衰させて、隣接して照明
    される境界において同位相での光干渉効果が低下するよ
    うに、該入射光の位相を約90°遅らせ、それによって
    第1の厚さを有するフォトレジスト領域を形成する不完
    全透過性膜とを備え、 該第1の厚さは該第2の厚さの約1/3である、レティ
    クル。
  25. 【請求項25】 レティクル基板を覆って形成されたレ
    ティクルを透過する光の所定パターンへの露光から形成
    される所定のプロファイルを有するフォトレジストパタ
    ーンを形成する方法であって、該フォトレジストパター
    ン形成方法は、 a)該レティクル基板を覆って、不完全に入射光を透過
    させる少なくとも1つの不完全透過性膜を付着させるス
    テップであって、不完全透過性膜は、該不完全透過性
    膜を介する透過において光強度を所定パーセント減少さ
    せて、隣接して照明される境界において同位相での光干
    渉効果が低下するように、該光の位相を約90°遅ら
    せ、該レティクル基板は実質的にすべての入射光を通過
    するステップと、 b)該ステップa)において付着された該不完全透過性
    膜を覆って不透明膜を付着するステップであって、該不
    透明膜は光を遮断し、実質的にすべての入射光を減衰す
    るステップと、 c)該ステップb)において付着された該不透明膜を覆
    って、該フォトレジスト膜を貫通する第1の開口部を有
    するパターンを有するフォトレジスト膜の第1の層を形
    成して該不透明膜の所定領域を露出させるステップと、 d)該ステップc)において露出された、該不透明膜の
    該所定領域をエッチングして不完全透過性膜の所定領域
    を露出させるステップと、 e)該ステップd)において露出された該不完全透過性
    膜の該所定領域をエッチングして、該レティクル基板の
    所定領域を露出させるステップと、 f)該不透明膜を覆って、該フォトレジスト膜を貫通す
    る第2の開口部を有するフォトレジスト膜の第2の層を
    形成して該不透明膜の所定領域を露出させるステップ
    と、 g)該ステップf)において露出された該不透明膜の該
    所定領域をエッチングして、該不完全透過性膜の所定領
    域を露出させるステップと、 h)所定の厚さを有する感光性フォトレジスト基板を、
    該レティクルを介して透過される光に所定時間露光する
    ステップであって、該ステップe)で露出された該レテ
    ィクル基板の該所定領域を介して透過される光は、第1
    のフォトレジスト領域を第1のドースに露光し、該ステ
    ップg)で露出された該不完全透過性膜の該所定領域を
    介して透過される光は、第2のフォトレジスト領域を第
    2のドースに露光し、該残存する不透明膜を介して透過
    される光は、第3のフォトレジスト領域を第3のドース
    に露光するステップと、 i)該ステップh)において露光された該フォトレジス
    ト基板を現像することにより、該第1のフォトレジスト
    領域に開口部を有し、かつ、該第3のフォトレジスト領
    域でフォトレジスト所定厚さを実質的に有し、かつ、該
    第2のフォトレジスト領域で該所定厚さとゼロとの間の
    中間厚さを有するフォトレジストプロファイルを形成す
    るステップであって、該フォトレジストプロファイルを
    形成することによって、該レティクル基板および該不完
    全透過性膜の所定領域を露出させることによって形成さ
    れる該レティクルに導かれた光が、少なくとも3つの強
    度の光を生成し、それによって該フォトレジスト基板を
    少なくとも2つの厚さと開口部とを有するプロファイル
    に変形させ、マルチレベルレティクルの該プロファイル
    をほぼ複製する、ステップと、 を包含する、フォトレジストパターン形成方法。
  26. 【請求項26】 光源への単一の露光から感光性フォト
    レジスト膜をパターニングする方法であって、該パター
    ニング方法は、 a)該感光性フォトレジストの第1の領域を第1の強度
    の光に露光して該フォトレジスト膜を貫通する開口部を
    形成するステップであって、該第1の強度の光は、該光
    源からの透過において実質的に減衰されないステップ
    と、 b)該フォトレジストの該1の領域とは異なる第2の領
    域を第2の強度の光に露光して第1の厚さを有するフォ
    トレジスト領域を形成するステップであって、該第2の
    強度の光は、該光源からの透過において一部が減衰さ
    れ、隣接して照明される境界において同位相での光干渉
    効果が低下するように、該光の位相が約90°遅れてい
    るステップと、 c)該フォトレジストの該第1の領域および該第2の領
    域とは異なる第3の領域を第3の強度の光に露光して該
    第1の厚さよりも大きい第2の厚さを有するフォトレジ
    スト領域を形成するステップであって、該第3の強度の
    光は、該光源からの透過において実質的に遮断されるス
    テップと、を包含する、パターニング方法。
  27. 【請求項27】 基板上にフォトレジストプロファイル
    を形成する方法であって、該フォトレジストプロファイ
    ルの形成方法は、 a)該基板上で所定の厚さを有するフォトレジスト層を
    設けるステップと、 b)第1の透過強度を有するレティクルを介して該フォ
    トレジストに光を導いて第1の露光パターンを形成し、
    隣接して照明される境界において同位相での光干渉効果
    が低下するように、位相が約90°遅れた第2の透過強
    度を有する該レティクルを介して該フォトレジストに光
    を導いて第2の露光パターンを形成するステップと、 c)該フォトレジストを現像して該第1の露光パターン
    の領域において、該フォトレジストの該所定の厚さ未満
    の第1の厚さを除去し、該第2の露光パターンの領域に
    おいて、該フォトレジストの第2の厚さを除去し、それ
    によって該プロファイルは、複数の異なる厚さを有する
    フォトレジストの領域を含むステップと、を包含する、
    フォトレジストプロファイルの形成方法。
  28. 【請求項28】 前記ステップb)が、第3の透過強度
    を有するレティクルを介して前記フォトレジストに光を
    導いて該フォトレジスト中に第3の露光パターンを形成
    するステップを包含し、 前記ステップc)が、該第3の露光パターンの領域にお
    ける該フォトレジストの第3の厚さを除去し、それによ
    って前記プロファイルは、少なくとも3つの異なる厚さ
    を有するフォトレジストの領域を含むステップを包含す
    る、請求項27に記載のフォトレジストプロファイルの
    形成方法。
  29. 【請求項29】 前記ステップb)が、前記第1の透過
