JP2001112964A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001112964A
JP2001112964A JP2000290747A JP2000290747A JP2001112964A JP 2001112964 A JP2001112964 A JP 2001112964A JP 2000290747 A JP2000290747 A JP 2000290747A JP 2000290747 A JP2000290747 A JP 2000290747A JP 2001112964 A JP2001112964 A JP 2001112964A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別図柄表示装置に表示される画像を、遊技状
態に基づいて二次元画像と三次元画像とに切り換えるこ
とで、可変表示ゲームにおける興趣を高めた遊技機を提
供する。 【解決手段】所定の始動条件の成立に基づいて特別図柄
表示装置により可変表示ゲームを行い、該可変表示ゲー
ムの結果に関連して所定の遊技状態を発生可能な遊技機
において、前記特別図柄表示装置は、二次元画像と三次
元画像とを表示可能に構成され、前記特別図柄表示装置
に表示される画像を、遊技状態に基づいて二次元画像と
三次元画像とに切り換える画像状態切換手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の始動条件の
成立に基づいて特別図柄表示装置により可変表示ゲーム
を行い、該可変表示ゲームの結果に関連して所定の遊技
状態を発生可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技機、例えば、パチンコ遊技機
等においては、遊技領域の略中央に配置される特別図柄
表示装置での可変表示ゲームにより遊技の興趣が高めら
れている。この可変表示ゲームは、特別図柄表示装置中
に表示される図柄が、予め定められた組み合わせとなっ
た場合を大当たりとし、連続役物を作動させることによ
り変動入賞装置を開状態とし、入賞を容易にするもので
ある。
【0003】このような可変表示ゲームにおいては、大
当たりの決定や、停止時の図柄(以下、停止図柄とい
う)の決定等に確率的要素が盛り込まれており、偶然性
を伴うことで遊技に対する興趣が盛り上げられている。
【0004】このため、大当たりの決定や、停止図柄の
決定等には、一様性及び不規則性を伴う乱数を用いてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記可変表
示ゲームを用いたパチンコ遊技機は、多種のものが製作
されているが、上記可変表示ゲームは、基本的に、外れ
と大当たりが確率的に決定される単純なものである。
【0006】このため、可変表示ゲームで大当たりやリ
ーチに至る過程の表示が可変表示ゲームを用いたパチン
コ遊技機を差別化する大きな要因となる。
【0007】従って、可変表示ゲームの興趣を高めるた
めに、大当たりなどに至る過程の新たな表示の要望があ
る。
【0008】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、特別
図柄表示装置に表示される画像を、遊技状態に基づいて
二次元画像と三次元画像とに切り換えることで、可変表
示ゲームにおける興趣を高めた遊技機を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定の始動条件の成立に基づいて特別図柄表示装置によ
り可変表示ゲームを行い、該可変表示ゲームの結果に関
連して所定の遊技状態を発生可能な遊技機において、前
記特別図柄表示装置は、二次元画像と三次元画像とを表
示可能に構成され、前記特別図柄表示装置に表示される
画像を、遊技状態に基づいて二次元画像と三次元画像と
に切り換える画像状態切換手段を備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
遊技機において、前記画像状態切換手段が、可変表示ゲ
ームがリーチ状態となった場合に、二次元画像から三次
元画像に画像を切り換えることを特徴とする。請求項3
記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機におい
て、前記画像状態切換手段が、可変表示ゲームが当たり
となった場合に、二次元画像から三次元画像に画像を切
り換えることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の遊技機において、前記三次元画像として切り換えら
れる画像は、可変表示ゲームを構成する図柄であること
を特徴とする。請求項5記載の発明は、請求項2から4
の何れかに記載の遊技機において、前記三次元画像とし
て切り換えられる画像が、キャラクタであることを特徴
とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4又は5に
記載の遊技機において、前記画像状態切換手段が、可変
表示ゲームがリーチ状態において、未だ確定していない
図柄を小さい状態から拡大させて消すことを繰り返す可
変表示を行わせることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項4から6の
