JP6203161B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式により画像形成を行う画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式により画像形成を行う画像形成装置が知られている。この装置は、トナー粒子を帯電させ静電気力を用いて画像形成を行う。そのため、トナー粒子の帯電量が変化した場合、それに応じて出力画像濃度や品位が変化してしまう。トナー粒子の帯電量は、使用環境や、出力される画像濃度や、出力経過時間などに応じて大きく変化する。
特に、二成分現像装置を用いた電子写真方式の画像形成装置、すなわち現像剤としてトナー粒子とキャリア粒子とを使用する装置では、画像露光により形成した静電潜像をトナーの電荷量で埋めることにより画像形成を行う。この装置においては、トナー粒子の帯電量変化による濃度変化が顕著に発生する。その濃度変化の影響は、ベタ画像の濃度のみならず、全階調に対して影響が及ぶ。そのため、トナー帯電量の変化に伴い階調性の変化が生じてしまう。
ベタ部や中間調部の濃度変動、すなわち階調変動を抑えるために、階調補正フィードバック制御が、一般的に広く行われている。この制御では、任意の階調の画像パッチを像担持体上や転写体上に出力し、像担持体上や転写体上などでパッチ濃度(トナー量)を測定した上で、出力濃度が目標濃度に一致するよう出力画像に対して階調変換を行う。
しかし、このような画像パッチの出力濃度に基づいた階調補正制御は、画像パッチの濃度(トナー量)測定を行った後に階調変換テーブルを作成し、その後、出力する画像に対して階調変換処理を適用する、というフィードバック制御である。そのため、制御のむだ時間(制御の時間遅れ)が発生せざるをえない。すなわち、短周期の濃度・階調ブレが不可避に発生してしまう。
このような問題を解決するものとして、下記特許文献1のように、トナー粒子の帯電量を推定(予測)し、画像形成のコントラスト電位をリアルタイムで抑制するフィードフォワード制御を行って画像濃度を安定化させる技術が提案されている。
特開2001−42613号公報
しかしながら、上記従来のようなトナー粒子の帯電量の推定に基づくフィードフォワード制御を行った場合でも、その予測誤差が大き過ぎると、制御を行わなかった場合に比べむしろ安定性が低下し、画像品質をより低下させてしまうという問題が生じる。
従って、画像濃度を短期的且つ長期的に安定させる観点から、改善の余地があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、トナー粒子の帯電量予測により短周期での濃度変動を抑えつつ、予測誤差を補償して長期に亘り画像濃度を安定させることができる画像形成装置を提供することにある。

上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、現像剤容器内のトナー粒子の帯電量を予測する予測手段と、前記予測手段により予測された前記トナー粒子の前記帯電量に基づいて、露光条件を決定する決定手段と、階調変換テーブルを格納する格納手段と、前記格納手段に格納された前記階調変換テーブルに基づいて画像データを作成する作成手段と、感光体と、静電潜像を形成するために、前記決定手段により決定された前記露光条件に基づく光によって前記感光体を露光する露光手段と、前記現像剤容器内のトナー粒子を用いて前記静電潜像を現像する現像手段とを有し、前記作成手段により作成された前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により形成された画像パッチを測定する測定手段と、前記画像形成手段に、パッチ画像データに基づき前記画像パッチを形成させ、前記測定手段により前記画像パッチの測定値を取得し、前記画像パッチの前記測定値と予め決まった目標値との差を決定し、前記画像パッチの前記測定値と前記目標値との差から補正量テーブルに基づき前記階調変換テーブルの補正量を決定し、前記階調変換テーブルを前記補正量に基づいて修正して前記階調変換テーブルを更新する更新手段と、を有し、前記作成手段は、前記画像形成手段が前記画像パッチを形成する場合、前記階調変換テーブルに基づいて前記パッチ画像データを作成し、前記露光手段は、前記画像形成手段が前記画像パッチを形成する場合、前記決定手段により決定された前記露光条件に基づく光によって前記感光体を露光することを特徴とする。
