JP2003186649A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2003186649A
JP2003186649A JP2001381956A JP2001381956A JP2003186649A JP 2003186649 A JP2003186649 A JP 2003186649A JP 2001381956 A JP2001381956 A JP 2001381956A JP 2001381956 A JP2001381956 A JP 2001381956A JP 2003186649 A JP2003186649 A JP 2003186649A
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image
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image forming
forming system
unit
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JP2001381956A
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English (en)
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Hiroaki Enokida
寛朗 榎田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品が継続的に補充されるような画像形成
システムを提供する。 【解決手段】 画像処理手段と、出力手段と、前記画像
処理手段および前記出力手段を制御し、前記各手段の各
構成要素の使用状態に関する情報と使用履歴の管理を行
う制御手段とを含む1以上の画像出力装置と、前記画像
出力装置と通信媒体を介して接続され、前記画像出力装
置の機器状態と使用履歴を取得し、取得した情報に基づ
いて利用者に提示する情報処理手段を含む管理装置とを
備えた画像形成システムにおいて、前記制御手段は前記
出力手段における消耗部材の使用時間および消耗剤の消
耗量を検知し、前記情報処理手段は、前記消耗部品の使
用時間から前記消耗部品の余寿命を、前記消耗剤の消耗
量から消耗剤の交換時期をそれぞれ予測し、あらかじめ
設定された余寿命または交換時期に達すると、利用者に
対してその旨警告し、前記他の出力手段もしくは他の画
像出力装置で代替できる場合は、その内容に応じて前記
警告の内容を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信媒体上に接続
された複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機、およ
びこれらの複合機などの周辺機器と、コンピュータと、
これらを管理する管理装置からなる画像形成システムに
係り、特に記録媒体などの消耗部材や感光体、ローラな
どの寿命がある部品、あるいは消耗される現像剤や剥離
オイルなどの管理に特徴のある画像形成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像出力装置の性能向上に伴い、
利用者数および機能を集約することにより、設置および
運営コストを削減することが求められている。その一方
で、消耗品の交換や用紙補給に伴うダウンタイムを減ら
すことも求められている。これと同時に、機能集約にあ
たり、2台以上の出力装置を通信媒体を介して連結し、
論理的に1台相当の出力装置を構成することも行われて
いる。このとき、管理・運用を行う側からは利用部署に
密着したかたちではなく、さらに集約して管理すること
によって管理コストの削減が求められている。また、こ
のような通信媒体を介して出力装置を複数個連結してシ
ステムを構成する場合においては、消耗品は個々の出力
装置に帰属しているため、単一の出力装置の場合と異な
る管理が必要になる。
【0003】このような連結してシステムを構成した場
合の管理に対応した技術としては、例えば (1)特開平8−23403号公報 (2)特開2000−315143公報 (3)特開2000−315146公報 などに開示された発明が公知である。
【0004】このうち(1)の公報には、保守対象機器
の故障及び定期交換部品の交換時期を事前に保守センタ
で把握することを可能にすることを目的とし、電子ファ
イル装置で、稼動中またはシステムの立ち上げ時にエラ
ー等の特定の動作状況(イベント)が発生すると、制御
装置でメモリ上の動作状況保管エリアの該当する管理項
目のカウント値をインクリメントすると共に、動作状況
通知条件格納テーブルの条件値と比較し、一致又は条件
値を越えた管理項目が有る場合、電話番号格納テーブル
に登録されている電話番号に基づいて、ファクシミリ入
出力制御装置より自動発信し、ファクシミリ通信手順に
より、保守管理センタ等に設置された相手ファクシミリ
と交信を行い、メモリ上の画像に展開された動作状況を
画像処理プロセッサにより符号化し、送信するように構
成された発明が開示されている。
【0005】また、(2)の公報には、プリント処理の
途中でプリンタに用紙やステイプル針等の資源が不足し
まうことを事前に防止することを目的とし、取得された
プリンタ装置の所定資源の量情報に基づいて、設定され
たプリント処理を実行できる量の所定資源が前記プリン
タ装置にあるか否かをCPUが判定し、設定されたプリ
ント処理を実行できる量の所定資源が前記プリンタ装置
にないと判定された場合、警告メッセージをCRTに表
示した後、プリンタ装置の所定資源の量情報に基づい
て、前記プリンタ装置にある所定資源の量で実行可能な
他の出力形式をCRTに表示するように構成された発明
が開示されている。
【0006】また、(3)の公報には、プリント処理の