何れかに記載の遊技機において、前記画像状態切換手段
は、図柄を三次元画像として、拡大、回転、伸縮の内、
何れか1つ、あるいは複数を組み合わせて表示させるこ
とを特徴とする。
【0014】本発明は、二次元画像と三次元画像とを表
示可能に特別図柄表示装置が構成され、特別図柄表示装
置に表示される画像を、遊技状態に基づいて二次元画像
と三次元画像とに切り換える画像状態切換手段を備えて
いることから、可変表示ゲームにおける、大当たりやリ
ーチなどの遊技状態のときに、特別図柄表示装置に表示
される画像を二次元画像から三次元画像に切り換えるこ
とができるので、大当たり時やリーチ時に遊技者などの
注目を集めることができ、その興趣を高めることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、図2ないし図8を参照して説明する。なお、図2な
いし図8において、図1と同一部分には同一の符号を付
す。
【0016】図2に示すように、この特別図柄表示装置
10は、基本的に、パチンコ遊技機11に配置されるL
CD(ディスプレイ)12と、上記パチンコ遊技機(遊
技機)11を制御する画像状態切換手段としての役物回
路(遊技機制御装置)13からの信号により上記LCD
12に映像信号を出力する映像信号出力部14とを備え
たものである。
【0017】そして、上記映像信号出力部14は、上記
LCD12に表示すべき画像データの特定、移動、切り
換え等を指示する表示指示信号を出力するCPU(中央
演算処理手段)15と、上記LCD12に表示すべき複
数の画像データを格納する記憶部(記憶手段)16と、
CPU15からの表示指示信号に基づいて記憶部16か
ら画像データを読み出し、該画像データを上記LCD1
2用の映像信号に変換して出力するVDC(ディスプレ
イ制御手段)17とを有するものである。
【0018】また、上記パチンコ遊技機11は、複数台
を一組として外部画像データ出力部18に接続されてお
り、外部画像データ出力部18から出力される画像デー
タをLCD12に表示できるようになっている。なお、
上記CPU15には、図示しない音声合成回路が接続さ
れ、LCD12への画像データの表示とともに、効果音
を生成するようになっている。
【0019】ここで、特別図柄表示装置10の詳細な説
明を行なう前に、この実施例におけるパチンコ遊技機1
1の一例を図3及び図4を参照して説明する。なお、本
発明は、以下に説明するパチンコ遊技機11に限定され
るものではなく、本発明は、二次元画像と三次元画像と
を表示可能な特別図柄表示装置を有する遊技機のほとん
ど全てに適用できるものである。
【0020】図3及び図4は、この実施の形態のパチン
コ遊技機11を示し、このパチンコ遊技機11は、外周
部を構成する後枠19(図4に図示)と、該後枠19に
一対のヒンジ20、20を介して回動可能に取り付けら
れる前枠21と、図4に示すように、上記前枠21の裏
面側に取り付けられて、この前枠21の一部を構成する
フレーム22と、このフレーム22の内周部に着脱可能
に取り付けられた遊技盤23と、図3に示すように、上
記前枠21の前面側に配設され、上記遊技盤23との間
に所定の間隔を形成することにより、遊技空間を形成す
る透明な前面板(例えばガラス板やアクリル板)24
と、この前面板24を上記前枠21に対して開閉可能に
取り付ける前面板収納枠25と、この前面板収納枠25
の下方において上記前枠21に回動可能に取り付けられ
た開閉パネル26と、この開閉パネル26の前面に設け
られた遊技球供給皿27と、上記開閉パネル26の下方
で、上記前枠21に取り付けられた遊技球受け皿28
と、さらに、図4に示すように、上記フレーム22の裏
面側に取り付けられ、上記役物回路13及び映像信号出
力部14等を含み、パチンコ遊技機11の各種制御や遊
技球の供給や収集等の制御を行う種々の装置が組み込ま
れた裏機構体29と、上記遊技球受け皿28の右側部の
裏面側に配設され、遊技球を発射する発射装置30と、
図3に示すように、遊技球受け皿28の右側部の表面に
設けられ、上記発射装置30の作動量を調整する操作ダ
イヤル31とによって概略構成されている。
【0021】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、上記遊技盤23には、その中央部に、特別図柄表示
装置10を構成するLCD12の表示面12aが配置さ
れている。なお、上記LCD12の表示面12aの周囲
には、表示部装飾部材32が設けられている。また、上
記表示部装飾部材32の両側方および下方には、上記特
別図柄表示装置10用の始動口33...が設けられてお
り、この始動口33...への遊技球の入賞によって、上
記特別図柄表示装置10における可変表示ゲームが開始
されるようになっている。
【0022】さらに、上記表示部装飾部材32の下方
で、かつ、上記始動口33の下方には、遊技者にとって
不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変
換可能な変動入賞装置34が設けられており、上記特別
図柄表示装置10における可変表示ゲームの結果が特定
表示態様になった際に、前述した第2状態に変換される
ようになっている。
【0023】一方、上記遊技盤23の前面には、上記表
示部装飾部材32、始動口33...、および、変動入賞
