JP2007259188A - 画像形成システム及び画像形成システムの補正プログラム - Google Patents

画像形成システム及び画像形成システムの補正プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷エンジンを設計時の階調特性に戻す。
【解決手段】画像データの各画素の入力階調値に対応する画像再生データをスクリーンガ
ンマテーブルに基づき出力するスクリーン処理部と、画像再生データに従って感光体ドラ
ム上に画像を形成する印刷エンジンと、感光体ドラム上に形成された画像の濃度を読み取
るセンサと、基準画像の濃度をセンサで読み取ったセンサ値と印刷媒体上の基準画像の濃
度を測定した紙上濃度値との対応テーブルであるセンサ値−紙上濃度変換テーブルと、セ
ンサ値とセンサ値−紙上濃度変換テーブルに基づきスクリーンガンマテーブルを補正する
補正部と、を有する画像形成システムにおいて、センサ値を画像形成システムからホスト
コンピュータに転送し、基準画像を印刷媒体に印刷した後、紙上濃度値をホストコンピュ
ータに入力することにより、ホストコンピュータによりセンサ値−紙上濃度変換テーブル
が再作成、転送され更新される。
【選択図】図4

Description

本発明は、スクリーンガンマテーブルの補正機能を有する画像形成システム及び画像形
成システムの補正プログラムに関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ受信装置などの画像形成システムは、入力された画像
データに対して所定の画像処理を行うプリンタコントローラと、プリンタコントローラが
生成する画像データに従って印刷媒体に画像を形成する印刷エンジンとから構成される。
このような画像形成システムでは、画像データの入力階調と印刷媒体における出力濃度と
が本来理想的なリニアな関係(入力階調と出力濃度とが一致する関係)にあるべきである
しかし、印刷エンジンの特性によりそのリニアな関係が崩れてしまう場合がある。同じ
入力階調でも、印刷エンジンによっては、出力濃度が濃くなったり、薄くなったりする。
そこで、従来から設計時または工場出荷時において入力階調に対する出力濃度の関係がリ
ニアな関係になるように、印刷エンジンのエンジン特性に応じて、プリンタコントローラ
の入力階調に対する画像再生データの関係(ガンマ特性)を予め設定していた。
ところが、印刷エンジンは、湿度、温度などの経時変化や環境変化により、その特性が
変化する。そのため、工場出荷時または設計時の理想的なリニアな関係に戻すため、ガン
マ特性を補正する必要があった。
この問題を解決するために、例えば特許文献1には、印刷エンジン内部の感光体ドラム
や中間転写媒体上に基準パッチ画像を形成し、その濃度をセンサにより読み取り、入力階
調値とセンサで読み取られた濃度値との関係から、スクリーンガンマテーブルのガンマ特
性を補正する方法が記載されている。スクリーンガンマテーブルのガンマ特性を補正する
には、基準パッチ画像をセンサで読み取った濃度値と、基準パッチ画像を紙に印刷し測色
計で濃度値を測定した紙上濃度値の対応テーブルであるセンサ値−紙上濃度変換テーブル
を設計時に用意する必要がある。
特開2000−56525号公報
しかしながら、印刷エンジンには機体ばらつき等があるため、設計時に用意したセンサ
値−紙上濃度変換テーブルをすべての印刷エンジンに対応させてスクリーンガンマテーブ
ルの補正を行っても、印刷エンジン毎に設計時と同様な階調特性が得られない問題がある
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、機体ばらつき等によって階調
特性が設計時と異なってしまった印刷エンジンを設計時の階調特性に戻すことができる画
像形成システム及び画像形成システムの補正プログラムを提供することを目的とするもの
である。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成システムでは、画像データの各画素の入
力階調値に対応する画像再生データをスクリーンガンマテーブルに基づき出力するスクリ
ーン処理部と、前記画像再生データに従って感光体ドラム上に画像を形成し前記感光体ド
ラム上もしくは中間転写媒体上の前記画像を印刷媒体に印刷する印刷エンジンと、前記感
光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成された画像の濃度を読み取るセンサと、
前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成した基準画像の濃度を前記センサ
で読み取ったセンサ値と前記基準画像を前記印刷媒体に印刷後前記印刷媒体上の前記基準
画像の濃度を測定した紙上濃度値との対応テーブルであるセンサ値−紙上濃度変換テーブ
ルと、前記センサ値と前記センサ値−紙上濃度変換テーブルに基づき前記スクリーンガン
マテーブルを補正する補正部と、を有する画像形成システムにおいて、前記画像形成シス