途中でトナー不足となってしまうことをプリンタのプリ
ント履歴に応じて正確に判定して通知することができ、
トナーの補給を行うことができるプリント環境を自在に
構築することを目的とし、プリンタ別のログ情報を記憶
管理する管理サーバ機能を有する他のデータ処理装置か
ら取得した指示されたプリンタ装置のログ情報をCPU
が解析し、この解析結果と指定されたプリンタ装置から
取得した所定記録剤の残量情報に基づいて、設定された
プリント処理が前記プリンタ装置の所定記録剤により実
行可能か否かを判定し、設定されたプリント処理が前記
プリンタ装置の所定記録剤により実行不可能であると判
定した場合、所定記録剤の補給を促す警告メッセージを
表示するように構成された発明が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように連結構成に
おいては、消耗品は個々の出力装置に帰属しているた
め、単一の出力装置の場合と異なる管理が必要になり、
前記従来技術では、管理装置によって管理を行っている
が、まだ、管理の集約化が十分ではなかった。
【0008】そこで、本発明の目的は、消耗品が継続的
に補充できる画像形成システムを提供することにある。
【0009】また、他の目的は、緊急性および作業内容
を判別しやすい画像形成システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、入力された画像データを出力データ
に変換する画像処理手段と前記画像処理手段からの出力
データに基づいて記録媒体上に画像を記録する出力手段
と、前記画像処理手段、前記出力手段を制御し、前記各
手段の使用状態に関する情報と使用履歴の管理を行う制
御手段を含む1つ以上の画像出力装置と、前記画像出力
装置と通信媒体を介して接続され、前記画像出力装置の
機器状態と使用履歴を取得し、取得した情報に基づいて
利用者に提示する情報処理手段を含む管理装置とを備え
た画像形成システムにおいて、前記制御手段が前記画像
処理手段および前記画像出力手段における消耗部材の使
用時間および消耗剤の消耗量を検知し、前記情報処理手
段が前記消耗部品の使用時間から前記消耗部品の余寿命
を、前記消耗剤の消耗量から消耗剤の交換時期をそれぞ
れ予測し、あらかじめ設定された余寿命または交換時期
に達すると、利用者に対してその旨警告し、前記他の出
力手段もしくは他の画像出力装置で代替できる場合は、
その内容に応じて前記警告の内容を変更することを特徴
とする。これにより、使用量を予測して警告することが
できるので、出力装置の実使用時の利用不能期間の発生
を最小限に抑えることができ、かつ出力手段の代替によ
って予定出力が可能な場合には不要不急の警告を抑制で
きる。
【0011】第2の手段は、第1の手段において、前記
情報処理手段が時刻の計測手段を有し、前記予測を行う
場合に、利用量の期間に関する分布を参照することを特
徴とする。これにより、使用時期を考慮した使用量予測
に基づいて警告することが可能になり、出力装置の実使
用時の利用不能期間の発生を軽減することができる。ま
た、補充部剤の過剰な確保を抑制することが可能とな
り、これにより出力機器運用コストおよび利用資源の増
加を抑えることができる。
【0012】第3の手段は、第1の手段において、前記
情報処理手段が前記画像出力装置の出力媒体の残量を管
理することを特徴とする。これにより、用紙不足による
利用不能期間発生の軽減と、用紙補充処理に伴う余剰コ
スト発生の防止が可能となる。
【0013】第4の手段は、第1の手段において、前記
情報処理手段が前記画像出力装置の色剤の残量を管理す
ることを特徴とする。これにより、色剤不足による利用
不能期間発生の軽減と、色剤の過剰補充に伴う余剰コス
ト発生の防止が可能となる。
【0014】第5の手段は、第1の手段において、前記
出力手段がトナー現像装置を使用し、前記情報処理手段
が廃棄トナーの格納容量を管理することを特徴とする。
これにより、廃棄トナーの容器の交換に伴う利用不能期
間発生の軽減と、廃棄処理に伴う余剰コスト発生の防止
が可能となる。
【0015】第6の手段は、第1の手段において、前記
出力手段がトナー現像装置を使用し、前記情報処理手段
が現像剤の寿命を管理することを特徴とする。これによ
り、現像剤交換に伴う利用不能期間発生の軽減と、余剰
コスト発生の防止が可能となる。
【0016】第7の手段は、第1の手段において、前記
出力手段がトナー現像装置を使用し、前記情報処理手段
が現像器の清掃剤の寿命を管理することを特徴とする。
これにより、清掃剤の補充処理に伴う余剰コスト発生の
防止が可能となる。
【0017】第8の手段は、第1の手段において、前記
出力手段がトナー現像装置を使用し、前記情報処理手段
が感光体の寿命を管理することを特徴とする。これによ
り、感光体の交換に伴う利用不能期間発生の軽減と、過
剰交換の抑止による余剰コスト発生の防止が可能とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態に係る画像形成システムについて詳細に説明す
る。
【0019】図1は、本発明の実施形態に係る画像形成
システムのシステム構成を示す図である。
【0020】同図において、本実施形態に係る画像形成
システムは、サービスセンタ1000と、サービスステ
ーション2000と、出力装置としての画像形成装置1
090とから基本的に構成され、サービスセンタ100
0では、LAN1060を介してクライアント101
0、1010a、・・・、1010nが接続され、クラ
イアント1010、1010a、・・・、1010nと
前記画像形成装置1090およびサービスセンタ200
0とは公衆回線網1070を介して通信可能に接続され
ている。
【0021】さらに詳しくは、サービスセンタ1000
は、クライアント1010、1010a、・・・、10
10n、前記クライアント1010nが受信した情報及
び、後述する各種管理テーブル、マスタ情報を格納する
