JP3428590B2 - 画像形成装置、消費電力量制限システムおよび消費電力量制限プログラム - Google Patents

画像形成装置、消費電力量制限システムおよび消費電力量制限プログラム

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JP3428590B2
JP3428590B2 JP2001102622A JP2001102622A JP3428590B2 JP 3428590 B2 JP3428590 B2 JP 3428590B2 JP 2001102622 A JP2001102622 A JP 2001102622A JP 2001102622 A JP2001102622 A JP 2001102622A JP 3428590 B2 JP3428590 B2 JP 3428590B2
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自朗 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などの画像形成装置、画像形成装置のための消費電力量
制限システムおよび画像形成装置で実行されるプログラ
ムに関し、特に、省エネルギー関連の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境破壊の問題から省エネルギー
対策が種々の分野で講じられている。複写機やプリンタ
などの画像形成装置の分野もその例外ではなく、画像形
成装置に種々の機能をもたせることによって消費電力量
の低減を図っている。例えば、複写機が操作されなくな
ってから一定時間が経過すると定着器など比較的消費電
力の大きな部分への給電量を低減させるプレヒート機能
や、さらに、複写機が操作されなくなってから一定時間
が経過すると、自動的に電源をオフしてしまうオートパ
ワーオフ機能がその代表的なものである。
【0003】また、企業などにおいて複写機は複数の部
門間で共有されることが多いので、部門毎にコピー枚数
を計数し、計数結果に比例した経費を各部門に負担させ
るといった枚数管理も行われている。前者の諸機能は、
不使用時の消費電力を低減できると言う点で、省エネル
ギー(省電力)対策として有効であり、後者の枚数管理
は、不必要なコピーを抑制することとなるので、使用者
が意識しているといないとに拘わらず結果的に省電力対
策になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、A
DF(自動原稿搬送装置)を使って同じ枚数の原稿をコ
ピーするにしても、散発的にコピーした場合と連続して
コピーした場合(ADFに全ての原稿を一時にセットし
てコピーした場合)とでは、1枚当たりの複写機の稼動
時間の違い等から、連続してコピーした場合の方が、全
体に要する電力量が少なく済むといったことがある。す
なわち、同じ内容のコピー作業においても、やり方を工
夫することで、電力消費量を低減させることができる場
合があるのである。
【0005】しかしながら、上記枚数管理では、枚数に
比例した経費管理しかなされていないので、使用者に、
コピー枚数を低減しようという動機は働くものの節電の
ための上記したような工夫をしようという動機は働かな
い。本発明は、上記の課題に鑑み、共有される画像形成
装置を使う際の、使用者の節電に対する意識を向上さ
せ、もって、省エネルギーをさらに推進することができ
る画像形成装置、消費電力量制限システムおよび消費電
力量制限プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、グループ分けされた
各使用者から受け付けたジョブを実行して画像形成を行
う画像形成装置であって、前記グループ毎に、各グルー
プのジョブの実行のために消費された電力量を累計する
電力量累計手段と、前記電力量累計手段で累計される電
力量が、各グループに割り当てられている上限電力量を
上回っているグループのジョブの実行を制限する制限手
段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、前記制限手段は、新たに受け付けら
れるジョブの実行を禁止することをその制限内容とする
ことを特徴とする。さらに、前記制限手段は、あるジョ
ブの実行中に、前記電力量累計手段で累計された電力量
が前記上限電力量を上回った場合には、当該ジョブに限
ってその実行を継続させることとし、前記電力量累計手
段は、累計する電力量を所定の期間毎にリセットする累
計手段であって、ある期間終了時に、消費電力量が前記
上限電力量を上回っているグループについては、その超
過分をその次の期間に算入することを特徴とする。
【0008】また、前記電力量累計手段は、さらに、ジ
ョブの実行がなされていないときに消費される待機電力
量についても累計することを特徴とする。さらに、前記
電力量累計手段は、前記待機電力量を各グループに均等
に分配して算入することを特徴とする。上記の目的を達
成するため、本発明に係る画像形成装置は、グループ分
けされた各使用者から受け付けたジョブを実行して画像
形成を行う画像形成装置であり、少なくとも1台の同種
の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像
形成装置であって、前記グループ毎に、各グループのジ
ョブの実行のために消費された電力量を累計する電力量
累計手段と、前記電力量累計手段で累計された電力量を
他の画像形成装置に送信する累計結果送信手段と、他の
画像形成装置から送信される累計結果を受信する累計結
果受信手段と、前記電力量累計手段の累計結果と前記累
計結果受信手段が受信する累計結果とから、前記ネット
ワークで接続された全ての画像形成装置において、各グ
ループのジョブの実行のために消費された電力量を、各
グループ毎に総計する電力量総計手段と、前記電力量総
計手段で総計されている電力量が、各グループに割り当
てられている上限電力量を上回っているグループのジョ
ブの実行を制限する制限手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】また、前記制限手段は、新たに受け付ける
ジョブの実行を禁止することをその制限内容とすること
を特徴とする。さらに、前記制限手段は、あるジョブの
実行中に、前記電力量総計手段で総計された電力量が前
記上限電力量を上回った場合には、当該ジョブに限って
その実行を継続させることとし、前記電力量累計手段と
前記電力量総計手段とは、所定の期間毎に、累計または
総計する電力量をリセットする手段であって、電力量総
計手段は、ある期間終了時に、消費電力量が前記上限電
力量を上回っているグループについては、その超過分を
その次の期間に算入することを特徴とする。
【0010】また、前記電力量累計手段は、さらに、ジ
ョブの実行がなされていないときに消費される待機電力
量についても累計することを特徴とする。さらに、前記
電力量累計手段は、前記待機電力量を各グループに均等
に分配して算入することを特徴とする。上記の目的を達
成するため、本発明に係る消費電力量制限システムは、
少なくとも一の画像形成装置と、当該画像形成装置と通
信可能に接続され、当該画像形成装置における消費電力
量を制限する制限装置とからなる消費電力量制限システ
ムであって、前記画像形成装置は、グループ分けされた
各使用者から受け付けたジョブを実行して画像形成を行
う画像形成装置であって、前記グループ毎に、各グルー
プのジョブの実行のために消費された電力量を累計する
電力量累計手段と、前記電力量累計手段による累計結果
を前記制限装置に送信する送信手段とを有し、前記制限
装置は、送信される前記累計結果を受信する受信手段
と、受信した累計結果から、当該制限装置に接続されて
いる全ての画像形成装置において、各グループのジョブ
の実行のために消費された電力量を、各グループ毎に総
計する電力量総計手段と、各グループに割り当てられた
上限電力量を取得する上限電力量取得手段と、各画像形
成装置に対して、前記電力量総計手段で総計される電力
量が、各グループに割り当てられた上限量を上回ってい
るグループのジョブの実行を制限する制限手段とを有し
たことを特徴とする。
【0011】また、前記制限装置は、一の画像形成装置
に付属する装置であることを特徴とする。また、前記制
限装置は、パーソナルコンピュータであることを特徴と
