JP3461967B2 - 記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置 - Google Patents

記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置

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JP3461967B2
JP3461967B2 JP10740495A JP10740495A JP3461967B2 JP 3461967 B2 JP3461967 B2 JP 3461967B2 JP 10740495 A JP10740495 A JP 10740495A JP 10740495 A JP10740495 A JP 10740495A JP 3461967 B2 JP3461967 B2 JP 3461967B2
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    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体の処理方法及
び記録媒体の処理装置に係り、記録媒体を複数列に並列
搬送処理する際の記録媒体の処理方法及び記録媒体の処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を焼き付けた感光材料(印画紙)を
画像駒毎に切断し、切断した感光材料を複数列に分配し
て並列に現像処理することにより、処理能力を増大する
方法が提案されている(実公昭58−29464号、特
開平4−106537号、特開平5−341398号
等)。
【0003】この方法によれば、狭幅感光材料の処理能
力を上げ、かつ、広幅感光材料まで処理可能になるとい
う利点が生まれる。
【0004】この方法では、画像の焼付けられた感光材
料を2列に分配して現像処理する場合には、焼付け順に
感光材料を交互に分配し、3列に分配して現像処理する
場合には、端の列から順に分配していた。
【0005】一方、近年では、感光材料幅が同じで長さ
の異なる複数サイズの感光材料を混在処理する装置が提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送方
向の長さが異なる複数サイズの感光材料を一列で露光
し、上記のように分配して複数列で現像処理すると、現
像処理部から排出される感光材料は現像処理部に投入さ
れる順序と異なる場合がある。
【0007】例えば、図6(A)、図9(A)に示すよ
うに、短尺の感光材料Pと、長尺の感光材料Pとが混在
している場合、これらを上記のように振り分けると、並
列搬送する各々の感光材料の搬送方向後端部の位置は、
焼付け順とはならなくなる(図中の印画紙Pに記載され
ている数字は駒順を示し、アルファベットは焼付け順を
示している。)。
【0008】例えば、図6(A)に示すように、4駒目
の画像を長尺の感光材料Pを先に焼付け、その後に5駒
目の画像を短尺の感光材料Pを焼付けて振り分ける場
合、短尺の感光材料Pの後端が長尺の感光材料Pの後端
よりも搬送方向下流側(図の左側)に位置することにな
る。このため、長尺の感光材料P(4駒目の画像)を先
に焼付けしているにもかかわらず、現像処理を終えるの
は、短尺の感光材料P(5駒目の画像)が先になってし
まい、焼付け順(駒番号順)に集積されなくなる問題が
発生する。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、所定の順序に
集積を可能とさせる記録媒体の処理方法及び記録媒体の
装置を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1の記録媒体に記録された画像情報を第2の記録
媒体に記録し、画像情報の記録された第2の記録媒体を
複数列に振り分けて並列搬送処理する記録媒体の処理方
法であって、列数と同じ個数分以上の第2の記録媒体の
搬送方向長さを比較し、並列搬送処理する第2の記録媒
体の搬送方向後端の順序を、第1の記録媒体に記録され
ている画像情報順とすることを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明は、第1の記録媒体
の画像情報を第2の記録媒体に記録する記録手段と、画
像情報の記録された第2の記録媒体を搬送処理する搬送
処理装置と、搬送処理装置よりも第2の記録媒体の搬送
方向上流側に設けられ第2の記録媒体を複数列に振り分
ける振分手段と、列数と同じ個数分以上の第2の記録媒
体の搬送方向長さを比較し、搬送処理する第2の記録媒
体の搬送方向後端の順序が第1の記録媒体に記録されて
いる画像情報順番となるように、記録手段及び振分手段
の少なくとも一方を制御する制御装置と、を備えたこと
を特徴としている。
【0012】請求項3に記載の発明は、第1の記録媒体
に記録された画像情報を第2の記録媒体に記録し、画像
情報の記録された第2の記録媒体を複数列に振り分けし
て並列搬送処理を行う記録媒体の処理方法であって、並
列搬送処理する前に予め列数と同じ個数分以上の第2の
記録媒体の搬送方向長さを比較し、並列搬送処理する第
2の記録媒体の搬送方向後端の順序が第1の記録媒体に
記録されている画像情報順となり、かつ、同じ列で先行
