JPH06202401A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06202401A
JPH06202401A JP5001273A JP127393A JPH06202401A JP H06202401 A JPH06202401 A JP H06202401A JP 5001273 A JP5001273 A JP 5001273A JP 127393 A JP127393 A JP 127393A JP H06202401 A JPH06202401 A JP H06202401A
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JP
Japan
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image forming
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input current
forming apparatus
image
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Application number
JP5001273A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Yoshino
博文 吉野
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Koji Yano
耕司 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源環境に適正に対応して画像を形成する。 【構成】 プリントボタン203が押下されるとCPU
300はRAM301に設定された消費電流値を読み込
み、ついでROM303に予め記憶された複写速度と消
費電流の関係を示すデータを読み込む。そして、消費電
流値が例えば10Aに設定されている場合には設定値を
越えない最大速度である35CPMの複写速度を選択
し、そのデータをインターバルタイマ310に送る。イ
ンターバルタイマ310は35CPMの複写速度に対応
するリファレンスクロック313とデューティ信号31
9をそれぞれモータドライバ311と高圧電源316等
に送り、したがって、35CPMの複写速度でコピーが
スタートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタのよ
うに商用電源の供給を受けてマイクロコンピュータが画
像形成を制御する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PPC(普通紙複写機)、ファ
クシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置は、設置され
る建物、フロアにおける既存の商用電源ラインを利用す
ることが多いが、電源ラインの容量不足により電力設備
工事を行って容量を増加することも行われる。また、最
近の装置は動作速度の向上、機能の増加により消費電力
が益々増加する傾向にあり、また、設置場所には他のO
A機器も多く設置される。
【0003】従来、この種の画像形成装置としては、例
えば特開昭59−223462号公報に示すように記録
体に流れる電流を測定して表示することにより、特別な
器具を用いることなく迅速かつ的確にドラム電流を測定
するようにしたものが知られている。
【0004】また、他の従来の装置としては、例えば特
開昭63−247766号公報に示すように作像装置に
供給される電源電圧を検出して基準値を比較し、検出値
が基準値内にない場合に検出値に関連するデータを記憶
して表示することにより、作像装置が設置される電源環
境に対応するようにしたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、設置される電源環境を測定して表示する
のみであるので、設置される電源環境に適正に対応して
画像を形成することができないという問題点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、設置さ
れる電源環境に適正に対応して画像を形成することがで
きる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、商用電源により画像を形成する画像形
成装置において、商用電源の最大入力電流値を予め設定
するための設定手段と、前記設定手段により設定された
最大入力電流値の範囲で画像を形成するように制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】第2の手段は、商用電源を周辺機に供給す
る電源供給手段と、画像形成装置と前記周辺機に対する
商用電源の合計入力電流値を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出された商用電源の合計入力
