JP2005125714A - カラー画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給紙された転写材が光沢や紙種の異なる転写材に変化しても安定した色味の画像を出力する。
【解決手段】 給紙された転写材が変化した場合に、その転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行い、その色味補正の補正データとその転写材に関する情報とを記憶する(S209〜S217)。その後、転写材への変化を検出した場合(S204のNO)、記憶した転写材に関する情報に基づきその転写材がほぼ同じ転写材か判定し(S214)、ほぼ同じであれば、記憶した補正データにより画像形成を行う(S216、S205〜S207)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行う技術に関する。
電子写真方式による画像形成装置は、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像の濃度が変動してしまう。特に、カラー画像形成装置の場合は、わずかな濃度の変動でもカラーバランスが崩れてしまう恐れがあるため、常に一定の濃度−階調特性を保つ必要がある。
そこで、電子写真方式のカラー画像形成装置では、各色のトナーに対して、絶対湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件を補正するための補正手段や、ルックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段を備え、温湿度センサによって測定された絶対湿度に基づいて、その時のプロセス条件や階調補正の最適値を選択している。また、装置各部の変動が起こっても一定の濃度−階調特性が得られるように、各色のトナーで濃度検知用トナーパッチを中間転写体やドラム等の上に作成し、その未定着トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検知センサで検知し、その検知結果に基づき、露光量、現像バイアスなどのプロセス条件にフィードバックをかけて濃度制御を行うことで、安定した画像が得られるように構成されている。
しかし、上記未定着トナー用濃度検知センサを用いた濃度制御は、トナーパッチを中間転写体やドラム等の上に形成し検知するもので、その後に行われる転写材への転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。一般的に、転写材へのトナー像の転写における転写効率や定着による加熱及び加圧によってもカラーバランスが変化するが、上述の未定着トナー用濃度検知センサを用いた濃度制御ではこの変化に対応できない。
そこで、転写、定着後に転写材上の単色トナー画像の濃度又はフルカラー画像の色度を検知する濃度又は色度センサ(以下カラーセンサという)を設置し、濃度又は色度制御用カラートナーパッチ(以下パッチという)を転写材上に形成し、検知した濃度又は色度を露光量、プロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などのプロセス条件にフィードバックさせて、転写材上に形成する最終出力画像の濃度又は色度制御を行う画像形成装置(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。
また、インクジェット方式のプリンタにおいても、インク吐出量の経時変化や環境差、インクカートリッジの個体差によってカラーバランスが変化し、濃度−階調特性を一定に保てない。そこで、プリンタの出力部付近にカラーセンサを設置し、記録媒体上のパッチの濃度又は色度を検知し、濃度又は色度制御を行うプリンタが提案されている。
画像形装置において出力すべき画像のRGBデータは、カラーマッチングテーブルを用いて各画像形成装置で扱うデバイスRGB信号に変換され、デバイスRGB信号は色分解テーブルを用いてトナーやインクの色に合ったYMCK信号に変換され、YMCK信号はキャリブレーションテーブルを用いて各画像形成装置に固有な濃度−階調特性を補正したY’M’C’K’信号に変換される。このため、濃度又は色度の制御方法はいくつか考えられる。例えば、測定した濃度からキャリブレーションケーブルを補正したり、測定した色度からカラーマッチングテーブルや色分解テーブルの補正を実施することにより、所望の色味の画像を得ることができる。
特開2003−76077号公報