搬送処理する第2の記録媒体との間隔が最小となるよう
に、前記比較した第2の記録媒体への記録順及び振分順
を決定しておくことを特徴としている。
【0013】請求項4に記載の発明は、第1の記録媒体
に記録された画像情報を第2の記録媒体に記録し、画像
情報の記録された第2の記録媒体を複数列に振り分けし
て並列搬送処理を行う記録媒体の処理方法であって、並
列搬送処理する前に予め第2の記録媒体の各々の搬送方
向長さを1件分読み込み、並列搬送処理する第2の記録
媒体の搬送方向後端の順番が第1の記録媒体に記録され
ている画像情報順となり、かつ、1件分の搬送処理長さ
が最小となるように、第2の記録媒体への記録順及び振
分順を決定しておくことを特徴としている。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1、請求
項3及び請求項4の何れか1項に記載の記録媒体の処理
方法において、並列搬送処理後に搬送方向が並列搬送方
向とは交差する方向とされた集積用搬送装置によって並
列搬送処理済みの第2の記録媒体を集積する集積搬送工
程を有し、並列搬送処理速度をVd 、集積用搬送装置の
搬送速度をVS 、集積用搬送装置の搬送方向下流側の列
に搬送される第2の記録媒体と集積用搬送装置の搬送方
向上流側の列に搬送される第2の記録媒体との間隔を
t、先に振り分けする第2の記録媒体の並列搬送方向後
端と次に振り分けする第2の記録媒体の並列搬送方向先
端との最小間隔をS、としたときに、次に振り分けする
第2の記録媒体を集積用搬送装置の搬送方向下流側の列
に振り分けるときはS>t(Vd /VS )となるよう
に、次に振り分けする第2の記録媒体を集積用搬送装置
の搬送方向上流側の列に振り分けるときはS≧0となる
ように第2の記録媒体を並列搬送処理することを特徴と
している。
【0015】
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明では、先ず、第1の記録
媒体に記録された画像情報が第2の記録媒体に記録され
る。画像情報の記録された第2の記録媒体は、所定の順
番で複数列に分配され並列搬送処理される。ここで、第
2の記録媒体は、並列搬送処理される際に、列数と同じ
個数分以上の第2の記録媒体の搬送方向長さが比較さ
れ、搬送方向後端の順序が第1の記録媒体に記録されて
いる画像情報順となるように並列搬送処理される。この
ため、第2の記録媒体の搬送方向長さが各々異なってい
たとしても、第2の記録媒体は第1の記録媒体に記録さ
れている画像情報順に並列搬送処理が終了する。したが
って、第2の記録媒体を並列搬送処理の終了後に集積す
る場合に、第1の記録媒体に記録されている画像情報順
に集積することができる。
【0017】例えば、第1の記録媒体が写真のネガフィ
ルムであり、第2の記録媒体が印画紙である場合には、
先ず最初に、ネガフィルムの1駒目の画像が一枚目の印
画紙に焼付けられ、ネガフィルムの2駒目の画像が2枚
目の印画紙に焼付けられ、以後、駒順に画像の焼き付け
が行われる。画像の焼付けられた印画紙は、所定の手順
で複数列に振り分けられ、並列で現像、定着、水洗、乾
燥処理等されるが、印画紙の搬送方向後端の順序はネガ
フィルムの駒番号順とされる。このため、印画紙の搬送
方向長さが各々異なっていたとしても、印画紙は駒番号
順に乾燥処理を終えるので、乾燥処理を終えた印画紙を
駒番号順に集積することができる。
【0018】請求項2に記載の発明では、先ず、第1の
記録媒体に記録された画像情報が記録手段によって第2
の記録媒体に記録される。画像情報の記録された第2の
記録媒体は、振分手段によって所定の順番で複数列に分
配され、振り分けられた第2の記録媒体は、搬送処理装
置によって複数列で並列搬送処理される。ここで、制御
装置は、第2の記録媒体が並列搬送処理される際に、
数と同じ個数分以上の第2の記録媒体の搬送方向長さが
比較され、搬送方向後端の順序が第1の記録媒体に記録
されている画像情報順となるうように記録手段及び振分
手段の少なくとも一方を制御する。記録手段の制御と
は、例えば、第1の記録媒体が写真のネガフィルムであ
り、第2の記録媒体が印画紙である場合には、焼付け露
光の間隔を制御することに相当する。また、振分手段の
制御とは、振り分け時間を制御することに相当する。
【0019】したがって、第2の記録媒体は搬送方向後
端の順序が第1の記録媒体に記録されている画像情報順
となるように並列搬送処理されるので、第2の記録媒体
の搬送方向長さが各々異なっていたとしても、第2の記
録媒体は第1の記録媒体に記録されている画像情報順に
処理が終了する。このため、第2の記録媒体を並列搬送
処理の終了後に集積する場合に、第1の記録媒体に記録
されている画像情報順に集積することができる。
【0020】請求項3に記載の発明では、先ず、第1の
記録媒体に記録された画像情報が第2の記録媒体に記録
される。画像情報の記録された第2の記録媒体は、所定
の順番で複数列に分配され、振り分けられた第2の記録
媒体は、複数列で並列搬送処理される。ここで、並列搬
送処理する前に予め列数と同じ個数分以上の第2の記録
媒体の搬送方向長さを比較しておき、並列搬送処理する
第2の記録媒体の搬送方向後端の順序が第1の記録媒体
に記録されている画像情報順となり、かつ、同じ列で先
行搬送処理する第2の記録媒体との間隔が最小となるよ