    強度の光に前記フォトレジストを露光して前記第1の露
    光パターンを形成し、該第1の透過強度よりも大きい前
    記第2の透過強度の光に前記フォトレジストを露光して
    前記第2の露光パターンを形成するステップを包含す
    る、請求項27に記載のフォトレジストプロファイルの
    形成方法。
  30. 【請求項30】 前記第2の露光パターンは、少なくと
    も一部が前記第1の露光パターンと重畳する、請求項2
    7に記載のフォトレジストプロファイルの形成方法。
  31. 【請求項31】 前記第2の露光パターンに用いられる
    光は、前記第1の露光パターンに用いられる光よりも単
    位領域当たりの光子ドースが大きく、前記ステップc)
    は、前記フォトレジストを現像して該第2の露光パター
    ンの領域において前記フォトレジストの前記所定厚さ全
    体を実質的に除去し、かつ、該第1の露光パターンの領
    域において該所定厚さよりも小さい前記第1の厚さを除
    去するステップを包含する、請求項27に記載のフォト
    レジストプロファイルの形成方法。
JP07023697A 1996-06-10 1997-03-24 レティクル、フォトリソグラフィの利用方法、パターニング方法およびフォトレジストプロファイルの形成方法 Expired - Lifetime JP3522073B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/660,870 US5914202A (en) 1996-06-10 1996-06-10 Method for forming a multi-level reticle
US08/660,870 1996-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1020476A JPH1020476A (ja) 1998-01-23
JP3522073B2 true JP3522073B2 (ja) 2004-04-26

Family

ID=24651304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07023697A Expired - Lifetime JP3522073B2 (ja) 1996-06-10 1997-03-24 レティクル、フォトリソグラフィの利用方法、パターニング方法およびフォトレジストプロファイルの形成方法

Country Status (4)

Country Link
US (3) US5914202A (ja)
JP (1) JP3522073B2 (ja)
KR (1) KR100231937B1 (ja)
TW (1) TW334585B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101084000B1 (ko) 2006-01-16 2011-11-17 주식회사 에스앤에스텍 위상 반전형 그레이톤 블랭크 마스크 및 위상반전형포토마스크와 그 제조 방법

Families Citing this family (101)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6162589A (en) * 1998-03-02 2000-12-19 Hewlett-Packard Company Direct imaging polymer fluid jet orifice
JP3472432B2 (ja) * 1997-03-28 2003-12-02 シャープ株式会社 表示装置用反射防止膜及びその製造方法、並びにel素子
JP3527063B2 (ja) * 1997-06-04 2004-05-17 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置の製造方法
TW406393B (en) * 1997-12-01 2000-09-21 United Microelectronics Corp Method of manufacturing dielectrics and the inner-lining
TW407377B (en) * 1998-03-11 2000-10-01 United Microelectronics Corp Method for manufacturing crown shape capacitor
JPH11283347A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Tdk Corp スライダの製造方法およびスライダ
JP3347670B2 (ja) * 1998-07-06 2002-11-20 キヤノン株式会社 マスク及びそれを用いた露光方法
US6461774B1 (en) * 1998-08-27 2002-10-08 Micron Technology, Inc. Apparatus and method for forming features on a substrate
JP3363799B2 (ja) * 1998-08-28 2003-01-08 キヤノン株式会社 デバイスの構造部分の配置方法およびデバイス
US6262795B1 (en) * 1998-08-28 2001-07-17 Philip Semiconductors, Inc. Apparatus and method for the improvement of illumination uniformity in photolithographic systems
US6593033B1 (en) * 1998-09-22 2003-07-15 Texas Instruments Incorporated Attenuated rim phase shift mask
US6793796B2 (en) 1998-10-26 2004-09-21 Novellus Systems, Inc. Electroplating process for avoiding defects in metal features of integrated circuit devices
US6946065B1 (en) * 1998-10-26 2005-09-20 Novellus Systems, Inc. Process for electroplating metal into microscopic recessed features
US6552776B1 (en) * 1998-10-30 2003-04-22 Advanced Micro Devices, Inc. Photolithographic system including light filter that compensates for lens error
