JP3464562B2 - 記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置 - Google Patents

記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置

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JP3464562B2 JP10440195A JP10440195A JP3464562B2 JP 3464562 B2 JP3464562 B2 JP 3464562B2 JP 10440195 A JP10440195 A JP 10440195A JP 10440195 A JP10440195 A JP 10440195A JP 3464562 B2 JP3464562 B2 JP 3464562B2
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    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体の処理方法及
び記録媒体の処理装置に係り、記録媒体を複数列に並列
搬送処理する際の記録媒体の処理方法及び記録媒体の処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真焼付処理装置では、一般にロール状
の感光材料を連続的に繰り出して露光部に設けられた露
光台上で各駒毎にネガフィルムの画像を焼き付け露光し
た後、搬送装置により現像処理部に送り、そこで各種現
像処理液を入れたタンクを通過する間に現像処理され、
その後、乾燥処理されるようになっている。
【0003】露光台上で焼き付け露光される感光材料
は、現像処理の便宜上、焼き付け露光の前又は現像処理
部に送る前に予め各駒毎に切断され、これらの現像処理
部に一列で送り込まれる。
【0004】現像処理部内では、各駒感光材料同士が接
触して現像処理が不均一になるのを避けるためにそれぞ
れの感光材料間に数〜数十mmの間隔を確保して送られ
る。
【0005】しかしながら、上述した従来の写真焼付処
理装置では処理能力を高めようとすると、時間当たりの
処理枚数を多くするために、現像処理部で感光材料を送
る処理装置のラック長を長くし、ラック長が長くなった
分に見合うだけ現像処理部での処理速度を上げるという
方法が採用されている。しかし、ラック長を長くする
と、ラックを収容するタンクが大きくなって現像処理液
の母液量が増大すると共に、現像処理部全体が長くなっ
てしまうという問題がある。
【0006】このような問題点を解決するために、実公
昭58−29464号、特開平4−106537号、特
開平6−332114号等に示されるように、現像処理
部に送り込まれる感光材料を並列振り分けすることで処
理能力を増大する方法が提案されている。この方法によ
れば、幅狭感光材料の処理能力を上げ、かつ広幅感光材
料まで処理可能になるという利点が生まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一列で
露光し複数列で現像処理することになると、焼付露光部
から排出される感光材料の送り速度は現像処理部での感
光材料搬送速度よりも早くしなければ現像処理部の能力
を有効に生かせないことになる。焼付露光部から排出さ
れる感光材料の送り速度を現像処理部での感光材料搬送
速度よりも早くして現像処理部の能力を生かすには、振
り分け部の前又は後に、アキュムレーターが必要にな
る。このため、長い搬送距離が必要になり、搬送方向の
スペースを必要とし、機器が大型化し、コストも上がる
という問題点が内在する。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、記録媒体を並
列搬送する際の搬送距離を小さくすることが可能な記録
媒体の処理方法及び記録媒体の装置を提供することが目
的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、記録部にて第1の記録媒体に記録された画像情報を
第2の記録媒体に記録し、画像情報の記録された第2の
記録媒体を振分手段により複数列に振り分け、振り分け
た第2の記録媒体を搬送処理装置で並列搬送処理する記
録媒体の処理方法であって、第2の記録媒体を複数列に
振り分ける際には、先に振り分けた第2の記録媒体とは
第2の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に所定量離
間した位置にて、次に振り分ける第2の記録媒体を記録
部から振分手段に受け入れることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の記録媒体の処理装置は、
第1の記録媒体に記録された画像情報をシート状の第2
の記録媒体に記録する記録手段と、画像情報の記録され
た第2の記録媒体を搬送しながら所定の処理を行う搬送
処理装置と、記録手段と搬送処理装置との間に設けら
れ、記録手段から受け入れた第2の記録媒体を保持状態
及び非保持状態とに切り換え可能とし、保持状態では搬
送処理装置側へ第2の記録媒体を送り出し可能とする第
1の搬送手段と、第1の搬送手段から送り出された第2
の記録媒体を受け入れて搬送処理装置へ送り出す第2の
搬送手段と、第1の搬送手段を、第2の記録媒体を搬送
処理装置側へ送り出す方向とは交差する第2の記録媒体
の幅方向に移動させる第1の移動手段と、第1の搬送手
段及び第2の搬送手段の少なくとも一方を、第2の記録
媒体の厚み方向の成分を持つ方向に移動させる第2の移
動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の記録媒体の処理装置は、
第1の記録媒体に記録された画像情報をシート状の第2
の記録媒体に記録する記録手段と、画像情報の記録され
た第2の記録媒体を搬送しながら所定の処理を行う搬送
処理装置と、記録手段と搬送処理装置との間に設けら
れ、記録手段から受け入れた第2の記録媒体を保持状態
及び非保持状態とに切り換え可能とし、保持状態では搬
送処理装置側へ第2の記録媒体を送り出し可能とする搬
送手段と、搬送手段を、第2の記録媒体を搬送処理装置
側へ送り出す方向とは交差する第2の記録媒体の幅方向
に移動させる第1の移動手段と、搬送手段を、第2の記
録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に移動させる第2の
移動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】請求項4に記載の記録媒体の処理装置は、
第1の記録媒体に記録された画像情報をシート状の第2
の記録媒体に記録する記録手段と、画像情報の記録され
た第2の記録媒体を搬送しながら所定の処理を行う搬送
処理装置と、記録手段と搬送処理装置との間に設けら
れ、記録手段から受け入れた第2の記録媒体を保持状態
及び非保持状態とに切り換え可能とし、保持状態では所
定方向へ第2の記録媒体を送り出し可能とする第1の搬
送手段と、第1の搬送手段を保持状態から非保持状態に
切り替えた際に、第1の搬送手段から排出される第2の
記録媒体が、第1の搬送手段から第2の記録媒体の厚み
方向に離間するように、第2の記録媒体の挟持開始位置
における接線方向及び位置の少なくとも一方が第1の搬
送手段の記録媒体搬送面を基準として第2の記録媒体の
厚み方向に異なる挟持搬送手段を有し、第1の搬送手段
から送り出された第2の記録媒体を受け入れた際には受
け入れた第2の記録媒体を搬送処理装置へ送り出す挟持
搬送ローラと、第1の搬送手段と挟持搬送ローラとの間
に設けられ、第1の搬送手段の排出経路を通った第2の
記録媒体を挟持搬送ローラの受入れ経路へ導くガイド手
段と、第1の搬送手段を、第2の記録媒体を搬送処理装
置側へ送り出す方向とは交差する第2の記録媒体の幅方
向に移動させる移動手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0013】請求項5に記載の記録媒体の処理装置は、
第1の記録媒体に記録された画像情報をシート状の第2
の記録媒体に記録する記録手段と、画像情報の記録され
た第2の記録媒体を搬送しながら所定の処理を行う搬送
処理装置と、記録手段と搬送処理装置との間に設けら
れ、記録手段から受け入れた第2の記録媒体を、各々の
搬送方向が第2の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向
に異なる第1の搬送経路及び第2の搬送経路の何れか一
方に振り分ける振分手段と、第1の搬送経路よりも第2
の記録媒体の搬送方向下流側に位置する第1の搬送部
と、第2の搬送経路よりも第2の記録媒体の搬送方向下
