JP3686558B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを用いた複写機、ファクシミリおよびプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真プロセスを用いた複写機、ファクシミリおよびプリンタ等の画像形成装置は、一般に、光導電性を有する感光体ドラムを像担持体とし、帯電させた感光体ドラム上に入力画像データに基づいたレーザビームを照射することにより静電潜像を形成して、これをトナーによって現像してトナー像を形成し、このトナー像を記録紙等に転写するように構成されている。
【0003】
このような画像形成装置においては、入力画像データの階調値に対するレーザ発光特性、レーザービーム量に対する感光体ドラムの感光特性、感光体ドラムの帯電量に対するトナー付着量を表す現像特性など、装置の出力特性によって、記録紙等に転写される画像濃度が影響を受ける。このような出力特性は装置によって異なり、また経時的に変化するものであるから、入力画像データの階調を正確に再現した画像濃度出力を得るため、通常、このような画像形成装置においては、初期設定時や所定のメンテナンス時に、装置の出力特性に応じた階調補正量を
求めるようになっている。
【0004】
従来、実際の記録紙等への画像形成を行うことなく、このような階調補正量を簡便に求めることのできる方法として、感光体ドラム上に所定の階調パターン信号に基づく階調パターン画像を現像し、感光体ドラム上のトナー濃度を光センサ等の濃度センサによって検出することにより装置の出力特性を検出し、この出力特性に応じる方法が提案されている(特開平7−66972号公報など)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような画像形成装置に用いられている濃度センサは、複数枚の画像形成を行っている間に、装置内で飛散したトナーによる汚れや検出感度特性の変化により、センサの検出特性が経時変化してしまう場合がある。このため、このような濃度センサによって検出される感光体ドラム上のトナー濃度に基づいて装置の出力特性に応じようとしても、濃度センサによって検出される感光体ドラム上のトナー濃度が実際に記録紙等に転写される画像の濃度と一致しないために、記録等への最終的な出力において所望の濃度が得られない階調不良を生じてしまう場合があった。
【0006】
特に最近では、複数色(たとえばシアン、マゼンタ、イエローの3色)のトナーを混合してカラー画像を再現する画像形成装置が増えてきており、このようなカラー画像形成装置では、色を正確に再現するために各色の階調バランスを適正に保つことがより重要であることから、各色トナーごとの画像転写濃度を一層高い精度で再現することが求められている。したがって、このようなカラー画像形成装置においては、上述した濃度センサの検出特性の経時変化に伴う階調不良が微小なものであっても、出力画像の価値に大きな影響を与えるようになっている。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、濃度センサの検出特性の経時変化等対応して、常に入力階調に対して所望濃度の画像形成を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明にかかる画像形成装置は、入力画像データを所定の階調補正特性に基づいて階調補正する階調補正手段と、階調補正された画像データに基づいて像担持体上にトナー像を現像する現像手段と、像担持体上に現像されたトナー濃度を検出する濃度センサと、像担持体上に現像されたトナー像を記録紙等に転写する転写手段と、長期メンテナンス時において、所定の階調パターンデータを入力画像として上記像担持体上に階調パターン画像を現像したとき上記濃度センサによって検出されるトナー濃度値とこの像担持体上の階調パターン画像を記録紙等に転写したとき転写された階調パターン画像各部についての画像濃度値とから求められる、像担持体上トナー濃度と最終出力濃度間の相関関係を予め記憶する相関関係記憶手段と、短期メンテナンス時において、所定の階調パターンデータを入力画像データとして上記像担持体上に階調パターン画像を現像し、この階調パターン画像各部について上記濃度センサによってトナー濃度値を検出し、上記階調パターンデータと検出されたトナー濃度値とから入力画像階調と像担持体上トナー濃度との間の相関関係を求める相関関係算出手段と、前記相関関係記憶手段に記憶された相関関係における像担持体上トナー濃度と前記相関関係算出手段により算出された相関関係における像担持体上トナー濃度との変化分を長期メンテナンス時に設定された階調補正特性に加えることで新たな階調補正特性を設定する階調補正特性設定手段とを備えたことを特徴とするものである(請求項1)。