外部記録装置1030の制御を行なうサーバ1020、
各種情報の出力を行う印刷装置1050、クライアント
1010からサービスステーション2000に送信され
る情報の制御を行うFAXサーバ装置1040、および
クライアント1010、1010a、・・・、1010
n、サーバ1020、印刷装置(プリンタ)1050、
FAXサーバ装置1040間の各種情報(データ及び制
御)の送受信を行なうLAN1060によって構成され
る。また、顧客先には、画像形成装置1090、公衆回
線網1070を介して、顧客先の画像形成装置1090
で発生する障害の警告情報をクライアント1010nに
送信、またはクライアント1010nからの情報を受信
する通信コントロール装置1080が設けられている。
サービスステーション2000は、サービスセンタ10
00のクライアント1010nからの情報の受信及びク
ライアント1010nへの情報の送信を制御する端末装
置2010、サービスセンタ間との情報の送受信を行う
FAX装置2020、電話装置2030にから構成され
る。
【0022】図2は顧客先に置かれた画像形成装置10
90の構成を示す図である。
【0023】サービスセンタ1000に配設された情報
処理手段としての管理装置(統括的な管理を行う)とし
てのクライアント1010、1010a、・・・、10
10nは、公衆回線網1070(以下、公衆回線と呼
ぶ)を介してユーザ地域3000内の通信コントロール
装置1080に接続されている。この通信コントロール
装置1080には画像形成装置(PPC)1090や、
外部通信機器としての電話機(TEL)1096、ファ
クシミリ(FAX)1097が接続されている。通信コ
ントロール装置1080には、複数台の画像形成装置1
090が接続可能になっているが、単数であってもよ
い。また、これら複数台の画像形成装置の機種は全て同
型のものである必要はなく、画像形成装置1090以外
の機器を接続しても良い。本実施形態では、通信コント
ロール装置1080と複数の画像形成装置1090は、
RS−485規格によるマルチドロップ接続されてい
る。そして、通信コントロール装置1080と各画像形
成装置1090間の通信制御は基本型データ伝送制御手
順(BSC)に従って行われる。すなわち、通信コント
ロール装置1080を制御局としたセントラライズド制
御のポーリング/セレクティング方式でデータリングの
確立を行うことにより、任意の画像形成装置1090と
の通信が可能になっている。各画像形成装置1090は
アドレス設定スイッチによって固有の値を設定できるよ
うになっており、これによって各画像形成装置1090
のポーリングアドレス、セレクティングアドレスが決定
される。
【0024】なお、ユーザ地域3000は、あらかじめ
区分けされ、もしくは設定された地域に限らず、例えば
ビルの階床毎、会社では部や課ごとなどビジネスの形態
の大小に応じて適宜設定される。
【0025】図3は通信コントロール装置1080の構
成を示すブロック図で、同図を参照して通信コントロー
ル装置1080の構成を説明する。
【0026】図3に示された通信コントロール装置10
80は、中央部に以下で説明する全ての装置を制御する
CPU1081が設置され、このCPU1081には公
衆回線1070またはTEL1096、FAX1097
への切換を行う切換部1082と、モデム1083と、
画像形成装置1090に接続されたRS−485用のト
ランシーバを用いた通信インターフェース1084と、
バッテリー(BATT)1085aに接続されたRAM
1085と、ROM1086と、時計1087と、自己
発呼許可SW1088とが接続されている。これによ
り、公衆回線1070からの信号はまず切換部1082
に入力される。そして、公衆回線1070側からの通信
が通信コントロール装置1080に接続されている電話
機1096(またはファクシミリ1097)宛のもので
あれば公衆回線1070側を電話機1096(またはフ
ァクシミリ1097)に接続し、サービスセンタ100
0からの通信であれば公衆回線1070側をモデム11
083に接続する。また、通信インターフェース108
4によって画像形成装置1090側との通信を行うこと
が出来る。これらの制御・処理は、ROM1086内の
後述する制御手段に従ってCPU1081を中心に行わ
れる。RAM1085には処理の中間結果などが格納さ
れる他、通信テキストを一時的に格納しておくためにも
用いられる。また、RAM1085には、サービスセン
タ1000側から通信コントロール装置1080の動作
に必要な各種パラメータも書き込まれる。。通常通信コ
ントロール装置1080は、24時間連続通電を行い、
常にサービスセンタ1000と通信可能な状態にしてお
くが、不慮の電源断、安全のための電源断等でこれらの
パラメータの内容及び通信テキスト等が失われないよう
に、バッテリー1085aによりバックアップを行って
いる。
【0027】図4は出力装置としての電子写真方式の画
像形成装置の一例を示す図、図5は画像出力部の詳細を
示す図、図6は操作部を示す図である。
【0028】図4に示すように、本実施形態における画
像形成装置は、画像読取装置(以下、スキャナと称す
る)1と、画像出力手段としてのプリンタ2と、図示し
ない画像処理装置(ユニット)から基本的に構成されて
いる。
【0029】スキャナ1は、コンタクトガラス上におか
れた原稿3の画像を、照明ランプ4、複数のミラー群5
a、5b、5c、及びレンズ6を介してカラーセンサ7
に結像させ、原稿3のカラー画像情報をRed(以下、
Rと称する)、Green(以下、Gと称する)、Bl
ue(以下、Bと称する)の色分解光毎に読み取り、電
気的な画像信号に変換する。この場合、カラーセンサ7
は、R、G、Bの色分解手段とCCDなどの光電変換素
子で構成されており、上記3色を同時に読み取る。そし
て、スキャナ1で得られたR、G、Bの色分解画像信号
強度レベルを基にして、図示しない画像処理部で色変換
