JP2003241448A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法および画像形成装置

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JP2003241448A
JP2003241448A JP2002039214A JP2002039214A JP2003241448A JP 2003241448 A JP2003241448 A JP 2003241448A JP 2002039214 A JP2002039214 A JP 2002039214A JP 2002039214 A JP2002039214 A JP 2002039214A JP 2003241448 A JP2003241448 A JP 2003241448A
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gloss
image
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image forming
forming apparatus
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JP2002039214A
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Tomohisa Itagaki
智久 板垣
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Canon Inc
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着部材の耐久や記録材の素材の違いにより
発生する画像のグロス差を最適に制御できるようにした
画像形成方法および画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複写やプリントを行う画像形成装置であ
って、VGCが選択されると(S401)、現在の通常
定着条件のもとに光沢比較用テストチャートを出力し
(S402)、このテストチャートと工場出荷時に当該
画像形成装置によって出力された基準画像とを比較し
(S403)、両画像が合致しているか否かを評価する
(S404)。不一致のとき、定着条件を変更し(S4
06,S407)、その定着条件で再度テストチャート
を出力し(S408)、この再出力サンプルと、基準画
像の光沢を比較し(S409)、合致していれば、再出
力サンプルを、これ以降に用いる通常定着条件として採
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式、静電
記録方式、レーザビーム方式などによる画像形成装置に
係り、詳しくは像担持体上に形成された可視画像を転写
紙等の記録媒体に転写し、加熱定着することによって出
力画像を得るようにした画像形成方法および画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置とし
てのフルカラー複写機がある。この複写機は、上部にデ
ジタルカラー画像リーダ部が設けられると共に、下部に
デジタルカラー画像プリンタ部が設けられた構成になっ
ている。
【0003】このような構成の画像形成装置において、
コピーキーが押されると、リーダ部は、原稿台ガラス上
の原稿を露光ランプにより露光走査するとともに、その
反射光像をフルカラーセンサに集光し、カラー色分解画
像信号を得る。
【0004】このカラー色分解画像信号は、ビデオ処理
ユニットによって処理され、プリンタ部に送出される。
【0005】また、プリンタ部において、画像形成時に
感光ドラムは、一方向に回転して前露光ランプによって
除電され、コロナ帯電器によりマイナスに一様に帯電さ
れる。プリンタ部の露光装置はリーダ部からのカラー色
分解画像信号をレーザ出力部によってイメージスキャン
露光の光信号に変換する。次いで、この光信号は、レー
ザ露光光学系を通過して感光ドラムの帯電面を各分解色
毎に照射し、静電潜像を形成する。そして、各分解色毎
の光信号に対応したいずれかの現像器を動作させて、感
光ドラム上の静電潜像を現像し、感光ドラム上に樹脂を
基体とした負に帯電されたトナー像を形成する。さら
に、記録媒体(記録材)としての転写紙は、記録材カセ
ットから搬送系によって搬送され、転写装置と感光ドラ
ムとが対向した転写部位置において感光ドラム上のトナ
ー像が転写される。このようにして所望数の色画像が転
写されたのちに転写紙は、転写ドラムから分離され、加
熱定着装置である熱ローラ定着器を介して排紙トレイに
排出され、上記フルカラー画像が形成される。また、ト
ナー像転写後の感光ドラムは、表面の残留トナーをクリ
ーニング装置で清掃して再度の画像形成に備える。
【0006】ところで、熱ローラ定着器は、図11に示
すように、回転自在に配設された定着用回転体としての
定着ローラ51と、この定着ローラ51に圧接しながら
回転する加圧ローラ52と、離型剤供給塗布手段である
オイル塗布装置53と、ローラクリーニング装置54と
を備えた構成となっている。定着ローラ51および加圧
ローラ52の内部には、ハロゲンランプなどのヒータ5
6,57が夫々配設され、さらに定着ローラ51および
加圧ローラ52には夫々サーミスタ58,59が接触す
るように配設された構成である。このサーミスタ58,
59が検出した表面温度は不図示の温度調節回路に供給
される。そして、温度調節回路はヒータ56,57への
電圧を制御することにより定着ローラ51および加圧ロ
ーラ52の表面の温度を170℃に維持するように調節
されている。
【0007】定着ローラ51は、例えば、3層構造であ
り、アルミニウムからなる芯金51aの上に、下層とし
てHTV(高温加硫タイプ)シリコーンゴム51b、中
間層として45μm厚のフッ素ゴム51c、および上層
に200μm厚の高離型性シリコーンゴム51dを積層
し、全体の厚みを2.4mmとしたものである。加圧ロ
ーラ52は同じく例えば3層構造であり、アルミニウム
からなる芯金52aの上に、定着ローラ51と同様に、
下層52b、中間層52c、および上層52dを積層
し、全体の厚みを1.8mmとしたものである。
【0008】また、定着ローラ51にはローラクリーニ
ング装置54およびオイル塗布装置53が接触して取り
付けられ、このローラクリーニング装置54により定着
ローラ51上にオフセットしたトナーなどをクリーニン
グするとともに、オイル塗布装置53により、離型剤で
あるシリコーンオイルなどを定着ローラ51に塗布し、
オイル塗布装置53によって定着ローラ51からの転写
紙Sの分離の容易化を図るとともに、ローラクリーニン
グ装置54へのトナーのオフセットの防止が図られてい
る。
【0009】クリーニング装置54は帯状の耐熱不織布
からなるクリーニングウェブ54aと、このクリーニン
グウェブ54aを定着ローラ51に押圧する押圧ローラ
54bと、新しいクリーニングウェブ54aを送り出す
送り出しローラ54cと、トナーなどが付着し、クリー
ニング能力の低下したクリーニングウェブ54aを徐々
に巻き取る巻取りローラ54dとを備えたもので、特に
サーミスタ58にオフセットトナーが付着して検知不良
