JP3480745B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
-
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
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- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/038—Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
法、特にダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)のトレンチキャパシタの製造方法に関する。
有するDRAMの例として、TORU KAGA, YOSHIFUMI KAW
AMOTO,TOKUO KURE, YOSHINOBU NAKAGOME, MASAKAZUAOK
I, HIDEO SUNAMI, TOHACHI MAKINO, NAGATOSHI OHKI, A
ND KIYOO ITOH, "Half-Vcc Sheath-Plate Capacitor DR
AM Cell with Self-Aligned Buried Plate Wiring,"in
IEEE TRANSACTIONS ON ELECTRON DEVICES. VOL. 35. N
O.8,AUGUST 1988 がある。
キャパシタの断面図である。半導体基板基板21における
フィールド酸化膜1 に隣接してトレンチが形成されてい
る。トレンチ内壁酸化膜4 、シリコン窒化膜(SiN
膜)10、ポリシリコン膜14、拡散層16並びに基板21を含
む領域はゲートコントロールダイオードになっており、
ポリシリコン膜14(またはトレンチ深部のポリシリコン
膜11)に電位を与えることでトレンチ内壁酸化膜4 周辺
に空乏層が広がり、拡散層16からトレンチの外側に沿っ
て反転層が連続して形成されポリシリコン膜14と接する
拡散層16と基板とのジャンクションリーク電流が大きく
なる。
を小さくするには酸化膜4 の膜厚を厚く形成すれば良い
が、酸化膜4 の膜厚を厚くすると容量絶縁膜の面積が減
少するためにトレンチキャパシタの容量が減少する。
に充填されたポリシリコン膜に与える電位の影響でこの
ポリシリコン膜に接する拡散層と基板とのジャンクショ
ンリーク電流が増大する。これを避けるためにキャパシ
タの容量をある程度減少させることになるが、トレンチ
内壁酸化膜の膜厚を厚く形成して対処しており、容量の
拡大を犠牲にしているという問題がある。
なされたものであり、その目的は、トレンチキャパシタ
の容量を減少させることなくジャンクションリーク電流
を低減できる高信頼性の半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
製造方法は、半導体基板内にトレンチを形成し、前記ト
レンチ内に絶縁膜を形成し、前記トレンチ上部の前記絶
縁膜の一部を除いて、前記絶縁膜を覆うマスク層を形成
し、前記マスク層をマスクとして前記トレンチの上部に
残存している前記絶縁膜を除去し、前記マスク層を除去
し、残存している絶縁膜をマスクとして前記半導体基板
の露出した部分を酸化し、選択的に酸化層を形成し、前
記絶縁膜を除去し、前記酸化層以外の前記トレンチ側面
から前記半導体基板内に不純物を導入して第1の拡散層
を形成し、前記トレンチ側面にキャパシタ絶縁膜を形成
し、前記トレンチ内を第1の導電材で充填する工程とを
具備し、前記酸化層の上部の一部を除去し、前記第1の
導電材の上に不純物を含む第2の導電材を形成し、半導
体基板内に前記第2の導電材から前記不純物を拡散し、
前記第2の導電材に接続された第2の拡散層を形成し、
前記半導体基板内に一方が前記第2の拡散層と接するソ
ース、ドレイン領域を形成する工程をさらに具備するこ
とを特徴とする。
体基板内にトレンチを形成し、前記トレンチの表面上に
絶縁膜を形成し、前記絶縁膜上に酸化膜を形成し、前記
トレンチ上部の前記酸化膜の一部を除いて、前記酸化膜
を覆うマスク層を形成し、前記マスク層をマスクとして
前記トレンチ上部の前記酸化膜を除去し、前記絶縁膜の