処理を行い、Black(以下、Bkと称する)、Cy
an(以下、Cと称する)、Magenta(以下、M
と称する)、Yellow(以下、Yと称する)の各カ
ラー画像データを得る。これらのカラー画像データは、
以下に説明するプリンタ2によって、Bk、C、M、Y
の各画像毎に顕像化され、最終的なカラーコピーを得
る。
【0030】プリンタ2では、書込光学ユニット8が、
スキャナ1からのカラー画像データを光信号に変換し
て、原稿画像に対応した光書き込みを行い、ドラム状の
感光体9に静電潜像を形成する。書込光学ユニット8
は、レーザ発光部8a、図示しない発光駆動制御部、ポ
リゴンミラー8b、このポリゴンミラー8bの回転(ポ
リゴン)モータ8c、fθレンズ8d、反射ミラー8e
などで構成されている。
【0031】感光体9は、矢印で示すように図示反時計
方向へ回転するが、その周りには感光体クリーニングユ
ニット10、除電ランプ11、帯電器12、電位センサ
13、Bk現像器14、C現像器15、M現像器16、
Y現像器17、現像濃度パターン検知器18、中間転写
ベルト19などが配置されている。14〜17で示す各
現像器は、静電潜像を現像するために現像剤を感光体9
に対向させるように回転する現像スリーブ14a、15
a、16a、17a、現像剤を汲み上げて攪拌するため
に回転する現像パドル14b、15b、16b、17
b、及び現像剤のトナー濃度検知センサ14c、15
c、16c、17cなどで構成されている。ここでは、
現像動作の順序(カラー画像形成順序)をBk、C、
M、Yとして、以下に動作を説明する。ただし、画像形
成装置はこの形式のものに限定されるものではない。
【0032】コピー動作が開始されると、スキャナ1で
所定のタイミングからBK画像データの読取りがスター
トし、この画像データに基づいて書込光学ユニット8の
レーザ光による光書き込み・潜像形成が始まる(以下、
Bk画像データによる静電潜像をBk潜像と称する。
C、M、Yについても同様にC潜像、M潜像、Y潜像と
称する)。各現像器14〜17は、待機状態では現像不
作動状態になっているが、Bk潜像の形成が行われると
このBk潜像の先端部から現像を行うため、Bk現像器
14の現像位置にBk潜像の先端が到達する前に、現像
スリーブ14aが回転を開始して、Bk潜像をBkトナ
ーで現像する。その後、Bk潜像領域の現像動作を続け
るが、Bk潜像の後端部がBk現像位置を通過した時点
で、速やかにBk現像スリーブ14aを不作動状態にす
る。これは少なくとも、次のC画像データによるC潜像
の先端部が到達する前に完了させる。
【0033】次いで、感光体9上に形成したBkトナー
像を、感光体9と同一周速で回転している中間転写ベル
ト19の表面に転写する(以下、感光体9から中間転写
ベルト19へのトナー像転写をベルト転写と称する)。
ベルト転写は、感光体9と中間転写ベルト19とが接触
した状態において、ベルト転写バイアスローラ20に所
定のバイアス電圧を印可することで行う。なお、中間転
写ベルト19には感光体9に順次形成するBk、C、
M、Yのトナー像を同一面に順次位置合わせして、4色
重ねのベルト転写画像を形成し、その後、用紙に一括転
写を行う。
【0034】ここに、感光体9側では、Bk工程の次
に、C工程に進むが、所定のタイミングからスキャナ1
によるC画像データの読取りが始まり、そのC画像デー
タに基づき、書込光学ユニット8が、レーザ光による光
書き込み・C潜像の形成を開始する。C現像器15はそ
の現像位置に対して、Bk潜像の後端部が通過した後
で、かつ、C潜像が到達する前に現像スリーブ15aの
回転を開始し、C潜像をCトナーで現像する。その後、
C潜像領域の現像動作を続けるが、C潜像の後端部が通
過した時点で、Bk現像器の場合と同様にC現像スリー
ブ15aを不作動状態にする。これもやはり、次のM潜
像の先端部が到達する前に完了させる。なお、M及びY
の工程については、それぞれの画像データの読み取り・
潜像形成・現像の動作が、BK、Cの工程と同じである
ので、説明は省略する。
【0035】中間転写ベルトユニットは、複数のローラ
群を中間転写ベルト19で巻回した構成である。中間転
写ベルト19は、ベルト転写バイアスローラ20、駆動
ローラ21、及び従動ローラに張られており、図示しな
い駆動モータにより駆動制御される。ベルトクリーニン
グユニット22はブラシローラ22a、ゴムブレード2
2b、及び中間転写ベルト19からの接離機構22cな
どで構成されており、1色目のBk画像をベルト転写し
た後で、2、3、4色目をベルト転写している間は、ベ
ルトクリーニングユニット22を接離機構23cによ
り、ベルト面から離間させておく。
【0036】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラ23a、ローラクリーニングブレード23b、及び
上記中間転写ベルト19からの接離機構23cなどで構
成されている。通常、紙転写バイアスローラ23aは、
中間転写ベルト19面から離間しているが、中間転写ベ
ルト19面に形成された4色重ねのトナー像を用紙に一
括転写する時に、タイミングを取って接離機構23cで
押圧される。給紙バンク内の用紙カセット30、31、
32、33には、各種サイズの用紙が収納されており、
図示しない操作パネルで指定されたサイズの用紙カセッ
トから、給紙コロによってレジストローラ26の方向に
給紙・搬送される。
【0037】画像形成が行われる時期に、用紙は、いず
れかの用紙カセット30、31、32、33から給送さ
れ、レジストローラ26のニップ部で待機している。そ
して、転写バイアスローラ23aに中間転写ベルト19
上のトナー画像がさしかかるときに、ちょうど用紙の先
端が、その画像先端に一致するようにレジストローラ2
6が駆動され、用紙とトナー画像のレジスト合わせが行
われる。ここで、転写バイアスローラ23aに所定のバ
イアス電圧を印加して用紙への一括転写が行われる。中