を生じさせないように、このクリーニング装置54はサ
ーミスタ58に対して定着ローラ51の回転方向上流側
に設けられている。
【0010】オイル塗布装置53はシリコーンオイルを
貯蔵するオイルタンク53aと、このオイルタンク53
aからシリコーンオイルを汲み上げる汲み上げローラ5
3b,53cと、汲み上げローラ53b,53cからの
シリコーンオイルを定着ローラ51に塗布する塗布ロー
ラ53dと、この塗布ローラ53dからのオイル塗布量
を制御するブレード53eとを備えたもので、特に定着
ローラ51への塗布を均一に図るべく、上記オイル塗布
装置53はサーミスタ58に対して定着ローラ51の回
転方向下流側に配設されている。尚、塗布ローラ53d
はスポンジゴムの表面にシリコーンゴムが被覆された回
転可能なローラであり、必要により定着ローラ51に当
接して、この定着ローラ51にシリコーンオイルを塗布
するものである。
【0011】この状態において、定着ローラ51と加圧
ローラ52とは一定速度で回転し、一般の転写紙Sの場
合はプロセススピードと同じ133mm/秒の速さで搬
送される。これにより定着ローラ51の表面にシリコー
ンオイルが塗布され、転写紙Sが定着ローラ51と加圧
ローラ52との間を通過する際に表裏両面からほぼ一定
の圧力と温度とで加圧、加熱され、転写紙Sの表面上の
未定着トナー像を溶融して定着し、転写紙S上にフルカ
ラー画像が形成される。フルカラー画像が定着された転
写紙Sは下分離爪68によって加圧ローラ52から分離
され、機外へ排出される。
【0012】前述したように、カラー画像形成装置にあ
っては、転写紙S上のカラー画像は各色のトナーを2〜
4層に重ねて形成されており、そのため使用されるトナ
ーには熱を印加した際の溶融性・混色性が良いことが要
求されるため、軟化点が低くかつ溶融粘度の低いシャー
プメルト性のトナーが使用される。
【0013】上記画像形成装置において、加熱定着装置
における加熱条件は、例えば80g/mの普通紙の場
合、常に温度を170℃、搬送速度を133mm/秒の
条件で加熱加圧するというように、或る一定の範囲では
同一条件に設定されているため、定着ローラ51の経年
に伴って表面が粗れてくる。その結果、転写紙S上のト
ナー画像のグロス(光沢)が低下するように変化してし
まう。また、オイル塗布量を制御するブレード53eの
汚れなどによってオイル塗布量が増えることによって
も、トナー画像のグロスが低下するように変化する。
【0014】尚、グロス(光沢度)は、JISZ874
1に規定された方法により測定される。つまり、記録媒
体に対し、規定された入射角で規定の開き角の光束を入
射し、鏡面反射方向に反射する規定の開き角の光束を受
光器で測るものである。図12において光源501で照
射された光束は、レンズ502を通り、記録材503に
角度θで入射する。そして、鏡面反射方向に反射した光
束をレンズ504を通して受光器505によって検出す
る。506は、カバーである。この光沢度検出機構を各
給紙部に配置することにより、記録媒体自体の表面光沢
を検出することができる。尚、後述する本発明の実施の
形態では、入射角θを60°として表面光沢の検出を行
っている。
【0015】このような問題を解決するものとして、例
えば、特開2001−42700号公報があり、テスト
画像を出力し、定着後に設置された光沢度を検出するセ
ンサを設け、定着温度、定着速度、定着加圧力のうち少
なくとも一つのパラメータを使って、通常状態の光沢特
性となるように制御する案が開示されている。
【0016】また、特開平9−305058号公報で
は、リーダ部またはその他の部分に設けた濃度センサか
ら光沢度を推測し、グロス制御パラメータにフィードバ
ックする系が示されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、特開2001−42700号公報の場合、反
射光を測定するセンサと、反射光から光沢度に演算する
演算手段が必要となり、コストアップを招く。また、特
開平9−305058号公報では、濃度から光沢度を予
測するモデルを考えているが、CCDにおけるRGB輝
度信号を濃度に変換し、その算出した濃度から光沢度を
予測することなどのフローを踏まなければならず、演算
手段が必要になると共に精度面での難しさが課題として
残されている。
【0018】さらに、同じ80g/mの普通紙であっ
ても、製造メーカの違いによる転写紙の素材や製法の違
いによりグロスが違ってくる。特に、フルカラー画像を
得ようとする場合に、同じ普通紙を使用している中で、
意識的にグロスの高い画質を得ようとしたり、グロスの
低い画質を得ようとしたりしても、熱ローラ定着器とし
ては、加熱条件が単一設定であるため、グロスを変化さ
せることが不可能であるという問題があった。
【0019】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、定着部材の耐久性や記録材の違
いにより発生する画像のグロス差が最適になるよう制御
できるようにした画像形成方法および画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本出願に係る請求項1記載の発明は、記録媒体の通
常出力条件を記憶しておき、この記憶された出力条件に
基づいて出力された出力画像と予め用意された光沢基準
画像とを目視で比較し、上記比較結果に基づいて、前記
光沢基準画像の光沢に合致するように出力条件を調整
し、上記調整結果に基づいて通常出力条件を変更するこ
とを特徴とする画像形成方法である。
【0021】この方法によれば、予め用意された光沢基
準画像と使用時点で出力された出力画像との比較を操作
者の目視等により行い、その結果を出力条件に反映さ
せ、以降の出力画像が適正になるようにしたため、定着
部材の耐久や記録材の素材の違いにより発生する画像の
グロス差を最適にできるようになる。
【0022】本出願に係る請求項2記載の発明は、電子
写真方式、静電記録方式、またはレーザビーム方式によ
り複写やプリントを行う画像形成装置において、記録媒
体の出力光沢特性を制御する出力光沢制御手段と、上記
記録媒体の通常出力条件を記憶している記憶手段と、予
め用意された光沢基準画像と上記記憶手段に記憶されて
いる通常出力条件で出力された出力画像とを目視で比較
し、この比較結果を入力する比較結果入力手段と、この
比較結果入力手段に基づいて上記光沢基準画像の光沢に
合致するように出力条件を調整する調整手段と、上記調
整手段の結果に基づいて前記通常出力条件を変更する通
常出力条件変更手段を有する画像形成装置である。
【0023】この構成によれば、予め用意された光沢基
準画像と記憶手段に記憶されている通常出力条件により
出力された出力画像との比較がなされ、その比較結果に
基づいて光沢基準画像の光沢に合致するように調整手段
により出力条件が調整され、この調整結果に基づいて通
常出力条件の変更が行われ、次回の出力画像からは光沢
基準画像に近い画像が得られるようになる。
【0024】本出願に係る請求項3記載の発明は、上記
通常出力条件変更手段は、上記調整手段の結果を満足す
る変更ができなかったとき、サービスマンコール或いは
エラー表示を行う制御手段を備えることを特徴とする画
像形成装置である。
【0025】この構成によれば、調整手段出力による調
整結果が達成されるように通常出力条件を変更すること