US6312874B1 (en) * 1998-11-06 2001-11-06 Advanced Micro Devices, Inc. Method for forming a dual damascene trench and underlying borderless via in low dielectric constant materials
US6060380A (en) * 1998-11-06 2000-05-09 Advanced Micro Devices, Inc. Antireflective siliconoxynitride hardmask layer used during etching processes in integrated circuit fabrication
US20050032351A1 (en) * 1998-12-21 2005-02-10 Mou-Shiung Lin Chip structure and process for forming the same
US6207555B1 (en) 1999-03-17 2001-03-27 Electron Vision Corporation Electron beam process during dual damascene processing
US6458493B2 (en) 1999-06-04 2002-10-01 International Business Machines Corporation Method to control nested to isolated line printing
JP3998373B2 (ja) 1999-07-01 2007-10-24 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置の製造方法
US6258490B1 (en) * 1999-07-09 2001-07-10 International Business Machines Corporation Transmission control mask utilized to reduce foreshortening effects
US6466373B1 (en) * 1999-10-07 2002-10-15 Siemens Aktiengesellschaft Trimming mask with semitransparent phase-shifting regions
US6521844B1 (en) * 1999-10-29 2003-02-18 International Business Machines Corporation Through hole in a photoimageable dielectric structure with wired and uncured dielectric
WO2001037042A2 (en) * 1999-11-19 2001-05-25 Lasers Are Us Limited Exposure masks
US6355399B1 (en) * 2000-01-18 2002-03-12 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. One step dual damascene patterning by gray tone mask
US6306769B1 (en) 2000-01-31 2001-10-23 Advanced Micro Devices Use of dual patterning masks for printing holes of small dimensions
US6242344B1 (en) * 2000-02-07 2001-06-05 Institute Of Microelectronics Tri-layer resist method for dual damascene process
US7211175B1 (en) 2000-02-29 2007-05-01 Novellus Systems, Inc. Method and apparatus for potential controlled electroplating of fine patterns on semiconductor wafers
US6551483B1 (en) 2000-02-29 2003-04-22 Novellus Systems, Inc. Method for potential controlled electroplating of fine patterns on semiconductor wafers
TW444274B (en) * 2000-03-23 2001-07-01 Mosel Vitelic Inc Improvement method for dishing effect in the polysilicon film deposited on the trench
JP2001351849A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法、並びに写真製版用マスクおよびその製造方法
US6391499B1 (en) * 2000-06-22 2002-05-21 Lg Philips Lcd Co., Ltd. Light exposure mask and method of manufacturing the same
KR100620652B1 (ko) * 2000-06-23 2006-09-13 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 위상 반전 마스크 제조방법
JP2002114531A (ja) 2000-08-04 2002-04-16 Sumitomo Electric Ind Ltd フッ素添加ガラス
US6524755B2 (en) 2000-09-07 2003-02-25 Gray Scale Technologies, Inc. Phase-shift masks and methods of fabrication
JP2002090977A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Hoya Corp 位相シフトマスクブランク、フォトマスクブランク、並びにそれらの製造装置及び製造方法
US6436587B1 (en) * 2000-09-18 2002-08-20 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method of making a multi-level reticle using bi-level photoresist, including a phase-shifted multi-level reticle
US6436810B1 (en) 2000-09-27 2002-08-20 Institute Of Microelectronics Bi-layer resist process for dual damascene