一部を露出し、前記マスク層を除去し、残存している前
記酸化膜をマスクとして前記絶縁膜を除去することによ
り、トレンチ内の前記半導体基板の第1の表面を露出
し、前記酸化膜を除去し、前記第1の表面に酸化層を形
成し、前記絶縁膜を除去してトレンチ内の前記半導体基
板の第2の表面を露出し、前記第2の表面に不純物を導
入して拡散層を形成する工程とを具備することを特徴と
する。
成された絶縁膜は、トレンチの内側に張り出すように厚
く形成され、その部分でトレンチの外側に沿う反転層が
連続しないようにしている。このため、ジャンクション
リークを低減できる。
り説明する。図1〜図5は第1の実施例を示すDRAM
におけるシースプレート型トレンチキャパシタの製造方
法を工程順に示す断面図である。まず、図1に示される
ように、SiN膜3 をマスクとして、フィールド酸化膜
1 に隣接してシリコン基板21表面から深さ5μm、穴径
0.5μmのトレンチ22を形成する。次にトレンチ内壁
に20nmのSiO2 膜4 を高温熱酸化により被覆す
る。そして、異方性エッチング技術によりトレンチ底部
のSiO2 膜4 を選択的にエッチングする。
2nmのSiN膜6 を、50nmのSiO2 膜7 を順番
にCVD法により堆積させる。一方のキャパシタ電極と
なるポリシリコン膜5 は成膜時または、成膜後に高濃度
のリンをドーピングする。次に、トレンチ底から3μm
まで埋め込んだレジスト8 をマスクに、バッファHF水
溶液により露出しているSiO2 膜7 を剥離する。
除去し、図1に示すSiO2 膜7 をマスクとして、露出
したSiN膜6 を熱H3 PO4 水溶液により剥離する。
続いて、SiO2 膜7 をバッファHF水溶液により剥離
する。次に高温熱酸化により、SiN膜の剥離後に露出
した部分のポリシリコン膜5 を酸化して材質を変えてし
まう。これにより、50nmのSiO2 膜9 が形成され
る。
N膜6 を剥離する。ポリシリコン膜5 へのドーピングは
ここで行なってもよい。次に10nmのSiN膜10をC
VD法により堆積させる。そして高温熱酸化によりSi
N膜10の表面を薄く酸化する。これにより良質のキャパ
シタ絶縁膜が形成できる。あるいは、SiO2 膜9 を形
成した後、SiN膜6 を剥離せずに、そのままキャパシ
タ絶縁膜としてもよい。
VD法により被覆する。ここでポリシリコン膜11はトレ
ンチ内を完全に充填した形になり、他方のキャパシタ電
極となる。また、ポリシリコン膜11へのリン拡散をポリ
シリコン膜5 と同様に行なう。次に、トレンチ底から基
板表面へ4μmまでポリシリコン膜11が残るように等方
性ドライエッチング技術により選択的にポリシリコン膜
のエッチバックを行なう。次に、高温熱酸化で、ポリシ
リコン11の表面を10nm酸化し、SiO2 膜12を形成
する。
エッチング技術を用い、露出していたSiN膜10を選択
的に剥離する。次に異方性エッチング技術により、Si
O2膜9 をポリシリコン膜11の上面に至るまで選択的に
剥離する。ここでSiO2 膜12はSiO2 膜9 と同時に
剥離される。
を塗布し、リソグラフィー技術を用いてトレンチ部分が
露出するように開孔し、バッファHF水溶液を用いて側
壁の酸化膜4 を剥離する。
剥離し、高濃度にドーピングしたポリシリコン膜14をト
レンチ内に充填し、等方性ドライエッチング技術により
ポリシリコン膜14をSiN膜3 の下端まで選択的に剥離
する。次に熱酸化技術によりポリシリコン膜14の上面を
酸化し、30nmのSiO2 膜15を形成する。ここでポ
リシリコン膜14にドーピングしたリンまたはヒ素が基板
方向へ拡散され拡散層16を形成する。次に等方性ドライ
エッチング技術によりSiN膜3 を選択的剥離する。後
は、周知の技術によってDRAMのメモリセルを形成す
る、すなわち、SiO2 膜15上にゲート電極17を選択的
に形成し、一方領域が拡散層16と接するソース,ドレイ
ン領域18を形成する。
リークの根本となる、ポリシリコン膜14と基板21が拡散
層16によってつながる部分のすぐ下近傍、すなわち、キ
ャパシタ電極となるポリシリコン膜5 の上縁部から拡散
層16に届くまでのSiO2 膜9 をトレンチ下方に続くS
iO2 膜4 より厚く形成したことにより、その部分でト
