JP3452684B2 - 記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置 - Google Patents

記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置

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JP3452684B2
JP3452684B2 JP10740595A JP10740595A JP3452684B2 JP 3452684 B2 JP3452684 B2 JP 3452684B2 JP 10740595 A JP10740595 A JP 10740595A JP 10740595 A JP10740595 A JP 10740595A JP 3452684 B2 JP3452684 B2 JP 3452684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体の処理方法及
び記録媒体の処理装置に係り、記録媒体を複数列に並列
搬送処理する際の記録媒体の処理方法及び記録媒体の処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を焼き付けた感光材料(印画紙)を
画像駒毎に切断し、切断した感光材料を複数列に分配し
て並列に現像処理することにより、処理能力を増大する
方法が提案されている(実公昭58−29464号、特
開平4−106537号、特開平6−332114号
等)。
【0003】この方法によれば、狭幅感光材料の処理能
力を上げ、かつ、広幅感光材料まで処理可能になるとい
う利点が生まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この処理装置
では、焼付け部と現像処理部との間に、感光材料を複数
列に分配する振分手段を必要とすることから、焼付け部
から現像処理部までの間にスペースが必要となり(少な
くとも、印画紙の搬送方向長さは必要)、処理機のサイ
ズが大きくなるという問題がある。また、焼付け部以降
の搬送距離が長くなり、搬送時間が長くなるので、処理
コストがアップする等の問題もある。特に、現像処理の
処理速度は焼付け部の搬送速度よりも大幅に遅いので、
振分手段から現像処理部へ印画紙を挿入する速度は、現
像処理部の搬送速度に合わせて遅くせざるを得ず、限界
がある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、搬送距離を長
く必要とせず、処理スペースを小さくすることが可能な
記録媒体の処理方法及び記録媒体の装置を提供すること
が目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1の記録媒体に記録された画像情報を露光ステー
ジに配置した第2の記録媒体に記録し、画像情報の記録
された第2の記録媒体を搬送装置にて露光ステージから
搬送処理装置へ搬送し、搬送された第2の記録媒体を搬
送処理装置で搬送しながら所定の処理を行う記録媒体の
処理方法であって、画像情報の記録された第2の記録媒
体を露光ステージ上で露光ステージから搬送処理装置へ
搬送する方向とは交差する方向に移動させ、第2の記録
媒体を複数列で並列搬送処理することを特徴としてい
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、第1の記録媒体
に記録された画像情報を露光ステージに配置した第2の
記録媒体に記録し、画像情報の記録された第2の記録媒
体を搬送装置にて露光ステージから搬送処理装置へ搬送
し、搬送された第2の記録媒体を搬送処理装置で搬送し
ながら所定の処理を行う記録媒体の処理装置であって、
露光ステージに配置した第2の記録媒体を、露光ステー
ジから搬送処理装置へ搬送する方向とは交差する方向に
露光ステージ上で移動させる振分手段を設けたことを特
徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の記録媒体の処理装置において、振分手段は、第2の記
録媒体を吸着する振分用吸着手段を有することを特徴と
