JPH025467A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH025467A
JPH025467A JP63155894A JP15589488A JPH025467A JP H025467 A JPH025467 A JP H025467A JP 63155894 A JP63155894 A JP 63155894A JP 15589488 A JP15589488 A JP 15589488A JP H025467 A JPH025467 A JP H025467A
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JP
Japan
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layer
capacitor
type
region
film
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Pending
Application number
JP63155894A
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English (en)
Inventor
Yoichi Miyai
宮井 羊一
Takayuki Nibuya
貴行 丹生谷
Yoshihiro Ogata
尾形 喜広
Yasuhiro Okumoto
奥本 康博
Mitsuo Tomijima
富島 光雄
Seishiyu Chiyou
成洙 趙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019890008628A priority patent/KR910001756A/ko
Publication of JPH025467A publication Critical patent/JPH025467A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/39DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor and the transistor being in a same trench
    • H10B12/395DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor and the transistor being in a same trench the transistor being vertical

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は半導体装置に関し、例えばダイナミックRAM
 (Random Access Memory )に
関するものである。
口、従来技術 従来、ダイナミックRAMとして用いられているセル(
例えばメガビット用として好適な溝型トランジスタ・セ
ルと呼ばれるメモリセル)は、例えば第12図に示すよ
うな構造からなっている。
即ち、P+型シリコン基板1上にP型エピタキシャルN
2が形成され、このP型エピタキシャ/L/FJ2を貫
通してP+型シリコン基板1に達する所定深さのトレン
チ溝3が形成されている。このトレンチ溝には、薄いS
to、膜4を介してN++ポリシリコン5がキャパシタ
電極として所定の深さまで充填され、N++ソース領域
6がトレンチ溝3の側壁の周りにそれぞれコンタクト部
1oを通して拡散形成(ポリシリコン層5からの自己拡
散で形成)されている。さらに、ポリシリコン層5上に
は、薄いゲート酸化膜7を介してポリシリコン層8が形
成されてゲート電極(ワード線)が構成されている。ま
た、図のように、P型エピタキシャル層2内の表面近く
にはトレンチ溝3の側壁の周りにそれぞれN+型トドレ
イン領域9拡散形成され、ビット線が構成されている。
従って、この溝型トランジスタ・セルは、上述のように
トレンチ溝3の上部ではN++ソース領域6とN士型ド
レイン領域9とでトランスファゲートが構成され、その
下部ではトレンチ溝3の中に埋めたポリシリコン層5が
記憶電極として用いられ、P+型シリコン基板1及びP
型エピタキシャル層2と絶縁性酸化膜4からなるキャパ
シタが構成されている。なお、上部のトランスファゲー
トと下部のキャパシタとは、溝3の側面に設けられたN