US6962771B1 (en) 2000-10-13 2005-11-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Dual damascene process
US6743571B1 (en) * 2000-10-24 2004-06-01 The Procter & Gamble Company Mask for differential curing and process for making same
JP2002141512A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Advanced Display Inc 薄膜のパターニング方法およびそれを用いたtftアレイ基板およびその製造方法
JP2002196473A (ja) * 2000-12-22 2002-07-12 Dainippon Printing Co Ltd フォトマスク
KR100712982B1 (ko) * 2001-03-13 2007-05-02 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 노광 장치
US6599666B2 (en) * 2001-03-15 2003-07-29 Micron Technology, Inc. Multi-layer, attenuated phase-shifting mask
KR100464204B1 (ko) * 2001-06-08 2005-01-03 엘지.필립스 엘시디 주식회사 그레이톤 마스크 및 이를 이용한 액정디스플레이 제조방법
US6558968B1 (en) 2001-10-31 2003-05-06 Hewlett-Packard Development Company Method of making an emitter with variable density photoresist layer
US6803160B2 (en) 2001-12-13 2004-10-12 Dupont Photomasks, Inc. Multi-tone photomask and method for manufacturing the same
US6798073B2 (en) 2001-12-13 2004-09-28 Megic Corporation Chip structure and process for forming the same
JP2003177506A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Sony Corp フォトリソグラフィ用マスク、薄膜形成方法、並びに液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法
KR20030058507A (ko) * 2001-12-31 2003-07-07 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 마스크패턴 형성방법
US7001694B2 (en) * 2002-04-30 2006-02-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Photomask and method for producing the same
US7045255B2 (en) * 2002-04-30 2006-05-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Photomask and method for producing the same
US6972576B1 (en) 2002-05-31 2005-12-06 Advanced Micro Devices, Inc. Electrical critical dimension measurement and defect detection for reticle fabrication
US6811933B2 (en) * 2002-07-01 2004-11-02 Marc David Levenson Vortex phase shift mask for optical lithography
US6872509B2 (en) * 2002-08-05 2005-03-29 Micron Technology, Inc. Apparatus and methods for photolithographic processing
KR100878240B1 (ko) * 2002-09-16 2009-01-13 삼성전자주식회사 다결정용 마스크 및 이를 이용한 박막 트랜지스터의 제조방법
US6994939B1 (en) * 2002-10-29 2006-02-07 Advanced Micro Devices, Inc. Semiconductor manufacturing resolution enhancement system and method for simultaneously patterning different feature types
US7029802B2 (en) * 2003-06-16 2006-04-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Embedded bi-layer structure for attenuated phase shifting mask
US20050077603A1 (en) * 2003-10-08 2005-04-14 Dylan Yu Method and structure for a wafer level packaging
US7288366B2 (en) * 2003-10-24 2007-10-30 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Method for dual damascene patterning with single exposure using tri-tone phase shift mask
JP2005134666A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Hoya Corp フォトマスク及び映像デバイスの製造方法
US6949460B2 (en) * 2003-11-12 2005-09-27 Lam Research Corporation Line edge roughness reduction for trench etch
US20050244756A1 (en) * 2004-04-30 2005-11-03 Clarner Mark A Etch rate control
