JP2010102032A - 複写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、透明トナーが形成された光沢部分と、透明トナーが形成されていない非光沢部分とを有する原稿を複写する際に、原稿の光沢部分は光沢部分として複写し、原稿の非光沢部分は非光沢部分として複写することができなかった。
【解決手段】 リーダ部から出力される画像データに基づいて原稿の非光沢部分(K,M,C,Y)と光沢部分(T)を検出し、検出された非光沢部分(K,M,C,Y)を、リーダ部から出力される画像データに基づいて、有色トナーでシート上に画像形成し、検出された光沢部分(T)を透明トナーでシート上に画像形成する。
【選択図】 図23

Description

本発明は、透明トナーにより画像形成が可能な複写装置に関する。
電子写真式の複写装置において、透明トナーを用いることによって、光沢感のある画像を形成することが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。特許文献1は、読み取った原稿画像内の非文字領域を判定し、非文字領域に対して透明トナーによる画像形成を行うことを提案している。また、特許文献2は、読み取った原稿画像を分析し、プレゼンテーション用の資料のグラフや図の領域には透明トナーによる画像形成を行わず、写真画像の領域には透明トナーによる画像形成を行うことを提案している。このように、原稿画像の特徴に応じて、必要とされる領域に透明トナーによる画像形成を行うことは提案されている。
特開平5−265287号公報 特開2007−034040号公報
しかしながら、これまで提案されている複写装置では、透明トナーが形成された光沢部分と、透明トナーが形成されていない非光沢部分とを有する原稿を複写する際に、原稿の光沢部分は光沢部分として複写し、原稿の非光沢部分は非光沢部分として複写することはできなかった。
上記課題に鑑み、本発明は、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段から出力される画像データに基づいて原稿の第1の部分と前記第1の部分よりも光沢度の高い第2の部分を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記第2の部分を透明トナーで前記シート上に画像形成する画像形成手段とを有することを特徴とする複写装置を提供するものである。
本発明によれば、読取手段から出力される画像データに基づいて原稿の第1の部分と前記第1の部分よりも光沢度の高い第2の部分を検出し、前記第2の部分を透明トナーでシート上に画像形成するので、原稿の光沢部分は光沢部分として複写することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置は、原稿を読み取るリーダ部Aと、リーダ部Aで読み取った原稿を電子写真方式により出力するプリンタ部Bを有する。リーダ部Aの原稿台ガラス102上に置かれた原稿101は、光源103によって照明され、原稿101からの反射光は光学系104を介して、撮像素子(CCDセンサ)105に結像する。CCDセンサ105は、三列に配置されたCCDラインセンサから構成され、それぞれのCCDラインセンサは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の色成分信号を生成する。光源103、光学系104及びCCDセンサ105を有する読取光学系ユニット109は、図1の矢印の方向に移動することにより、原稿台ガラス102上の原稿101を読取走査する。CCDセンサ105は、原稿101の画像を順次ライン毎の電気信号(画像信号)に変換し、出力する。CCDセンサ105によって得られるライン毎の画像信号は、リーダ画像処理部108によって画像処理された後に、プリンタ部Bのプリンタ制御部110へ送られる。
原稿台ガラス102の隣には、原稿101の一辺を当接させて原稿101の斜め配置を防ぐ位置決め部材107が配置されている。また、位置決め部材107の下方には、CCDセンサ105の白レベルを決定し、CCDセンサ105の主走査方向(撮像素子配列方向)のシェーディング補正を行うための基準白色板106が配置されている。
図2はリーダ画像処理部108のブロック図である。CCDセンサ105から出力される画像信号R、G、Bは、アナログ信号処理回路201によりゲインおよびオフセットが調整された後、A/D変換器202により、各色8ビットのデジタル画像信号R1、G1、B1に変換される。画像信号R1、G1、B1は、シェーディング補正回路203により、色成分毎に基準白色板106の読取信号を用いたシェーディング補正が施されて、画像信号R2、G2、B2として出力される。