中型ソース領域6を介して接続されることになる。
第12図の構造によれば、コンタクト部10を通してN
++ソース領域6を拡散形成するため、この部分近傍の
基板側のP型不純物)局度が低く(即ち、P型エピタキ
シャルN2の形成)、更にキャパシタの容量を得る(空
乏層を抑える)ため、下方に向かってP型不純物濃度が
高くなっている(第12図のグラフ参照)。なお、この
グラフにおいて、トレンチ溝3の上部でP型不純物濃度
が多少高(なっているのは、周辺回路の正常な動作に必
要なためである(この周辺回路の動作のために必要な不
純物濃度はto” (個/cfA)程度であり、これは
イオン注入により実現できる)。
第13図はN“型ソース領域6近傍の拡大断面図であり
、第14図は基板1のP型不純物濃度が約10” (個
/cia)〜約10” (個/LJl)付近において、
シリコン(基板)1がSin、膜4に接する部分のエネ
ルギーバンド図を示す。
この第13図及び第14図において、上記を更に詳しく
説明すると、半導体層中のP型不純物濃度は、第13図
のグラフに示されるように、N++ソース領域6 (P
型領域2)の付近で10” (個/cd)以下となり、
最も低くなっているので、この付近で第13図中に曲線
a (空乏層の拡がりを示す。)のように空乏層が厚く
なっている。
他方、P+型領域1では、不純物濃度が10I8(個/
−)〜10” (個/ ci )と高くなっているので
空乏層が薄<、更にN++ソース領域6の近傍のキャパ
シタ部分では、絶縁層4が一様に150人程度と薄いた
め、N+型領領域5の電圧印加によりP″″型領域1に
加わる電界強度が高くなる。この結果、N++ソース領
域6付近の絶縁層4に接するP型又はP+型領域には深
い空乏化が生じ(第13図参照)、チャネル(図示せず
)が形成される。そして、例えばP型不純物濃度が10
18(個/a)付近の領域(第13図及び第14図参照
)では、シリコン基板1の電界の強さが1(MV/ca
+)程度と高くなり、かつ、第14図に示すように、バ
ンドの曲がりがシリコン基板1のバンドギャップを越え
るほど大きくなる。その結果、いわゆるツェナー効果に
よるバンド間のトンネル電流12が生成されると考えら
れる。即ち、ソース領域6から上記したチャネルを通し
てのドリフト電流が、上記高濃度領域で、この領域が平
衡状態に達する前に生成され、トンネル電流12となっ
て基板1側へ漏れ、キャパシタのリーク電流となり、デ
ータ保持時間が短くなるという問題点が生じる。なお、
第14図において、不純物濃度が約10” (個/cd
)から10” (個/c、り付近までの間では、図中の
エネルギーバンド図に示すように、バンドの曲がりがシ
リコン基板1のバンドギャップを越えるほど大きいが、
空乏層の幅11が大きいため、電界強度がトンネリング
を起こすほど高くない(第13図参照)。
また、不純物濃度が10′8(個/c11り付近から約
10” (個/cd)までの間では、電界強度は高く(
第13図参照)、空乏層の幅11は小さくなるが、バン
ドの曲がりがシリコン基板1のバンドギャップを越える
ほど大きい箇所ではトンネリングは起こり、12′で示
すトンネリングによる生成電子の流れが生じ、これが上
記ドリフト電界で絶縁層4に沿ってソース領域に到達し
、上記したリーク電流の原因になるものと考えられる。
ハ8発明の目的 本発明の目的は、キャパシタのリーク電流を大幅に低減
することができる半導体装置を提供することにある。
二0発明の構成 即ち、本発明は、半導体層に設けられた溝を用いてキャ
パシタが構成され、このキャパシタの絶縁層に接する前
記半導体層の電界を緩和させるための電界緩和手段が前
記キャパシタの領域において前記半4体層の内部に埋設
して設けられている半導体装置に係るものである。
また、本発明は、半導体層に設けられた溝を用いてキャ
パシタが構成され、このキャパシタの絶縁層に接する前
記半導体層を上下に実質的に分離するための分離手段が
前記キャパシタの領域に設けられている半導体装置も提
供するものである。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図は、本発明の第1の実施例を示すもので
ある。
本例による溝型トランジスタ・セルは、第1図に示すよ
うに、第12図の従来例と同様にP′″型シリコン基板
1上にP型エピタキシャル層2が形成され、このP型エ
ピタキシャル層2を貫通してP+型シリコン基板1に達