流側に位置する第2の搬送部と、を有し、受け入れた第
2の記録媒体を保持状態及び非保持状態とに切り換え可
能とし保持状態では第2の記録媒体を送り出し可能とす
る第1の搬送手段と、第1の搬送手段を、第2の記録媒
体を搬送処理装置側へ送り出す方向とは交差する第2の
記録媒体の幅方向に移動させる移動手段と、第1の搬送
手段と搬送処理装置との間に設けられ、第1の搬送手段
から送り出された第2の記録媒体を搬送処理装置へ搬送
する第2の搬送手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】請求項1に記載の記録媒体の処理方法の作用を
以下に説明する。
【0015】第1の記録媒体に記録された画像情報が記
録部にて第2の記録媒体に記録されると、画像情報の記
録された第2の記録媒体は振分手段により複数列に振り
分けられ、振り分けられた第2の記録媒体は搬送処理装
置で並列搬送処理される。
【0016】第2の記録媒体を複数列に振り分ける際に
は、先に振り分けた第2の記録媒体とは第2の記録媒体
の厚み方向の成分を持つ方向に所定量離間した位置に
て、次に振り分ける第2の記録媒体を記録部から振分手
段に受け入れるので、記録部から送られてくる第2の記
録媒体の搬送速度が速く、振分手段から搬送処理装置へ
送る第2の記録媒体の搬送速度が遅い場合であっても、
先行する第2の記録媒体と次に搬送する第2の搬送手段
とを記録手段と搬送処理装置との間で第2の記録媒体の
厚み方向の成分を持つ方向に分離してこの速度差を吸収
することができる。したがって、従来必要であったアキ
ュムレータを必要としないので、搬送方向長さを短くす
ることができる。
【0017】請求項2に記載の記録媒体の処理装置の作
用を以下に説明する。先ず、第1の記録媒体に記録され
た1駒目の画像情報が記録手段にて第2の記録媒体に記
録され、1駒目の画像情報の記録された第2の記録媒体
は第1の搬送手段に送られる。第1の搬送手段は第2の
記録媒体を保持しながら搬送し、第2の記録媒体を所定
位置で停止させる。
【0018】第1の搬送手段は、第1の移動手段によっ
て第2の記録媒体を搬送処理装置側へ送り出す方向とは
交差する第2の記録媒体の幅方向、例えば、搬送処理装
置側へ向かって左側に移動される。
【0019】第1の搬送手段が左側に移動されると、第
1の搬送手段は第2の移動手段によって第2の記録媒体
の厚み方向の成分を持つ方向に所定寸法移動され、第2
の記録媒体は第1の搬送手段に保持されながら第2の搬
送手段へと搬送される。ここで第2の記録媒体の搬送方
向先端部が第2の搬送手段により搬送されると、第1の
搬送手段は第2の記録媒体を非保持状態とし、第1の搬
送手段は第2の移動手段によって第2の記録媒体の厚み
方向の成分を持つ方向に所定寸法移動され、第2の記録
媒体から所定寸法離間する。
【0020】次いで、第1の搬送手段は右側に移動され
て元の位置に戻り、直に次の第2の記録媒体を受入れ
る。ここで、第2の搬送手段で搬送される第2の記録媒
体の後端が、第2の搬送手段の中へ入り込まないうちに
第2の記録媒体を受入れることが可能である。
【0021】第1の搬送手段は、次の第2の記録媒体を
保持しながら搬送し、所定位置で停止させる。第1の搬
送手段は、第1の移動手段によって次の第2の記録媒体
を、先程とは逆の方向である搬送処理装置側へ向かって
右側に移動される。
【0022】第1の搬送手段が右側に移動されると、第
1の搬送手段は第2の移動手段によって第2の記録媒体
の厚み方向の成分を持つ方向に所定寸法移動され、次の
第2の記録媒体は第1の搬送手段に保持されながら第2
の搬送手段へと搬送される。ここで次の第2の記録媒体
の搬送方向先端部が第2の搬送手段により搬送される
と、第1の搬送手段は次の第2の記録媒体を非保持状態
として、第1の搬送手段は第2の移動手段によって第2
の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に所定寸法移動
され、次いで第1の移動手段で左側に移動されて元の位
置に戻り次の第2の記録媒体から所定寸法離間する。
【0023】以後、第2の記録媒体は次々と交互に振り
分けられて第2の搬送手段を介して搬送処理装置に搬送
され、搬送処理装置により並列に搬送されて所定の処理
が行われる。
【0024】本発明の記録媒体の処理装置では、記録手
段から送られてくる第2の記録媒体の搬送速度が速く、
第2の搬送手段から搬送処理装置へ送る第2の記録媒体
の搬送速度が遅い場合であっても、先行する第2の記録
媒体と次に搬送する第2の記録媒体とを、第1の搬送手
段と第2の搬送手段との間で第2の記録媒体の厚み方向
の成分を持つ方向に分離することによってこの速度差を
吸収することができるので、従来必要であったアキュム
レータを必要としない。このため、搬送方向長さを短く
することができる。
【0025】なお、第2の記録媒体は、3列以上に振り
分けても良い。また、第1の搬送手段の第1の移動手段
による幅方向の移動と第2の移動手段による厚み方向の
移動は同時に行っても良い。
【0026】請求項3に記載の記録媒体の処理装置の作
用を以下に説明する。先ず、第1の記録媒体に記録され
た1駒目の画像情報が記録手段にて第2の記録媒体に記
録され、1駒目の画像情報の記録された第2の記録媒体
は搬送手段に送られる。搬送手段は第2の記録媒体を保
持しながら搬送し、第2の記録媒体を所定位置で停止さ
せる。
【0027】搬送手段は、第1の移動手段によって第2
の記録媒体を搬送処理装置側へ送り出す方向とは交差す
る第2の記録媒体の幅方向、例えば、搬送処理装置側へ
向かって左側に移動される。
【0028】搬送手段が左側に移動されると、搬送手段
は、第2の移動手段によって第2の記録媒体の厚み方向
の成分を持つ方向に所定寸法移動され、第2の記録媒体
は搬送手段に保持されながら搬送処理装置へと搬送され
る。
【0029】ここで第2の記録媒体の搬送方向先端部が
搬送処理装置により搬送されると、搬送手段は第2の記
録媒体を非保持状態として、搬送手段は第2の移動手段
によって第2の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に
所定寸法移動され、第2の記録媒体から所定寸法離間す
る。
【0030】次いで、搬送手段は右側に移動されて元の
位置に戻り、直に次の第2の記録媒体を受入れる。ここ
で、搬送処理装置で搬送される第2の記録媒体の後端
が、搬送処理装置の中へ入り込まないうちに第2の記録
媒体を受入れることが可能である。
【0031】搬送手段は、次の第2の記録媒体を保持し
ながら搬送し、所定位置で停止させる。搬送手段は、第
1の移動手段によって次の第2の記録媒体を、先程とは
逆の方向である搬送処理装置側へ向かって右側に移動さ
れる。
【0032】搬送手段が右側に移動されると、第1の搬
送手段は第2の移動手段によって第2の記録媒体の厚み
方向の成分を持つ方向に所定寸法移動され、次の第2の
記録媒体は搬送手段に保持されながら搬送処理装置へと
搬送される。ここで次の第2の記録媒体の搬送方向先端
部が搬送処理装置により搬送されると、搬送手段は次の
第2の記録媒体を非保持状態として、搬送手段は第2の
移動手段によって第2の記録媒体の厚み方向の成分を持
つ方向に所定寸法移動され、次いで第1の移動手段で左
側に移動されて元の位置に戻り次の第2の記録媒体から
所定寸法離間する。
【0033】以後、第2の記録媒体は次々と交互に振り
分けられて搬送処理装置に搬送され、搬送処理装置によ
り並列に搬送されて所定の処理が行われる。
【0034】本発明の記録媒体の処理装置では、記録手
段から送られてくる第2の記録媒体の搬送速度が速く、
搬送処理装置の搬送速度が遅い場合であっても、先行す
る第2の記録媒体と次に搬送する第2の記録媒体とを、
記録手段と搬送処理装置との間で第2の記録媒体の厚み
方向の成分を持つ方向に分離することによってこの速度
差を吸収することができるので、従来必要であったアキ
ュムレータを必要としない。このため、搬送方向長さを
短くすることができる。
【0035】なお、第2の記録媒体は、3列以上に振り
分けても良い。また、搬送手段の第1の移動手段による
幅方向の移動と第2の移動手段による厚み方向の移動は
同時に行っても良い。
【0036】また、搬送手段から第2の記録媒体を受け
取って搬送処理装置へ送りだす第2の搬送手段を追加し
て設けた場合には、第2の移動手段は搬送手段と第2の
搬送手段との少なくとも一方を第2の記録媒体の厚み方
向の成分を持つ方向に移動させて先行する第2の記録媒
体と次に搬送する第2の記録媒体とを分離する。
【0037】次に、請求項4に記載の記録媒体の処理装
置の作用を以下に説明する。先ず、第1の記録媒体に記
録された1駒目の画像情報が記録手段にて第2の記録媒
体に記録され、1駒目の画像情報の記録された第2の記