電流値を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】第3の手段は、第2の手段において前記電
流算出手段により算出された商用電源の合計入力電流値
の範囲で画像を形成するように制御する制御手段を備え
たことを特徴とする。
【0010】第4の手段は、第1または第3の手段にお
いて前記制御手段が入力電流値の範囲で画像形成速度を
制御することを特徴とする。
【0011】第5の手段は、第1または第3の手段にお
いて前記制御手段が入力電流値の範囲で定着温度を制御
することを特徴とする。
【0012】第6の手段は、第1または第3の手段にお
いて消費電流が入力電流値を越える場合に前記制御手段
が周辺機の使用を禁止することを特徴とする。
【0013】第7の手段は、第1ないし第6の手段にお
いて前記制御手段が同一の商用電源により画像を形成す
る画像形成装置との間で各入力電流値を通信し、各入力
電流値の合計値の範囲で画像を形成するように制御する
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の手段では、予め設定された最大入力電流
値の範囲で画像を形成するので、設置される電源環境が
限定されることを防止して商用電源の供給容量に対して
適正に動作させることができる。
【0015】第2の手段では、周辺機が接続されている
場合に合計入力電流値を検出して表示するので、ユーザ
およびサービスマンが電源環境を把握することができ
る。
【0016】第3の手段では、周辺機が接続されている
場合に合計入力電流値の範囲で画像を形成するので、周
辺機が接続されている場合にも商用電源の供給容量に対
して適正に動作させることができる。
【0017】第4の手段では、入力電流値の範囲で画像
形成速度を制御するので、商用電源の供給容量に対して
適正に動作させることができる。
【0018】第5の手段では、入力電流値の範囲で定着
温度を制御するので、商用電源の供給容量に対して適正
に動作させることができる。
【0019】第6の手段では、消費電流が入力電流値を
越える場合に周辺機の使用を禁止するので、商用電源の
供給容量に対して適正に動作させることができる。
【0020】第7の手段では、同一の商用電源により画
像を形成する画像形成装置との間で各入力電流値を通信
し、各入力電流値の合計値の範囲で画像を形成するの
で、複数の画像形成装置が同一の商用電源から供給を受
ける場合にもその商用電源の供給容量に対して適正に動
作させることができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像形成装置の一実施例とし
て複写機の制御回路を示すブロック図、図2は図1の複
写機の機構を示す構成図、図3は図1の複写機の操作・
表示部を示す説明図、図4は図3の2ラインメッセージ
ディスプレイの表示例を示す説明図、図5は図1の複写
機の動作を説明するためのフローチャート、図6は複写
速度と消費電流設定値の関係を示す説明図である。
【0022】まず、図2を参照して本実施例に係る複写
機本体100の構成を説明する。自動原稿供給装置(A
DF)101は複数の原稿を一枚毎に自動的にコンタク
トガラス103上に搬送し、スキャナ102がコンタク
トガラス103上の原稿を読み取った後排出する。スキ
ャナ102はコンタクトガラス103と、原稿を照明す
る露光ランプ104と、原稿の反射光を反射する第1ミ
ラー105および第2ミラー106等を有する第1キャ
リッジ107と、結像レンズ108と、感光体112上
に原稿の反射光を反射する第3ミラー109および第4
ミラー110等を有する第2キャリッジ111等により
構成されている。
【0023】感光体ドラム112の表面には電子写真プ
ロセスにより静電潜像とトナー像の画像が形成され、そ
の回りには露光に先行して感光体ドラム112の表面を
一様に帯電する帯電チャージャ113と、感光体ドラム
112上の静電潜像にトナーを付着させる現像ユニット
114と、感光体ドラム112上のトナー像を記録紙に
転写してこの記録紙を感光体ドラム112上から分離す
る転写および分離チャージャ115と、転写が完了した
感光体ドラム112上の残留トナーを除去するクリーニ
ングユニット116と、感光体ドラム112上の必要な
領域以外の電荷を除去するイレーサ117が配置され、
また、記録紙上のトナー像が定着ユニット118により
定着される。
【0024】この記録紙は予め本体給紙部119aとオ
プションの外部給紙部119b、119cにセットさ
れ、図3に示す操作部200により選択されたサイズの
ものが給紙部119a〜119cから選択的に取り込ま
れる。なお、給紙部119a〜119cはオペレータ側
に引き出して記録紙を補給するフロントローディング方
式である。
【0025】この記録紙はレジストローラ120により
感光体ドラム112上のトナー像に一致するように搬送
され、転写および分離チャージャ115によりトナー像
が転写等されて定着ユニット118により定着された
後、両面搬送部121または排紙部122に搬送され
る。両面搬送部121は両面複写時に記録紙を反転して
再給紙し、排紙部122は記録紙をスタックまたはソー