する所定深さのトレンチ溝3が形成されている。このト
レンチ溝には第1図のように、厚さ150人程変色薄い
絶縁膜21(後述するシリコン酸化膜21a、ナイトラ
イド膜21b及びナイトライド酸化物膜21Cからなる
三層構造)及び厚さ1000人程度変色い絶縁膜20 
(後述するシリコン酸化膜20a1ナイトライド膜20
b、ナイトライド酸化物膜20C及び上記のナイトライ
ド膜21b、ナイトライド酸化物膜21Gからなる五層
構造)を介してN+型ポリシリコン5がキャパシタ電極
として所定の深さまで充填され、また、N+型ソース領
域6が、トレンチ溝3の側壁の周りにそれぞれコンタク
ト部10を通して拡散形成されている。他の構成は、第
12図の従来例と同様である。
なお、絶縁膜20の膜厚tは200Å以上としてよく、
300〜1000人が好適であり、絶縁膜21に対して
1.3以上:1、更には(2〜6.7)  : 1の膜
厚比とするのがよい。また、絶縁膜20の深さ方向の長
さlは0.5μm以上がよく、1〜3μmが更によく、
またキャパシタ絶縁膜全長の1/14以上がよく、1/
7〜1/3が更によい。
上述のように、本実施例の溝型トランジスタ・セルによ
ると、キャパシタ絶縁膜のうちソース61域6の下方の
所定領域の絶縁膜20を厚めに(例えば1000人に)
長さ0.5μm以上(例えば1.7μm程度)に設けて
いるので、この部分でのポリシリコン層5による電界が
緩和される。この結果、N1型ソース領域6付近の絶縁
膜20に接するP型又はP+型領域では第2図中に曲線
Aで示すように、第13図のaに比べ空乏層が比較的拡
がり難くて薄くなり、チャネルが形成されにくくなると
考えられる。即ちP型不純物濃度が例えばIQIB(個
/c、fl)付近の領域では、シリコン基板1の電界の
強さがI M V / am以下と低(なり、その上、
第3図に示すように、バンドの曲がりがシリコン基板1
のバンドギャップを越えるほど大きくないため、ツェナ
ー効果によるトンネル電流を防止できる上に、上記の如
くにチャネルも形成され難いことから、キャパシタのリ
ーク電流を十分に阻止することができると考えられる。
従って、メモリのデータ保持時間を長くすることができ
る。なお、第3図において、他の領域では第14図の従
来例と同様の理由により、トンネル電流は生成されない
また、上記のキャパシタにおいては、膜厚の大きい絶縁
膜20はキャパシタの絶縁膜の一部にのみ設け、他は薄
い絶縁膜21としているので、キャパシタの容量は十分
に保持できる。そして、しかも、この絶縁膜21は後述
の三層構造としているので、誘電率の高い材質(例えば
ナイトライド)を用いることができ、キャパシタの容量
を稼ぐのに非常に有利となる。
また、本実施例の溝型トランジスタ・セルは、縦型に深
いトレンチ溝3を用いて構成されているので、キャパシ
タの容量を稼ぐことができ、さらに高集積化にも適した
ものとなる。
第4図及び第5図は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。
本例は、上述の例と異なり、P型不純物濃度が10” 
(個/、ff1)付近では厚い絶縁膜を設けず、それよ
り低不純物濃度の領域に絶縁膜20を設けている。例え
ばこの絶縁膜の基板深さ方向の長さを上記した0、5μ
m以上(この値よりも少ないと、いわゆるパンチスルー
効果が起き易(なると考えられる。)例えば1.2μm
程度とする場合の例である。
この場合、第4図及び第5図(図中のP型不純物濃度が
10” (個/cJ1)付近のエネルギーバンド図にお
いて、上の図は非平衡状態を示し、下の図は平衡状態を
示す。)に示すように、P型不純物濃度が10” (個
/d)付近で、まず半導体層(シリコン基板1)が非平
衡状態では、シリコン基板1の電界の強さが例えば1 
 (M V / cm )程度と高(なり、しかもバン
ドの曲がりがシリコン基板1のバンドギャップを越える
ほど大きいため、トンネリングにより電子12゛ (即
ち、上述のトンネル電流12)が発生し易い。そして、
平衡状態では、第5図に示すように、トンネリングによ
り発生した電子12′は絶縁膜21の表面に流れ込んで
反転層13を形成するが、局部的に厚い絶縁膜20が基
板1中に生成するポテンシャル障壁(図示しない)によ
って、N 型ソース領域6方向ヘトリフトすることがで
きないと考えられる。この結果、キャパシタのリーク電
流が生じないことになる。
なお、その他の領域については、上述の第1の実施例と
同様の理由により、トンネル電流12は生成されないの