する。上記の目的を達成するため、本発明に係る消費電
力量制限プログラムは、グループ分けされた各使用者か
ら受け付けたジョブを実行して画像形成を行う画像形成
装置において実行される消費電力量制限プログラムであ
って、前記グループ毎に、各グループのジョブの実行の
ために消費された電力量を累計する電力量累計ステップ
と、各グループに割り当てられた上限電力量を取得する
上限電力量取得ステップと、前記電力量累計ステップで
累計される電力量が、各グループに割り当てられている
上限電力量を上回っているグループのジョブの実行を制
限する制限ステップとを有することを特徴とする。
【0012】上記の目的を達成するため、本発明に係る
消費電力量制限プログラムは、グループ分けされた各使
用者から受け付けたジョブを実行して画像形成を行う画
像形成装置であり、少なくとも1台の画像形成装置とネ
ットワークを介して接続される画像形成装置において実
行される消費電力量制限プログラムであって、前記グル
ープ毎に、各グループのジョブの実行のために消費され
た電力量を累計する電力量累計ステップと、前記電力量
累計ステップで累計された電力量を他の画像形成装置に
送信する累計結果送信ステップと、他の画像形成装置か
ら送信される累計結果を受信する累計結果受信ステップ
と、前記電力量累計ステップにおける累計結果と前記累
計結果受信ステップで受信した累計結果とから、前記ネ
ットワークで接続された全ての画像形成装置において、
各グループのジョブを実行するために消費された電力量
を、各グループ毎に総計する電力量総計ステップと、各
グループに割り当てられた上限電力量を取得する上限電
力量取得ステップと、前記電力量総計ステップで総計さ
れる電力量が、各グループに割り当てられている上限電
力量を上回っているグループのジョブの実行を制限する
制限ステップとを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、フルカラー複写機(以下、単に「複写
機」という。)を例にとって、図面を参照しながら説明
する。 1 定義 まず、本実施の形態の説明において用いる術語について
定義を述べる。
【0014】本実施の形態に係る複写機は複数台(全K
台とする。)を組み合わせて用いるものである。これら
の複写機は、ネットワークを介して互いに接続され、以
下に説明するような電力管理に関して同種の機能を備え
ている。本実施の形態においては、K台の複写機を識別
する添え字としてk(k=1,・・・,K)を用いる。
また、これらK台の複写機は複数部門(全N部門とす
る。)のユーザに共用される。本実施の形態にかかる複
写機は各部門を部門Noにより識別する。部門を識別す
る添え字はn(n=1,・・・,N)とする。
【0015】本実施の形態において、電力とは定格電圧
に電流量を乗算したものをいい、単位はワットを用い
る。また、電力量とは電力を時間積分したものをいい、
単位はワット時を用いる。全部門で使用する電力の上限
を「全体の上限電力」と呼び、Pmと表記する。また、
部門nが使用する電力の上限を「部門nの上限電力」と
呼び、Pmnと表記する。部門nが投入したジョブであ
って実行中のジョブが使用する電力のピーク値の総和を
「部門nの消費電力」と呼び、Pnと表記する。また、
部門nが投入したジョブを実行するにあたって、複写機
kが使用する電力のピーク値を「複写機kにおける部門
nの消費電力」と呼び、Pnkと表記する。全体の上限
電力Pm、部門nの上限電力Pmn、部門nの消費電力
Pn、および複写機kにおける部門nの消費電力Pnk
とも単位はワットである。
【0016】部門nに割り当てられる電力量を「部門n
の上限電力量」と呼び、Wmnと表記する。各部門の上
限電力量を全部門に亘って合計した値を「全体の上限電
力量」と呼び、Wmと表記する。上記ネットワークで接
続された複写機の全体において、各部門が消費した電力
量の累計を「部門nの消費電力量」と呼び、Wcnと表
記する。また、複写機kにおいて、部門nが消費した電
力量の累計を「複写機kにおける部門nの消費電力量」
と呼び、Wnkと表記する。さらに、上記ネットワーク
で接続された複写機全体で消費された電力量の累計を
「全体の消費電力量」と呼びWcと表記する。部門nの
上限電力量Wmn、全体の上限電力量Wm、部門nの消
費電力量Wcn、複写機kのおける部門nの消費電力量
Wnk、および全体の消費電力量Wcのいずれとも、そ
の単位は、ワット時である。
【0017】2 複写機の構成 2.1 全体構成 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る複写機の構成
を示した図である。複写機1は、イメージリーダ部10
0とプリンタ部200とからなっている。イメージリー
ダ部100は原稿の画像データを読み取り、プリンタ部
200はイメージリーダ部100にて読み取った原稿の
画像データに基づいて、記録シート上に画像を形成す
る。
【0018】イメージリーダ部100は、自動原稿搬送
装置(ADF:Automatic Document Feeder)101、スキ
ャナ104、信号処理部112を備えている。また、自
動原稿搬送装置101は、原稿トレイ102aとセンサ
102bを備えており、センサ102bが原稿トレイ1
02a上に原稿が載置されているのを検出すると、自動
原稿搬送装置101は原稿トレイ102aに載置された
原稿を順に原稿台ガラス103上に搬送する。なお、複
写機のユーザは自動原稿搬送装置101を持ち上げて、
原稿台ガラス103上に原稿を載置することもできる。
【0019】スキャナ104は、自動原稿搬送装置10
1により原稿台ガラス103上に搬送された原稿を露光
ランプ105により照射する。原稿面からの反射光は、
ミラー106により光路を変更されてミラーボックス1
07に入射し、ミラーボックス107内のミラー10
8、109にて更に光路変更された後、レンズ110に
よって3ラインのフルカラーCCDセンサ111上に像
を結ぶ。CCDセンサ111は、原稿からの反射光を
R、G、Bのアナログ電気信号に変換する。CCDセン
サ111から出力されたアナログ信号は、信号処理部1
12に入力される。なお、スキャナ104は、スキャン
モータ(不図示)によって速度Vで矢印Aが示す方向
(副走査方向)に駆動され、原稿を全面に亘って走査す
る。また、スキャナ104の移動に伴って、ミラー10
8、109を格納したミラーボックス107は速度V/
2で同じく矢印Aの方向に移動する。
【0020】信号処理部112は、入力されたR、G、
Bの各アナログ電気信号に対して、A/D(Analogue t
o Digital)変換、シェーディング変換、およびデジタ
ル画像処理等をおこない、最終的に、シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの各色成分からなる画像データ
を生成する。信号処理部112は、生成した画像データ
を画像メモリ440(図3を参照)に格納する。
【0021】プリンタ部200は、レーザ制御部20
1、感光体ドラム207、トナー現像器210〜213
を備えており、これらを用いて記録シート上に画像を形
成する。プリンタ部200は、画像を形成するに先立
ち、イレーサランプ208を用いて、感光体ドラム20
7の表面を照射して除電する。その後、帯電チャージャ
209を用いて、感光体ドラム207の表面を一様に帯
電させる。
【0022】次いで、レーザ制御部201は1複写毎に
順に画像データを画像メモリ440から読み出す。レー
ザ制御部201は、画像メモリ440から読み出した画
像データに基づいてレーザダイオード駆動信号を生成し
て、レーザダイオード202を点灯制御する。レーザダ
イオード202が発したレーザ光は、ポリゴンミラー2
03によって偏向された後、f−θレンズ204、折り
返しミラー205、206を経由して、感光体ドラム2
07の表面に照射して、静電潜像を形成する。
【0023】静電潜像はシアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックの各色成分の順に感光体ドラム207上に形成
され、各色のトナー現像器210〜213によってその
都度、現像されて、トナー像となる。これと並行して、
給紙カセット215〜217のいずれかより記録シート
が搬送され、搬送ローラ223に対向して設けられる静
