JP5196989B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を利用した、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。より詳細には、本発明は、原稿と出力物に使用する紙種が異なる場合に、出力物の光沢を原稿に忠実に行う画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置においては、感光体を帯電し、レーザ光による像露光を行い、これを現像する、いわゆる電子写真方式のレーザプリンタが知られている。このようなレーザプリンタは画像品質が高く、高速である等の長所を持っており、例えば、複写機等の出力装置や通常のプリンタとして一般に広く用いられている。
図14は、従来の画像形成装置におけるカラー画像読取装置の概略構成図である。操作部のコピーキー(不図示)が押下されると、光源503が原稿501を照射する。原稿501からの反射光は、結像素子アレイ504、赤外カットフィルタ505を通過し、CCD(密着型CCDカラーセンサ)506上に結像される。CCD506には、画素ごとにR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各フィルタが規則正しく取り付けられている。
光学系ユニット507は、矢印C方向へ移動しながら、順次に原稿台502上の原稿501を走査していく。光学系ユニット507が原稿501を走査することで、CCD506により原稿のカラー画像が読み取られる。
しかし、原稿のカラー画像を読み取り、記録紙上に忠実に再現できたとしても、記録紙の厚さや紙質が原稿のものと異なると、出力された画像の濃度や色味は、原稿と異なってしまうという問題がある。
そこで、原稿の厚さを検知して、原稿の厚さに合った記録紙を選択することで、原稿画像を忠実に再現させる画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−000746号公報
しかしながら、近年では、さらに原稿に忠実な再現が要求されており、濃度や、色のみでなく光沢度(JIS規格で規定される。以下、グロスという場合もある。)をもできるだけ原稿に忠実に再現することが求められてきている。特に、電子写真方式の画像形成装置を用いた場合、記録紙上にトナーが多く転写されたところ(高濃度部)は一般的に光沢度が高くなる。
一方、記録紙上にトナーがいない所(非画像部)では光沢度が低いため、記録紙として主に用いられる上質紙の場合、高濃度部と非画像部では光沢度に大きな差が生じてしまう。
光沢度の忠実再現が求められる原稿としては、写真プリントで出力された写真やポスターなどのグラフィック系の画像である。これらの画像は、光沢度の高い紙が使用されることが多いため、非画像部においても光沢度が高く、この原稿を用いてプリントを行うと、光沢度の観点では、忠実再現とはいえない結果になっていた。
この問題を解決するには、原稿に合わせた記録紙を用意すればよいが、光沢度の高いコート紙は高価であり、また原稿に合わせて多種の記録紙を用意するためには、記録紙の保管場所が多く必要になり、コストの面で問題がある。
そこで、本発明は、原稿上の非画像部の光沢度を検知し、原稿と出力物の光沢度が均一になるように無色トナーを用いることで、大幅なコストアップを必要とせずに原稿の光沢度の忠実な再現を行う画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた画像情報に応じて、記録紙に有色トナー及び無色トナーで画像を形成する画像形成手段と、原稿上の非画像部を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記非画像部における原稿の光沢度を検知する第1の検知手段と、記録紙の光沢度を検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段により検知された原稿の前記非画像部における光沢度及び前記第2の検知手段により検知された記録紙の光沢度に応じて、前記画像形成手段による無色トナーの画像形成条件を決定する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記無色トナーの画像形成条件を決定するにあたり、原稿上の画像部における光沢度を使用しないことを特徴とする。
本発明によれば、原稿上の非画像部の光沢度を検知し、原稿と出力物の光沢度が均一になるように無色トナーを用いることで、大幅なコストアップを必要とせずに原稿の光沢度の忠実な再現を行う画像形成装置を提供することができる。
以下、添付図面に示す本発明の実施形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、画像形成装置200の概略を示す縦断面図である。この画像形成装置200は、中間転写体を用いたデジタル方式の電子写真画像形成装置である。以下、この画像形成装置200の詳細を説明する。