で、キャパシタのリーク電流は生じない。
次に、第1図〜第3図又は第4図〜第5図の例による溝
型トランジスタ・セルの製造方法を第6図について説明
する。
まず、第6A図のように、P+型シリコン基板1上のP
型エピタキシャルN2表面の所定領域をマスク(例えば
フォトレジスト)61で覆ってから、公知のイオン注入
法によりN型不純物(例えばAs)のイオン60を打ち
込み、P型エピタキシャル層2内にN+型拡散領域9(
後にドレイン領域9となる。)を形成する。
次いで、P型エピタキシャル層2及びP 型シリコン基
板1内に公知のドライエツチング技術でトレンチ溝3を
選択的に形成し、しかる後に、第6B図のように熱酸化
法によって溝3を含む全面にシリコン酸化膜14を成長
させる。このとき、同時にドレイン領域9がそれぞれ形
成される。
次いで、溝3を含む全面にポリシリコンをCVD(Ch
emical Vapor  Deposition)
で堆積させてから、ドライエツチングでそのポリシリコ
ンをエツチング(エッチバック)し、第3C図のように
溝3の底部にのみN+型ポリシリコン15を残す。
次いで、第6D図のように、溝3を含む全面にナイトラ
イド膜20bを公知のCV D (ChemicalV
apor  Deposition)で堆積させる。
次いで、第6E図のように、異方性エツチングによりナ
イトライド膜20bをエツチングする。
次いで、第6F図のように、溝3の底部のポリシリコン
層15をエツチング除去し、さらにこの底部の5iOz
膜14の一部を第6G図のようにエツチングする。なお
、この例とは異なり、P型エピタキシャル層2を形成す
ることなく最初にP型シリコン基板を用い、これに対し
第6A図〜第6G図と同様の工程を施してもよい。この
場合、第6G図において一点鎖線で示すように、シリコ
ンナイトライド膜20b(第6G図参照)をマスクとじ
て、溝3の底部に気相または固相よりP型不純物(例え
ばボロン)を拡散してpt型型数散層80形成してもよ
い。この拡散J180はP+型シリコン基板1に相当す
るものである。
次いで、まず第6H図のように、溝3を含む全面に熱酸
化法によりSiO□を成長させるが、このとき溝3の底
部にはシリコン酸化膜(SiO□膜)21aが形成され
、溝3の上部では、ナイトライド膜20bの表面にナイ
トライド酸化物膜20cが形成される。そして、さらに
溝3を含む全面にCVDによりナイトライド膜21bを
堆積させてから、熱酸化法によりナイトライド酸化物膜
21cを形成する。即ち、第6H図の部分拡大図に示す
ように、溝3の底部には、シリコン酸化膜21a、ナイ
トライド膜21b及びナイトライド酸化物膜21Cから
なる三層構造の例えば厚さ150人程変色薄い絶縁膜2
1が形成され、この溝の上部には、シリコン酸化膜14
、ナイトライド膜20b、ナイトライド酸化物膜20C
、ナイトライド膜21b及びナイトライド酸化物膜21
Cからなる五層構造の例えば厚さ1000人程度定厚い
絶縁膜20が形成される。
次いで、溝3を含む全面にCVDでドープド(N型不純
物、例えばAsを高濃度に含む)ポリシリコンを堆積さ
せてから、エッチバックして、第6I図のように所定の
深さまでポリシリコン層5を残す。
次いで、第65図のように、Sing膜14の溝3を含
む表面の絶縁膜21及びナイトライド膜20bを所定の
深さ(即ち、ポリシリコン層5の位置)まで順次エツチ
ングして5in2膜14を残す。
次いで、第6に図のよ・うに、熱酸化法により選択的に
ポリシリコン層5上にSiO□膜16全16させ、更に
第6L図のように、このSin、膜16をマスクとして
絶縁膜20及び溝3を含む表面のSiO□膜14全14
チングして、所定の深さまで絶縁膜20.14を残す。
次いで、溝3を含む全面にドープド(N型不純物、例え
ばAsを高濃度に含む)ポリシリコンをCVDで堆積さ
せてからエッチバンクして、第6M図のように所定深さ
(即ち、ポリシリコンN5の位置)までポリシリコン層
6を残す。
次いで、第6N図のように、熱酸化法により溝3を含む
全面にSiO□膜17を成長させる。このとき、同時に
自己拡散によりN+型ポリシリコンロ中の不純物が拡散
して、P型エピタキシャル層2内にN+型ソース領域6
が形成される。
次いで、第60図のように、310 z膜17をエツチ
ング除去してから、第6P図のように、上述した三層構
造(即ち、図中の部分拡大図に示すように、順次シリコ
ン酸化膜22a、ナイトライド膜22b及びナイトライ