本発明によれば、トナー粒子の帯電量予測により短周期での濃度変動を抑えつつ、予測誤差を補償して長期に亘り画像濃度を安定させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 本実施の形態における基本動作処理のフローチャートである。 トナー粒子帯電量予測による画像露光強度補正制御処理のフローチャートである。 画像形成時の制御ダイアグラムである。 図2のステップS111で実行される階調補正FB制御のフローチャートである。 階調補正FB制御の制御ダイアグラムである。 階調補正FB制御に使用する目標階調(濃度)レベルとトナー帯電量予測(FF)制御により現像量(濃度)変化が生じる階調領域との関係を示す図である。 第2の実施の形態におけるトナー粒子帯電量予測による画像露光強度補正制御処理のフローチャートである。 第3の実施の形態におけるトナー粒子帯電量予測による階調補正制御処理のフローチャートである。 階調補正により階調変換テーブルの出力値を下げる場合の例、上げる場合の例をそれぞれ示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。
この画像形成装置は、電子写真方式により画像を形成するタンデム型の画像形成装置であり、例えば、プリンタとして構成される。画像形成部は4つあるが、それらの構成については共通であるので、主に1つについて説明する。
この画像形成装置は、画像形成装置全体を制御するCPU(予測手段、設定手段、形成手段、更新手段)2、画像コントローラ1、RAM(記憶手段)11、HDD(ハードディスクドライブ)21、A/D変換器19を備える。また、画像形成装置本体に温度・湿度センサ17、不図示のタイマを備える。画像コントローラ1内には階調変換ユニット18が備えられる。
各画像形成部には、感光ドラム(像担持体)5、レーザドライバ(以下、LDドライバという)3、反射ミラー4、帯電器(帯電ローラ)7、現像器8、1次転写器12等が備えられる。現像器8は、トナー及びキャリアを含有する現像剤を収容する現像剤容器9を備える二成分現像装置である。現像器8は、現像剤を担持する現像剤担持体である現像ローラ22のほか、T/C比検出センサ16、光センサ(検知手段)20を備える。CPU2及びこれによって制御される帯電ローラ7、LDドライバ3、現像器8等が「作像手段」を構成する。
画像コントローラ1は、不図示のホストコンピュータ等(以下、PCという)から特定の記述言語で記述された画像情報の電気信号を受信し、画像データを作成する。この画像データから、CPU2がLDドライバ3により潜像を作成するための信号処理を行い、それをLDドライバ3に信号を送信する。LDドライバ3では、上記送られた信号を光信号に変換し、高速度で回転する(不図示の)ポリゴンモータに取り付けられたポリゴンミラーに上記光信号を照射する。照射された光信号は、ポリンゴンミラーにより反射して、反射ミラー4によって潜像担持体である感光ドラム5の表面に照射される。
感光ドラム5は、高電圧電源であるバイアス印加手段である高圧出力部6により制御された電圧値にて帯電ローラ7により一定電位に均一に帯電されている。感光ドラム5は、光照射を受ける(露光される)ことで照射部の電位が変化し、それにより感光ドラム5上に静電潜像が形成される。
本画像形成装置においては、感光ドラム5を負極性に帯電させるとともに、トナー粒子を負極性に帯電させ、光照射を行った部位(明部)にトナー粒子を付着させる機構となっている。また、感光ドラム5が一定電位になるよう帯電ローラ7を用いて帯電しているため、トナーが現像される明部電位は、LDドライバ3から照射される光の光強度に依存して変化する。すなわち、トナー現像量は感光ドラム5に対する光照射量を制御することにより、調整することが可能である。