テムは、前記センサ値−紙上濃度変換テーブルの更新要求により、前記基準画像を前記感
光体ドラム上に形成し、前記センサ値を取得し、前記基準画像を前記印刷媒体に印刷した
後、前記紙上濃度値を取得することにより、前記センサ値と前記紙上濃度値から前記セン
サ値−紙上濃度変換テーブルを更新するセンサ値−紙上濃度変換テーブル更新部を有する
、ことを要旨とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の画像形成システムの補正プログラムでは
、画像データの各画素の入力階調値に対応する画像再生データをスクリーンガンマテーブ
ルに基づき出力するスクリーン処理部と、前記画像再生データに従って感光体ドラム上に
画像を形成し前記感光体ドラム上もしくは中間転写媒体上の前記画像を印刷媒体に印刷す
る印刷エンジンと、前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成された画像の
濃度を読み取るセンサと、前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成した基
準画像の濃度を前記センサで読み取ったセンサ値と前記基準画像を前記印刷媒体に印刷後
前記印刷媒体上の前記基準画像の濃度を測定した紙上濃度値との対応テーブルであるセン
サ値−紙上濃度変換テーブルと、前記センサ値と前記センサ値−紙上濃度変換テーブルに
基づき前記スクリーンガンマテーブルを補正する補正部と、を有する画像形成システムの
補正プログラムにおいて、前記センサ値を取得するセンサ値取得工程と、前記紙上濃度値
を取得する紙上濃度値取得工程と、前記センサ値と前記紙上濃度値から前記センサ値−紙
上濃度変換テーブルを更新するセンサ値−紙上濃度変換テーブル更新工程と、からなる、
ことを要旨とする。
この構成によれば、センサ値−紙上濃度変換テーブルを出荷後の画像形成システムにお
いて容易に再作成することができるので、出荷後の画像形成システムの階調特性を設計時
に想定した階調特性に戻すことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
(第1実施形態)
<プリンタの構成>
まず、第1実施形態に係る画像形成システムの構成について、図1を参照して説明する
。図1は、本発明が適用される画像形成システムの一例を示す図である。画像形成システ
ムとしてプリンタ20を例にして以下説明する。
図1に示すように、プリンタ20はプリンタコントローラ30と印刷エンジン50とか
ら略構成され、ホストコンピュータ10と接続される。
プリンタコントローラ30は、プリンタコントローラ30内の各部を制御するためのC
PU31と、ホストコンピュータ10にインストールされたプリンタドライバ12からの
画像データを受信してプリンタ20のトナーの色空間に変換して各画素所定の階調値から
なる画像データS32を出力する入力ユニット32と、その画像データS32が格納され
るRAM33と、画像データS32をハーフトーン処理し画像再生データS34を生成す
るスクリーン処理部34と、スクリーン処理部34により生成された画像再生データS3
4を駆動パルスデータS35に変換するパルス幅変調部(PWM:Pulse Width Modulati
on )35と、を有する。
また、プリンタコントローラ30には、変換用のスクリーンガンマテーブル37と、補
正ガンマテーブル38、及びセンサ値−紙上濃度変換テーブルである正規化センサ値−正
規化紙上濃度変換テーブル39を保持するEEPROM(Electronically Erasable and
Programmable Read Only Memory)36を有する。
印刷エンジン50は、印刷エンジン50内の各部を制御するエンジンコントローラ51
と、エンジンコントローラ51の制御によりレーザー光線を発光するレーザーダイオード
(LD:Laser Diode)52と、レーザーダイオード52からのレーザー光線の照射によ
り潜像が形成されてトナーの付着によりその潜像が現像される感光体ドラム53と、感光
体ドラム53上に形成された基準画像である基準パッチ画像54の出力濃度をセンサ値5
6として検出するセンサ55と、を有する。なお、基準パッチ画像54は感光体ドラム5
3上に形成された画像が一旦転写される中間転写体に形成され、センサ55が中間転写体
上の基準パッチ画像54の出力濃度を検出するようにしてもよい。
スクリーンガンマテーブル37は、印刷エンジン50の経時変化や環境変化に対応して
補正される。この補正は、ROMに格納された補正プログラム40をCPU31が読み出
して実行される。
<補正プログラムの動作>
ここで、図2と図3を参照して補正プログラム40の動作を説明する。図2は、補正プ
ログラム40の動作を説明するフローチャート図である。プリンタ20は、所定の枚数が
印刷された時点やユーザーからの指示に応じて補正プログラム40をCPU31が読み出
して実行する。また、基準パッチ画像54は、入力階調値として0〜255の256階調
で構成されているものとする。
