JP3466246B2 - 遊技機用映像表示装置 - Google Patents

遊技機用映像表示装置

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JP3466246B2
JP3466246B2 JP30930293A JP30930293A JP3466246B2 JP 3466246 B2 JP3466246 B2 JP 3466246B2 JP 30930293 A JP30930293 A JP 30930293A JP 30930293 A JP30930293 A JP 30930293A JP 3466246 B2 JP3466246 B2 JP 3466246B2
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吉平 新山
広司 伊東
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機において、映像
を表示するための遊技機用映像表示装置に係わり、特
に、三次元コンピュータグラフィックスを効果的に表示
する遊技機用映像表示装置に関する。
【0002】〔発明の背景〕 近年、遊技機、例えば、パチンコ遊技機等においては、
遊技領域の略中央に配置される特別図柄表示装置での可
変表示ゲームにより遊技の興趣が高められている。この
可変表示ゲームは、特別図柄表示装置中に表示される図
柄が、予め定められた組み合わせとなった場合を大当た
りとし、連続役物を作動させることにより変動入賞装置
を開状態とし、入賞を容易にするものである。このよう
な可変表示ゲームにおいては、大当たりの決定や、停止
時の図柄(以下、停止図柄という)の決定等に確率的要
素が盛り込まれており、偶然性を伴うことで遊技に対す
る興趣が盛り上げられている。このため、大当たりの決
定や、停止図柄の決定等には、一様性及び不規則性を伴
う乱数を用いている。
【0003】また、上記特別図柄表示用の表示装置とし
ては、例えば、セグメント型の液晶ディスプレイや、発
光ダイオード等を用いて大きなドットもしくは特定の形
状による粗い解像度で、数字や文字や簡単な図形を表示
するタイプのものと、比較的高解像度のマトリックス型
の液晶ディスプレイを用いたものとがある。そして、上
記マトリックス型の液晶ディスプレイを用いたものに対
しては、ビデオゲーム機と同様にコンピュータグラフィ
ックスなどによる画像データが表示可能である。
【0004】ところで、上記可変表示ゲームを用いたパ
チンコ遊技機は、多種のものが製作されているが、上記
可変表示ゲームは、基本的に、外れと大当たりが確率的
に決定される単純なものである。従って、可変表示ゲー
ム自体は、どのパチンコ遊技機でも大差のないものとな
るので、上記特別図柄表示装置に表示される映像が、可
変表示ゲームを用いたパチンコ遊技機を差別化する大き
な要因となる。
【0005】従って、上記可変表示ゲームを用いたパチ
ンコ遊技機においては、上記特別図柄表示装置として、
高度な画像表示を行なうことができるマトリックス型の
液晶ディスプレイが注目され、表示画像によるパチンコ
遊技機の差別化が図られ、様々な画像表示が試みられて
いる。
【0006】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機には、上記可変表
示ゲーム、電動役物の動作、各種ランプ、遊技球の排出
などを遊技球の入賞に伴って管理する役物回路(遊技機
制御装置)が設けられるとともに、例えば、液晶ディス
プレイと該液晶ディスプレイに映像信号を出力する映像
信号出力部とからなる特別図柄表示装置が設けられてい
た。
【0007】上記液晶ディスプレイ(以下LCDと略
す)を有する特別図柄表示装置は、基本的には、例え
ば、図9のブロック図に示されるように、映像信号出力
部1と駆動回路(図示略)を含むLCD2とからなる。
そして、上記映像信号出力部1は、上記役物回路3から
上記LCD2上に表示される可変表示ゲームを制御する
ために出力される表示データ信号を入力するためのイン
ターフェース4と、LCD2に出力する画像を管理する
ためのCPU(central processing unit )5と、この
CPU5のプログラム等を格納したROM(read-only
memory)6と、上記CPU5の演算処理に用いられるR
AM(random access memory)7と、多数の表示用の画
像データを記憶した画像用ROM8と、上記CPU5か
らの命令に基づいて画像用ROM8から特定の画像デー
タを読み出すとともに、これをLCD2の走査に対応し
た映像信号に変換して出力するとともに、この映像信号
出力部1に接続されたLCD2に対応した同期信号(垂
直同期信号及び水平同期信号)を出力するビデオディス
プレイコントローラ(以下VDCと略す、なお、VDC
は、ビデオディスプレイプロセッサー「VDP」やCR
Tコントローラ「CRTC」等とも呼ばれる)9とを基
本構成とするものである。
【0008】そして、パチンコ遊技機においては、画像
データを静止画として表示するとともに、画像データの
スクロール、移動、切り換え等によりアニメーションと
しても画像データを表示することができるようになって
いた。また、パチンコ遊技機においては、画像の表示と
ともに音楽等の効果音を発生するようになっており、上
記映像表示装置とともに、サウンドジェネレイタ(図示
略)が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記液晶デ
ィスプレイを有する特別図柄表示装置においては、可変
表示ゲーム用の映像表示として、パチンコ遊技機の差別
化を図るために、遊技者の興味を引くもの、例えば、多
数の色を用いるとともに、多数の画像データからなり、
見た目にきれいな表示のものが求められているが、他の
機種に比較して、特に遊技者の注目を集める表示を行な
うことが困難であった。
【0010】また、パチンコ遊技機を設けたホール(遊
技店)においては、パチンコ遊技機が一人で行なうもの
なので、採算を考慮した場合に多数の遊技機を設置する
必要があるとともに、遊技機全般に渡って新機種に人気
が集中する傾向があり、比較的頻繁に新機種を導入し
て、新機種と旧機種とを入れ替える必要があることか
ら、パチンコ遊技機の一台当りのコストを低減すること
が要求されていた。
【0011】それに対して、上記LCDを用いたパチン
コ遊技機においては、上記LCDがパチンコ遊技機の部
品として比較的高価であるとともに、上述のように色数
が多く多数の画像データからなるような高度な画像表示
が要求されることから高価な高機能の映像信号出力部が
要求され、コストダウンが難しいとうい問題点があっ
た。そして、他の機種と差別化を図るような極めて高度
な画像表示を行なおうとした場合には、さらに、パチン
コ遊技機一台当りのコストを押し上げることになり、ホ
ールへの導入が困難なものとなってしまうという問題点
があった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、特別図柄表示装置に遊技者の注目を集める映像
を表示することができるとともに、注目を集めるような
映像を低コストに提供することができる遊技機用映像表
示装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
遊技機用映像表示装置は、遊技機に配置されるディスプ
レイと、上記遊技機に設けられると共に、上記遊技機を