画像形成装置200には、矢印X方向に走行する無端状の中間転写ベルト81が配設されている。給紙カセット60収納された記録紙Pは、ピックアップローラ30により1枚ずつ給紙され、搬送ローラ28により同図左方に搬送される。
画像形成部150は、回転可能に配置された感光ドラム1、帯電ローラ2、レーザ露光装置3、現像装置4、中間転写ベルト81のクリーニング装置5、1次転写ローラ6、感光ドラム1のクリーニング装置7等を備えている。記録紙Pは、搬送ローラ28により搬送されながら、画像形成部150により記録紙P上にトナー像が転写される。
図2は、画像形成部150の詳細を示す縦断面図である。感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性基体1bと、その外周に形成された光導電層1aを基本構成とする円筒状の電子写真感光体である。その中心には支軸1cを有し、この支軸1cを中心として矢印R1方向に、不図示のモータによって回転駆動されるようになっている。感光ドラム1aの周囲には、帯電ローラ2、現像装置4等のプロセス機器が配置されている。
帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面に接してこの表面を所定の極性、電位に一様均一に帯電するローラである。帯電ローラ2は、中心に配置された導電体ローラ(芯金)2cと、その外周に形成された導電層2bとからなり、芯金2cの両端部が不図示の軸受部材によって回転自在に支持されるとともに、感光ドラム1に対して平行に配置されている。両端部の軸受部材は、不図示の押圧手段によって感光ドラム1向けて付勢されており、これにより、帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定の押圧力を持って圧接されている。
帯電ローラ2は、感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って矢印R2方向に従動回転する。帯電ローラ2の芯金2cには、電源10に接続された電気接触子に接触されている。帯電ローラ2は、電源10によってバイアス電圧が印加され、これにより、感光ドラム1表面を一様均一に接触帯電するようになっている。
帯電ローラ2の下流側に配置された現像装置4は、回転軸120を中心にR4方向に72°ずつ回転することで、現像器を4a、4b、4c、4d、4eの順番に感光ドラム1の対向位置に移動させることができる。この動作により感光ドラム上に順次トナー像を形成していく。ただし、現像器を感光ドラム1の対向位置に移動させる順番は、4a、4b、4c、4d、4eの順番でなくてもよい。例えば、4e、4a、4b、4c、4dの順番でもよい。
以下、現像器4aを例に挙げて現像装置4について説明する。他の現像器4b〜4eについては、現像器4aと同様の構成であるので説明を省略する。
現像器4aは二成分現像剤を収容した現像容器116を有し、現像容器116の感光ドラム1に面した開口部内に現像スリーブ111が回転自在に設置されている。現像スリーブ111内には、現像剤を担持させるマグネットローラ112が、現像スリーブ111の回転に対して非回転に固定配置されている。
現像スリーブ111の上方位置には、現像スリーブ111上に担持された現像剤を規制して薄層の現像剤層を形成する規制ブレード115が設置されている。現像容器116内には、その略下半部に仕切り壁117により区画された現像室R1及び撹拌室R2が設けられている。
現像剤119は、トナーと磁性体であるキャリアとを主体としてなっており、トナーは負帯電性であり、キャリアは正帯電性である。先ず、現像スリーブ111の回転に伴いマグネットローラ112の磁極によって現像室R1内の現像剤が汲み上げられ、現像スリーブ111上に担持される。その現像剤はマグネットローラ112の回転により搬送され、それまでの搬送過程においてトナーが負に帯電されると共に、現像剤が現像スリーブ111に対し垂直に配置された規制ブレード115により規制され、薄層の現像剤層に形成される。
薄層の現像剤層に形成された現像剤は、感光ドラム1と対向した現像領域へ搬送されると、マグネットローラ112の現像領域に位置された現像主極の磁気力によって穂立ちし、現像剤の磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシが感光ドラム1の面上を擦ると共に、バイアス電源121が現像スリーブ111に現像バイアス電圧を印加する。これにより、磁気ブラシの穂を構成するキャリアに付着しているトナーが静電潜像の可視部(レーザ光による露光部)に付着して現像が行われ、感光ドラム1上にトナー像が形成される。感光ドラム1の下方には、1次転写ローラ6が配設されている。
1次転写ローラ6は、両端部が不図示のスプリング等の押圧部材によって感光ドラム1に向けて付勢されており、これにより1次転写ローラ6の導電層6bは、所定の押圧力で感光ドラム1側に中間転写ベルトを挟み込むように圧接され転写ニップ部Nが形成される。
他の現像器4b、4c、4d、4eは、現像器4aと同様の構成を備えており、これら現像器4a、4b、4c、4d、4eの異なる点は、それぞれがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリア(無色)の各色のトナー像を形成する点である。