ド酸化物膜22Cを形成する。)のゲート酸化膜22を
形成する。この後は、溝3を含む全面にノンドープのポ
リシリコンをCVDで堆積させてから、所定のエツチン
グを行うことにより、第1図に示すような溝型トランジ
スタ・セルが完成する。
以上に説明した製造方法から明らかなように、本例によ
る溝型トランジスタ・セルは、厚い絶縁膜20を形成す
るために、既存の方法を変更することな〈実施できるの
で、目的とするデバイスを容易に製作できる。また、溝
3の底部の絶縁膜21及びゲート酸化膜22は、上述の
ような三層構造からなっているので誘電率を高くできる
。即ち、キャパシタの容量を稼ぐのに有利となり、また
、誘電率が高い材質を用いているため、耐圧性がよく、
しかも藩いゲート酸化膜22を形成できる。
次に、本例による溝型トランジスタ・セルの他の製造方
法を第7図について説明する。
まず、上述の第6A図と同様にしてNt型拡散領域(ド
レイン領域)、9を形成してから、P型エピタキシャル
層2の表面を熱酸化してSiO□層18全18し、CV
Dでナイトライドを堆積させてナイトライド層19を形
成する。そして、第7A図のように、P型エピタキシャ
ル層2及びP+型シリコン基板1内に公知のドライエツ
チング技術で′a3を選択的に形成する。
次いで、第7B図のように、熱酸化法により溝3内に選
択的にSiO□膜24aを形成してから、第7C図のよ
うに、m3を含む全面に薄いナイトライド膜24bをC
VDで堆積させる。
次いで、溝3を含む全面にポリシリコンをCVDで堆積
させてから、ドライエツチングでこのポリシリコンをエ
ツチング(エッチバック)して、第7D図のように溝3
の底部にのみポリシリコン層25を残す。
次いで、第7E図のように、ポリシリコン層25より上
部のナイトライド膜24aをエツチング除去する。そし
て、第7F図のように、ポリシリコン層25をエツチン
グして取り除く。
次いで、第7G図のように、熱酸化法により例えば厚さ
1000人程度定厚較的厚い5i02膜24d(上述の
絶縁膜20に対応)を選択的に形成する。
このとき同時に溝3の底部では、図中の部分拡大図に示
すように、ナイトライド膜24b上に薄いSin□膜2
4Cが形成され、S i Oz膜24a、ナイトライド
膜24b及びSiO□膜24Cの三層構造からなる絶縁
膜24(上述の絶縁膜21に対応)が形成される。なお
、溝3の上部での酸化は、下部のナイトライド膜24b
がマスクとなって選択的に行われる。
次いで、溝3を含む全面にポリシリコンをCVDで堆積
させてからエッチバックして、第7H図のようにポリシ
リコン層5を残す。
次いで、第7I図のように、S i Oz膜24dをポ
リシリコンN5よりも下方までエツチングしてから、溝
3を含む全面にポリシリコンをCVDで堆積させて、第
7J図のようにエッチパックによりN+型ポリシリコン
層6を形成する。
次いで、第7に図のように、ナイトライド層19及びS
iO□膜18全18チング除去してから、第7L図のよ
うに、熱酸化法により溝3を含む全面にSi0g膜を成
長させて、ゲート酸化膜26 (上述の22に対応)を
形成する。このとき、同時に自己拡散によりN+梨型ポ
リシリコン中不純物が拡散して、P型エピタキシャル層
2内にN″?型ソース領域6がそれぞれ形成される。こ
の後は、溝3を含む全面にポリシリコンをCVDで堆積
させてから、所定のエツチングを行うことにより、第1
図と同様の溝型トランジスタ・セルが完成する。
但し、第7図のような製造方法により形成されたデバイ
スでは、第6図で形成されたデバイスと異なっている点
がある。即ち、上述したように、溝3底部の薄い絶縁膜
24は、Sin、膜24a、ナイトライド膜24b及び
SiO□膜24Cの三層構造からなっているが、溝3上
部の厚い絶縁膜24d及びゲート酸化膜26はそれぞれ
SiO□からなっている。また、第7図に説明した製造
方法によれば、第6図で示したと同様の利点を存する(
即ち、溝3底部の絶縁膜24に誘電率の高い材質を用い
ることができるので、キャパシタの容量を稼ぐことがで
きる。)と共に、既存の熱酸化法により容易に厚い絶縁
膜24dを形成できるので、目的とするデバイスの製作
が一層容易となる。
第8図及び第9図は、本発明の他の実施例を示膚 し、第8図は第1の実施例と同様の薄型トランジスタ・
セル、第9図はその周辺回路として用いられているCM
O3回路を示す。
この例では第8図に示すよ・うに、P+型シリコン基板