しかしながら、従来のカラー画像形成装置において、パッチを転写材上に形成し、そのパッチの濃度又は色度を検知し、検知結果に基づいて最終出力画像の濃度又は色度制御を行って色味の安定した画像を得る、「色安定化制御」を実施した後、光沢や紙種が異なる複数の転写材を用いて各転写材に画像を定着させる場合、定着された画像のトナーの色味が転写材によって異なってしまうという問題があった。これは、特に転写材上のトナーの載り量が小さい画像のハイライト部分で顕著になる。
また、LBPや複写機のようなカラー画像形成装置では、複数の給紙トレーや手差しの給紙口、給紙オプションを備え、複数の種類の転写材を通常扱うため、この問題が発生し易い環境にある。つまり、ユーザが転写材の種類を意識して毎回色安定化制御を実施することは、ネットワークを介して1つの画像形成装置を使用するような場合には難しいし、ユーザの負担が大きくなり、現実的ではなかった。
更に、色安定化制御の頻度が増えることにより、プリントできない時間が増えてしまい、またパッチを印字した転写材が多く発生してしまうという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、給紙された転写材が光沢や紙種の異なる転写材に変化しても安定した色味の画像を出力することを目的とする。
また、本発明は、給紙された転写材が光沢や紙種の異なる転写材に変化した場合、その都度色安定化制御を行うことなく、安定した色味の画像を出力することを目的とする。
本発明は、転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行うカラー画像形成装置の制御方法であって、給紙された転写材の変化を検出する工程と、前記検出する工程で転写材の変化を検出した場合、その転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行い、その色味補正の補正データとその転写材に関する情報とを記憶する工程と、前記検出する工程で前記転写材への変化を検出した場合、前記記憶する工程で記憶した転写材に関する情報に応じて前記補正データにより画像形成を行うように制御する工程とを有することを特徴とする。
また本発明は、転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行うカラー画像形成装置において、給紙された転写材の変化を検出する検出手段と、前記検出手段により転写材の変化を検出した場合、その転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行い、その色味補正の補正データとその転写材に関する情報とを記憶する記憶手段と、前記検出手段により前記転写材への変化を検出した場合、前記記憶手段に記憶した転写材に関する情報に応じて前記補正データにより画像形成を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、給紙された転写材が光沢や紙種の異なる転写材に変化しても安定した色味の画像を出力することができる。
また、給紙された転写材が光沢や紙種の異なる転写材に変化した場合、その都度色安定化制御を行うことなく、安定した色味の画像を出力することができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、実施例1における画像形成装置の概略構造を示す図である。実施例1では4色、即ちイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの画像形成手段を備えた電子写真方式のカラー画像形成装置を示すものである。図1において、5Y、5M、5C、5Kは静電潜像を形成する感光ドラム、7Y、7M、7C、7Kは帯電器、8Y、8M、8C、8Kは現像器、11Y、11M、11C、11Kはトナー容器、10Y、10M、10C、10Kは画像信号に応じて露光を行い、感光ドラム1上に静電潜像を形成するレーザスキャナである。12は感光ドラム5に形成されたトナー像を順次転写し搬送する中間転写ベルト、6Y、6M、6C、6Kは現像器8により感光ドラム5上に形成された静電潜像に従って顕像化されたトナー像を中間転写ベルト12に転写する1次転写ローラ、18aは図示しないモータとギア等からなる駆動部と接続され、中間転写ベルト12を駆動するベルト駆動ローラ、18bは中間転写ベルト12の移動に従って回転し、且つ、中間転写ベルト12に一定の張力を付与するベルト従動ローラ、9は中間転写ベルト12によって搬送されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラである。