現像器8は、現像ローラ22によって現像剤中のトナーのみを感光ドラム5に付着させ、感光ドラム5上に形成された静電潜像をトナー像として具現化・可視化像とする(現像する)。CPU2が必要に応じてトナー補給モータ10を回すことにより、必要に応じて現像剤容器9にトナーが補給される。CPU2は、所定期間内のトナーの補給量の実績をRAM11に保持する。
現像ローラ22には、高圧出力部6によって制御された現像バイアスが印加されている。感光ドラム5上に現像形成されたトナー像は、1次転写器12によって中間転写ベルト13上に転写された後、さらに2次転写器14により紙等の記録媒体15の表面に転写される。T/C比検出センサ16は、現像剤容器9内のトナー粒子とキャリア粒子との混合比率を測定する。T/C比検出センサ16の出力値は、A/D変換器19を介して必要なタイミングでCPU2に取り込まれる。
トナー像を転写された記録媒体15は、搬送ローラにより搬送され、定着装置により、上記トナー像が記録媒体15に永久定着され、画像形成装置外に搬送される。ところで、HDD21には階調変換テーブルが記憶されており、RAM11に読み出されて参照される。
図2は、本実施の形態における基本動作処理のフローチャートである。
概略を説明すると、この基本動作処理では、現像剤容器9の中のトナー粒子の帯電量(電荷量)を予測する。そしてその予測結果に基づいて、感光ドラム5上に現像形成されるトナー像の濃度が一定となるように、電位形成条件を設定する(ステップS105、S106、図3、図4)。これが、トナー粒子の帯電量の変動を抑制するフィードフォワード(以下、「FF」と記す)制御である。
本実施の形態では電位形成条件の一例として露光強度を設定する。ただし、電位形成条件はこれに限られず、帯電バイアス設定、あるいは現像バイアス設定、あるいはこれらの併用でもよい。また、予測するのはトナー帯電量に限るものでなく、出力画像濃度乃至現像トナー濃度といった、より直接的なものでもよい。
また、感光ドラム5上に、上記設定された露光条件にて、画像濃度を検知するための(階調補正用の)画像パッチの潜像形成を行う。そして、その潜像に対して現像された画像パッチの画像濃度を光センサ20により検知(測定)する。そして、検知結果から算出されたパッチ濃度(トナー量)に基づき、画像パッチの出力濃度が目標パッチ濃度(目標濃度)に一致するよう、階調変換テーブルを更新する(図2のステップS111、図5、図6)。これが、階調補正フィードバック(以下、「FB」という)制御である。
ここで、通常画像のトナー像形成用と階調補正用の画像パッチのトナー像形成用とで電位形成条件(露光強度補正)は共通である。通常画像の形成と画像パッチの形成に用いる階調変換テーブルも共通である。
図2の処理は、装置本体の電源オンによって開始される。まず、CPU2は、初期化処理を行い(ステップS101)、印字条件、パラメータをHDD21からRAM11に読み込む(ステップS102)。次に、ステップS103で、CPU2は、UIイベントが発生したか否かを判別する。UIイベントは、不図示の操作部からユーザが指示を入力することで発生する。
そして、CPU2は、UIイベントが発生した場合は、それに応じた処理を実行する。すなわち、CPU2は、UIイベントがキャリブレーションの実行指示であればキャリブレーションを実行し(ステップS112、S113)、設定パラメータの変更指示であれば設定パラメータを変更してRAM11に保存する(ステップS114、S115)。その後、CPU2は、処理を前記ステップS103に戻す。また、CPU2は、UIイベントが電源オフ(OFF)の指示であれば、RAM11から印字条件、パラメータを読み出してHDD21に保存して(ステップS116、S117)、装置電源をオフにする(本処理が終了する)。UIイベントが電源オフ(OFF)の指示でもない場合は、CPU2は、処理を前記ステップS103に戻す。