間転写ベルト19から4色重ねのトナー像を一括転写さ
れた用紙は、搬送ベルトユニット27上を定着装置28
方向へ搬送される。なお、符号34は手差しトレイであ
り、手差しトレイ34から供給される場合には、前記用
紙カセット30から供給される用紙24と同様に分離給
紙ローラ25によって分離された1枚の用紙のみがレジ
ストローラ26側に供給される。
【0038】搬送ベルトユニット27は、2つのベルト
ローラ27a、27b、搬送ベルト27c、2つの紙吸
着用ファン27dなどで構成されており、2つのベルト
ローラ27a、27bのうち、いずれかが駆動ローラで
あり、この駆動ローラが駆動されると搬送ベルト27c
が反時計方向に回転する。また、搬送ベルト27cは、
そのベルト面に多数の孔が設けられており、ベルト面が
通気可能な構成となっている。搬送ベルト27c内に設
けられた2つの紙吸着用ファン27dは、図示しない駆
動手段により駆動されるものである。これらの紙吸着用
ファン27dは、その上下に位置する2枚のベルト面を
通気させるようにファン27dが駆動され、搬送される
用紙を搬送ベルト27c面に引き付けるように吸着させ
てベルト面からの浮きを防止し、搬送力を高めるもので
ある。すなわち、ファン27dが矢印方向に空気流を生
じさせることにより、搬送ベルト27c上に用紙が送り
込まれると、用紙のファン27dに対向する面が負圧に
なり、用紙の背面側(図5において上側)から押し付け
られ、言い換えれば搬送ベルト27c側に吸着され、搬
送ベルト27cと一体に移動することができるようにな
る。すなわち、ファン27dによって用紙に搬送力が付
与される。
【0039】定着装置28は、定着ローラ28a、加圧
ローラ28b、及びケース28cなどにより構成されて
いる。定着ローラ28aと加圧ローラ28bは、それぞ
れの中空内部にハロゲンヒータ28dからなる熱発生手
段が内装されており、図示しないサーミスタを介した温
度制御により所定の高温に維持され、トナーを溶融し、
用紙に対する加圧定着を可能としている。
【0040】搬送ベルトユニット27により定着装置2
8へ搬送された用紙は、所定の高温に維持された定着ロ
ーラ28aと加圧ローラ28bとのニップ部でトナー像
の溶融定着が行われた後、排出ローラにより装置本体外
に排出され、コピートレイ29上に表向きにスタックさ
れ最終的なフルカラーコピーを得ることができる。
【0041】なお、ベルト転写後の感光体9は、クリー
ニング前除電器10a、ブラシローラ10bそしてゴム
ブレード10cなどで構成された感光体クリーニングユ
ニット10で表面をクリーニングされ、除電ランプ11
で均一に除電される。また、中間転写ベルト19は、用
紙へのトナー画像を転写した後、クリーニングユニット
22を再び接離機構22cで押圧され表面をクリーニン
グされる。
【0042】また、定着装置28の近傍と、感光体9の
近傍で電位センサ13の近くにはそれぞれサーモスタッ
トスイッチ40、41が設置されている。これらサーモ
スタットスイッチ40、41は周囲の温度変化により作
動するスイッチである。
【0043】ここで述べた画像形成動作の説明は、4色
フルカラーを得るコピーモードの説明であったが、3
色、又は2色モードの場合は、指定された色と回数の分
について前述と動作と同様の動作を行うことになる。ま
た、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するま
での間、その色の現像器のみを現像作動状態にして、中
間ベルト19は、感光体9面に接触したまま往動方向に
一定速度で駆動し、さらに、クリーニングユニット22
も中間転写ベルト19に押圧した状態のまま連続してコ
ピー動作を行う。
【0044】また、画像形成装置には、図6に示すよう
な操作部100が設けられている。操作部100は、こ
の複写機の動作時間などを設定するタイマーキー10
1、タイマーがセットされているときにタイマー動作を
表示するタイマー表示部102、画像形成のプログラム
を記憶させたり、プログラムの呼び出しを行うときに使
用するプログラムキー103、プログラムを使用してい
ることを表示するプログラム表示部104、寸法変倍や
プログラムナンバーの設定時に使用するエンターキー1
05、コピー枚数のセット、寸法変倍の設定、綴じ代幅
の設定、プログラムをセットするプログラムナンバーの
設定などの時に使用するテンキー106、コピー操作の
方法や各キーの操作の説明を後述するガイダンス表示部
に表示したいときに押すガイダンスキー107、ガイダ
ンスを使用しているときに点灯するガイダンスキー表示
部108、ガイダンスキー107によって指定されたコ
ピー操作の方法や各キーの操作の説明を表示するガイダ
ンス表示部109を備えている。なお、ガイダンス表示
部109には、各種警告も表示される。
【0045】操作部100はまた、コピー動作などにお
ける各種の情報を表示する表示パネル110、原稿の寸
法を入力するための寸法変倍キー111、この寸法変倍
キー111を使用した場合に点灯する寸法倍率表示部1
12、コピー画像を用紙の中央に移動させたいときに押
すセンタリングキー113、このセンタリングキー11
3による選択状態のときに点灯するセンタリング表示部
114、コピーの左右に綴じ代(余白部)を作りたい時
に押す綴じ代調整キー115、選択された綴じ代を表示
する綴じ代表示部116、両面コピーの状態のときに点
灯する両面表示部117、両面コピーをとるときに押す
両面キー118、見開き原稿を自動的に片面ずつコピー
するときと両面原稿を自動的に片面ずつコピーするとき
に押すページ連写キー119、このページ連写状態のと
きに点灯するページ連写表示部120も備えている。
【0046】操作部100は、さらに、原稿の枠消去、
枠外消去、枠内消去などのコピーをとるときに押す消去
キー121、消去コピー状態のときに点灯する消去表示
部122、用紙指定変倍コピー状態のときに点灯する用