32,34,36は給紙カセット、13は用紙上に転写されたトナー像を熱で溶かし定着する定着器、27は用紙を両面ユニットに送る場合に搬送経路を切換るフラッパ、22は中間転写ベルト12上に形成された濃度検知用パターンを検知するセンサ、39は転写材の表面の光沢や紙種を検知するセンサ、38は転写材1上に定着されたトナーの色味を検知するセンサである。図中の矢印は用紙搬送の流れを示す。
図2は、実施例1における画像形成装置の制御部を示す図である。図2に示すように、制御部は、装置全体を制御管理するCPU201、画像形成装置(プリンタ)とホスト(パーソナルコンピュータ:PC)との通信を司るホストI/F部202、プリントデータ、各種パラメータ、各種情報等を保持するメモリ203、PCからプリンタへ送出されたプリントデータをプリンタエンジンの方式に適したデータに変換する画像制御部204、プリンタ各部の状態を検知するセンサ制御部205、プリンタエンジンのアクチュエータ類、レーザ、高圧電源等の駆動制御を司る駆動制御部206、プリンタの情報を表示する表示部とユーザからの指示を入力する入力部を備えた操作パネル207を含む。
上記構成において、PCからプリントデータがホストI/F部202を通ってプリンタに送出され、画像制御部204にてプリンタエンジンの方式に適したデータ変換が終了し、メモリ203にデータが保持される。そして、プリンタがプリント可能状態となると、駆動制御部206により図示しないモータやギア等からなる駆動手段と接続された、感光ドラム5や中間転写ベルト12が駆動を開始すると共に、ピックアップローラ33、35、37により選択された給紙カセット32、34,36の何れかより転写材1が給紙され、搬送ローラ24などでレジストローラ23へと搬送される。
ここで転写材1がレジ前センサ19により検知されると、センサ39は転写材の表面性を検知し、その結果を制御部内のメモリ203に保存する。また、各色の画像信号が各色のレーザスキャナ10に送られ、感光ドラム5上に静電潜像が形成され、現像器8で感光ドラム5上に形成された静電潜像に従って顕像化されたトナー像が、1次転写ローラ6で中間転写ベルト12上に転写される。
図1に示した構成では、Y、M、C、Kの順に順次画像が形成される。更に、中間転写ベルト12上の画像位置とタイミングを合わせて、転写材1が2次転写ローラ9に供給され、トナー像が転写材1上に転写され、定着器13で熱によってトナー像が転写材1上に定着され、外部へ排出される。
また、実施例1では、転写材1の光沢や紙種をセンサ39によって検知し、検知結果を制御部のメモリ203に保存する。そして、メモリ203に保存した前回の転写材と光沢や紙種が異なる転写材をセンサ39で検知した場合、転写材1上に色検知用のテストパターン(パッチ)を形成し、定着器13の後に置かれたセンサ38で定着後のパッチの色味を検知し、検知結果に基づき濃度−階調特性を補正し、転写材によらず、安定した色味の画像を出力できるように、色安定化制御を実行する。
これらの一連の動作に当たっては、センサ制御部205によって装置内部の様子が監視され、CPU201によって全体が制御される。
以下、図3を用いて実施例1のプリント動作について詳しく説明する。
図3は、実施例1におけるプリント処理を示すフローチャートである。まず、ステップ201(以下、S201と記す)において、PCなどからホストI/F部202を介して印刷データが送付されると、CPU201はプリント動作を開始する。そして、S202において、指定された給紙カセットより転写材1を給紙すると共に、画像制御部204で印刷データをプリンタエンジンの方式に適したデータに変換する。次に、S203において、給紙された転写材1の光沢や紙種をセンサ39が検知し、S204で、メモリ203に保存されている前回の色安定化制御を実施した際の検知結果と比較する。ここで、検知結果がほぼ同じ場合はそのままS205へ進み、画像形成(潜像の形成、現像)を行い、続くS206で転写・定着を行った後、S207で転写材1を排紙し、1枚のプリントを終了する(S208)。
一方、S204で転写材1の光沢や紙種の検知結果が画像の色味に現れるくらい違っていた場合はS209へ進み、転写材1の光沢の検知結果をメモリ203に保存し、色安定化制御のシーケンスに入る。このシーケンスは、まずS210において、テストパターンを形成し、S211で転写・定着を行った後、S212で転写材1へ定着されたトナーのテストパターンをセンサ38で検知し、S213でその検知結果を用いて色安定化制御を実行する。その後、S205へ進み、本来プリントすべき画像形成を行う。