前記ステップS103の判別の結果、UIイベントが発生していない場合は、CPU2は、トナー補給を実行する(ステップS104)。ここでは、前回のステップS110の処理で決定された補給量の補給が実行される。次に、CPU2は、現像剤容器9内のトナー粒子の帯電量を予測する処理、並びに通常画像形成時用及び画像パッチ用形成時の露光強度(以下、「レーザパワー」あるいは「LPW」と記す)補正量を決定する処理を実行する(ステップS105、S106)。これらの処理については、図3、図4で後述する。ここで決定されるレーザパワー補正量は、通常画像及び画像パッチの各トナー像の形成に共通して適用される。
次に、CPU2は、階調補正用の画像パッチを出力するタイミングとなったか否かを判別し(ステップS107)、当該タイミングとなった場合は、階調補正FB制御を実行してから(ステップS111)、ステップS108に処理を進める。一方、当該タイミングとなっていない場合は、CPU2は、今回は階調補正用FB制御を実行することなくステップS108に処理を進める。
ステップS108では、CPU2は、未処理のジョブが有るか否かを判別し、なければ前記ステップS103に処理を戻す一方、有れば、その印刷ジョブを実行する(ステップS109)。この印刷ジョブでの通常画像形成においては、ステップS106で決定されたレーザパワー補正量が反映される。従って、潜像形成は、レーザパワー補正量による露光強度補正とRAM11に現在記憶されている階調変換テーブル(最新の階調変換テーブル)による階調補正を行いつつなされる。潜像形成に用いる画像信号は、階調変換テーブルを参照して算出される。
次に、ステップS110では、CPU2は、トナー補給量を決定する。トナー補給量は、トナー消費量から決定される。その後、CPU2は、処理を前記ステップS103に戻す。
図3は、トナー粒子帯電量予測による画像露光強度補正制御(FF)処理のフローチャートである。本処理は、図2のステップS105、S106に相当する。図4は、画像形成時の制御ダイアグラムである。
この画像露光強度補正制御処理では、一定時間おき(タイムステップ毎)にトナー帯電量を予測する。そのため、各期間における、トナー消費量、トナー補給量、現像剤容器9内のトナー量を、CPU2は、RAM11内に保持させる。保持するトナー消費量、トナー補給量のデータについては、タイムステップ間の期間内で時間平均をとったものを採用する。
まず、図3のステップS301で、CPU2は、トナー粒子帯電量の予測値を算出するためのデータを読み込む。このデータには、前回算出時からの累積データ、トナー消費量、トナー補給量等が含まれる。次に、CPU2は、トナー粒子帯電量の予測値を算出する(ステップS302)。ここで、トナー粒子帯電量の予測値は、各タイムステップ毎に計算され、それに用いる算出式は、現像ローラ22が回転しているか否かに応じて切り替えられる。現像ローラ22の回転時には下記数式1を用い、現像ローラ22の非回転時には下記数式2を用いて算出する。
[数1]
トナー粒子帯電量(予測値)=前タイムステップにおけるトナー粒子帯電量×(1−計算タイムステップ/α−現像量/現像器内トナー量)
+β×計算タイムステップ/α
+前回計算時のトナー粒子帯電量
[数2]
トナー粒子帯電量(予測値)=前タイムステップにおけるトナー粒子帯電量×(1−γ)
ここで、α、β、γの3つのパラメータは、トナーの帯電特性に応じて前もって決められたパラメータである。αは摩擦帯電(除電)が行われる時間速さ、βはトナー粒子の飽和帯電量、γはトナー粒子からの電荷漏洩の時間速さを示している。トナー粒子帯電量の初期値は0である。
上記数式1の右辺の第1項の「現像量/現像器内トナー量」は、「帯電したトナー粒子が現像されると同時に未帯電のトナー粒子が補給される分の電荷収支」に相当する。すなわち、「現像量/現像器内トナー量」が、現像剤容器9からのトナーの消費・補給に応じた帯電量の減少分に対応する。
上記数式1の右辺の第2項及び第1項のうちの上記項を除いた部分は、「摩擦帯電によりトナー粒子の電荷が変化する量」に相当する。これらを、上記数式1の右辺の第3項が示す前回のトナー粒子帯電量に対して加えることで、次回の帯電量を予測するという式となっている。上記数式2は、一定の時定数でトナー粒子帯電量が減衰することを示す式となっている。