録媒体は第1の搬送手段に送られる。第1の搬送手段は
第2の記録媒体を保持しながら搬送し、第2の記録媒体
を所定位置で停止させる。
【0038】第1の搬送手段は、第1の移動手段によっ
て第2の記録媒体を搬送処理装置側へ送り出す方向とは
交差する第2の記録媒体の幅方向、例えば、搬送処理装
置側へ向かって左側に移動される。
【0039】第1の搬送手段が左側に移動されると、第
2の記録媒体は第1の搬送手段に保持されながら第2の
搬送手段へと搬送される。ここで、第2の記録媒体はガ
イド手段によって導かれながら第2の搬送手段へ搬送さ
れる。
【0040】第2の記録媒体の搬送方向先端部が第2の
搬送手段により搬送されると、第1の搬送手段は第2の
記録媒体を非保持状態とする。
【0041】第2の搬送手段の挟持搬送手段は、第1の
搬送手段を保持状態から非保持状態に切り替えた際に、
第1の搬送手段から排出される第2の記録媒体が第1の
搬送手段から第2の記録媒体の厚み方向に離間するよう
に、第2の記録媒体の挟持開始位置における接線方向及
び位置の少なくとも一方が第1の搬送手段の記録媒体搬
送面を基準として第2の記録媒体の厚み方向に異なって
いる。即ち、第1の搬送手段が第2の記録媒体を排出す
る排出経路と、第2の搬送手段が第2の記録媒体を受け
入れる受入れ経路とは、位置及び方向の少なくとも一方
が異なるので、第1の搬送手段が第2の記録媒体を非保
持状態とすると、第2の記録媒体は、排出経路から第2
の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に離れ、受入れ
経路を搬送される。
【0042】これにより、第1の搬送手段は搬送経路が
空となり、次の画像情報が記録された第2の記録媒体を
直ぐに受入れることが可能な状態となる。
【0043】第1の搬送手段の搬送経路が空となると、
第1の搬送手段は、右側に移動されて元の位置に戻り、
直に次の第2の記録媒体を受入れる。ここで、第2の搬
送手段で搬送される第2の記録媒体の後端が、第2の搬
送手段の中へ入り込まないうちに第2の記録媒体を受入
れることが可能である。
【0044】第1の搬送手段は、次の第2の記録媒体を
保持しながら搬送し、所定位置で停止させる。第1の搬
送手段は、第1の移動手段によって次の第2の記録媒体
を、先程とは逆の方向である搬送処理装置側へ向かって
右側に移動する。
【0045】第1の搬送手段が右側に移動されると、次
の第2の記録媒体は第1の搬送手段に保持されながら第
2の搬送手段へと搬送される。ここで、第2の記録媒体
はガイド手段によって導かれながら第2の搬送手段へ搬
送される。
【0046】次の第2の記録媒体の搬送方向先端部が第
2の搬送手段により搬送されると、第1の搬送手段は次
の第2の記録媒体を非保持状態とする。
【0047】第2の記録媒体は、前述したように排出経
路から第2の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に離
れ、受入れ経路を搬送される。
【0048】以後、第2の記録媒体は次々と交互に振り
分けられて第2の搬送手段を介して搬送処理装置に搬送
され、搬送処理装置により並列に搬送されて所定の処理
が行われる。
【0049】本発明の記録媒体の処理装置では、記録手
段から送られてくる第2の記録媒体の搬送速度が速く、
第2の搬送手段から搬送処理装置へ送る第2の記録媒体
の搬送速度が遅い場合であっても、先行する第2の記録
媒体と次に搬送する第2の搬送手段とを、第1の搬送手
段と第2の搬送手段との間で第2の記録媒体の厚み方向
の成分を持つ方向に分離することによってこの速度差を
吸収することができるので、従来必要であったアキュム
レータを必要としない。このため、搬送方向長さを短く
することができる。
【0050】また、第2の記録媒体の搬送方向先端部が
第2の搬送手段により搬送されると、第1の搬送手段は
第2の記録媒体を非保持状態にするが、このとき搬送手
段から空気を吹き出す等して積極的に第2の記録媒体を
離すようにしても良い。
【0051】なお、第2の記録媒体は、3列以上に振り
分けても良い。請求項5に記載の記録媒体の処理装置の
作用を以下に説明する。
【0052】先ず、第1の記録媒体に記録された1駒目
の画像情報が記録手段にて第2の記録媒体に記録され、
1駒目の画像情報の記録された第2の記録媒体は、振分
手段によって例えば第1の搬送手段の第1の搬送部に振
り分けられる。第1の搬送部は第2の記録媒体を保持し
ながら搬送し、第2の記録媒体を所定位置で停止させ
る。
【0053】第1の搬送手段は、移動手段によって第2
の記録媒体を搬送処理装置側へ送り出す方向とは交差す
る第2の記録媒体の幅方向、例えば、搬送処理装置側へ
向かって左側に移動される。
【0054】第1の搬送手段が左側に移動されると、第
2の記録媒体は第1の搬送部に保持されながら第2の搬
送手段へと搬送される。ここで第2の記録媒体の搬送方
向先端部が第2の搬送手段により搬送されると、第1の
搬送手段は第2の記録媒体を非保持状態とし、第1の搬
送手段は右側に移動されて元の位置に戻る。
【0055】次に、第1の記録媒体に記録された2駒目
の画像情報が記録手段にて第2の記録媒体に記録され、
2駒目の画像情報の記録された第2の記録媒体は、振分
手段によって第1の搬送手段の第2の搬送部に振り分け
られる。第2の搬送部は第2の記録媒体を保持しながら
搬送し、第2の記録媒体を所定位置で停止させる。
【0056】第1の搬送手段は、移動手段によって搬送
処理装置側へ向かって右側に移動される。第1の搬送手
段が右側に移動されると、第2の記録媒体は第2の搬送
部に保持されながら第2の搬送手段へと搬送される。こ
こで第2の記録媒体の搬送方向先端部が第2の搬送手段
により搬送されると、第1の搬送手段は第2の記録媒体
を非保持状態とし、第1の搬送手段は左側に移動されて
元の位置に戻る。
【0057】以後、第2の記録媒体は次々と交互に振り
分けられて第2の搬送手段を介して搬送処理装置に搬送
され、搬送処理装置により並列に搬送されて所定の処理
が行われる。
【0058】本発明の記録媒体の処理装置では、記録手
段から送られてくる第2の記録媒体の搬送速度が速く、
第2の搬送手段から搬送処理装置へ送る第2の記録媒体
の搬送速度が遅い場合であっても、先行する第2の記録
媒体と次に搬送する第2の記録媒体とを、振分手段及び
第1の搬送手段によって第2の記録媒体の厚み方向の成
分を持つ方向に分離することによってこの速度差を吸収
することができるので、従来必要であったアキュムレー
タを必要としない。このため、搬送方向長さを短くする
ことができる。
【0059】なお、第2の記録媒体は、3列以上に振り
分けても良い。
【0060】
【実施例】本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
【0061】図1には写真プリンタであるプリンタプロ
セッサ10の概略が示されている。このプリンタプロセ
ッサ10のプリンタ部を構成する写真焼付部12は、第
2の記録媒体としての印画紙Pが収納されたペーパマガ
ジン14を装填できるような構造となっている。
【0062】このペーパマガジン14の図1上、左上側
には、印画紙Pの先端部付近が巻き掛けられる駆動ロー
ラ16が回転自在に支持されており、写真焼付部12内
の図示しないモータの駆動力をこの駆動ローラ16が受
けて回転する。また、駆動ローラ16に対向した位置に
は、印画紙Pを介して一対のニップローラ18が配置さ
れている。この為、駆動ローラ16がこれらニップロー
ラ18との間で印画紙Pを挟持して、印画紙Pを写真焼
付部12内へ送り出すことになる。
【0063】他方、写真焼付部12内には、上下一対の
刃からなると共にモータ20によりこの刃が移動される
カッタ22が設置されており、ペーパマガジン14から
出て来た印画紙Pをこのカッタ22が即座に切断するこ
とになる。
【0064】図1上、カッタ22に対して右側である印
画紙Pの搬送方向下流側には、上面が水平方向(図1
上、左右方向)に沿うように形成された支持台46が配
置されている。
【0065】図1及び図2にも示すように、この支持台
46とカッタ22との間には、巻掛ローラ52が水平方
向(図1、2上、紙面に対して直交する方向)に配置さ
れており、この巻掛ローラ52には、2つの無端ベルト
44が所定の隙間をあけて巻き掛けられている。また、
この巻掛ローラ52の上側には、巻掛ローラ52との間
で無端ベルト44を挟持するニップローラ54が配置さ
れている。
【0066】一方、この支持台46に対して印画紙Pの
搬送方向下流側には、無端ベルト44の外周面に接触し
て回転する案内ローラ56が位置している。
【0067】案内ローラ56の右側には、無端ベルト4
4の裏面側に印字ユニット67が配設されている。この