電吸着チャージャ218により転写ドラム219に吸着
される。感光体ドラム207上のトナー像は、転写チャ
ージャ214により転写ドラム219上の記録シートに
転写される。記録シートが各色成分毎に都合4回、トナ
ー像を転写された後、転写ドラム219は分離除電チャ
ージャ220によってその表面に蓄積された電荷を除電
され、記録シートと転写ドラム219が分離される。そ
の後、記録シートは定着装置221によってトナー像を
定着された後に、トレイ222に排出される。
【0024】なお、定着装置221は記録シート上のト
ナーを加熱、溶融させることによってトナー像を定着さ
せる。複写機1は、定着装置221の出力、すなわち加
熱温度を制御することによって、定着装置221が使用
する電力のピーク値を調整することができる。定着装置
221の加熱温度を低下させた場合は併せて搬送ローラ
223の回転速度を低下させ、定着装置221の加熱温
度を上昇させた場合は併せて搬送ローラ223の回転速
度を上げることによって、複写機1は記録シートに加え
る熱量を一定に保つ。複写機1は、通常モードのジョブ
については高速で、低速モードのジョブについては低速
で定着処理をおこなう。したがって、通常モードのジョ
ブでは消費電力がより大きくなり、低速モードのジョブ
では消費電力がより小さくなる。
【0025】なお、複写機1は電源ユニット500を介
して商用電源より電力の供給を受けており、電源ユニッ
ト500には複写機1が使用している電力と使用した電
力量を測定するための電力量計510が備えられてい
る。電力量計510は、いわゆる積算電力計と電力計の
両方を備えており、複写機1が使用している電力と使用
した電力量を計測して表示する。なお。電力量計510
は複写機1の電源投入時に一旦、リセットされた後、計
測を開始する。
【0026】2.2 操作パネル 図2は、操作パネル300の正面図である。液晶タッチ
パネル310は、動作モードや紙詰まりや用紙切れのメ
ッセージを表示し、また、メッセージに応じて動作モー
ドを設定するためのタッチキーを兼ねている。テンキー
320は、コピー枚数を設定するキーである。クリアキ
ー330はコピー枚数を1にリセットするキーである。
スタートキー340は、コピーを開始させるキーであ
る。ストップキー350は、コピー動作を停止するキー
である。パネルリセットキー360は、濃度やコピー倍
率等のコピー条件を標準値に戻すキーである。
【0027】IDキー370は、コピー開始前にテンキ
ー320で入力される4桁のIDコード(暗証番号)を
確定するためのキーである。複写機1は、複数の部門で
共用されるため、各部門毎の電力(量)管理をおこなう
目的で、各部門にIDコードが付与されている。IDコ
ードは、対応する部門に所属する者のみに開示されてお
り、複写機1は、コピーしようとする者が、自身の属す
る部門のIDコードを入力してからでないと、コピー
(ジョブ)を受け付けないようになっている。
【0028】まず使用者が、テンキー320でIDコー
ドを入力し、IDキー370を押下すると、入力された
IDコードがバッファメモリ(不図示)に格納される。
その後、使用者がコピースタートキー340を押下する
と、コピー動作が開始されると共に、バッファメモリ内
のIDコードが後述するRAM430のIDコード格納
領域(不図示)に記憶される。RAM430に記憶され
たIDコードは、コピースタートキー340の押下によ
って開始されたジョブの実行が終了すると、消去される
ようになっている。したがって、前記IDコード格納領
域を参照することで、いずれかの部門のジョブが実行中
であるか否かの判定と、実行されている場合に、どの部
門のジョブなのかを特定することができる。
【0029】なお、IDコードは、後述する部門Noと
対応づけられて、後述する不揮発性メモリ450(図
3)に格納されている。液晶タッチパネル310はジョ
ブを受け付ける際に、併せて当該ジョブの優先度を受け
付ける。ジョブの優先度は低優先度と高優先度との2段
階であって、この優先度に基づいてジョブの実行モード
が決定される。また、複写機1には実行モードとして、
通常モードと低速モードの2種類を有している。通常モ
ードはより高速に画像の形成をおこなうモードであっ
て、消費電力がより大きくなる。低速モードはより低速
に画像を形成するモードであって、消費電力より小さく
なる。複写機1は、低優先度のジョブを通常モードと低
速モードのいずれかの実行モードにて実行する。高優先
度のジョブについては常に通常モードのみにて実行し、
低速モードでは実行しない。
【0030】なお、本実施の形態においては優先度を2
段階、実行モードを2種類としたが、優先度は2段階以
上であれば良く、また実行モードについても2種類以上
あれば本発明を実施することができる。例えば、優先度
を5段階として、実行モードについても上に加えて、ジ
ョブの実行を一時中断する停止モードを備えた3種類と
しても良い。
【0031】2.3 制御ユニット 図3は、複写機の制御ユニットを示す図である。制御ユ
ニット400は、中央演算処理装置(CPU:Central Pro
cessing Unit)410、ROM(Read Only Memory)4
20、RAM(Random Access Memory)430等を備え
ている。CPU410は、ROM420、RAM43
0、画像メモリ440、不揮発性メモリ450、タイマ
460と接続されている。ROM420には、CPU4
10が実行するプログラムが格納されている。また、R
AM430は作業用メモリである。画像メモリ440
は、イメージリーダ部100が読み取った原稿の画像デ
ータやネットワークIF部600から入力された画像デ
ータを一時的に格納するメモリである。画像メモリ44
0は十分な容量を有し、複数毎の原稿の画像データを記
憶することができる。不揮発性メモリ450はバックア
ップ用である。
【0032】CPU410は、電源を切る際に、RAM
430に記憶されているコピー条件、および画像メモリ
440に記憶されている画像データといった画像形成に
関するデータを、バックアップ用の不揮発性メモリ45
0に転送して記憶させる。CPU410は、次の電源投
入時に不揮発性メモリ450に記憶されているデータを
参照して、電源が切られる直前の状態を再現する(レジ
ューム機能)。
【0033】イメージリーダ部100、プリンタ部20
0、および操作パネル300は、それぞれCPUを備え
ている。CPU410は、イメージリーダ部100、プ
リンタ部200、操作パネル300、電源ユニット50
0、およびネットワークIF部600のそれぞれとシリ
アル通信をおこない、これらが協調して動作するように
制御する。なお、イメージリーダ部100、プリンタ部
200、操作パネル300はそれぞれ専用のCPUを備
えている。また、電源ユニット500は、前述のよう
に、電力量計510を備えており、CPU410からの
要求に応じて電力量計510が示す現在値を応答する。
【0034】3. 複写機の動作 次に、複写機1の動作について制御ユニット400の動
作を中心に説明する。図4は、CPU410の処理の流
れ、特にメインループを示したフローチャートである。
CPU410は電源を投入されると、ROM420に格
納されたブートプログラムにしたがって初期化処理を実
行する(ステップS1)。次いで、CPU410は、1
ルーチンの長さを規定するタイマ値をROM420から
読み出して、タイマ460をセットする(ステップS
2)。その後、ネットワークIF部600を介した通信
処理(ステップS3)、部門毎の電力量管理処理(ステ
ップS4)、操作パネル入出力処理(ステップS5)を
おこなう。さらに、コピー処理(ステップS6)をおこ
なった後、タイマ460を参照して前記タイマ値に相当
する時間が経過していなければ(ステップS7でN
o)、タイマ460の参照を繰り返す。そして前記タイ
マ値に相当する時間が経過したら(ステップS7でYe
s)、ステップS2に戻る。
【0035】3.1 電力管理テーブル 電力管理テーブルは、電力と電力量を管理することを目
的として、不揮発性メモリ450上に設けられたテーブ
ルであって、電力管理テーブルA〜Cの3つのテーブル
からなっている。図5(a)〜(c)は、電力管理テー
ブルA〜Cの構成を示した図である。
【0036】電力管理テーブルAは複写機ごとの電力と
電力量を管理するために各複写機が保有するテーブルで