が通常出力条件変更手段により行えなかったとき、制御
手段によりサービスマンコール或いはエラー表示が行わ
れるので、操作者は迅速な対応をとることができ、ま
た、使用不能日時を短縮することができる。
【0026】本出願に係る請求項4記載の発明は、上記
通常出力条件変更手段は、上記調整手段の結果を満足す
る変更ができなかったとき、サービス拠点に状況を通報
する遠隔診断手段を備えることを特徴とする画像形成装
置である。
【0027】この構成によれば、調整手段出力による調
整結果が達成されるように通常出力条件を変更すること
が通常出力条件変更手段により行えなかったとき、遠隔
診断手段によって自動的にサービス拠点に状況の通報が
行われるので、メンテナンスサービス等を迅速に受ける
ことが可能になる。
【0028】本出願に係る請求項5記載の発明は、上記
出力光沢制御手段は、定着温度、定着加圧力、定着スピ
ード、オイル塗布量、オイル温度の各パラメータ、およ
び記録媒体の種類の判別結果の内の少なくとも一つを使
用して制御を行うことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0029】この構成によれば、出力光沢制御手段が、
複数のパラメータ、記録媒体の種類の判別結果のうちの
1つ以上の条件を用いて記録媒体の出力光沢特性を制御
できるので、出力光沢特性が所望の特性になるように出
力光沢制御を行うことができる。
【0030】本出願に係る請求項6記載の発明は、上記
光沢基準画像は、印画紙写真、印刷物、電子写真方式出
力物、IJ(インクジェット)出力物、タイル、ガラス
板、またはプラスチック板に形成されていることを特徴
とする画像形成装置である。
【0031】この構成によれば、光沢基準画像を、印画
紙写真、印刷物、電子写真方式出力物、IJ出力物、タ
イル、ガラス板、プラスチック板のいずれかに形成する
ことにより、多様な記録材に対応することができる。
【0032】本出願に係る請求項7記載の発明は、上記
出力光沢制御手段は、上記記録媒体の種類の判別結果
は、操作部からの入力に基づくものであることを特徴と
する画像形成装置である。
【0033】この構成によれば、出力光沢制御の条件に
用いる記録媒体の種類の判別を操作者の操作部からの入
力設定を用いることにより、操作者の意思を反映した条
件にすることができる。
【0034】本出願に係る請求項8記載の発明は、上記
出力光沢制御手段は、上記記録媒体の種類の判別結果
は、給紙部に設けられた紙種センサの検出結果に基づく
ものであることを特徴とする画像形成装置である。
【0035】この構成によれば、給紙部に記録媒体をセ
ットするのみで紙種センサにより紙種が検出され、記録
媒体の種類判別を自動的に行うことができる。
【0036】本出願に係る請求項9記載の発明は、上記
画像形成装置は複数台からなり、それぞれが色変換プロ
ファイルを介して共通のサーバーに接続されることによ
り1ジョブ複数台出力のクラスタプリンティングシステ
ムを形成し、上記複数台の画像形成装置の内の1台がグ
ロスターゲットとして用いられることを特徴とする画像
形成装置である。
【0037】この構成によれば、クラスタプリンティン
グシステムにあって、複数台の画像形成装置の内の1台
を親機として選択し、この1台に他の画像形成装置の色
変換プロファイルを合わせ込むことにより、画像形成装
置の相互間の光沢に関する差異が小さくなるようにする
グロスマッチングが可能になる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0039】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の画
像形成装置の実施の形態(フルカラー画像形成装置)を
示す概略構成図であり、図2は図1の要部を抽出して示
した拡大図である。図1において、フルカラー画像形成
装置は、上部のデジタルカラー画像リーダ部(以下、リ
ーダ部という)Rと、下部のデジタルカラー画像プリン
タ部(以下、プリンタ部という)Pとを備えており、例
えば、リーダ部Rで読み取った原稿30の画像に基づい
て、プリンタ部Pによって記録材としての転写紙Sにフ
ルカラー画像を形成する。以下に、リーダ部Rおよびプ
リンタ部Pの構成について説明する。
【0040】リーダ部Rは、原稿30が載置される原稿
台ガラス31、この原稿台ガラス31上の原稿30を露
光走査する露光ランプ32、露光ランプ32が露光走査
した原稿30の反射光像をさらに反射させる複数のミラ
ー33、反射光像を集光するレンズ34、集光された反
射光像が蓄積される電荷結合素子(CCD)などのフル
カラーセンサ(画像読取り手段)35、後述の制御手段
としての画像処理部36および記憶手段37を備えたも
ので、反射光像をフルカラーセンサ35に集光してカラ
ー色分解画像信号を得る。尚、このカラー色分解画像信
号は図示しない増幅回路で増幅された後、後述する画像
処理部へ送られ規定の画像処理を行った後、プリンタ部
Pに送出される。
【0041】プリンタ部Pにおいて、像担持体としての
ドラム型電子写真感光体(以下感光ドラムという)1は
直径180mm程度の大径の感光ドラムであり、図示矢
印R1の方向に回転自在に軸支されている。この感光ド
ラム1の周囲には、表面を初期化するための前露光ラン
プ7、感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電手段と
してのコロナ帯電器2、感光ドラム1上に画像情報に応
じた静電潜像を形成する像露光装置3、感光ドラム1の
表面電位を検出する電位センサ12、感光ドラム1上に
形成された静電潜像を可視画像に現像する色の異なる現
像剤(トナー)を収納する現像装置4、感光ドラム1上
のトナー量を検知する光検知器13、転写手段としての
転写装置5、感光ドラム1上に残留する現像剤を除去す
るクリーナ6などが感光ドラム1の回転方向に沿って順
に配置されている。
【0042】上記像露光装置3は、ポリゴンミラー3
a、レンズ3b、ミラー3cなどを備え、上記リーダ部
Rからの色分解された各色毎のカラー画像信号によって
変調されたレーザ出力部(不図示)からのレーザ光(光
像)Eをポリゴンミラー3aで反射し、レンズ3bおよ
びミラー3cを通じて感光ドラム1の表面に投影し、各
色のカラー画像信号に対応した静電潜像を形成する。
【0043】上記現像装置4は、4個の現像器4C,4
M,4Y,4Kを備え、これら現像器4C,4M,4
Y,4Kを静電潜像の色に応じて偏心カム24C,24
M,24Y,24Kを動作させて感光ドラム1に接近さ
せて現像動作を行うように構成されている。
【0044】プリンタ部Pでの画像形成時には、感光ド
ラム1を図示の矢印R1方向に133mm/秒の回転速
度で回転させ、まず、前露光ランプ7によって感光ドラ
ム1の表面を除電して初期化する。次いで、コロナ帯電
器2により、感光ドラム1の表面を一様に帯電し、像露
光装置3によって色分解された各色のカラー画像信号に
対応するレーザ光Eを感光ドラム1の表面に順次に照射
し、所定の色順のカラー画像信号に対応した静電潜像を
形成する。
【0045】次に、現像器4C,4M,4Y,4Kをシ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラッ
ク(K)の順に動作させて、感光ドラム1上の静電潜像