印字ユニットは、無端ベルト44と無端ベルト44との
間の隙間から印画紙Pの裏面へ所定の印字(駒番号等)
をするものである。
【0068】この案内ローラ56の斜め右上には、無端
ベルト44が巻き掛けられる巻掛ローラ58が配置され
ており、巻掛ローラ58の左側には、押さえローラ59
が配置されており、この押さえローラ59は無端ベルト
44の外周を押圧している。
【0069】また、巻掛ローラ58の下方には、無端ベ
ルト44が巻き掛けられる巻掛ローラ61が配置されて
いる。さらに、無端ベルト44は、支持台46の下側で
テンションローラ62へ巻き掛けられている。そして、
巻掛ローラ58は、図示しないモータの駆動力によって
駆動回転され、無端ベルト44を図1、2上、時計回転
方向に回転させる。
【0070】一方、無端ベルト44にはその全域に亘っ
て多数の小孔(図示せず)が形成されており、この無端
ベルト44の一部が載置される支持台46の上面には、
無端ベルト44の小孔に対応して多数の孔部(図示せ
ず)が形成されている。さらに、この支持台46の内部
は空洞状に形成されており、無端ベルト44の幅方向両
端に対応して形成された一対の連通ダクト66(図上、
一方のみ示す)がこの支持台46に接続されている。こ
れらの連通ダクト66は、吸引ファン68が設けられた
ファンボックス70へと接続されている。
【0071】支持台46上を移動する無端ベルト44の
上部には、イーゼル装置64が設けられており、縁有画
像を印画紙P上に焼付露光する場合に、このイーゼル装
置64内の図示しない可動片で印画紙Pの周囲を覆うよ
うになっている。
【0072】また、ケーシング10Aの上部には、イー
ゼル装置64の直上の位置に、光を拡散する拡散ボック
ス28が配置されており、その右隣に、それぞれ光路へ
の挿入フィルタ量を変え得るよう移動可能なC、M、Y
の3組のフィルタから構成されるCCフィルタ24が配
置されている。従って、このCCフィルタ24に隣合っ
て位置する光源26から照射された光線がCCフィルタ
24を通過した後、拡散ボックス28により拡散されつ
つ屈曲されて、直下に送られることになる。そして、こ
のケーシング10Aの上面に載置されているネガキャリ
ア30上の第1の記録媒体としてのネガフィルムNをこ
の光線が透過する。
【0073】なお、本実施例のネガフィルムNは、一般
的な135サイズのネガフィルムであり、各々の画像の
パーフォレーション側には、周知のように駒番号や駒番
号に対応するバーコード等が付与されている。
【0074】写真焼付部12内に設置されたガイドレー
ル32には、支持板34が水平方向(図1上、紙面に対
して直交する方向)に移動可能に支持されており、前記
光線の光軸線S上にそれぞれ配置されるようにプリズム
36及びズームレンズ38がこの支持板34に取り付け
られている。
【0075】従って、ネガフィルムNを透過して露光光
線となった光線は、プリズム36を通過した後、さらに
拡大倍率を変更可能なズームレンズ38を通過してイー
ゼル装置64の下に位置する印画紙P上に、ネガフィル
ムNの画像を結像させる。
【0076】また、写真焼付部12内には、ネガフィル
ムNの濃度を測定する例えば色フィルタとCCD等の光
センサにより構成される濃度測定器40が配置されてお
り、プリズム36により水平方向に屈曲された光線がこ
の濃度測定器40に送られるようになっている。この濃
度測定器40は、制御装置としてのコントローラ43に
接続されており、濃度測定器40によって測定されたデ
ータ及び、作業者によりキー入力されたデータに基づい
て、焼付露光時の露光補正値が設定される。
【0077】さらに、ズームレンズ38とイーゼル装置
64の間の光路には、CCフィルタ24で色と強度が調
光されネガフィルムNを透過した光を、所定時間の間焼
付露光するブラックシャッタ41が設けられている。
【0078】図2に示すように、巻掛ローラ58及び押
さえローラ59の上方には、搬送方向上流側に第1搬送
ユニット102が、搬送方向下流側に第2搬送ユニット
103が配置されている。
【0079】第1搬送ユニット102は、支持台104
を備えている。この支持台104の巻掛ローラ58側に
は、無端ベルト106が巻き掛けられる巻掛ローラ10
8が水平方向(図2上、紙面に対して直交する方向)に
配置されている。なお、巻掛ローラ108には、図6に
示すように、2つの無端ベルト106が所定の隙間をあ
けて巻き掛けられている。
【0080】図2に示すように、巻掛ローラ108の左
側には、印画紙Pの感光面に文字等を焼き付ける文字焼
ユニット110が配設されている。
【0081】この支持台104に対して印画紙Pの搬送
方向下流側には、無端ベルト106が巻き掛けられる巻
掛ローラ112が位置している。無端ベルト106は、
支持台104の右側でテンションローラ116へ巻き掛
けられて、略三角形の移動軌跡が形成されている。
【0082】巻掛ローラ112は、図示しないモータの
駆動力によって駆動回転され、無端ベルト106を図2
上、時計回転方向に回転させる。
【0083】無端ベルト106にはその全域に亘って多
数の小孔(図示せず)が形成されており、この無端ベル
ト106の一部が載置される支持台104には、無端ベ
ルト106の小孔に対応して多数の孔部(図示せず)が
形成されている。
【0084】支持台104の内部は空洞状に形成されて
おり、フレキシブルな連通ダクト118がこの支持台1
04に接続されている。この連通ダクト118は、図1
に示すように、吸引ファン120が設けられたファンボ
ックス122へと接続されている。
【0085】なお、巻掛ローラ112と支持台104と
の間には、印画紙Pを検出するセンサ123が設けられ
ている。
【0086】図2に示すように、第1搬送ユニット10
2では、支持台104、巻掛ローラ108、巻掛ローラ
112、テンションローラ116、文字焼ユニット11
0、センサ123及びモータ(図示せず)が、フレーム
124に一体に取り付けられてユニット化されている。
【0087】このフレーム124は、巻掛ローラ108
の回転中心Cを軸心として、図2に示す垂直な位置と図
3に示す傾斜した位置との間を揺動するように設けられ
ている。また、第1搬送ユニット102には、上側の巻
掛ローラ112の左側にニップローラ126が配置され
ている。このニップローラ126は、フレーム124が
反時計方向に揺動して垂直となった際に、巻掛ローラ1
12との間で無端ベルト106を挟持するようになって
おり、無端ベルト106とニップローラ126との間で
印画紙Pを挟持して垂直上方向に搬送するようになって
いる。
【0088】このフレーム124及びニップローラ12
6は、図面の紙面表裏方向に沿ってスライドするように
設けられている。
【0089】なお、フレーム124は、図示しない第1
のモータ機構(本発明の第2の移動手段に相当)によっ
て揺動方向に駆動され、また、図示しない第2のモータ
機構(本発明の第1の移動手段に相当)によってスライ
ド方向に駆動される。
【0090】一方、第2搬送ユニット103は、無端ベ
ルト106とニップローラ126とで挟持搬送される印
画紙Pの搬送方向下流側に配置される挟持搬送手段とし
ての挟持ローラ128と、プロセッサ部72の入口側に
隣接して配置される挟持ローラ130,132と、挟持
ローラ128と挟持ローラ130との間に配置され、印
画紙Pの搬送方向を変更するための湾曲ガイド134
と、を備えている。
【0091】なお、挟持ローラ128の一方は、印画紙
Pの幅方向に複数に分割されている。
【0092】また、湾曲ガイド134の入り口付近に
は、湾曲ガイド134を通過する印画紙Pを検出するた
めのセンサ136が設けられている。
【0093】なお、第1搬送ユニット102及び第2搬
送ユニット103は、図1に示すように、画像焼付時の
露光光線が画像焼き付け後の印画紙Pへ照射されないよ
うに遮光板138で覆われている。
【0094】プロセッサ部72の現像槽74には現像液
が溜められていて、印画紙Pをこの現像液に浸して現像
処理を行う。現像処理された印画紙Pは現像槽74と隣
接する漂白定着槽76へ搬送される。漂白定着槽76に
は漂白定着液が溜められていて、印画紙Pをこの漂白定
着液に浸して漂白処理及び定着処理を行う。定着処理さ
れた印画紙Pは、漂白定着槽76に隣接すると共にそれ
ぞれ水洗水が溜められた複数の水洗槽からなる水洗部7
8へ搬送され、印画紙Pを水洗槽内の水洗水に浸して水
洗処理を行う。なお、上記の現像槽74、漂白定着槽7
6及び水洗部78の水洗槽は、プロセッサ部72内に設
置された複数の補充タンク90よりそれぞれ現像補充
液、漂白定着補充液及び水洗補充水が送られて、それぞ
れの槽内の液へ補充されるようになっている。
【0095】水洗処理された印画紙Pは水洗部78の上