うに、比較した第2の記録媒体の記録順及び振分順を決
定しておくので、第2の記録媒体は搬送方向後端の順序
が第1の記録媒体に記録されている画像情報順となり、
かつ同じ列で先行搬送処理する第2の記録媒体との間隔
を最小にして並列搬送処理される。したがって、第2の
記録媒体の搬送方向長さが各々異なっていたとしても、
第2の記録媒体は第1の記録媒体に記録されている画像
情報順に処理が終了すると共に、第2の記録媒体全体の
搬送方向の長さが短くなる。このため、第2の記録媒体
を並列搬送処理の終了後に集積する場合に、第1の記録
媒体に記録されている画像情報順に集積することがで
き、また、短時間で処理を行うことができる。
【0021】請求項4に記載の発明では、先ず、第1の
記録媒体に記録された画像情報が第2の記録媒体に記録
される。画像情報の記録された第2の記録媒体は、所定
の順番で複数列に分配され、振り分けられた第2の記録
媒体は、複数列で並列搬送処理される。ここで、並列搬
送処理する前に予め第2の記録媒体の各々の搬送方向長
さを1件分読み込み、並列搬送処理する第2の記録媒体
の搬送方向後端の順番が第1の記録媒体に記録されてい
る画像情報順となり、かつ、1件分の搬送方向の長さが
最小となるように第2の記録媒体の記録順及び振分順を
決定しておくので、第2の記録媒体は、搬送方向後端の
順番が第1の記録媒体に記録されている画像情報順とな
り、かつ、1件分の搬送方向の長さを最小にして並列搬
送処理される。したがって、第2の記録媒体の搬送方向
長さが各々異なっていたとしても、第2の記録媒体は第
1の記録媒体に記録されている画像情報順に処理が終了
すると共に、第2の記録媒体全体の搬送方向の長さは最
小となる。このため、第2の記録媒体を並列搬送処理の
終了後に集積する場合に、第1の記録媒体に記録されて
いる画像情報順に集積することができ、また、最小の時
間で処理を行うことができる。
【0022】請求項5に記載の発明では、搬送処理装置
によって所定の処理の終了した第2の記録媒体が集積用
搬送装置へと排出され、第2の記録媒体は並列搬送方向
と交差する方向に搬送される。ここで、最小間隔Sが、
次に分配する第2の記録媒体を集積用搬送装置の搬送方
向下流側の列に振り分けるときは、S>t(Vd /VS
)を満足し、次に分配する第2の記録媒体を集積用搬
送装置の搬送方向上流側の列に振り分けるときは、S≧
0を満足するように第2の記録媒体が並列搬送処理され
るので、集積用搬送装置は、第2の記録媒体を、第1の
記録媒体に記録されている画像情報順で搬送し、搬送方
向下流側では第1の記録媒体に記録されている画像情報
順に第2の記録媒体が集積される。
【0023】
【0024】
【実施例】本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
【0025】図1には写真プリンタであるプリンタプロ
セッサ10の概略が示されている。このプリンタプロセ
ッサ10のプリンタ部を構成する写真焼付部12は、第
2の記録媒体としての印画紙Pが収納されたペーパマガ
ジン14を装填できるような構造となっている。
【0026】このペーパマガジン14の図1上、左上側
には、印画紙Pの先端部付近が巻き掛けられる駆動ロー
ラ16が回転自在に支持されており、写真焼付部12内
の図示しないモータの駆動力をこの駆動ローラ16が受
けて回転する。また、駆動ローラ16に対向した位置に
は、印画紙Pを介して一対のニップローラ18が配置さ
れている。この為、駆動ローラ16がこれらニップロー
ラ18との間で印画紙Pを挟持して、印画紙Pを写真焼
付部12内へ送り出すことになる。
【0027】他方、写真焼付部12内には、上下一対の
刃からなると共にモータ20によりこの刃が移動される
カッタ22が設置されており、ペーパマガジン14から
出て来た印画紙Pをこのカッタ22が即座に切断するこ
とになる。
【0028】図2及び図3に示すように、カッタ22に
対して右側である印画紙Pの搬送方向下流側には、上面
が水平方向(図2上、左右方向)に沿うように形成され
た支持台46が、搬送方向に沿って2個配置されてい
る。
【0029】支持台46の両側には、無端ベルト44の
巻き掛けられる巻掛ローラ52が水平方向に配置されて
いる。上流側及び下流側の巻掛ローラ52の上側には、
巻掛ローラ52との間で無端ベルト44を挟持するニッ
プローラ54が配置されている。巻掛ローラ52は、図
示しないモータの駆動力によって駆動回転され、無端ベ
ルト44を図1上、時計回転方向に回転させる。
【0030】図3に示すように、無端ベルト44にはそ
の全域に亘って多数の小孔48が形成されており、この
無端ベルト44の一部が載置される支持台46の上面に
は、無端ベルト44の小孔に対応して多数の孔部(図示
せず)が形成されている。
【0031】この支持台46の内部は空洞状に形成され
ており、無端ベルト44の幅方向両端に対応して形成さ
れた一対の連通ダクト66がこの支持台46に接続され
ている。これらの連通ダクト66は、吸引ファン68が
設けられたファンボックス70へと接続されている。
【0032】両支持台46の間には、印画紙Pを無端ベ
ルト44の搬送方向とは直交する方向に移動させるため
の振分手段としての振分機構50が設けられている。
【0033】振分機構50は、両支持台46の間に配設
される吸引部56を備えている。この吸引部56は巻掛