している。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の記録媒体の処理装置において、振分手段は、第2の記
録媒体の端部を押して移動させる移動部材を有すること
を特徴としている。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4
の何れか1項に記載の記録媒体の処理装置において、露
光ステージは、第2の記録媒体を吸着する吸着手段を備
え、振分手段が第2の記録媒体を移動させる際には吸着
力を低下することを特徴としている。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
又は請求項5に記載の記録媒体の処理装置において、搬
送装置が第2の記録媒体を搬送する際には、振分用吸着
手段の吸着力を低下させることを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明では、先ず、第1の記録媒体に記録され
た画像情報が露光ステージに配置された第2の記録媒体
に記録される。画像情報の記録された第2の記録媒体
は、露光ステージ上で、露光ステージから搬送処理装置
へ搬送する方向とは交差する方向に振分手段で移動され
る。移動された第2の記録媒体は、搬送装置によって搬
送処理装置へ搬送され、第2の記録媒体は搬送処理装置
にて搬送されながら所定の処理が行われる。
【0013】ここで、搬送処理装置にて第2の記録媒体
が複数列で並列搬送されるように、露光ステージ上の第
2の記録媒体を移動することにより、効率良く処理を行
うことができる。
【0014】また、露光ステージと搬送処理装置との間
に振分手段が設けられていないので、並列処理する際に
露光ステージ以降の搬送経路が長くならず、搬送も短時
間で済む。
【0015】なお、振分手段が振分用吸着手段を備えて
いる場合には、吸着手段で第2の記録媒体を吸着して移
動することができる。
【0016】また、振分手段が移動部材を備えている場
合には、第2の記録媒体の端部を押して第2の記録媒体
を移動することができる。
【0017】また、露光ステージが、吸着手段を備えて
いる場合には、第2の記録媒体を露光ステージから搬送
処理装置へ搬送する方向とは交差する方向に移動させる
ときに、その吸着力を低下(又は零にしても良い)させ
る。これにより、第2の記録媒体の移動が容易になる。
【0018】また、振分手段が振分用吸着手段を備えて
いる場合には、第2の記録媒体を露光ステージの搬送装
置で搬送させるときに、その吸着力を低下(又は零にし
ても良い)させる。これにより、第2の記録媒体の搬送
が容易になる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
【0020】図1には写真プリンタであるプリンタプロ
セッサ10の概略が示されている。このプリンタプロセ
ッサ10のプリンタ部を構成する写真焼付部12は、第
2の記録媒体としての印画紙Pが収納されたペーパマガ
ジン14を装填できるような構造となっている。
【0021】このペーパマガジン14の図1上、左上側
には、印画紙Pの先端部付近が巻き掛けられる駆動ロー
ラ16が回転自在に支持されており、写真焼付部12内
の図示しないモータの駆動力をこの駆動ローラ16が受
けて回転する。また、駆動ローラ16に対向した位置に
は、印画紙Pを介して一対のニップローラ18が配置さ
れている。この為、駆動ローラ16がこれらニップロー
ラ18との間で印画紙Pを挟持して、印画紙Pを写真焼
付部12内へ送り出すことになる。
【0022】他方、写真焼付部12内には、上下一対の
刃からなると共にモータ20によりこの刃が移動される
カッタ22が設置されており、ペーパマガジン14から
出て来た印画紙Pをこのカッタ22が即座に切断するこ
とになる。
【0023】図2及び図3に示すように、カッタ22に
対して右側である印画紙Pの搬送方向下流側には、上面
が水平方向(図2上、左右方向)に沿うように形成され
た支持台46が、搬送方向に沿って2個配置されてい
る。
【0024】支持台46の両側には、搬送装置としての
無端ベルト44の巻き掛けられる巻掛ローラ52が水平
方向に配置されている。上流側及び下流側の巻掛ローラ