制御する遊技機制御装置からの信号により上記ディスプ
レイに映像信号を出力する映像信号出力部と、複数の上
記遊技機にそれぞれ設けられた上記映像信号出力部にネ
ットワークを介して接続され、遊技機外に配置された一
つの外部画像データ出力部と、を備えた遊技機用映像表
示装置であって、上記映像信号出力部は、上記ディスプ
レイに表示すべき複数の画像データを格納した記憶手段
と、上記ディスプレイに表示すべき画像データの特定、
移動、切り換え等を指示する表示指示信号を出力する中
央演算処理手段と、上記中央演算処理手段からの表示指
示信号に基づいて記憶手段から画像データを読み出し、
該画像データを上記ディスプレイ用の映像信号に変換し
て出力するディスプレイ制御手段とを具備してなり、
記記憶手段は、画像データを記憶した画像記憶部と、三
次元空間における形状データを記憶した形状記憶部と、
上記中央演算処理手段から出力される三次元コンピュー
タグラフィックスの画像データを記憶する三次元画像記
憶部とを備え、上記中央演算処理手段は、任意の変数に
基づいて上記形状記憶部に記憶された形状データの変換
を行なう形状変換手段と、該形状変換手段に変換された
形状データを透視変換する透視変換手段と、透視変換さ
れ平面図上に投影された形状データを用いて三次元コン
ピュータグラフィックスの画像データを作成し、上記三
次元画像記憶部に格納する画像生成手段とを備え、上記
ディスプレイ制御手段が、上記中央演算処理手段の表示
指示信号により上記記憶手段の画像記憶部及び三次元画
像記憶部に格納された画像データを読み出 して上記ディ
スプレイに映像信号として出力するように構成し、上記
記憶手段の形状記憶部と、上記中央演算処理手段の形状
変換手段、透視変換手段及び画像生成手段とが、上記外
部画像データ出力部に配置され、上記外部画像データ出
力部から各遊技機の上記映像信号出力部に上記画像生成
手段により作成された三次元コンピュータグラフィック
スの画像データを出力し、該画像データが上記ディスプ
レイ制御手段を介して上記ディスプレイに表示されるよ
うにしたことを特徴とする
【0014】また、本発明の請求項2記載の遊技機用映
像表示装置は、請求項1に記載の遊技機用映像表示装置
において、上記記憶手段に記憶される二次元の画像デー
タと三次元コンピュータグラフィックスの画像データ
は、同一の被写体を描いたものであることを特徴とす
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、ディスプレ
イ制御手段が、中央演算処理手段の表示指示信号により
記憶手段の画像記憶部及び三次元画像記憶部に格納され
た画像データを読み出してディスプレイに映像信号とし
て出力し、外部画像データ出力部から各遊技機の映像信
号出力部に画像生成手段により作成された三次元コンピ
ュータグラフィックスの画像データを出力し、該画像デ
ータが上記ディスプレイ制御手段を介してディスプレイ
に表示される
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】発明の請求項記載の構成によれば、同
一の被写体に対して二次元の平面的な画像データと、三
次元のリアリティを有する三次元コンピュータグラフィ
ックスの画像データとを切り換えて表示することができ
るので、ディスプレイにおいて、二次元の画像データを
同一の被写体に対する三次元コンピュータグラフィック
スの画像データに切り換えて表示した際に、ディスプレ
イから上記被写体が浮き出したような効果を得ることが
できる。
【0026】
【0027】
【実施例】図1の遊技機用映像表示装置を示すブロック
図に沿って説明すると、遊技機用映像表示装置10は、
遊技機11に配置されるディスプレイ12と、上記遊技
機11を制御する遊技機制御装置13からの信号により
上記ディスプレイ12に映像信号を出力する映像信号出
力部14とを備えたものであり、上記映像信号出力部1
4は、上記ディスプレイ12に表示すべき画像データの
特定、移動、切り換え等を指示する表示指示信号を出力
する中央演算処理手段15と、上記ディスプレイ12に
表示すべき複数の画像データを格納した記憶手段16
と、上記中央演算処理手段15からの表示指示信号に基
づいて記憶手段16から画像データを読み出し、該画像
データを上記ディスプレイ12用の映像信号に変換して
出力するディスプレイ制御手段17とを具備してなり、
上記記憶手段16には、二次元の画像データと、三次元
コンピュータグラフィックスの画像データとが記憶さ
れ、上記ディスプレイ12に二次元画像と三次元コンピ
ュータグラフィックスとが表示される。そして、記憶手
段16に通常の平面的な二次元の画像データと、3DC
Gによる現実感のある画像データとが記憶されており、
これらを切り換えて表示したり、二次元の画像データ上
に三次元の画像データを重ねて表示することなどが可能
となり、例えば、パチンコ遊技機の特別図柄表示装置
(遊技機用映像表示装置)10に遊技者の注目を集める
変化を持たせた画像を表示することが可能になる。ま
た、記憶手段16が、画像データを記憶した画像記憶部
16aと、三次元空間における形状データを記憶した形
状記憶部16bと、上記中央演算処理手段15から出力
される三次元コンピュータグラフィックス(以下3DC
Gと略す場合がある)の画像データを記憶する三次元画
像記憶部16cとを備え、上記中央演算処理手段15
は、任意の変数に基づいて上記形状記憶部16bに記憶
された形状データの変換を行なう形状変換手段15a
と、該形状変換手段15aに変換された形状データを透
視変換する透視変換手段15bと、透視変換され平面図
上に投影された形状データを用いて三次元コンピュータ
グラフィックスの画像データを作成し、上記三次元画像
記憶部16cに格納する画像生成手段15cとを備え
上記ディスプレイ制御手段17が、上記中央演算処理手
段15の表示指示信号により上記記憶手段16の画像記
憶部16a及び三次元画像記憶部16cに格納された画
像データを読み出して上記ディスプレイ12に映像信号
として出力する。そして、記憶手段16の形状記憶部1
6bに、形状データが記憶され、該形状データが中央演
算処理手段15の形状変換手段15aにより変換され、
変換された形状データが透視変換手段15bにより平面
上に投影され、画像生成手段15cにより平面上に投影
された形状データが3DCGとされる。すなわち、予め
形状記憶部16に記憶された形状データが、任意の変数
により例えば、回転、拡大、縮小、その他の変換が施さ
れる。そして、変換された形状データが、透視変換によ
り、平面上に配置された後に、例えば、隠線もしくは隠
面の処理を施されるとともにレンダリングの処理を施さ
れ、3DCGの画像データとされる。従って、上記任意
の変数により、決定された形状の画像データが作成され
ることになり、上記変数を変化させることにより、多様
な形状の画像データが作成されることになる。そして、
予め記憶された画像データをディスプレイ12に出力す
る場合と異なり、例えば、毎回変わった画像データを表
示することが可能となり、例えばパチンコ遊技機の特別
図柄表示装置10に、遊技者の予測しない3DCGの画
像データを表示して遊技者の注目を集めることができ
る。また、遊技機用映像表示装置10は、複数の上記遊
技機11に接続された外部画像データ出力部18を有
し、上記記憶手段16の少なくとも一部が上記外部画像
データ出力部18に配置され、外部画像データ出力部1