各現像器4a、4b、4c、4d、4eにはそれぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーおよびクリアトナーが収納されているものとする。イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、及びブラックトナーは有色トナーであり、クリアトナーは無色トナーである。
原稿のイエロー成分色による画像信号がポリゴンミラー(不図示)等を介して感光ドラム1上に投射されて静電潜像が形成され、これに現像器4aからイエロートナーが供給されて静電潜像がイエロートナー像となる。このトナー像が感光ドラム1の回転に伴って、感光ドラム1と中間転写ベルト81とが当接する転写ニップ部Nに到来すると、1次転写ローラ6に印加される転写バイアスによって、前記イエロートナー像が中間転写ベルト81へ転写される。次に、現像装置4は回転軸120を中心にR4方向に72°回転し、現像器4bを感光ドラム対向位置に移動させる。そして、前記と同様の方法で感光ドラム1上に形成されたマゼンタトナー像が、イエロートナー像上へ転移される。
同様に、シアントナー像、ブラックトナー像、クリアトナー像が前述のトナー像に重畳転写される。給紙カセット60から給紙された記録紙Pは、搬送ローラ28により搬送され、2次転写部40に印加される転写バイアスによって上述の5色のトナー像が転写される。
図3は、2次転写部40の詳細な構成を示す図である。2次転写部材は、中間転写ベルト81の内側に位置する2次転写内ローラ41と外側に位置する2次転写外ローラ42からなる。2次転写内ローラ41あるいは2次転写外ローラ42のいずれかに転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト81上のトナーが2次転写部を通過する記録紙Pに転写される。
2次転写外ローラ42は、中間転写ベルト81に対して着脱可能である。2次転写外ローラ42は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアのトナー像を中間転写ベルト上に重畳形成しているときには脱状態になっていて、中間転写ベルト上のフルカラートナー像を記録紙Pに転写するときに着状態となる。
2次転写部下流には、クリーニング装置5が配置される。クリーニング装置5内のクリーニングブレードは、中間転写ベルト81上に残留したトナーを除去する。2次転写部を通過した記録紙Pは定着装置9に送られ、記録紙P上のトナー像に熱と圧をかけることで加熱定着される。
図4は、定着装置9の詳細な構成を示す図である。本実施形態での定着装置9は、熱ローラ方式の定着装置であり、定着ローラ92と加圧ローラ93により構成されている。また、定着装置9は、定着ローラ92と加圧ローラ93のニップ部で記録紙Pの搬送を行うと同時に、熱と圧力によってトナーを記録紙Pに定着させる。定着ローラ92は、ハロゲンランプヒータ91を内包する円筒状芯金92aの表面にシリコーンゴム層92bを有し、さらにその表面にPFAチューブ層92cが被覆されている。
加圧ローラ93は、ローラ軸93a上の表面にシリコーンゴムからなる成形スポンジ層93bを有し、さらにその表面にPFAチューブ層93cが被覆されている。加圧ローラ93は定着ローラ92に加圧されている。定着ローラ92には不図示のサーミスタが接触又は非接触に配設されている。このサーミスタが検知した温度情報に基づき、温度調節回路がハロゲンランプヒータ91への電圧を制御することにより定着ローラ92の表面の温度調節を行っている。
図5は、画像読取装置300の概略構成図である。操作部のコピーキー(不図示)が押下されると、画像形成のための準備工程であるプレスキャン工程が始まり、光源303、308が、原稿台302上に載置された原稿301を照射する。光源303による原稿301からの反射光は、結像素子アレイ304、赤外カットフィルタ305を通過してCCD(密着型カラーセンサCCD)306上に到達し、結像される。
一方、光源308による原稿301からの反射光は、結像素子アレイ309を通過してCCD(密着型単色センサCCD)310上に到達し、結像される。光学系ユニット307は、図5中、矢印C方向に移動しながら、順次に原稿台302上の原稿301を走査していく。そして、CCD306にて読み取られた画像情報を基に、原稿範囲が決定される。
図6は、CCD306の詳細構成を示す図である。CCD306には、画素ごとにR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各フィルタが規則正しく取り付けられている。原稿301の走査に伴って、CCD306からの電気信号は、図7に示す信号処理回路により処理される。
図7は、CCD306からの信号を処理する画像読取装置300の制御ブロック図である。この図において、6B、6G、6Rは、それぞれ図6に示したCCD506上のB、G、R各素子からの信号を表している。このB、G、Rの各信号は、A/D変換回路311および濃度変換回路312に導入され、デジタル信号形態の信号Y1、M1、C1に変換される。黒抽出UCR回路313は、この信号Y1、M1、C1に対し黒抽出およびUCR(下色除去)処理を行い、信号Y2、M2、C2、Bk2を生成する。