あって、図5(a)に示したように、1の複写機(ここ
では、複写機kとする。)を利用する部門No毎に部門
nの上限電力Pmn、部門nの上限電力量Wmn、複写
機kにおける部門nの消費電力Pnk、および複写機k
における部門nの消費電力量値Wnkを格納するテーブ
ルである。また、合計欄には、全体の上限電力Pm、全
体の上限電力量Wm、消費電力Pnkをnについて合計
した値、および全体の消費電力量Wcが格納されてい
る。
【0037】なお、部門Noゼロは特定の部門には割り
当てず、共通部門領域として、いずれの部門も複写機k
を利用していない時の消費電力量(待機電力等)を記録
する。また、電力管理テーブルAにおいて、上限電力P
nkが0ワットあるいは上限電力量が0キロワット時と
なっている箇所は、部門単位での上限を設定していない
ことを表している。複写機kは新規ジョブの実行の可否
を判定するにあたって、上限が設定されていない場合、
電力や電力量をチェックしない。
【0038】電力管理テーブルBは電力量を管理するた
めのテーブルであって、図5(b)に示したように、部
門毎に上限電力量Wmn、消費電力量Wcn、およびジ
ョブの実行可否の判定結果を格納するテーブルである。
複写機1〜Kは電力管理テーブルAの内容を互いに通知
して、部門毎に消費電力量Wcnを求め、電力管理テー
ブルBに格納する。また、複写機kは、部門毎に上限電
力量Wmnと消費電力量Wcnを比較して、消費電力量
Wcnが上限電力量Wmnよりも小さければ「OK」、
さもなければ「NG」を判定結果欄に格納する。合計欄
には全体の上限電力量Wm、全体の消費電力量Wc、お
よび全体の判定結果が格納されている。
【0039】なお、部門Noゼロは、電力管理テーブル
Aと同様に、共通部門領域とし、複写機1〜Kの電力管
理テーブルAの部門Noゼロに対応する消費電力量Pn
k(n=0)の総和である。図6は、複写機1〜Kを接
続した複写システムの構成を示した図である。複写シス
テム700は、LAN(Local Area Network)を介して
複数台の複写機740〜770を接続した構成をとって
おり、更に、商用電源710、電源系統720を備えて
いる。複写機740〜770は、電源系統720を介し
て商用電源710から電力の供給を受けている。複写機
740〜770は、TCP/IP(Transmission Contr
ol Protocol / Internet Protocol)の手順に従って、
電力管理テーブルAの内容を互いに通知しあっている。
【0040】電力管理テーブルCは電力を管理するため
のテーブルであって、図5(c)に示したように、部門
毎に上限電力Pmn、消費電力Pn、および判定結果の
3つを格納する。複写機kは、他の複写機から電力管理
テーブルの内容を通知されると、部門毎に消費電力Pn
を求めて、電力管理テーブルCに格納する。また、複写
機kは、部門毎に上限電力Pmnと消費電力Pnを比較
して、消費電力Pnが上限電力Pmn以下ならば「O
K」、さもなければ「NG」を判定結果欄に格納する。
合計欄には全体の上限電力Pm、消費電力Pnをnにつ
いて合計して求めた全体の消費電力、および全体の判定
結果が格納される。
【0041】図7は、複写機kが受け付けたジョブの実
行の可否を判定した例を示したグラフであり、縦軸に消
費電力Pnをとり、横軸に時間をとっている。図中のA
の時点では、部門1と部門2からそれぞれジョブが投入
されている。部門1のジョブは低優先度で実行されてお
り、消費電力P1のピーク値が低くなっている。一方、
部門2のジョブは高優先度で実行されており、消費電力
P2のピーク値が高くなっている。この時、部門3から
高優先度のジョブを投入しようとすると、当該ジョブは
高優先度のため消費電力P3のピーク値が高いので、消
費電力の合計が全体の上限電力Pmよりも大きくなって
しまう。したがって、複写機1は部門3のジョブを実行
しない。
【0042】電力管理テーブルAに格納される上限電力
Pm、Pmnと上限電力量Wmnの設定は操作パネル3
00からおこなう。図8は、操作パネル300の液晶タ
ッチパネル310上に表示された部門電力管理設定画面
800を示した図である。部門電力管理設定画面800
には上限電力Pm、Pmnと上限電力量Wm、Wmnに
加えて電力管理テーブルBの消費電力量Wc、Wcnと
電力管理テーブルCの消費電力Pnが表示されている。
なお、消費電力についてはワット単位で表示し、電力量
についてはキロワット時単位で表示する。また、部門電
力管理設定画面800は更に、その下方に表示切替ボタ
ン810とOKボタン820の2つのボタンを備えてい
る。
【0043】複写機1は、部門電力管理設定画面800
に表示した内容のうち、各上限値(上限電力Pm、Pm
n、上限電力量Wmn)については、液晶タッチパネル
310上の表示位置が押圧されると、押圧された欄を設
定モードとして、操作パネル300のテンキー320か
らの入力を新たな設定値として受け付ける。テンキー3
20からの入力は部門電力管理設定画面800の該当欄
に順次、表示され、OKボタン820が押圧されると設
定値が確定する。複写機1は設定値が確定すると、設定
値を電力管理テーブルA〜Cに反映させるとともに、電
力管理テーブルAの内容を他の複写機に通知する。他の
複写機は通知された内容を参照してそれぞれ電力管理テ
ーブルA〜Cの内容を更新する。
【0044】部門電力管理設定画面800は、表示切替
ボタン810が押圧されると、上述のような電力表示モ
ードから金額表示モードに遷移し、上限電力等に代え
て、それらに相当する金額を各欄に表示する。図9は、
上限電力等に相当する金額を表示した部門電力管理設定
画面800を示した図である。図9において、上限電力
欄には、上限電力Pmnに代えて、電力基本料金を部門
毎の上限電力Pmnにて比例配分した金額が表示されて
いる。上限電力量欄には、上限電力量Wmnに代えて、
上限電力量Wmnに相当する電力料金が表示されてい
る。消費電力欄には、消費電力Pnに代えて、上限電力
Pmnに対する消費電力Pnの割合と上限電力欄に表示
された上限電力Pmnを積算した金額が表示されてい
る。消費電力量欄には、消費電力量Wcnに代えて、消
費電力量Wcnに相当する電力料金が表示されている。
【0045】金額表示モードにおいて部門電力管理設定
画面800は、液晶タッチパネル310とテンキー32
0を介して、上限電力量Wmnの設定を相当する電力料
金にて受け付ける。この場合、複写機1は設定値が確定
すると、入力された電力料金を電力量に換算して、電力
管理テーブルA、Bを更新し、更新された電力管理テー
ブルAの内容を他の複写機に通知する。上限電力Pmn
については、金額による設定は受け付けず、ワット値に
てのみ設定を受け付ける。
【0046】3.2 部門電力量管理処理ルーチン(ス
テップS4) 部門電力量管理処理ルーチン(図4のステップS4)に
ついて説明する。図10に、部門電力量管理処理ルーチ
ンのフローチャートを示す。CPU410は、後述する
カレンダ機能処理を実行した後(ステップS10)、電
力量計510を参照し、所定時間内に複写機1で消費さ
れた電力量ΔWを求める(ステップS11)。当該電力
量ΔWは、図4で説明したメインルーチンの1周期に付
き1回として繰り返される電力量計510の参照におい
て、今回の参照で得た電力量から前回の参照で得た電力
量を減算することによって求められる。
【0047】続いて、RAM430内の前記IDコード
格納領域を参照して、いずれかの部門のジョブの実行中
であるか否かを判断し(ステップS12)、実行中であ
れば(ステップS12でYes)、当該実行中の部門の
IDコードを取得する(ステップS13)。そして、電
力管理テーブルAの当該IDコードに該当する部門No
に対応する欄の消費電力量を読み出し、これに前記電力
量ΔWを加算し、加算結果を同じ欄に格納する(ステッ
プS14)。
【0048】一方、いずれの部門のジョブも実行中でな
ければ(ステップS14でNo)、上記の場合と同様に
して、前記電力量ΔWを電力管理テーブルAの共通部門
(部門No.0)の消費電力量に加算する(ステップS
15)。すなわち、いずれの部門のジョブも実行中でな
いときに消費される待機電力量は、共通部門の消費電力
量として累計されることとなる。
【0049】電力管理テーブルAの更新(ステップS1
4、S15)が終了すると、CPU410は、ネットワ