8から各遊技機11の映像信号出力部14に画像データ
が出力され、該画像データがディスプレイ制御手段17
を介してディスプレイ12に表示される。そのため、複
数の遊技機に接続された外部画像データ出力部18上に
記憶手段16の少なくとも一部が配置されているので、
ディスプレイ12に表示する画像データの全てを遊技機
11の記憶手段16に記憶しておく必要がなく、外部画
像データ出力部18に配置された記憶手段16に記憶し
ておき、外部画像データ出力部18から各遊技機11の
映像信号出力部14に画像データを送信して各遊技 機1
1のディスプレイ12に表示することができるので、例
えば、大容量の画像データを記憶させるようにしても、
遊技機11単体のコストを増加させることがない。従っ
て、通常の二次元の画像データと、3DCGの画像デー
タとのように、多くの画像データを記憶させることも容
易にできる。また、3DCGの画像データを有効に表示
しようとした場合には、視点や光源の位置を変えたり、
回転や縮小拡大を行なった画像データを切り換えて表示
することにより、アニメーションとして表示することが
好ましく、このような表示を行なった場合に、さらに、
多くの画像データを必要とすることになるが、上記外部
画像データ出力部18を設けることによって容易に対応
することができる。また、複数の遊技機11に接続され
た外部画像データ出力部18の記憶手段16に記憶され
た画像データを変更することにより、複数の遊技機11
の各ディスプレイ12に表示される画像データを容易に
変更することができる。また、遊技機用映像表示装置1
0は、複数の上記遊技機に接続された外部画像データ出
力部18を有し、上記記憶手段16の少なくとも形状記
憶部16bと、上記中央演算処理手段15の少なくとも
形状変換手段15a、上記透視変換手段15b及び画像
生成手段15cとが、上記外部画像データ出力部18に
配置され、外部画像データ出力部18から各遊技機11
の映像信号出力部14に画像生成手段15cにより作成
された画像データが出力され、該画像データがディスプ
レイ制御手段17を介してディスプレイ12に表示され
る。そのため、外部画像データ出力部18において、形
状変換手段15aによる形状データの変換、透視変換手
段15bによる透視変換、画像生成手段15cによる上
記透視変換された形状データの3DCG化が行なわれる
ことになる。すなわち、比較的高速な中央演算処理手段
15においても、長い処理時間を必要とする処理を、各
遊技機11で行なうのではなく、外部画像データ出力部
18側で行なうようにしているので、各遊技機11の中
央演算処理手段15に高速で高価なものを用いる必要が
なく、外部画像データ出力部18を高速処理可能なもの
とする。また、遊技機用映像表示装置10は、上記記憶
手段に記憶される二次元の画像 データと三次元コンピュ
ータグラフィックスの画像データは、同一の被写体を描
いたものである。こうしたことで、同一の被写体に対し
て二次元の平面的な画像データと、三次元のリアリティ
を有する画像データとを切り換えて表示することができ
るので、ディスプレイ12において、二次元の画像デー
タを同一の被写体に対する三次元の画像データに切り換
えて表示した際に、ディスプレイから上記被写体が浮き
出したような効果を得ることができる。以下、本発明の
好適な実施例を、図2ないし図8を参照して説明する。
なお、図2ないし図8において、図1と同一部分には同
一の符号を付す。この実施例は、本発明の遊技機用映像
表示装置10を、パチンコ遊技機(遊技機)11の特別
図柄表示装置(遊技機用映像表示装置)10に応用した
ものであり、図2は、上記特別図柄表示装置10を示す
ブロック図である。
【0028】図2に示すように、この実施例の特別図柄
表示装置10は、基本的に、パチンコ遊技機11に配置
されるLCD(ディスプレイ)12と、上記パチンコ遊
技機(遊技機)11を制御する役物回路(遊技機制御装
置)13からの信号により上記LCD12に映像信号を
出力する映像信号出力部14とを備えたものである。
【0029】そして、上記映像信号出力部14は、上記
LCD12に表示すべき画像データの特定、移動、切り
換え等を指示する表示指示信号を出力するCPU(中央
演算処理手段)15と、上記LCD12に表示すべき複
数の画像データを格納する記憶部(記憶手段)16と、
CPU15からの表示指示信号に基づいて記憶部16か
ら画像データを読み出し、該画像データを上記LCD1
2用の映像信号に変換して出力するVDC(ディスプレ
イ制御手段)17とを有するものである。
【0030】また、上記パチンコ遊技機11は、複数台
を一組として外部画像データ出力部18に接続されてお
り、外部画像データ出力部18から出力される画像デー
タをLCD12に表示できるようになっている。なお、
上記CPU15には、図示しない音声合成回路が接続さ
れ、LCD12への画像データの表示とともに、効果音
を生成するようになっている。
【0031】ここで、特別図柄表示装置10の詳細な説
明を行なう前に、この実施例におけるパチンコ遊技機1
1の一例を図3及び図4を参照して説明する。なお、本
発明は、遊技機用映像表示装置10についての発明であ
り、本発明が以下に説明するパチンコ遊技機11に限定
されるものではなく、本発明は、ディスプレイを有する
遊技機のほとんど全てに適用できるものである。
【0032】図3及び図4は、この実施例のパチンコ遊
技機11を示し、このパチンコ遊技機11は、外周部を
構成する後枠19(図4に図示)と、該後枠19に一対
のヒンジ20、20を介して回動可能に取り付けられる
前枠21と、図4に示すように、上記前枠21の裏面側
に取り付けられて、この前枠21の一部を構成するフレ
ーム22と、このフレーム22の内周部に着脱可能に取
り付けられた遊技盤23と、図3に示すように、上記前
枠21の前面側に配設され、上記遊技盤23との間に所
定の間隔を形成することにより、遊技空間を形成する透
明な前面板(例えばガラス板やアクリル板)24と、こ
の前面板24を上記前枠21に対して開閉可能に取り付
ける前面板収納枠25と、この前面板収納枠25の下方
において上記前枠21に回動可能に取り付けられた開閉
パネル26と、この開閉パネル26の前面に設けられた
遊技球供給皿27と、上記開閉パネル26の下方で、上
記前枠21に取り付けられた遊技球受け皿28と、さら
に、図4に示すように、上記フレーム22の裏面側に取
り付けられ、上記役物回路13及び映像信号出力部14
等を含み、パチンコ遊技機11の各種制御や遊技球の供
給や収集等の制御を行う種々の装置が組み込まれた裏機
構体29と、上記遊技球受け皿28の右側部の裏面側に
配設され、遊技球を発射する発射装置30と、図3に示
すように、遊技球受け皿28の右側部の表面に設けら
れ、上記発射装置30の作動量を調整する操作ダイヤル
31とによって概略構成されている。
【0033】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、上記遊技盤23には、その中央部に、特別図柄表示
装置10を構成するLCD12の表示面12aが配置さ
れている。なお、上記LCD12の表示面12aの周囲
には、表示部装飾部材32が設けられている。また、上
記表示部装飾部材32の両側方および下方には、上記特
別図柄表示装置10用の始動口33...が設けられてお
り、この始動口33...への遊技球の入賞によって、上
記特別図柄表示装置10における可変表示ゲームが開始