このように、転写材の光沢をセンサ39で検知し、前回の色安定化制御を実施した際の転写材の光沢とほぼ同じ場合はそのままプリントを行い、また異なる場合は色安定化制御を実行した後、本来のプリント動作を行うことで、異なる転写材でもユーザの手を煩わすことなく、自動でキャリブレーションを行うことができ、常に安定した色味の画像を得ることができる。
尚、上述した光沢の検知、定着されたトナーの色味の検知、色安定化制御は、具体的には次のようにして行われる。まず光沢の検知について図4を用いて説明する。図4に示す(A)の51はLEDのような照明手段であり、照明手段からの光が、例えば転写材1の法線方向(点線)から45°の角度で転写材1に照射されるように設けられている。52はフォトダイオードやフォトトランジスタなどの受光手段であり、転写材1で−45°の方向に正反射された入射光を検知する。また必要に応じて受光手段52の前にスリットやレンズ(図示せず)を設けて正反射光を選択的に検知する場合もある。
この構成において、光沢が高い転写材1の場合は正反射の割合が多く、受光手段52にはより大きな光電流が流れる。一方、光沢の低い転写材1の場合は正反射の割合が少なく、受光手段52には小さな光電流しか発生しない。
従って、受光手段52で発生した光電流を図示しない抵抗やオペアンプを用いてIV(電流−電圧)変換とインピーダンス変換を実施し、電圧として取り出し、図示しないAD(アナログ−デジタル)変換器でデジタル値に変換し、大小を比較することによって光沢の大小を知ることができる。
図4に示す(B)は転写材1の紙種を検知するセンサの一例を示す図である。ここで、51は図4に示した(A)と同じ照明手段であり、53はCMOSやCCDで構成されるエリアセンサであり、転写材1の表面を撮像する。図示するように、転写材1の表面には斜めから光が入射されるため、転写材1の表面の凹凸に応じて影ができる。これをエリアセンサ53で検知し、凹凸の深さ(例えば、複数画素の出力の最大値と最小値との差分で判断できる)や凹凸の細かさ(例えば、センサ出力を2値化したときの“1”と“0”の切り替わり頻度で判断できる)によって、普通紙、ラフ紙、グロス紙、コート紙、OHPのような紙種を判別することができる。また、コート紙やグロス紙は反射率が高く、普通紙やラフ紙は反射率が低いため、紙種を基準に色安定化制御を実施するか否かを判断することもできる。
次に、図5を用いて転写材1に定着されたトナーの色味を検知する方法について詳細に説明する。図5に示す54は可視光全域にスペクトルを持つ白色LEDのような照明手段である。55は表面にそれぞれRGBのカラーフィルタを付けた複数のフォトダイオードやフォトトランジスタを含む受光手段である。
上述の構成において、転写材1上にテストパターンとして定着されたトナーパッチ41に対して、照明手段54が転写材1の法線方向から45°傾いた角度で光を照射し、法線方向に乱反射してくる光を受光手段55が検知する。よって、RGBそれぞれのフィルタを設けたセンサの検知結果から反射光に含まれるRGBの各成分を得ることができる。
尚、何れの検知手段も検知位置に基準反射板を設けておけば、転写材1が通紙されない状態で、検知手段の較正ができるので望ましい。
次に、実施例1における色安定化制御について詳細に説明する。ここでは、制御の一例として色の安定しているKトナーの色に、CMYのプロセスグレーの色を合わせるグレー軸制御を用いた色安定化制御について説明する。
この色安定化制御を説明する前に、図6を用いて画像制御部204による処理について詳しく説明する。図6に示すS221からS224は、カラー画像形成装置の画像制御部204による処理の一例である。
まず、S221で、予め用意されているカラーマッチングテーブルにより、パーソナルコンピュータなどから送られてくる画像の色を表すRGB信号をカラー画像形成装置の色再現域に合わせたデバイスRGB信号(以下DevRGBという)に変換する。そして、S222で、予め用意されている色分解テーブルにより、そのDevRGB信号をカラー画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換する。次に、S223で、各々のカラー画像形成装置に固有の濃度−階調特性を補正するキャリブレーションテーブルにより、CMYK信号に濃度−階調特性の補正を加えて、C’M’Y’K’信号に変換する。そして、S224で、PWM(Pulse Width Modulation)テーブルにより、C’M’Y’K’信号に対応するスキャナ部10C、10M、10Y、10Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。
