JP3486894B2 - 防振支持装置 - Google Patents

防振支持装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、片方がもう片方
に対して相対的に変位する2つの部材を連結支持する際
に、片方の部材の振動がもう片方に伝達されることを防
止する防振支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの部材を防振状態で連結支持
する防振支持装置は、例えば図7に示すように構成され
ている。即ち、図7に示すように、大径円筒部1と、こ
の大径円筒部1の上側に位置した小径円筒部2と、大径
円筒部1及び小径円筒部2を連結したリング状の連結部
3と、小径円筒部2の上端に形成されたリング状の鍔部
4とにより構成され、これら大径円筒部1、小径円筒部
2、連結部3及び鍔部4がゴム等の弾性材により一体的
に形成されて防振支持装置5が構成されている。
【0003】そして、連結部3、小径円筒部2及び鍔部
4により断面コ字状の嵌挿凹部7が形成され、固定部材
9に対して変位する可動部材10に円形の透孔11が透
設され、この透孔11周縁の可動部材10が嵌挿凹部7
に嵌挿されて可動部材10が防振支持装置5に取り付け
られている。一方、固定部材9にはボス13が形成さ
れ、大径円筒部1及び小径円筒部2にこのボス13が下
方から遊通されると共に、ワッシャ14付きのねじ15
がボス13に螺合されて固定部材9が防振支持装置5に
取り付けられている。
【0004】このとき、大径円筒部1内であってボス1
3の外側には、補助ばね17が配設されている。また、
ワッシャ14と防振支持装置5の鍔部4との間には可動
部材10の変位を考慮した隙間が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の防振支持装置5は、連結部3によって連結された大径
円筒部1及び小径円筒部2により、可動部材10を持ち
上げるような構造であることから、大径円筒部1及び小
径円筒部2の座屈を防止するためにはどうしても補助ば
ね17が必要になり、補助ばね17の存在により固有振
動周波数を低くすることができず、結果的に振動減衰能
力が低くなるという問題があった。しかも、補助ばね1
7は部品点数の増加の原因となり、コストの上昇を招い
ていた。
【0006】ところで、ゴム等から成る防振支持装置と
して、例えば特開平7−37375号公報や特開平8−
63952号公報に記載のようなものが提案されている
が、これらはいずれもケーシング内に相対向して設けら
れた一対の係合部材に係合されてフレームを支持するた
めのものであるため、複雑な構成になっている。
【0007】この発明が解決しようとする課題は、振動
減衰能力に優れ簡単な構成の防振支持装置を提供できる
ようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、ディスクをチャッキングし回転駆動
するためのターンテーブルを上下動する機構における支
持部分に適用される防振支持装置であって、前記ターン
テーブルが取り付けられた可動部材としてのドライブシ
ャーシの後端部が取り付けられた弾性材から成る外側円
筒体と、前記可動部材に対して相対的に変位する固定部
材に取り付けられ前記外側円筒体内に配設される弾性
材から成る内側円筒体と、両端が前記外側円筒体の下端
側端縁及び前記内側円筒体の上端側端縁にそれぞれ接合
して設けられて前記外側円筒体を前記内側円筒体に吊り
下げている弾性材から成る振動吸収体とを備え、前記内
側円筒体は、その全体が外側円筒体の外部に突出した状
態で外側円筒体、当該内側円筒体及び振動吸収体を一体
的に形成した後、外側円筒体の内側に押し込むことによ
って外側円筒体内に配設されていることを特徴としてい
る。
【0009】このような構成によれば、外側円筒体の
端側端縁及び内側円筒体の上端側端縁に振動吸収体の両
端をそれぞれ接合することで、連結支持する2つの部材
のうち可動側を吊り下げ状態で支持することが可能にな
る。そのため、従来のように可動側の部材を持ち上げ支
持する際の座屈防止用の補助ばねが不要となり、しかも
振動吸収体により効果的に振動を吸収することができ、
2つの部材を防振状態で連結支持することが可能にな
る。更に、ゴム等の弾性材の成形加工により、内側円筒
体全体が外側円筒体の外部に突出した状態で外側円筒
体、内側円筒体及び振動吸収体を一体形成することがで
きる。その後、内側円筒体を外側円筒体の内側に押し込