次に、色補正回路314は、このY2、M2、C2、Bk2信号に対し、CCD506の色分解フィルタや画像形成部の使用する色材の分光分布を補正するための演算処理を行う。CPU100は、色補正回路314により生成された信号Y3、M3、C3、Bk3をRAM102に記憶する。RAM102に記憶された画像信号を元に画像形成が行われる。
図8は、CCD310からの信号を処理する画像読取装置300の制御ブロック図である。グロス値変換回路320は、CCD310からの信号に基づいて原稿からの反射光をグロス値(光沢度)に演算する。CPU100は、グロス値変換回路320により演算された各画素でのグロス値をRAM102に記憶する。
図9は、画像読取装置300で読み取る原稿画像の一例である。この図に示されるような原稿の場合には、CPU100は、原稿の白色部(非画像部)のみのグロス値を読み出し、そのグロス値の平均値を原稿のグロス値としている。
CPU100は、CCD306による原稿画像の読取結果に基づき、原稿の画像部/非画像部を判別する。すなわち、CPU100は、RAM102にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号が記憶されているため、この情報に基づき原稿の画像部/非画像部を判別する。CPU100は、非画像部であると判別した領域のグロス値をRAM102から読み出すことで、非画像部のグロス値を特定する。
ただし、CCD306の読み取りのS/N比や図7に示したような信号処理によって、原稿に画像がない領域においても、画像信号値は0ではなく、ある程度の値を持つことがある。この場合、原稿に画像がない場所でも画像信号があると判断されてしまい、出力物上に微量のトナーが現像されてしまうため、原稿に対して忠実に再現できないだけではなく、出力物の質感も悪化してしまう。そこで、本実施形態では、画像信号が小さい領域では、画像信号があっても画像形成を行わないようにしている。
本実施形態では、RAM102に記録されている各色の画像信号は8ビットで記録されており、画像信号は0〜255の間である。本実施形態では、画像信号が0〜10については原稿には画像がないと判断して、各色について画像信号が0〜10については、画像信号を0に変換して画像形成を行っている。この画像信号を0に変換する範囲は、本実施形態では0〜10としたが、他の値でも構わない。この値の範囲は、画像読取装置300の性能によって異なるので、原稿の非画像部と出力物の非画像部で差が判別できない所に設定することが望ましい。しかし、画像信号を0に変換する範囲を拡大しすぎると(例えば、0〜30に設定する)、原稿のハイライト部(低濃度部)の画像が抜けてしまうので、原稿の忠実再現を損なう結果になりうるため注意が必要である。
本実施形態では、CPU100は、RAM102に記録された画像データの中で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックすべての画像信号が0〜10である画素を非画像部とする。そして、CPU100は、RAM102に記録されたグロス値データより非画像部のみのグロス値データを読み出し、この読み出されたグロス値の平均値を算出し、この平均グロス値GmをRAM102に記録する。
CPU100は、グロス値Gmを算出すると共に、予めROM101に記憶されている記録紙Pのグロス値Goを読み出し、GmとGoの差分を求めることで、クリアトナーを用いた画像形成条件を決定する。
ROM101には、記録紙の種類(上質紙、グロスコート紙、マットコート紙等)と坪量の領域に対応するグロス値Goのテーブルが記憶され、画像形成装置200上の操作部(不図示)には、記録紙の種類と坪量の領域の選択画面が表示される。ユーザにより、操作部から記録紙の種類及び坪量が選択されることで、CPU100は記録紙Pの種類を判別し、この種類に対応するグロス値Goを読み出す。ここで、坪量の領域は、例えば、181〜209gsmは同一領域とし、上質紙で坪量が181〜209gsmの記録紙Pは、同一のGoになる。
GmとGoの差分より、原稿と記録紙のグロス差がわかる。本実施形態では、原稿301にOji Paper SA kinfuji+209(坪量:209gsm)、記録紙PにOji Paper OK Prince Joshitsu 209(坪量:209gsm)を用いた。この場合、Gm=30.0、Go=8.0であった。
図10は、記録紙P上のクリアトナーのり量と定着後のグロス値の関係を示す図である。図10のグロス値は、定着後の記録紙Pについて画像読取装置300を用いてグロス値を測定した結果である。グロス値:8.0の記録紙Pのグロス値を30.0までにするのは、記録紙P上のクリアトナーのり量を0.5mg/cmにする必要がある。