ローラ52に沿って長く形成された箱であり、上面には
全域に亘って多数の小孔(図示せず)が形成されてい
る。
【0034】吸引部56には、ダクト58が接続されて
おり、このダクト58は、図1に示すように、吸引ファ
ン60を備えたファンボックス62へと接続されてい
る。
【0035】吸引部56は、図示しないモータ機構によ
って巻掛ローラ52の軸方向に沿って移動できるように
なっている。
【0036】なお、吸引部56を移動させるモータ機
構、吸引ファン60及び吸引ファン68は、プリンタプ
ロセッサ10の外枠を構成するケーシング10A内に備
えられた制御装置としてのコントローラ43で制御され
る。
【0037】他方、図1に示される如く、支持台46上
を移動する無端ベルト44の上部には、イーゼル装置6
4が設けられており、縁有画像を印画紙P上に焼付露光
する場合に、このイーゼル装置64内の図示しない可動
片で印画紙Pの周囲を覆うようになっている。
【0038】また、ケーシング10Aの上部には、イー
ゼル装置64の直上の位置に、光を拡散する拡散ボック
ス28が配置されており、その右隣に、それぞれ光路へ
の挿入フィルタ量を変え得るよう移動可能なC、M、Y
の3組のフィルタから構成されるCCフィルタ24が配
置されている。従って、このCCフィルタ24に隣合っ
て位置する光源26から照射された光線がCCフィルタ
24を通過した後、拡散ボックス28により拡散されつ
つ屈曲されて、直下に送られることになる。そして、こ
のケーシング10Aの上面に載置されているネガキャリ
ア30上の第1の記録媒体としてのネガフィルムNをこ
の光線が透過する。
【0039】なお、本実施例のネガフィルムNは、一般
的な135サイズのネガフィルムであり、各々の画像の
パーフォレーション側には、周知のように駒番号や駒番
号に対応するバーコード等が付与されている。
【0040】写真焼付部12内に設置されたガイドレー
ル32には、支持板34が水平方向(図1上、紙面に対
して直交する方向)に移動可能に支持されており、前記
光線の光軸線S上にそれぞれ配置されるようにプリズム
36及びズームレンズ38がこの支持板34に取り付け
られている。
【0041】従って、ネガフィルムNを透過して露光光
線となった光線は、プリズム36を通過した後、さらに
拡大倍率を変更可能なズームレンズ38を通過してイー
ゼル装置64の下に位置する印画紙P上に、ネガフィル
ムNの画像を結像させる。
【0042】また、写真焼付部12内には、ネガフィル
ムNの濃度を測定する例えば色フィルタとCCD等の光
センサにより構成される濃度測定器40が配置されてお
り、プリズム36により水平方向に屈曲された光線がこ
の濃度測定器40に送られるようになっている。この濃
度測定器40は、制御装置としてのコントローラ43に
接続されており、濃度測定器40によって測定されたデ
ータ及び、作業者によりキー入力されたデータに基づい
て、焼付露光時の露光補正値が設定される。
【0043】さらに、ズームレンズ38とイーゼル装置
64の間の光路には、CCフィルタ24で色と強度が調
光されネガフィルムNを透過した光を、所定時間の間焼
付露光するブラックシャッタ41が設けられている。
【0044】図2に示すように、支持台46に対して印
画紙Pの搬送方向下流側には、ローラ群65が配置され
ており、このローラ群65に対して印画紙Pの搬送方向
下流側には、印画紙Pの裏面に印字を行う印字ユニット
67が設けられている。
【0045】印字ユニット67に対して印画紙Pの搬送
方向下流側には、アキュムレーター86が配置されてい
る。アキュムレーター86は、図示しないモーターで回
転される複数の挟持ローラ88を備えている。
【0046】図1に示すように、アキュムレーター86
の搬送方向下流側には、プロセッサ部72が設けられて
いる。
【0047】プロセッサ部72の現像槽74には現像液
が溜められていて、印画紙Pをこの現像液に浸して現像
処理を行う。現像処理された印画紙Pは現像槽74と隣
接する漂白定着槽76へ搬送される。漂白定着槽76に
は漂白定着液が溜められていて、印画紙Pをこの漂白定
着液に浸して漂白処理及び定着処理を行う。定着処理さ
れた印画紙Pは、漂白定着槽76に隣接すると共にそれ
ぞれ水洗水が溜められた複数の水洗槽からなる水洗部7
8へ搬送され、印画紙Pを水洗槽内の水洗水に浸して水
洗処理を行う。なお、上記の現像槽74、漂白定着槽7
6及び水洗部78の水洗槽は、プロセッサ部72内に設
置された複数の補充タンク90よりそれぞれ現像補充
液、漂白定着補充液及び水洗補充水が送られて、それぞ
れの槽内の液へ補充されるようになっている。
【0048】水洗処理された印画紙Pは水洗部78の上
部に位置する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は、
印画紙Pの搬送経路の下側に配置されたチャンバ82側
より矢印B方向に沿って送風される熱風に印画紙Pをさ
らして、印画紙Pを乾燥させる。
【0049】乾燥部80に対して印画紙Pの搬送方向下
流側には複数対のローラ83によって構成される搬送路
84が配設されており、乾燥処理が終了して乾燥部80
から排出された印画紙Pは、これら複数対のローラにそ
れぞれ挟持されてプリンタプロセッサ10の外部へ排出
される。
【0050】搬送路84の印画紙Pの排出側にはソータ
ー92が設けられている。図4及び図5に示すように、