装置34等を取り囲むようにしてガイドレール35が取
り付けられており、このガイドレール35は、上記遊技
盤23の前面および前面板24とにより、略円形の遊技
領域Gを構成するようになっているとともに、上記発射
装置30によって打ち出される遊技球を、上記遊技領域
G内へ誘導するようになっている。
【0024】上記裏機構体25は、図4に示すように、
フレーム22の上部に配設されるとともに、遊技球が貯
留されるタンク36と、このタンク36の下方に配置さ
れるとともに、このタンク36から供給される遊技球を
整列させつつ後段の遊技球排出装置(図示略)へ誘導す
るシュート37と、このシュート37の下方に配設され
て、入賞球を、図示しない入賞球処理装置へ導く集合樋
38と、この集合樋38に開閉自在に設けられた裏蓋3
9と、上記特別図柄表示装置10のLCD12の裏面側
に配設された上記映像信号出力部14と、上記裏蓋39
の下方に取り付けられた上記役物回路13と、上記裏蓋
39の下方に取り付けられ、賞品球の払い出しや貸し出
しの制御を行う排出回路40と、上記役物回路13の下
方に設けられた上記発射装置30と、効果音を発生する
スピーカー41とによって構成されている。
【0025】次に、図2及び図5に示すブロック図を参
照して、役物回路13及び特別図柄表示装置10を説明
する。図5に示すように、上記役物回路13は、基本的
に、所定の設定確率に基づく乱数を生成する機能や、ホ
ールの管理装置に対して、例えば、始動口33への入賞
数、可変表示ゲームの開始数、可変表示ゲームにおける
大当たり、大当たり時のサイクルの継続回数、不正情報
(入賞による不正、コネクタの抜け、etc)等の各種
情報を出力する機能等を有するものである。
【0026】図5において、役物回路13は、CPU1
3a、分周回路13b、ROM13c、RAM13d
と、入出力制御部13eとから構成されている。上記C
PU13aは、他の各種回路を制御する役物回路13の
中枢をなす8ビットのマイクロプロセッサであり、リセ
ット割込処理により、ROM13c内に格納されたプロ
グラム処理手順に基づいて1シーケンス単位で各種プロ
グラム処理を実行するものである。
【0027】分周回路13bは、クロックオシレータか
ら出力されるクロックパルスを分周してリセット信号を
生成し、このリセット信号をCPU13aに供給するも
のである。ROM13cは、CPU13aによって利用
される各種制御プログラムやデータ等を格納する半導体
メモリであり、RAM13dは、CPU13aにおける
プログラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等
を格納したり、遊技に関連するデータを一時的に記憶
し、作業領域として利用される半導体メモリである。
【0028】そして、上記CPU13aにより、乱数の
発生、該乱数に基づく可変表示ゲームの大当たり、小当
りの判定等が行なわれるようになっている。また、上記
CPU13aと入出力制御部13eとは、バスBにより
接続されている。入出力制御部13eは、大当たりまた
は小当たりの判定を開始するための信号を生成するとと
もに、後述する大当たりまたは小当たり時において、変
動入賞装置34を開放駆動させるとともに特別図柄表示
装置10に大当たりもしくは小当りの図柄の表示をさせ
るものであり、入力装置13f、ローパスフィルタ13
g、バッファゲート13h、出力ポート13i、ドライ
バ13j、出力装置13kを備えている。
【0029】ここでいう入力装置13fは、始動口33
内の図示しない始動スイッチや排出回路40などであ
り、遊技球の入賞などに伴って信号を入出力制御部13
eに入力するものである。なお、始動スイッチは、始動
口33内に設けられ、遊技球の入賞を検出するスイッチ
である。ローパスフィルタ13gには、上記始動スイッ
チからの出力信号が入力されるとともに、遊技球の排出
を制御する上記排出回路40から出力される要求信号が
入力され、ローパスフィルタ13gは、これら各信号を
パルス波として整形してバッファゲート13hに出力す
るものである。
【0030】そして、バッファゲート13hは、ローパ
スフィルタ13gにより整形されたパルス波を増幅して
バスBに出力するのもである。出力ポート13iは、バ
スBを介して入力される各種信号をドライバ13jに出
力するものである。ドライバ13jは、出力ポート13
iから入力される各種信号に基づいて、例えば、上記出
力装置13kとしての普通電動役物である電動チューリ
ップや、変動入賞装置34を駆動するための駆動制御信
号を出力したり、また、例えば、上記出力装置13kと
してのホール側の管理装置等に出力する、始動口入賞信
号、図柄回動信号、大当たり信号、大当たりサイクル継
続信号や、上記出力装置13kとしての特別図柄表示装
置10の映像信号出力部14に出力するデータ信号、制
御コード信号、ストローブ信号、また、上記出力装置1
3kとしての排出回路40に出力する送信クロック信
号、賞球データ信号等のその他制御信号を出力するもの
である。
【0031】そして、上記特別図柄表示装置10は、図
2示すように、パチンコ遊技機11に設けられた映像信
号出力部14と、該映像信号出力部14にインターフェ
ース14dを介して接続された外部画像データ出力部1
8とから構成されるようになっている。なお、外部画像