記録紙P上に0.5mg/cmのクリアトナーをのせるためには、1次/2次転写の転写効率を考慮して、感光ドラム1上に形成するトナー量を決める必要がある。本実施形態では1次転写と2次転写両方のトータル転写効率は約83%であるため、感光ドラム1上に0.6mg/cmのクリアトナーを形成すればよいことがわかる。各画素のクリア成分の画像信号は、他の色と同じく0〜255であり、この画像信号を大きくすることで、感光ドラム1上に多くクリアトナー像を形成することができる。本実施形態では、感光ドラム1上0.6mg/cmのクリアトナーを形成するために必要なクリア成分の画像信号は110である。
本実施形態では、感光ドラム1上に形成するクリアトナー像は画像部全域に等しく行っている。理由としては、画像部においても低濃度部ではグロス値はまだ小さいため、非画像部のみクリアトナーを形成すると、低濃度部のグロスが低いために、かえって光沢度の忠実再現を損ねてしまうためである。
この条件で画像形成を行うと、原稿301の非画像部のグロス値が30.0なのに対して、記録紙Pの非画像部のグロス値は28.8であった。従って、原稿301に対して記録紙Pの光沢度を忠実に再現することができた。
上述のように、原稿301と記録紙Pのグロス値より、感光ドラム1上に形成するトナー量を決めることで、原稿301と記録紙Pのグロス値を合わせることができる。他の紙種についても、クリアトナーのり量とグロス値の変化を調べ、クリアトナー画像形成条件テーブルを予めROM101に記録させることで、他の紙種についても原稿301の光沢度を記録紙Pに忠実に再現することができる。
図11は、第1の実施形態におけるクリアトナー画像形成条件の決定方法を示すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100により実行される。
CPU100は、画像読取装置300において原稿301上を走査することで得られた原稿上の各画素の画像信号とグロス値を検知し、これらをRAM102に記憶する(S1101)。次に、CPU100は、RAM102に記憶された画像信号より、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号がすべて0〜10にある領域を原稿301の非画像部と特定する演算を行う。そして、CPU100は、非画像部と特定した画素をRAM102に記録する(S1102)。
次に、CPU100は、RAM102に記録された非画像部のグロス値データより、非画像部のグロス値の平均値Gmを演算し、RAM102に記録する(S1103)。そして、CPU100は、ROM101に記録されている記録紙の紙種情報より、設定されている記録紙Pのグロス値Goを読み出す(S1104)。
その後、CPU100は、GmとGoの値と、ROM101に記録されているクリアトナー画像形成条件テーブルによって、クリアトナーの画像形成条件、具体的にはクリア成分の画像信号値を決定する(S1105)。画像形成装置200は、ステップS1105で決定されたクリアトナーの画像形成条件に基づいて記録紙Pに画像形成を行う。
(第2の実施形態)
第1の実施形態において、記録紙Pのグロスは紙種設定よりROM101に記録された値を用いたが、実際に記録紙Pのグロスを測定する方が、より確実に記録紙Pのグロス値を知ることができる。そこで、本実施形態では、CCD310を原稿の光沢度を検知する第1の検知手段としてのみならず、記録紙の光沢度を検知する第2の検知手段として機能させるものである。
記録紙Pのグロス値の測定方法は、画像読取装置300を用いて行う。記録紙Pには画像が無いため、画像読取装置300は記録紙P全域のグロス値を測定し、各画素のグロス値の平均値をGoとしてRAM102に記録する。
ROM101には、Goの値に応じて所望のグロス値にするために必要な感光ドラム1上に形成するクリアトナー量条件、具体的クリアトナー作像時の現像設定を示したクリアトナー画像形成条件テーブルを予めROM101に記憶させている。
画像形成時に先程測定した記録紙Pを用いる場合、CPU100は、原稿301の非画像部のグロス値GmとROM101に記録されているGoとから、ROM101に記録されているクリアトナー形成条件を導出して画像形成を行う。この条件で画像形成を行うと、原稿301の非画像部のグロス値が30.1なのに対して、記録紙Pの非画像部のグロス値は29.5であった。従って、第1の実施形態に対して原稿301に対する記録紙Pの光沢度をより忠実に再現することができた。
図12は、第2の実施形態におけるクリアトナー画像形成条件の決定方法を示すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100により実行される。
まず、CPU100は、予め画像読取装置300において記録紙P上を走査することで得られた記録紙Pの各画素のグロス値を検知し、各画素のグロス値データの平均値Goを演算し、RAM102に記録する(S1201)。
次に、CPU100は、画像読取装置300において原稿301上を走査することで得られた原稿上の各画素の画像信号とグロス値を検知し、これらをRAM102に記憶する(S1202)。その後、CPU100は、RAM102に記憶された画像信号より、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号がすべて0〜10にある領域を原稿301の非画像部と特定する演算を行う。そして、CPU100は、非画像部と特定した画素をRAM102に記録する(S1203)。