ークIF部600を介して、当該更新後の電力管理テー
ブルAに格納されている内容を、ネットワークで接続さ
れている他の全ての複写機に送信する(ステップS1
6)。次に、他の複写機から受信している電力管理テー
ブルAの内容を解析し(ステップS17)、電力管理テ
ーブルBを更新する(ステップS18)。当該更新で
は、以下の処理がおこなわれる。
【0050】受信した電力管理テーブルAの内容と、当
該複写機1自身の電力管理テーブルAの内容から、各部
門毎に消費電力量の合計を求めて、電力管理テーブルB
の該当欄を書き換えると共に、いずれかの複写機におい
て上限電力量が変更されている部門があれば、電力管理
テーブルBの対応する欄の上限電力量を変更する。ま
た、部門ごとに格納されている上限電力量と消費電力量
とのそれぞれの合計を演算して、対応する合計欄を書き
換える。
【0051】さらに、消費電力量が上限電力量以上にな
っている部門Noや合計欄に対応する実行判定欄は「N
G」とし、消費電力量が上限電力量未満の部門Noや合
計欄に対応する実行判定欄は「OK」に設定するといっ
た、実行判定欄の見直しがおこなわれる。なお、上記の
部門電力量管理処理においては、待機電力量を共通部門
の電力量として累計することとした(ステップS15)
が、当該処理に代えて、待機電力量を、複写機に登録さ
れている各部門に均等に配分して累計(加算)すること
としてもよい。このように、待機中に消費される電力量
を各部門の負担とすることで、使用者に、長時間使用し
ないとき(例えば、出勤してから初めて複写機を使用す
るまでの間や昼の休憩時間中)などには複写機の電源を
切っておくという動機が働き、一層の省エネルギー対策
となることが期待できる。
【0052】図11は、前記カレンダ機能処理(図9の
ステップS10)のフローチャートである。本実施の形
態においては、電力管理は月単位でおこなっており、当
該カレンダ機能処理は、月末が経過した時点で、電力管
理テーブルの消費電力量のリセットなどをおこなうこと
を目的とする処理である。なお、管理期間は月単位に限
らず、日単位や週単位あるいは年単位など、任意の期間
に設定し得ることは言うまでもない。
【0053】先ず、CPU410は、現在の日時を確認
し(ステップS20)、確認した日時が月締めの日時
(例えば、月の末日の午後12時00分)か否かを判定
し(ステップS21)、月締めの日時でない場合には
(ステップS21でNo)、ステップS22をスキップ
してリターンする。一方、月締めの日時であった場合に
は、ステップS22へ進み、電力管理テーブルAと電力
管理テーブルBの更新をおこなう。すなわち、電力管理
テーブルAと電力管理テーブルBとにおいて、部門ごと
に消費電力量と上限電力量とを比較し、消費電力量が上
限電力量以下の部門については、対応する欄の消費電力
量を「0」にリセットし、消費電力量が上限電力量を超
えている部門については、その超過分を翌月の消費電力
量に算入すべく、対応する欄に当該超過電力量を格納す
る。このように、当月の超過分を翌月に算入すること
で、長期間(複数月)に渡って適正な電力量の管理をお
こなうことが可能となる。なお、消費電力量が上限電力
量を超えることがあり得るのは、後述する処理により、
ジョブの実行途中で消費電力量が上限電力量を超えてし
まった場合でも、当該ジョブに限って、その実行を継続
させることとしたからである。また、上述したように、
待機電力量を各部門に均等に分配することとした場合に
は、ジョブが実行されていないときに消費電力量が上限
電力量を超えてしまい、その後も待機電力量が消費電力
量として累計されてしまう場合があるからである。
【0054】3.3 コピー処理ルーチン(ステップS
6) 図12は、コピー処理ルーチン(図4のステップS6)
の処理内容を示したフローチャートである。コピー処理
ルーチンでは、まず、実行すべきジョブ、または実行中
のジョブが存在するか否かを判断する。そして、そのよ
うなジョブが存在しなければ(ステップS30でN
o)、コピー処理ルーチンを終了する。そのようなジョ
ブが存在する場合(ステップS30でYes)、そのジ
ョブが新たに実行すべきジョブ(以下、「新規ジョブ」
という。)であるか否かをチェックする。新規ジョブで
なければ(ステップS31でNo)、後述するジョブ継
続判断処理をおこない(ステップS38)、処理を終了
する。
【0055】そのジョブが新規ジョブである場合(ステ
ップS31でYes)、後に述べる消費電力上限判断処
理をおこなう(ステップS32)。消費電力上限判断処
理の結果、「NG」と判定されると(ステップS33で
No)、その旨を液晶タッチパネル310に表示して
(ステップS37)、処理を終了する。消費電力上限判
断処理の結果、「OK」と判断されると、後述の電力量
上限判断処理をおこなう(ステップS34)。電力量上
限判断処理の結果、「NG」と判断されると(ステップ
S35でNo)、その旨を液晶タッチパネル310に表
示して(ステップS37)、処理を終了する。電力量上
限判断処理の結果、「OK」と判断されると(ステップ
S35でYes)、新規ジョブの実行を開始する(ステ
ップS36)。
【0056】3.3.1 ジョブ継続判断処理ルーチン
(ステップS38) 図13は、ジョブ継続判断処理ルーチン(図12のステ
ップS38)の処理内容を示したフローチャートであ
る。ジョブ継続判断処理ルーチンでは、先ず、現在のジ
ョブの優先度をチェックする。現在ジョブが低優先度の
ジョブならば(ステップS40でNo)、現在ジョブの
実行が終了したかをチェックする。現在ジョブの実行が
終了していたら(ステップS44でYes)、ジョブ継
続判断処理ルーチンを終了する。現在ジョブの実行が未
だ終了していない場合(ステップS44でNo)、LA
N730を介して他の複写機から低速モードから通常モ
ードへの復帰の指示を受けたかをチェックする。
【0057】復帰の指示を受けた場合には(ステップS
45でYes)、現在ジョブの実行モードを低速モード
から通常モードに変更して、現在ジョブを実行する(ス
テップS47)。復帰の指示を受けていない場合(ステ
ップS45でNo)、現在ジョブの実行モードを低速モ
ードに変更させる指示を受けたかをチェックする。低速
モードの指示を受けた場合には(ステップS46でYe
s)、現在ジョブの実行モードを低速モードに変更し
て、現在ジョブの実行を継続する。このとき、複写機1
は、実行モードを通常モードから低速モードへ変更する
ように指示した複写機を記録しておく。これは、他の複
写機から、実行モードを低速モードから通常モードに復
帰させる指示を受けた際に、その複写機が記録しておい
た複写機と同一かどうかをチェックし、同一のときのみ
実行モードを復帰するようにするためである(ステップ
S48)。低速モードの指示を受けていなければ(ステ
ップS46でNo)、実行モードの変更はおこなわない
で、現在ジョブを継続して実行する(ステップS4
9)。
【0058】現在ジョブが高優先度のジョブならば(ス
テップS40でYes)、現在ジョブの実行が終了した
かをチェックする。現在ジョブの実行が未だ終了してい
なければ(ステップS41でNo)、通常モードで現在
ジョブを継続して実行する(ステップS47)。現在ジ
ョブの実行が終了した場合(ステップS41でYe
s)、LAN730を介して他の複写機に対して低速モ
ードの指示を発したかをチェックする。低速モードの指
示を発していない場合(ステップS42でNo)、ジョ
ブ継続判断処理ルーチンを終了する。他の複写機に低速
モードの指示を発していた場合(ステップS42でYe
s)、当該低速モードの指示を受けた複写機に対して復
帰の指示を与えて(ステップS43)、ジョブ継続判断
処理ルーチンを終了する。
【0059】3.3.2 消費電力上限判断処理ルーチン
(ステップS32) 図14は、消費電力上限判断処理ルーチン(図10のス
テップS32)の処理内容を示したフローチャートであ
る。消費電力上限判断処理ルーチンでは、先ず、新規ジ
ョブの消費電力(複写機kに部門nのジョブが投入され
た場合のPnk。)を決定する。本実施の形態において
は、複写機1は、ジョブの実行モード毎に消費電力を格
納した消費電力テーブルをRAM430上に保有してお
り、通常モードに対応する消費電力を読み出して、これ
を新規ジョブの予測電力とする(ステップS60)。次
に、電力管理テーブルCを参照して、消費電力Pnの合
計値と前記予測電力とを加算して全体の予測電力を求め