紙指定変倍表示部123、用紙の紙厚を設定する紙厚設
定キー124、コピー倍率を自由に設定するときに使用
するズーム倍率キー125、縮小コピーをとるときに押
す縮小キー126、拡大コピーをとるときに押す拡大キ
ー127、等倍コピーをとるときに押す等倍キー12
8、用紙を選択するときに押す用紙選択キー129、自
動的に原稿に合った用紙を選択する自動用紙選択を設定
するときに押す自動用紙選択キー130、コピー濃度を
調整するときに押す濃度調整キー131、自動的に濃度
を調整する状態にするときに押す自動濃度キー132、
コピーのセット枚数を変更したり、連続コピーを途中で
停止したいときやプログラムナンバーの設定時に押すク
リア・ストップキー133、コピーをとるときに押すス
タートキー134、割り込みコピーをとるときに押す割
込キー135、予熱状態にあるとき点灯する予熱表示部
136、各種モードを標準モードに戻すときと、予熱状
態と通常の状態とを切り替えるときと、プログラムナン
バーの設定時に押すモードクリア・予熱キー137など
も備えている。
【0047】画像形成装置1090は、図4に示した電
子写真方式のカラー画像形成装置に代えてインクジェッ
ト方式などの公知の画像形成装置が使用できる。
【0048】図7は画像形成装置1090の制御部10
24の構成を示すブロック図で、同図を参照して画像形
成装置1090の制御部1024の構成を説明する。
【0049】図7に示された制御部1024による画像
形成装置本体の制御は、CPU1025を中心として、
ROM1026に記憶されている制御プログラムやデー
タに基づいて行われる。RAM1027は処理の中間結
果(使用履歴)などを蓄えるために使用される。また、
CPU1025には、以下に述べる様な各種機器が接続
されている。通信インターフェースユニット1028
は、通信コントロール装置1080との通信を行う部分
であり、アドレス設定スイッチ1029により画像形成
装置固有のアドレスを設定できるようにようになってい
る。通信許可スイッチ1030は、通信コントロール装
置1080との通信の許可/ 禁止を設定する。操作部1
00は、前述の通りである。光学系制御ユニット103
2は、露光ランプの駆動制御を行う。高圧電源ユニット
1033は、帯電チャージャ、分離チャージャ、転写チ
ャージャ、転写前チャージャ(PTC)、現像バイアス
に電力を供給する。モータ制御部ユニット1034はメ
インモータのコントロールを行う。ヒータ制御ユニット
1035は、定着ヒータの駆動制御を行う。センサ感度
制御ユニット1036は、Pセンサの受光ゲイン、Pセ
ンサLEDの発光電圧、ADSセンサの受光ゲイン、ラ
ンプ光量センサの受光ゲイン等を可変するために用い
る。A/Dコンバータ1037は、ランプ電圧、Pセン
サ発光電圧、Pセンサ受光電圧、電位センサ出力、AD
Sセンサ出力、ランプ光量センサ出力、ドラム電流セン
サ出力、定着サーミスタ電圧を入力するために用いる。
【0050】電子写真方式の画像形成装置では、監視対
象となる部剤とその量としては、出力用紙の残量、出力
済み用紙の排出口の耐搭載量、色剤としてのトナーの残
量、廃トナー受けの残容量、現像剤の寿命、感光体の寿
命、潤滑及び清掃剤の残量等が挙げられる。
【0051】なお、スキャナ1やパーソナルコンピュー
タなどの情報処理装置から入力される画像データは、通
信インターフェイスユニット1028を介して画像処理
ユニット1038に入力され、画像処理ユニット103
8でRGBデータ(画像データ)からYMCKデータ
(出力データ)に変換するとともに所定(公知)の画像
処理を行ってCPU1025から各画像出力ユニット1
032〜1037に出力され、記録媒体に顕像として出
力される。したがって、本実施形態では、画像処理ユニ
ット1038が画像処理手段として機能し、CPU10
25が制御手段として機能する。
【0052】インクジェット方式における監視対象とな
る部剤とその量としては、出力用紙の残量、出力済み用
紙の排出口の耐搭載量、色剤としてのインクの残量、清
掃剤の残量があげられる。
【0053】前記出力用紙の残量は、用紙カセット3
0、31、32、33に収納された用紙のつみあがりを
直接監視するかまたは、用紙押えの位置を監視すること
によって観測でき、観測手段としてはフォトインタラプ
タ、位置エンコーダ、反射型光学センサ、反射型音響セ
ンサなどによることができる。出力用紙の使用量は、給
紙動作の回数から検出することができる。
【0054】出力済み用紙の耐搭載量は、コピートレイ
29上に排紙され、積載された用紙のつみあがりを直接
監視するかまたは、用紙押えの位置を監視することによ
って観測できる。図ではコピートレイ29は簡単に図示
しているが、昇降可能に設けられ、積載量が多くなると
下降するようになっている。観測手段としてはフォトイ
ンタラプタ、位置エンコーダ、反射型光学センサ、反射
型音響センサなどによることができる。具体的には、フ
ィラーの一端をコピートレイ29上に積載された用紙の
上面に接触させ、他端の位置を検出して用紙上面の位置
を検知する用紙検知センサなどが使用される。用紙積載
量は、コピートレイ(排紙トレイ)29の下降位置と用
紙検知センサによって検知された用紙束上面の位置から
知ることができる。また、出力済み枚数を記憶すること
によってもある程度は監視できるが、出力手段によった
ものではない用紙をおかれた場合などを考慮して、用紙
の状況を観測する手段を備えることが望ましい。用紙の
出力枚数は、排紙動作の回数をもってあてることができ
る。
【0055】色剤の残量に関しては、Y、M、C、Bk
の各現像器に充填された初期容量と累積使用量を計算し
て求めたもの、光学的な検知機構、攪拌抵抗や圧力変動
による機械的な検知機構、誘電率変化に従う電気容量計
を用いる電気的な手段などによることができる。色剤の
使用量に関しては、補給動作の回数、出力画像のドット
カウントなどをもってあてることができる。