KR100552816B1 (ko) * 2004-07-13 2006-02-21 동부아남반도체 주식회사 포토 마스크 및 그 제조방법과 포토 마스크를 이용한반도체 소자의 배선 형성방법
US7262123B2 (en) * 2004-07-29 2007-08-28 Micron Technology, Inc. Methods of forming wire bonds for semiconductor constructions
TWI304897B (en) * 2004-11-15 2009-01-01 Au Optronics Corp Method of manufacturing a polysilicon layer and a mask used thereof
KR100691964B1 (ko) 2004-12-29 2007-03-09 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 소자의 듀얼 다마신 식각 방법
KR101191450B1 (ko) 2005-12-30 2012-10-16 엘지디스플레이 주식회사 포토 마스크 및 이를 이용한 액정 표시 패널의 제조 방법
CN100499069C (zh) 2006-01-13 2009-06-10 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 使用所选掩模的双大马士革铜工艺
US20070166648A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-19 International Business Machines Corporation Integrated lithography and etch for dual damascene structures
KR100810412B1 (ko) * 2006-09-29 2008-03-04 주식회사 하이닉스반도체 레티클 및 그 제조 방법
US8652763B2 (en) * 2007-07-16 2014-02-18 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Method for fabricating dual damascene profiles using sub pixel-voting lithography and devices made by same
US8137898B2 (en) * 2007-07-23 2012-03-20 Renesas Electronics Corporation Method for manufacturing semiconductor device
JP2009086382A (ja) * 2007-09-29 2009-04-23 Hoya Corp グレートーンマスクブランクとその製造方法、グレートーンマスクの製造方法及びグレートーンマスク、並びにパターン転写方法
CN101630640B (zh) * 2008-07-18 2012-09-26 北京京东方光电科技有限公司 光刻胶毛刺边缘形成方法和tft-lcd阵列基板制造方法
WO2010025198A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 Tokyo Electron Limited Method of patterning a substrate using dual tone development
US8257911B2 (en) * 2008-08-26 2012-09-04 Tokyo Electron Limited Method of process optimization for dual tone development
US20100055624A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 Tokyo Electron Limited Method of patterning a substrate using dual tone development
US11225727B2 (en) 2008-11-07 2022-01-18 Lam Research Corporation Control of current density in an electroplating apparatus
US10011917B2 (en) 2008-11-07 2018-07-03 Lam Research Corporation Control of current density in an electroplating apparatus
KR20100055731A (ko) * 2008-11-18 2010-05-27 삼성전자주식회사 레티클 및 반도체 소자의 형성 방법
JP4878379B2 (ja) * 2009-02-09 2012-02-15 Hoya株式会社 グレートーンマスクの製造方法
US8568964B2 (en) * 2009-04-27 2013-10-29 Tokyo Electron Limited Flood exposure process for dual tone development in lithographic applications
US8574810B2 (en) * 2009-04-27 2013-11-05 Tokyo Electron Limited Dual tone development with a photo-activated acid enhancement component in lithographic applications
KR101168406B1 (ko) * 2009-05-26 2012-07-25 엘지이노텍 주식회사 하프톤 마스크 및 이의 제조 방법
KR101095539B1 (ko) * 2009-05-26 2011-12-19 엘지이노텍 주식회사 하프톤 마스크 및 이의 제조 방법
US8536031B2 (en) * 2010-02-19 2013-09-17 International Business Machines Corporation Method of fabricating dual damascene structures using a multilevel multiple exposure patterning scheme
US8338086B2 (en) * 2010-03-31 2012-12-25 Tokyo Electron Limited Method of slimming radiation-sensitive material lines in lithographic applications