データ出力部18は、ホールにおいて、複数のパチンコ
遊技機11...に接続されている。
【0032】上記映像信号出力部14は、上記役物回路
13からの表示データ信号を入力するためのインタフェ
ース14aと、上記表示データ信号に基づいて映像を制
御する上記CPU15と、上記CPU15によって利用
される各種制御プログラムや音声データ等のデータを格
納するROM14bと、上記CPU15におけるプログ
ラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等を格納
したり、画像表示及び音声発生に関連するデータを一時
的に記憶し、作業領域として利用されるRAM14c
と、LCD12に表示する画像データを記憶した記憶部
16と、上記CPU15からの信号に基づいて画像記憶
部16から画像データを読み出すとともにこれを映像信
号としてLCD12に出力し、かつ、LCD12への同
期信号を出力するVDC17と、上記インターフェース
14dとからなるものである。
【0033】上記VDC17は、上述のように画像デー
タを映像信号に変換して出力するとともに同期信号を出
力することで、ディスプレイに画像を表示させる周知の
集積回路であり、この実施の形態に用いられるVDC1
7は、画像データ格納用のVRAM(図示略)を内蔵す
るとともに、画面分割可能なスクロール画面及び複数の
スプライト画面を表示できるようになっている。上記画
像記憶部16は、画像データ格納用のRAM16dとE
EPROM(electrically erasable programmable ROM
)16eとからなるものであり、上記RAM16d及
びEEPROM16eは、図1に示す画像記憶部16a
及び三次元画像記憶部16cとなるものである。
【0034】そして、RAM16d及びEEPROM1
6eには、外部画像データ出力部18から入力される画
像データが書き込まれるようになっている。そして、R
AM16dには、後述するように外部画像データ出力部
18で生成された3DCGの画像データが主に随時書き
込まれるようになっている。また、EEPROM16e
は、特別図柄表示装置10に表示する通常の二次元の画
像データが書き込まれている。すなわち、従来の画像用
ROMと同様に、後述する図柄d...とその背景となる
画像データを記憶し、従来の特別図柄表示装置を有する
パチンコ遊技機と同様に図柄d...とその背景をLCD
12に表示するためのものである。
【0035】なお、EEPROM16eは、周知のよう
に電気的にデータを消去してデータの書き換えが可能で
あり、前の画像データを消去して新たな画像データに書
き換えることができるようになっている。そして、この
実施の形態においては、EEPROM16eの画像デー
タの消去及び外部画像データ出力部18側からの新たな
画像データの書き込みが行なえるようになっており、ホ
ールにおいて新台の入れ替え作業を行なわずに、画像デ
ータだけを交換できるようになっている。
【0036】また、上記RAM16dには、外部画像デ
ータ出力部18側に予め記憶された画像データ及び外部
画像データ出力部18で後述するように作成された画像
データが書き込まれるようになっている。すなわち、上
記EEPROM16e及びRAM16dには、後述する
図柄(図6ないし図8に図示)d...、d'...や図柄
d...、d'...の背景の画像データが、VDC17のス
クロール機能やスプライト機能などを用いてLCD12
に表示可能に記憶されるようになっている。
【0037】上記外部画像データ出力部18は、少なく
とも高速な画像処理が可能な周知のワークステーション
18aと該ワークステーション18aに付随する補助記
憶装置18bからなるものである。そして、外部画像デ
ータ出力部18は、ホールに配置された複数台のパチン
コ遊技機11に接続されて、外部画像データ出力部18
と複数台のパチンコ遊技機11からなるネットワークを
形成するようになっている。
【0038】そして、上記補助記憶装置18bは、例え
ば、ハードディスクユニット(図示略)と複数台の光磁
気ディスクドライブユニット(図示略)とから構成され
ている。そして、上記補助記憶装置18bには、上記映
像信号出力部14の記憶部16のRAM16dに出力す
る画像データが記憶され、この実施の形態においては、
上記画像データとしては、LCD12に図柄d'...の背
景として表示されるキャラクタ(図7及び図8に図示)
e'...の3DCGの画像データが記憶されている。ま
た、上記キャラクタe'...の画像データは、複数のデー
タから構成されており、上記キャラクタがアニメーショ
ンとして表示できるようになっている。
【0039】また、上記補助記憶装置18bは、上述の
図1に示す形状記憶部16bとしても用いられるもので
あり、予め、LCD12に図柄d'...として表示される
数字及びその他の文字やマークを厚みをつけるなどして
立体化した形状データが記憶されている。すなわち、補
助記憶装置18bは、立体化された図柄d'...となる数
字、文字、マークを構成する各面もしくは各線の三次元
空間における座標位置が形状データとして記憶されてい
る。
【0040】さらに、上記補助記憶装置18bには、ホ
ールの案内(例えば、駐車場の位置や、非常口の位置、
設置されたパチンコ遊技機の種類など)や、パチンコ遊
技機11における可変表示ゲームの説明や、広告などの