さらに、本実施の形態では、予測したトナー帯電量、言い換えれば、所定の目標トナー帯電量に対する実際のトナー帯電量のズレ・変化を推定(予測)する。そして、そのズレ分・変化分による濃度変動を打ち消すよう、LDドライバ3から照射される画像出力時の画像露光強度をFF制御する。具体的には、CPU2は、下記数式3を満たす電位コントラストになるよう、LDドライバ3の照射強度(画像露光強度)を調整する。
[数3]
画像出力時電位コントラスト=(基準時電位コントラスト/基準時に予測されたトナー粒子帯電量)×出力時に予測されたトナー粒子帯電量
ここで、「基準時」とは、例えば、色合わせのためのキャリブレーション動作を行った時や、キャリブレーションを行わない設定の場合には、出力JOB開始初期時等、出力画像の色味基準となる出力を行った時を指す。
すなわち、図3のステップS303で、CPU2は、予測される濃度変動を打ち消すために必要な電位調整量を算出する。次に、ステップS304で、CPU2は、算出した電位調整量に相当するレーザパワー補正量を画像出力時のレーザパワー補正量(電位形成条件)としてRAM11に記憶させる。
ここで記憶されたレーザパワー(LPW)補正量が、図2のステップS109における印刷ジョブの通常画像形成、及び、図2のステップS111(図5のステップS604)における画像パッチの形成に反映される。図4に示すように、算出・記憶されたLPW補正量をデフォルトのLPW設定の露光強度に加算した露光強度にて、次回の画像形成が行われる。
以上のような、予測したトナー帯電量を打ち消すように、画像出力時に用いる潜像形成条件(電位コントラスト)調整を行うことで、トナー粒子帯電量の変化に影響を受けない安定した画像濃度の出力が可能となる。
しかし、予測したトナー帯電量と実際のものとでズレが生じ、濃度の予測変動量と実際の変動量のズレが大きくなってしまった場合、予測制御が、出力濃度と目標画像濃度とのズレを拡大させてしまうことがある。そこで、本実施の形態では、トナー粒子の帯電量の変動を抑制するFF制御を行う一方、画像パッチを通常画像出力時と同等の潜像形成条件(画像露光強度)下で形成する。さらに、トナーパッチ濃度(量)と目標画像濃度(トナー量)間の差分をもとにして、画像出力時に適用する階調補正テーブルを更新する。
図5は、図2のステップS111で実行される階調補正FB制御のフローチャートである。図6は、階調補正FB制御の制御ダイアグラムである。
まず、図5において、CPU2は、画像パッチの形成・濃度検知を行うためのパッチ検発行を行うと共に、像担持体である感光ドラム5の下地を読み取る(ステップS601)。次に、CPU2は、読み取った下地の出力に異常があるか否かを判別する(ステップS602)。その判別の結果、CPU2は、異常がなければステップS604に処理を進める一方、異常があれば、画像パッチの濃度を検知する光センサ20の下地レベルを更新してから(ステップS603)、ステップS604に処理を進める。
ステップS604では、CPU2は、通常画像形成時と同等の条件で階調補正用の画像パッチを形成する。すなわち、CPU2は、RAM11に現在記憶されている最新の階調変換テーブルを元に算出された階調パッチレベルにて画像パッチを形成する。その際、デフォルトのLPW設定を、上記算出・記憶されたレーザパワー補正量(図3のステップS304)で補正した露光強度にて、画像パッチを形成する(図6参照)。ここでいう階調パッチレベルは、前回のステップS609で、最新の階調変換テーブルをもとに、目標パッチ濃度を出力するためのパッチ出力値として算出(逆算)されたものである。
次に、画像パッチの濃度を光センサ20が検知(測定)すると(図6参照)、CPU2は、その検知結果を受け取り(ステップS605)、CPU2は、検知結果から画像パッチの濃度を演算により求める(ステップS606)。ここで、パッチ濃度は濃度が高いほど大きな値を示すものとする。