されるようになっている。
【0034】さらに、上記表示部装飾部材32の下方
で、かつ、上記始動口33の下方には、遊技者にとって
不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変
換可能な変動入賞装置34が設けられており、上記特別
図柄表示装置10における可変表示ゲームの結果が特定
表示態様になった際に、前述した第2状態に変換される
ようになっている。
【0035】一方、上記遊技盤23の前面には、上記表
示部装飾部材32、始動口33...、および、変動入賞
装置34等を取り囲むようにしてガイドレール35が取
り付けられており、このガイドレール35は、上記遊技
盤23の前面および前面板24とにより、略円形の遊技
領域Gを構成するようになっているとともに、上記発射
装置30によって打ち出される遊技球を、上記遊技領域
G内へ誘導するようになっている。
【0036】上記裏機構体25は、図4に示すように、
フレーム22の上部に配設されるとともに、遊技球が貯
留されるタンク36と、このタンク36の下方に配置さ
れるとともに、このタンク36から供給される遊技球を
整列させつつ後段の遊技球排出装置(図示略)へ誘導す
るシュート37と、このシュート37の下方に配設され
て、入賞球を、図示しない入賞球処理装置へ導く集合樋
38と、この集合樋38に開閉自在に設けられた裏蓋3
9と、上記特別図柄表示装置10のLCD12の裏面側
に配設された上記映像信号出力部14と、上記裏蓋39
の下方に取り付けられた上記役物回路13と、上記裏蓋
39の下方に取り付けられ、賞品球の払い出しや貸し出
しの制御を行う排出回路40と、上記役物回路13の下
方に設けられた上記発射装置30と、効果音を発生する
スピーカー41とによって構成されている。
【0037】次に、図2及び図5に示すブロック図を参
照して、役物回路13及び特別図柄表示装置10を説明
する。図5に示すように、上記役物回路13は、基本的
に、所定の設定確率に基づく乱数を生成する機能や、ホ
ールの管理装置に対して、例えば、始動口33への入賞
数、可変表示ゲームの開始数、可変表示ゲームにおける
大当たり、大当たり時のサイクルの継続回数、不正情報
(入賞による不正、コネクタの抜け、etc)等の各種
情報を出力する機能等を有するものである。
【0038】図5において、役物回路13は、CPU1
3a、分周回路13b、ROM13c、RAM13d
と、入出力制御部13eとから構成されている。上記C
PU13aは、他の各種回路を制御する役物回路13の
中枢をなす8ビットのマイクロプロセッサであり、リセ
ット割込処理により、ROM13c内に格納されたプロ
グラム処理手順に基づいて1シーケンス単位で各種プロ
グラム処理を実行するものである。
【0039】分周回路13bは、クロックオシレータか
ら出力されるクロックパルスを分周してリセット信号を
生成し、このリセット信号をCPU13aに供給するも
のである。ROM13cは、CPU13aによって利用
される各種制御プログラムやデータ等を格納する半導体
メモリであり、RAM13dは、CPU13aにおける
プログラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等
を格納したり、遊技に関連するデータを一時的に記憶
し、作業領域として利用される半導体メモリである。
【0040】そして、上記CPU13aにより、乱数の
発生、該乱数に基づく可変表示ゲームの大当たり、小当
りの判定等が行なわれるようになっている。また、上記
CPU13aと入出力制御部13eとは、バスBにより
接続されている。入出力制御部13eは、大当たりまた
は小当たりの判定を開始するための信号を生成するとと
もに、後述する大当たりまたは小当たり時において、変
動入賞装置34を開放駆動させるとともに特別図柄表示
装置10に大当たりもしくは小当りの図柄の表示をさせ
るものであり、入力装置13f、ローパスフィルタ13
g、バッファゲート13h、出力ポート13i、ドライ
バ13j、出力装置13kを備えている。
【0041】ここでいう入力装置13fは、始動口33
内の図示しない始動スイッチや排出回路40などであ
り、遊技球の入賞などに伴って信号を入出力制御部13
eに入力するものである。なお、始動スイッチは、始動
口33内に設けられ、遊技球の入賞を検出するスイッチ
である。ローパスフィルタ13gには、上記始動スイッ
チからの出力信号が入力されるとともに、遊技球の排出
を制御する上記排出回路40から出力される要求信号が
入力され、ローパスフィルタ13gは、これら各信号を
パルス波として整形してバッファゲート13hに出力す
るものである。
【0042】そして、バッファゲート13hは、ローパ
スフィルタ13gにより整形されたパルス波を増幅して
バスBに出力するのもである。出力ポート13iは、バ
スBを介して入力される各種信号をドライバ13jに出
力するものである。ドライバ13jは、出力ポート13
iから入力される各種信号に基づいて、例えば、上記出
力装置13kとしての普通電動役物である電動チューリ
ップや、変動入賞装置34を駆動するための駆動制御信
号を出力したり、また、例えば、上記出力装置13kと
してのホール側の管理装置等に出力する、始動口入賞信
号、図柄回動信号、大当たり信号、大当たりサイクル継
続信号や、上記出力装置13kとしての特別図柄表示装
置10の映像信号出力部14に出力するデータ信号、制
御コード信号、ストローブ信号、また、上記出力装置1
3kとしての排出回路40に出力する送信クロック信
号、賞球データ信号等のその他制御信号を出力するもの
である。
【0043】そして、上記特別図柄表示装置10は、図
2示すように、パチンコ遊技機11に設けられた映像信
号出力部14と、該映像信号出力部14にインターフェ
ース14dを介して接続された外部画像データ出力部1
8とから構成されるようになっている。なお、外部画像
データ出力部18は、ホールにおいて、複数のパチンコ
遊技機11...に接続されている。
【0044】上記映像信号出力部14は、上記役物回路
13からの表示データ信号を入力するためのインタフェ
ース14aと、上記表示データ信号に基づいて映像を制
御する上記CPU15と、上記CPU15によって利用
される各種制御プログラムや音声データ等のデータを格
納するROM14bと、上記CPU15におけるプログ
ラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等を格納
したり、画像表示及び音声発生に関連するデータを一時
的に記憶し、作業領域として利用されるRAM14c
と、LCD12に表示する画像データを記憶した記憶部
16と、上記CPU15からの信号に基づいて画像記憶
部16から画像データを読み出すとともにこれを映像信
号としてLCD12に出力し、かつ、LCD12への同
期信号を出力するVDC17と、上記インターフェース
14dとからなるものである。
【0045】上記VDC17は、上述のように画像デー
タを映像信号に変換して出力するとともに同期信号を出
力することで、ディスプレイに画像を表示させる周知の
集積回路であり、この実施例に用いられるVDC17
は、画像データ格納用のVRAM(図示略)を内蔵する
とともに、画面分割可能なスクロール画面及び複数のス
プライト画面を表示できるようになっている。上記画像
記憶部16は、画像データ格納用のRAM16dとEE