画像データが記憶されている。なお、これらホールの案
内、ゲームの説明、広告などの画像データは、遊技を行
なっていない状態もしくは可変表示ゲームが作動してい
ない状態のパチンコ遊技機11...の上記RAM16d
に書き込まれ、パチンコ遊技機11における可変表示ゲ
ームが開始されるまで表示されるようになっている。
【0041】また、上記補助記憶装置18bにおいて
は、各パチンコ遊技機11...において、LCD12に
表示する可変表示ゲーム等の絵柄を変更する際に、上記
光磁気ディスクにより、上記EEPROM16eに書き
込むための図柄d...及びその背景の画像データを供給
できるようになっている。すなわち、ホールにおいて、
各パチンコ遊技機11...の絵柄を変更する際には、例
えば、パチンコ遊技機11...のメーカーから、新たな
画像データの入力された光磁気ディスクを入手し、該光
磁気ディスクを外部画像データ出力部18を構成するワ
ークステーション18aに接続された補助記憶装置18
bにセットし、該光磁気ディスク内の画像データを各パ
チンコ遊技機11...の記憶部16のEEPROM16
eに入力するようになっている。
【0042】そして、上記外部画像データ出力部18を
構成するワークステーション18aは、周知の演算処理
機能を有するものであり、上述の図1に示す外部画像デ
ータ出力部18の中央演算処理手段15としての機能を
有するものである。この実施の形態において、上記ワー
クステーション18aは、各パチンコ遊技機11...か
らの信号に基づいて、上述のように、上記補助記憶装置
18b中の画像データを読みだし、これを各パチンコ遊
技機11に出力する機能と、同じく各パチンコ遊技機1
1...からの信号に基づいて、上記補助記憶装置18b
から立体化された図柄d'...の形状データを読みだし、
これを3DCG化し、画像データとして、各パチンコ遊
技機11...に出力する機能を有する。
【0043】次に、上記パチンコ遊技機11における上
記特別図柄表示装置10を用いた可変表示ゲームについ
て、図2及び図6ないし図8を参照して説明する。な
お、図6ないし図8は、上記特別図柄表示装置10のL
CD12の表示画面12aを示すものである。まず、上
記パチンコ遊技機11の特別図柄表示装置10において
は、パチンコ遊技機11...のホール導入時に、予め、
映像信号出力部14の記憶部16のEEPROM16e
に、図柄d...及び図柄の背景などの可変表示ゲーム用
の画像データが記憶されている。
【0044】なお、パチンコ遊技機11...をホールに
設置した後に、外部画像データ出力部18の補助記憶装
置18bを構成する光磁気ディスクユニットに、可変表
示ゲーム用の画像データを記憶した光磁気ディスクをセ
ットして、外部画像データ出力部18から、各パチンコ
遊技機11のEEPROM16eに可変表示ゲーム用の
画像データを書き込むようにしても良い。
【0045】そして、ホールに設置されたパチンコ遊技
機11においては、遊技が開始される前の状態、もしく
は、者による遊技が終了し、次の遊技が開始されていな
い状態、すなわち、遊技停止状態において、上記パチン
コ遊技機11から画像データを要求する信号が出力さ
れ、外部画像データ出力部18は、補助記憶装置18b
に記憶された遊技停止状態用の画像データを読み込み、
これをパチンコ遊技機11に出力し、記憶部16のRA
M16dに書き込む。
【0046】従って、ホール開店時においては、各パチ
ンコ遊技機11...のRAM16dに遊技停止状態用の
画像データが書き込まれた状態となっている。そして、
各パチンコ遊技機11においては、上記RAM16d中
の画像データが、映像信号出力部14のCPU15の指
示により、VDC17を介してLCD12に表示され
る。
【0047】そして、上記遊技停止状態に表示される画
像データとしては、上述したように、ホールの案内、可
変表示ゲームの説明、広告などの画像データを用いるこ
とができ、遊技停止状態のパチンコ遊技機11を介し
て、ホール内の遊技者に様々な情報を伝達することがで
きる。言い換えれば、遊技停止状態のパチンコ遊技機1
1...を広告媒体等の情報伝達手段として有効に活用す
ることができる。
【0048】次に、パチンコ遊技機11において、遊技
が開始された場合には、後述するように可変表示ゲーム
がスタートするまで、上記EEPROM16eに記憶さ
れた可変表示ゲームが停止状態用の画像データが表示さ
れる。そして、パチンコ遊技機11が入賞口33に遊技
球が入賞した際に、可変表示ゲームが開始される。
【0049】可変表示ゲームは、基本的に、上記役物回
路13において、0〜数百までのカウンタを高速回転さ
せ、上記始動スイッチにより始動口33に遊技球が入賞
したことを示す信号が出力された際の上記カウンタの数
値を乱数として取り出し、取り出された数値が、予め決
められた当り数値と一致した場合に当りとなるものであ
る。なお、特別図柄表示装置10において可変表示ゲー
ムの表示が行なわれている間に、始動口33に遊技球が
入賞した場合には、所定数だけ、上記カウンタからの乱
数を記憶しておき、この乱数を用いて順次可変表示ゲー
ムを行なうようになっている。
【0050】そして、可変表示ゲームを絵柄として表示
する特別図柄表示装置10においては、例えば、図6に
示すように、LCD12の表示画面12aの図柄d...