る。この全体の予測電力と全体の上限値Pmとを比較し
て、全体の予測電力の方が小さければ(ステップS61
でYes)、再び電力管理テーブルCを参照して、指定
された部門IDに対応する部門の消費電力Pmnと前記
新規ジョブの予測電力とを加算して当該部門の予測電力
を求める。前記部門の予測電力と当該部門の上限電力P
mnとを比較して、前記部門の予測電力の方が小さけれ
ば(ステップS62でYes)、「OK」を返して(ス
テップS68)、消費電力上限判断処理ルーチンを終了
する。
【0060】全体の予測電力の方が全体の上限電力Pm
よりも大きい場合(ステップS61でNo)、または、
前記部門の予測電力の方が前記部門の上限電力Pmnよ
りも大きいと場合(ステップS62でYes)には、新
規ジョブが高優先度のジョブかどうかをチェックする。
新規ジョブが低優先度のジョブならば(ステップS63
でNo)、「NG」を返して(ステップS67)、消費
電力上限判断処理ルーチンを終了する。新規ジョブが高
優先度のジョブである場合(ステップS63でYe
s)、電力管理テーブルを参照して、他の複写機が実行
しているジョブの優先度をチェックする。そして低優先
度のジョブを実行している複写機について実行モードを
チェックする。低優先度のジョブを通常モードで実行し
ている複写機がある場合、それらの実行モードを低速モ
ードとして消費電力を削減すると、全体の予測電力が全
体の上限電力Pm以下となるかどうかをチェックする。
また、このように消費電力を削減した場合、前記部門の
予測電力がその部門の上限電力Pmn以下となるかどう
かをチェックする。そしてこれらのチェックの結果、い
ずれの予測電力も上限電力以下となる場合には(ステッ
プS64でYes)、低優先度のジョブを通常モードで
実行している複写機に対して、それらの実行モードを低
速モードとするよう指示する(ステップS65)。そし
て、それらの複写機からの応答を待って、電力管理テー
ブルを更新する。この際、複写機1は自らの指示によっ
て実行モードを通常モードから低速モードに変更した複
写機を記録しておく。これは、新規ジョブの実行が完了
した後にこれら記録しておいた複写機に対して低速モー
ドから通常モードに復帰するように指示を与えるためで
ある。(ステップS66)。また、前記チェックの結
果、いずれかの予測電力が上限電力以下とならない場合
は(ステップS64でNo)、他の複写機の消費電力を
削減しても新規ジョブを実行することができないので、
「NG」を返して(ステップS67)、消費電力上限判
断処理ルーチンを終了する。
【0061】なお、全体の上限電力Pmは、各部門の上
限電力Pmnの合計に等しいとしても良いし、各部門の
上限電力Pmnの合計よりも小さいとしても良い。前者
の場合、各部門のユーザは各部門の上限値の範囲内で常
に複写機を使用することができる。また、後者の場合、
各部門のユーザに対してより多くの消費電力を割り当て
ることができるので、全体の上限電力Pmについては消
費電力に余裕があるにも関わらず、部門の上限に拘束さ
れてジョブを投入できないといった事態を回避できる。
したがって、全体の上限電力Pmを抑えながら、効率よ
くジョブを投入することができる。
【0062】3.3.3 電力量上限判断処理ルーチン
(ステップS34) 図15は、電力量上限判断処理ルーチン(図12のステ
ップS34)の処理内容を示したフローチャートであ
る。当該処理においては、先ず、電力管理テーブルBの
合計欄の実行判定結果を参照し、「NG」の場合(ステ
ップS70でNo)、すなわち、LAN730を介して
接続されている複写機全体における消費電力量が、各部
門に設定されている上限電力量の合計以上になっている
場合には、上位ルーチンであるコピー処理ルーチンに
「NG」を返して(ステップS73)、コピー処理ルー
チン(図12)へリターンする。
【0063】一方、「OK」の場合は(ステップS70
でYes)、ステップS71に進み、電力管理テーブル
Bの、新規ジョブの実行指示をした部門に対応する実行
判定結果を参照する。参照の結果、「NG」の場合(ス
テップS71でNo)、すなわち、当該部門のジョブ実
行のために消費された電力量が、この部門に割り当てら
れている上限電力量以上になっている場合には、「N
G」を返して(ステップS73)、コピー処理ルーチン
(図12)へリターンする。一方、「OK」の場合に
は、「OK」を返して(ステップS72)、コピー処理
ルーチン(図12)へリターンする。
【0064】コピー処理ルーチン(図12)では、既述
したように、上記電力量上限判断処理ルーチンにおい
て、「OK」が返されると新規ジョブの実行が開始さ
れ、「NG」が返されると新規ジョブ(新たに受け付け
られるジョブ)の実行が禁止されることとなる。コピー
処理ルーチン(図12)において消費電力量によるジョ
ブの実行の制限をおこなうか否かの判断は、新規ジョブ
の受け付けた場合にのみおこなっており(ステップS3
1でYesの場合)、一旦、ジョブの実行が開始され、
当該ジョブの実行が継続しておこなわれている間は(ス
テップS30でYes、ステップS31でNo)、おこ
なわない。したがって、ジョブ実行中に消費電力量が上
限電力量以上となった場合であっても、即座に当該ジョ
ブの実行が禁止されることはなく、当該ジョブに限って
は、その実行が継続されることとなる。その結果、即座
にジョブの実行を禁止した場合に予想される、記録シー
トの紙詰まり(JAM)などの発生を回避することがで
きる。
【0065】なお、上記した電力量上限判断処理ルーチ
ン(図15)において、ネットワークを介して接続され
た複写機全体の消費電力量に関する管理をおこなわない
場合には、ステップS70を省略してもよい。逆に、部
門毎の消費電力量に関する管理をおこなわない場合に
は、ステップS71を省略してもよい。さらに、消費電
力はともかく、消費電力量の管理のみを目的とする場合
には、本実施の形態は、ネットワークを介して接続され
る複写機として構成されるだけでなく、単体で使用され
る複写機、いわゆるスタンドアローン型の複写機として
も構成適用可能なことは言うまでもない。スタンドアロ
ーン型の複写機として構成する場合には、図5に示した
電力管理テーブルの内、(b)に示す電力管理テーブル
Bのような構成のテーブルのみを備えるようにし、当該
テーブルの消費電力量欄に、当該複写機で消費された電
力量を累計していくこととなる。
【0066】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されない
のは勿論であり、以下のような変形例を実施することが
できる。 (変形例) (1) 上記の実施の形態においては、すべての複写機
がそれぞれ電力管理テーブルを保有し、電力管理テーブ
ルの更新に必要な情報を交換しあいながら、新規ジョブ
の実行の可否や実行モードの選定をおこなうとしたが、
これに代えて、次のようにするとしても良い。すなわ
ち、LAN730を介して接続された複写機のうち、一
の複写機にて電力管理テーブルを集中的に管理し、他の
各複写機は消費電力について逐次、前記一の複写機に通
知し、新規ジョブの実行にあたっては前記一の複写機に
対してその可否を問い合わせ、更に実行モードについて
も前記一の複写機から指示を受けてモード遷移するとし
てもよい。
【0067】或いは、LAN730にコンピュータを接
続し、前記一の複写機に代えて当該コンピュータにて前
記一の複写機がおこなうのと同様の処理をおこなわせる
こととしても良い。このためには、本発明に係るプログ
ラムにより当該処理をコンピュータに実行させるとすれ
ばよい。また、前記プログラムをコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に格納すれば、当該記録媒体を介してコ
ンピュータに前記プログラムを実行させることができ
る。なお、記録媒体とは、例えばフロッピーディスク、
CD−ROM、ICカード等である。
【0068】以上のようにすれば、同じ電力管理テーブ
ルを分散してもつ場合に発生しがちである、複写機の間
での電力管理テーブルの内容の不整合を回避して、全体
として整合のとれた電力管理をおこなうことができる。 (2) 上記の実施の形態においては、複写機の実行モ
ードは低速モードと通常モードとの2種類としたが、こ
れに代えて3種類以上の実行モードをもつとしてもよい
し、ジョブの実行を一時的に中断する中断モードをもつ