クロック発生部211は、一画素単位のクロックCLKを発生する。また、アドレスカウンタ212は、クロックCLKを計数し、1ライン毎に主走査アドレス信号を生成し出力する。デコーダ213は、主走査アドレス信号をデコードして、シフトパルスやリセットパルスなどのライン単位のCCD駆動信号、CCDセンサ105が出力する1ライン分の画像信号中の有効領域を表す信号VE、およびライン同期信号HSYNCを生成する。なお、アドレスカウンタ212はHSYNCでクリアされ、次ラインの主走査アドレスの計数を開始する。
CCDセンサ105を構成する各ラインセンサは、副走査方向(主走査方向に直交する方向)に互いに所定の距離を隔てて配置されているため、各ラインセンサ間に位置ずれが生じる。ラインディレイ204は、この各ラインセンサの副走査方向の空間的ずれ(位置ずれ)を補正する。具体的には、ラインセンサが、R,G、Bの順で副走査方向に配列され、この順で原稿を走査する場合、B信号に対して、G信号を1ライン分、R信号を2ライン分、副走査方向に遅延させる。これにより、原稿の同じラインを読み取ったRGB信号R3、G3、B3が得られるようにする。
入力マスキング回路205は、CCDセンサ105の各ラインセンサのカラー光学フィルタの分光特性で決まる画像信号の色空間を、所定の色空間(sRGBやNTSC等の標準色空間)に変換し、画像信号R4、G4、B4を出力する。LOG変換回路206は、ルックアップテーブルを用いて、入力マスキング回路205からの画像信号(輝度信号)R4、G4、B4(光の三原色)を、C0、M0およびY0の濃度信号(色の三原色)に変換する。ライン遅延メモリ207は、C0、M0、Y0画像信号を遅延させ、C1、M1、Y1として出力する。
マスキングUCR回路208は、入力されるY1、M1、C1の三原色信号から黒信号Kを抽出し、画像信号Y2、M2、C2、K2を、順次、所定のビット幅(8ビット)で出力する。ガンマ補正回路209は、プリンタ部Bの理想的な階調特性に合わせるべく、画像信号の濃度補正を行う。また、出力フィルタ210は、画像信号にエッジ強調またはスムージング処理を施し、M4、C4、Y4、K4を出力する。
M4、C4、Y4、K4の面順次の画像信号は、プリンタ部Bのプリンタ制御部110に送られ、パルス幅変調されたパルス信号に変換され、画像形成が行われる。
CPU214は、RAM215をワークメモリとして、ROM216に格納されたプログラムに従って、リーダ画像処理部108及びリーダ部Aの各構成要素の制御や画像処理を行う。また、操作部217は、リーダ部Aに設けられたユーザインタフェースであり、オペレータは操作部217を介してCPU214へ指示や処理条件を入力する。表示器218は、リーダ部A及びプリンタ部Bを含む画像形成装置全体の動作状態や設定された処理条件などを表示する。
次に、プリンタ部Bについて説明する。プリンタ部Bは、中間転写体として中間転写ベルト51を用いてシート上に画像形成を行う。プリンタ部Bは、第1〜第5のトナー像を形成する画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pd,Peを有しており、図中矢印R51で示す中間転写ベルト51の回動走行方向に沿って順に配置されている。
第1〜第5画像形成ステーションPa〜Peは、順番に、透明(T),イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色トナー像の形成に対応している。ここで、透明トナー(T)は、シートSに転写された状態で定着処理されると透明になるトナーである。画像形成ステーションPa〜Peは、それぞれ像担持体としてドラム形の像担持体(以下「感光体ドラム」という。)1a〜1eを有している。それぞれの感光体ドラムは、プロセススピード(周速度)で回転駆動される。
感光体ドラム1a〜1eの周囲には、その回転方向に沿って上流側から順に以下のプロセス機器が配置されている。上流側から下流へ、帯電ローラ2a〜2e、露光装置3a〜3e、現像器4a〜4e、転写部材としての一次転写ローラ5a〜5e、クリーニング装置6a〜6eが順に配置されている。
画像形成ステーションPa〜Peは基本的に同一の構成であるので、図3を用いて画像形成ステーションPについて説明する。各画像形成ステーションPは回転可能に軸支された感光体ドラム1を有する。感光体ドラム1はアルミニウムなど導電性基体11とこの外周に形成された光導電層12とを基本構成とする円筒状のOPC感光体である。感光体ドラム1は、その中心にドラム支軸13を有し、支軸13を中心に矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転する。
感光体ドラム1の上方には、帯電ローラ2が配置されている。帯電ローラ2は、感光体ドラム1表面に接触するように配置され、ドラム表面を所定の電位に均一に帯電する。帯電ローラ2は、中心に導電性の芯金21を有し、この芯金21の外周に低抵抗導電層22と中抵抗導電層23を有している。帯電ローラ2の芯金21の両端部は、軸受によって回転自在に軸支され、感光体ドラム1の支軸13と平行に配置されている。帯電ローラ2は、ばねなどの弾性部材の、感光体ドラム1に圧接する方向に付勢されている。帯電ローラ2は、その圧接力によって感光体ドラム1の矢印R1方向への回転に従動して矢印R2方向に回転する。帯電ローラ2には、電源24によって帯電バイアス電圧が印加され、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する。