を表示する複数の領域(ここでは、3つの領域)a、
b、cに、それぞれ各領域同士で略同じパターンの十数
種類の図柄(ここでは、数字)d...を表示できるよう
になっており、可変表示ゲーム開始とともに、上記各領
域において、十数種類の図柄d...をスクロール表示さ
せるようになっている。
【0051】また、表示画面12aには、上記図柄
d...の背景として、様々なキャラクタ(ここでは犬)
eが表示されるようになっている。なお、図柄d...の
背景としては、複数の色を用いて多彩なものが描かれる
が、図6ないし図8においては、図面が煩雑なものとな
らないように、実際に表示される絵柄より簡略化した絵
柄とした。そして、これらの図柄d...及びその背景の
画像データは、可変表示ゲーム開始段階において、上記
EEPROM16eに記憶された画像データがVDC1
7を介してLCD12に、映像信号として出力されるよ
うになっている。
【0052】また、上述のように役物回路13では、遊
技球の始動口33への入賞に基づいて当り外れの判断が
行なわれることになるが、この際に、当りの場合及び最
後に停止する図柄d...を除いた二つの図柄d...が同じ
図柄となる場合(以下この実施の形態においてリーチの
場合と称する)と、それ以外の場合とを分けるようにな
っている。そして、当り及びリーチの場合以外は、上記
EEPROM16eに記憶された外れの複数の停止図柄
からの任意の停止図柄が選択されるようになっている。
なお、ここでいう停止図柄は、低速でスクロールして、
最終的に各領域に一つの図柄dが停止した状態となる一
連の図柄である。
【0053】そして、外れの場合の可変表示ゲームの表
示は、図6に示す図柄d…が高速でスクロールする図柄
から、選択された外れの一連の停止図柄に切り換えられ
て、図柄のスクロール速度が減速して停止する状態がL
CD12に表示されるようになっている。また、上記当
たりの場合もしくはリーチの場合には、役物回路13か
ら映像信号出力部14に当たりもしくはリーチの停止図
柄を表示するための信号が出力される。この際に、役物
回路13においては、複数の当たりの停止図柄もしくは
リーチの停止図柄から一つの停止図柄が選択されること
になる。
【0054】そして、映像信号出力部14から外部画像
データ出力部18に、図柄d...の背景となる3DCG
の画像データを補助記憶装置18bから読み込んで映像
信号出力部の画像用のRAMに出力するように指示する
信号が出力されるとともに、補助記憶装置18bから図
柄の形状データを読み込んで3DCG化して出力するよ
うに指示する信号が出力される。
【0055】そして、外部画像データ出力部18におい
ては、補助記憶装置18bに記憶された図柄d...の背
景となる3DCGの画像データを映像信号出力部14の
記憶部16dのRAMに出力する。また、補助記憶装置
18bの図柄d...の形状データを読みだして3DCG
化する。なお、前記補助記憶装置18bに記憶される形
状データは、物体の形状の三次元モデルを作成する周知
の方法で形成されたものである。この実施の形態では、
例えば、最終的な3Dモデル表面の曲面を三角形もしく
は四角形の小パッチで近似する周知の方法で形状データ
が作成されている。
【0056】そして、上述のように図柄d...の形状デ
ータを読み出した後に、例えば、アフィン変換による図
形の拡大、縮小、回転等の幾何学的変換を行なう。次
に、上記変換された形状データは、周知のように形状デ
ータに対し光源を設定し、投影平面に透視投影すること
により視覚化する。すなわち、透視変換及び陰影処理
(レンダリング)を行なう。
【0057】形状データで表される3Dモデルの表面を
構成する各平面を透視投影する場合、各平面の表示色
は、周知のように平面の色・反射特性・光源からの入射
光の方向と強度・視点の方向と距離によって決定され
る。そして、求められた各平面の表示色は、投影平面を
構成する各画素の色として、画像メモリに登録されるこ
とになるが、表示色を決定した平面を透視投影する際、
視点からみて手前にある面が後ろにある面を隠す隠面処
理を行なう必要がある。隠面処理の方法において、一般
的に利用される方法としては、Zバッファ・アルゴリズ
ムがあり、本実施の形態では、隠面処理にこのZバッフ
ァ・アルゴリズムを用いる。
【0058】そして、以上のような周知の3DCGの処
理により、各図柄の3DCGが形成される。なお、上記
3DCGに用いられる各変数(例えば、アフィン変換に
おける変数や、光源や視点の位置など)は、基本的に
は、予め決定された変数が用いられるが、一部の変数に
おいては、ランダムな数値を用いたり、任意の数字を選
択して使用するようにしても良い。また、形状データの
可視化に際しては、図柄の回転や拡大縮小が、動画とし
て表現できるように、角度や縮小率や拡大率が少しずつ
異なる複数の画像データを作成するようになっている。
【0059】そして、作成された画像データは、映像信
号出力部14の画像用のRAM16dに書き込まれる。
そして、当りもしくはリーチの場合に行なわれるLCD
12の可変表示ゲームの表示においては、まず、図6に
示す二次元の図柄d...のスクロール表示が行なわれる
とともに、二つの図柄d、dが同じパターンの図柄で停
止するまで、上記外れの場合と同様の表示が行なわれ
る。そして、この間に、上述の補助記憶装置18bから
の画像データの転送と、ワークステーション18aにお
ける図柄d...の3DCG化、及び作成された画像デー
タの転送が行なわれる。
【0060】そして、上述のように二つの同じ図柄の図
柄d...が停止した後に、図7及び図8に示す補助記憶
装置18bに記憶された3DCG化されたキャラクタ
e'が、図6の平面的なキャラクタeに代えて表示され
ることになる。また、図6に示す平面的な図柄d...