一方、色安定化制御で使用するテストパターンとしては、ある階調のKのパッチと設計段階でこのKのパッチと同じ色味となるCMYの混合比から各色所定の割合で変動させた複数のCMY混色パッチの組み合わせを複数の階調分形成する。これらのパッチをセンサ38で検知することにより、各階調のKパッチからの反射光のRGB成分とCMYの混色パッチからの反射光のRGB成分とが同じ結果となるCMYの割合を求めることができる。これを複数階調分求めることにより、各色トナーごとに望ましいγテーブルを得ることができる。この結果を用いて上述のキャリブレーションテーブル(S225)を補正することにより、色安定化制御を実現できる。
尚、ここでは、複数の感光ドラムを持つタンデム方式の画像形成装置を対象に説明したが、本発明はこれだけに限らず、1ドラム方式の画像形成装置やインクジェットプリンタを対象としても良い。
また、図1に示す例では、転写材の光沢や紙種を検知する検知手段をレジ前センサ19の直前に配置した例を説明したが、検知手段はレジ前の近傍に限らず、各各給紙カセット付近にそれぞれ検知手段を設け、搬送開始前に検知を行っても良いことは言うまでもない。その場合、搬送開始前に検知が終了しているので、本来作成すべき画像の潜像の形成や現像を待ち時間無しに実行でき、最初のプリントが完了するまでの時間を短縮することができる。
以上説明した実施例1によれば、光沢や紙種が従来と異なる転写材が給紙された場合、光沢センサやメディアセンサのような検知手段で転写材を検知し、定着後のトナーの色味を検知する検知手段でテストパターンを検知し、色安定化制御を制御部からの指示により自動実行するようにしたので、ハーフトーンなど画像の色味が下地の光沢の影響をうけるような画像を出力する場合でも安定した画像を得ることができる。
次に、図面を参照しながら本発明に係る実施例2について詳細に説明する。
実施例1では、搬送された転写材の光沢や紙種を検知し、直前に色安定化制御を実施した転写材と異なるときに、自動的に色安定化制御を行う場合を説明したが、LBPや複写機では、通常複数の給紙カセットや給紙オプションを備えており、複数の紙種を混在して使用することが少なからず行われている。このような場合、色安定化制御の頻度が増えることにより、プリントできない時間が増えてしまい、またテストパターンを印字した転写材が多く発生してしまうという問題があった。そこで、実施例2では、このような問題を改善し、プリントできない時間を短縮すると共にテストパターンを印字した転写材の発生を抑える制御方法について説明する。
尚、実施例2における画像形成装置の構成は、実施例1で説明した図1と同様であり、その説明は省略する。また、図2に示した制御部、図4及び図5に示した検知手段の構成も同様であり、その説明は省略する。
以下、図7を用いて実施例2のプリント動作について詳しく説明する。尚、図3と同じステップには同じ符号を付け、S214、S216、S217が新たに追加したステップである。
図7は、実施例2におけるプリント処理を示すフローチャートである。まず、S201において、PCなどからホストI/F部202を介して印刷データが送付されると、CPU201はプリント動作を開始する。そして、S202において、指定された給紙カセットより転写材1を給紙すると共に、画像制御部204で印刷データをプリンタエンジンの方式に適したデータに変換する。次に、S203において、給紙された転写材1の光沢や紙種をセンサ39が検知し、S204で、メモリ203に保存されている前回の色安定化制御を実施した際の検知結果と比較する。ここで、検知結果がほぼ同じ場合はそのままS205へ進み、画像形成(潜像の形成、現像)を行い、続くS206で転写・定着を行った後、S207で転写材1を排紙し、1枚のプリントを終了する(S208)。
一方、S204で転写材1の光沢や紙種の検知結果が画像の色味に現れるくらい違っていた場合はS214へ進み、制御部のメモリ203に保存された結果の中に、S203で検知された結果とほぼ同じ結果の転写材1のデータが保存されているか否かを判断する。ここで、データが保存されていない場合はS209へ進み、転写材1の光沢の検知結果をメモリ203に保存し、S210以降の色安定化制御のシーケンスに入る。色安定化制御を実行した後、S217において、色安定化制御で得られた補正データをメモリ203に保存し、S205以降で本来の画像形成を行う。
また、S214で転写材1に対応するデータがメモリ203に保存されている場合はS216へ進み、メモリ203に記録されていた該当する転写材1から得られた補正データを用いてS205以降で画像形成を行う。