ソーター92は、搬送路84の印画紙Pの排出側の下側
に、搬送路84の搬送方向と直交する方向に印画紙Pを
搬送する集積用搬送装置としてのベルトコンベア94を
備えており、ベルトコンベア94の搬送方向下流側の下
側に、印画紙Pを集積する複数の受皿95を有する集積
部96を備えている。なお、受皿95は、図示しない駆
動装置によってベルトコンベア94の搬送方向とは直交
する方向に移動可能となっている。
【0051】次に、本実施例の作用を説明する。以下の
説明は、例えば、ネガフィルムN1本に記録された画像
を1駒に付き1枚づつプリントする際の説明である。
【0052】ペーパマガジン14から送り出された未露
光の印画紙Pは、カッタ22で所望長さに切断された後
に、無端ベルト44に乗せられて露光光線の光軸線S上
の位置である画像焼付位置へと搬送される(図3参
照)。
【0053】そして、オペレーターが所定の操作を行う
と、光源26側からの露光光線がプリズム36及びズー
ムレンズ38等を介して印画紙Pに到達し、ブラックシ
ャッタ41が所定時間開くことにより、ネガフィルムN
に記録された1駒目の画像が印画紙P上に焼付露光され
る。
【0054】この際、支持台46内の空気は、連通ダク
ト66を介して無端ベルト44のループ内から幅方向両
端へ抜け出し、吸引ファン68で吸引されて外部へ吹き
出されるので、支持台46内が負圧となる。この負圧は
支持台46の孔部、無端ベルト44の小孔を介して無端
ベルト44上の印画紙Pへと伝達され、印画紙Pが無端
ベルト44へ吸引される。この為、印画紙Pが単に無端
ベルト44に乗せられるだけでなく、無端ベルト44側
に吸引されるので、印画紙Pが、確実に無端ベルト44
により搬送されると共に、画像焼付位置上で水平状態に
配置されることになる。
【0055】画像の焼付けが終了すると、吸引ファン6
8が停止して印画紙Pの吸引が一旦解除され、その後、
吸引ファン60が作動して吸引部56が印画紙Pを吸引
する。印画紙Pを吸引した吸引部56は、モータ機構に
よって矢印B方向に移動し、印画紙Pを図3の想像線で
示す位置に移動する。
【0056】矢印B方向側に印画紙Pが移動した後は、
吸引ファン60が停止して吸引部56による吸引は停止
し、吸引ファン68が再び作動し、印画紙Pは無端ベル
ト44に吸引されてアキュムレーター86側へ搬送さ
れ、無端ベルト44とニップローラ54とに挟持されて
アキュムレーター86側へと送り出される。印画紙Pが
吸引部56から離れると、吸引部56はモータ機構によ
って画像焼付位置へと戻る。
【0057】なお、印画紙Pは、画像焼付位置からアキ
ュムレーター86側へ搬送される途中で印字ユニット6
7により裏面に印字(駒番号等)が行われる。また、次
の露光を行うために、画像の焼付けられた印画紙Pは、
画像焼付位置からアキュムレーター86へ迅速に搬送さ
れる。
【0058】無端ベルト44及びニップローラ54から
印画紙Pの搬送方向後端が離れると、挟持ローラ88
は、プロセッサ部72の搬送速度に合わせて印画紙Pを
低速でプロセッサ部72へと送り込む。
【0059】画像の焼付けられた印画紙Pがアキュムレ
ーター86へ排出されると、所定の長さにカットされた
未露光の印画紙Pが無端ベルト44により画像焼付位置
に搬送され、2駒目の画像の焼き付け露光が行われる。
【0060】この2枚目の印画紙Pは、画像焼付け後に
吸引部56に吸引されて1枚目の印画紙Pとは反対側
(矢印F方向)に移動されてからアキュムレーター86
へと搬送される。以後、同様にして画像の焼き付けられ
た印画紙Pは振分機構50によって無端ベルト44の搬
送方向に対して直交する方向に交互に振り分けられる。
【0061】アキュムレーター86から送り出された印
画紙Pは、プロセッサ部72へ搬送され現像、漂白定
着、水洗及び乾燥の各処理が行われて搬送路84のロー
ラ83に挟持搬送され、最後のローラ83から搬送方向
後端が離れると印画紙Pはプロセッサ部72の上部に設
けられたベルトコンベア94に落下する。
【0062】ところで、ネガフィルムNに記録されてい
る画像には、種々のアスペクト比が混在することがあ
り、これにあわせて印画紙Pの搬送方向の長さも種々混
在することがあるが、上記のように、画像の焼付けられ
た印画紙Pをアキュムレーター86へ排出した後に、次
の焼付けを行うので、印画紙Pの搬送方向長さが各々異
なっていてもプロセッサ部72で搬送される印画紙Pの
搬送方向後端は、図6(B)に示すようにネガフィルム
Nに記録されている画像順となる(なお、図6中の印画
紙Pに記載されている数字は駒順を示し、アルファベッ
トは焼付け順を示している。)。
【0063】したがって、印画紙Pは、搬送方向長さが
各々異なっていてもネガフィルムNに記録されている画
像順にベルトコンベア94に落下する。
【0064】ベルトコンベア94に落下した印画紙P
は、集積部96側へ搬送され、ベルトコンベア94端部
から落下した印画紙Pは受皿95に駒順に積み重ねられ
る(駒番号1の画像の焼付けられた印画紙Pが一番下に
なる。)。
【0065】ここで、ベルトコンベア94に落下する印
画紙PはネガフィルムNの駒番号順に落下するようにな
っているが、搬送方向とは直交する方向に隣り合う印画
紙Pの間隔、搬送路84のローラ83から落下する印画
紙Pの落下タイミング、ベルトコンベア94の搬送速度