PROM(electrically erasable programmable ROM
)16eとからなるものであり、上記RAM16d及
びEEPROM16eは、図1に示す画像記憶部16a
及び三次元画像記憶部16cとなるものである。
【0046】そして、RAM16d及びEEPROM1
6eには、外部画像データ出力部18から入力される画
像データが書き込まれるようになっている。そして、R
AM16dには、後述するように外部画像データ出力部
18で生成された3DCGの画像データが主に随時書き
込まれるようになっている。また、EEPROM16e
は、特別図柄表示装置10に表示する通常の二次元の画
像データが書き込まれている。すなわち、従来の画像用
ROMと同様に、後述する図柄d...とその背景となる
画像データを記憶し、従来の特別図柄表示装置を有する
パチンコ遊技機と同様に図柄d...とその背景をLCD
12に表示するためのものである。
【0047】なお、EEPROM16eは、周知のよう
に電気的にデータを消去してデータの書き換えが可能で
あり、前の画像データを消去して新たな画像データに書
き換えることができるようになっている。そして、この
実施例においては、EEPROM16eの画像データの
消去及び外部画像データ出力部18側からの新たな画像
データの書き込みが行なえるようになっており、ホール
において新台の入れ替え作業を行なわずに、画像データ
だけを交換できるようになっている。
【0048】また、上記RAM16dには、外部画像デ
ータ出力部18側に予め記憶された画像データ及び外部
画像データ出力部18で後述するように作成された画像
データが書き込まれるようになっている。すなわち、上
記EEPROM16e及びRAM16dには、後述する
図柄(図6ないし図8に図示)d...、d'...や図柄
d...、d'...の背景の画像データが、VDC17のス
クロール機能やスプライト機能などを用いてLCD12
に表示可能に記憶されるようになっている。
【0049】上記外部画像データ出力部18は、少なく
とも高速な画像処理が可能な周知のワークステーション
18aと該ワークステーション18aに付随する補助記
憶装置18bからなるものである。そして、外部画像デ
ータ出力部18は、ホールに配置された複数台のパチン
コ遊技機11に接続されて、外部画像データ出力部18
と複数台のパチンコ遊技機11からなるネットワークを
形成するようになっている。
【0050】そして、上記補助記憶装置18bは、例え
ば、ハードディスクユニット(図示略)と複数台の光磁
気ディスクドライブユニット(図示略)とから構成され
ている。そして、上記補助記憶装置18bには、上記映
像信号出力部14の記憶部16のRAM16dに出力す
る画像データが記憶され、この実施例においては、上記
画像データとしては、LCD12に図柄d'...の背景と
して表示されるキャラクタ(図7及び図8に図示)
e'...の3DCGの画像データが記憶されている。ま
た、上記キャラクタe'...の画像データは、複数のデー
タから構成されており、上記キャラクタがアニメーショ
ンとして表示できるようになっている。
【0051】また、上記補助記憶装置18bは、上述の
図1に示す形状記憶部16bとしても用いられるもので
あり、予め、LCD12に図柄d'...として表示される
数字及びその他の文字やマークを厚みをつけるなどして
立体化した形状データが記憶されている。すなわち、補
助記憶装置18bは、立体化された図柄d'...となる数
字、文字、マークを構成する各面もしくは各線の三次元
空間における座標位置が形状データとして記憶されてい
る。
【0052】さらに、上記補助記憶装置18bには、ホ
ールの案内(例えば、駐車場の位置や、非常口の位置、
設置されたパチンコ遊技機の種類など)や、パチンコ遊
技機11における可変表示ゲームの説明や、広告などの
画像データが記憶されている。なお、これらホールの案
内、ゲームの説明、広告などの画像データは、遊技を行
なっていない状態もしくは可変表示ゲームが作動してい
ない状態のパチンコ遊技機11...の上記RAM16d
に書き込まれ、パチンコ遊技機11における可変表示ゲ
ームが開始されるまで表示されるようになっている。
【0053】また、上記補助記憶装置18bにおいて
は、各パチンコ遊技機11...において、LCD12に
表示する可変表示ゲーム等の絵柄を変更する際に、上記
光磁気ディスクにより、上記EEPROM16eに書き
込むための図柄d...及びその背景の画像データを供給
できるようになっている。すなわち、ホールにおいて、
各パチンコ遊技機11...の絵柄を変更する際には、例
えば、パチンコ遊技機11...のメーカーから、新たな
画像データの入力された光磁気ディスクを入手し、該光
磁気ディスクを外部画像データ出力部18を構成するワ
ークステーション18aに接続された補助記憶装置18
bにセットし、該光磁気ディスク内の画像データを各パ
チンコ遊技機11...の記憶部16のEEPROM16
eに入力するようになっている。
【0054】そして、上記外部画像データ出力部18を
構成するワークステーション18aは、周知の演算処理
機能を有するものであり、上述の図1に示す外部画像デ
ータ出力部18の中央演算処理手段15としての機能を
有するものである。この実施例において、上記ワークス
テーション18aは、各パチンコ遊技機11...からの
信号に基づいて、上述のように、上記補助記憶装置18
b中の画像データを読みだし、これを各パチンコ遊技機
11に出力する機能と、同じく各パチンコ遊技機1
1...からの信号に基づいて、上記補助記憶装置18b
から立体化された図柄d'...の形状データを読みだし、
これを3DCG化し、画像データとして、各パチンコ遊
技機11...に出力する機能を有する。
【0055】次に、上記パチンコ遊技機11における上
記特別図柄表示装置10を用いた可変表示ゲームについ
て、図2及び図6ないし図8を参照して説明する。な
お、図6ないし図8は、上記特別図柄表示装置10のL
CD12の表示画面12aを示すものである。まず、上
記パチンコ遊技機11の特別図柄表示装置10において
は、パチンコ遊技機11...のホール導入時に、予め、
映像信号出力部14の記憶部16のEEPROM16e
に、図柄d...及び図柄の背景などの可変表示ゲーム用
の画像データが記憶されている。
【0056】なお、パチンコ遊技機11...をホールに
設置した後に、外部画像データ出力部18の補助記憶装
置18bを構成する光磁気ディスクユニットに、可変表
示ゲーム用の画像データを記憶した光磁気ディスクをセ
ットして、外部画像データ出力部18から、各パチンコ
遊技機11のEEPROM16eに可変表示ゲーム用の
画像データを書き込むようにしても良い。
【0057】そして、ホールに設置されたパチンコ遊技
機11においては、遊技が開始される前の状態、もしく
は、遊技者による遊技が終了し、次の遊技が開始されて
いない状態、すなわち、遊技停止状態において、上記パ
チンコ遊技機11から画像データを要求する信号が出力
され、外部画像データ出力部18は、補助記憶装置18
bに記憶された遊技停止状態用の画像データを読み込
み、これをパチンコ遊技機11に出力し、記憶部16の
RAM16dに書き込む。
【0058】従って、ホール開店時においては、各パチ
ンコ遊技機11...のRAM16dに遊技停止状態用の
画像データが書き込まれた状態となっている。そして、
各パチンコ遊技機11においては、上記RAM16d中