【0056】現像剤の寿命、感光体の寿命、潤滑剤もし
くは清掃剤の残量に関しては、印字機構の動作回数をも
って、利用量および残存寿命算出が可能である。
【0057】出力装置自体に対する補充については、次
の出力が可能かどうかが問題になる。そこで、一回あた
りの使用量の平均値が残量を超える場合、もしくは、分
散を考慮し算出した一回あたりの使用量の予測区間に残
量が含まれる危険率が、所定の値を超えた場合に警告を
行うことになる。
【0058】画像形成装置1090を通信媒体によって
連結したことにより上記の警告は更に次のように変化す
る。なお、警告は、対象となる画像形成装置1090の
表示部100でユーザに対して行われると同時に、管理
装置1010、1010a〜1010nのディスプレイ
にもその旨表示される。また、前記対象となる画像形成
装置1090がプリンタとして使用されている場合に
は、当該画像形成装置1090にプリント指令を送信し
たパーソナルコンピュータのディスプレイに対しても行
われる。
【0059】 特定種類の出力用紙の残量など、特定
の画像形成装置1090においてのみ利用可能な部剤の
場合は、単一で使用する、言い換えればスタンドアロー
ンで使用する画像形成装置の場合と同様である。
【0060】 複数の画像形成装置1090において
利用可能な部剤についての場合は、出力要求に対する警
告については出力の分配可能性によって警告内容が変更
される。例えば、 a)処理速度についての要請から分配する場合は、出力
自体は可能であるが、予定した速度を達成できないとい
うことになるので、速度上の問題があることを警告す
る。
【0061】b)複数部指定に伴い総出力枚数を達成で
きない場合は、主として部数を達成できない旨警告する
ことになる。
【0062】処理速度および出力可能性について問題が
ない場合は警告する必要はない。また、画像形成装置1
090あるいは出力手段を代替することにより予定した
出力の集積場所と異なる場所に出力する場合はその旨の
警告が、使用している画像形成装置1090の操作部1
00および/または出力指示したパーソナルコンピュー
タのディスプレイに対してそれぞれ行われる。
【0063】c)部剤の補充管理を目的とした警告につ
いては、警告の隠蔽は行わない。
【0064】d)画像形成装置1090のいずれかにお
いて出力可能なうちは、警告の緊急度は低い扱いが可能
である。
【0065】e)画像形成装置1090のいずれにおい
ても出力できない状態、例えば特定の画像形成装置10
90においてのみ可能であって該当画像形成装置109
0において残量不足が発生する場合および複数の画像形
成装置1090において可能であったが、そのすべてに
ついて不足が発生する場合については、高い緊急度の扱
いが必要となる。
【0066】なお、作業内容を明確にするため、警告に
ついては画像形成装置1090のいずれに対する作業で
あるかの指定を伴う。この指定は、管理装置1000か
ら行われれる。
【0067】補充作業に伴う利用不能時間を減らすた
め、補充用の部剤の小規模な集積所を設ける場合がある
が、この場合は、この集積所に対する補充作業に関して
も、不足による利用不能時間の増加が発生し得る。更
に、この場合には、過剰確保も問題となる。この場合、
発注および配送作業に伴う時間的制約条件が加わるた
め、予測もそれに基づいたものであることが要求され
る。
【0068】また、現像剤寿命もしくは感光体寿命な
ど、手配から補充までより長い期間が要求されるような
消耗性部剤の場合は、これを見込んで早目に警告を出
し、補充することが従来行われてきた。この場合、利用
不能状態の発生に対する時間的余裕を見込んだ上で、よ
り精度の高い予測を行うことによって、利用可能寿命を
より有効に利用でき、補充に伴うコストを削減できる。
そこで、タイマー(時刻計測手段)を設け、利用量を期
間を区切って累計する。これにしたがって、時間的余裕
を見込んだかたちでの警告を発生させることができる。
この場合、1日単位の平均使用量もしくは平均使用量お
よび分散に基づく翌日の使用量の予測を基本動作とす
る。利用者の業務形態によっては、曜日別の利用量統
計、月初めからの日数ごとの利用統計、月別利用量統計
などの情報をあわせて用いることによって、より精度の
高い推計を行うことができる。
【0069】なお、前記画像形成装置1090を代替す
る場合には、画像形成装置自体1090を代替する場合
と、出力手段(画像出力ユニット)のみを代替する場合
があり、出力手段を代替する場合には、図示しないが、
画像形成装置において出力手段(画像出力ユニット)と
画像処理手段(画像処理ユニット)を接続するのに用い
られている接続手段に切り替えとトラヒックの分離機能
を追加したもの、もしくは公知の通信手段によることが
できる。前者として切り替えスイッチを有するビデオI
/F、後者としてIEEE 1394 として定義され
ているシリアルI/Fなどの公知の手段によることがで
きる。
【0070】大略前述のように構成された画像形成シス
テムにおいては、通信手段(通信媒体)は、公衆回線1
070およびLAN1060を使用しているが、図8に
示すような小規模なシステムでは、パラレルインタフェ
ース、シリアルインタフェース、ネットワークインタフ
ェースなどの公知の手段を使用することもできる。な
お、図6においてはパーソナルコンピュータからなる管
理装置(サービスセンタとして機能)1000に4台の
画像形成装置1090がネットワーク1061によって
接続されている。前記画像形成装置1090をプリンタ
として使用する場合には、前記ネットワークに接続され
た図示しないパーソナルコンピュータなどの情報処理装
置からのプリントデータに基づいて画像を形成すること
になる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、管理装置
のより高度な集約化を可能にし、かつ管理機構と利用機
器が別れて配置されたことによる補充作業の開始までの