1上にP型エピタキシャル層2を形成し、この後にイオ
ン注入法により酸素を所定の深さに注入してから、熱処
理を行って厚めのSiO□層3oをキャパシタの絶縁膜
21に連ねて横方向に長く形成している。このSiO□
層30層中0コン基板1とエピタキシャル層2との間を
分離し、縦方向のアイソレーションを行うものであり、
いわゆるS OI  (S 1licon  on  
I n5ulator)構造となっている。さらに、基
板1には深いトレンチ溝3を形成し、第1図で述べたと
同様の構成の溝型トランジスタ・セルが形成されている
。また、周辺回路には、第9図のようにP1型シリコン
基板1上に第8図と同様の方法で、厚めのSin。
N30を共通に設け、N型ウェル領域31、P型ウェル
領域32を形成し、N型ウェル領域31には、P′+型
拡散領域37.38をソース又はドレイン領域とするP
チャネルMO3)ランジスタが設けられている。これと
CMOSを構成するNチャネルMO3)ランジスタはP
型ウェル領域32に設けられており、39.40はN中
型ソース又はドレイン領域である。なお、33ばフィー
ルド酸化膜、34はゲート酸化膜、41は5in2膜、
42.44はソース電極、43.45はドレイン電極、
35.36はゲート電極である。
第8図のような構造によると、厚めの5in2N30が
P型エピタキシャル層2とP+型シリコン基板1との間
を分離して、横方向に設けられているので、この部分で
上述したソース領域6からのキャリア(ドリフト電流)
がストップされ、上述と同様にリーク電流の防止効果が
より向上する。
さらに、SiO□層30層中0パシタの絶縁膜21に接
して所定領域に局部的に設けられているので、キャパシ
タの容量を一層大きくすることができる。
また、第5図のように、S 10 z N30は第8図
の溝型トランジスタ・セルと共通に周辺回路にも設けら
れているので、周辺回路のCMOSデバイスに特有のラ
ンチアップという不安定動作を防ぐことができる。即ち
、近接する素子間(図示の例ではPチャネル及びNチャ
ネルMO3I−ランジスタ)に生じる寄生サイリスク(
PNPN又はNPNP構造)を流れる電流を5iOz層
30によって効果的に阻止できる。なお、表面からのイ
オン注入によりSiO2層3oを形成しているので、そ
の形成が容易である。
第10図及び第11図は、本発明の更に他の実施例を示
し、横型のMO3I−ランジスタに適用した例を示す。
この例では第10図に示すように、P+型シリコン基板
1上にP型エピタキシャル層2を形成し、基板1には深
いトレンチ溝3を設け、第1図で述べたと同様にして、
薄い5iOz膜21及び厚めの絶縁膜20を介してN1
型ポリシリンコン5を充填してM OSキャパシタを構
成している。また、エピタキシャル層2にはN+型拡散
領域51をソース領域とし、同じく拡散領域52をドレ
イン領域とする横型のMOSトランジスタを構成してい
る。なお、50はドレイン領域、53はゲート酸化膜、
56はSiO,層、57.59ばドレイン電極、55は
ゲート電極である。また、ソース領域51の電極は他の
領域で取り出している。
第10図のデバイスでは、キャパシタに厚い絶縁膜20
を設けているので、第1図に示した第1の実施例のデバ
イスと同様の効果をもっている。
これに加えて、第11図に示すように、ゲート酸化膜5
3の形成と同時に、自己拡散によりN 型ソース領域5
1を形成できるので、本例のようなデバイスを容易に実
施できる。
以上に述べた実施例は、本発明の技術的思想に基づいて
更に変形可能である。
例えば、第1図の厚い絶縁膜20は、この実施例のよう
に同図に破線20′で示すようにソース領域6から隔て
て形成してもよいし、第8図の絶縁層30は全体に設け
ないで、同図に破線30aで示すように部分的に形成し
てもよい。そして、上述の厚い絶縁膜20等の材質、厚
さ及びその形状は適宜であってよいし、この絶縁膜20
等に代えて他の電界緩和手段を採用することもできる。
また、図示はしていないが、第10図の例において、P
″″型の横型MOSトランジスタを考える。
即ち、第10図に一点鎖線のようにP型エピタキシャル
層2内にN型ウェル70を形成し、このN型ウェル内に
設けるソース領域51及びドレイン領域52、更にはポ
リシリコン層5をP+型の導電型にする。この場合にも
溝3の上部に厚い絶縁膜2oを設けているので、溝3の
外側(ソース領域と、P型エピタキシャル層又はP+型
シリコン基板との間のN型ウェル)で縦方向のP型チャ