としてもよい。このためには、例えば、複写機の画像形
成の速度を3種類以上持たせれば良い。このようにすれ
ば、新規ジョブの実行に足る分だけの消費電力を他の複
写機において削減することができるので、実行モードが
少ない場合に比較して、限られた消費電力をより有効に
使用することができる。また、複写機毎に実行モードの
数が異なるとしても良い。
【0069】(3) また、上記の実施の形態において
は、優先度は高優先度と低優先度の2種類としたが、こ
れに代えて3種類以上の優先度をもつとしてもよい。優
先度が2種類しかなかった場合には同一優先度のジョブ
の間でどちらか一方の消費電力を削減しなければならな
いような事態が発生しやすく、このような場合、同一優
先度のジョブの間で消費電力の割り当ての公平を図るた
めには追加的な処理が必要となるが、優先度の種類を多
くすれば同一優先度のジョブ間でそのような事態が発生
し難くなるので、公平を図るための追加的な処理が不要
となる。
【0070】(4) また、上記実施の形態において
は、消費電力の上限により新規ジョブを実行できない場
合、そのジョブは却下されるとしたが、これに代えて、
必要な消費電力が確保できるまで、ジョブを待機させる
としても良い。このようにすれば、ユーザが同一ジョブ
を再投入する手間が省けるというメリットがある。 (5) 複写機が使用した電力の使用料金について、各
利用部門に対して使用実績に基づいて課金する場合、上
記の共通部門として計測した消費電力量については、全
利用部門で等分して課金するとしても良いし、予め共通
部門用の予算を組んで、その予算から充当するとしても
良い。
【0071】(6) また、上記実施の形態において
は、複写機を例にとって説明をおこなったが、その他の
機器についても、消費電力を加減できる機器であれば、
当該消費電力の加減の具合をネットワークを介して他の
機器と調整することによって本発明の効果を得ることが
できる。 (7) 上記の実施の形態においては、複写機1は消費
電力をジョブの実行モード毎に格納した消費電力テーブ
ルをRAM430上に保有しており、当該消費電力テー
ブルの通常モードの欄に格納された消費電力を参照し
て、これを予測消費電力とする(ステップS60)とし
た。この消費電力テーブルに格納された消費電力(通常
モード、低速モード共)は、予め設定された固定値であ
るとしても良いし、次に述べるように適宜更新するとし
ても良い。
【0072】すなわち、電力量計510に加えて、さら
に電源ユニット500に電力計を備え、ジョブ実行時に
消費電力を計測することにより、消費電力テーブルにお
ける各実行モードでの消費電力を更新すればよい。消費
電力テーブルの更新は、消費電力を計測するたびに更新
するとしても良いし、計測した消費電力が消費電力テー
ブルの対応する消費電力より大きい場合にのみ消費電力
テーブルを更新するとしても良い。
【0073】また、消費電力テーブルは、不揮発性メモ
リ450上に置いても良いし、テーブルを更新しない場
合にはROM420上に置くとしても良い。 (8) 上記の実施の形態においては、優先度の低いジ
ョブの消費電力を削減して、優先度の高いジョブに消費
電力を振り向ける構成について述べたが、優先度を用い
た電力管理の仕方として次のようにするとしても良い。
【0074】すなわち、優先度に応じて上限電力量を設
け、優先度の高いジョブにより多くの電力量を割り当て
る電力管理方式である。この場合、電力量上限判断処理
(ステップS34)の処理を次のようにすればよい。な
お、本変形例においては、上限電力量はジョブの優先度
に対応して設定されている。以下において、高優先度に
対応する全体の上限電力量をWm(H)、部門nの上限
電力量をWmn(H)と表記し、低優先度に対応する全
体の上限電力量をWm(L)、部門nの上限電力量をW
mn(L)と表記する。そして、これらの上限電力量の
間の大小関係をWm(H)>Wm(L)、Wmn(H)
>Wmn(L)とする。
【0075】以下、本変形例に係る電力量上限判断処理
の処理内容について、図15のフローチャートを参照し
ながら説明する。先ず、新規ジョブの優先度に対応する
全体の上限電力量(Wm(H)またはWm(L))と全
体の消費電力量Wcを比較して、消費電力量Wcが上限
電力量以上の場合(ステップS70でNo)には、上位
ルーチンであるコピー処理ルーチンに「NG」を返して
(ステップS73)、コピー処理ルーチン(図12)へ
リターンする。
【0076】一方、「OK」の場合は(ステップS70
でYes)、ステップS71に進み、先ず、新規ジョブ
の優先度に対応する部門の上限電力量(Wmn(H)ま
たはWmn(L))と当該部門の消費電力量Wcnを比
較して、消費電力量Wcnが上限電力量以上の場合(ス
テップS71でNo)には、「NG」を返して(ステッ
プS73)、コピー処理ルーチン(図12)へリターン
する。一方、「OK」の場合には、「OK」を返して
(ステップS72)、コピー処理ルーチン(図12)へ
リターンする。
【0077】このようにすれば、優先度の低いジョブが
投入されることによって上限電力量分の電力が消費し尽
くされてしまうことなく、高優先度のジョブに対して電
力量を確保することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
形成装置によれば、各グループのジョブの実行のために
消費された電力量が、各グループ毎に累計され、当該累
計される電力量が、各グループに割り当てられている上
限電力量を上回っているグループのジョブの実行が制限
されるので、各グループに属する使用者において、節電
に対する意識が向上し、そのための工夫がなされること
が期待できる。その結果、省エネルギーが推進されるこ
ととなる。
【0079】また、本発明に係る、少なくとも1台の同
種の画像形成装置とネットワークを介して接続される画
像形成装置において、上記と同様の効果が期待できる。
さらに、本発明に係る消費電力量制限システムおよび消
費電力量制限プログラムおいても、上記画像形成装置と
同様の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複写機の構成を示し
た図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る複写機の操作パネル
の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る複写機の制御ユニッ
トの構成を示した構成図である。
【図4】前記制御ユニットのCPUが実行するメインル
ープの処理の流れを示したフローチャートである。
【図5】前記制御ユニットの不揮発性メモリに格納され
た電力管理テーブルの構成を示した図である。
【図6】本発明に係る複写機が複数台、接続された通信
ネットワークのネットワーク構成を示した図である。
【図7】ジョブを受け付ける際の消費電力の判定の例を
示したグラフである。
【図8】操作パネル300の液晶タッチパネル310上
に表示された部門電力管理設定画面800を示した図で
ある。
【図9】消費電力等に代えて電力料金を表示した部門電
力管理設定画面800を示した図である。
【図10】部門電力量管理処理(図4のステップS4)
の内容を示したフローチャートである。
【図11】カレンダ機能処理(図10のステップS1
0)の内容を示したフローチャートである。
【図12】コピー処理(図4のステップS6)の内容を
示したフローチャートである。
【図13】ジョブ継続判断処理(図12のステップS3
8)の内容を示したフローチャートである。
【図14】消費電力上限判断処理ルーチン(図10のス
テップS32)の内容を示したフローチャートである。
【図15】電力量上限判断処理ルーチン(図12のステ
ップS34)の内容を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1,740〜770 複写機 400 制御ユニット 410 中央演算処理装置 420 ROM 430 RAM 450 不揮発性メモリ 510 電力計 730 LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2002−297353(JP,A) 特開2002−142385(JP,A) 特開 平8−104044(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 G03G 15/00 G03G 21/00 H04N 1/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グループ分けされた各使用者から受け付