52の上側には、巻掛ローラ52との間で無端ベルト4
4を挟持するニップローラ54が配置されている。巻掛
ローラ52は、図示しないモータの駆動力によって駆動
回転され、無端ベルト44を図1上、時計回転方向に回
転させる。なお、無端ベルト44上が本発明の露光ステ
ージに相当する。
【0025】図3に示すように、無端ベルト44にはそ
の全域に亘って多数の小孔48が形成されており、この
無端ベルト44の一部が載置される支持台46の上面に
は、無端ベルト44の小孔に対応して多数の孔部(図示
せず)が形成されている。
【0026】この支持台46の内部は空洞状に形成され
ており、無端ベルト44の幅方向両端に対応して形成さ
れた一対の連通ダクト66がこの支持台46に接続され
ている。これらの連通ダクト66は、吸引ファン68が
設けられたファンボックス70へと接続されている。
【0027】両支持台46の間には、印画紙Pを無端ベ
ルト44の搬送方向とは直交する方向に移動させるため
の振分手段としての振分機構50が設けられている。
【0028】振分機構50は、両支持台46の間に配設
される振分用吸着手段としての吸引部56を備えてい
る。この吸引部56は巻掛ローラ52に沿って長く形成
された箱であり、上面には全域に亘って多数の小孔(図
示せず)が形成されている。
【0029】吸引部56には、ダクト58が接続されて
おり、このダクト58は、図1に示すように、吸引ファ
ン60を備えたファンボックス62へと接続されてい
る。
【0030】吸引部56は、図示しないモータ機構によ
って巻掛ローラ52の軸方向に沿って移動できるように
なっている。
【0031】なお、吸引部56を移動させるモータ機
構、吸引ファン60及び吸引ファン68は、プリンタプ
ロセッサ10の外枠を構成するケーシング10A内に備
えられた制御装置としてのコントローラ43で制御され
る。
【0032】他方、図1に示される如く、支持台46上
を移動する無端ベルト44の上部には、イーゼル装置6
4が設けられており、縁有画像を印画紙P上に焼付露光
する場合に、このイーゼル装置64内の図示しない可動
片で印画紙Pの周囲を覆うようになっている。
【0033】また、ケーシング10Aの上部には、イー
ゼル装置64の直上の位置に、光を拡散する拡散ボック
ス28が配置されており、その右隣に、それぞれ光路へ
の挿入フィルタ量を変え得るよう移動可能なC、M、Y
の3組のフィルタから構成されるCCフィルタ24が配
置されている。従って、このCCフィルタ24に隣合っ
て位置する光源26から照射された光線がCCフィルタ
24を通過した後、拡散ボックス28により拡散されつ
つ屈曲されて、直下に送られることになる。そして、こ
のケーシング10Aの上面に載置されているネガキャリ
ア30上の第1の記録媒体としてのネガフィルムNをこ
の光線が透過する。
【0034】なお、本実施例のネガフィルムNは、一般
的な135サイズのネガフィルムであり、各々の画像の
パーフォレーション側には、周知のように駒番号や駒番
号に対応するバーコード等が付与されている。
【0035】写真焼付部12内に設置されたガイドレー
ル32には、支持板34が水平方向(図1上、紙面に対
して直交する方向)に移動可能に支持されており、前記
光線の光軸線S上にそれぞれ配置されるようにプリズム
36及びズームレンズ38がこの支持板34に取り付け
られている。
【0036】従って、ネガフィルムNを透過して露光光
線となった光線は、プリズム36を通過した後、さらに
拡大倍率を変更可能なズームレンズ38を通過してイー
ゼル装置64の下に位置する印画紙P上に、ネガフィル
ムNの画像を結像させる。
【0037】また、写真焼付部12内には、ネガフィル
ムNの濃度を測定する例えば色フィルタとCCD等の光
センサにより構成される濃度測定器40が配置されてお
り、プリズム36により水平方向に屈曲された光線がこ
の濃度測定器40に送られるようになっている。この濃
度測定器40は、制御装置としてのコントローラ43に
接続されており、濃度測定器40によって測定されたデ
ータ及び、作業者によりキー入力されたデータに基づい
て、焼付露光時の露光補正値が設定される。
【0038】さらに、ズームレンズ38とイーゼル装置