次に、CPU100は、RAM102に記録された非画像部のグロス値データより、非画像部のグロス値の平均値Gmを演算し、RAM102に記録する(S1204)。そして、CPU100は、RAM102に記憶されているGmとGoの値と、ROM101に記録されているクリアトナー画像形成条件テーブルによって、クリアトナーの画像形成条件、具体的にはクリア成分の画像信号値を決定する(S1205)。画像形成装置200は、ステップS1205で決定されたクリアトナーの画像形成条件に基づいて記録紙Pに画像形成を行う。
(第3の実施形態)
第1及び第2の実施形態では、原稿301の非画像部のグロス値Gmと記録紙Pのグロス値Goの値より、クリアトナーの画像形成条件を定めて画像部全域に対して画像形成を行い、原稿301の光沢度を記録紙Pに忠実に再現している。
しかし、記録紙P上において、高濃度部に対してクリアトナーを載せると、記録紙P上のトナーのり量が多すぎてしまうことがあり定着不良を起こしてしまうことがある。具体的には、定着するトナー量が多過ぎるために定着に必要な熱量が足りずに定着性が悪化し、その箇所のグロスが低下したり、定着後に記録紙Pからトナーが剥れやすくなったりしてしまう。また、クリアトナー量が多い場合は、2次転写部において転写電界不足によるトナーの飛び散り等の転写不良が発生してしまうことがある。
そこで、本実施形態では、記録紙P上にのせる有色トナー量と無色トナー量の合計に限界値を設けることで、熱量不足、トナー剥れ、グロスの低下等の定着不良や、2次転写部におけるトナーの飛び散り等の転写不良を防止する。
本実施形態では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック共に、画像信号が255の場合には、感光ドラム1上に0.6mg/cmのトナーがのるように画像形成を行っている。本実施形態においては、各画素において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色における感光ドラム1に形成されるトナーのり量の合計が所定量以内になるように制御している。具体的には、トナーのり量の合計が1.4mg/cmを超える場合には、1.4mg/cmになるように各色のトナーのり量を均等に下げるために、各色の画像信号を下げて対応している。
クリアトナーを用いる場合においても、使用できる最大トナーのり量は同じである。そのため、本実施形態では、各画素においてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアの各トナーのり量の合計が1.4mg/cmを超える場合には、クリアトナー量のトナーのり量を下げる。つまり、各トナーのり量の合計が1.4mg/cm内に収まるように、クリア成分の画像信号値を変更する。
例として、ある画素のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの合計のトナーのり量が1.0mg/cmで、クリアトナーのり量条件が0.6mg/cmであった場合について説明する。この場合、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアの各トナーのり量の合計が1.6mg/cmとなってしまうので、クリアトナーのり量条件を0.6mg/cmから0.4mg/cmに変更することで、1.4mg/cmにする。
具体的には、感光ドラム1上に0.6mg/cmのクリアトナーを形成するために必要なクリア成分の画像信号は110であるが、そのクリア成分の画像信号値を110から73に変更する。これによって、感光ドラム1上に形成されるクリアトナーのり量を0.4mg/cmにする。
これらの制御を行うことで、高濃度部におけてもトナーのり量過多による画像不良を防止することができる。
図13は、第3の実施形態におけるクリアトナーのり量規制条件の決定方法を示すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100により実行される。
まず、CPU100は、第1又は第2の実施形態の手法でクリアトナーの画像形成条件を決定する(S1301)。次に、CPU100は、ある画素において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアの各画像信号値と、ROM101に記録されている画像信号とトナーのり量の関係を表すデータより、合計トナーのり量を算出する(S1302)。
そして、CPU100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアの各トナーのり量の合計が1.4mg/cmを超えているかどうかを判断する(S1303)。CPU100は、合計トナーのり量が1.4mg/cm以下であると判断した場合は、そのままの条件で画像形成を行う。