    けたジョブを実行して画像形成を行う画像形成装置であ
    って、 前記グループ毎に、各グループのジョブの実行のために
    消費された電力量を累計する電力量累計手段と、 前記電力量累計手段で累計される電力量が、各グループ
    に割り当てられている上限電力量を上回っているグルー
    プのジョブの実行を制限する制限手段と、を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、新たに受け付けられる
    ジョブの実行を禁止することをその制限内容とすること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制限手段は、あるジョブの実行中
    に、前記電力量累計手段で累計された電力量が前記上限
    電力量を上回った場合には、当該ジョブに限ってその実
    行を継続させることとし、 前記電力量累計手段は、累計する電力量を所定の期間毎
    にリセットする累計手段であって、ある期間終了時に、
    消費電力量が前記上限電力量を上回っているグループに
    ついては、その超過分をその次の期間に算入することを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記電力量累計手段は、さらに、ジョブ
    の実行がなされていないときに消費される待機電力量に
    ついても累計することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記電力量累計手段は、前記待機電力量
    を各グループに均等に分配して算入することを特徴とす
    る請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 グループ分けされた各使用者から受け付
    けたジョブを実行して画像形成を行う画像形成装置であ
    り、少なくとも1台の同種の画像形成装置とネットワー
    クを介して接続される画像形成装置であって、 前記グループ毎に、各グループのジョブの実行のために
    消費された電力量を累計する電力量累計手段と、 前記電力量累計手段で累計された電力量を他の画像形成
    装置に送信する累計結果送信手段と、 他の画像形成装置から送信される累計結果を受信する累
    計結果受信手段と、前記電力量累計手段の累計結果と前
    記累計結果受信手段が受信する累計結果とから、前記ネ
    ットワークで接続された全ての画像形成装置において、
    各グループのジョブの実行のために消費された電力量
    を、各グループ毎に総計する電力量総計手段と、 前記電力量総計手段で総計されている電力量が、各グル
    ープに割り当てられている上限電力量を上回っているグ
    ループのジョブの実行を制限する制限手段と、を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制限手段は、新たに受け付けるジョ
    ブの実行を禁止することをその制限内容とすることを特
    徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制限手段は、あるジョブの実行中
    に、前記電力量総計手段で総計された電力量が前記上限
    電力量を上回った場合には、当該ジョブに限ってその実
    行を継続させることとし、 前記電力量累計手段と前記電力量総計手段とは、所定の
    期間毎に、累計または総計する電力量をリセットする手
    段であって、電力量総計手段は、ある期間終了時に、消
    費電力量が前記上限電力量を上回っているグループにつ
    いては、その超過分をその次の期間に算入することを特
    徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記電力量累計手段は、さらに、ジョブ
    の実行がなされていないときに消費される待機電力量に
    ついても累計することを特徴とする請求項6〜8のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記電力量累計手段は、前記待機電力
    量を各グループに均等に分配して算入することを特徴と
    する請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも一の画像形成装置と、当該
    画像形成装置と通信可能に接続され、当該画像形成装置
    における消費電力量を制限する制限装置とからなる消費
    電力量制限システムであって、 前記画像形成装置は、グループ分けされた各使用者から
    受け付けたジョブを実行して画像形成を行う画像形成装
    置であって、 前記グループ毎に、各グループのジョブの実行のために
    消費された電力量を累計する電力量累計手段と、 前記電力量累計手段による累計結果を前記制限装置に送
    信する送信手段と、を有し、 前記制限装置は、 送信される前記累計結果を受信する受信手段と、 受信した累計結果から、当該制限装置に接続されている
    全ての画像形成装置において、各グループのジョブの実
    行のために消費された電力量を、各グループ毎に総計す
    る電力量総計手段と、 各グループに割り当てられた上限電力量を取得する上限
    電力量取得手段と、 各画像形成装置に対して、前記電力量総計手段で総計さ
    れる電力量が、各グループに割り当てられた上限量を上
    回っているグループのジョブの実行を制限する制限手段
    と、 を有したことを特徴とする消費電力量制限システム。
  12. 【請求項12】 前記制限装置は、一の画像形成装置に
    付属する装置であることを特徴とする請求項11記載の
    消費電力量制限システム。
  13. 【請求項13】 前記制限装置は、パーソナルコンピュ
    ータであることを特徴とする請求項11記載の消費電力
    量制限システム。
  14. 【請求項14】 グループ分けされた各使用者から受け
    付けたジョブを実行して画像形成を行う画像形成装置に
    おいて実行される消費電力量制限プログラムであって、 前記グループ毎に、各グループのジョブの実行のために
    消費された電力量を累計する電力量累計ステップと、 各グループに割り当てられた上限電力量を取得する上限
    電力量取得ステップと、 前記電力量累計ステップで累計される電力量が、各グル
    ープに割り当てられている上限電力量を上回っているグ
    ループのジョブの実行を制限する制限ステップと、 を有することを特徴とするプログラム。
  15. 【請求項15】 グループ分けされた各使用者から受け
    付けたジョブを実行して画像形成を行う画像形成装置で
    あり、少なくとも1台の画像形成装置とネットワークを
    介して接続される画像形成装置において実行される消費
    電力量制限プログラムであって、 前記グループ毎に、各グループのジョブの実行のために
    消費された電力量を累計する電力量累計ステップと、 前記電力量累計ステップで累計された電力量を他の画像
    形成装置に送信する累計結果送信ステップと、 他の画像形成装置から送信される累計結果を受信する累
    計結果受信ステップと、 前記電力量累計ステップにおける累計結果と前記累計結
    果受信ステップで受信した累計結果とから、前記ネット
    ワークで接続された全ての画像形成装置において、各グ
    ループのジョブを実行するために消費された電力量を、
    各グループ毎に総計する電力量総計ステップと、 各グループに割り当てられた上限電力量を取得する上限
    電力量取得ステップと、 前記電力量総計ステップで総計される電力量が、各グル
    ープに割り当てられている上限電力量を上回っているグ
    ループのジョブの実行を制限する制限ステップと、 を有することを特徴とするプログラム。
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