また、感光体ドラム1の回転方向に関する帯電ローラ2の下流側には、露光装置3が配設されている。露光装置3は、プリンタ制御部110からの画像情報に基づいてレーザ光をオフ/オンしながら、帯電済みの感光体ドラム1表面を走査露光する。感光体ドラム1上のレーザ光が照射された部分は電荷が除去されて、感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。
また、露光装置3の下流側には現像器4が配置されている。現像器4は、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を収容した現像容器41を有している。現像容器41の感光体ドラム1に面した開口部には、現像スリーブ42が回転自在に設置されている。現像スリーブ42内には、現像スリーブ42上に現像剤を担持させるマグネットローラ43が、現像スリーブ42の回転に対して非回転に固定配置されている。現像容器41の現像スリーブ42の下方位置には、現像スリーブ42上に担持された現像剤を規制して薄層の現像剤層を形成する規制ブレード44が設置されている。さらに現像容器41内には、区画された現像室45及び撹拌室46が設けられている。現像容器41の上方には、補給用のトナーを収容し、現像容器41へトナーを補給する補給室47が設けられている。薄層の現像剤層に形成された現像スリーブ42上の現像剤は、感光体ドラム1と対向した現像領域へ搬送されると、マグネットローラ43の現像領域に位置された現像主極の磁気力によって穂立ちし、現像剤の磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシで感光体ドラム1の面上を擦る状態で、現像スリーブ42に、電源48によって現像バイアス電圧を印加する。これにより、磁気ブラシの穂を構成するキャリアに付着しているトナーが静電潜像の露光部に付着して現像し、感光体ドラム1上にトナー像が形成される。
また、現像器4の下流側で、感光体ドラム1の下方に、一次転写ローラ5が配設されている。一次転写ローラ5は、電源54によってバイアス印加される芯金52と、その外周面に円筒状に形成された導電層53によって構成されている。一次転写ローラ5の芯金52の両端部は、スプリングなどの弾性部材によって感光体ドラム1に向けて付勢されている。これにより、一次転写ローラ5の導電層53が中間転写ベルト51を介して感光体ドラム1の表面に圧接し、感光体ドラム1と中間転写ベルト51との間に一次転写部(一次転写ニップ部)Tr1が形成される。一次転写部Tr1には、中間転写ベルト51が挟まれており、電源54によってトナーの極性と逆極性の転写バイアス電圧が印加され、これによって感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト51表面に転写(一次転写)される。
トナー像が転写された後の感光体ドラム1の表面に付着した未転写の残トナーは、クリーニング装置6によって除去される。クリーニング装置6は、クリーナブレード61及び搬送スクリュー62を有している。クリーナブレード61は、感光体ドラム1に対して所定の角度と所定の圧力で当接し、感光体ドラム1の表面に残留したトナーを回収する。回収された残トナーは、搬送スクリュー62によって排出され、廃トナーボックス65に収容される。廃トナーボックス65には、プロセスユニット毎に排出された廃トナーと、後述するベルトクリーナ60によって生じる廃トナーが、不図示の搬送経路を介して搬送される。
図1において、各感光体ドラム1a〜1eの下方には、中間転写ユニット59が配設されている。中間転写ユニット59は、中間転写ベルト51、この中間転写ベルト51が掛け渡される駆動ローラ55および従動ローラ58、二次転写対向ローラ56、一次転写ローラ5a〜5f、二次転写ローラ57、ベルトクリーナ60を有する。二次転写ローラ57は、二次転写対向ローラ56との間に中間転写ベルト51を挟持し、二次転写ローラ57と中間転写ベルト51との間に二次転写部(二次転写ニップ部)Tr2を形成する。
感光体ドラム1a〜1e上に形成された各色のトナー像は、それぞれの一次転写部Tr1にて中間転写ベルト51を挟んで対向する一次転写ローラ5a〜5eから転写バイアスを受ける。それによって、各色のトナー像は、順に中間転写ベルト51上に転写(一次転写)され、中間転写ベルト51の矢印R51方向の回転とともに二次転写部Tr2まで搬送される。一方、トナー像が二次転写部Tr2に搬送されるまでに、給紙カセット8に格納されている記録紙などのシートSは、給紙ローラ81によって給紙され、搬送ローラ82によって搬送される。レジストローラ83は、中間転写ベルト51上のトナー像とタイミングを合わせて、シートSを二次転写部Tr2に供給する。シートSには、二次転写部Tr2において、二次転写ローラ57と二次転写対向ローラ56との間に印加される二次転写バイアスによって、表面にトナー像が転写(二次転写)される。このとき、シートSに転写されることなく中間転写ベルト51上に残った二次残トナーは、ベルトクリーナ60で除去され回収される。