先ず、ステップS100では、CPU31は、感光体ドラム53上に基準パッチ画像5
4を形成させる。
次に、ステップS102では、CPU31は、感光体ドラム53上に形成した基準パッ
チ画像54の出力濃度をセンサ55に検出させ、入力階調値0〜255に対応するセンサ
値56を取得する。
次に、ステップS104では、センサ値56を正規化し、正規化センサ値を求める。こ
こで、正規化センサ値とは、印刷エンジン50によってはセンサ値56が、純白=0、ベ
タ黒=255とならない場合があるので、基準パッチ画像54の純白部分のセンサ値を純
白生値、ベタ黒部分のセンサ値をベタ黒生値、個々の注目するセンサ値を注目センサ生値
、とした場合、次の式(1)によって求められる。
正規化センサ値=255×(注目センサ生値−純白生値)/(ベタ黒生値−純白生
値) ・・・(1)
図3(A)は、入力階調値と正規化センサ値の対応を示すグラフ図である。図3(A)
に示すように、入力階調値a1に対応する正規化センサ値はa2、入力階調値b1に対応
する正規化センサ値はb2、入力階調値c1に対応する正規化センサ値はc2、などのよ
うになる。
次に、ステップS106では、正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル39から
入力階調値に対応する正規化紙上濃度値を求める。正規化センサ値−正規化紙上濃度変換
テーブル39は、基準パッチ画像をセンサで読み取った濃度値を正規化した正規化センサ
値と、基準パッチ画像を紙に印刷し測色計で濃度値を測定した紙上濃度値を正規化した正
規化紙上濃度値の対応テーブルであり、印刷エンジン50の設計段階で最適化された値に
基づき、製造時にプリンタ20のEEPROM36に書き込まれている。
図3(B)は、正規化センサ値と正規化紙上濃度値の対応を示すグラフ図である。図3
(B)に示すように、正規化センサ値a2に対応する正規化紙上濃度値はa3、正規化セ
ンサ値b2に対応する正規化紙上濃度値はb3、正規化センサ値c2に対応する正規化紙
上濃度値はc3、などのようになる。
図3(A)及び図3(B)に基づき、入力階調値に対応する正規化紙上濃度値を求める
ことができる。即ち、入力階調値a1に対応する正規化紙上濃度値はa3、入力階調値b
1に対応する正規化紙上濃度値はb3、入力階調値c1に対応する正規化紙上濃度値はc
3、などのようになる。
次に、ステップS108では、入力階調値に対応する補正ガンマテーブル入力階調値を
求める。図3(C)は、補正後の理想濃度特性を表しており、補正ガンマテーブル入力階
調値と正規化紙上濃度値の対応を示すグラフである。図3(C)に示すように、補正ガン
マテーブル入力階調値a4に対応する正規化紙上濃度値はa3、補正ガンマテーブル入力
階調値b4に対応する正規化紙上濃度値はb3、補正ガンマテーブル入力階調値c4に対
応する正規化紙上濃度値はc3、などのようになる。
図3(A)、図3(B)および図3(C)に基づき、入力階調値と補正ガンマテーブル
入力階調値の関係は、図3(D)のように求めることができる。図3(D)は、補正ガン
マテーブルを示すグラフ図である。図3(D)に示すように、補正ガンマテーブル入力階
調値a4に対応する(補正前)入力階調値はa1、補正ガンマテーブル入力階調値b4に
対応する(補正前)入力階調値はb1、補正ガンマテーブル入力階調値c4に対応する(
補正前)入力階調値はc1、などのようになる。
次に、ステップS110では、図3(D)の補正ガンマテーブルに基づき、オリジナル
ガンマテーブル階調値からスクリーンガンマテーブルを再構成する。図4は、スクリーン
ガンマテーブルの再構成を説明するグラフ図である。
図4において、補正ガンマテーブル階調値をi、オリジナルガンマテーブルのパルス幅
をP[i]、階調値iにおける補正ガンマテーブル階調値をA[i]とすると、階調値i
における再構成後のスクリーンガンマテーブルのパルス幅PA[i]は、次の式(2)に
より求められる。
PA[i]=(P[C+1]−P[C])×(A[i]−C)+P[C] ・
・・(2)
ただし、C=INT(A[i]) (0≦i≦255)
<正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新>
次に、図5を参照して正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新について説
明する。図5は、正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新を説明するプリン
タの構成図である。本実施形態では、ホストコンピュータ10にセンサ値−紙上濃度変換
テーブル更新部である正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル更新部41がある場
合について説明する。
ホストコンピュータ10から、正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル39の更
新をするための指示がプリンタ20に送信されると、感光体ドラム53に基準パッチ画像