むことで、防振支持装置を得ることができる。
【0010】また、本発明は、前記内側円筒体の両端部
が、前記外側円筒体の両端からそれぞれほぼ同じ量だけ
突出していることを特徴としている。
【0011】こうすると、振動吸収体における固有振動
数を低く保持しつつ、内側円筒体の両端部の突出量が異
なることによる支持部分の大型化を防止してスペースの
有効利用が図れる。
【0012】また、本発明は、前記外側円筒体の外周に
周方向の溝が形成され、前記可動部材に透孔が透設さ
れ、前記溝に前記透孔周縁の前記可動部材が嵌挿すべ
く、前記透孔に前記外側円筒体が挿通されて前記外側円
筒体が前記可動部材に取り付けられ、前記固定部材にボ
スが形成され、前記ボスに前記内側円筒体が外嵌され、
前記外側円筒体の外径とほぼ同径の押え具を有する締結
部材が前記内側円筒体の外嵌方向から前記ボスに締結さ
れ、前記内側円筒体が前記押え具と前記固定部材との間
に挟持された状態で前記ボスに取り付けられていること
を特徴としている。
【0013】このようにすれば、可動部材及び固定部材
をそれぞれ外側円筒体及び内側円筒体に簡単に取り付け
ることができ、2つの部材を防振状態で連結支持するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図6を参照して説明する。但し、図1は切断側
面図、図2及び図3は一部の異なる状態における切断側
面図、図4は動作説明図、図5及び図6は応用例におけ
る異なる状態での動作説明用の側面図である。
【0015】図1ないし図3において、21は外側円筒
体、22は外側円筒体21内に配設された内側円筒体、
23は漏斗状の振動吸収体であり、両端が外側円筒体2
1の下端側端縁及び内側円筒体22の上端側端縁にそれ
ぞれ接合されて設けられている。そして、これら外側円
筒体21、内側円筒体22及び振動吸収体23は、弾性
材であるゴムの成形加工によって一体的に形成されてい
る。このとき、特に図2に示されるように、内側円筒体
22全体が外側円筒体21の外部に突出した状態で外側
円筒体21、内側円筒体22及び振動吸収体23が形成
され、その後図3に示すように、内側円筒体22が外側
円筒体21の内側に押し込まれて防振支持装置25が形
成される。
【0016】更に、図1ないし図3において、26は外
側円筒体21の外周に形成された周方向の溝、27は可
動部材、28は可動部材27に透設された円形の透孔で
あり、溝26に透孔28周縁の可動部材27が嵌挿すべ
く、透孔28に外側円筒体21が挿通されて外側円筒体
21が可動部材27に取り付けられている。
【0017】また、30は固定部材、31は固定部材3
0に上向きに一体形成され内側円筒体22が上方から外
嵌された円筒状のボス、32は締結部材としてのねじで
あり、外側円筒体21の外径とほぼ同径の押え具である
ワッシャ33を有し、ボス31の内周に形成された雌ね
じに外嵌方向である上方から螺合され、内側円筒体22
がワッシャ33と固定部材30との間に挟持された状態
でボス31に取り付けられている。
【0018】そして、透孔28に外側円筒体21が挿通
されて溝26に透孔28周縁の可動部材27が嵌挿され
ると、可動部材27が外側円筒体21により吊り下げら
れた状態で支持されることになる。また、このように可
動部材27が吊り下げ状態で支持されると、外側円筒体
21に対して可動部材27の荷重がかかるため、振動吸
収体23が下方に引っ張られてやや伸び、図1に示すよ
うに、外側円筒体21が下がって内側円筒体22の両端
部が外側円筒体21の両端それぞれから突出する。この
とき、内側円筒体22の両端部の突出量ta、tbがほ
ぼ同じ値になるように、振動吸収体23の厚さやゴム等
の材質の硬度を選定しておく。
【0019】ところで、振動吸収体23部分における上
下方向の固有振動周波数f0 は、通常数式1で表わさ
れ、図4に示すような曲線を描く。但し、δは振動吸収
体23の初期値からの撓み量で、内側円筒体22の突出
量ta、tbのうち小さい方の値となる。また、図4の
横軸は振動周波数、縦軸は振動伝達率である。
【0020】
【数1】
【0021】このとき、図4中のハッチングを施した振
動伝達率が“1”より小さくなる領域が通常使用される
範囲であり、撓み量δを大きく、つまり内側円筒体22
の突出量ta、tbをできるだけ大きくすれば固有振動
周波数f0 が低下し、低い振動周波数領域で高い振動減
衰能力を得ることが可能になるが、内側円筒体22の突
出量ta、tbを大きくすると、防振支持装置25周辺