64の間の光路には、CCフィルタ24で色と強度が調
光されネガフィルムNを透過した光を、所定時間の間焼
付露光するブラックシャッタ41が設けられている。
【0039】図2に示すように、支持台46に対して印
画紙Pの搬送方向下流側には、ローラ群65が配置され
ており、このローラ群65に対して印画紙Pの搬送方向
下流側には、印画紙Pの裏面に印字を行う印字ユニット
67が設けられている。
【0040】印字ユニット67に対して印画紙Pの搬送
方向下流側には、アキュムレーター86が配置されてい
る。アキュムレーター86は、図示しないモーターで回
転される複数の挟持ローラ88を備えている。
【0041】図1に示すように、アキュムレーター86
の搬送方向下流側には、プロセッサ部72が設けられて
いる。
【0042】プロセッサ部72の現像槽74には現像液
が溜められていて、印画紙Pをこの現像液に浸して現像
処理を行う。現像処理された印画紙Pは現像槽74と隣
接する漂白定着槽76へ搬送される。漂白定着槽76に
は漂白定着液が溜められていて、印画紙Pをこの漂白定
着液に浸して漂白処理及び定着処理を行う。定着処理さ
れた印画紙Pは、漂白定着槽76に隣接すると共にそれ
ぞれ水洗水が溜められた複数の水洗槽からなる水洗部7
8へ搬送され、印画紙Pを水洗槽内の水洗水に浸して水
洗処理を行う。なお、上記の現像槽74、漂白定着槽7
6及び水洗部78の水洗槽は、プロセッサ部72内に設
置された複数の補充タンク90よりそれぞれ現像補充
液、漂白定着補充液及び水洗補充水が送られて、それぞ
れの槽内の液へ補充されるようになっている。
【0043】水洗処理された印画紙Pは水洗部78の上
部に位置する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は、
印画紙Pの搬送経路の下側に配置されたチャンバ82側
より矢印B方向に沿って送風される熱風に印画紙Pをさ
らして、印画紙Pを乾燥させる。
【0044】乾燥部80に対して印画紙Pの搬送方向下
流側には複数対のローラ83によって構成される搬送路
84が配設されており、乾燥処理が終了して乾燥部80
から排出された印画紙Pは、これら複数対のローラにそ
れぞれ挟持されてプリンタプロセッサ10の外部へ排出
される。
【0045】搬送路84の印画紙Pの排出側にはソータ
ー92が設けられている。図4及び図5に示すように、
ソーター92は、搬送路84の印画紙Pの排出側の下側
に、搬送路84の搬送方向と直交する方向に印画紙Pを
搬送する集積用搬送装置としてのベルトコンベア94を
備えており、ベルトコンベア94の搬送方向下流側の下
側に、印画紙Pを集積する複数の受皿95を有する集積
部96を備えている。なお、受皿95は、図示しない駆
動装置によってベルトコンベア94の搬送方向とは直交
する方向に移動可能となっている。
【0046】次に、本実施例の作用を説明する。以下の
説明は、例えば、ネガフィルムN1本に記録された画像
を1駒に付き1枚づつプリントする際の説明である。
【0047】ペーパマガジン14から送り出された未露
光の印画紙Pは、カッタ22で所望長さに切断された後
に、無端ベルト44に乗せられて露光光線の光軸線S上
の位置である画像焼付位置へと搬送される(図2、図3
参照)。
【0048】そして、オペレーターが所定の操作を行う
と、光源26側からの露光光線がプリズム36及びズー
ムレンズ38等を介して印画紙Pに到達し、ブラックシ
ャッタ41が所定時間開くことにより、ネガフィルムN
に記録された1駒目の画像が印画紙P上に焼付露光され
る。
【0049】この際、支持台46内の空気は、連通ダク
ト66を介して無端ベルト44のループ内から幅方向両
端へ抜け出し、吸引ファン68で吸引されて外部へ吹き
出されるので、支持台46内が負圧となる。この負圧は
支持台46の孔部、無端ベルト44の小孔を介して無端
ベルト44上の印画紙Pへと伝達され、印画紙Pが無端
ベルト44へ吸引される。この為、印画紙Pが単に無端
ベルト44に乗せられるだけでなく、無端ベルト44側
に吸引されるので、印画紙Pが、確実に無端ベルト44
により搬送されると共に、画像焼付位置上で水平状態に
配置されることになる。
【0050】画像の焼付けが終了すると、吸引ファン6
