JP3442253B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP3442253B2
JP3442253B2 JP07668597A JP7668597A JP3442253B2 JP 3442253 B2 JP3442253 B2 JP 3442253B2 JP 07668597 A JP07668597 A JP 07668597A JP 7668597 A JP7668597 A JP 7668597A JP 3442253 B2 JP3442253 B2 JP 3442253B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B1/00Compression machines, plants or systems with non-reversible cycle
    • HELECTRICITY
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    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
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    • H01L21/67109Apparatus for thermal treatment mainly by convection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25B21/00Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B21/02Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD基板等の基板に対して行われる処理において
温度が高められた状態の基板を冷却する基板処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスや液晶ディスプレイ(L
CD)の製造においては、基板である半導体ウエハやに
LCD基板にフォトレジスト液を塗布してレジスト膜を
形成し、回路パターンに対応してレジスト膜を露光し、
これを現像処理するという、いわゆるフォトリソグラフ
ィー技術により回路パターンが形成される。
【0003】このような塗布・現像処理においては、レ
ジスト膜を形成する際に、フォトレジストの安定化のた
めのプリベーク、露光後のポストエクスポージャーベー
ク、および現像後のポストベーク等の熱処理が施され
る。また、これらの熱処理後の温度が高められた基板を
冷却するための冷却工程が行われる。
【0004】熱処理後の温度が高められた基板を冷却す
る場合、基板を支持する支持体であるクーリングプレー
ト上において熱交換を行っている。具体的には、冷却素
子であるペルチェ素子を取り付けたクーリングプレー
ト、または冷却水を循環させるための管路を設けたクー
リングプレート上に温度が高められた基板を載置し、ペ
ルチェ素子または冷却水と基板との間で熱交換を行い、
基板の温度を低下させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板処
理におけるタクトタイムを短くするという要求が高い現
在では、上記のような冷却方法では、十分にその要求を
満足することができない。すなわち、上記のような冷却
方法では、タクトタイムが短くなると、上記熱処理後の
基板を所定の温度まで冷却することが不可能になる。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、効率良く基板を冷却することができる基板処理
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、基板にレジスト液を塗布する塗布処理を
行ってレジスト膜を形成する塗布処理ユニットと、レジ
スト膜を露光した後、現像液により現像処理を行う現像
処理ユニットと、前記塗布処理および/または前記現像
処理の後に基板を加熱処理する加熱処理ユニットと、加
熱処理ユニットで温度が高められた基板を所定温度に冷
却する冷却ユニットとを含む複数の処理ユニットと、基
板を保持して前記複数の処理ユニットへ搬送するととも
に、保持した基板を冷却する冷却手段を有する搬送手段
と、前記搬送手段が移動する搬送路とを具備し、前記複
数の処理ユニットが前記搬送路に沿って設けられた基板
処理装置であって、前記搬送手段は、搬送路に沿って移
動可能な基台と、前記基台上に設けられ基板を支持する
複数の支持体とを備え、前記冷却手段は、前記複数の支
持体ごとに取り付けられ、各支持体に支持された基板に
気体を供給する気体供給手段と、各支持体に支持された
基板ごとに個別的に冷却レベルを制御する制御手段とを
備え、前記冷却ユニットは、その上に設置された基板を
冷却するクーリングプレートを備え、前記加熱処理ユニ