部に位置する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は、
印画紙Pの搬送経路の下側に配置されたチャンバ82側
より矢印B方向に沿って送風される熱風に印画紙Pをさ
らして、印画紙Pを乾燥させる。
【0096】乾燥部80に対して印画紙Pの搬送方向下
流側には複数対のローラ83によって構成される搬送路
84が配設されており、乾燥処理が終了して乾燥部80
から排出された印画紙Pは、これら複数対のローラ83
にそれぞれ挟持されてプリンタプロセッサ10の外部へ
排出される。
【0097】搬送路84の印画紙Pの排出側にはソータ
ー92が設けられている。図4及び図5に示すように、
ソーター92は、搬送路84の印画紙Pの排出側の下側
に、搬送路84の搬送方向と直交する方向に印画紙Pを
搬送する集積用搬送装置としてのベルトコンベア94を
備えており、ベルトコンベア94の搬送方向下流側の下
側に、印画紙Pを集積する複数の受皿95を有する集積
部96を備えている。なお、受皿95は、図示しない駆
動装置によってベルトコンベア94の搬送方向とは直交
する方向に移動可能となっている。
【0098】次に、本実施例の作用を説明する。以下の
説明は、例えば、ネガフィルムN1本に記録された画像
を1駒に付き1枚づつプリントする際の説明である。
【0099】ペーパマガジン14から送り出された未露
光の印画紙Pは、カッタ22で所望長さに切断された後
に、無端ベルト44に乗せられて露光光線の光軸線S上
の位置である画像焼付位置へと搬送される(図2参
照)。
【0100】そして、オペレーターが所定の操作を行う
と、光源26側からの露光光線がプリズム36及びズー
ムレンズ38等を介して印画紙Pに到達し、ブラックシ
ャッタ41が所定時間開くことにより、ネガフィルムN
に記録された1駒目の画像が印画紙P上に焼付露光され
る。
【0101】この際、支持台46内の空気は、連通ダク
ト66を介して無端ベルト44のループ内から幅方向両
端へ抜け出し、吸引ファン68で吸引されて外部へ吹き
出されるので、支持台46内が負圧となる。この負圧は
支持台46の孔部、無端ベルト44の小孔を介して無端
ベルト44上の印画紙Pへと伝達され、印画紙Pが無端
ベルト44へ吸引される。この為、印画紙Pが単に無端
ベルト44に乗せられるだけでなく、無端ベルト44側
に吸引されるので、印画紙Pが、確実に無端ベルト44
により搬送されると共に、画像焼付位置上で水平状態に
配置されることになる。
【0102】画像の焼付けが終了すると、印画紙Pは無
端ベルト44と押さえローラ59とに挟持されて第1搬
送ユニット102へ高速で送り出される。
【0103】印画紙Pは、画像焼付位置から第1搬送ユ
ニット102へ搬送される途中で印字ユニット67によ
り裏面に印字(駒番号等)が行われる。ここで、第1搬
送ユニット102が印画紙Pを受け取るときには、予め
図2に示すように傾斜位置にあり、図6に示すように、
無端ベルト44と押さえローラ59(図6では図示せ
ず)とで搬送されて来る印画紙Pの幅方向中心CLに合
わせて無端ベルト106の中央位置が合わされている。
【0104】画像の焼付けられた印画紙Pが第1搬送ユ
ニット102へ排出されると、印画紙Pは、図6に実線
で示すように、無端ベルト106上で一時待機する。な
お、印画紙Pの搬送停止は、センサ123によって先端
が検出されることによって行われる。これにより、露光
部では次の露光準備を直ちに行うことができる。
【0105】また、印画紙Pに日付や、メッセージ等の
焼付がある場合には、待機位置に搬送される前に、文字
焼ユニット110により日付や、メッセージ等の焼き付
けが行われる。
【0106】ここで、印画紙Pが第1搬送ユニット10
2により搬送される際には、支持台104内の空気は、
連通ダクト118を介して吸引ファン120で吸引され
て外部へ吹き出される。このため、支持台104内は負
圧となり、この負圧は支持台104の孔部、無端ベルト
106の小孔を介して無端ベルト106上の印画紙Pへ
と伝達され、印画紙Pが無端ベルト106へ吸引され
る。したがって、印画紙Pは確実に無端ベルト106に
より搬送されると共に、無端ベルト106上で平面性が
保たれる。
【0107】このように、一枚目の印画紙Pが第1搬送
ユニット102へ排出されると、直ちに所定の長さにカ
ットされた未露光の印画紙Pが無端ベルト44により画
像焼付位置に搬送され、2駒目の画像の焼き付け露光が
行われる。
【0108】一方、画像の焼き付けられた一枚目の印画
紙Pを保持しているフレーム124は、次に印画紙Pの
幅方向(図2の紙面表裏方向)の何れか一方(例えば、
図2の紙面の裏方向)に所定量スライドされ図6の想像
線(2点鎖線)で示す状態となる。なお、印画紙Pを何
れの列に振り分けるかは、即ち、空いている列に振り分
けるためには、第2搬送ユニット103のセンサ136
で、印画紙Pの通過を検知することで判断することがで
きる。
【0109】次に、フレーム124が反時計回転方向に
回転してニップローラ126に無端ベルト106が押し
付けられる。
【0110】その後、直ちに無端ベルト106が時計回
転方向に駆動され、図3に示すように、印画紙Pの先端
が、第2搬送ユニット103の入り口側の挟持ローラ1
28に挟持される。
【0111】印画紙Pの先端が、挟持ローラ128に挟
持されると、吸引ファン120が停止することにより印
画紙Pの吸引が停止され、フレーム124が直ちに時計
方向に回転され、図2の紙面の表方向に所定量スライド
され、元の待機位置(図6の実線の位置)に戻される。
【0112】これにより、印画紙Pは図2の想像線で示
すように無端ベルト106から所定寸法離間し、垂直状
態で第2搬送ユニット103の入り口側の挟持ローラ1
28に引っ張られるようにして上方へ搬送され、湾曲ガ
イド134で向きを変えられ、挟持ローラ130,13
2を介してプロセッサ部72へと送り込まれる。なお、
第2搬送ユニット103の搬送速度は、プロセッサ部7
2の搬送速度に合わせて低速である。
【0113】一方、フレーム124が時計回転方向に回
転され、待機位置に戻されると、吸引ファン120が作
動し、2枚目の印画紙Pが第1搬送ユニット102に直
ちに送り込まれる。
【0114】2枚目の印画紙Pは、第1搬送ユニット1
02に搬送されると1枚目の印画紙Pとは反対側(図2
の紙面表側)に所定量移動されてから第2搬送ユニット
103を介してプロセッサ部72へと送り込まれる。
【0115】以後、同様にして画像の焼き付けられた印
画紙Pは、第1搬送ユニット102によって無端ベルト
106の搬送方向に対して直交する印画紙Pの幅方向に
交互に振り分けられ、プロセッサ部72へと送り込まれ
る。
【0116】プロセッサ部72では、印画紙Pが図7
(A)に示すように2列で並列に搬送されながら現像、
漂白定着、水洗及び乾燥の各処理が行われ、搬送路84
の最後のローラ83から搬送方向後端が離れるとプロセ
ッサ部72の上部に設けられたベルトコンベア94上に
落下する。
【0117】ところで、ネガフィルムNに記録されてい
る画像には、種々のアスペクト比が混在することがあ
り、これにあわせて印画紙Pの搬送方向の長さも種々混
在することがあるが、プロセッサ部72で搬送される印
画紙Pの搬送方向後端が、図7(A)に示すようにネガ
フィルムNに記録されている画像順(駒番号順)となる
ように(なお、図7(A),(B)中の印画紙Pに記載
されている数字は駒順を示し、アルファベットは焼付け
順を示している。)、印画紙Pのプロセッサ部72への
送り込みを制御すれば、画像順に現像処理が終了し、印
画紙Pは、搬送方向長さが各々異なっていてもネガフィ
ルムNに記録されている画像順にベルトコンベア94に
落下する。
【0118】ベルトコンベア94上に落下した印画紙P
は、集積部96側へ搬送され、ベルトコンベア94端部
から落下した印画紙Pは受皿95に駒順に積み重ねられ
る(駒番号1の画像の焼付けられた印画紙Pが一番下に
なる。)。
【0119】本実施例では、焼付露光部から排出された
印画紙Pを厚み方向の成分を持つ方向に若干量移動させ
る第1搬送ユニット102が、従来のプリンタプロセッ
サのアキュムレータの代わりになり、焼付露光部から排
出される印画紙Pの送り速度をプロセッサ部72での搬
送速度よりも早くしてもこの速度差を吸収するので、プ
ロセッサ部72の能力を生かすことができる。したがっ
て、本実施例のプリンタプロセッサ10は、振り分けの
前又は後ろにアキュムレーターを必要とした従来のプリ
ンタプロセッサに比較して印画紙Pの搬送距離を短くす
ることができる。このため、搬送方向のスペースが短く
なり、機器の小型化、低コスト化を図ることが可能とな
る。
【0120】なお、印画紙Pを厚み方向の成分を持つ方
向に移動する量は、先行する印画紙Pと次に搬送する印
画紙Pとが互いに接触せず、かつ一旦離間させた印画紙