も、ワークステーション18aにより3DCG化された
図7及び図8に示す図柄d'...として表示される。
【0061】また、図柄d'...は、この実施の形態にお
いて、図7及び図8に数字の7で示される停止して確定
した状態の二つの図柄d'、d'が水平方向に回転して表
示され、図7及び図8に示される数字の4で示される確
定していない状態の図柄d'が、上記7の図柄d'に対し
て極めて小さい状態から拡大して、上記7より大きくな
って消え、次の図示しない図柄が、再び小さな状態から
拡大して消えることを繰り返し、確定する際に、上記7
と同じ大きさで表示されるようになっている。
【0062】なお、上記図柄d'...の表示は、上述のよ
うな表示に限定されるものではなく、ワークステーショ
ン18aにより、形状データを形状変換する際に、回転
や拡大縮小やその他の変形等をアニメーション表示でき
るように、複数の段階に分けて行なうことにより様々な
表示が可能である。すなわち、回転角度や拡大率などを
変えて複数の変換された形状データを作成し、これらの
形状データに上記透視変換及び陰影処理を行なうことに
より、3DCGを作成し、作成された複数の3DCGの
画像データをLCD12に切り換えて表示することによ
り、例えば、拡大と回転を組合せたものや、一つの方向
に沿った伸縮などをアニメーションとして表示すること
ができる。
【0063】そして、上述のように平面的に表示された
図柄d...や背景のキャラクタeから3DCGの画像に
切り換えることにより、図柄d'...やキャラクタeが画
面から飛び出したような印象や、画面内部に奥行きがで
きたような印象を与えることができ、大当たり時やリー
チ時に遊技者の注目を集め、その興趣を高めることがで
きる。
【0064】そして、LCD12上において、同じ図柄
の図柄d、...が揃った停止図柄が表示された後に、変
動入賞装置34を駆動することにより、所定時間の間、
遊技球が変動入賞装置34に入賞しやすくするものであ
る。また、上記変動入賞装置34の作動中においては、
上記外部画像データ出力部18から、例えば、上記3D
CG化されたキャラクタe'をアニメーションとして表
示できる画像データが映像信号出力部14に出力され
る。この際には、外部画像データ出力部18に記憶され
た多数のアニメーションの中からランダムに一つのアニ
メーションを表示するようになっている。
【0065】従って、パチンコ遊技機11...に大きな
容量の画像データ用のROMを配置しなくとも、外部画
像データ出力部18に記憶された多数のパターンのアニ
メーションから選択された一つのアニメーションを表示
することができ、また、多数のパターンのアニメーショ
ンを用意しておくことにより、遊技者が、大当たり後の
画像表示にあきてしまうのを防止することができる。
【0066】なお、上述のように外部画像データ出力部
18から各パチンコ遊技機11...に画像データを出力
するに際して、外部画像データ出力部18に対して複数
のパチンコ遊技機11...から一時期に画像データの出
力要求があった場合には、外部画像データ出力部18の
処理能力や、外部画像データ出力部18と各パチンコ遊
技機11...との間の通信能力を越える可能性がある
が、このような場合には、画像データの出力要求を出し
たパチンコ遊技機11...のうちの処理可能な一部のパ
チンコ遊技機11...に画像データを転送するようにな
っている。
【0067】そして、画像データを転送されなかったパ
チンコ遊技機11...においては、EEPROM16e
に予め記憶された平面状の画像データにより停止図柄な
どの表示を行なうようになっている。このような構成と
することにより、一つの外部画像データ出力部18に多
数のパチンコ遊技機11...を接続する構成としても、
外部画像データ出力部18の処理能力を越えてしまうこ
とがない。
【0068】言い換えれば、処理速度のあまり早くない
安価な外部画像データ出力部18を構成するワークステ
ーション18aでも、多数のパチンコ遊技機11...に
対応することができる。また、上記停止図柄の表示が、
EEPROM16eからの平面的な画像データであった
り、外部画像データ出力部18から出力された立体的な
画像データであったりすることで、特別図柄表示装置1
0における可変表示ゲームにさらに変化が増えることに
なり、遊技機の興趣が高められることとなる。
【0069】以上のようにこの実施の形態の遊技機によ
れば、LCD12に、平面状の画像データと3DCGの
画像データとを表示することができる。すなわち、可変
表示ゲームにおいて、大当たり状態もしくはリーチ状態
の際に、図柄d...もしくは図柄d...の背景となるキャ
ラクタeを、平面状の画像から3DCGの画像に変える
ことにより、上記図柄d'...やキャラクタe'...がLC
D12の画面から飛び出したような印象を与えることが
できるので、遊技機の興趣を高めることができる。
【0070】また、この実施の形態においては、LCD
12に表示する上記3DCGの画像データを予め作成さ
れたものだけとせずに、随時作成するものとしたので、
様々なパターンの画像を表示することができる。例え
ば、予め記憶させた形状データを3DCGとして表示さ
せる際に、上記形状データを、任意の方向に回転させた
り、拡大させたり、縮小させたり、回転方向を変化させ
たりすることができ、その組合せの数を膨大なものとす
ることができる。従って、遊技者に毎回異なる特別図柄
表示装置の表示を見せることができ、遊技機の興趣を高
めることができる。
【0071】また、上述の3DCGの作成を外部画像デ
ータ出力部18において処理するものとし、各パチンコ
遊技機11は、外部画像データ出力部18で作成された
3DCGを入力して表示するものとしたことにより、各
パチンコ遊技機11において、3DCGの作成等の大き
な処理を行なわせる必要がないので、各パチンコ遊技機
11に処理能力の高いハードを用いることなく上述のよ
うな3DCGを用いた特別図柄表示装置10の表示を行
なうことができる。すなわち、パチンコ遊技機11にお
いて、上述のような3DCGの画像を表示するものとし
ても各パチンコ遊技機11...の製造コストが増加する
のを防止することができる。
【0072】また、外部画像データ出力部18の補助記
憶装置18bに、3DCGの画像データを含む多数の画
像データを記憶させ、これら画像データを各パチンコ遊
技機11...に出力して各パチンコ遊技機11...の特別
図柄表示装置10...に表示させることにより、各パチ