以上のように、実施例2では、給紙された転写材1に対応した色安定化制御を実施して得られた補正データを転写材1の種類毎にメモリ203に記憶しておき、プリントを行う際に使用する転写材1の補正データがメモリ203に記憶されていなければ、色安定化制御を実行し、保存されていれば、そのデータを用いて画像形成を行うことで、画像のプリントができない時間を最小にできると共に安定した色味の画像を得ることができ、色安定化制御に用いる転写材の無駄も省くことができる。
従って、複数の給紙カセットから異なる光沢や紙種の転写材を交互に給紙してプリントする場合や複数のユーザが複数の種類の転写材を用いて同時にプリント要求を出した場合などでもユーザを待たせることなく、高画質の画像を得ることができる。
次に、図面を参照しながら本発明に係る実施例3について詳細に説明する。
実施例2では、メモリ203に補正データが保存されている場合は、その補正データを用いて画像形成を行うようにしていたが、メモリ203に保存された補正データが取得された状態から画像形成装置の使用環境、例えば温湿度が大きく変化したり、トナー容器や現像器のような消耗品が交換されていた場合、保存された補正データが正しくない可能性が生じる。実施例3では、このような問題を解決する制御方法について説明する。
図8は、実施例3における画像形成装置の概略構造を示す図である。上述した実施例1との違いは、画像形成装置内の温度や湿度を検知する環境検知手段40を設けたことと、現像器8やトナー容器11内にバーコードや接触・非接触のタグのような記録手段42、43を設け、シリアル番号等を記録できるようにした点である。もちろん、画像形成装置には、これらを読み取る読取手段(図示せず)も合わせて設ける必要がある。それ以外は実施例1で説明した図1と同じ構成のため、説明は省略する。
以下、図9を用いて実施例3のプリント動作について詳しく説明する。尚、図3、図7と同じステップには同じ符号を付け、S215が新たに追加したステップである。
図9は、実施例3におけるプリント処理を示すフローチャートである。まず、S201において、PCなどからホストI/F部202を介して印刷データが送付されると、CPU201はプリント動作を開始する。そして、S202において、指定された給紙カセットより転写材1を給紙すると共に、画像制御部204で印刷データをプリンタエンジンの方式に適したデータに変換する。次に、S203において、給紙された転写材1の光沢や紙種をセンサ39が検知し、S204で、メモリ203に保存されている前回の色安定化制御を実施した際の検知結果と比較する。ここで、検知結果がほぼ同じ場合はそのままS205へ進み、画像形成(潜像の形成、現像)を行い、続くS206で転写・定着を行った後、S207で転写材1を排紙し、1枚のプリントを終了する(S208)。
一方、S204で転写材1の光沢や紙種の検知結果が画像の色味に現れるくらい違っていた場合はS214へ進み、制御部のメモリ203に保存された結果の中に、S203で検知された結果とほぼ同じ結果の転写材1のデータが保存されているか否かを判断する。ここで、データが保存されていない場合はS209へ進み、転写材1の光沢の検知結果をメモリ203に保存し、S210以降の色安定化制御のシーケンスに入る。色安定化制御を実行した後、S217において、色安定化制御で得られた補正データをメモリ203に保存し、S205以降で本来の画像形成を行う。
また、S214で転写材1に対応するデータがメモリ203に保存されている場合はS215へ進み、そのデータが取得された際の画像形成装置の使用条件、具体的には、環境検知手段40により、温湿度の大きな変動、現像器やトナー容器交換(シリアルナンバーで判断)等のような画質変動の原因となるような使用条件の変化が発生したか否かを判断する。その結果、使用条件の変動がなければS216へ進み、メモリ203に記録されていた該当する転写材1から得られた補正データを用いてS205以降で画像形成を行う。また、S215で使用条件の変動があった場合はS209へ進み、転写材1の検知結果をメモリ203に保存し、S210以降の色安定化制御のシーケンスに入る。色安定化制御を実行した後、S217において、色安定化制御で得られた補正データをメモリ203に保存し、S205以降で本来の画像形成を行う。
以上のように、実施例3では、給紙された転写材1が過去に色安定化制御の対象となったものであって、かつ、画像形成装置の使用環境が色安定化制御を実施してから変動してない場合は、メモリ203に保存された補正データを用いて画像形成を行い、また新規に検知された転写材か、過去に色安定化制御を実施していても使用環境が変動していれば、色安定化制御を実行してから画像形成を行うことで、ユーザが必要とする画像のプリントを停止する時間を最小限に抑え、安定した色味の画像を得ることができる。