Pを次の吸引動作によって引きつけない程度の若干量の
寸法であれば良いので、移動スペースは余り必要としな
い。
【0121】また、焼き付け前に、画像のアスペクト比
を所定駒(例えば1件分)読み取っておき、露光順序、
プロセッサ部72へ送り込むタイミング等を制御すれ
ば、図7(B)に示すように、全体の長さを短くして効
率良く処理を行うこともできる。
【0122】なお、このプリンタプロセッサ10は、幅
広の印画紙Pを処理することもでき、この場合には、第
1搬送ユニット102を図3に示すように受け取り位置
とし、振り分けをぜずに1列で処理を行う。 [第2実施例]本発明の第2実施例を図8及び図9にし
たがって説明する。なお、前述に実施例と同一構成に関
しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0123】図8及び図9に示すように、本実施例は、
第1搬送ユニット102のフレーム124が第1実施例
のように揺動するのではなく、左右方向(矢印L方向及
び矢印R方向)に平行にスライド駆動されるようになっ
ている。
【0124】第2実施例では、印画紙Pが無端ベルト4
4とニップローラ59とに挟持されて垂直上方向に搬送
された際に、図8に示すように、第1搬送ユニット10
2のフレーム124が右側に位置して印画紙Pを受け取
るようになっている。
【0125】この状態では、ニップローラ126と無端
ベルト44と所定寸法離間しており、また、第2搬送ユ
ニット103の入口側の挟持ローラ128の挟持点12
8Aは、無端ベルト44とニップローラ59との挟持点
44Aから、所定寸法焼き付け部側へ変位した位置にあ
る。
【0126】また、図9に示すように、第1搬送ユニッ
ト102のフレーム124が左側に平行移動されると、
無端ベルト106がニップローラ126に接触し、印画
紙Pを第2搬送ユニット103へ挟持搬送できる状態と
なる。
【0127】また、本実施例では、文字焼ユニット11
0が案内ローラ56の左側に位置しており、日付等の文
字は第1搬送ユニット102へ搬送される途中で焼き付
けられる。
【0128】本実施例も第1実施例と同様に、従来のプ
リンタプロセッサに比較して印画紙Pの搬送距離を短く
することができる。
【0129】なお、その他の作用効果は第1実施例と同
様である。 [第3実施例]本発明の第3実施例を図10及び図11
にしたがって説明する。なお、前述した実施例と同一構
成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0130】図10及び図11に示すように、本実施例
では、前述の実施例とは異なり、第1搬送ユニット10
2のフレーム124は、印画紙Pの幅方向のみスライド
駆動されるようになっている。
【0131】本実施例では、フレーム124は、印画紙
Pが無端ベルト44とニップローラ59とに挟持されて
垂直上方向に搬送された際に、無端ベルト106が印画
紙Pを受け取るように位置決めされている。
【0132】また、本実施例では、第2搬送ユニット1
03の挟持ローラ128、湾曲ガイド134、挟持ロー
ラ130及びセンサ136が、フレーム140に一体に
取り付けられてユニット化されている。
【0133】このフレーム140は、図示しないプリン
タプロセッサ10のフレームに、挟持ローラ130の挟
持点130Bを中心として図10に示す位置と図11に
示す位置との間を揺動するように支持されており、図示
しないモータによって揺動方向に駆動されるようになっ
ている。
【0134】第2搬送ユニット103が図10に示す位
置にあるときは、第1搬送ユニット102から印画紙P
を受け取る状態である。第1搬送ユニット102から送
り出された印画紙Pの先端が挟持ローラ128に挟持さ
れると、図11に示す位置に揺動され、印画紙Pは第1
搬送ユニット102の無端ベルト106から所定寸法離
間する。なお、フレーム140を図11に示す位置に揺
動する際、吸引を停止するのはいうまでもない。
【0135】本実施例では、第1搬送ユニット102よ
りも構成が簡単で小型の第2搬送ユニット103を揺動
させるので、装置簡略化、小型化を図ることができる。 [第4実施例]本発明の第4実施例を図12及び図13
にしたがって説明する。なお、前述の実施例と同一構成
に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0136】本実施例では、第1搬送ユニット102の
フレーム124は、印画紙Pの幅方向のみスライド駆動
されるようになっている。また、第2搬送ユニット10
3は固定されている。
【0137】フレーム124は、第3実施例と同様に、
印画紙Pが無端ベルト44とニップローラ59とに挟持
されて垂直上方向に搬送された際に、無端ベルト106
が印画紙Pを受け取るように位置決めされている。
【0138】一方、第2搬送ユニット103は、挟持ロ
ーラ128の挟持点128Aが、支持台104の右側に
接する無端ベルト106の搬送面の延長線上から、左側
へ所定寸法離れた位置にある。また、挟持点128Aを
通る挟持ローラ128の接線SLの方向は、鉛直方向に
対して右側へ傾斜している。
【0139】そして、挟持ローラ128の巻掛ローラ1
12側には、無端ベルト106から送り出された印画紙
Pを挟持ローラ128の挟持点128Aへ向けて案内す
るガイド手段としてのガイド板142が設けられてい
る。
【0140】本実施例では、第1搬送ユニット102か
ら第2搬送ユニット103へ印画紙Pを送り出す際に、
印画紙Pの先端が第2搬送ユニット103の挟持ローラ
128に挟持されるまで印画紙Pを吸引しており、図1
3に示すように、印画紙Pの先端がセンサ136で検出
され、印画紙Pの先端が確実に挟持ローラ128に挟持
されると吸引が停止される。
【0141】これにより、印画紙Pは、図13に示すよ
うに、無端ベルト106から離間してプロセッサ部72
へと搬送されて行く。
【0142】本実施例では、挟持ローラ128の挟持点
128Aを通る接線SL、即ち、挟持ローラー128に
よる印画紙Pの搬送経路と、無端ベルト106による印
画紙Pの搬送経路とを印画紙Pの厚さ方向に所定寸法離
間させているだけであるので、前述した実施例よりも更
に駆動機構を簡単にすることができる。
【0143】なお、挟持ローラ128の挟持点128A
を通る接線SLが無端ベルト106の搬送面から離れる
方向に傾斜していれば、吸着を解除した際に、印画紙P
を自身がもつ弾性によって無端ベルト106から離間さ
せることができるので、このような場合には挟持点12
8Aの位置は、無端ベルト106の搬送面の延長線上に
あっても良い。 [第5実施例]本発明の第5実施例を図14及び図15
にしたがって説明する。なお、前述の実施例と同一構成
に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0144】図14に示すように、巻掛ローラ58及び
押さえローラ59の搬送方向下流側には、振分手段とし
ての図の時計回り方向及び時計回り方向とは反対方向に
回転自在とされた振分ローラ200が配置されている。
【0145】振分ローラ200は図示しないモーター機
構に支持されており、図14及び図15に示すように、
印画紙Pの厚み方向に移動可能とされている。
【0146】振分ローラ200の上方には、V字状のガ
イド板202が配設されており、このガイド板202の
矢印G方向側が第1の搬送経路204とされ、矢印H方
向側が第2の搬送経路206とされている。
【0147】ガイド板202の上方には、第1搬送ユニ
ット102が配置されている。本実施例の第1搬送ユニ
ット102は、図の上下方向に長い支持台208を備え
ている。この支持台208のガイド板202側には、無
端ベルト106が巻き掛けられる巻掛ローラ210が配
置され、反対側には巻掛ローラ212が配置されてい
る。巻掛ローラ210,212には、2つの無端ベルト
106が軸方向に所定の隙間をあけて巻き掛けられてい
る。
【0148】巻掛ローラ212は、図示しないモータの
駆動力によって駆動回転され、無端ベルト106を図の
時計回り方向及び時計回り方向とは反対方向に回転させ
る。
【0149】本実施例の支持台208は、内部が図の矢
印L方向側の第1の吸引室214と矢印R方向側の第2
の吸引室216との2室に区画されており、矢印L方向
側の面及び矢印R方向側の面に、無端ベルト106の小
孔に対応した多数の孔部(図示せず)が形成されてい
る。
【0150】第1の吸引室214には第1の連通ダクト
118Aが接続され、第2の吸引室216には第2の連
通ダクト118Bが接続され、これら第1の連通ダクト
118A及び第2の連通ダクト118Bは、切替弁22
0を介して吸引ファン120の設けられたファンボック
ス122に接続されている。