ットで温度が高められた基板を前記搬送手段で搬送中に
前記気体供給手段から供給される気体で所定の冷却レベ
ルに冷却してから前記冷却ユニットのクーリングプレー
トで冷却することを特徴とする基板処理装置を提供す
る。
【0008】上記発明において、前記クーリングプレー
トは、ペルチェ素子および冷却水を通流する冷却水管路
を有し、これら両方を用いて基板を冷却することができ
る。
【0009】本発明によれば、基板にレジスト液を塗布
する塗布処理を行ってレジスト膜を形成する塗布処理ユ
ニットと、レジスト膜を露光した後、現像液により現像
処理を行う現像処理ユニットと、前記塗布処理および/
または前記現像処理の後に基板を加熱処理する加熱処理
ユニットと、加熱処理ユニットで温度が高められた基板
を所定温度に冷却する冷却ユニットとを含む複数の処理
ユニットと、前記複数の処理ユニットへ基板を搬送する
冷却手段と、前記搬送手段が走行する搬送路とを具備
し、前記複数の処理ユニットが前記搬送路に沿って設け
られた基板処理装置において、搬送手段に、保持した基
板を冷却する冷却手段を設けたので、加熱処理ユニット
で温度が高められた基板が前記冷却ユニットに搬送され
るまでにまず前記搬送手段上で基板に気体を吹き付けて
基板を冷却して基板温度をある程度降下させ、その後に
基板を冷却ユニットのクーリングプレート上に設置して
所定温度に冷却して正確に基板温度の調整を行う。例え
ば、基板に対するフォトレジストの安定化のためのプリ
ベーク、露光後のポストエクスポージャーベーク、およ
び現像後のポストベーク等の熱処理の後に、熱処理が行
われたユニットから冷却ユニットに搬送される間に基板
に対して第1の冷却を行い、その後の基板冷却を冷却ユ
ニットにおいて行う。したがって、通常すべて冷却ユニ
ットにおいて行われていた冷却の一部を搬送中に行う、
すなわち冷却ユニットまでの基板搬送中に予め温度が高
められた基板の荒熱を除去するので、冷却ユニットにお
いて行う冷却は狭い温度範囲で済む。その結果、冷却ユ
ニットにおける冷却時間を短くすることができ、基板処
理におけるタクトタイムを短くすることができる。
【0010】また、搬送手段が、搬送路に沿って移動可
能な基台と、基台上に設けられ基板を支持する複数の支
持体とを備え、冷却手段が、複数の支持体ごとに取り付
けられ、各支持体に支持された基板に気体を供給する気
体供給手段と、各支持体に支持された基板ごとに個別的
に冷却レベルを制御する制御手段とを有するので、複数
の基板ごとに冷却時間等を制御してタクトタイムを個別
的に制御することができる。
【0011】さらに、第2の冷却をペルチェ素子および
冷却水の両方を用いて行うことにより、冷却水により比
較的大きな速度で冷却し、ペルチェ素子により高精度で
冷却することができるので、迅速かつ高精度の冷却が実
現される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発
明が適用されるLCD基板の塗布・現像処理システムを
示す斜視図である。
【0013】この塗布・現像処理システムは、複数の基
板Sを収容するカセットCを載置するカセットステーシ
ョン1と、基板Sにレジスト塗布および現像を含む一連
の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理部
2と、カセットステーション1上のカセットCと処理部
2との間で半導体ウエハの搬送を行うための搬送機構3
とを備えている。そして、カセットステーション1にお
いてシステムへのカセットCの搬入およびシステムから
のカセットCの搬出が行われる。また、搬送機構3はカ
セットの配列方向に沿って設けられた搬送路12上を移
動可能な搬送アーム11を備え、この搬送アーム11に
よりカセットCと処理部2との間で基板Sの搬送が行わ
れる。
【0014】処理部2は、前段部分2aと後段部分2b
とに分かれており、それぞれ中央に通路15、16を有
しており、これら通路の両側に各処理ユニットが配設さ
れている。そして、これらの間には中継部17が設けら
れている。
【0015】前段部2aは、通路15に沿って移動可能
なメインアーム18を備えており、通路15の一方側に
は、ブラシ洗浄ユニット21、水洗ユニット22、アド
ヒージョン処理ユニット23、および冷却ユニット24
が、他方側には2つのレジスト塗布ユニット25が配置
されている。一方、後段部2bは、通路16に沿って移
動可能なメインアーム19を備えており、通路19の一
方側には複数の加熱処理ユニット26および冷却ユニッ
ト27からなる熱系ユニット群28が、他方側には2つ
の現像処理ユニット29が配置されている。熱系ユニッ
ト群28は、ユニットが2段積層されてなる組が通路1
9に沿って3つ並んでおり、上段が加熱処理ユニット2
6であり、下段が冷却ユニット27である。加熱処理ユ
ニット26は、レジストの安定化のためのプリベーク、
露光後のポストエクスポージャーベーク、および現像後