次に、CPU2は、演算で求めた測定パッチ濃度と目標パッチ濃度とを比較し、その差分値を求める(ステップS607)。ここでいう差分値は、測定パッチ濃度(図6のトナーパッチ読み取り値)から目標パッチ濃度(図6の階調補正用パッチ基準値)を差し引いた値である。
そして、CPU2は、測定パッチ濃度と目標パッチ濃度との間に差分がない場合は、本処理を終了させる一方、差分がある場合は、ステップS608、S609を実行してから本処理を終了させる。
ステップS608では、CPU2は、現在、RAM11に記憶されている階調変換テーブルに対して、「最新の階調変換テーブル=前回算出された現在の階調変換テーブル−差分値×基準補正形状テーブル」なる演算式による演算を行う。これにより、階調変換テーブルを更新する(図6も参照)。すなわち、現在の階調変換テーブルに代えて最新の階調変換テーブルをRAM11に記憶させる。なお、図5の処理の終了時には、RAM11内の最新の階調変換テーブルはHDD21に保存される。
次に、ステップS609では、CPU2は、更新された最新の階調変換テーブルをもとに、目標パッチ濃度を出力するためのパッチ出力値(階調パッチレベル)を算出(逆算)する。その後、本処理を終了させる。
このように、階調補正FB制御は、トナー粒子帯電量予測によりトナー粒子の帯電量の変動を抑制するFF制御と並行して実行される。階調補正FB制御は、FF制御での予測誤差を補償する役割を果たす。そのため、目標パッチ濃度(目標濃度)は、適切な値に設定する必要がある。具体的には、トナー帯電量予測制御(FF制御)により現像量(濃度)変化が生じる階調(濃度)領域、すなわち、トナー帯電量予測制御に誤差があった場合に、その誤差の影響で濃度ブレが生じるような階調領域内で設定される。
図7は、階調補正FB制御に使用する目標階調(濃度)レベルとトナー帯電量予測(FF)制御により現像量(濃度)変化が生じる階調領域との関係を示す図である。
図7に示すように、帯電量予測に誤差があると、入力に対する出力にズレが生じる。ところが、階調カーブの形状の特性から、所定以下の低い階調領域(例えば、画像面積率15%以下:極ハイライト領域)においては、トナー粒子帯電量予測制御による調整が階調変化をほとんど生じさせない。そのため、予測制御の誤差があったとしても、それを検知できない。一方、所定以上の階調領域であれば、トナー粒子帯電量予測制御による調整が階調変化を生じさせるため、それをパッチ出力の濃度ズレとして確認することができる。すなわち、予測誤差に起因する画像パッチの階調変化を光センサ20が検知できる。
このような、予測誤差に起因する画像パッチの階調変化を検知可能な階調(濃度)領域内で目標パッチ濃度を設定し、画像パッチを形成し、階調変換テーブルを更新する。これにより、トナー粒子帯電量予測制御に誤差が生じて階調カーブの誤差(目標階調濃度カーブ)にズレが生じたとしても、その誤差がゼロに近づくように補正(誤差の補償)することが可能となる。従って、予測制御の誤差に起因する弊害が回避される。
逆に言えば、現像器8が、図7に示すような、「トナー粒子帯電量予測制御による濃度(階調)変化」が生じるような特性を持つ現像装置であるとする。この場合に、予測制御の誤差があっても現像量が変化しないような極ハイライト領域を、階調補正用の画像パッチの出力時の階調として用いないことが必要である。その領域の画像パッチを用いると、トナー粒子帯電量予測制御の誤差の打ち消すような階調補正FB制御を行うことができないからである。
本実施の形態によれば、画像露光強度補正制御(FF制御)により、トナー粒子帯電量を予測し、通常画像の濃度が一定となるように、リアルタイムに電位形成条件を設定するので、短周期での画像濃度の変動を抑制することができる。また、画像パッチの濃度が目標濃度に一致するように、階調変換テーブルを最新のものに更新することで、FF制御における予測誤差を打ち消すように階調補正FB制御を行う。これにより、トナー帯電量予測に誤差が生じたとしても、階調補正FB制御により濃度ズレが生じず、常に一定の安定した画像出力を実現することが可能となり、トナー粒子帯電量の予測誤差による長期的な濃度ズレを補償することができる。特に、FF制御と階調補正FB制御とで、露光条件及び用いる階調変換テーブルが共通である。よって、トナー粒子の帯電量予測により短周期での濃度変動を抑えつつ、予測誤差を補償して長期に亘り画像濃度を安定させることができる。