定着装置7は、回転自在な定着ローラ71を有し、この定着ローラ71に圧接して回転する加圧ローラ72を有する。定着ローラ71の内部にはハロゲンランプなどのヒータ73が設けられ、ヒータ73への電圧等を制御して定着ローラ71の表面の温度調節を行っている。この状態において、シートSが搬送されてくると、定着ローラ71と加圧ローラ72とは一定速度で回転し、シートSが定着ローラ71と加圧ローラ72の間を通過する際に表裏両面からほぼ一定の圧力、温度で加圧、加熱される。それによって、シートSの表面上の未定着トナー像が溶融して定着処理され、シートS上にフルカラー画像が形成される。
なお、中間転写ベルト51は、PC、PET、PVDFのような誘電体樹脂によって構成される。本実施形態では、体積抵抗率108.5Ω・cm(JIS−K6911法準拠プローブを使用、印加電圧100V、印加時間60sec、23℃50%RH)、厚みt=100μmのPI樹脂を採用したが、他の材料、体積抵抗率および厚みのものでもよい。
また、図1において、プリンタ制御部110は、画像形成装置を構成する上記各部の動作を制御する。
次に、非高光沢画像部(非光沢部分)と高光沢画像部(光沢部分)を有するシート(出力物)について説明する。ここで想定しているのは、1枚のシートの全面が高光沢となっているのではなく、1枚のシート上に非光沢部分(シートの下地等の第1の部分)と高光沢部分(第1の部分よりも光沢度の高い第2の部分)を有するものである。そして、この非高光沢部分と高光沢部分の表面性の違いが視認性の差となって現れることを利用して、高光沢部分または非高光沢部分によって画像、模様、文字等を表すことにより、出力物の付加価値を高めようとするものである。高光沢部分は、画像形成ステーションPaによって所定濃度の透明トナー像が形成された部分で、シートの下地部や、他の有色トナー像が形成された部分よりも、表面の平滑度が高いものとする。この高光沢部分は、透明トナーのみによって画像形成され、他の有色トナーは形成されていないものとする。なお、高光沢部分は透明トナーによって画像形成されたものに限られず、光沢を出すための他の表面処理やコーティングによって形成された部分でもよい。本実施形態の説明における「有色トナー」とは、黒トナーを含むものとし、透明トナーと区別するためにこのように呼ぶものとする。また、「有色画像」とは、黒色画像を含むものとし、無色の高光沢画像と区別するためにこのように呼ぶものとする。
図4は、高光沢部分を含む出力物の一例であり、透明トナー像101Tとブラックトナー像101Kが形成されたシート101を示す。透明トナー像101Tは高光沢部分であり、それ以外は非高光沢部分である。このような画像は、図5(a)に示すように、光源と観察者の位置関係が正反射の位置関係にある(光の入射角αと出射角αが等しい)とき、観察者は高光沢部分101Tを鮮明に認識できる。一方、光源と観察者の位置関係が正反射の位置関係にない(光の入射角βと出射角αが異なる)とき、図5(b)に示すように、観察者は高光沢部分101Tを認識しにくい。
次に、高光沢部分を含む出力物をどのように作成するかについて説明する。図6に示すように、上述したプリンタ部Bは、パーソナルコンピュータ(PC)に接続可能であり、PC上で動作する画像編集ソフトウエアにより編集した画像をシートS上に画像形成することができる。この画像編集ソフトウエアにより、有色画像部分(RGBもしくはYMCK)の版(有色画像データ)と、高光沢画像部分(T)の版(特色画像データ)を作成する。
作成された画像データは、PCにインストールされたプリンタドライバを介して、プリンタBのコントローラ120に送られる。コントローラ120では、有色画像データと特色画像データがメモリに保存される。そして、有色画像データは、コントローラ120において、YMCKのトナーデータに変換される。特色画像データは、コントローラ120において、画像情報の有無のみが判断され、無の部分は透明トナーデータを0%に、有の部分は透明トナーデータを70%に設定される。ここで、トナーデータのパーセンテージは、画像形成装置の定着能力から1色あたりの最大トナー量を100%(例えば、単位面積あたりのトナー量0.55mg/cm)として規定したものである。透明トナーデータを70%にする理由は、プリンタ部での画像形成において、有色トナー部を含む総トナー量を転写、定着システムで処理可能な量に制限することにより、良好な画質を得るためである。一方、70%程度の透明トナー量で、透明トナー部の視認効果が得られ、透明トナーによる高光沢部の表現が可能である。コントローラ120は、これらのトナーデータをプリンタ制御部110に送り、プリンタ制御部110は、TYMCKのトナーデータに基づいて、露光装置3a〜3eを制御する。これにより、図4に示すような出力物を得ることができる。