トする。
【0026】電源コード123は商用電源のコンセント
に差し込まれてこの複写機本体100は商用電源の供給
を受ける。また、この複写機本体100には電源コード
123を介して供給された商用電源を外部周辺機(AD
F101、給紙部119b、119c、排紙部122)
に分配するためのコンセント124が設けられている。
【0027】つぎに、図3を参照して操作・表示部20
0の構成を説明する。この操作部200は基本的にテン
キー201と、クリアストップキー202と、スタート
キー203と、各種モードキー205と、各種モード表
示部206と、2ラインメッセージディスプレイ204
とにより構成され、通常の複写モードでは各種モードキ
ー205を介して操作が行われる。
【0028】他方、後述する商用電源の入力電流設定モ
ードでは、まずテンキー201の「*」キーの押し下げ
後、所定の3桁の数値を入力することによりサービスモ
ードに移行し、その後テンキー201の「#」キーの順
次押し下げにより入力電流設定モードが呼び出される。
【0029】図4(a)は2ラインメッセージディスプ
レイ204に表示される入力電力設定モード時の表示例
を示し、テンキーが押下されるとカーソルが移動し、所
望の入力電力設定値(1.0kW,1.3kW,1.5
kW)が選択可能になる。図4(b)は消費電流設定モ
ード時の表示例を示し、同様に所望の入力電流設定値
(8A,10A,12A)が選択可能になる。したがっ
て、サービスマンまたはユーザは予め電源環境を考慮し
てブレーカが落ちないような値を設定することができ
る。
【0030】また、図4(c)は通常の複写モード時の
表示例を示し、コピー可能状態を示す「コピーデキマ
ス」のメッセージが表示されるとともに、後述するよう
に複写機本体100に内蔵された入力電圧測定器により
測定された商用電源の入力電圧値(例えば98V)が表
示される。図4(d)は後述する周辺機使用禁止モード
において動作が禁止された場合の表示例を示し、この例
では図2の排紙部122の使用禁止を示す「ソータハシ
ヨウデキマセン」のメッセージが表示されている。
【0031】つぎに、図1を参照して本実施例に係る複
写機100の制御回路を説明する。CPU(中央処理装
置)300はROM(リードオンリメモリ)303に予
め記憶された制御プログラムと後述する固定データに従
って演算および判断を行い、複写機本体100と周辺機
101、119b、119c、122の全体の制御を行
う。RAM(ランダムアクセスメモリ)301はCPU
300の作業エリアを有し、また、バッテリ302によ
りバックアップされてメインスイッチがオフの場合にも
その記憶データが保持される。ここで、図4(a),
(b)に示すように設定された入力電力設定値と入力電
流設定値はRAM301に記憶される。
【0032】図3に示す操作部・表示部200は操作部
インタフェース304を介してこの回路に接続されてい
る。また、図2に示す定着ユニット118の温度検知用
サーミスタ(Th)307により検知された定着温度
と、入力電流検知装置308(または入力電圧検知装
置)により検知された商用電源の入力電流(または入力
電圧)はA/Dコンバータ306によりディジタル値に
変換されてこの回路に取り込まれる。なお、入力電流検
知装置308は第4ないし第6の実施例において用いら
れるので後述する。
【0033】インターバルタイマ310はモータドライ
バ311と高圧電源316に対してそれぞれ複写速度を
制御するためのリファレンスクロック313とデューテ
ィ信号319を出力し、モータドライバ311は上記リ
ファレンスクロック313とパラレルI/Oインタフェ
ース315からのオン/オフ信号314により、複写機
100のメインモータ312をPLL制御方式等により
一定回転で駆動する制御を行う。
【0034】また、高圧電源316は上記デューティ信
号319とパラレルI/Oインタフェース315からの
オン/オフ信号320により、チャージャ317が感光
体ドラム112の表面を帯電、転写、分離等を行うため
に一定のコロナ放電を発生させる。なお、図1では図2
に示す帯電チャージャ113と転写および分離チャージ
ャ115とその高圧電源は一括して示されている。パラ
レルI/Oインタフェース326は定着ユニット118
のヒータを含む各種負荷に対する制御信号327を出力
し、また、各種センサの検出信号328をこの回路に取
り込む。
【0035】シリアルI/Oインタフェース321はス
キャナモータ323を制御するモータコントローラ32
2と、ADF回路324(図2に示すADF101の回
路部)とソータ回路325(同排紙部122の回路部)
との間で各コマンドとデータを送受信することにより各
コントローラ322、324、325を制御する。
【0036】なお、スキャナモータコントローラ322
に対するデータとしてはペーパサイズ、倍率の他に、C
PM(1分当たりのコピー枚数すなわち複写スピード)
データが出力され、コントローラ322が上記データに
よりスキャンスピード、スキャン幅を演算する。そし
て、コマンドとしてスキャンスタートコマンドが印加さ