【0009】
この画像形成装置によると、長期メンテナンス時の像担持体上トナー濃度と最終出力濃度間の相関関係が予め記憶され、短期メンテナンス時に入力画像階調と像担持体上トナー濃度値間の相関関係が求められるが、これら両相関関係を参酌することにより、濃度センサによって検出される像担持体上のトナー濃度値を介して入力画像データと最終出力濃度との関係が得られる。この画像形成装置では、こうして得られる入力画像データと最終出力濃度間の相関間関係を装置の出力特性として、この出力特性に応じるように階調補正特性が設定される。
【0010】
このようにこの画像形成装置では、濃度センサによって検出されるトナー濃度を介して入力画像の階調と最終出力濃度との関係が得られるため、濃度センサの感度特性が変化して検出されるトナー濃度値が像担持体上の実際のトナー濃度値からずれを生じている場合であっても、上記両相関関係がともにこのずれを含むこととなるのでこのずれが相殺され、濃度センサの感度特性の変化にかかわらず、入力画像データと最終出力濃度との関係を高い精度で得ることができる。したがって、こうして求められる出力特性に応じて高い精度で正確に所望の出力階調を得られる階調補正特性に設定することができる。
【0011】
なお、この明細書においては、記録紙等への画像形成を伴うメンテナンス処理を行う場合を長期メンテナンス処理と呼び、像担持体上にトナー像を現像するが記録紙等への画像形成を伴わないメンテナンス処理を短期メンテナンス処理と呼ぶ。
【0012】
また、このような画像形成装置は、上記入力画像データは複数の色成分を有するカラー画像データであり、上記階調補正手段は上記入力画像データを各色成分ごとに階調補正し、上記相関関係記憶手段は各色成分ごとに上記相関関係を記憶し、上記階調補正特性設定手段は各色成分ごとに上記階調補正特性を設定するように構成することにより、カラー画像形成装置とすることができる。
【0013】
カラー画像形成装置は、色を正確に再現するために各色の階調バランスを適正に保つことがより重要であるが、このような構成によれば、各色成分ごとに異なりうる入力画像階調と最終出力濃度との関係を、各色成分ごとに適切に階調補正して、所望の色調のカラー画像を正確に再現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる画像形成装置をカラー複写機に適用した実施形態について説明する。
【0015】
図1は、本実施形態にかかるカラー複写機の概略構成図である。このカラー複写機10は、コンタクトガラス上に載置されたカラー原稿Pの画像を読み取る画像読取部20と、画像読取部20によって読み取られた画像を入力画像として所定の画像処理を行う画像処理部30と、画像処理部30によって画像処理され、形成された画像データを記録紙上に画像形成する画像形成部40と、画像処理部30における階調補正処理に用いる階調補正特性を所定のメンテナンス時に書換処理する階調補正特性設定処理部50と、これら画像読取部20、画像処理部30、画像形成部40および階調補正特性設定処理部50を制御・統括する処理統括制御部90とを備えている。
【0016】
画像読取部20は、コンタクトガラス21上に載置されたカラー原稿Pに、露光ランプ22の光を照射し、その反射光を反射鏡23a,23b,23cおよびレンズ24、さらに、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の色分解フィルタを通してCCD等の光電変換素子25で受光することにより、カラー原稿Pの画像情報をR成分、G成分、B成分に色分解して、各成分の光強度に比例したカラー画像データR,G,Bを読み取る。こうして読み取られたカラー画像データはデジタル値にA/D変換され、画像処理部30への入力画像データとされる。
【0017】
画像処理部30は、図示しない演算部、記憶部等からなるコンピュータ回路として構成されている。この画像処理部30は、画像読取部20で読み取られた入力画像データに対して各種の画像処理を施し、画像形成部40での画像形成処理に供するための出力画像データを形成する。この画像処理部30における各処理については後に詳述する。
【0018】