等の関係から、番号の大きい側の印画紙Pが番号の小さ
い側の印画紙Pよりもベルトコンベア94の搬送方向下
流側に落下することが考えられ、このように落下すると
番号の大きい側の印画紙Pが番号の小さい側の印画紙P
よりも下になることになり、番号順に集積できない事態
が発生する。このため、本実施例では、このような事態
が起きないように、隣り合う印画紙Pの間隔、搬送路8
4のローラ83から落下する印画紙Pの落下タイミン
グ、ベルトコンベア94の搬送速度等を考慮して、集積
した印画紙PがネガフィルムNの駒順となるようにシス
テムを制御している。
【0066】ここで、ベルトコンベア94で印画紙Pを
搬送し、駒番号の小さい側の印画紙Pを確実に先に集積
部96に落下させる条件としては、例えば、プロセッサ
部72内の搬送処理速度(並列搬送速度)をVd 、ベル
トコンベア94の搬送速度をVS 、並列搬送する印画紙
Pの搬送方向とは直交する方向の間隔をt、先に分配す
る印画紙Pの搬送方向後端と次に分配する印画紙Pの搬
送方向先端との最小間隔をS、としたときに、次に分配
する印画紙Pをベルトコンベア94の搬送方向下流側
(矢印B方向側)の列に振り分けるときは、S>t(V
d /VS )を満足し、次に分配する印画紙Pをベルトコ
ンベア94の搬送方向上流側(矢印F方向側)の列に振
り分けるときは、S≧0を満足すれば良い。次に分配す
る印画紙Pをベルトコンベア94の搬送方向下流側(矢
印B方向側)の列に振り分けるときにS>t(Vd /V
S )を満足させれば、印画紙Pはベルトコンベア94上
で一部が重なり合うこともあるが、駒番号の小さい方を
下にすることができ、集積した際には、確実に駒番号の
小さい方が下になる。
【0067】なお、次に搬送する印画紙Pをベルトコン
ベア94の搬送方向下流側(矢印B方向側)の列に振り
分けるときに、S>(t+W)×(Vd /VS )を満足
するように、先に分配する印画紙Pの搬送方向後端と次
に分配する印画紙Pの搬送方向先端との最小間隔Sを決
定すれば、ベルトコンベア94上で印画紙Pの重なりを
防ぐことができる(ここで、Wは印画紙Pのプロセッサ
部72の搬送方向と直交する方向の幅)。
【0068】ここで、先に分配する印画紙Pの搬送方向
後端と次に分配する印画紙Pの搬送方向先端との最小間
隔をSは、露光間隔を制御する、無端ベルト44の搬送
速度を制御する、振分機構50による振り分け速度を制
御する、アキュムレーター86からプロセッサ部72へ
印画紙Pを挿入するタイミングを制御する(アキュムレ
ーター86で所定時間待機させる)等すれば可変するこ
とができる。また、これらの制御は、少なくとも1つ行
えば良いが、複数行っても良い。
【0069】ネガフィルムNに記録されている画像のア
スペクト比を露光前に画像センサ等で並列搬送する列数
分と同じ駒数読み取っておけば、全体の搬送処理時間を
短縮することができる。
【0070】一例として、2列で並列搬送処理を行う場
合で説明をすると、1駒目の印画紙Pと2駒目の印画紙
Pが並列されており、次の3駒目の印画紙Pと4駒目の
印画紙Pを1駒目の印画紙Pと2駒目の印画紙Pの何れ
の後ろに振り分けるかは、以下のようにして決定する。
【0071】先ず、図7及び図8に示すように、搬送方
向の寸法が長い印画紙Pの搬送方向長さをLL 、搬送方
向の寸法が短い印画紙Pの搬送方向長さをLS 、同一列
の印画紙Pの最小間隔をK、並列に先行する2つの印画
紙Pの内の最も搬送方向後ろ側に位置する後端から、並
列に先行する2つの印画紙Pの後に続けて搬送しようと
する2つの印画紙Pの内の最も搬送方向後ろ側に位置す
る後端までの距離をXP 、先行する隣合う画像駒間の後
端ピッチをZとし、また、図7(B)に示すように、並
列に先行する2つの印画紙Pの内の最も搬送方向後ろ側
に位置する後端に続けて長い印画紙Pを並べた際の、先
行する2つの印画紙Pの内の最も搬送方向後ろ側に位置
する後端から長い印画紙Pの搬送方向後端までの距離を
XO とする。
【0072】例えば、図7(B)に示すように、印画紙
Pを並べると搬送方向の全長が長くなり、処理時間が長
くなって効率が悪い。
【0073】印画紙Pを効率良く搬送するためには、先
ずK+LL −ZとK+LS +Sとの大小関係を調べる。
【0074】K+LL −Z>K+LS +Sの時、XP <
XO (図7(B)に示すパターンよりも印画紙Pを効率
良く搬送する条件)はK+LL −Z<K+LL となり、
K+LL −Z>K+LS +SはLL −LS >K+Z(但
しZ>0)に変形される。
【0075】また、K+LL −Z≦K+LS +Sの時、
XP <XO はK+LS +S<K+LL 、さらに変形して
LL −LS >Sとなり、K+LL −Z≦K+LS +Sは
LL−LS ≦S+Zとなる。このLL −LS ≦S+Zと
LL −LS >Sとを合わせると、S+Z≧LL −LS >
Sとなる。
【0076】なお、S>0であれば良いが、処理する上
でSはある程度の大きさは必要であり、また、必要以上
に大きいことは効率が悪化することにつながる。
【0077】これらから、LL −LS >Sとなる場合
(LL とLS との差が比較的大きい場合)には、搬送方
向長さLS の印画紙Pに先行させて搬送方向長さLL の
印画紙Pを優先させて露光、振り分けして搬送処理し、
LL −LS ≦Sとなる場合(LL とLS との差が比較的