準備期間と、補充作業に伴う利用不能期間を予測に基づ
いて警告することが可能なので、消耗品が継続的に補充
されるような画像形成システムを提供することができ
る。
【0072】また、本発明によれば、予測に基づいて作
業開始を先行させ、管理機構と利用機器が別れて配置さ
れたことによる補充作業の開始までの準備期間と、補充
作業に伴う利用不能期間を予測に基づいて警告すること
が可能であり、また、配分状態に従い警告内容を変更す
ることができるので、緊急性および作業内容を判別しや
すい画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成システムのシ
ステム構成を示す図である。
【図2】顧客先に置かれた遠隔制御装置としての画像形
成装置の概略構成を示す図である。
【図3】通信コントロール装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を
示す図である。
【図5】図4の画像形成装置のプリンタの要部を示す図
である。
【図6】図4の画像形成装置の操作部を示す図である。
【図7】図4の画像形成装置の制御部の構成を示す図で
ある。
【図8】本発明の他の実施形態に係る画像形成システム
のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置(スキャナ) 2 プリンタ 1000 サービスセンタ 1010、1010a・・・1010n クライアント 1020 サーバ 1024 制御部 1025 CPU 1031 操作部 1038 画像処理ユニット 1040 FAXサーバ装置 1050 印刷装置 1060 LAN 1070 公衆回線網 1080 通信コントロール装置 1090 画像形成装置 2000 サービスステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 388 G03G 21/00 388 512 512 H04N 1/00 106 H04N 1/00 106C Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR01 HJ10 HK16 HK18 HQ17 HV26 HV33 HV35 2H027 DA41 DA45 DB01 DC18 DD02 DD03 DE02 DE03 EJ08 EJ09 GA30 GB03 HB01 HB02 HB11 HB12 HB13 HB14 HB17 ZA07 2H077 DA01 DA15 DA16 5B021 AA01 BB01 BB10 EE02 NN00 NN16 NN19 5C062 AA02 AA05 AA25 AA30 AA35 AB01 AB22 AB23 AB38 AC10 AC56 AC58 AF15 BC04 BD00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを出力データに変
    換する画像処理手段と、前記画像処理手段からの出力デ
    ータに基づいて記録媒体上に画像を記録する出力手段
    と、前記画像処理手段および前記出力手段を制御し、前
    記各手段の各構成要素の使用状態に関する情報と使用履
    歴の管理を行う制御手段とを含む1以上の画像出力装置
    と、 前記画像出力装置と通信媒体を介して接続され、前記画
    像出力装置の機器状態と使用履歴を取得し、取得した情
    報に基づいて利用者に提示する情報処理手段を含む管理
    装置と、を備えた画像形成システムにおいて、 前記制御手段は、前記出力手段における消耗部材の使用
    時間および消耗剤の消耗量を検知し、 前記情報処理手段は、前記消耗部品の使用時間から前記
    消耗部品の余寿命を、前記消耗剤の消耗量から消耗剤の
    交換時期をそれぞれ予測し、あらかじめ設定された余寿
    命または交換時期に達すると、利用者に対してその旨警
    告し、前記他の出力手段もしくは他の画像出力装置で代
    替できる場合は、その内容に応じて前記警告の内容を変
    更することを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理手段は、時刻の計測手段を
    有し、前記予測を行う場合に、利用量の期間に関する分
    布を参照することを特徴とする請求項1の画像形成シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理手段が、前記画像出力装置
    の出力媒体の残量を管理することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記情報処理手段が、前記画像出力装置
    の色剤の残量を管理することを特徴とする請求項1の画
    像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記出力手段がトナー現像装置を使用
    し、前記情報処理手段が廃棄トナーの格納容量を管理す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記出力手段がトナー現像装置を使用
    し、前記情報処理手段が現像剤の寿命を管理することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記出力手段がトナー現像装置を使用
    し、前記情報処理手段が現像器の清掃剤の寿命を管理す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記出力手段がトナー現像装置を使用
    し、前記情報処理手段が感光体の寿命を管理することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
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