また、目標濃度は、FF制御における予測誤差に起因する画像パッチの階調変化を検知可能な階調領域内で設定されるので、予測誤差の補償機能が適切に果たされる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、トナー粒子帯電量予測による画像露光強度補正制御処理が、第1の実施の形態と異なる。従って、図3に代えて図8を用いて第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態では、上記数式1、2において、パラメータα、βを、T/C比に基づいて変化させると共に、パラメータα、γを、画像形成装置の本体内の環境湿度に基づいて変化させる制御を加えた点だけが第1の実施の形態と異なる。その他の構成や制御態様は同じである。CPU2は、T/C比検出センサ16の出力値(タイムステップ間の期間内で時間平均をとる)、温度・湿度センサ17の検出値(特に環境湿度の値)をRAM11に保持させる。
図8は、第2の実施の形態におけるトナー粒子帯電量予測による画像露光強度補正制御処理のフローチャートである。
CPU2は、T/C比検出センサ16の出力値から、T/C比が高くなったか否かを判別する(ステップS401)。その判別の結果、CPU2は、T/C比が低くなった場合は、上記数式1、2におけるα値を小さくすると共に、β値を大きくする(ステップS402、S403)。また、CPU2は、T/C比が高くなった場合は、上記数式1、2におけるα値を大きくすると共に、β値を小さくする(ステップS404、S405)。T/C比が変わらない場合は、CPU2は、α値、β値も変化させない。
次に、CPU2は、温度・湿度センサ17の検出値から、環境湿度が高くなったか否かを判別する(ステップS406)。その判別の結果、CPU2は、環境湿度が高くなった場合は、上記数式1、2におけるα値を小さくすると共に、上記数式2におけるγ値を小さくする(ステップS409、S410)。また、CPU2は、環境湿度が低くなった場合は、上記数式1、2におけるα値を大きくすると共に、上記数式2におけるγ値を大きくする(ステップS407、S408)。環境湿度が変わらない場合は、CPU2は、α値、γ値も変化させない。
すなわち、CPU2は、T/C比が高くなった場合は、トナー粒子帯電量(予測値)がより小さい値に算出される方向にパラメータを変化させる。また、環境湿度が高くなった場合は、摩擦帯電(除電)の速度が遅く算出される方向にパラメータを変化させる。あるいは、環境湿度が高くなった場合は、トナー粒子帯電量(予測値)がより小さい値に算出される方向にパラメータを変化させてもよい。
その後、CPU2は、図3のステップS301〜S304と同様の処理を実行して、本処理を終了させる。
T/C比や環境湿度により、トナー粒子の飽和帯電量・摩擦帯電(除電)が行われる時間速さ、トナー粒子からの電荷漏洩の時間速さが変化するが、ステップS401〜S410の処理によって、それらを適切に調整することができる。このような調整を行うことにより、画像形成装置の設置環境が変化し、トナー帯電量の変化特性が変化した場合にも、その特性の変化に対応して誤差の少ないトナー粒子帯電量予測が可能となる。ひいては、画像露光強度補正制御の精度が高くなる。
よって、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏し、特に、トナー粒子帯電量の予測に基づくFF制御の精度を高め、短周期の濃度変動を効果的に抑えることができる。