ンコ遊技機13において、多くの情報量を有する多くの
画像データを表示することができる。
【0073】従って、上述のように、図柄d...の背景
となる平面的な画像のキャラクタeを3DCGのキャラ
クタe'に代えたり、可変表示ゲームが大当たりとなっ
て、変動入賞装置34が遊技者に有利な第2の状態とな
った際に、3DCGのキャラクタe'をアニメーション
として表示させたり、遊技が開始されていない状態のパ
チンコ遊技機11...に、ホールの案内や、パチンコ遊
技機11の遊技の説明や、広告等を表示させたりするこ
とが可能となる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。
【0075】本発明は、二次元画像と三次元画像とを表
示可能に特別図柄表示装置が構成され、特別図柄表示装
置に表示される画像を、遊技状態に基づいて二次元画像
と三次元画像とに切換制御する画像状態切換手段を備え
ている。
【0076】従って、可変表示ゲームにおける、大当た
りやリーチなどの遊技状態のときに、特別図柄表示装置
に表示される画像を二次元画像から三次元画像に切り換
えることができる。その結果、大当たり時やリーチ時に
遊技者などの注目を集めることができ、その興趣を高め
ることができる。
【0077】また、図柄やキャラクタが二次元画像から
三次元画像に切り換えられるので、遊技者に図柄などが
画面から飛び出したような印象を与えることができ、大
当たり時やリーチ時に遊技者の注目を集めることができ
る。
【0078】その結果、可変表示ゲームへの興趣を高め
ることができる。
【0079】また、画像状態切換手段は、可変表示ゲー
ムがリーチ状態において、未だ確定していない図柄を小
さい状態から拡大させて消えることを繰り返す可変表示
をさせたり、図柄を三次元画像として、拡大や回転、あ
るいは伸縮などさせて表示させる。
【0080】その結果、可変表示ゲームにさらに変化が
増えることとなり、可変表示ゲームの興趣を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機としてのパチンコ遊技機に用い
られる遊技機用映像表示装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のパチンコ遊技機に用いら
れる遊技機用映像表示装置の概略を示すブロック図であ
る。
【図3】上記遊技機用映像表示装置を用いるパチンコ遊
技機を示す正面図である。
【図4】上記実施の形態の上記パチンコ遊技機を示す後
面図である。
【図5】上記遊技機用映像表示装置に接続された上記パ
チンコ遊技機の役物回路を示すブロック図である。
【図6】上記遊技機用映像表示装置を説明するための表
示画面を示す図面である。
【図7】上記遊技機用映像表示装置を説明するための表
示画面を示す図面である。
【図8】上記遊技機用映像表示装置を説明するための表
示画面を示す図面である。
【符号の説明】
11 遊技機(パチンコ遊技機) 10 特別図柄表示装置(遊技機用映像表示装置) 13 役物回路(遊技機制御装置,画像状態切換手
段) 33 始動口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の始動条件の成立に基づいて特別図
    柄表示装置により可変表示ゲームを行い、該可変表示ゲ
    ームの結果に関連して所定の遊技状態を発生可能な遊技
    機において、 前記特別図柄表示装置は、二次元画像と三次元画像とを
    表示可能に構成され、 前記特別図柄表示装置に表示される画像を、遊技状態に
    基づいて二次元画像と三次元画像とに切り換える画像状
    態切換手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記画像状態切換手段は、可変表示ゲー
    ムがリーチ状態となった場合に、二次元画像から三次元
    画像に画像を切り換えることを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記画像状態切換手段は、可変表示ゲー
    ムが当たりとなった場合に、二次元画像から三次元画像
    に画像を切り換えることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記三次元画像として切り換えられる画
    像は、可変表示ゲームを構成する図柄であることを特徴
    とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記三次元画像として切り換えられる画
    像は、キャラクタであることを特徴とする請求項2から
    4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記画像状態切換手段は、可変表示ゲー
    ムがリーチ状態において、未だ確定していない図柄を小
    さい状態から拡大させて消すことを繰り返す可変表示を
    行わせることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技
    機。
  7. 【請求項7】 前記画像状態切換手段は、図柄を三次元
    画像として、拡大、回転、伸縮の内、何れか1つ、ある
    いは複数を組み合わせて表示させることを特徴とする請
    求項4から6の何れかに記載の遊技機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336472A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Heiwa Corp 遊技機の図柄表示制御方法及び装置
JP2012245264A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sankyo Co Ltd 遊技機
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JP2017196507A (ja) * 2017-08-08 2017-11-02 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019122863A (ja) * 2019-05-09 2019-07-25 株式会社三洋物産 遊技機

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