従って、複数の給紙カセットから異なる光沢や紙種の転写材を交互に給紙してプリントする場合や複数のユーザが複数の種類の転写材を用いて同時にプリント要求を出した場合などでもユーザを待たせることなく、高画質の画像を得ることができる。
尚、S204でほぼ同じ転写材と判断した後に、S215と同じく使用条件変動の有無を判断するステップを入れておき、前回のプリント時と同じ転写材であっても、画像形成条件の使用条件が変っていればS209へ進み、色安定化制御を行い、使用条件が変ってない場合はそのままプリントするようにしても良いことは言うまでもない。
次に、図面を参照しながら本発明に係る実施例3について詳細に説明する。
実施例1〜3では、転写材の光沢や紙種が変った際、自動的に色安定化制御を実施したが、ユーザが特殊な転写材や高価な転写材、テキストなど厳密な色味を気にしないデータの画像を形成する場合、プリントを急ぐ場合など、自動的に紙上にテストパターンを形成して補正を行うことは必ずしもユーザのメリットにならない場合がある。実施例4では、この問題を回避した制御方法について説明する。
以下、図10を用いて実施例4のプリント動作について説明する。尚、実施例3の処理手順との違いは、S218とS219を追加した点である。また同様に、実施例1、2にS218とS219を追加しても良い。
図10は、実施例4におけるプリント処理を示すフローチャートである。実施例1〜3で説明したように、給紙された転写材を検知し、色安定化制御が必要と判断された場合はS218へ進み、実施例4では自動的に色安定化制御を実行するのではなく、操作パネル207の表示部に色安定化制御の実行を推奨する表示を行い、実行の可否をユーザに操作パネル207からキー入力してもらう。そして、S219で、ユーザから色安定化制御の実行を指示された場合はS209へ進み、実施例1〜3と同様に色安定化制御を実施した後、本来の画像形成を行う。また、S219で、ユーザが色安定化制御の実行を指示しなかった場合はS205へ進み、そのまま本来の画像形成を行う。
このように、これまで使用していたものと異なる光沢や紙種の転写材が給紙された場合、ユーザの意思で色安定化制御の実行の有無を決められるようにしたことで、特殊な転写材や高価な転写材、テキストなど厳密な色味を気にしないデータの画像を形成する場合に、ユーザの望まない転写材の消費や補正に要する待ち時間の問題を回避し、ユーザが必要に応じて色安定化制御を行うことができ、色味の安定した画像を得ることができる。
[変形例]
図11を用いて上述した実施例の変形例について説明する。上述した実施例1〜4との違いは、色安定化制御が必要と判断された場合に、自動的に色安定化制御を実行するのではなく、図11に示すS220において、デフォルトの補正値(予めメモリ203に記憶しておくものとする)を用いるか、メモリ203に記憶されている中で光沢や紙種が一番近い転写材の補正値を用いるかを操作パネル207の表示部に表示し、入力部からユーザの指示を入力する点である。このように処理することで、理想的ではなくとも、ある程度色味の合った画像をユーザに提供することができ、ユーザも色安定制御が実行されるのを待つ必要もなくなる。
尚、ここでは、色安定化制御の実行を操作パネル207の表示部に表示し、入力部から指示を入力する場合を示したが、操作パネル207に限らず、制御部のCPU201からユーザのパソコンに表示を行い、パソコンからユーザの指示を入力するようにしても良いことは言うまでもない。
また、実施例1〜4では、センサ39を用いて転写材の光沢や紙種を検知する例を説明したが、操作パネル207やパソコンからユーザが転写材の種類を入力するようにしても良く、検知手段39は必須ではない。この場合、S203は不要となり、S209では、ユーザが入力した紙種に関するデータをメモリに保存すれば良い。
更に、転写材の光沢や紙種を検知する検知手段として、正反射光を見る光学センサや、転写材を撮像しての凹凸の度合いを検知する光学センサを例に挙げて説明したが、これら2つの構成に限られるものではないことは言うまでもない。