US8435728B2 (en) 2010-03-31 2013-05-07 Tokyo Electron Limited Method of slimming radiation-sensitive material lines in lithographic applications
US9385035B2 (en) 2010-05-24 2016-07-05 Novellus Systems, Inc. Current ramping and current pulsing entry of substrates for electroplating
US20120141924A1 (en) * 2010-07-01 2012-06-07 Sahouria Emile Y Multiresolution Mask Writing
JP4840834B2 (ja) * 2010-11-01 2011-12-21 Hoya株式会社 グレートーンマスク及びその製造方法
US9028666B2 (en) 2011-05-17 2015-05-12 Novellus Systems, Inc. Wetting wave front control for reduced air entrapment during wafer entry into electroplating bath
JP6139826B2 (ja) * 2012-05-02 2017-05-31 Hoya株式会社 フォトマスク、パターン転写方法、及びフラットパネルディスプレイの製造方法
KR102255954B1 (ko) * 2013-10-22 2021-05-24 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 포토레지스트 두께에 따라 라이팅 빔들의 전달 도즈를 변화시키기 위한 프로세서들을 이용하는 패턴 생성기들, 및 관련 방법들
JP6557638B2 (ja) * 2016-07-06 2019-08-07 株式会社エスケーエレクトロニクス ハーフトーンマスクおよびハーフトーンマスクブランクス
JP2017072842A (ja) * 2016-11-09 2017-04-13 Hoya株式会社 フォトマスクの製造方法、フォトマスク、パターン転写方法、及びフラットパネルディスプレイの製造方法
JP6259509B1 (ja) * 2016-12-28 2018-01-10 株式会社エスケーエレクトロニクス ハーフトーンマスク、フォトマスクブランクス及びハーフトーンマスクの製造方法
US11764062B2 (en) * 2017-11-13 2023-09-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method of forming semiconductor structure
KR20210016814A (ko) * 2019-08-05 2021-02-17 주식회사 포트로닉스 천안 3-톤 이상의 마스크 제조 방법
JP7214815B2 (ja) * 2020-04-28 2023-01-30 株式会社エスケーエレクトロニクス フォトマスク及びその製造方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5143820A (en) * 1989-10-31 1992-09-01 International Business Machines Corporation Method for fabricating high circuit density, self-aligned metal linens to contact windows
US5237393A (en) * 1990-05-28 1993-08-17 Nec Corporation Reticle for a reduced projection exposure apparatus
US5328807A (en) * 1990-06-11 1994-07-12 Hitichi, Ltd. Method of forming a pattern
JPH04147142A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Mitsubishi Electric Corp フォトマスクおよびその製造方法
US5213916A (en) * 1990-10-30 1993-05-25 International Business Machines Corporation Method of making a gray level mask
JPH04269750A (ja) * 1990-12-05 1992-09-25 American Teleph & Telegr Co <Att> 離隔特徴をフォトレジスト層に印刷する方法
US5414746A (en) * 1991-04-22 1995-05-09 Nippon Telegraph & Telephone X-ray exposure mask and fabrication method thereof
US5460908A (en) * 1991-08-02 1995-10-24 Micron Technology, Inc. Phase shifting retical fabrication method
JPH05281698A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Mitsubishi Electric Corp フォトマスク及びパターン転写方法
US5354632A (en) * 1992-04-15 1994-10-11 Intel Corporation Lithography using a phase-shifting reticle with reduced transmittance
JPH0611826A (ja) * 1992-04-28 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp フォトマスク及びその製造方法
US5225035A (en) * 1992-06-15 1993-07-06 Micron Technology, Inc. Method of fabricating a phase-shifting photolithographic mask reticle having identical light transmittance in all transparent regions
US5308721A (en) * 1992-06-29 1994-05-03 At&T Bell Laboratories Self-aligned method of making phase-shifting lithograhic masks having three or more phase-shifts
TW284911B (ja) * 1992-08-18 1996-09-01 At & T Corp