54が形成され、センサ55によりセンサ値56が読み取られる。センサ値56は、ホス
トコンピュータ10に転送される。感光体ドラム53に形成された基準パッチ画像54は
、紙60に印刷され、測色計61により紙60に印刷された基準パッチ画像54の紙上濃
度値62を測定し、ホストコンピュータ10に入力される。
ホストコンピュータ10に紙上濃度値62を入力する方法は、ユーザーが測色計61か
ら読み取った紙上濃度値62をキーボードで入力してもよいし、測色計61とホストコン
ピュータ10をUSB(Universal Serial Bus)などで接続し、紙上濃度値62を転送す
るようにしてもよい。
ホストコンピュータ10は、センサ値56と紙上濃度値62がそろった時点で、正規化
センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル39を生成し、プリンタ20のEEPROM36
に転送する。
次に、基準パッチ画像について図6を参照して説明する。図6は、基準パッチ画像を説
明する概略図である。
基準パッチ画像54は、0〜255の256階調のうち15階調間隔でCMYK各色の
17点のパッチで構成される。即ち、図6の左から0、15、31、47、63、・・・
、207、223、239、255階調の17点のパッチでそれぞれ構成される。これら
の基準パッチ画像54を測色計61で読み取り、それぞれのパッチの紙上濃度値62をホ
ストコンピュータ10に入力する。
次に、図7を参照して正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新方法につい
て説明する。図7は、正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新方法を説明す
るフローチャート図である。
先ず、ステップS200では、ホストコンピュータ10からの指示により、感光体ドラ
ム53に基準パッチ画像54が形成される。
次に、ステップS202では、感光体ドラム53に形成された基準パッチ画像54の濃
度値をセンサ55により読み取り、センサ値56をホストコンピュータ10に転送する。
次に、ステップS204では、ホストコンピュータ10は、転送されたセンサ値56を
正規化する。
次に、ステップS206では、プリンタ20は、感光体ドラム53に形成された基準パ
ッチ画像54を紙60に印刷する。
次に、ステップS208では、紙60に印刷された基準パッチ画像54を測色計61で
読み取り、ステップS210では、紙上濃度値62をホストコンピュータ10にキーボー
ドなどで入力する。
次に、ステップS212では、ホストコンピュータ10は、入力された紙上濃度値62
を正規化する。
次に、ステップS214では、正規化センサ値と正規化紙上濃度値から正規化センサ値
−正規化紙上濃度変換テーブル39を生成する。図8は、正規化センサ値−正規化紙上濃
度変換テーブル39を説明するグラフ図である。基準パッチ画像54の17点の正規化紙
上濃度値から補間して0〜255階調の正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル3
9を生成する。
次に、ステップS216では、ホストコンピュータ10は、正規化センサ値−正規化紙
上濃度変換テーブル39をプリンタ20のEEPROM36に転送する。
以上に述べた前記実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態では、正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル39を出荷後のプリン
タ20において容易に再作成することができるので、出荷後のプリンタ20の階調特性を
設計時に想定した階調特性に戻すことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることが
できる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)本発明に係る画像形成システムの第1変形例について説明する。前記第1
実施形態では、測色計61により紙60に印刷された基準パッチ画像54を読み取り、ホ
ストコンピュータ10にキーボードなどで入力する場合について説明したが、測色計61
としてスキャナがプリンタ20と一体化された複合機であれば、正規化センサ値−正規化
紙上濃度変換テーブル39を再作成する一連の作業を1つのシステム上で行うことができ
、作業が容易になる。また、基準パッチ画像54として図6のように17点に限定しなく
ても256点すべてのパッチで構成しても、本変形例1の構成によれば容易に測色でき、
より正確な正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル39を生成することができる。