ここで、透明トナー量と光沢度の関係について説明する。図7は、本画像形成装置によりシートS上に形成した透明トナーの量と光沢度(正反射率)の相関データの例を示す。図に示されるように、透明トナー量が多くなるにつれて、平滑性が増し、光沢度が大きくなっていることがわかる。但し、上述したように総トナー量を考慮して透明トナー量を決定する必要がある。
次に、このような出力物を原稿として読み取って、高光沢部分も含めて原稿を再現するために、高光沢部分を認識するための構成について説明する。図1に示されるように、CCDセンサ105は、光源103の正反射光を受光する位置にはなく、原稿101による乱反射光を受光する位置に設けられている。
図8は、白色の用紙上に形成された透明トナー量とCCDセンサ105で検出した輝度の相関データを示す。なお、透明トナーが形成された部分には、他の有色トナーが形成されていないものとする。このように、透明トナー量が多くなるほど、輝度データ値が小さくなっていることがわかる。これは、用紙上の透明トナーの載り量が多くなると、表面の平滑度が高くなり、原稿の下地部分に比べて、正反射光成分が大きく、乱反射光成分が小さくなるためである。従って、高光沢部分(第2の部分)では原稿の下地部分(第1の部分)よりも正反射光成分が多い(乱反射光成分が少ない)ことを利用して、高光沢画像部分の検出を行うことが可能となる。
なお、このデータの測定には、用紙はCLC SK/157g紙を用い、日本電色工業株式会社製ハンディ型光沢計(PG−1M)を用いて光沢度の測定を行った(JIS Z 8741 鏡面光沢度−測定方法に準拠)。
但し、白色度の高い用紙の場合には、下地部の乱反射光が多くなるため、図9のように、用紙上の透明トナーを読み取ったCCDセンサ105の出力が、最大出力値かそれに近い値となってしまう。図9は、INTERNATIONAL PAPER社のHAMMERMILL ColorCopyPaper105g/m紙上に画像形成した透明トナー量とCCDで検出した輝度の相関データである。この用紙の拡散照明方式によるΙSO白色度(JIS P 8148)は98である。図9からわかるように、透明トナー量が90%以下のときは、高光沢部分の検出が困難であり、透明トナー量が100%のときは、高光沢部分の検出が可能である。
しかし、前述したように、高光沢画像を形成する際の透明トナー量は、100%とするのではなく、70%程度とするのが好ましいため、白色度の高い用紙に70%のトナー量で形成された透明トナーを検出する必要がある。
そこで、本実施形態では、従来の原稿読み取りを行った後に、光源の光量を落として再度原稿読み取りを行い、これらの読み取りの結果に基づいて高光沢部の検出を行う。これにより、白色度の高い用紙に70%のトナー量で形成された透明トナーを検出することが可能になる。
図10は、高光沢部分を含む原稿を読み取って、高光沢部分を透明トナーで画像形成するための処理を行うために、CPU214により実行されるフローチャートを示す。以下では、図11に示す透明トナー(T)、有色トナー(Y,M,C,K)によりそれぞれ帯状の画像が形成された用紙を原稿として読み取った場合を例に説明する。
まず、光源103を予め決められた基本光量(第1の光量)で点灯させ、原稿台ガラス102上の原稿の読み取りを行う(スキャン1)(S1)。このスキャン1は、原稿上の有色画像を読み取るものである。そして、スキャン1で読み取った有色画像用の画像データの原稿下地輝度値を決定する(S2)。
図12は、ステップS2における有色画像用の画像データの原稿下地輝度値を決定するためのフローチャートである。まず、入力マスキング回路205から画像信号(輝度信号)G4を受け取る(S11)。G4の輝度データは8ビットであり、0〜255の値をとる。次に、その8ビットデータを5ビットデータ(0〜31)に変換(8ビットデータを右へ3ビットシフトし、下位5ビットを採用)し、1枚の画像データに含まれる各値の出現頻度(画素数)についてヒストグラム作成を行う(S12)。5ビットのデータに変換するのは、ヒストグラム化する際のデータ量を軽くするためである。例えば、図11に示す原稿の場合、ヒストグラムは図13に示すようになる。そして、ヒストグラム中で画素数が最大の値を検出する(S13)。