画像形成部40は、装置下部に配設された給紙カセット411,412,413または手差しトレイ414から給送される記録紙に対して、画像転写部42において出力画像データに基づくトナー像を形成し、このトナー像を定着部43の加熱ローラ431および加圧ローラ432で定着させてから、排出トレイ44に排出する。45は、記録紙の両面に画像形成する場合に片面に画像形成された記録紙の表裏面を反転させて再び画像転写部42に搬送する両面ユニットである。
【0019】
画像転写部42は、回転可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム421の周囲に、その回転方向に沿って順に、高圧電圧が印加される帯電ワイヤ(図示省略)からのコロナ放電によって感光体ドラム表面に所定電位を与える帯電器422と、レーザー発振器423aからミラー423bを介して出力画像データに対応するレーザー光を照射することにより感光体ドラム421表面の電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成する露光器423と、感光体ドラム421表面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像器424と,感光体ドラム421上に形成されたトナー像を記録紙に転写する転写器425と、感光体ドラム421表面を除電する除電器426および感光体ドラム421表面の残留トナーを除去するクリーナー427等が配置されている。
【0020】
この複写機10では、カラー画像を形成するため、上記露光器423は、出力画像データの各色成分ごとに静電潜像を形成するように構成され、現像器424は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(ブラック)の各色のトナー像を現像する4つの現像器424c,424m,424y,424kを備え、さらに、転写器425は、感光体ドラム421表面に現像された各色トナー像を、一旦転写ベルト425a上に1次転写し、この転写ベルト425a上で、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(ブラック)の各色のトナー像を重ねてから、転写ローラ425b上に搬送された記録紙上へ2次転写するように構成されている。
【0021】
また、現像器424と転写器425との間には、感光体ドラム421に現像されたトナー像の濃度を検出する光学式センサからなる濃度センサ48が配置されている。この濃度センサ48は、後述する長期メンテナンス処理や短期メンテナンス処理において、装置の出力特性を算出する処理に用いられるものである。
【0022】
階調補正補正特性設定処理部50は、図示しない演算部、記憶部等からなるコンピュータ回路として構成されている。この階調補正特性設定処理部50は、初期設定時や、装置周囲の温度や湿度等の環境条件が変わった場合、予め設定された所定枚数の画像形成処理が行われた場合等の所定のメンテナンス時(後述する長期メンテナンス時および短期メンテナンス時)に、上記画像処理部30における階調補正処理に用いる階調補正特性をそのときの画像形成部40の出力特性に適合させるメンテナンス処理を行うものである。この階調補正特性設定処理部50における各処理については後に詳述する。
【0023】
処理統括制御部90は、上記画像読取部20、画像処理部30、画像形成部40および階調補正特性設定処理部50を制御・統括して、これらにより画像読み取り、画像処理、画像形成および階調補正特性設定処理等を行わせる。この処理統括制御部90には、操作パネル91が接続されており、操作者からの操作信号が適宜入力可能となっている。
【0024】
次に、図2を参照しながら、画像処理部30および階調補正特性設定処理部50について説明する。
【0025】
画像処理部30は、シェーディング補正部31、色補正処理部32、色空間変換部33、黒生成処理部34、出力系適合補正部35、出力色選択部36、変倍処理部37および空間フィルタ部38を備えている。
【0026】
シェーディング補正部31は、画像読取部20において読み取られたR,G,Bの入力画像データに対し、画像読取部20における露光ランプ22の露光分布特性や光電変換素子25の感度分布特性等を補正する。
【0027】
色補正処理部32は、各画素ごとにR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光強度に応じた信号として構成された入力画像データに対し使用者の好みに適合した色調への色補正処理を行う。
【0028】
色空間変換部33は、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光強度に応じたRGB形式の画像データを、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の濃度に応じたCMY形式の信号(濃度記録信号)に色空間変換処理(濃度変換処理)を行う。