のポストベーク処理を行うものである。なお、後段部2
bの後端には露光装置(図示せず)との間で基板Sの受
け渡しを行うためのインターフェース部30が設けられ
ている。
【0016】上記メインアーム18は、搬送機構3のア
ーム11との間で半導体ウエハWの受け渡しを行うとと
もに、前段部2aの各処理ユニットに対する基板Sの搬
入・搬出、さらには中継部17との間で基板Sの受け渡
しを行う機能を有している。また、メインアーム19は
中継部17との間で基板Sの受け渡しを行うとともに、
後段部2bの各処理ユニットに対する基板Sの搬入・搬
出、さらにはインターフェース部30との間の基板Sの
受け渡しを行う機能を有している。このように各処理ユ
ニットを集約して一体化することにより、省スペース化
および処理の効率化を図ることができる。
【0017】このように構成される塗布・現像処理シス
テムにおいては、カセットC内の基板Sが、処理部2に
搬送され、まず、洗浄ユニット21および水洗ユニット
22により洗浄処理され、レジストの定着性を高めるた
めにアドヒージョン処理ユニット23にて疎水化処理さ
れ、冷却ユニット24で冷却後、レジスト塗布ユニット
25でレジストが塗布される。その後、基板Sは、加熱
処理ユニット26の一つでプリベーク処理され、冷却ユ
ニット27で冷却された後、インターフェース部30を
介して露光装置に搬送されてそこで所定のパターンが露
光される。そして、再びインターフェース部30を介し
て搬入され、加熱処理ユニット26の一つでポストエク
スポージャーベーク処理が施される。その後、冷却ユニ
ット27で冷却された基板Sは、現像処理ユニット29
で現像処理され、所定の回路パターンが形成される。現
像処理された基板Sは、メインアーム19,18および
搬送機構3によってカセットステーション1上の所定の
カセットに収容される。
【0018】図2は上記塗布・現像処理システムにおい
て基板を搬送する搬送手段であるメインアーム18を示
す斜視図、図3はその側面図である。図中31は水平移
動、昇降、および回転可能な基台である。基台31上に
は、基板Sを支持するフォーク32が多段(ここでは2
段)に配置されている。フォーク32上には、冷却手段
である気体供給部材33が取り付けられている。
【0019】この気体供給部材33には、気体供給機構
34が連結されており、気体供給手段34から空気、窒
素ガス、イオン化されたガス等の気体が導入されるよう
になっており、気体供給部材33を介して前記気体が基
板Sに供給されるようになっている。搬送の際に基板S
がフォーク32に面接触した場合等、静電気が生じる
が、この際の静電気を除去することができることから、
気体としてイオン化されたガスを用いることが好まし
い。
【0020】また、気体供給機構34には、制御部35
が接続されており、これにより気体を基板に吹き付ける
条件、例えば、吹き付け量、吹き付け時間、または吹き
付けのタイミングを制御することができるようになって
いる。したがって、気体供給による基板冷却でどのレベ
ルまで基板を冷却するかを制御することができる。
【0021】図2、図3では、気体供給部材33は、フ
ォーク32に個々に設けて、フォーク32上に支持され
た基板Sを冷却しているが、図4に示すように、基台3
1上に設けて、フォーク32の個数に対応した複数の吹
き出し部33aを有する気体供給部材36により、フォ
ーク32上に支持された基板Sを冷却するようにしても
良い。図3に示す方式では、個々のフォーク32上の基
板Sの冷却レベルを個別に制御することができる。ま
た、図4に示す方式では、すべてのフォーク32上の基
板Sの冷却を均等に行うことができる。なお、図4に示
す方式では、気体を基板Sに供給するために、フォーク
32に穴部32aを設けておき、その穴部32aを通し
て気体を基板Sに供給する。図4に示す方式において
も、図3に示す方式と同様に、気体供給機構34には、
制御部35が接続されており、気体を基板に吹き付ける
条件を制御することができるようになっている。
【0022】さらに、図5に示すようにフォーク32に
気体通流孔37を設けておき、そこから基板Sにガスを
吹き付けて冷却してもよく、図6に示すように基台31
に気体通流孔38を設け、それに連続する気体供給部材
39を基台31のフォーク32直下の位置に設け、フォ
ーク32に向けてガスを供給してもよい。
【0023】冷却ユニット27は、図7に示すように、
クーリングプレート41を有している。クーリングプレ
ート41上には、樹脂やゴム等の柔軟材で構成された支
持部材42が設けられており、その支持部材42により
基板Sを支持する。
【0024】クーリングプレート41には、複数の冷却
素子が配置されているか、または冷却水循環管路が設け
られている。クーリングプレート41に設置された基板
Sは、冷却素子または冷却水循環管路内を循環する冷却
水で冷却される。この場合に、複数の冷却素子を用いる
ことにより、搬送部材で荒熱が除去された基板を高精度