次に、画素数最大値が12〜31の範囲内か否かを判定する(S14)。画素数最大値が12未満のとき、下地にしては輝度が低すぎるため、下地でないと判断し、予め設定されている下地標準輝度値(本実施形態では8ビットデータで231)を原稿下地輝度値B8とする(S19)。ステップS14で画素数最大値が12〜31の範囲内のとき、その最大値部分の原稿面積に対する比率を求め、2%以上であるか否かを判定する(S15)。2%未満であれば、下地でないと判断し、予め設定されている下地標準輝度値を原稿下地輝度値B8とする(S20)。ステップS15で2%以上であれば、画素数最大値は下地のデータであると判断し、下地輝度代表データB5とする(S16)。そして、式1に示すように、下地輝度代表データB5を8ビットデータに変換(5ビットデータを8ビットデータとし、左へ3ビットシフト)、すなわち2=8倍し、オフセット値aで減算し(S17)、原稿下地輝度値B8を得る(S18)。ステップS18、S19、またはS20で原稿下地輝度値B8を決定した後、ステップS3へ進む。
B8=B5×8−a (式1)
なお、本実施形態ではこのオフセット値aの基準値を20としている。オフセット値aで演算する理由は、原稿下地輝度のピーク値よりも所定輝度低い輝度値を閾値とすることによって、原稿の下地を確実に除去するためである。例えば、図11に示す原稿の場合、B5は31、B8は228となる。オフセット値aは、操作部217の表示器218に表示する設定画面によりユーザが任意に変更できる。
ステップS2で原稿下地輝度値B8を決定した後、ステップS1で読み取った画像データから、画像形成用の有色トナー画像データを生成する(S3)。ステップS3では、下地部でない原稿下地輝度値B8以下のR,G,B輝度データに基づいて、Y,M,C,Kの有色トナー画像データY1,M1,C1,K1に変換する。例えば、図11に示す原稿の場合、図14に示す有色トナー画像データY1,M1,C1,K1が生成される。
次に、光源103を基本光量よりも少ない光量(第2の光量)、例えば基本光量の85%の光量で点灯させ、原稿台ガラス102上の原稿の読み取りを行う(スキャン2)(S4)。基本光量の85%の光量で原稿を照明することにより、市場で流通しているほとんどの記録用紙上に形成された透明トナーによる高光沢画像部分を検出できる。このスキャン2は、原稿上の高光沢画像及び有色画像を読み取るものである。そして、スキャン2で読み取った高光沢画像を含む画像データの原稿下地輝度値を決定する(S5)。
ステップS5における高光沢画像用の下地輝度値決定処理は、図12のフローチャートを実行する。但し、後述するように、ステップS17でのオフセット値がステップS2のときと異なる。ステップS12のヒストグラム作成で作成されるヒストグラムは、図11に示す原稿の場合、図15に示すようになる。図13のヒストグラムでは、下地部と高光沢画像部分の区別ができなかったが、図15のヒストグラムにおいては、下地部と高光沢部分Tの区別ができることがわかる。
但し、下地部の輝度と高光沢部分の輝度が近接しているため、ステップS17での原稿下地輝度値B8の演算の際に、下地部の輝度値よりも低いが、高光沢部分の輝度値よりも高くなるようなオフセット演算を行う必要がある。従って、ステップS17では、式2に示すように、下地輝度代表データB5を8ビットデータに変換し、オフセット値bで減算する。オフセット値bはオフセット値aよりも小さな値とする。本実施形態では、オフセット値bの基準値を5としている。例えば、図11に示す原稿の場合、B5は28、B8は219となる。
B8=B5×8−b (式2)
オフセット値bは、操作部217の表示器218に表示する設定画面(図16)によりユーザが任意に変更できる。例えば、特殊紙を使用した際に、高光沢部分の輝度値が高すぎる又は低すぎることがある。このような場合、ユーザは図16の設定画面により、その際には、操作パネル上の図16に示す画面により、高光沢画像部の検出レベルを変更する。検出レベルは、+側及び−側にそれぞれ4段階変更可能となっている。+側に変更する場合には、オフセット値bを1段毎に+2ずつ変更する。−側に変更する場合には、同様に−2ずつ変更する。
ステップS5で原稿下地輝度値B8を決定した後、ステップS4で読み取った画像データ及び有色トナー画像データから透明トナー画像データを生成する(S6)。図17は、ステップS6における透明トナー画像データを生成するためのフローチャートである。まず、下地部でない原稿下地輝度値B8以下のR,G,B輝度データに基づいて、Y,M,C,Kの有色トナー画像データY2,M2,C2,K2に変換する(S21)。例えば、図11に示す原稿の場合、図18に示す有色トナー画像データY2,M2,C2,K2が生成される。
次に、K1の画像データ(第1の黒トナー画像データ)とK2の画像データ(第2の黒トナー画像データ)を画素毎に比較し、K2のみに存在する画素からなる画像データを抽出する(S22)。例えば、図11に示す原稿の場合、図19に示す抽出結果が得られる。K2のみに存在する画素からなる画像は、スキャン1では下地飛ばしされたが、スキャン2では下地飛ばしされなかった画像であり、前述したように、他の領域よりも、正反射光成分が多く、乱反射光成分が少ない画像であるとみなすことができる。そして、原稿として用いられる用紙は白色が主流であるので、K2のみに存在する画素からなる高輝度領域のグレー画像は、高光沢部分の画像であるとみなすことができる。そこで、本実施形態では、K2のみに存在する画素からなる画像は、透明トナーで形成された高光沢画像部分とみなす。