【0029】
黒生成処理部34は、CMY形式のカラー画像データから黒の画像データKを生成する。
【0030】
出力系適合色補正部35は、トナー色の理論上の色とのずれや現像特性等の画像形成部40の特性(出力特性)に応じるため、この出力特性に応じて設定された階調補正特性に基づいて、カラー画像データC,M,Y,KをC',M',Y',K'に変換する補正処理を行う。なお、この出力系適合色補正部35における階調補正処理については後述する。
【0031】
出力色選択部36は、画像形成部40が1色ずつ現像処理を行うため、次に現像処理を行う色を選択する。
【0032】
変倍処理部37は、設定倍率等に応じて画像の拡大/縮小処理を行う。
【0033】
空間フィルタ部38は、文字領域であればエッジ強調処理を、写真領域および網点領域であれば平滑処理を施し、画像形成部40に出力画像データを出力する。
【0034】
一方、階調補正特性設定部50は、階調パターンデータ記憶部51、階調補正特性設定部52、ドラム−記録紙間の相関関係算出部53、相関関係記憶部54および入力−ドラム間の相関関係算出部54を備えている。
【0035】
階調パターンデータ記憶部51は、互いに異なるn個の階調領域(パッチ)が形成された所定の階調パターンデータを記憶している。この階調パターンデータとは、装置の出力階調領域から複数の代表階調を抽出したものであり、たとえば次表のデータとして表される。
【0036】
【表1】
【0037】
図6は、この階調パターンデータに基づく階調パターン画像を感光体ドラム421上に現像した状態の一例を、図5は、同階調パターン画像を記録紙P等に画像形成した状態の一例をそれぞれ示している。これらの図に示すように、階調パターン画像は異なる階調のパッチA1,A2,A3…として表れる。
【0038】
階調補正特性設定部52は、後述するように、長期メンテナンス時および短期メンテナンス時に上記画像処理部30の出力系適合補正部35において用いられる階調補正特性を設定し、同出力系適合補正部35に記憶させるものである。
【0039】
ドラム−記録紙間の相関関係算出部53は、長期メンテナンス時において、上記階調パターンデータに基づいて感光体ドラム421上に形成した各パターン部濃度を上記濃度センサ48で検出した濃度値(ドラム上トナー濃度)と、この感光体ドラム421上の階調パターン画像を記録紙上に画像形成し、さらに画像読取部20で読み取って得られる記録紙上の画像濃度(最終出力濃度)とから、長期メンテナンス時におけるドラム上トナー濃度と最終出力濃度との相関関係(ドラム−記録紙間の相関関係)を算出するものである。
【0040】
相関関係記憶部54は、長期メンテナンス時および短期メンテナンス時における新たな階調補正特性の設定処理に供するため、長期メンテナンス時に上記相関関係算出部54によって算出されたドラム−記録紙間の相関関係を記憶しておくものである。
【0041】
入力−ドラム間の相関関係算出部55は、長期メンテナンス時および短期メンテナンス時において、上記階調パターンデータ各部の階調値(入力階調値)と、この階調パターンデータに基づいて感光体ドラム421上に形成した各パターン部濃度を上記濃度センサ48で検出した濃度値(ドラム上トナー濃度)とから、入力画像階調とドラム上トナー濃度との相関関係(入力−ドラム間の相関関係)を算出するものである。
【0042】
次に、階調補正特性設定部50によって行われる階調補正特性の設定処理について説明する。
【0043】
この階調補正特性の設定処理は、工場出荷時やオーバーホールを伴うメンテナンス時等の比較的頻度の低いメンテナンス処理(以下、このようなメンテナンス処理を「長期メンテナンス処理」と呼ぶ。)と、予め設定された所定枚数の画像形成処理ごと等に装置が自動的に行うメンテナンス処理(以下、このようなメンテナンス処理を「短期メンテナンス処理」と呼ぶ。)との大きく2つに分けることができる。
【0044】
まず、長期メンテナンス処理について、図3を参照しながら説明する。
【0045】
この長期メンテナンス処理は、所定枚数の画像形成処理を行うごとに、前回の長期メンテナンス処理から所定期間が経過したときに、あるいは、温度や湿度等の装置周囲の環境条件が変化した場合に、処理統括制御部90等が操作者に長期メンテナンスを行うべき旨を報知し、操作者がこれに応じた場合に行われる。なお、この装置においては、前回の長期メンテナンス処理終了から画像形成した枚数等をカウントするカウンタ、前回の長期メンテナンス処理終了からの時間経過を計測するタイマ、装置の設置環境条件を検出する温度センサや湿度センサ、さらに、音声または表示パネルへの表示灯による報知手段等を備え、これらの入出力が処理統合制御部90に入力されるように構成されている。