【0151】ここで、支持台208の矢印L方向の面に
沿う無端ベルト106の搬送面が第1の搬送部222と
され、支持台208の矢印R方向の面に沿う無端ベルト
106の搬送面が第2の搬送部224とされている。
【0152】巻掛ローラ210の矢印L方向側には、無
端ベルト106との間で印画紙Pを挟持する押さえロー
ラ226が配置され、巻掛ローラ210の矢印R方向側
には、無端ベルト106との間で印画紙Pを挟持する押
えローラ228,230が配置されている。
【0153】また、巻掛ローラ212と支持台208と
の間には、第1の搬送部222を搬送される印画紙Pを
検出するセンサ123A及び、第2の搬送部224を搬
送される印画紙Pを検出するセンサ123Bが設けられ
ている。
【0154】第1搬送ユニット102では、支持台20
8、巻掛ローラ210、巻掛ローラ212、センサ12
3A,123B、押えローラ226,228,230及
びモータ(図示せず)が、フレーム232に一体に取り
付けられてユニット化されている。
【0155】このフレーム232は、図面の紙面表裏方
向に沿ってスライドするように設けられており、図示し
ないモータ機構によってスライド方向に駆動される。
【0156】第1搬送ユニット102の上方には第2搬
送ユニット103が設けられている。第2搬送ユニット
103は、第1搬送ユニット102の第1の搬送部22
2から送り出された印画紙Pを挟持搬送する挟持ローラ
240、第2の搬送部224から送り出された印画紙P
を挟持搬送する挟持ローラ242、挟持ローラ240,
242よりも印画紙Pの搬送方向下流側に設けられ印画
紙Pをプロセッサ部72へ搬送する挟持ローラ244,
246、挟持ローラ240から搬出された印画紙Pを挟
持ローラ244へ導く第1の搬送経路250及び挟持ロ
ーラ242から搬出された印画紙Pを挟持ローラ244
へ導く第2の搬送経路252を有するガイド254、第
1の搬送経路250を通過する印画紙Pを検出するセン
サ136A、第2の搬送経路252を通過する印画紙P
を検出するセンサ136Bを備えている。
【0157】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例も前述の実施例と同様に、画像の焼付けが終了した印
画紙Pが無端ベルト44と押さえローラ59とに挟持さ
れて第1搬送ユニット102へ向けて高速で送り出され
るが、印画紙Pは、振分ローラ200によって第1搬送
ユニット102の第1の搬送部222又は第2の搬送部
224へ交互に振り分けられる。
【0158】例えば、図14に示すように、最初に振分
ローラ200が矢印H方向に移動され、1枚目の印画紙
Pは第1の搬送経路204を通過して第1搬送ユニット
102の第1の搬送部222へ搬送される。そして無端
ベルト106が時計回り方向に回転され、一枚目の印画
紙Pは、無端ベルト106上で一時待機する。印画紙P
の搬送停止は、センサ123Aによって先端が検出され
ることによって行われる。これにより、露光部では次の
露光準備を直ちに行うことができる。
【0159】なお、印画紙Pは、画像焼付位置から第1
搬送ユニット102へ搬送される途中で印字ユニット6
7により裏面に印字(駒番号等)が行われ、日付や、メ
ッセージ等の焼付がある場合には、文字焼ユニット11
0により日付や、メッセージ等の焼き付けが行われる。
【0160】ここで、印画紙Pが第1搬送ユニット10
2により搬送される際には、切替弁220が支持台20
8の第1の吸引室214をファンボックス122側へ接
続し、第1の吸引室214内の空気を吸引することで印
画紙Pを無端ベルト106へ吸引する。
【0161】一枚目の印画紙Pが第1の搬送部222へ
排出されると、直ちに所定の長さにカットされた未露光
の印画紙Pが無端ベルト44により画像焼付位置に搬送
され、2駒目の画像の焼き付け露光が行われる。
【0162】一方、画像の焼き付けられた一枚目の印画
紙Pを保持している第1搬送ユニット102は、次に印
画紙Pの幅方向(図の紙面表裏方向)の何れか一方(例
えば、図の紙面の裏方向)に所定量スライドされる。な
お、印画紙Pを何れの列に振り分けるかは、第2搬送ユ
ニット103のセンサ136A,136Bで、印画紙P
の通過を検知することで判断することができる。
【0163】次に、無端ベルト106が時計回転方向に
駆動され、印画紙Pの先端が第2搬送ユニット103の
挟持ローラ240に挟持される。
【0164】図14の想像線(2点鎖線)で示すよう
に、印画紙Pの先端が挟持ローラ240に挟持される
と、吸引ファン120が停止することにより印画紙Pの
吸引が停止され、印画紙Pは無端ベルト106に吸引さ
れなくなる。その後、第1搬送ユニット102が図の紙
面の表方向に所定量スライドされ、元の待機位置に戻さ
れる。
【0165】印画紙Pは、無端ベルト106から離間
し、垂直状態で第2搬送ユニット103の挟持ローラ2
40に引っ張られるようにして上方へ搬送され、第1の
搬送経路250、挟持ローラ244,246を介してプ
ロセッサ部72へと送り込まれる。なお、第2搬送ユニ
ット103の搬送速度は、プロセッサ部72の搬送速度
に合わせて低速である。
【0166】一方、第1搬送ユニット102が待機位置
に戻されると、振分ローラ200は先程とは逆方向、即
ち、図15に示すように矢印G方向に移動され、吸引フ
ァン120が作動すると共に切替え弁220が切り換え
られ、2枚目の印画紙Pが第1搬送ユニット102の第
2の搬送部224に直ちに送り込まれる。このときに
は、第1搬送ユニット102の無端ベルト106は、時
計回り方向とは反対方向に回転される。
【0167】2枚目の印画紙Pが第2の搬送部224に
搬送されて一旦待機されると、第1搬送ユニット102
が1枚目の印画紙Pの移動時とは反対側(図の紙面表
側)に所定量移動される。その後、印画紙Pが搬送さ
れ、第2搬送ユニット103の挟持ローラ242に挟持
されると、吸引ファン120が停止される。印画紙P
は、図15の想像線(2点鎖線)で示すように、無端ベ
ルト106から離間し、垂直状態で第2搬送ユニット1
03の挟持ローラ242に引っ張られるようにして上方
へ搬送され、第2の搬送経路252、挟持ローラ24
4,246を介してプロセッサ部72へと送り込まれ
る。その後、第1搬送ユニット102が図の紙面の裏方
向に所定量スライドされ、元の待機位置に戻される。
【0168】以後、同様にして画像の焼き付けられた印
画紙Pは、振分ローラ200によって印画紙Pの厚み方
向に振り分けられ、また、印画紙Pの幅方向に交互に振
り分けられ、プロセッサ部72へと並列に送り込まれ
る。
【0169】本実施例では、振分ローラ200、第1搬
送ユニット102等が、従来のプリンタプロセッサのア
キュムレータの代わりになり、焼付露光部から排出され
る印画紙Pの送り速度をプロセッサ部72での搬送速度
よりも早くしてもこの速度差を吸収するので、プロセッ
サ部72の能力を生かすことができる。したがって、本
実施例のプリンタプロセッサ10は、振り分けの前又は
後ろにアキュムレーターを必要とした従来のプリンタプ
ロセッサに比較して印画紙Pの搬送距離を短くすること
ができる。このため、搬送方向のスペースが短くなり、
機器の小型化、低コスト化を図ることが可能となる。
【0170】なお、幅広の印画紙Pを処理する場合に
は、第1搬送ユニット102及び振分ローラ200を移
動させず、第1搬送ユニット102の第1の搬送部22
2または第2の搬送部224の何れか一方で印画紙Pを
搬送すれば良い。
【0171】また、前記実施例では、ネガフィルムNの
画像を印画紙Pに焼き付ける例を示したが、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、フォトC
D、LSIメモリー等の各種記録媒体に記録された画像
情報をレーザー光等で印画紙Pに焼き付けても良い。
【0172】また、画像を記録する(焼き付ける)の
は、印画紙P以外の記録媒体であっても良い。
【0173】また、前記実施例では、印画紙Pを2列に
振り分けて並列搬送処理を行ったが、フレーム124の
スライド量を増やして、プロセッサ部72の幅を広げれ
ば2列以上の複数列で並列搬送処理できることは勿論で
ある。
【0174】また、前記実施例では、空気を吸引するこ
とで無端ベルトに印画紙Pを吸引させたが、無端ベルト
に静電気発生装置を接続し、印画紙Pを静電吸着しても
良い。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第2の
記録媒体を複数列に振り分けするにあたり、第2の記録
媒体を厚み成分を持つ方向に移動させて、先行する第2
の記録媒体と、その後に続く第2の記録媒体とが分離さ
れて干渉しないので、記録部から送られてくる第2の記
録媒体の搬送速度が速く、振分手段から搬送処理装置へ