8が停止して印画紙Pの吸引が一旦解除され、その後、
吸引ファン60が作動して吸引部56が印画紙Pを吸引
する。印画紙Pを吸引した吸引部56は、モータ機構に
よって矢印B方向に移動し、印画紙Pを図3の想像線で
示す位置に移動する。
【0051】矢印B方向側に印画紙Pが移動した後は、
吸引ファン60が停止して吸引部56による吸引は停止
し、吸引ファン68が再び作動し、印画紙Pは無端ベル
ト44に吸引されてアキュムレーター86側へ搬送さ
れ、無端ベルト44とニップローラ54とに挟持されて
アキュムレーター86側へと送り出される。印画紙Pが
吸引部56から離れると、吸引部56はモータ機構によ
って画像焼付位置へと戻る。
【0052】なお、印画紙Pは、画像焼付位置からアキ
ュムレーター86側へ搬送される途中で印字ユニット6
7により裏面に印字(駒番号等)が行われる。また、次
の露光を行うために、画像の焼付けられた印画紙Pは、
画像焼付位置からアキュムレーター86へ迅速に搬送さ
れる。
【0053】無端ベルト44及びニップローラ54から
印画紙Pの搬送方向後端が離れると、挟持ローラ88
は、プロセッサ部72の搬送速度に合わせて印画紙Pを
低速でプロセッサ部72へと送り込む。
【0054】画像の焼付けられた印画紙Pがアキュムレ
ーター86へ排出されると、所定の長さにカットされた
未露光の印画紙Pが無端ベルト44により画像焼付位置
に搬送され、2駒目の画像の焼き付け露光が行われる。
【0055】この2枚目の印画紙Pは、画像焼付け後に
吸引部56に吸引されて1枚目の印画紙Pとは反対側
(矢印F方向)に移動されてからアキュムレーター86
へと搬送される。以後、同様にして画像の焼き付けられ
た印画紙Pは振分機構50によって無端ベルト44の搬
送方向に対して直交する方向に交互に振り分けられる。
【0056】アキュムレーター86から送り出された印
画紙Pは、プロセッサ部72へ搬送され現像、漂白定
着、水洗及び乾燥の各処理が行われて搬送路84のロー
ラ83に挟持搬送され、最後のローラ83から搬送方向
後端が離れると印画紙Pはプロセッサ部72の上部に設
けられたベルトコンベア94に落下する。
【0057】ところで、ネガフィルムNに記録されてい
る画像には、種々のアスペクト比が混在することがあ
り、これにあわせて印画紙Pの搬送方向の長さも種々混
在することがあるが、上記のように、画像の焼付けられ
た印画紙Pをアキュムレーター86へ排出した後に、次
の焼付けを行うので、印画紙Pの搬送方向長さが各々異
なっていてもプロセッサ部72で搬送される印画紙Pの
搬送方向後端は、図6(B)に示すようにネガフィルム
Nに記録されている画像順となる(なお、図6中の印画
紙Pに記載されている数字は駒順を示し、アルファベッ
トは焼付け順を示している。)。
【0058】したがって、印画紙Pは、搬送方向長さが
各々異なっていてもネガフィルムNに記録されている画
像順にベルトコンベア94に落下する。
【0059】ベルトコンベア94に落下した印画紙P
は、集積部96側へ搬送され、ベルトコンベア94端部
から落下した印画紙Pは受皿95に駒順に積み重ねられ
る(駒番号1の画像の焼付けられた印画紙Pが一番下に
なる。)。
【0060】本実施例のプリンタプロセッサ10では、
露光ステージ(無端ベルト44上)で印画紙Pの振り分
けを行うので、露光ステージとプロセッサ部との間に振
分装置を設けて振り分けたプリンタプロセッサよりも、
露光ステージ以降の搬送距離を短くすることができ、ま
た短時間で全体の搬送時間を短縮することができる。
【0061】なお、先にも述べた従来の処理装置では、
露光済みの印画紙をただ単に焼付け順に振り分けていた
ため、大きさの異なる印画紙を混在して並列搬送する
と、例えば図6(A)に示すように搬送方向後端が駒順
とならず、駒順に集積出来なくなる事がある。
【0062】ところで、前記実施例では、印画紙Pを吸
引部56に吸引させて移動したが、これに限らず、図7
に示すように、吸引部56の代わりに、無端ベルト44
の上面よりも所定寸法突出する移動部材57を一対設
け、この移動部材57の間に配置された印画紙Pを押す
ことによって移動するようにしても良い。
【0063】また、前記実施例では、ネガフィルムNの