を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナー像
を順次形成する。ここで、現像装置4の各現像器4C,
4M,4Y,4Kは、偏心カム24C,24M,24
Y,24Kの動作により、トナー像の色に応じて択一的
に感光ドラム1に接近して現像動作を行うように構成さ
れている。
【0046】一方、記録材カセット7a,7b,または
7cから(手差しの場合もある)、ピックアップロー
ラ、給紙ガイド、給紙ローラなどからなる搬送系によっ
て給送された転写紙Sは、感光ドラム1に形成されたト
ナー画像が所定位置に搬送されるタイミングに同期し
て、転写装置5に巻き付けられる。この転写装置5は、
記録材担持体としての直径180mmの転写ドラム5a
と、感光ドラム1上のトナー像を転写紙Sへ転写するた
めの転写用帯電器5bと、転写紙Sを転写ドラム5aに
吸着させるための吸着帯電手段である吸着用コロナ帯電
器5cと、対向極としての吸着用ローラ5gと、内側コ
ロナ帯電器5dと、外側コロナ帯電器5eと、分離用帯
電器5hとを備え、回転駆動させるように軸支された転
写ドラム5aの周面開口域には、記録材担持手段である
誘電体製の記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張
設されている。かかる転写装置5では、A4サイズなど
の転写紙Sを2枚、A3サイズなどの転写紙Sを1枚、
担持することができる。この2枚の転写紙Sへの画像形
成は、同一画像信号を連続して照射し、感光ドラム1上
へ連続してトナー像を形成し、転写を行うことによって
なされる。この記録材担持シート5fとしてはポリカー
ボネートフィルムなどの誘電体シートが使用されてい
る。
【0047】転写ドラム5aは感光ドラム1と同期して
図示矢印R5方向に回転され、シアン現像器4Cで現像
されたシアントナー像は転写部(感光ドラム1と転写ド
ラム5aとの接触部分)において、記録材担持シート5
f上に担持された転写紙Sに転写用帯電器5bによって
転写される。転写ドラム5aはそのまま回転を継続し、
次の色、例えばマゼンタトナー画像の転写に備える。
【0048】また、表面にトナー像が転写された感光ド
ラム1は、クリーナ6によって残留トナーなどの付着物
が除去され、再びコロナ帯電器2によって一様に帯電さ
れ、次のマゼンタ画像信号により変調されたレーザ光E
に前述のような画像露光を受ける。このマゼンタの潜像
はマゼンタ現像器4Mによって現像され、マゼンタトナ
ー像が形成され、このマゼンタトナー像は転写部におい
て、記録材担持シート5f上に担持された転写紙Sに転
写用帯電器5bによって転写され、シアントナー像にマ
ゼンタトナー像を重ね転写される。さらに、転写ドラム
5aはそのまま回転を継続し、次の色、例えばイエロー
のトナー画像の転写に備える。
【0049】上述のようなプロセスを繰り返してイエロ
ーおよびブラックの画像形成および転写を行い、4色分
のトナー像を重ね転写が終了すると、転写紙Sは交流コ
ロナ放電を行う分離用帯電器5hにより除電され、次い
で、分離押し上げコロ8bおよび分離爪8aの作用によ
って転写ドラム5aから分離され、搬送手段で熱ローラ
定着器9に搬送されて一括定着され、外部のトレイ10
上に排紙される。
【0050】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5f上のトナーなどの粉体の飛散付着、転写紙S上のオ
イルの付着などを防止するために、ファーブラシ14と
記録材担持シート5fを介して上記ファーブラシ14に
対向するバックアップブラシ15や、オイル除去ローラ
16と記録材担持シート5fを介して上記オイル除去ロ
ーラ16に対向するバックアップブラシ17の作用によ
り清掃を行う。このような清掃は画像形成の前または後
に行う。また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。尚、300はレーザビームプリンタの操作ディスプ
レイであり、操作者からのコマンド入力や、操作者への
装置の状態報知等が行われる。
【0051】また、熱ローラ定着器9は、図2に示すよ
うに構成されている。図2において、ローラ配置等は図
12と同一であり、同一部分には同一符号を付してい
る。加熱定着装置としての熱ローラ定着器9は、回転自
在に配設された定着用回転体としての定着ローラ51
と、この定着ローラ51に圧接しながら回転する加圧ロ
ーラ52と、離型剤供給塗布手段であるオイル塗布装置
53と、ローラクリーニング装置54とを備えた構成と
なっている。定着ローラ51および加圧ローラ52の内
部には、ハロゲンランプなどのヒータ56,57が夫々
配設されている。また、定着ローラ51および加圧ロー
ラ52には夫々サーミスタ58,59が接触するように
配設されており、このサーミスタ58,59が検出した
表面温度を温度調節手段としての温度調節回路部55に
供給する。そして、温度調節回路部55はヒータ56,
57への電圧を制御することにより定着ローラ51およ
び加圧ローラ52の表面の温度を170℃に維持するよ
うに調節されている。
【0052】さらに、定着ローラ51にはローラクリー
ニング装置54およびオイル塗布装置53が接触して取
り付けられ、このローラクリーニング装置54により定
着ローラ51上にオフセットしたトナーなどをクリーニ
ングするとともに、オイル塗布装置53により、離型剤
であるシリコーンオイルなどを定着ローラ51に塗布
し、オイル塗布装置53によって定着ローラ51からの
転写紙Sの分離の容易化を図るとともに、ローラクリー
ニング装置54によってトナーのオフセットの防止が図
られている。
【0053】本実施の形態は、上記課題の項で述べたよ
うに、定着関連部材の劣化、紙種の変更等に伴うグロス
の変化を抑え、常に一定の高画質を得ることの出来る画
像形成装置を提案するものである。そのために、本実施
の形態では、上記公報に示されているような光沢度の算
出は行わず、ユーザもしくはサービスマンによる目視評
価にて通常状態の光沢特性が得られるようにしている。
このような構成にすることによって、反射率を測定する
センサ、および反射率から光沢度に変換する演算手段も
必要なくなるため、コスト面でのメリットが高くなる。
また、精度面から見ても、通常使用されるユーザ、もし
くは画像を見慣れているサービスマンが実施するため、
適正な品質を維持することができる。適正な品質とは、
視覚に感度がない部分に注力し過剰品質を求めないこと
を指す。
【0054】また、センサに関しても温度特性、トナー
の飛散やほこり、発光積算時間等によって劣化するた
め、センサCALは必須であり、目視評価の方が高精度
の場合もある。
【0055】以上説明した本実施の形態の概要を、より
詳しく説明すると、予め用意されていた標準画像(ター
ゲット画像)と、光沢特性テストプリント画像を比較
し、ユーザもしくはサービスマンによって目視比較評価
(光沢がターゲットと合っているか)を行わせる。その
結果、例えばもう少し高め、低め等の光沢調整手段を用
意し、調整された情報に基づいた定着条件にて出力を行
わせる。これらの作業を、ターゲットと出力画像の光沢
が一致したと判断するまで上記作業を続ける。これらの
作業により、通常光沢画像にすることが可能になる。
【0056】上記画像形成装置で行われる色変換および