れるとモータコントローラ322が上記スキャンスピー
ド、スキャン幅で原稿を1回スキャンする。したがっ
て、スキャンスタートコマンドの間において原稿1回毎
のCPMが決定される。
【0037】ここで、本実施例では、複写スピード(C
PM)は後述する入力電流設定値との関係により変更、
決定され、この場合にメインモータ312のスピード、
帯電チャージャ317に代表されるプロセス条件、スキ
ャナモータ323のスピード等が変更される。また、特
に説明しないが、上記条件が変更されると用紙の給紙タ
イミング等も当然に変更される。
【0038】つぎに、図5および図6を参照して上記実
施例の動作を説明する。プリントボタン(スタートキ
ー)203が押下されると(ステップS1)、まず、図
4(b)において設定された入力電流値(規制値)を読
み込み(ステップS2)、ついで図6に示すようにRO
M303に予め記憶された複写速度と消費電流の関係を
示すデータを読み込む(ステップS3)。
【0039】図6を参照してこのデータを説明すると、
消費電流の設定値が8A以上9A未満では複写速度が3
0CPMであることを示し、9A以上11A未満では3
5CPMであることを示し、11A以上では40CPM
であることを示している。
【0040】そして、消費電流値が例えば10Aに設定
されている場合には設定値を越えない最大速度である3
5CPMの複写速度を選択し、そのデータをインターバ
ルタイマ310に送る(ステップS4)。インターバル
タイマ310は35CPMの複写速度に対応するリファ
レンスクロック313とデューティ信号319をそれぞ
れモータドライバ311と高圧電源316等に送り、し
たがって、35CPMの複写速度でコピーがスタートす
る(ステップS5)。
【0041】つぎに、図7および図8を参照して第2の
実施例を説明する。図7は第2の実施例を説明するため
のフローチャート、図8は第2の実施例における定着温
度と消費電流設定値の関係を示す説明図である。プリン
トボタン203が押下されると(ステップS11)、ま
ず、図4(b)において設定された消費電流値を読み込
み(ステップS12)、ついで図8に示すようにROM
303に予め記憶された定着温度と消費電流の関係を示
すデータを読み込む(ステップS13)。
【0042】図8を参照してこのデータを説明すると、
消費電流の設定値が9.5Aから11Aまでの間におい
て定着温度が170°Cから185°Cまで比例するこ
とを示しており、したがって、消費電流値が例えば10
Aに設定されている場合には設定値を越えない最大温度
である175°Cを選択する(ステップS14)。
【0043】そして、サーミスタ307からA/Dコン
バータ306を介して取り込まれる定着温度と上記17
5°Cを比較し、定着温度が175°Cを越えないよう
なヒータ点灯信号をパラレルI/Oインタフェース32
6に出力して負荷の1つである定着ヒータを点灯させ、
したがって、175°Cの定着温度でコピーがスタート
する(ステップS15)。
【0044】つぎに、図9および図10を参照して第3
の実施例を説明する。図9は第3の実施例を説明するた
めのフローチャート、図10は第3の実施例における周
辺機器と消費電流設定値の関係を示す説明図である。プ
リントボタン203が押下されると(ステップS2
1)、まず、図4(b)において設定された消費電流値
を読み込み(ステップS22)、ついで図10に示すよ
うにROM303に予め記憶された周辺機と消費電流の
関係を示すデータを読み込む(ステップS23)。
【0045】図10を参照してこのデータを説明する
と、図2に示すADF101の消費電流は1Aであり、
ソータ(排紙部)122の消費電流は1.5Aであり、
外部給紙装置(オプションの外部給紙部119b、11
9c)の消費電流は2Aであることを示している。すな
わち、例えば複写機本体1の消費電流が12A、設定値
が15Aの場合には周辺機が消費可能な電流は3Aであ
るので、図2に示す周辺機を全て使用すると設定値をオ
ーバする。
【0046】そこで、使用される周辺機の合計消費電流
が3Aを越えない場合にはコピーをそのままスタートし
(ステップS24→S25)、他方、3Aを越える場合
には例えばユーザがソータ使用を選択した場合、ソータ
を使用不可周辺機として選択し(ステップS24→S2
6)、図4(d)に示すようにソータの使用禁止を示す
「ソータハシヨウデキマセン」のメッセージデータを操
作部インタフェース304に送り(ステップS27)、
コピーをスタートする(ステップS28)。
【0047】つぎに、図11を参照して第4ないし第6
の実施例において用いられる入力電流検知回路308を
説明する。周辺機の接続状態に応じた総電流は抵抗器3
50により電圧に変換され、この電圧が絶縁トランス3
51によりACとDCが絶縁され、全波整流回路352
により整流される。ついでコンデンサ353により平滑
化されて抵抗354、355により分圧され、抵抗35
5の印加電圧が図1に示すA/Dコンバータ306によ
りディジタル値に変換され、CPU300により取り込
まれる。
【0048】つぎに、図12を参照して第4の実施例を