の大型化を招くことになり、好ましくない。
【0022】そこで、振動吸収体23の厚さやゴム材の
選定による振動吸収体23の硬度の調整によって、内側
円筒体22の突出量ta、tbを、ほぼ等しくしかも可
動部材27の可動に支障がない程度に小さくするのが望
ましい。これにより、支持部分である防振支持装置25
周辺の大型化を防止してスペースの有効利用を図ること
ができ、高い振動減衰能力を得ることが可能になる。
【0023】そして、このような防振支持装置25は、
例えばCDプレーヤのチャッキング機構周辺に適用で
き、ディスクをチャッキングし回転駆動するためのター
ンテーブルを上下動する機構における支持部分に適用す
ると、図5及び図6に示すようになる。即ち、図5、図
6に示すように、CDプレーヤの図示しない筐体状のロ
ーディングシャーシ内に配設されたドライブシャーシ3
5の後端部が、防振支持装置25によりローディングシ
ャーシに対して回動自在に支持され、ドライブシャーシ
35の上下動する前端部に、モータ36及びこのモータ
36のシャフトに固着されたターンテーブル37が取り
付けられている。ここでは、ドライブシャーシ35が可
動部材27に相当し、ローディングシャーシが固定部材
30に相当する。
【0024】また、図5、図6に示すように、ローディ
ングシャーシ内には平面視ほぼコ字状のリフトアーム3
9が配設され、その後端両側がローディングシャーシの
両側内面に回動自在に支持されると共に、前端がローデ
ィングシャーシの前面内側に形成されたガイド部に上下
動自在に支持され、ローディングシャーシ内にディスク
を挿入しローディングシャーシ内からディスクを排出す
る際のトレイの後方及び前方への移動に連動して、リフ
トアーム39の前端部が上動及び下動する。このリフト
アーム39の左、右端部のほぼ中央付近に対して、ドラ
イブシャーシ35の左、右の前端部が防振支持装置25
によって連結支持されている。
【0025】そして、チャッキング状態では、図5に示
すように、ドライブシャーシ35及びリフトアーム39
がほぼ水平状態に保持され、アンチャッキング状態で
は、図6に示すように、ドライブシャーシ35及びリフ
トアーム39の前端部が下動し、このときリフトアーム
39の前端部の下動量はドライブシャーシ35の前端部
の下動量よりも大きいため、リフトアーム39を固定と
考えると、ドライブシャーシ35がリフトアーム39に
対して相対的に可動することになる。
【0026】このように、ドライブシャーシ35のロー
ディングシャーシへの支持部分、及びドライブシャーシ
35とリフトアーム39との連結部分を防振支持装置2
5により支持することで、ローディングシャーシに何ら
かの振動が加わり、リフトアーム39にこの振動が伝わ
っても、防振支持装置25によりドライブシャーシ35
への振動の伝達が殆ど遮断され、ターンテーブル37に
よるディスクの回転が振動により乱れることがなく、安
定したディスクの回転駆動が確保されている。
【0027】従って、上記した実施形態によれば、可動
部材27を外側円筒体21により吊り下げ支持するた
め、従来のような座屈防止用の補助ばねを用いなくても
座屈することがなく、しかも振動吸収体23により効果
的に振動吸収することができ、下動部材27及び固定部
材30の2つの部材を防振状態で連結支持することが可
能になり、CDプレーヤのチャッキング機構周辺におけ
る防振構造に適用すれば、振動によるビビリ音のない安
定したディスクの回転駆動を簡単に実現することができ
る。
【0028】また、外側円筒体21の外周に周方向の溝
26を形成するだけで、可動部材27を容易に支持する
ことができ、しかも内側円筒体22全体が外側円筒体2
1の外部に突出した状態で一体成形した後、内側円筒体
22を外側円筒体21の内側に押し込めばよいため、特
に複雑な形状に加工する必要もなく、外側円筒体21、
内側円筒体22及び振動吸収体23を一体成形加工する
ことができ、簡単な構成により優れた振動減衰能力を得
ることができる。
【0029】なお、上記した実施形態では、可動部材2
7を外側円筒体21に、固定部材30を内側円筒体22
にそれぞれ取り付けた場合について説明したが、外側円
筒体21に固定側の部材を、内側円筒体22に可動側の
部材をそれぞれ取り付けるようにしてもよく、この場合
には振動吸収体23の両端を外側円筒体21の上端側端
縁及び内側円筒体22の下端側端縁にそれぞれ接合して
設けるのが好ましく、こうすれば可動側の部材を内側円
筒体22に吊り下げ状態で支持することができる。