で冷却することができる。
【0025】また、冷却素子と冷却水循環管路とを両方
有するクーリングプレートを用いてもよい。その例を図
8に示す。ここではクーリングプレート41は、上部プ
レート41aと下部プレート41bとの二層構造となっ
ており、上部プレート41aには、クーリングプレート
41および基板Sを冷却するための冷却水用44aが埋
設されており、下部プレート41bには冷却素子である
ペルチェ素子43を冷却するための冷却水用の管路44
bが埋設されている。図中の実線矢印はクーリングプレ
ート41および基板Sを冷却するための冷却水用の管路
44aを示している。また、クーリングプレート41の
上部プレート41aには、複数のペルチェ素子43が整
列配置されている。このように、冷却素子と冷却水管路
とを併用することにより、冷却水により比較的大きな速
度で冷却し、冷却素子により高精度で冷却することがで
き、迅速かつ高精度の冷却が実現される。
【0026】次に、上記構成を有する基板処理装置を用
いて温度が高められた基板を冷却する方法について説明
する。まず、フォトレジストの安定化のためのプリベー
ク、露光後のポストエクスポージャーベーク、および現
像後のポストベーク等の熱処理が施された基板Sを熱処
理が行われたユニットからメインアーム18により搬出
する。搬出された基板Sには、冷却ユニット27までの
搬送中にメインアーム18に設けられた気体供給部材3
3を介して気体が供給される。これにより、温度が高め
られた基板は冷却され、ある一定の温度レベルまで基板
温度が降下する(第1の冷却)。このとき、基板温度を
降下させる温度レベルは、制御手段35により気体の吹
き出し量、吹き出し時間、または吹き出しのタイミング
を調整することにより制御する。
【0027】次いで、搬送中にある一定の温度レベルま
で冷却された基板Sを冷却ユニット27内に搬入して、
図7に示すように、冷却ユニット27内のクーリングプ
レート41上に設置し、ここで第2の冷却を行う。この
場合には、搬送部材で基板Sの荒熱が除去されているか
ら、クーリングプレート41上では、第1の冷却よりも
小さい速度で冷却を行う。これにより基板Sを高精度で
冷却することができる。
【0028】この場合に、冷却手段として冷却素子を用
いることにより、一層高精度で冷却することができる。
また、図8のように、冷却水素子と冷却水循環管路とを
両方有するクーリングプレート41を用いることによ
り、迅速かつ高精度の冷却を行うことができる。
【0029】本発明の基板冷却方法においては、温度が
高められた基板Sを冷却ユニット27まで搬送する間に
第1の冷却を行って予め基板Sの荒熱を取り除いている
ので、冷却ユニット27における第2の冷却の時間を短
縮することができる。また、搬送中に予め基板Sの荒熱
を取り除いているので、第2の冷却における温度降下の
範囲が狭まり、冷却素子や冷却水循環による温度調整が
容易となり、精度も向上する。
【0030】このように、温度が高められた基板を冷却
ユニットに搬送する間にある程度の温度レベルまで冷却
しておくことにより、冷却ユニットにおける冷却の温度
範囲を狭くすることができ、これにより冷却時間を短く
することができる。したがって、基板冷却における冷却
時間を短縮することができ、その結果基板処理における
タクトタイムを短くすることができる。実際に、本発明
の方法によれば、基板処理におけるタクトタイムを20
〜30%短縮することが可能となる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、本発明の基板冷却装置をレジスト塗布・現像ユニ
ットに適用した例を示したが、これに限らず他の処理に
適用しても良い。また、上記実施形態においては、基板
としてLCD基板を用いた場合について示したが、これ
に限らず半導体ウエハ等他の基板の処理の場合にも適用
可能であることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板にレジスト液を塗布する塗布処理を行ってレジスト膜
を形成する塗布処理ユニットと、レジスト膜を露光した
後、現像液により現像処理を行う現像処理ユニットと、
前記塗布処理および/または前記現像処理の後に基板を
加熱処理する加熱処理ユニットと、加熱処理ユニットで
温度が高められた基板を所定温度に冷却する冷却ユニッ
トとを含む複数の処理ユニットと、前記複数の処理ユニ
ットへ基板を搬送する冷却手段と、前記搬送手段が走行
する搬送路とを具備し、前記複数の処理ユニットが前記
搬送路に沿って設けられた基板処理装置において、搬送
手段に、保持した基板を冷却する冷却手段を設けたの
で、加熱処理ユニットで温度が高められた基板が前記冷
却ユニットに搬送されるまでにまず前記搬送手段上で基
板に気体を吹き付けて基板を冷却して基板温度をある程
度降下させ、その後に基板を冷却ユニットのクーリング
プレート上に設置して所定温度に冷却して正確に基板温
度の調整を行うので、通常すべて冷却ユニットにおいて