説明する。プリントボタン203が押下されると(ステ
ップS31)、まず、図4(b)に示すように設定され
た消費電流値を読み込み、ついでコンセント124から
周辺機に供給される総電流値データをRAM301に転
送する(ステップS32)。そして設定値から周辺機の
総消費電流値を差し引くことにより本体100側の使用
可能電流値を演算し(ステップS33)、この使用可能
電流値と図6に示すようにROM303に予め記憶され
た複写速度と消費電流の関係から複写速度CPMを選択
し(ステップS34)、コピーをスタートする(ステッ
プS35)。
【0049】つぎに、図13を参照して第5の実施例を
説明する。プリントボタン203が押下されると(ステ
ップS41)、まず、図4(b)に示すように設定され
た消費電流値を読み込み、ついでコンセント124から
周辺機に供給される電流値データをRAM301に転送
する(ステップS42)。そして設定値から周辺機の消
費電流値を差し引くことにより本体100側の使用可能
電流値を演算し(ステップS43)、この使用可能電流
値と図8に示すようにROM303に予め記憶された定
着温度と消費電流の関係から定着温度を選択して定着ヒ
ータを制御し(ステップS44)、この定着温度でコピ
ーをスタートする(ステップS45)。
【0050】つぎに、図14を参照して第6の実施例を
説明する。プリントボタン203が押下されると(ステ
ップS51)、まず、図4(b)に示すように設定され
た消費電流値を読み込み、ついでコンセント124から
周辺機に供給される電流値データをRAM301に転送
し(ステップS52)、また、設定値から周辺機の消費
電流値を差し引くことにより本体100側の使用可能電
流値を演算する(ステップS53)。
【0051】ついで、周辺機の消費電流値と図10に示
すようにROM303に予め記憶された周辺機と消費電
流の関係から、使用される周辺機の合計消費電流が3A
を越えない場合にはコピーをそのままスタートし(ステ
ップS54→S55)、他方、3Aを越える場合には例
えばユーザがソータ使用を選択した場合、ソータを使用
不可周辺機として選択し(ステップS54→S56)、
図4(d)に示すようにソータの使用禁止を示すメッセ
ージデータを操作部インタフェース304に送り(ステ
ップS57)、コピーをスタートする(ステップS5
8)。
【0052】なお、上記第4ないし第6の実施例では入
力電流値に基づいて複写速度等を制御するように構成し
たが、代わりに図15に示すような電圧検知回路を用い
て電圧値に基づいて複写速度等を制御するように構成し
てもよい。図15を参照してこの回路を説明すると、図
2に示すコンセント124に外部周辺機(ADF10
1、給紙部119b、119c、排紙部122)が接続
されると、その接続状態に応じた電圧が抵抗360、3
61により分圧されて電圧検出抵抗361に印加され、
この抵抗361の印加電圧が絶縁トランス362により
ACとDCが絶縁され、全波整流回路363により整流
される。
【0053】ついでコンデンサ364により平滑化され
て抵抗365、366により分圧され、抵抗366の印
加電圧が図1に示すA/Dコンバータ306によりディ
ジタル値に変換され、CPU300により取り込まれ
る。そして、CPU300は通常の複写モード時に図4
(c)に示すような入力電圧値のメッセージデータを操
作部インタフェース304に送る。
【0054】また、上記実施例では、1台の複写機で複
写速度や定着温度を制御等する場合を説明したが、複数
の複写機が同一の電源環境に設置される場合には、図1
6において符号339で示すように上記設定電流値等を
他の複写機とやり取りして複写速度等を制御することに
より、その電源環境を有効に利用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、商用電源により画像を形成する画像形成装置にお
いて、商用電源の最大入力電流値を予め設定するための
設定手段と、前記設定手段により設定された最大入力電
流値の範囲で画像を形成するように制御する制御手段と
を備えたので、設置される電源環境が限定されることを
防止して商用電源の供給容量に対して適正に動作させる
ことができる。
【0056】請求項2記載の発明は、商用電源を周辺機
に供給する電源供給手段と、画像形成装置と前記周辺機
に対する商用電源の合計入力電流値を検出する電流検出
手段と、前記電流検出手段により検出された商用電源の
合計入力電流値を表示する表示手段とを備えたので、周
辺機が接続されている場合にユーザおよびサービスマン
が電源環境を把握することができる。
【0057】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において前記電流算出手段により算出された商用電源
の合計入力電流値の範囲で画像を形成するように制御す
る制御手段を備えたので、周辺機が接続されている場合
にも商用電源の供給容量に対して適正に動作させること
ができる。
【0058】請求項4記載の発明は、請求項1または3
記載の発明において前記制御手段が入力電流値の範囲で
画像形成速度を制御するので、商用電源の供給容量に対