画像を印画紙Pに焼き付ける例を示したが、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、フォトC
D、LSIメモリー等の各種記録媒体に記録された画像
情報をレーザー光等で印画紙Pに焼き付けても良い。
【0064】また、画像を記録する(焼き付ける)の
は、印画紙P以外の記録媒体であっても良い。
【0065】また、前記実施例では、印画紙Pを2列に
振り分けて並列搬送処理を行ったが、本発明は、2列以
上の複数列で並列搬送処理できることは勿論である。
【0066】また、1オーダー(1本分のネガフィルム
N)分の画像の大きさを予め読み込んで焼付け順序及び
振り分けを制御すれば、図6(C)に示すように印画紙
Pの1オーダー分の搬送方向長さを短く詰めることも可
能である。
【0067】
【発明の効果】本発明では、露光ステージ上で第2の記
録媒体を振り分けるので、並列処理する際に露光ステー
ジ以降の搬送経路が長くならず、搬送も短時間で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタプロセッサの内部構成を示す側面図で
ある。
【図2】露光部及びアキュムレーターの側面図である。
【図3】露光部及びアキュムレーターの要部の平面展開
図である。
【図4】ソーター部分の平面図である。
【図5】図4に示すソーター部分の矢印A方向矢視図で
ある。
【図6】(A)乃至(C)は、印画紙を2列搬送する際
の搬送パターン図である。
【図7】振分機構の他の実施例である。
【符号の説明】 N ネガフィルム(第1の記録媒体) P 印画紙(第2の記録媒体) 43 コントローラ 44 無端ベルト(搬送装置、露光ステージ) 50 振分機構(振分手段) 56 吸引部(振分用吸着手段) 57 移動部材 74 現像槽(搬送処理装置) 76 漂白定着槽(搬送処理装置) 78 水洗部(搬送処理装置) 80 乾燥部(搬送処理装置) 94 ベルトコンベア(集積用搬送装置)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    露光ステージに配置した第2の記録媒体に記録し、画像
    情報の記録された第2の記録媒体を搬送装置にて露光ス
    テージから搬送処理装置へ搬送し、搬送された第2の記
    録媒体を搬送処理装置で搬送しながら所定の処理を行う
    記録媒体の処理方法であって、 画像情報の記録された第2の記録媒体を露光ステージ上
    で露光ステージから搬送処理装置へ搬送する方向とは交
    差する方向に移動させ、第2の記録媒体を複数列で並列
    搬送処理することを特徴とする記録媒体の処理方法。
  2. 【請求項2】 第1の記録媒体に記録された画像情報を
    露光ステージに配置した第2の記録媒体に記録し、画像
    情報の記録された第2の記録媒体を搬送装置にて露光ス
    テージから搬送処理装置へ搬送し、搬送された第2の記
    録媒体を搬送処理装置で搬送しながら所定の処理を行う
    記録媒体の処理装置であって、 露光ステージに配置した第2の記録媒体を、露光ステー
    ジから搬送処理装置へ搬送する方向とは交差する方向に
    露光ステージ上で移動させる振分手段を設けたことを特
    徴とする記録媒体の処理装置。
  3. 【請求項3】 振分手段は、第2の記録媒体を吸着する
    振分用吸着手段を有することを特徴とする請求項2に記
    載の記録媒体の処理装置。
  4. 【請求項4】 振分手段は、第2の記録媒体の端部を押
    して移動させる移動部材を有することを特徴とする請求
    項2に記載の記録媒体の処理装置。
  5. 【請求項5】 露光ステージは、第2の記録媒体を吸着
    する吸着手段を備え、振分手段が第2の記録媒体を移動
    させる際には吸着力を低下することを特徴とする請求項
    2乃至4の何れか1項に記載の記録媒体の処理装置。
  6. 【請求項6】 搬送装置が第2の記録媒体を搬送する際
    には、振分用吸着手段の吸着力を低下させることを特徴
    とする請求項3又は請求項5に記載の記録媒体の処理装
    置。
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