の画像データが、映像信号出力部14のCPU15の指
示により、VDC17を介してLCD12に表示され
る。
【0059】そして、上記遊技停止状態に表示される画
像データとしては、上述したように、ホールの案内、可
変表示ゲームの説明、広告などの画像データを用いるこ
とができ、遊技停止状態のパチンコ遊技機11を介し
て、ホール内の遊技者に様々な情報を伝達することがで
きる。言い換えれば、遊技停止状態のパチンコ遊技機1
1...を広告媒体等の情報伝達手段として有効に活用す
ることができる。
【0060】次に、パチンコ遊技機11において、遊技
が開始された場合には、後述するように可変表示ゲーム
がスタートするまで、上記EEPROM16eに記憶さ
れた可変表示ゲームが停止状態用の画像データが表示さ
れる。そして、パチンコ遊技機11が入賞口33に遊技
球が入賞した際に、可変表示ゲームが開始される。
【0061】可変表示ゲームは、基本的に、上記役物回
路13において、0〜数百までのカウンタを高速回転さ
せ、上記始動スイッチにより始動口33に遊技球が入賞
したことを示す信号が出力された際の上記カウンタの数
値を乱数として取り出し、取り出された数値が、予め決
められた当り数値と一致した場合に当りとなるものであ
る。なお、特別図柄表示装置10において可変表示ゲー
ムの表示が行なわれている間に、始動口33に遊技球が
入賞した場合には、所定数だけ、上記カウンタからの乱
数を記憶しておき、この乱数を用いて順次可変表示ゲー
ムを行なうようになっている。
【0062】そして、可変表示ゲームを絵柄として表示
する特別図柄表示装置10においては、例えば、図6に
示すように、LCD12の表示画面12aの図柄d...
を表示する複数の領域(ここでは、3つの領域)a、
b、cに、それぞれ各領域同士で略同じパターンの十数
種類の図柄(ここでは、数字)d...を表示できるよう
になっており、可変表示ゲーム開始とともに、上記各領
域において、十数種類の図柄d...をスクロール表示さ
せるようになっている。
【0063】また、表示画面12aには、上記図柄
d...の背景として、様々なキャラクタ(ここでは犬)
eが表示されるようになっている。なお、図柄d...の
背景としては、複数の色を用いて多彩なものが描かれる
が、図6ないし図8においては、図面が煩雑なものとな
らないように、実際に表示される絵柄より簡略化した絵
柄とした。そして、これらの図柄d...及びその背景の
画像データは、可変表示ゲーム開始段階において、上記
EEPROM16eに記憶された画像データがVDC1
7を介してLCD12に、映像信号として出力されるよ
うになっている。
【0064】また、上述のように役物回路13では、遊
技球の始動口33への入賞に基づいて当り外れの判断が
行なわれることになるが、この際に、当りの場合及び最
後に停止する図柄d...を除いた二つの図柄d...が同じ
図柄となる場合(以下この実施例においてリーチの場合
と称する)と、それ以外の場合とを分けるようになって
いる。そして、当り及びリーチの場合以外は、上記EE
PROM16eに記憶された外れの複数の停止図柄から
の任意の停止図柄が選択されるようになっている。な
お、ここでいう停止図柄は、低速でスクロールして、最
終的に各領域に一つの図柄dが停止した状態となる一連
の図柄である。
【0065】そして、外れの場合の可変表示ゲームの表
示は、図6に示す図柄d…が高速でスクロールする図柄
から、選択された外れの一連の停止図柄に切り換えられ
て、図柄のスクロール速度が減速して停止する状態がL
CD12に表示されるようになっている。また、上記当
たりの場合もしくはリーチの場合には、役物回路13か
ら映像信号出力部14に当たりもしくはリーチの停止図
柄を表示するための信号が出力される。この際に、役物
回路13においては、複数の当たりの停止図柄もしくは
リーチの停止図柄から一つの停止図柄が選択されること
になる。
【0066】そして、映像信号出力部14から外部画像
データ出力部18に、図柄d...の背景となる3DCG
の画像データを補助記憶装置18bから読み込んで映像
信号出力部の画像用のRAMに出力するように指示する
信号が出力されるとともに、補助記憶装置18bから図
柄の形状データを読み込んで3DCG化して出力するよ
うに指示する信号が出力される。
【0067】そして、外部画像データ出力部18におい
ては、補助記憶装置18bに記憶された図柄d...の背
景となる3DCGの画像データを映像信号出力部14の
記憶部16dのRAMに出力する。また、補助記憶装置
18bの図柄d...の形状データを読みだして3DCG
化する。なお、前記補助記憶装置18bに記憶される形
状データは、物体の形状の3次元モデルを作成する周知
の方法で形成されたものである。この実施例では、例え
ば、最終的な3Dモデル表面の曲面を三角形もしくは四
角形の小パッチで近似する周知の方法で形状データが作
成されている。
【0068】そして、上述のように図柄d...の形状デ
ータを読み出した後に、例えば、アフィン変換による図
形の拡大、縮小、回転等の幾何学的変換を行なう。次
に、上記変換された形状データは、周知のように形状デ
ータに対し光源を設定し、投影平面に透視投影すること
により視覚化する。すなわち、透視変換及び陰影処理
(レンダリング)を行なう。
【0069】形状データで表される3Dモデルの表面を
構成する各平面を透視投影する場合、各平面の表示色
は、周知のように平面の色・反射特性・光源からの入射
光の方向と強度・視点の方向と距離によって決定され
る。そして、求められた各平面の表示色は、投影平面を
構成する各画素の色として、画像メモリに登録されるこ
とになるが、表示色を決定した平面を透視投影する際、
視点からみて手前にある面が後ろにある面を隠す隠面処
理を行なう必要がある。隠面処理の方法において、一般
的に利用される方法としては、Zバッファ・アルゴリズ
ムがあり、本実施例では、隠面処理にこのZバッファ・
アルゴリズムを用いる。
【0070】そして、以上のような周知の3DCGの処
理により、各図柄の3DCGが形成される。なお、上記
3DCGに用いられる各変数(例えば、アフィン変換に
おける変数や、光源や視点の位置など)は、基本的に
は、予め決定された変数が用いられるが、一部の変数に
おいては、ランダムな数値を用いたり、任意の数字を選
択して使用するようにしても良い。また、形状データの
可視化に際しては、図柄の回転や拡大縮小が、動画とし
て表現できるように、角度や縮小率や拡大率が少しずつ
異なる複数の画像データを作成するようになっている。
【0071】そして、作成された画像データは、映像信
号出力部14の画像用のRAM16dに書き込まれる。
そして、当りもしくはリーチの場合に行なわれるLCD
12の可変表示ゲームの表示においては、まず、図6に
示す二次元の図柄d...のスクロール表示が行なわれる
とともに、二つの図柄d、dが同じパターンの図柄で停
止するまで、上記外れの場合と同様の表示が行なわれ
る。そして、この間に、上述の補助記憶装置18bから
の画像データの転送と、ワークステーション18aにお
ける図柄d...の3DCG化、及び作成された画像デー
タの転送が行なわれる。
【0072】そして、上述のように二つの同じ図柄の図
柄d...が停止した後に、図7及び図8に示す補助記憶
装置18bに記憶された3DCG化されたキャラクタ
e'が、図6の平面的なキャラクタeに代えて表示され
ることになる。また、図6に示す平面的な図柄d...