各種画像処理について、電気系のブロック図を示して説
明する。
【0057】図3は、本実施の形態における画像処理部
の詳細を示すブロック図である。図3において、210
はCCDであり、原稿画像を600dpiの解像度で読
み取り、読み取られたRGBの各信号が画像処理部20
9に入力される。画像処理部209において、102は
入力されるRGBの各信号をデジタル信号に変換するた
めのAD変換器、103は照明光量やレンズ光学系で発
生するCCD210の受光面上の光量むら及びCCD2
10の各画素の感度むらを補正するためのシェーディン
グ補正部、104は画像の倍率をコントロールする変倍
部、105は読み取りRGB信号をデバイスに依存しな
い色空間CIE L*a*b*へ変換するための入力ダ
イレクトマッピング部、106は入力デバイスの再現可
能色空間を出力デバイスにおける色再現可能色空間に変
換するためのガマットマッピングを行うCMM(カラー
・マネージメント・モジュール)、107はデバイスに
依存しないCIE L*a*b*(L*は明度、a*b
*は色相と彩度)色空間から出力デバイス固有のCMY
K信号に変換するための出力ダイレクトマッピング部で
ある。108は読み取り解像度600dpiを1200
dpiに変換する解像度変換部、109は平均濃度保存
法等の演算方法により多値信号を2値画像処理信号に変
換する変換部であり、どちらもCPU110からの制御
によりオン/オフ制御が可能である。2値変換部109
から出力されたC,M,Y,Kの各信号が、プリンタ部
200へ順次送出される。
【0058】上記入出力ダイレクトマッピング部は、基
本的には、デバイスに依存した色空間からデバイスに依
存しない色空間であるCIE Labに変換するため、
ICC(International Color C
onsortium)に沿った変換ファイル、所謂IC
Cプロファイルである。画像処理部のブロック構成図は
CMMとダイレクトマッピング部が分かれているが、C
MMがこれらICCプロファイルを使って色変換してい
る。
【0059】ICCプロファイルを使用した色変換フロ
ーは、PCの処理速度が向上し、簡単に色変換ができる
ようになったこと、様々なデバイスが接続できる点など
から、今日、DTPの主流となっている。
【0060】尚、CPU110は、ROM111に保持
された制御プログラムに基づいて画像処理部209内の
各構成を統括的に制御する。尚、CPU110は操作・
表示部300や外部I/F113と接続されている。ま
た、112はCPU110の作業領域となるRAMであ
る。
【0061】また、グロス制御時は、操作部300から
の情報を、グロス制御機構22にて定着温度をどのくら
い変更するかの判断が行われ、プリンタ部の定着制御機
構260へ情報が送られる。定着制御機構260は、そ
の情報に基づき、定着温度を変更して画像形成を行う。
【0062】次に、図4を参照して、画像処理部209
における動作および目視により通常状態の光沢かどうか
を判断し、定着条件にフィードバックさせるVisua
lGross CAL(以下、VGCという)の処理に
ついて説明する。図中、“S”はステップを表してい
る。
【0063】上記画像処理部209は、操作部からユー
ザモード(変更することができるのは、機械管理者や上
位使用者に限定された各種設定モード)から、VGCが
選択されると(S401)、現在の通常定着条件におい
て図5に示す光沢比較用テストチャート50が出力され
る(S402)。操作者は、通常定着条件で出力された
テストチャート50と、工場出荷時にその画像形成装置
によって出力された基準画像とを比較し(S403)、
光沢基準画像と合致しているか否かを評価する(S40
4)。
【0064】上記工場出荷時の画像は、画像形成装置の
前扉内側に保管されており、ホコリ、チリ、飛散トナー
などから守られるよう保護ケース(不図示)に保管され
ている。光沢は、正反射光が支配的であり、ホコリやキ
ズ等がトナー表面を覆ってしまうと、乱反射光が発生し
てしまい、厳密な光沢評価が行えなくなる。また、上記
乱反射光が発生するため、色の再現も変化し、主観評価
者は光沢の差よりも色の差を感じやすくなり、光沢差を
判断し難くなってしまう。そのため、保護ケースに保管
することとした。さらに、本発明のようなVGCを何回
も行うことにより、ターゲットサンプルの劣化が問題と
なるため、裏面には厚紙を、表面には一部にラミネート
加工をしている。裏面に厚紙を張り合わせた理由は、サ
ンプルが折れて跡に残ることを配慮し、表の一部にラミ
ネートしたのは、評価者がサンプルを持つ位置を指定
し、不要な部分に指紋を残さないようにしたためであ
る。指紋のような油分が表面にあることでも、光沢評価
に影響してしまいかねないための配慮である。もちろ
ん、このようなターゲットサンプルを作成せず、複数枚
用意してもかまわない。
【0065】このようにして出力サンプルとターゲット
サンプルを比較した操作者は、図6に示すような操作部
に表示された選択肢のうち、一つを選択する。高く、低
くと表示されているボタンは、出力物の光沢をもう少し
高くしたほうがよい、もう少し低くした方がよいという
意味で、出力物に対する要求を入力する(S405,S
406)。ここでOKのボタンが押されればVGCは終
了し、最後に出力を行った定着条件が通常出力時に採用
される(S405、S411)。
【0066】一方、高く、低くを選択された場合、定着
温度を1レベル5℃(定着ローラ表層部)ずつ変化させ
(S407)、その定着条件にて再びテストチャート5
0の出力を行う(S408)。これらの定着温度変更実
行範囲は、150℃〜220℃とし、工場出荷時は17
0℃である。このような制御を行った場合の定着温度と
グロス(光沢度)の関係を図7(a)に示す。
【0067】この範囲(下限−20℃、上限+50℃)
に収めた理由として、上記課題でも述べたが、一般的に
グロスの変化は下がる事が多い(例外として、定着ロー
ラに塗布されているオイルであるが、このオイルが少な
くなったことを検知するセンサが不良を起こし、塗布量
0となって定着した場合は光沢が高くなる。連続通紙で
分離できなくなり、紙詰まりが起きるなど、画質という
意味以外で問題となる。)。すなわち光沢を通常状態に
するためには定着温度を上げることになる。また、折り
曲げ時のはがれなどに代表される未定着画像も避けなく
てはならない。このような理由により、下限値は決定さ
れる。本実施の形態の場合150℃である。また上限値
であるが、高温オフセットと及ばれる定着ローラにトナ
ーが持っていかれてしまう現象を回避すること、寿命
(ゴム表層であるため、耐熱性には限界があり、液状化
現象が起きてしまう)とのバランスが重要な点、さらに
定着部周辺機器への影響を考え、本実施の形態では22
0℃という設定にした。なお、定着温度150〜220
℃の値は、一例を示したにすぎず、あくまでも実機デー
タ(定着ローラの材質、定着部周囲状況など)に基づい
て決定されるべきである。また、光沢度は濃度によって
も変化する。その一例を図7(b)に示す。
【0068】以上のように、定着温度を変更させ、出力
された上記再出力サンプルと、ターゲットサンプルの光
沢を比較する(S409)。比較作業が完了し、光沢が
一致(S410)するのであればOKボタンを、NGで
あれば上記フローを繰り返す(S406〜S410)。