【0046】
この長期メンテナンス処理は、長期メンテナンス時における装置の特性(特に出力特性)を検出して、この出力特性に応じた階調補正量(階調補正特性)を設定するとともに、後の短期メンテナンス処理に供するために用いる、ドラム上トナー濃度と最終出力濃度との相関関係を求め、これを記憶する処理である。この長期メンテナンス処理は、この装置がC,M,Y,Kの4色の出力を行うものであるため各色ごと順に行われる。
【0047】
この長期メンテナンス処理では、まず階調パターンデータ記憶部51に記憶されている階調パターンデータに基づいて、感光体ドラム421上に階調パターン画像が現像される(ステップS10)。具体的には、階調パターンデータ記憶部51に記憶されている階調パターンデータが画像処理部30の出力系適合補正部35の上流側に送信され、さらに出力色選択部36、変倍処理部37および空間フィルタ部38を経て画像形成部40において感光体ドラム421上に現像が行われる。なお、この長期メンテナンス処理で最初に行われる画像形成処理においては、出力系適合補正部35における階調補正特性に応じた階調補正処理は行わない。
【0048】
感光体ドラム421上に現像された階調パターン画像のトナー像は、各パッチごとに濃度センサ48によって濃度値が検出される(ステップS20)。こうして検出された感光体ドラム上のトナー濃度値(センサによる検出値)は、ドラム−記録紙間の相関関係算出部53、および入力−ドラム間の相関関係算出部55に送られる(図2参照)。
【0049】
次に、この感光体ドラム421上の階調パターン画像は、画像形成部40において記録紙上に画像形成される(ステップS30)。そして階調パターン画像が画像形成された記録紙は、画像読取部20において画像読取りが行われる(ステップS40)。具体的には、階調パターン画像が形成された記録紙は、長期メンテナンス処理を行う操作者によって、画像読取部20のコンタクトガラス21上に載置され、画像読取部20がこの記録紙上の階調パターン画像の読取りを行う。こうして読みとられた階調パターン画像の画像データは、画像処理部30に送られ、シェーディング補正部31、色補正処理部32、色空間変換部33および黒生成処理部34を経て出力系適合補正部35に送られ、さらに、ドラム−記録紙間の相関関係算出部53に送られる(図2参照)。
【0050】
こうして相関関係算出部53に感光体ドラム421上のトナー濃度値と記録紙上の画像濃度値が送られれば、この相関関係算出部53は、感光体ドラム421上のトナー濃度値と記録紙上の画像濃度値との間の相関関係を算出し(ステップS50)、算出された相関関係が相関関係記憶部54に記憶される(ステップS60)。この相関関係は、両濃度値の対応関係を記述できるデータ構成であれば、種々の構成を採用することができるが、たとえば、各パッチの両濃度値を直接記述した表形式のデータ構成や、各パッチの両濃度値を縦軸および横軸に表す関数の形態を挙げることができる。
【0051】
一方、入力−ドラム間の相関関係算出部55では、上記濃度センサ48から送られる感光体ドラム421上のトナー濃度値(センサによる検出値)と、階調パターンデータ記憶部51から送られる階調パターンデータの各パッチの階調値から、入力階調とこの入力階調に基づくドラム上トナー濃度値との相関関係が算出される(ステップS70)。この相関関係についても、上述した感光体ドラム421上のトナー濃度値と記録紙上の画像濃度値との間の相関関係と同様に、両濃度値(階調値)の対応関係を記述できるデータ構成であれば、種々の構成を採用することができる。
【0052】
こうして、感光体ドラム421上のトナー濃度値と記録紙上の画像濃度値との間の相関関係、および入力階調とこの入力階調に基づくドラム上トナー濃度値との相関関係が得られれば、これら両相関関係は階調補正特性設定部52に送られる。そして、この階調補正特性設定部52において、両相関関係に応じて長期メンテナンス時における出力特性が求められ、さらにこの出力特性に適合した適切な階調補正特性が設定される(ステップS80)。
【0053】
具体的に、図9に示す概念図を参照しながら、両相関関係と装置の出力特性について説明する。
【0054】