【0030】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、連結支持する2つの部材のうち可動側を吊り下
げ状態で支持することができるため、従来のような座屈
防止用の補助ばねが不要となり、しかも振動吸収体によ
り効果的に振動吸収することができ、2つの部材を防振
状態で連結支持することが可能になり、簡単な構成で振
動減衰能力の優れた防振支持装置を提供することができ
る。また、ゴム等の弾性材の成形加工により、内側円筒
体全体が外側円筒体の外部に突出した状態で外側円筒
体、内側円筒体及び振動吸収体を容易に一体形成でき
て、その後に内側円筒体を外側円筒体の内側に押し込む
だけで、簡単に防振支持装置を得ることができる。
【0032】また、請求項2に記載の発明によれば、内
側円筒体の両端部の突出量をほぼ同じにしたため、振動
吸収体における固有振動数を低く保持しつつ、内側円筒
体の両端部の突出量が異なることによる支持部分の大型
化を防止することができ、スペースの有効利用を図るこ
とが可能になる。
【0033】また、請求項3に記載の発明によれば、
動部材及び固定部材をそれぞれ外側円筒体及び内側円筒
体に簡単に取り付けることができ、2つの部材を防振状
態で連結支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の切断側面図である。
【図2】一実施形態の一部のある状態における切断側面
図である。
【図3】一実施形態の一部の異なる状態における切断側
面図である。
【図4】一実施形態の動作説明図である。
【図5】一実施形態の応用例におけるある状態での側面
図である。
【図6】一実施形態の応用例における異なる状態での側
面図である。
【図7】従来例の切断側面図である。
【符号の説明】
21外側円筒体 22内側円筒体 23振動吸収体 25防振支持装置 26溝 27可動部材 28透孔 30固定部材 31ボス 32ねじ(締結部材) 33ワッシャ(押え具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/00 - 15/08 F16F 1/00 - 6/00 B60G 7/00 - 7/04 F16J 15/52 F16J 3/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをチャッキングし回転駆動する
    ためのターンテーブルを上下動する機構における支持部
    分に適用される防振支持装置であって、 前記ターンテーブルが取り付けられた可動部材としての
    ドライブシャーシの後端部が 取り付けられた弾性材から
    成る外側円筒体と、前記可動部材 に対して相対的に変位する固定部材に取り
    付けられ前記外側円筒体内に配設される弾性材から成
    る内側円筒体と、 両端が前記外側円筒体の下端側端縁及び前記内側円筒体
    上端側端縁にそれぞれ接合して設けられて前記外側円
    筒体を前記内側円筒体に吊り下げている弾性材から成る
    振動吸収体とを備え 前記内側円筒体は、その全体が外側円筒体の外部に突出
    した状態で外側円筒体、当該内側円筒体及び振動吸収体
    を一体的に形成した後、外側円筒体の内側に押し込むこ
    とによって外側円筒体内に配設されている ことを特徴と
    する防振支持装置。
  2. 【請求項2】 前記内側円筒体の両端部が、前記外側円
    筒体の両端からそれぞれほぼ同じ量だけ突出しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の防振支持装置。
  3. 【請求項3】 前記外側円筒体の外周に周方向の溝が形
    成され、前記可動部材に透孔が透設され、前記溝に前記
    透孔周縁の前記可動部材が嵌挿すべく、前記透孔に前記
    外側円筒体が挿通されて前記外側円筒体が前記可動部材
    に取り付けられ、前記固定部材にボスが形成され、前記
    ボスに前記内側円筒体が外嵌され、前記外側円筒体の外
    径とほぼ同径の押え具を有する締結部材が前記内側円筒
    体の外嵌方向から前記ボスに締結され、前記内側円筒体
    が前記押え具と前記固定部材との間に挟持された状態で
    前記ボスに取り付けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の防振支持装置。
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