して適正に動作させることができる。
【0059】請求項5記載の発明は、請求項1または3
記載の発明において前記制御手段が入力電流値の範囲で
定着温度を制御するので、商用電源の供給容量に対して
適正に動作させることができる。
【0060】請求項6記載の発明は、請求項1または3
記載の発明において消費電流が入力電流値を越える場合
に前記制御手段が周辺機の使用を禁止するので、商用電
源の供給容量に対して適正に動作させることができる。
【0061】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
記載の発明において前記制御手段が同一の商用電源によ
り画像を形成する画像形成装置との間で各入力電流値を
通信し、各入力電流値の合計値の範囲で画像を形成する
ように制御するので、複数の画像形成装置が同一の商用
電源から供給を受ける場合にもその商用電源の供給容量
に対して適正に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例として複
写機の制御回路を示すブロック図である。
【図2】図1の複写機の機構を示す構成図である。
【図3】図1の複写機の操作・表示部を示す説明図であ
る。
【図4】図3の2ラインメッセージディスプレイの表示
例を示す説明図である。
【図5】図1の複写機の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】複写速度と消費電流設定値の関係を示す説明図
である。
【図7】第2の実施例を説明するためのフローチャート
である。
【図8】第2の実施例における定着温度と消費電流設定
値の関係を示す説明図である。
【図9】第3の実施例を説明するためのフローチャート
である。
【図10】第3の実施例における周辺機と消費電流設定
値の関係を示す説明図である。
【図11】第4ないし第6の実施例において用いられる
入力電流検知回路を示す回路図である。
【図12】第4の実施例を説明するためのフローチャー
トである。
【図13】第5の実施例を説明するためのフローチャー
トである。
【図14】第6の実施例を説明するためのフローチャー
トである。
【図15】入力電圧回路を示す回路図である。
【図16】第7の実施例の制御回路の要部を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
112 ドラム 200 操作・表示部 301 CPU(中央処理装置) 302 ROM(リードオンリメモリ) 303 RAM(ランダムアクセスメモリ) 304 操作部インタフェース 307 サーミスタ 308 入力電流検知装置 312 メインモータ 315,326 パラレルI/Oインタフェース 323 スキャナモータ 324 ADF(自動原稿供給装置)回路 325 ソータ回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源により画像を形成する画像形成
    装置において、 商用電源の最大入力電流値を予め設定するための設定手
    段と、 前記設定手段により設定された最大入力電流値の範囲で
    画像を形成するように制御する制御手段と、 を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 商用電源を周辺機に供給する電源供給手
    段と、 画像形成装置と前記周辺機に対する商用電源の合計入力
    電流値を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段により検出された商用電源の合計入力
    電流値を表示する表示手段と、 を備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記電流算出手段により算出された商用
    電源の合計入力電流値の範囲で画像を形成するように制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、入力電流値の範囲で画
    像形成速度を制御することを特徴とする請求項1または
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、入力電流値の範囲で定
    着温度を制御することを特徴とする請求項1または3記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、消費電流が入力電流値
    を越える場合に周辺機の使用を禁止することを特徴とす
    る請求項1または3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、同一の商用電源により
    画像を形成する画像形成装置との間で各入力電流値を通
    信し、各入力電流値の合計値の範囲で画像を形成するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載の画像形成装置。
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