レンチの外側に沿う反転層が形成されにくくなる。つま
り、ポリシリコン膜14(または11)に与える電位の影響
でトレンチの外側に沿う反転層が拡散層16から連続して
しまうのを、この厚く形成されたSiO2 膜4 で防止す
る。しかも、構造的にはSiO2 膜9 が厚く形成されて
いるだけで、その下方のキャパシタの実質的な面積はほ
とんど変わらない。従って、トレンチキャパシタの容量
を減少させることなくジャンクションリーク電流を低減
できることになる。
けるシースプレート型トレンチキャパシタの製造方法を
工程順に示す断面図である。同様箇所の符号は第1の実
施例に準ずる。図6に示されるように、シリコン基板21
表面から深さ5μmのトレンチ23を形成する。次に60
nmのポリシリコン膜5 を、12nmのSiN膜6 を、
50nmのSiO2 膜7 を順番にCVD法により堆積さ
せる。次にトレンチ底から3μmまで埋め込んだレジス
ト8 をマスクにしてバッファHF水溶液によって露出し
たSiO2 膜7 を剥離する。
去し、SiO2 膜7 をマスクとして、露出したSiN膜
6 を熱H3 PO4 水溶液により剥離する。次にバッファ
HF水溶液によりSiO2 膜7 を剥離する。このとき、
SiO2 膜7 のあった部分にだけSiN膜6 が残存して
いる。次に、SiN膜6 がない部分で露出しているポリ
シリコン膜5 を高温熱酸化により酸化し、50nmのS
iO2 膜9 を形成する。次に、熱H3 PO4 水溶液によ
りSiN膜6 を剥離する。次に高濃度のリンまたはヒ素
をポリシリコン膜5 にドーピングする。ここでポリシリ
コン膜5 を通して基板にリン又はヒ素が拡散し、拡散層
27を形成する。
SiN膜10をCVD法により堆積させる。そして高温熱
酸化によりSiN膜10の表面を薄く酸化する。これによ
り良質の容量絶縁膜を形成できる。あるいは、SiO2
膜9 を形成した後SiN膜6を剥離せずに、そのまま容
量絶縁膜としてもよい。次に400nmのポリシリコン
膜11を減圧CVD法により被覆する。ここでポリシリコ
ン膜11はトレンチ内を完全に充填した形になる。また、
ポリシリコン膜11へのリン拡散をポリシリコン膜5 と同
様に行なう。次にトレンチ底から基板表面へ4.5μm
までポリシリコン膜11が残るように等方性エッチング技
術により選択的にポリシリコン膜のエッチバックを行な
う。次に高温熱酸化で、ポリシリコン膜11の表面を10
nm酸化し、SiO2 膜12を形成する。
DRAMのメモリセルを形成することができる。図5に対応
した断面構造を図9に示す。すなわち、ポリシリコン膜
14のトレンチ内充填、ポリシリコン膜14の上面の酸化
(SiO2 膜15)、SiO2 膜2 上にゲート電極19を選
択的に形成し、一方領域が拡散層16と接するソース,ド
レイン領域18を形成する。
におけるシースプレート型トレンチキャパシタの製造方
法を工程順に示す断面図である。同様箇所の符号は第
1、第2の実施例に準ずる。まず、図10に示されるよ
うに、シリコン基板21表面から深さ5μm、穴径0.5
μmのトレンチ22を形成する。次に12nmのSiN膜
6 、50nmのSiO2 膜7 を順番にCVD法により堆
積させる、次に、トレンチ底から3μmまで埋め込んだ
レジスト8 をマスクにバッファHF水溶液によりSiO
2 膜7 を剥離する。
除去し、図10に示したSiO2 膜7 をマスクとし、露
出したSiN膜6 を熱H3 PO4 水溶液により剥離す
る。次にバッファHF水溶液によりSiO2 膜7 を剥離
する。次に高温熱酸化により、SiN膜6 の剥離後に露
出した部分のシリコン基板を酸化し50nmのSiO2
膜9 を形成する。次に、熱H3 PO4 水溶液によりSi
N膜6 を剥離する。次に高濃度のリンまたはヒ素を基板
にドーピングし、拡散層27を形成する。
り堆積し、高温熱酸化によりSiN膜10の表面を薄く酸
化し、良質の容量絶縁膜を形成する。その後、前記図9
のように、実施例2と同様のプロセスによってDRAM
のメモリセルを形成することができる。
におけるシースプレート型トレンチキャパシタの製造方
法を工程順に示す断面図である。同様箇所の符号は第1
の実施例に準ずる。まず図12に示されるように、シリ