本発明が適用されるプリンタの構成図。 補正プログラムの動作を説明するフローチャート図。 (A)は入力階調値と正規化センサ値の対応を示すグラフ図、(B)は正規化センサ値と正規化紙上濃度値の対応を示すグラフ図、(C)は正規化紙上濃度値と補正後入力階調値の対応を示すグラフ図、(D)は補正ガンマテーブルを示すグラフ図。 スクリーンガンマテーブルの再構成を説明するグラフ図。 正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新を説明するプリンタの構成図。 基準パッチ画像を説明する概略図。 正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルの更新方法を説明するフローチャート図。 正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブルを説明するグラフ図。
符号の説明
10…ホストコンピュータ、12…プリンタドライバ、20…プリンタ、30…プリン
タコントローラ、31…CPU、32…入力ユニット、33…RAM、34…スクリーン
処理部、35…PWM、36…EEPROM、37…スクリーンガンマテーブル、38…
補正ガンマテーブル、39…正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル、40…補正
プログラム、41…正規化センサ値−正規化紙上濃度変換テーブル更新部、50…印刷エ
ンジン、51…エンジンコントローラ、52…LD、53…感光体ドラム、54…基準パ
ッチ画像、55…センサ、56…センサ値、60…紙、61…測色計、62…紙上濃度値

Claims (2)

  1. 画像データの各画素の入力階調値に対応する画像再生データをスクリーンガンマテーブ
    ルに基づき出力するスクリーン処理部と、
    前記画像再生データに従って感光体ドラム上に画像を形成し前記感光体ドラム上もしく
    は中間転写媒体上の前記画像を印刷媒体に印刷する印刷エンジンと、
    前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成された画像の濃度を読み取るセ
    ンサと、
    前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成した基準画像の濃度を前記セン
    サで読み取ったセンサ値と前記基準画像を前記印刷媒体に印刷後前記印刷媒体上の前記基
    準画像の濃度を測定した紙上濃度値との対応テーブルであるセンサ値−紙上濃度変換テー
    ブルと、
    前記センサ値と前記センサ値−紙上濃度変換テーブルに基づき前記スクリーンガンマテ
    ーブルを補正する補正部と、
    を有する画像形成システムにおいて、
    前記画像形成システムは、前記センサ値−紙上濃度変換テーブルの更新要求により、
    前記基準画像を前記感光体ドラム上に形成し、
    前記センサ値を取得し、
    前記基準画像を前記印刷媒体に印刷した後、
    前記紙上濃度値を取得することにより、
    前記センサ値と前記紙上濃度値から前記センサ値−紙上濃度変換テーブルを更新するセ
    ンサ値−紙上濃度変換テーブル更新部を有する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像データの各画素の入力階調値に対応する画像再生データをスクリーンガンマテーブ
    ルに基づき出力するスクリーン処理部と、
    前記画像再生データに従って感光体ドラム上に画像を形成し前記感光体ドラム上もしく
    は中間転写媒体上の前記画像を印刷媒体に印刷する印刷エンジンと、
    前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成された画像の濃度を読み取るセ
    ンサと、
    前記感光体ドラム上もしくは前記中間転写媒体上に形成した基準画像の濃度を前記セン
    サで読み取ったセンサ値と前記基準画像を前記印刷媒体に印刷後前記印刷媒体上の前記基
    準画像の濃度を測定した紙上濃度値との対応テーブルであるセンサ値−紙上濃度変換テー
    ブルと、
    前記センサ値と前記センサ値−紙上濃度変換テーブルに基づき前記スクリーンガンマテ
    ーブルを補正する補正部と、
    を有する画像形成システムの補正プログラムにおいて、
    前記センサ値を取得するセンサ値取得工程と、
    前記紙上濃度値を取得する紙上濃度値取得工程と、
    前記センサ値と前記紙上濃度値から前記センサ値−紙上濃度変換テーブルを更新するセ
    ンサ値−紙上濃度変換テーブル更新工程と、からなる、
    ことを特徴とする画像形成システムの補正プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10333377A (ja) * 1997-06-05 1998-12-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置
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