小さい場合)には、搬送方向長さLL の印画紙Pに先行
させて搬送方向長さLS の印画紙Pを優先させて露光、
振り分けして搬送処理すれば、効率良く搬送することが
できる。
【0078】LL とLS との差が比較的大きい場合に
は、例えば、図7(A)及び(B)に示すような並列搬
送パターンが考えられ、LL とLS との差が比較的小さ
い場合には、例えば、図8(A)乃至図8(C)に示す
ような搬送パターンが考えられる。
【0079】ここで、LL −LS >Sとなる場合(LL
とLS との差が比較的大きい場合)には、図7(A)に
示すように搬送方向長さLS の印画紙Pに先行させて搬
送方向長さLL の印画紙Pを優先させて露光、振り分け
して搬送処理し、LL −LS≦Sとなる場合(LL とLS
との差が比較的小さい場合)には、図8(A)又は
(B)に示すように搬送方向長さLL の印画紙Pに先行
させて搬送方向長さLSの印画紙Pを優先させて露光、
振り分けして搬送処理すれば、効率良く搬送できること
が分かる(なお、図8(C)は、全長は短くなるが後端
の位置が揃ってしまうため、採用できない)。
【0080】また、ネガフィルムNを画像センサ等で全
長に渡ってスキャンし、全ての画像のアスペクト比を露
光前に読み取っておけば、ネガフィルムN1本分の印画
紙Pを搬送する際に、最も短時間で搬送させることが可
能となる。
【0081】また、前記実施例では、ネガフィルムNの
画像を印画紙Pに焼き付ける例を示したが、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、フォトC
D、LSIメモリー等の各種記録媒体に記録された画像
情報をレーザー光等で印画紙Pに焼き付けても良い。こ
れらの画像情報も順に処理をさせて画像順に集積するこ
とが可能である。また、画像を記録する(焼き付ける)
のは、印画紙P以外の記録媒体であっても良い。
【0082】また、ネガフィルムNに記録された画像
は、プリンタプロセッサ10以外の機器で読み取っても
よく、この場合には、画像のサイズ(アスペクト比)を
表す情報をプリンタプロセッサ10のコントローラ43
へ通信したり、LSIメモリー等に情報を一旦記録して
から、このLSIメモリーに記録された情報を読み出し
てコントローラ43へ入力するようにすれば良い。
【0083】また、ネガフィルムNに磁気記録層が設け
られ、この磁気記録層に焼付けのサイズ(画像のアスペ
クト比)を指示する情報が記録されている場合、この情
報に基付いて前記の制御を行うことができる。また、前
記実施例では、印画紙Pを2列に振り分けて並列搬送処
理を行ったが、本発明は、2列以上の複数列で並列搬送
処理できることは勿論であり、2列以上の複数列で並列
搬送処理する場合においても、画像順に搬送を終了させ
て集積できるのは言うまでもない。例えば、印画紙Pを
3列に振り分けて並列搬送処理を行う場合、図9(A)
に示すように、3列へ焼付け順に振り分けを行うと、後
端の位置が駒順とならなくなるため、駒順に集積するこ
とができなくなるが、図9(B)に示すように、後端の
位置が駒順となるように振り分けを行えば駒順に集積す
ることができる。また、全ての画像のアスペクト比を露
光前に読み取っておけば、図9(C)に示すように最も
効率良く搬送することができる。
【0084】
【0085】さらに、3列以上で並列処理する場合に、
プリント長さ(印画紙Pの搬送方向の長さ)を知るため
に予め読取る画像の数は複数であれば列数分でなくても
良く、不充分ではあるが効果を上げることができる。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の記録媒体の処理方法
は、第2の記録媒体の搬送方向長さが各々異なっていた
としても、第1の記録媒体に記録されている画像情報順
に並列搬送処理を終了させることができるという優れた
効果を有する。これにより、第2の記録媒体を第1の記
録媒体に記録されている画像情報順に集積することが可
能となる。
【0087】請求項2に記載の記録媒体の処理装置は、
第2の記録媒体の搬送方向長さが各々異なっていたとし
ても、記録手段及び振分手段の少なくとも一方を制御す
ることにより、第1の記録媒体に記録されている画像情
報順に並列搬送処理を終了させることができるという優
れた効果を有する。これにより、第2の記録媒体を第1
の記録媒体に記録されている画像情報順に集積すること
が可能となる。
【0088】請求項3に記載の記録媒体の処理方法は、
第2の記録媒体の搬送方向長さが各々異なっていたとし
ても、第2の記録媒体を第1の記録媒体に記録されてい
る画像情報順に処理を終了することができると共に、短
時間で処理を行うことができるという優れた効果を有す
る。これにより、第2の記録媒体を第1の記録媒体に記
録されている画像情報順に、短時間で集積することが可
能となる。
【0089】請求項4に記載の記録媒体の処理方法は、
第2の記録媒体を第1の記録媒体に記録されている画像
情報順に処理を終了することができると共に、最小の時
間で処理を行うことができるという優れた効果を有す
る。これにより、第2の記録媒体を第1の記録媒体に記
録されている画像情報順に、最小の時間で集積すること
が可能となる。
【0090】請求項5に記載の記録媒体の処理方法は、
第1の記録媒体に記録されている画像情報順に第2の記