コン基板表面から深さ5μm、穴径0.5μmのトレン
チを形成する。次に60nmのポリシリコン膜5 、12
nmのSiN膜6 を順番にCVD法により堆積させる。
ポリシリコン膜5 は成膜時又は成膜後に高濃度のリンま
たはヒ素をドーピングする。ここで、ドーピングしたリ
ンまたはヒ素は、後の熱工程を経ることで基板中へ拡散
する。次に高温熱酸化によりSiN膜6 の表面を薄く酸
化する。
D法により形成する。次にトレンチ底から3μmまでポ
リシリコン膜11が残るように等方性ドライエッチング技
術により選択的にポリシリコン膜のエッチバックを行な
う。次に、露出したSiN膜6 を熱H3 PO4 水溶液に
より剥離する。
の剥離後に露出した部分のポリシリコン膜5 を高温熱酸
化により完全に酸化し、SiO2 膜9 を形成する。この
ポリシリコン膜5 の酸化により基板の一部を酸化しても
よい。ここでポリシリコン膜5 の上面が酸化されSiO
2 膜12ができる(図示せず)。次に異方性エッチング技
術を用いてSiO2 膜9 をポリシリコン膜11の上面まで
選択的に剥離する。ここでSiO2 膜12はSiO2 と同
時に剥離される。後は実施例2と同様のプロセスでDR
AMのメモリセルを形成することができる。
の実施例と同様の効果が期待できる。すなわち、トレン
チキャパシタの容量を減少させることなくジャンクショ
ンリーク電流を低減できる。
トレンチ側壁の上部に形成された絶縁膜は、トレンチ内
側に向かって張り出すように厚く形成され、その部分で
トレンチの外側に沿う反転層が形成されにくくしている
ため、キャパシタの実質的な面積をほとんど変えずに、
ジャンクションリーク電流を低減できる半導体装置の製
造方法を提供できる。
1の断面図。
2の断面図。
3の断面図。
4の断面図。
5の断面図。
1の断面図。
2の断面図。
3の断面図。
4の断面図。
第1の断面図。
第2の断面図。
第1の断面図。
第2の断面図。
の構成を示す断面図。
O2 膜、 3, 6,10…SiN膜、5 ,11,14…ポリシリ
コン膜、8 ,13…レジスト、16,18…不純物拡散層。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板内にトレンチを形成し、 前記トレンチ内に絶縁膜を形成し、 前記トレンチ上部の前記絶縁膜の一部を除いて、前記絶
縁膜を覆うマスク層を形成し、 前記マスク層をマスクとして前記トレンチの上部に残存
している前記絶縁膜を除去し、 前記マスク層を除去し、 残存している絶縁膜をマスクとして前記半導体基板の露
出した部分を酸化し、選択的に酸化層を形成し、 前記絶縁膜を除去し、前記酸化層以外の前記トレンチ側
面から前記半導体基板内に不純物を導入して第1の拡散
層を形成し、 前記トレンチ側面にキャパシタ絶縁膜を形成し、 前記トレンチ内を第1の導電材で充填する工程とを具備
し、 前記酸化層の上部の一部を除去し、 前記第1の導電材の上に不純物を含む第2の導電材を形
成し、 半導体基板内に前記第2の導電材から前記不純物を拡散
し、前記第2の導電材に接続された第2の拡散層を形成
し、 前記半導体基板内に一方が前記第2の拡散層と接するソ
ース、ドレイン領域を形成する工程 をさらに具備 するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板内にトレンチを形成し、 前記トレンチの表面上に絶縁膜を形成し、 前記絶縁膜上に酸化膜を形成し、 前記トレンチ上部の前記酸化膜の一部を除いて、前記酸
化膜を覆うマスク層を形成し、 前記マスク層をマスクとして前記トレンチ上部の前記酸
化膜を除去し、前記絶縁膜の一部を露出し、 前記マスク層を除去し、 残存している前記酸化膜をマスクとして前記絶縁膜を除
去することにより、トレンチ内の前記半導体基板の第1
の表面を露出し、 前記酸化膜を除去し、 前記第1の表面に酸化層を形成し、 前記絶縁膜を除去してトレンチ内の前記半導体基板の第
2の表面を露出し、 前記第2の表面に不純物を導入して拡散層を形成する工
程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方
法。
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