また同様に、転写材上に形成された画像の色味を検知する検知手段として、白色LEDを光源とし、RGBのフィルタを設けた複数の光センサで検知する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、一般的に色味を検知できるセンサであれば良いことは言うまでもない。例えば、フィルタの代わりに分光素子を設けラインセンサ上に分光された光を結像させ、反射光の分光スペクトルを求める方式や、異なる波長の複数の光源で次々にトナーを照射し、1つのセンサで時系列的に信号を検知しても良い。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施例1における画像形成装置の概略構造を示す図である。 実施例1における画像形成装置の制御部を示す図である。 実施例1におけるプリント処理を示すフローチャートである。 転写材の光沢や紙種を検知する検知手段を説明するための図である。 転写材に定着されたトナーの色を検知する検知手段を説明するための図である。 画像制御部204における処理手順を示す図である。 実施例2におけるプリント処理を示すフローチャートである。 実施例3における画像形成装置の概略構造を示す図である。 実施例3におけるプリント処理を示すフローチャートである。 実施例4におけるプリント処理を示すフローチャートである。 変形例におけるプリント処理を示すフローチャートである。
符号の説明
201 CPU
202 ホストI/F部
203 メモリ
204 画像制御部
205 センサ制御部
206 駆動制御部
207 操作パネル

Claims (9)

  1. 転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行うカラー画像形成装置の制御方法であって、
    給紙された転写材の変化を検出する工程と、
    前記検出する工程で転写材の変化を検出した場合、その転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行い、その色味補正の補正データとその転写材に関する情報とを記憶する工程と、
    前記検出する工程で前記転写材への変化を検出した場合、前記記憶する工程で記憶した転写材に関する情報に応じて前記補正データにより画像形成を行うように制御する工程とを有することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
  2. 前記画像形成手段における使用環境の変化を検知する工程を更に有し、
    前記制御する工程では、前記検出する工程で前記転写材への変化を検出した場合、更に前記使用環境の変化に応じて前記補正データにより画像形成を行うか否かを制御することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  3. 前記検出する工程で前記転写材への変化を検出した場合、前記画像形成手段の色味補正を行うか、或いは前記補正データにより画像形成を行うかをユーザの指示に基づいて決定する工程を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  4. 前記制御する工程では、前記補正データにより画像形成を行わない場合、所定の補正値か、前記転写材に関する情報から決定される補正値により画像形成を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  5. 前記転写材に関する情報は、ユーザによって入力された情報か、転写材の光沢又は紙種を検知する検知手段による検知結果であることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  6. 前記補正データは、前記カラー画像形成装置の濃度−階調特性を補正するためのキャリブレーションテーブルのデータであることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  7. 転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行うカラー画像形成装置において、
    給紙された転写材の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により転写材の変化を検出した場合、その転写材に形成した補正用画像の色味を検知し、検知結果に基づいて画像形成手段の色味補正を行い、その色味補正の補正データとその転写材に関する情報とを記憶する記憶手段と、
    前記検出手段により前記転写材への変化を検出した場合、前記記憶手段に記憶した転写材に関する情報に応じて前記補正データにより画像形成を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  8. コンピュータに請求項1に記載のカラー画像形成装置の制御方法の各手順を実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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