CPU100は、合計トナーのり量が1.4mg/cmより多いと判断した場合は、その合計トナーのり量が1.4mg/cm以内になるようにクリアトナーの画像形成条件を変更する(S1304)。画像形成装置200は、ステップS1304で変更されたクリアトナーの画像形成条件に基づいて記録紙Pに画像形成を行う。
以上で説明したように、上記実施形態の画像形成装置によれば、原稿の光沢度検知を行い、原稿と出力物の光沢度が均一になるように無色トナーを用いることで、大幅なコストアップを必要とせずに原稿の光沢度の忠実な再現が可能となる。
画像形成装置200の概略を示す縦断面図である。 画像形成装置200における画像形成部150の詳細を示す縦断面図である。 2次転写部40の詳細な構成を示す図である。 定着装置9の詳細な構成を示す図である。 画像読取装置300の概略構成図である。 CCD306の詳細構成を示す図である。 CCD306からの信号を処理する画像読取装置300の制御ブロック図である。 CCD310からの信号を処理する画像読取装置300の制御ブロック図である。 画像読取装置300で読み取る原稿画像の一例である。 記録紙P上のクリアトナーのり量と定着後のグロス値の関係を示す図である。 第1の実施形態におけるクリアトナー画像形成条件の決定方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるクリアトナー画像形成条件の決定方法を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるクリアトナーのり量規制条件の決定方法を示すフローチャートである。 従来の画像形成装置におけるカラー画像読取装置の概略構成図である。
符号の説明
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 レーザ露光部
4 現像装置
5 クリーニング装置
6 1次転写ローラ
7 クリーニング装置
9 定着装置
10 電源
28 搬送ローラ
30 ピックアップローラ
40 1次転写部
60 給紙カセット
81 中間転写ベルト
100 CPU
101 ROM
102 RAM
200 画像形成装置
300 画像読取装置
301 原稿
302 原稿台
303 光源
304 結像素子アレイ
305 赤外カットフィルタ
306 CCD
307 光学系ユニット
308 光源
309 結像素子アレイ
310 CCD
320 グロス値変換回路

Claims (4)

  1. 原稿の画像情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像情報に応じて、記録紙に有色トナー及び無色トナーで画像を形成する画像形成手段と、
    原稿上の非画像部を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記非画像部における原稿の光沢度を検知する検知手段と、
    記録紙の種類を判別する判別手段と、
    前記検知手段により検知された原稿の前記非画像部における光沢度及び前記判別手段により判別された記録紙の種類に応じて、前記画像形成手段による無色トナーの画像形成条件を決定する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記無色トナーの画像形成条件を決定するにあたり、原稿上の画像部における光沢度を使用しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿の画像情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像情報に応じて、記録紙に有色トナー及び無色トナーで画像を形成する画像形成手段と、
    原稿上の非画像部を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記非画像部における原稿の光沢度を検知する第1の検知手段と、
    記録紙の光沢度を検知する第2の検知手段と、
    前記第1の検知手段により検知された原稿の前記非画像部における光沢度及び前記第2の検知手段により検知された記録紙の光沢度に応じて、前記画像形成手段による無色トナーの画像形成条件を決定する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記無色トナーの画像形成条件を決定するにあたり、原稿上の画像部における光沢度を使用しないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、記録紙にのせる有色トナー量と無色トナー量の合計が所定量を超えた場合には、有色トナー量と無色トナー量の合計が前記所定量になるように、前記無色トナーの画像形成条件を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段は同一の検知手段であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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