US5348826A (en) * 1992-08-21 1994-09-20 Intel Corporation Reticle with structurally identical inverted phase-shifted features
US5426010A (en) * 1993-02-26 1995-06-20 Oxford Computer, Inc. Ultra high resolution printing method
US5446521A (en) * 1993-06-30 1995-08-29 Intel Corporation Phase-shifted opaquing ring
KR0186067B1 (ko) * 1993-08-06 1999-05-15 기타지마 요시토시 계조 마스크 및 그의 제조방법
US5702870A (en) * 1993-08-27 1997-12-30 Vlsi Technology, Inc. Integrated-circuit via formation using gradient photolithography
JP3453435B2 (ja) * 1993-10-08 2003-10-06 大日本印刷株式会社 位相シフトマスクおよびその製造方法
US5465859A (en) * 1994-04-28 1995-11-14 International Business Machines Corporation Dual phase and hybrid phase shifting mask fabrication using a surface etch monitoring technique
US5477058A (en) * 1994-11-09 1995-12-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Attenuated phase-shifting mask with opaque reticle alignment marks
US5589303A (en) * 1994-12-30 1996-12-31 Lucent Technologies Inc. Self-aligned opaque regions for attenuating phase-shifting masks
US5741624A (en) * 1996-02-13 1998-04-21 Micron Technology, Inc. Method for reducing photolithographic steps in a semiconductor interconnect process

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101084000B1 (ko) 2006-01-16 2011-11-17 주식회사 에스앤에스텍 위상 반전형 그레이톤 블랭크 마스크 및 위상반전형포토마스크와 그 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US5936707A (en) 1999-08-10
US5906910A (en) 1999-05-25
KR100231937B1 (ko) 1999-12-01
KR980003826A (ko) 1998-03-30
TW334585B (en) 1998-06-21
JPH1020476A (ja) 1998-01-23
US5914202A (en) 1999-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3522073B2 (ja) レティクル、フォトリソグラフィの利用方法、パターニング方法およびフォトレジストプロファイルの形成方法
US5700606A (en) Photomask and a manufacturing method thereof
US5863677A (en) Aligner and patterning method using phase shift mask
US5881125A (en) Attenuated phase-shifted reticle using sub-resolution pattern
JPH0798493A (ja) 位相シフトマスク及びその製造方法
US6355503B2 (en) Method for producing square contact holes utilizing side lobe formation
US6605396B2 (en) Resolution enhancement for alternating phase shift masks
JPH10186632A (ja) ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク
US6436587B1 (en) Method of making a multi-level reticle using bi-level photoresist, including a phase-shifted multi-level reticle
JP2003322949A (ja) フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JPH09120154A (ja) 偏光マスク及びその製作方法及びそれを用いたパターン露光方法及びそれを用いたパターン投影露光装置
JP3258774B2 (ja) 縮小投影露光装置
JP3289606B2 (ja) ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク
JPH1115128A (ja) ホトマスク及びそれを用いたパタン形成方法
JP3625592B2 (ja) 位相反転マスクの製造方法
JPH1184624A (ja) ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク及びそれらの製造方法
JP3462650B2 (ja) レジスト露光方法及び半導体集積回路装置の製造方法
JP3485071B2 (ja) フォトマスク及び製造方法
JPH07134396A (ja) 露光用マスク及びその製造方法
KR0120546B1 (ko) 투영 노광 방법, 이에 사용되는 마스크 및 그 제조방법
JP2001222098A (ja) 位相シフトマスクを用いたリソグラフ法
KR100429860B1 (ko) 교번형 위상반전 마스크 및 그 제조방법
JPH04223464A (ja) フォトマスク
JPH07219203A (ja) 位相シフトマスクとその製造方法
KR100393202B1 (ko) 패턴형성에사용되는마스크및그제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

EXPY Cancellation because of completion of term