録媒体を集積できるという優れた効果を有する。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタプロセッサの内部構成を示す側面図で
ある。
【図2】露光部及びアキュムレーターの側面図である。
【図3】露光部及びアキュムレーターの要部の平面展開
図である。
【図4】ソーター部分の平面図である。
【図5】図4に示すソーター部分の矢印A方向矢視図で
ある。
【図6】(A)乃至(C)は、印画紙を2列搬送する際
の搬送パターン図である。
【図7】(A)及び(B)は、寸法差の比較的大きい2
つの印画紙を2列に振り分ける際のパターン図である。
【図8】(A)乃至(C)は、寸法差の比較的小さい2
つの印画紙を2列に振り分ける際のパターン図である。
【図9】(A)乃至(C)は、印画紙を3列搬送する際
の搬送パターン図である。
【符号の説明】
N ネガフィルム(第1の記録媒体) P 印画紙(第2の記録媒体) 24 CCフィルタ(記録手段) 26 光源(記録手段) 28 拡散ボックス(記録手段) 38 ズームレンズ(記録手段) 41 ブラックシャッタ(記録手段) 43 コントローラ(制御装置) 50 振分機構(振分手段) 74 現像槽(搬送処理装置) 76 漂白定着槽(搬送処理装置) 78 水洗部(搬送処理装置) 80 乾燥部(搬送処理装置) 94 ベルトコンベア(集積用搬送装置)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    第2の記録媒体に記録し、画像情報の記録された第2の
    記録媒体を複数列に振り分けて並列搬送処理する記録媒
    体の処理方法であって、 列数と同じ個数分以上の第2の記録媒体の搬送方向長さ
    を比較し、並列搬送処理する第2の記録媒体の搬送方向
    後端の順序を、第1の記録媒体に記録されている画像情
    報順とすることを特徴とする記録媒体の処理方法。
  2. 【請求項2】 第1の記録媒体の画像情報を第2の記録
    媒体に記録する記録手段と、 画像情報の記録された第2の記録媒体を搬送処理する搬
    送処理装置と、 搬送処理装置よりも第2の記録媒体の搬送方向上流側に
    設けられ第2の記録媒体を複数列に振り分ける振分手段
    と、 列数と同じ個数分以上の第2の記録媒体の搬送方向長さ
    を比較し、並列搬送処理する第2の記録媒体の搬送方向
    後端の順序が第1の記録媒体に記録されている画像情報
    順番となるように、記録手段及び振分手段の少なくとも
    一方を制御する制御装置と、 を備えたことを特徴とする記録媒体の処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    第2の記録媒体に記録し、画像情報の記録された第2の
    記録媒体を複数列に振り分けして並列搬送処理を行う記
    録媒体の処理方法であって、 搬送処理する前に予め列数と同じ個数分以上の第2の記
    録媒体の搬送方向長さを比較し、並列搬送処理する第2
    の記録媒体の搬送方向後端の順序が第1の記録媒体に記
    録されている画像情報順となり、かつ、同じ列で先行搬
    送処理する第2の記録媒体との間隔が最小となるよう
    に、前記比較した第2の記録媒体への記録順及び振分順
    を決定しておくことを特徴とする記録媒体の処理方法。
  4. 【請求項4】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    第2の記録媒体に記録し、画像情報の記録された第2の
    記録媒体を複数列に振り分けして並列搬送処理を行う記
    録媒体の処理方法であって、 並列搬送処理する前に予め第2の記録媒体の各々の搬送
    方向長さを1件分読み込み、並列搬送処理する第2の記
    録媒体の搬送方向後端の順番が第1の記録媒体に記録さ
    れている画像情報順となり、かつ、1件分の搬送処理長
    さが最小となるように、第2の記録媒体への記録順及び
    振分順を決定しておくことを特徴とする記録媒体の処理
    方法。
  5. 【請求項5】 並列搬送処理後に搬送方向が並列搬送方
    向とは交差する方向とされた集積用搬送装置によって並
    列搬送処理済みの第2の記録媒体を集積する集積搬送工
    程を有し、 並列搬送処理速度をVd 、集積用搬送装置の搬送速度を
    VS 、集積用搬送装置の搬送方向下流側の列に搬送され
    る第2の記録媒体と集積用搬送装置の搬送方向上流側の
    列に搬送される第2の記録媒体との間隔をt、先に振り
    分けする第2の記録媒体の並列搬送方向後端と次に振り
    分けする第2の記録媒体の並列搬送方向先端との最小間
    隔をS、としたときに、 次に振り分けする第2の記録媒体を集積用搬送装置の搬
    送方向下流側の列に振り分けるときはS>t(Vd /V
    S )となるように、次に振り分けする第2の記録媒体を
    集積用搬送装置の搬送方向上流側の列に振り分けるとき
    はS≧0となるように第2の記録媒体を並列搬送処理す
    ることを特徴とする請求項1、請求項3及び請求項4の
    何れか1項に記載の記録媒体の処理方法。
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