なお、キャンセルボタンが押された場合には、このVG
Cモードを実行する直前の定着条件を通常状態として採
用する。つまり、変更は行わない。
【0069】図5はテストチャート50の構成を示して
いる。テストチャート50を定着条件でコントロールで
きるのは、主にトナーが乗っている部分であり、ハイラ
イト部〜中間調部では差がわかりにくい。そこで、テス
トチャート50は、以下の条件で作成している。
【0070】(1)Red(Yellow、Magen
ta各100%)、Green(Cyan、Yello
w各100%)、Blue(Cyan、Magenta
各100%)の各色1パッチとし、シンプルな構成で比
較し易いようにしている。 (2)大面積のパッチを採用(5cm×5cm)し、比
較をし易いようにしている。 (3)各パッチの間隔を広くし(2cm間隔)、隣のパ
ッチが評価に影響を与えないようにしている。 (4)縦に3パッチ並べ、隣にターゲットを置いて比較
しやすいようにしている。 (5)各パッチに伝わる熱が同じ条件になるようにし、
定着ローラの副走査ムラ、光沢ムラを低減している。
【0071】上記のように、パッチは3色であるため、
3色の光沢を比較することになるが、入力はその3つの
印象を考慮した光沢比較結果を操作部300に入力し、
通常出力時の定着温度を変更する。
【0072】このようなフローを行うことによって、コ
ストをかけず、適正な品質の光沢感を維持することがで
きる。
【0073】〔第2の実施の形態〕図8は、クラスタプ
リンティングシステムに本発明を適用した第2の実施の
形態を示す。このシステムは、上記した本発明の画像形
成装置(プリンタ)を、1JOB複数台出力、所謂、ク
ラスタプリンティングシステムとしたものである。この
クラスタプリンティングシステムは、複数のプリンタ8
1〜85をプリンティングサーバー86に接続して構成
されている。NWはネットワークである。クラスタプリ
ンティングでは、1JOBを複数台で出力するため、プ
リンタ間の差が大きな課題となる。ICCプロファイル
のフロー(デバイスに依存した色空間とデバイスに依存
しない色空間とのカラーマッチング)を採用し、接続さ
れたプリンタ81〜85のそれぞれにICCプロファイ
ル87〜91を用意することによって、色再現の課題は
ほぼ解決することができる。
【0074】しかしながら、画質に寄与する項目は、色
だけではなく特に光沢に関しては、出力物の第一印象に
つながるため、機体間に光沢差が生じたのではクラスタ
プリンティングに使用することができない。よって、グ
ロス機体間差を最小に抑えることが、本実施の形態の目
的となる。
【0075】画像形成装置(プリンタ81〜85)のそ
れぞれの構成は、第1の実施の形態と同じであるため、
ここでは説明を省略する。本実施の形態におけるクラス
タプリンティングシステムでは、親機を一台選定する。
クラスタプリンティンサーバー86に接続されている画
像形成装置(プリンタ81〜85)の全てが、第1の実
施の形態に示したようなVGCができればよいが、それ
ができない画像形成装置でも、親機にすることはでき
る。ここで親機と称しているものは、グロスターゲット
機という意味である。
【0076】クラスタプリンティングシステムにおける
色変換のフローは、ICCの定義するCMS(カラーマ
ネージメントシステム)に沿って行われている。上記の
ようなクラスタプリンティングの場合、ターゲットとな
るCMYKは、DDCPや印刷機をターゲットにするこ
とが多い。もちろん、グロス時と同様に親機をターゲッ
トにしてもかまわないが、ユーザがその親機の色再現
性、階調性などと考慮してCMYK画像を作成しなけれ
ばならず、このようなフローはあまり行われていない。
【0077】また、グロスのターゲットである親機を設
定した理由であるが、ターゲットとなる印刷機、DDC
Pのグロステストチャートを出力し、比較できる環境が
あればグロスマッチングは可能だが、すべてのユーザで
できることではない。また、クラスタプリンティングに
おける重要な点は、第一に機体間差をなくすことであ
る。ICCの仕組みを使えば、それぞれの画像形成装置
(プリンタ81〜85)のICCプロファイル87〜9
1を作成し、それぞれターゲットに合わせ込むことで結
果的に機体間差は生じにくくなるが、グロスにおけるI
CCプロファイルのようなフローはまだないため、本実
施の形態では、機体間を最小に、クラスタプリンティン
グの仕様に合うように親機を設定することとした。
【0078】もちろん、VGCができない画像形成装置
をターゲットにすることも可能であることから、デバイ
ス供給元は、第1の実施の形態で用いたテストチャート
をCD−ROM、FD(フロッピー(登録商標)ディス
ク)、PCカード等の記憶媒体に用意し、ユーザに提供
することが望ましい(VGC搭載機には、記憶部にテス
トチャートが記憶されており、操作部でVGCが選択さ
れたら、プリンタ部に対しCMYK信号を送る仕組みに
なっている)。
【0079】クラスタプリンティング時に機体間のグロ
スをあわせたいユーザは、まず親機を設定する。親機
は、上記記憶媒体からPC(パーソナルコンピュータ)
等で読み込まれたテストチャートを通常の定着条件でプ
リントアウトする。上記親機からのプリントアウト画像
が、第1の実施の形態のターゲットとなる。
【0080】出力された親機のテスト画像は、クラスタ
プリンティングサーバーに接続されているVGCが実行
可能な画像形成装置とのグロスマッチング作業に入る。
上記VGCが実行可能な画像形成装置は、VGCを実行
し、テストチャートを出力させる。上記テストチャート
と、上記親機から出力されたテストチャート(ターゲッ
ト)を比較し、ターゲットのグロスとなるよう定着条件
を変更させる。この定着条件変更フローは第1の実施の
形態と同様であるため説明を省略する。また、3台以上
接続されていたら、同様に、上記親機から出力された上
記テストチャートを使ってVGCを実行し、親機のグロ
スに合わせる。
【0081】以上のようなフローを実行することによっ
て、クラスタプリンティング時に重要なプリンタ間のグ
ロスの差を抑えることができる。
【0082】なお、本実施形態では市場で主流になりつ
つあるICCプロファイルを例にとって説明を行った
が、ICCプロファイルを使ったカラーマネージメント
に限定したものではない。他の色変換プロファイルを用
いてもクラスタプリンティングは実現する。
【0083】その他の色変換プロファイルとしては、Ad
obe社が提唱したPostScriptのレベル2から採用されて
いるCRD(Color Rendering Dictionary)やPhotosho
p内の色分解テーブル、墨版情報を維持するEFI社のColo
rWise内CMYKシミュレーションなどがある。基本的には
一次元または多次元LUT(ルックアップテーブル)が
ベースとなった色変換プロファイルである。
【0084】〔第3の実施の形態〕次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。本実施の形態の構成
は、上記第1の実施の形態と変わらない。ここでは、定
着温度が規定の範囲内でコントロールできなかった場合
について説明する。
【0085】第1の実施の形態で説明したように、グロ
スコントロール(CAL)パラメータ、定着温度150
℃〜220℃の範囲を利用して、定着部材の劣化を画像