ステップS22において、K2のみに存在する画素からなる画像データを抽出する際には、注目画素のみの比較結果ではなく、注目画素の周囲の画素の比較結果も用いて、注目画素がK2のみに存在するものであるか判定する。図20に示すように、K2のみに存在するものとして抽出された注目画素に対し、周りの8つの画素(p1〜p8)中に少なくとも2つ以上抽出された画素がある場合に、当該注目画素は透明トナー画像の画素であると判定する。K2のみに存在するものとして抽出された注目画素に対し、周りの8つの画素(p1〜p8)中に少なくとも2つ以上抽出された画素がない場合には、当該注目画素は透明トナー画像の画素でないと判定する。
このような判定を行う理由は次のとおりである。ハイライト領域である下地部の輝度データには記録用紙表面の不均一性や光源から発生される光のごく僅か揺らぎに起因するノイズ成分が多く存在する。これらのノイズ成分により透明トナーの画素であると誤判定してしまうと、透明トナー画像のコピーが忠実に行えないことになる。そこで、高光沢画像部分は一定以上の面積を持った画像パターンとして存在することが多いことを踏まえて、上述のような判定を行う。
以上のようにして高光沢画像部分として抽出された画素は70%、それ以外の画素は0%の透明トナー画像データT1を生成する(S23)。本実施形態で、透明トナー画像データを70%と0%の2値としているのは、透明トナー画像部を多値で階調表現しても、人間の目ではそれを認識することが困難なため、高光沢部の有無だけを表現することとしているためである。但し、透明トナー画像データを多値で階調表現してもよい。また、高光沢部の透明トナー画像データは、70%以外のパーセンテージでもよい。
そして、CPU214は画像処理部108から、トナー画像データT1,Y1,M1,C1,K1をプリンタ制御部110に出力する(S7)。例えば、図11に示す原稿の場合、図21に示すトナー画像データT1,Y1,M1,C1,K1が出力される。プリンタ制御部110は、これらのトナー画像データに基づいて、露光装置3a〜3eを制御する。これにより、原稿の高光沢画像部分(透明トナー画像)は、透明トナーにより複写され、有色画像部分(有色トナー画像)は、有色トナーにより複写される。
本実施形態では、図22に示す画面を操作部217の表示器218に表示させ、原稿の高光沢画像部分(透明トナー部分)を透明トナーによりコピーする透明トナー複写モードをユーザが設定することができる。例えば、ランニングコストを重要視して透明トナーの消費を抑えるために高光沢画像部分をあえて出力したくない場合は、ユーザは透明トナー複写モードをオフに設定すればよい。
本実施形態では、画像データの輝度ヒストグラムを用いて原稿の下地除去のみ行ったが、図23に示す(図15と同じ)ヒストグラムからわかるように、所定の輝度の画像データで表される部分を光沢部分として検出するようにしてもよい。この場合、第1の輝度以上かつ最高輝度でない第2の輝度未満の画像データで表される部分を光沢部分として検出する。ここで、第2の輝度以上の画像データは原稿の下地の画像データである。
また、輝度ヒストグラムの代わりに濃度ヒストグラムを用いて、所定の濃度の画像データで表される部分を光沢部分として検出するようにしてもよい。この場合、第1の濃度未満かつ最低濃度でない第2の濃度以上の画像データで表される部分を光沢部分として検出する。ここで、第2の濃度未満の画像データは原稿の下地の画像データである。
また、本実施形態では、T,Y,M,C,Kのトナーにより画像形成を行うものであったが、T,Y,M,C,K,ライトC、ライトMのトナーにより画像形成を行うものでもよい。
また、本実施形態では、検出された高光沢画像部分を透明トナーで画像形成しているが、透明トナーの画像形成部を有しない画像形成装置は、検出された高光沢画像部分を透明トナーの代わりに有色トナーで画像形成してもよい。これにより、原稿の下地に透明トナーのみで形成された画像を含む原稿を複写した際に、原稿の透明トナー画像部分を視認できるように複写される。この場合、原稿の透明トナー画像部分を有色トナーで画像形成するので、低濃度で画像形成するのが好ましく、原稿の透明トナー画像部分を画像形成するトナー量は70%ではなく10%程度とするのがよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 リーダ画像処理部のブロック図である。 画像形成ステーションの構成を示す図である。 高光沢部分を含む出力物を示す図である。 高光沢部分を含む出力物の見え方を説明する図である。 高光沢部分を含む出力物の作成について説明する図である。 透明トナー量と光沢度(正反射率)の相関関係を示す図である。 白色の用紙上に形成された透明トナー量とCCDセンサで検出した輝度の相関関係を示す図である。 