行われていた冷却の一部を搬送中に行う、すなわち冷却
ユニットまでの基板搬送中に予め温度が高められた基板
の荒熱を除去するので、冷却ユニットにおいて行う冷却
は狭い温度範囲で済む。その結果、冷却ユニットにおけ
る冷却時間を短くすることができ、基板処理におけるタ
クトタイムを短くすることができる。
【0033】また、搬送手段が、搬送路に沿って移動可
能な基台と、基台上に設けられ基板を支持する複数の支
持体とを備え、冷却手段が、複数の支持体ごとに取り付
けられ、各支持体に支持された基板に気体を供給する気
体供給手段と、各支持体に支持された基板ごとに個別的
に冷却レベルを制御する制御手段とを有するので、複数
の基板ごとに冷却時間等を制御してタクトタイムを個別
的に制御することができる。
【0034】さらに、第2の冷却をペルチェ素子および
冷却水の両方を用いて行うことにより、冷却水により比
較的大きな速度で冷却し、ペルチェ素子により高精度で
冷却することができるので、迅速かつ高精度の冷却が実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる基板冷却装置が適用される
レジスト塗布・現像システムを示す斜視図。
【図2】本発明の基板処理装置における搬送手段の一実
施形態を示す斜視図。
【図3】本発明の基板処理装置における搬送手段の一実
施形態を示す側面図。
【図4】本発明の基板処理装置における搬送手段の他の
実施形態を示す側面。
【図5】本発明の基板処理装置における搬送手段のさら
に他の実施形態を示す側面。
【図6】本発明の基板処理装置における搬送手段のさら
に他の実施形態を示す側面。
【図7】本発明の基板処理装置における冷却ユニットの
クーリングプレートを一例を説明するための図。
【図8】本発明の基板処理装置における冷却ユニットの
クーリングプレートの他の例を説明するための図。
【符号の説明】
31…基台 32…フォーク 32a…穴部 33,36,39…気体供給部材 33a…吹き出し部 34…気体供給機構 35…制御部 41…クーリングプレート 42…支持部材 S…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−54844(JP,A) 特開 昭63−78546(JP,A) 特開 平5−335200(JP,A) 特開 平8−274143(JP,A) 特開 平8−8321(JP,A) 特開 平7−147311(JP,A) 特開 平7−143311(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 G03F 7/38 501 G03F 7/40 501 H01L 21/027

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板にレジスト液を塗布する塗布処理
    を行ってレジスト膜を形成する塗布処理ユニットと、レ
    ジスト膜を露光した後、現像液により現像処理を行う現
    像処理ユニットと、前記塗布処理および/または前記現
    像処理の後に基板を加熱処理する加熱処理ユニットと、
    加熱処理ユニットで温度が高められた基板を所定温度に
    冷却する冷却ユニットとを含む複数の処理ユニットと、 基板を保持して前記複数の処理ユニットへ搬送するとと
    もに、保持した基板を冷却する冷却手段を有する搬送手
    段と、 前記搬送手段が移動する搬送路とを具備し、前記複数の
    処理ユニットが前記搬送路に沿って設けられた基板処理
    装置であって、 前記搬送手段は、搬送路に沿って移動可能な基台と、前
    記基台上に設けられ基板を支持する複数の支持体とを備
    え、 前記冷却手段は、前記複数の支持体ごとに取り付けら
    れ、各支持体に支持された基板に気体を供給する気体供
    給手段と、各支持体に支持された基板ごとに個別的に冷
    却レベルを制御する制御手段とを備え、 前記冷却ユニットは、その上に設置された基板を冷却す
    るクーリングプレートを備え、 前記加熱処理ユニットで温度が高められた基板を前記搬
    送手段で搬送中に前記気体供給手段から供給される気体
    で所定の冷却レベルに冷却してから前記冷却ユニットの
    クーリングプレートで冷却することを特徴とする基板処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記クーリングプレートは、ペルチェ素
    子および冷却水を通流する冷却水管路を有し、これら両
    方を用いて基板を冷却することを特徴とする請求項
    記載の基板処理装置。
JP07668597A 1997-03-13 1997-03-13 基板処理装置 Expired - Fee Related JP3442253B2 (ja)

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