に表さないよう補正を行っているが、劣化の度合いがひ
どいものに関しては、上記範囲ではコントロールできな
い場合もある。このよう場合、以下のようなグロスコン
トロールパラメータを変更する仕組みにしたのが、本実
施の形態である。グロスコントロールパラメータは、定
着ローラ加圧力、定着スピード、塗布量コントロール、
塗布オイル温度である。
【0086】図9は、第3の実施の形態における定着ロ
ーラ51と加圧ローラ52の近傍の構成を示している。
芯金51aを中心に回転する固定された定着ローラ51
と、芯金52aを中心に回転する加圧ローラ52とがあ
り、加圧ローラ52には、軸受け43および軸受け支持
台44を介して、定着圧力を規制するばね45からの所
定の力が作用する。ばね45が発する力は、ばね指示台
46の位置を制御する可変カム47によって制御され
る。
【0087】また、定着スピードを遅くすると、トナー
に伝わる熱容量が増えるため、よりトナーを溶かす、す
なわちグロスが高くなる。さらに、オイル塗布量を減ら
すことで、定着ローラの熱がオイルに伝わることをなる
べく少なくするため、トナーに伝わる熱容量が増え、グ
ロスが上がる。上記のようにオイルは熱を持っていって
しまう性質があるため、最初から塗布用オイルの熱を上
げる手法もある。これらは既知の技術であり、このよう
なグロスコントロールパラメータを使って定着温度では
コントロールできなかったVGCを行ってもよい。
【0088】本実施の形態では、定着温度220℃を超
えなければならない場合、加圧力でコントロールするこ
とにした。定着における加圧力のコントロールは図9に
示すような変心カムを用意し、加圧力をコントロールす
る。
【0089】以上説明したように、本実施の形態では、
一つのグロスコントロールパラメータで補正しきれなか
ったグロスを、他のグロスコントロールパラメータで補
正を行うことにより、よりグロスCALの実行範囲の広
がる画像形成装置を提供することができる。
【0090】上記各実施の形態において、VGCのター
ゲットは、その画像形成装置もしくは親機となる画像形
成装置から出力されたテストチャートを用いる手段を説
明したが、印刷機、DDCP、印画紙出力物、IJ(イ
ンクジェット)などの出力機器、および記録媒体からの
出力物を用いてもかまわない。
【0091】また、ターゲットとなるテストチャートの
耐久性も考えて、タイル、ガラス板、プラスチック板等
を用いてVGCを行ってもかまわない。
【0092】デバイス会社が様々なターゲットを用意
し、印刷グロスシミュレーション、DDCPグロスシミ
ュレーション、印画紙グロスシミュレーションなどを行
わせることも可能である。つまり、通常状態のグロスに
戻すことだけではなく、ユーザが意図するターゲットの
グロスシミュレートが可能となる。このようなフロー
は、第2の実施の形態でも述べたように、ユーザがそれ
ぞれターゲットとなる印刷機、DDCPなどのテストチ
ャートを用意することは難しいことから、デバイス供給
会社が複数のターゲットを用意することが望ましい。も
ちろん、ユーザがテストチャートを何らかのデバイスを
使って出力し、それをターゲットとすることもできる。
【0093】さらに、上記定着制御パラメータで補正が
不可能であった場合(印刷における鏡面光沢紙でのシミ
ュレーション、印画紙など)、ベースの記録媒体を変更
することでグロスマッチングが可能である場合が多いた
め、グロスコントロールパラメータとして紙種を変更す
ることも一つの手段である。実際のフローでは、ターゲ
ットとのグロス比較結果入力画面で上限(定着温度22
0℃)まで調整してしまった場合、「紙種を変更してく
ださい」などの表示を行うことも有効である。そのよう
な構成をよりユーザの作業負担を軽減するために、給紙
部に記録媒体の光沢度を検知する紙種センサを搭載し、
自動制御することも有効である。この一例を図10に示
す。
【0094】図10に示すように、紙種センサ70は、
記録材(転写紙)Sの上面から光学的手段等により紙種
を検出する。紙種センサ70は、記録材カセット7a内
に設置されたセンサホルダ71に取り付けられており、
このセンサホルダ71は紙種センサ70が記録材Sの枚
数の変化に応じて追従できるように昇降可能な機構を有
している。
【0095】また、メンテナンス性については、ターゲ
ットがその画像形成装置で出力したもので、同様の紙種
を使用し、定着温度でVGCが行えない場合は、定着部
材の劣化が末期にきていることが考えられる。このよう
な現象が起きた場合には、操作部に“サービスマンを呼
んでください”と表示させ、メンテナンスを行わせるこ
とが望ましい。また、遠隔診断装置を設け、VGCが実
施できないことを感知し、サービス拠点にその旨の情報
を送信することで、よりユーザビリティーの富んだ画像
形成装置を提供することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る請求
項1記載の発明は、予め用意された光沢基準画像と使用
時点で出力された出力画像との比較を操作者の目視等に
より行い、その結果を出力条件に反映させ、以降の出力
画像が適正になるようにしたことにより、定着関連部材
が劣化を起こしたとしても、定着部材の耐久や記録材の
素材の違いにより発生する画像のグロス差を低コストで
最適にできるようになる。
【0097】本出願に係る請求項2記載の発明は、予め
用意された光沢基準画像と記憶手段に記憶されている通
常出力条件により出力された出力画像との比較がなさ
れ、その比較結果に基づいて光沢基準画像の光沢に合致
するように調整手段により出力条件が調整され、この調
整結果に基づいて通常出力条件の変更が行われ、次回の
出力画像からは光沢基準画像に近い画像が得られるよう
にしたことにより、定着関連部材が劣化を起こしたとし
ても、低コストで通常状態のグロスにすることができ、
より高安定な画像形成装置の提供が可能になる。
【0098】本出願に係る請求項3記載の発明は、調整
手段出力による調整結果が達成されるように通常出力条
件を変更することが通常出力条件変更手段により行えな
かったとき、制御手段によりサービスマンコール或いは
エラー表示が行われるようにしたことにより、操作者は
迅速な対応をとることができ、また、使用不能日時を短
縮することができる。さらに、メンテナンス性が向上
し、不必要なパーツ交換の防止によるコスト低減および
廃棄物の抑制が可能になる。
【0099】本出願に係る請求項4記載の発明は、調整
手段出力による調整結果が達成されるように通常出力条
件を変更することが通常出力条件変更手段により行えな
かったとき、遠隔診断手段によって自動的にサービス拠
点に状況の通報が行われるようにしたため、メンテナン
スサービス等を迅速に受けることが可能になる。さら
に、不必要なパーツ交換を防ぎ、コスト低減および廃棄
物の抑制を図ることができる。
【0100】本出願に係る請求項5記載の発明は、出力
光沢制御手段が、複数のパラメータ、記録媒体の種類の
判別結果のうちの1つ以上の条件を用いて記録媒体の出
力光沢特性を制御できるようにしたため、出力光沢特性
を所望の特性に制御することができる。
【0101】本出願に係る請求項6記載の発明は、光沢
基準画像を、印画紙写真、印刷物、電子写真方式出力
物、IJ出力物、タイル、ガラス板、プラスチック板の
いずれかに形成するようにしたことにより、多様な記録