この図9に示すように、入力画像データの階調は、所定の階調補正特性に応じて階調補正されてからドラム421上にトナー像として現像されることでドラム421上のトナー濃度として表され、さらにこのトナー像が記録紙上に転写されることで記録紙上の最終的な出力画像濃度となる。
【0055】
上記階調補正により入力画像階調に対して所望の最終出力階調を得るには、入力画像データが、ドラム421上に現像されるまでの帯電、露光、現像等の各工程における装置状態、およびドラム421上のトナー像が記録紙に転写されるまでの転写工程における装置状態の双方を合わせた装置全体のとしての出力特性に応じて、上記階調補正特性を設定することが求められる。
【0056】
ここで、センサ出力値は、濃度センサ48の個体差や検出感度特性の経年変化等の影響により、実際のドラム421上に現像されるトナー像の濃度値からずれが生じていると考えられる。
【0057】
この実施形態にかかる画像形成装置では、入力−ドラム間の相関関係、およびドラム−記録紙間の相関関係とも、ドラム421上のトナー濃度から略同一のずれを含むセンサ検出値を用いているため、両相関関係に含まれるセンサ検出値のずれが相殺され、このずれ、すなわち濃度センサ48の個体差や検出感度特性の経年変化等によらず、両相関関係からドラム421への現像前後の装置状態を合わせた出力特性を得ることができる。そして、この出力特性に応じて適切な階調補正特性を設定することができる。
【0058】
なお、この階調補正特性は、出力特性を吸収するべく、入力階調に対して画像形成される出力階調がリニアになるように階調補正を行うように設定してもよいが、人間の目に検知される階調がリニアに、あるいは自然な階調分布に見えるように階調補正するものであることが望ましい。この階調補正特性(ガンマデータ)は、横軸に入力階調を、縦軸に階調補正後の階調を表せば、図7の曲線として例示されるが、具体的には、この実施形態では入力階調に対する出力階調を記述したテーブルとして設定すればよい。設定された階調補正特性は、画像処理部30の出力系適合補正部35内に記憶される。
【0059】
以上のようにして長期メンテナンス処理が行われれば、以後、画像処理部30の出力系適合補正部35における階調補正処理では、後述する短期メンテナンス処理または次回の長期メンテナンス処理が行われるまで、この階調補正特性に応じて階調補正処理が行われる。
【0060】
次に、図4を参照しながら、短期メンテナンス処理について説明する。
【0061】
この短期メンテナンス処理は、所定枚数の画像形成処理を行うごとに、前回のメンテナンス処理から所定期間が経過したときに、あるいは、温度や湿度等の装置周囲の環境条件が変化した場合に、処理統括制御部90等が自動的にメンテナンス処理を行うメンテナンス時(短期メンテナンス時)を決定し、処理統括制御部90からの開始信号に応じて行われる。このため、この装置においては、短期メンテナンス処理終了から画像形成した枚数等をカウントするカウンタ、短期メンテナンス処理終了からの時間経過を計測するタイマ、装置の設置環境条件を検出する温度センサや湿度センサ等を備え、これらの出力は処理統括制御部90に入力するように構成されている。
【0062】
なお、この短期メンテナンス処理は、後述するように感光体ドラム421上に現像するトナー像を、記録紙に転写しないため、操作者の手を煩わせることなく、装置内で自動的に行うことができる。
【0063】
この短期メンテナンス処理は、短期メンテナンス時における装置の特性(特に出力特性)に応じた階調補正量(階調補正特性)を設定するものである。この短期メンテナンス処理も上記長期メンテナンス処理と同様に、この装置がC,M,Y,Kの4色の出力を行うものであるため各色ごと順に行われる。
【0064】
この短期メンテナンス処理では、まず、階調パターンデータを長期メンテナンス時に設定された階調補正特性で階調補正した画像データに基づいて、階調パターン画像が感光体ドラム421上に現像される(ステップS110)。具体的には、階調パターンデータ記憶部51に記憶されている階調パターンデータを出力系適合補正部35に送り、この階調パターンデータを長期メンテナンス時に設定された階調補正特性で階調補正して、出力色選択部36、変倍処理部37および空間フィルタ部38を経て画像形成部40に送る。そして、この画像データに基づいて感光体ドラム421上に階調パターン画像がトナー像として現像される。
【0065】
つづいて、感光体ドラム421上に現像された階調パターン画像各部のトナー濃度(パターン部濃度)が、濃度センサ48によって検出される(ステップS120)。検出された感光体ドラム421上のトナー濃度値は、階調補正特性設定処理部50の入力−ドラム間の相関関係算出部55に送られる(図2参照)。