も、ワークステーション18aにより3DCG化された
図7及び図8に示す図柄d'...として表示される。
【0073】また、図柄d'...は、この実施例におい
て、図7及び図8に数字の7で示される停止して確定し
た状態の二つの図柄d'、d'が水平方向に回転して表示
され、図7及び図8に示される数字の4で示される確定
していない状態の図柄d'が、上記7の図柄d'に対して
極めて小さい状態から拡大して、上記7より大きくなっ
て消え、次の図示しない図柄が、再び小さな状態から拡
大して消えることを繰り返し、確定する際に、上記7と
同じ大きさで表示されるようになっている。
【0074】なお、上記図柄d'...の表示は、上述のよ
うな表示に限定されるものではなく、ワークステーショ
ン18aにより、形状データを形状変換する際に、回転
や拡大縮小やその他の変形等をアニメーション表示でき
るように、複数の段階に分けて行なうことにより様々な
表示が可能である。すなわち、回転角度や拡大率などを
変えて複数の変換された形状データを作成し、これらの
形状データに上記透視変換及び陰影処理を行なうことに
より、3DCGを作成し、作成された複数の3DCGの
画像データをLCD12に切り換えて表示することによ
り、例えば、拡大と回転を組合せたものや、一つの方向
に沿った伸縮などをアニメーションとして表示すること
ができる。
【0075】そして、上述のように平面的に表示された
図柄d...や背景のキャラクタeから3DCGの画像に
切り換えることにより、図柄d'...やキャラクタeが画
面から飛び出したような印象や、画面内部に奥行きがで
きたような印象を与えることができ、大当たり時やリー
チ時に遊技者の注目を集め、その興趣を高めることがで
きる。
【0076】そして、LCD12上において、同じ図柄
の図柄d、...が揃った停止図柄が表示された後に、変
動入賞装置34を駆動することにより、所定時間の間、
遊技球が変動入賞装置34に入賞しやすくするものであ
る。また、上記変動入賞装置34の作動中においては、
上記外部画像データ出力部18から、例えば、上記3D
CG化されたキャラクタe'をアニメーションとして表
示できる画像データが映像信号出力部14に出力され
る。この際には、外部画像データ出力部18に記憶され
た多数のアニメーションの中からランダムに一つのアニ
メーションを表示するようになっている。
【0077】従って、パチンコ遊技機11...に大きな
容量の画像データ用のROMを配置しなくとも、外部画
像データ出力部18に記憶された多数のパターンのアニ
メーションから選択された一つのアニメーションを表示
することができ、また、多数のパターンのアニメーショ
ンを用意しておくことにより、遊技者が、大当たり後の
画像表示にあきてしまうのを防止することができる。
【0078】なお、上述のように外部画像データ出力部
18から各パチンコ遊技機11...に画像データを出力
するに際して、外部画像データ出力部18に対して複数
のパチンコ遊技機11...から一時期に画像データの出
力要求があった場合には、外部画像データ出力部18の
処理能力や、外部画像データ出力部18と各パチンコ遊
技機11...との間の通信能力を越える可能性がある
が、このような場合には、画像データの出力要求を出し
たパチンコ遊技機11...のうちの処理可能な一部のパ
チンコ遊技機11...に画像データを転送するようにな
っている。
【0079】そして、画像データを転送されなかったパ
チンコ遊技機11...においては、EEPROM16e
に予め記憶された平面状の画像データにより停止図柄な
どの表示を行なうようになっている。このような構成と
することにより、一つの外部画像データ出力部18に多
数のパチンコ遊技機11...を接続する構成としても、
外部画像データ出力部18の処理能力を越えてしまうこ
とがない。
【0080】言い換えれば、処理速度のあまり早くない
安価な外部画像データ出力部18を構成するワークステ
ーション18aでも、多数のパチンコ遊技機11...に
対応することができる。また、上記停止図柄の表示が、
EEPROM16eからの平面的な画像データであった
り、外部画像データ出力部18から出力された立体的な
画像データであったりすることで、特別図柄表示装置1
0における可変表示ゲームにさらに変化が増えることに
なり、遊技機の興趣が高められることとなる。
【0081】以上のようにこの実施例の遊技機用映像表
示装置によれば、LCD12に、平面状の画像データと
3DCGの画像データとを表示することができる。すな
わち、可変表示ゲームにおいて、大当たり状態もしくは
リーチ状態の際に、図柄d...もしくは図柄d...の背景
となるキャラクタeを、平面状の画像から3DCGの画
像に変えることにより、上記図柄d'...やキャラクタ
e'...がLCD12の画面から飛び出したような印象を
与えることができるので、遊技機の興趣を高めることが
できる。
【0082】また、この実施例においては、LCD12
に表示する上記3DCGの画像データを予め作成された
ものだけとせずに、随時作成するものとしたので、様々
なパターンの画像を表示することができる。例えば、予
め記憶させた形状データを3DCGとして表示させる際
に、上記形状データを、任意の方向に回転させたり、拡
大させたり、縮小させたり、回転方向を変化させたりす
ることができ、その組合せの数を膨大なものとすること
ができる。従って、遊技者に毎回異なる特別図柄表示装
置の表示を見せることができ、遊技機の興趣を高めるこ
とができる。
【0083】また、上述の3DCGの作成を外部画像デ
ータ出力部18において処理するものとし、各パチンコ
遊技機11は、外部画像データ出力部18で作成された
3DCGを入力して表示するものとしたことにより、各
パチンコ遊技機11において、3DCGの作成等の大き
な処理を行なわせる必要がないので、各パチンコ遊技機
11に処理能力の高いハードを用いることなく上述のよ
うな3DCGを用いた特別図柄表示装置10の表示を行
なうことができる。すなわち、パチンコ遊技機11にお
いて、上述のような3DCGの画像を表示するものとし
ても各パチンコ遊技機11...の製造コストが増加する
のを防止することができる。
【0084】また、外部画像データ出力部18の補助記
憶装置18bに、3DCGの画像データを含む多数の画
像データを記憶させ、これら画像データを各パチンコ遊
技機11...に出力して各パチンコ遊技機11...の特別
図柄表示装置10...に表示させることにより、各パチ
ンコ遊技機13において、多くの情報量を有する多くの
画像データを表示することができる。
【0085】従って、上述のように、図柄d...の背景
となる平面的な画像のキャラクタeを3DCGのキャラ
クタe'に代えたり、可変表示ゲームが大当たりとなっ
て、変動入賞装置34が遊技者に有利な第2の状態とな
った際に、3DCGのキャラクタe'をアニメーション
として表示させたり、遊技が開始されていない状態のパ