ネルの形成を防止できる。この結果、トランスファゲー
トからのキャリアの漏れを阻止できる。
また、上述のトレンチ溝の形成方法も種々のドライエツ
チング法等が採用でき、ソース領域6の形成方法も上述
の熱酸化による自己拡散ではなく、ECR(Elect
ron Cyclotron Re5onance)プ
ラズマCVD法を採用することにより、薄(て、しかも
、不純物濃度の高い拡散領域(ソース領域)6が形成で
きる。
なお、上述のゲート電極もポリシリコンでなく、例えば
チタン、タングステン、タンタル等の高融点金属や金属
とSiの化合物であるシリサイドを用いてもよいし、上
述の各半導体領域の導電型を逆にしてよく、各領域等の
形状、配置等も変更できることは勿論である。
へ9発明の作用効果 本発明は上述のように、キャパシタの絶縁層に接する半
導体層の電界を緩和させるための電界緩和手段が上記キ
ャパシタの領域において上記半導体層の内部に埋設して
設けられているので、所定領域の電界が緩和され、キャ
パシタの漏れ電流を少なくできる。また、半導体層分離
手段が上記キャパシタの領域に設けられているので、キ
ャリアの流れを阻止でき、キャパシタの漏れ電流を容易
に少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の実施例を示すものであって
、 第1図は第1の実施例による溝型トランジスタ・セルの
断面図、 第2図は第1図の一部分の拡大図、 第3図は第2図の半導体層と絶縁層の接する部分のエネ
ルギーバンド図、 第4図は他の実施例による第2図と同様の拡大図、 第5図は第4図の半導体層と絶縁層の接する部分のエネ
ルギーバンド図、 第6A図、第6B図、第6C図、第6D図、第6E図、
第6F図、第6G図、第6H図、第6■図、第6J図、
第6に図、第6L図、第6M図、第6N図、第60図、
第6P図は第1図のトランジスタ・セルの製造方法を主
要段階について順次示す各断面図、 第7A図、第7B図、第7C図、第7D図、第7E図、
第7F図、第7G図、第7H図、第71図、第7J図、
第7に図、第7L図は第1図のトランジスタ・セルの他
の製造方法を主要段階について順次示す各断面図、 第8図は他の実施例によるデバイスの断面図、第9図は
第8図の周辺回路に用いられているCMO3の断面図、 第10図は更に他の実施例によるデバイスの断面図、 第11図は第10図に示すデバイスの製造プロセスの一
主要段階を示す断面図 である。 第12図〜第14図は従来例を示すものであって、 第12図は従来の溝型トランジスタ・セルの断面図、 第13図は第12図の一部分の拡大図、第14図は第1
3図の半導体層と絶縁層の接する部分のエネルギーバン
ド図 である。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・シリコン基板 2・・・・エピタキシャル層 3・・・・トレンチ溝 4.21.24 ・・・・薄い絶縁層 5・ ・・ ・ポリシリコン層 6・・・・N+型拡散領域(ソース領域)9・・・・N
“型拡散領域(ドレイン領域)20.24d、30 ・・・・厚い絶縁層 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体層に設けられた溝を用いてキャパシタが構成
    され、このキャパシタの絶縁層に接する前記半導体層の
    電界を緩和させるための電界緩和手段が前記キャパシタ
    の領域において前記半導体層の内部に埋設して設けられ
    ている半導体装置。 2、半導体層に設けられた溝を用いてキャパシタが構成
    され、このキャパシタの絶縁層に接する前記半導体層を
    上下に実質的に分離するための分離手段が前記キャパシ
    タの領域に設けられている半導体装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6534814B2 (en) 1993-09-16 2003-03-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing a semiconductor memory device having a trench capacitor with sufficient capacitance and small junction leak current

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