白色度の高い用紙上に形成された透明トナー量とCCDセンサで検出した輝度の相関関係を示す図である。 原稿の高光沢部分を透明トナーで画像形成するための処理を行うためのフローチャートを示す。 透明トナーと有色トナーにより画像形成された原稿を示す図である。 図10のステップS2で有色画像用の画像データの原稿下地輝度値を決定するためのフローチャートである。 図10のステップS2で作成されたヒストグラムを示す図である。 図10のステップS3で生成された有色トナー画像データを示す図である。 図10のステップS5で作成されたヒストグラムを示す図である。 高光沢画像部の検出レベルを変更するための設定画面を示す図である。 図10のステップS6で透明トナー画像データを生成するためのフローチャートである。 図17のステップS21で生成された有色トナー画像データを示す図である。 図17のステップS22で抽出された透明トナー画像データを示す図である。 図17のステップS22での抽出処理の詳細を説明するための図である。 図10のステップS7で出力されるトナー画像データを示す図である。 原稿の高光沢画像部分を透明トナーによりコピーする透明トナー複写モードを設定するための設定画面を示す図である。 図10のステップS5で作成されたヒストグラムを示す図である。
符号の説明
1a〜1e 感光体ドラム
2a〜2e 一次帯電ローラ
3a〜3e 露光装置
4a〜4e 現像器
5a〜5e 一次転写ローラ
51 中間転写ベルト
108 リーダ画像処理部
110 プリンタ制御部
Pa〜Pe 画像形成ステーション
S シート
T 透明トナー

Claims (9)

  1. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段から出力される画像データに基づいて原稿の第1の部分よりも光沢度の高い第2の部分を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記第2の部分を透明トナーでシート上に画像形成する画像形成手段とを有することを特徴とする複写装置。
  2. 原稿を照明するための照明手段を有し、
    前記読取手段は、前記照明手段により照明された原稿からの乱反射光を受光することにより原稿の画像を読み取るように構成され、
    前記検出手段は、前記第2の部分では前記第1の部分よりも正反射光成分が多いことを利用して前記第2の部分を検出することを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  3. 前記検出手段は、前記照明手段が第1の光量で点灯した状態で原稿を読み取った前記読取手段から出力される画像データに基づいて、原稿の下地の成分を除いた第1の黒トナー画像データを生成し、前記照明手段が前記第1の光量よりも少ない第2の光量で点灯した状態で原稿を読み取った画像データに基づいて、原稿の下地の成分を除いた第2の黒トナー画像データを生成し、前記第1と第2の黒トナー画像データを比較して、前記第1の黒トナー画像データに存在せず、前記第2の黒トナー画像データに存在する画像の部分を前記第2の部分として検出することを特徴とする請求項2記載の複写装置。
  4. 前記検出手段は、所定の輝度または濃度の画像データで表される部分を前記第2の部分として検出することを特徴とすることを特徴とする請求項2記載の複写装置。
  5. 前記検出手段は、第1の輝度以上かつ最高輝度でない第2の輝度未満の画像データまたは第1の濃度未満かつ最低濃度でない第2の濃度以上の画像データで表される部分を前記第2の部分として検出することを特徴とする請求項4記載の複写装置。
  6. 前記読取手段から出力される画像データに基づいて、輝度または濃度のヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段を有し、
    前記検出手段は、前記ヒストグラム作成手段により作成されたヒストグラムに基づいて前記第1及び第2の輝度または前記第1及び第2の濃度を決定することを特徴とする請求項5記載の複写装置。
  7. 前記第2の輝度以上の画像データまたは前記第2の濃度未満の画像データは原稿の下地の画像データであることを特徴とする請求項5記載の複写装置。
  8. 透明トナーを複写する透明トナー複写モードを設定する設定手段を有し、
    前記画像形成手段は、前記設定手段により前記透明トナー複写モードが設定されていることに応じて、前記検出手段により検出された前記第2の部分を透明トナーで前記シート上に画像形成することを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  9. 前記画像形成手段は、前記読取手段から出力される画像データに基づいて、有色トナーでシート上に画像形成することを特徴とする請求項1記載の複写装置。
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