チンコ遊技機11...に、ホールの案内や、パチンコ遊
技機11の遊技の説明や、広告等を表示させたりするこ
とが可能となる。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外部画像
データ出力部に、記憶手段の形状記憶部と、中央演算処
理手段の形状変換手段、透視変換手段及び画像生成手段
とが配置されて、三次元コンピュータグラフィックスの
作成処理が行われ、作成された三次元コンピュータグラ
フィックスが映像出力部に入力され表示される。従っ
て、パチンコ遊技機の映像出力部に処理能力の高いハー
ドを用いることなく、三次元画像による現実感のある表
示を行なうことができ、差別化を図ることができる。ま
た、形状記憶部に記憶された形状データが形状変換手段
により変換され、変換された形状データが透視変換手段
により平面上に投影され、画像生成手段により平面上に
投影された形状データが三次元コンピュータグラフィッ
クスとされるようになっているので、予め形状記憶部に
記憶された形状データに対して任意に回転、拡大、縮
小、その他の変換を施すことができる。従って、任意の
変換により、決定された形状の画像データが作成される
ことになり、変数を変化させることにより、多様な形状
の画像データを作成することができるので、予め記憶さ
れた画像データをディスプレイに出力する場合と異な
り、例えば、毎回変わった画像データを表示することが
可能となり、遊技者の予測しない三次元コンピュータグ
ラフィックスの画像データを表示して遊技者の注目を集
めることができる。
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】請求項記載の発明によれば、二次元の画
像データから該二次元の画像データと同一の被写体の
次元コンピュータグラフィックスの画像データに切り換
えるように三次元コンピュータグラフィックスの画像デ
ータをディスプレイに表示することによって、ディスプ
レイから被写体が浮き出したような効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機用映像表示装置を示すブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例の遊技機用映像表示装置の概
略を示すブロック図である。
【図3】上記実施例の遊技機用映像表示装置を用いるパ
チンコ遊技機を示す正面図である。
【図4】上記実施例の上記パチンコ遊技機を示す後面図
である。
【図5】上記実施例の遊技機用映像表示装置に接続され
た上記パチンコ遊技機の役物回路を示すブロック図であ
る。
【図6】上記実施例の遊技機用映像表示装置を説明する
ための表示画面を示す図面である。
【図7】上記実施例の遊技機用映像表示装置を説明する
ための表示画面を示す図面である。
【図8】上記実施例の遊技機用映像表示装置を説明する
ための表示画面を示す図面である。
【図9】上記従来例の遊技機用映像表示装置を説明する
ためのブロック図である。
【符号の説明】
10 特別図柄表示装置(遊技機用映像表示装置) 11 パチンコ遊技機(遊技機) 12 LDC(ディスプレイ) 13 役物回路(遊技機制御装置) 14 映像信号出力部 15 CPU(中央演算処理手段) 16 記憶部(記憶手段) 16d RAM(三次元画像記憶部16c) 16e EEPROM(画像記憶部16a) 17 VDC(ディスプレイ制御手段) 18 外部画像データ出力部 18a ワークステーション(中央演算処理手段15
(形状変換手段15a、透視変換手段15b、画像生成
手段15c)) 18b 補助記憶装置(記憶手段16、形状記憶部16
b)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 A63F 13/00 G06F 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に配置されるディスプレイと、
    記遊技機に設けられると共に、上記遊技機を制御する遊
    技機制御装置からの信号により上記ディスプレイに映像
    信号を出力する映像信号出力部と、複数の上記遊技機に
    それぞれ設けられた上記映像信号出力部にネットワーク
    を介して接続され、遊技機外に配置された一つの外部画
    像データ出力部と、を備えた遊技機用映像表示装置であ
    って、 上記映像信号出力部は、 上記ディスプレイに表示すべき複数の画像データを格納
    した記憶手段と、 上記ディスプレイに表示すべき画像データの特定、移
    動、切り換え等を指示する表示指示信号を出力する中央
    演算処理手段と、 上記中央演算処理手段からの表示指示信号に基づいて記
    憶手段から画像データを読み出し、該画像データを上記
    ディスプレイ用の映像信号に変換して出力するディスプ
    レイ制御手段とを具備してなり、上記記憶手段は、 画像データを記憶した画像記憶部と、 三次元空間における形状データを記憶した形状記憶部
    と、 上記中央演算処理手段から出力される三次元コンピュー
    タグラフィックスの画像データを記憶する三次元画像記
    憶部とを備え、 上記中央演算処理手段は、 任意の変数に基づいて上記形状記憶部に記憶された形状
    データの変換を行なう形状変換手段と、 該形状変換手段に変換された形状データを透視変換する
    透視変換手段と、 透視変換され平面図上に投影された形状データを用いて
    三次元コンピュータグラフィックスの画像データを作成
    し、上記三次元画像記憶部に格納する画像生成手段とを
    備え、 上記ディスプレイ制御手段が、上記中央演算処理手段の
    表示指示信号により上記記憶手段の画像記憶部及び三次
    元画像記憶部に格納された画像データを読み出して上記
    ディスプレイに映像信号として出力するように構成し、 上記記憶手段の形状記憶部と、上記中央演算処理手段の
    形状変換手段、透視変 換手段及び画像生成手段とが、上
    記外部画像データ出力部に配置され、上記外部画像デー
    タ出力部から各遊技機の上記映像信号出力部に上記画像
    生成手段により作成された三次元コンピュータグラフィ
    ックスの画像データを出力し、該画像データが上記ディ
    スプレイ制御手段を介して上記ディスプレイに表示され
    るようにした ことを特徴とする遊技機用映像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段に記憶される二次元の画像
    データと三次元コンピュータグラフィックスの画像デー
    タは、同一の被写体を描いたものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の遊技機用映像表示装置。
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