【0066】
相関関係算出部55は、こうして送られた感光体ドラム421上のトナー濃度(センサによる検出値)と、階調パターン記憶部51から送られる階調パターンの各パッチの階調値から、入力階調とこの入力階調に基づくドラム上トナー濃度値との相関関係を算出する(ステップS130)。こうして算出された入力−ドラム間の相関関係は、階調補正特性設定部52に送られる。
【0067】
階調補正特性設定部52は、相関関係記憶部54に記憶されている長期メンテナンス時のドラム−記録紙間の相関関係から、所望の最終出力が得られる階調補正特性を求める(ステップS140)。具体的には、この短期メンテナンス時に算出された入力−ドラム間の相関関係は、長期メンテナンス時に設定された階調補正特性によって階調補正処理されたドラム上トナー濃度に基づくものであるから、この短期メンテナンス時における階調補正特性設定処理は、長期メンテナンス時からの状態変化に応じるように、長期メンテナンス時に設定された階調補正特性を修正するようになっている。すなわち、この階調補正特性の修正処理は、短期メンテナンス処理後の階調補正特性として、各階調ごとの長期メンテナンス時と短期メンテナンス時との出力特性の変化分を長期メンテナンス時に設定された階調補正特性に加えることで、新たな階調補正特性を設定するものである。図8は、長期メンテナンス時に設定された階調補正特性(ガンマデータ)を、短期メンテナンス時の状態に応じて修正した階調補正特性(ガンマデータ)を模式的に表した説明図である。
【0068】
こうして修正した階調補正特性は、画像処理部30の出力系適合補正部35に記憶され、以後、こうして修正された階調補正特性に応じて状態に応じた階調補正処理が行われる。
【0069】
以上のように、この実施形態にかかる画像形成装置では、長期メンテナンス時において感光体ドラム421上のトナー濃度値と記録紙上の最終画像濃度値との相関関係が記憶されるため、短期メンテナンス時には、感光体ドラム421上に現像したトナー像のトナー濃度値とその基となった入力画像の階調値(階調パターンデータ)との相関関係のみを求めて、感光体ドラム421へのトナー像の現像前後の装置状態を合わせた出力特性を得ることができる。そして、この出力特性に応じた階調補正特性が設定されるため、装置の状態に適合した適切な階調補正特性を設定して所望の画像濃度出力を得ることができる。
【0070】
また、長期メンテナンス時にドラム上トナー濃度と最終出力間の相関関係が記憶されているため、短期メンテナンス時には、この相関関係を求めるために記録紙への画像出力を行う必要がない。したがって、短期メンテナンス処理を簡単に行うことができ、装置自身によって自動的に行うことも可能である。
【0071】
また、これら両相関関係は、感光体ドラム421上のトナー濃度値としてともに同一の濃度センサ48の検出値を用いているため、このセンサ出力値の実際のトナー濃度値からのずれを相殺して、入力階調と最終出力画像濃度との関係を、センサ感度特性の経年変化やセンサの個体差等に影響を受けることなく、正確に求めることができる。
【0072】
さらに、長期メンテナンス時においては、実際に記録紙上への出力を行ってそのときの装置状態に確実に適合した階調補正特性を求めておき、短期メンテナンス時には、この長期メンテナンス時に設定された階調補正特性を用いて感光体ドラム421上にトナー像を現像して入力−ドラム間の相関関係を求め、この相関関係に応じて長期メンテナンス時に設定された階調補正特性を修正するように構成したため、この短期メンテナンス処理においては簡単に適切な階調補正特性を設定することができる。
【0073】
以上、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明にかかる画像形成装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように構成してもよい。
【0074】
(1)上記実施形態においては、本発明にかかる画像処理装置をデジタルカラー複写機に適用したが、所定の入力画像データを用いて画像形成を行う画像形成装置であれば、ファクシミリ装置やカラープリンタ等、任意の画像形成装置に適用することができる。
【0075】
(2)上記実施形態においては、長期メンテナンス時に装置の出力特性に応じた階調補正特性の設定を行い、短期メンテナンス時にはこの階調補正特性を修正するように構成したが、長期メンテナンス時はドラム−記録紙間の相関関係を記憶するだけにとどめ、短期メンテナンス時においてのみ階調補正特性の設定を行うようにしてもよい。