送る第2の記録媒体の搬送速度が遅い場合であっても、
この速度差を記録部と搬送処理装置との間で吸収するこ
とができる。したがって、従来必要であったアキュムレ
ータを必要とせず、搬送方向長さを短くすることができ
るという優れた効果を有する。
【0176】また、搬送方向のスペースを従来よりも短
縮することができ、機器の小型化、低コスト化を図るこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタプロセッサの内部構成を示す側面図で
ある。
【図2】露光部及び振分装置の側面図である。
【図3】露光部及び振分装置の側面図である。
【図4】ソーター部分の平面図である。
【図5】図4に示すソーター部分の矢印A方向矢視図で
ある。
【図6】印画紙を吸引した状態を示す無端ベルトの平面
図である。
【図7】(A)及び(B)は、印画紙の並列搬送状態を
示す説明図である。
【図8】第2実施例に係り、印画紙を第1搬送ユニット
で保持している状態を示す露光部及び振分装置の側面図
である。
【図9】第2実施例に係り、印画紙を第1搬送ユニット
から第2搬送ユニットへ搬送する状態を示す露光部及び
振分装置の側面である。
【図10】第3実施例に係り、印画紙を第1搬送ユニッ
トから第2搬送ユニットへ搬送する状態を示す露光部及
び振分装置の側面である。
【図11】第3実施例に係り、印画紙が第2搬送ユニッ
トで搬送される状態を示す露光部及び振分装置の側面図
である。
【図12】第4実施例に係り、印画紙を第1搬送ユニッ
トから第2搬送ユニットへ搬送する状態を示す露光部及
び振分装置の側面である。
【図13】第4実施例に係り、印画紙が第2搬送ユニッ
トで搬送される状態を示す露光部及び振分装置の側面図
である。
【図14】第5実施例に係り、印画紙を第1の搬送部へ
搬送する状態を示す露光部及び振分装置の側面である。
【図15】第5実施例に係り、印画紙を第2の搬送部へ
搬送する状態を示す露光部及び振分装置の側面である。
【符号の説明】
N ネガフィルム(第1の記録媒体) P 印画紙(第2の記録媒体) 10 プリンタプロセッサ(処理装置) 26 光源(記録手段) 38 ズームレンズ(記録手段) 41 ブラックシャッタ(記録手段) 74 現像槽(搬送処理装置) 76 漂白定着槽(搬送処理装置) 78 水洗部(搬送処理装置) 80 乾燥部(搬送処理装置) 142 ガイド板(ガイド手段) 106 無端ベルト(第1の搬送手段) 128 挟持ローラ(第2の搬送手段) 200 振分ローラ(振分手段) 204 第1の搬送経路 206 第2の搬送経路 222 第1の搬送部 224 第2の搬送部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03D 3/00 - 5/06 G03D 11/00 G03D 15/00 - 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録部にて第1の記録媒体に記録された
    画像情報を第2の記録媒体に記録し、画像情報の記録さ
    れた第2の記録媒体を振分手段により複数列に振り分
    け、振り分けた第2の記録媒体を搬送処理装置で並列搬
    送処理する記録媒体の処理方法であって、 第2の記録媒体を複数列に振り分ける際には、先に振り
    分けた第2の記録媒体とは第2の記録媒体の厚み方向の
    成分を持つ方向に所定量離間した位置にて、次に振り分
    ける第2の記録媒体を記録部から振分手段に受け入れる
    ことを特徴とする記録媒体の処理方法。
  2. 【請求項2】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    シート状の第2の記録媒体に記録する記録手段と、 画像情報の記録された第2の記録媒体を搬送しながら所
    定の処理を行う搬送処理装置と、 記録手段と搬送処理装置との間に設けられ、記録手段か
    ら受け入れた第2の記録媒体を保持状態及び非保持状態
    とに切り換え可能とし、保持状態では搬送処理装置側へ
    第2の記録媒体を送り出し可能とする第1の搬送手段
    と、第1の搬送手段 から送り出された第2の記録媒体を受け
    入れて搬送処理装置へ送り出す第2の搬送手段と、 第1の搬送手段を、第2の記録媒体を搬送処理装置側へ
    送り出す方向とは交差する第2の記録媒体の幅方向に移
    動させる第1の移動手段と、 第1の搬送手段及び第2の搬送手段の少なくとも一方
    を、第2の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に移動
    させる第2の移動手段と、 を備えたことを特徴とする記録媒体の処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    シート状の第2の記録媒体に記録する記録手段と、 画像情報の記録された第2の記録媒体を搬送しながら所
    定の処理を行う搬送処理装置と、 記録手段と搬送処理装置との間に設けられ、記録手段か
    ら受け入れた第2の記録媒体を保持状態及び非保持状態
    とに切り換え可能とし、保持状態では搬送処理装置側へ
    第2の記録媒体を送り出し可能とする搬送手段と、 搬送手段を、第2の記録媒体を搬送処理装置側へ送り出
    す方向とは交差する第2の記録媒体の幅方向に移動させ
    る第1の移動手段と、 搬送手段を、第2の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方
    向に移動させる第2の移動手段と、 を備えたことを特徴とする記録媒体の処理装置。
  4. 【請求項4】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    シート状の第2の記録媒体に記録する記録手段と、 画像情報の記録された第2の記録媒体を搬送しながら所
    定の処理を行う搬送処理装置と、 記録手段と搬送処理装置との間に設けられ、記録手段か
    ら受け入れた第2の記録媒体を保持状態及び非保持状態
    とに切り換え可能とし、保持状態では所定方向へ第2の
    記録媒体を送り出し可能とする第1の搬送手段と、 第1の搬送手段を保持状態から非保持状態に切り替えた
    際に、第1の搬送手段から排出される第2の記録媒体
    が、第1の搬送手段から第2の記録媒体の厚み方向に離
    間するように、第2の記録媒体の挟持開始位置における
    接線方向及び位置の少なくとも一方が第1の搬送手段の
    記録媒体搬送面を基準として第2の記録媒体の厚み方向
    に異なる挟持搬送手段を有し、第1の搬送手段から送り
    出された第2の記録媒体を受け入れた際には受け入れた
    第2の記録媒体を搬送処理装置へ送り出す挟持搬送ロー
    と、 第1の搬送手段と挟持搬送ローラとの間に設けられ、第
    1の搬送手段の排出経路を通った第2の記録媒体を挟持
    搬送ローラの受入れ経路へ導くガイド手段と、 第1の搬送手段を、第2の記録媒体を搬送処理装置側へ
    送り出す方向とは交差する第2の記録媒体の幅方向に移
    動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とする記録媒体の処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    シート状の第2の記録媒体に記録する記録手段と、 画像情報の記録された第2の記録媒体を搬送しながら所
    定の処理を行う搬送処理装置と、 記録手段と搬送処理装置との間に設けられ、記録手段か
    ら受け入れた第2の記録媒体を、各々の搬送方向が第2
    の記録媒体の厚み方向の成分を持つ方向に異なる第1の
    搬送経路及び第2の搬送経路の何れか一方に振り分ける
    振分手段と、 第1の搬送経路よりも第2の記録媒体の搬送方向下流側
    に位置する第1の搬送部と、第2の搬送経路よりも第2
    の記録媒体の搬送方向下流側に位置する第2の搬送部
    と、を有し、受け入れた第2の記録媒体を保持状態及び
    非保持状態とに切り換え可能とし保持状態では第2の記
    録媒体を送り出し可能とする第1の搬送手段と、 第1の搬送手段を、第2の記録媒体を搬送処理装置側へ
    送り出す方向とは交差する第2の記録媒体の幅方向に移
    動させる移動手段と、 第1の搬送手段と搬送処理装置との間に設けられ、第1
    の搬送手段から送り出された第2の記録媒体を搬送処理
    装置へ搬送する第2の搬送手段と、 を備えたことを特徴とする記録媒体の処理装置。
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