材や仕様用途に対応することができる。
【0102】本出願に係る請求項7記載の発明は、出力
光沢制御の条件に用いる記録媒体の種類の判別を操作者
の操作部からの入力設定を用いることにより、操作者の
意思を反映した条件にすることができる。
【0103】本出願に係る請求項8記載の発明は、給紙
部に記録媒体をセットするのみで紙種センサにより紙種
が検出されるようにしたことにより、記録媒体の種類判
別を自動的に行うことができる。
【0104】本出願に係る請求項9記載の発明は、画像
形成装置を複数台とし、これらを色変換プロファイルを
介して共通のサーバーに接続して1ジョブ複数台出力の
クラスタプリンティングシステムを形成し、複数台の画
像形成装置の内の1台を親機として選択し、この1台に
他の画像形成装置の色変換プロファイルを合わせ込む構
成にしたことにより、画像形成装置の相互間の光沢に関
する差異が小さくなるようなグロスマッチングが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を示す側面断面図であ
る。
【図2】本発明の画像形成装置の定着部の側面断面図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態の画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の処理および本発明
方法を説明するフローチャートである。
【図5】本発明に係る光沢ターゲットテストチャートで
ある。
【図6】本発明に係る光沢調整画面の操作部を示す図で
ある。
【図7】本発明に係る濃度と光沢度及び温度と光沢度と
の関係を示す特性図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態としてのクラスタプ
リンティングシステムを示す構成図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における定着加圧力
に関する構成図である。
【図10】本発明に係る紙種検知センサの構成図であ
る。
【図11】従来のレーザビームプリンタの定着部側面断
面図である。
【図12】光沢度計の概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 コロナ帯電器 3 像露光装置 4 現像装置 4C,4M,4Y,4K 現像器 5 転写装置 7 前露光ランプ 7a,7b,7c 記録材カセット 32 露光ランプ 35 フルカラーセンサ(画像読取り手段) 36 画像処理部 37 記憶手段 50 テストチャート 70 紙種センサ 81〜85 プリンタ 86 プリンティングサーバー 87〜91 ICCプロファイル 106 CMM(カラー・マネージメント・モジュー
ル) 110 CPU 200,P プリンタ部 210 CCD 209 画像処理部 300 操作ディスプレイ R リーダ部 S 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 107 G03G 15/20 107 109 109 21/00 396 21/00 396 Fターム(参考) 2C061 AQ06 KK18 KK25 KK26 KK35 2H027 DA12 DA50 DC02 EA12 EA18 EB04 EC06 EC19 EF06 EF12 EJ13 EJ15 GA01 GB07 ZA08 ZA09 2H030 AA02 AD04 AD16 2H033 AA01 AA11 BA30 BA42 BA46 BB34 BB37 CA07 CA16 CA30 CA39 CA40 CA48

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の通常出力条件を記憶し、この
    記憶された出力条件に基づいて出力された出力画像と予
    め用意された光沢基準画像とを目視で比較し、 上記比較結果に基づいて、前記光沢基準画像の光沢に合
    致するように出力条件を調整し、 上記調整結果に基づいて通常出力条件を変更することを
    特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 電子写真方式、静電記録方式、またはレ
    ーザビーム方式により複写やプリントを行う画像形成装
    置において、 記録媒体の出力光沢特性を制御する出力光沢制御手段
    と、 上記記録媒体の通常出力条件を記憶している記憶手段
    と、 予め用意された光沢基準画像と上記記憶手段に記憶され
    ている通常出力条件で出力された出力画像とを目視で比
    較し、この比較結果を入力する比較結果入力手段と、 この比較結果入力手段に基づいて上記光沢基準画像の光
    沢に合致するように出力条件を調整する調整手段と、 上記調整手段の結果に基づいて前記通常出力条件を変更
    する通常出力条件変更手段を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記通常出力条件変更手段は、上記調整
    手段の結果を満足する変更ができなかったとき、サービ
    スマンコール或いはエラー表示を行う制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記通常出力条件変更手段は、上記調整
    手段の結果を満足する変更ができなかったとき、サービ
    ス拠点に状況を通報する遠隔診断手段を備えることを特
    徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記出力光沢制御手段は、定着温度、定
    着加圧力、定着スピード、オイル塗布量、オイル温度の
    各パラメータ、および記録媒体の種類の判別結果の内の
    少なくとも一つを使用して制御を行うことを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記光沢基準画像は、印画紙写真、印刷
    物、電子写真方式出力物、IJ出力物、タイル、ガラス
    板、またはプラスチック板に形成されていることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記出力光沢制御手段は、上記記録媒体
    の種類の判別結果を操作部からの入力設定に基づいて取
    得することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記出力光沢制御手段は、上記記録媒体
    の種類の判別結果を給紙部に設けられた紙種センサの検
    出信号に基づいて取得することを特徴とする請求項5記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記画像形成装置は複数台からなり、そ
    れぞれが色変換プロファイルを介して共通のサーバーに
    接続されることにより1ジョブ複数台出力のクラスタプ
    リンティングシステムを形成し、上記複数台の画像形成
    装置の内の1台がグロスターゲットとして用いられるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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