【0076】
(3)上記実施形態においては、濃度センサとして光学式の濃度センサ48を採用したが、感光体ドラム421表面のトナー濃度値を検出しうるセンサであれば、任意の公知のセンサを採用することができる。
【0077】
(4)上記実施形態においては、像担持体として感光体ドラム421を用いたが、入力画像がトナー像として現像され、これを記録紙等に転写する像担持体であれば、任意の公知の像担持体を採用することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、この画像形成装置によると、長期メンテナンス時に記憶された像担持体上トナー濃度と最終出力濃度間の相関関係、および短期メンテナンス時に求められる入力画像階調と像担持体上トナー濃度値間の相関関係から、装置の出力特性を示す入力画像データの階調と最終出力濃度との関係を得て、この出力特性に応じるように階調補正特性が設定されるため、濃度センサによって検出されるトナー濃度値が像担持体上の実際のトナー濃度値からずれを生じている場合であっても、両相関関係に含まれる濃度センサ検出値のずれが相殺される。したがって、入力画像データと最終出力濃度との関係を高い精度で得ることができ、所望の出力階調を得られる階調補正特性を確実に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる画像形成装置をカラー複写機に適用した一実施形態の全体概略図である。
【図2】 同画像形成装置の画像処理部および階調補正特性設定処理部の構成図である。
【図3】 長期メンテナンス処理のフローチャートである。
【図4】 短期メンテナンス処理のフローチャートである。
【図5】 記録紙上に画像形成された階調パターン画像の一例である。
【図6】 感光体ドラム上に現像された階調パターン画像の一例である。
【図7】 初期設定時に設定された階調補正特性(ガンマデータ)の一例である。
【図8】 階調補正特性(ガンマデータ)の修正処理を模式的に示す説明図である。
【図9】 入力階調とドラム上トナー濃度との相関関係、およびドラム上トナー濃度と最
終出力濃度との相関関係の関係を概念的に示す説明図である。
【符号の説明】
20 画像読取部
30 画像処理部
35 出力系適合補正部
40 画像形成部
421 感光体ドラム(像担持体)
48 濃度センサ
50 階調補正特性設定処理部
52 階調補正特性設定部
53 ドラム−記録紙間の相関関係算出部
54 相関関係記憶部
55 入力−ドラム間の相関関係算出部
Claims (2)
- 入力画像データを所定の階調補正特性に基づいて階調補正する階調補正手段と、
階調補正された画像データに基づいて像担持体上にトナー像を現像する現像手段と、
像担持体上に現像されたトナー濃度を検出する濃度センサと、
像担持体上に現像されたトナー像を記録紙等に転写する転写手段と、
長期メンテナンス時において、所定の階調パターンデータを入力画像として上記像担持体上に階調パターン画像を現像したとき上記濃度センサによって検出されるトナー濃度値とこの像担持体上の階調パターン画像を記録紙等に転写したとき転写された階調パターン画像各部についての画像濃度値とから求められる、像担持体上トナー濃度と最終出力濃度間の相関関係を予め記憶する相関関係記憶手段と、
短期メンテナンス時において、所定の階調パターンデータを入力画像データとして上記像担持体上に階調パターン画像を現像し、この階調パターン画像各部について上記濃度センサによってトナー濃度値を検出し、上記階調パターンデータと検出されたトナー濃度値とから入力画像階調と像担持体上トナー濃度との間の相関関係を求める相関関係算出手段と、
前記相関関係記憶手段に記憶された相関関係における像担持体上トナー濃度と前記相関関係算出手段により算出された相関関係における像担持体上トナー濃度との変化分を長期メンテナンス時に設定された階調補正特性に加えることで新たな階調補正特性を設定する階調補正特性設定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 上記入力画像データは複数の色成分を有するカラー画像データであり、上記階調補正手段は上記入力画像データを各色成分ごとに階調補正し、上記相関関係記憶手段は各色成分ごとに上記相関関係を記憶し、上記階調補正特性設定手段は各色成分ごとに上記階調補正特性を設定するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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