なお、パラメータの補正は、T/C比に基づくもの、環境湿度に基づくもののいずれか一方のみを採用するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、トナー粒子帯電量の予測に基づく補正制御が、画像出力時のレーザパワー補正量に適用された。しかし、本発明の第3の実施の形態では、トナー粒子帯電量の予測に基づく補正制御が、階調変換テーブルに適用される点が異なる。予測したトナー帯電量の変化、すなわち予測した濃度変化を抑えるための制御先は、階調変換ユニット18(図1参照)である。従って、図3、図4に代えて図9を用い、さらに図10を加えて第3の実施の形態を説明する。
図9は、第3の実施の形態におけるトナー粒子帯電量予測による階調補正制御処理のフローチャートである。図9の処理は、図2において、ステップS105、S106の代わりに、ステップS104とステップS107との間に挿入されて実行される。
図9のステップS501、S502では、CPU2は、図3のステップS301、S302と同様の処理を実行する。次に、ステップS503では、CPU2は、トナー粒子帯電量の予測結果から、トナー粒子帯電量が高くなったか否かを判別する。そして、その判別の結果に基づいて、CPU2は、RAM11に記憶されている階調変換テーブルにおける入力に対する出力の値を増減する(ステップS504、S505)。この増減処理は、CPU2の制御に従って、階調変換ユニット18によって行われる。
すなわち、CPU2は、トナー粒子帯電量が低くなった場合は、階調変換テーブルにおける入力に対する出力の値を下げるよう制御する(ステップS504)。一方、トナー粒子帯電量が高くなった場合は、階調変換テーブルにおける入力に対する出力の値を上げるよう制御する(ステップS505)。また、トナー粒子帯電量が変わらない場合は、入力に対する出力の値を、階調変換テーブルのままとする。
図10(a)、(b)は、階調変換テーブルの出力値を下げる場合の例、上げる場合の例をそれぞれ示す図である。図9のステップS506では、CPU2は、階調変換テーブルにおける入力に対する出力の値の増減量をRAM11に記憶させる。すなわち、図10(a)、(b)に示すような、元の(実線の)テーブル曲線に対して増減制御をした後の(点線の)テーブル曲線を記憶させる。そして、図2のステップS109における印刷ジョブの通常画像形成、及び図5のステップS604における画像パッチの形成において、上記記憶された内容が増減の態様として反映される。
ここで、出力値の増減の程度については、トナー粒子帯電量の予測結果に応じた量とする。ただし、それに限定されるものではなく、通常画像形成のトナー像を形成する際、該トナー像の濃度変動が抑制される方向に増減させるのであれば、それなりの効果は得られる。
なお、予測するのはトナー帯電量に限るものでなく、現像トナー濃度(トナー出力濃度)といった、より直接的なものでもよい。その場合には、現像トナー濃度が上がると予測された場合には階調変換テーブルの出力値を下げ、現像トナー濃度が下がると予測された場合には階調変換テーブルの出力値を上げる。
第3の実施の形態によれば、トナー粒子帯電量の予測結果に基づく階調変換テーブルの出力の増減処理により、短周期での画像濃度の変動を抑制することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、画像パッチの濃度が目標濃度に一致するように、階調変換テーブルを更新する階調補正FB制御により、トナー粒子帯電量の予測誤差による長期的な濃度ズレを補償することができる。すなわち、予測制御に誤差が生じた場合にも、予測による影響が生じる濃度レベルを目標階調(濃度)として、画像パッチ出力を元にしたFB制御を行うことにより、誤差を修正する補償を行える。よって、トナー粒子の帯電量予測により短周期での濃度変動を抑えつつ、予測誤差を補償して長期に亘り画像濃度を安定させることができる。
なお、第3の実施の形態において、第2の実施の形態における図8のS401〜S410(α値、β値、γ値の補正)を、図9の処理にも適用可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
1 画像コントローラ
2 CPU
5 感光ドラム
9 現像剤容器
11 RAM
16 T/C比検出センサ
20 光センサ

Claims (7)

  1. 現像剤容器内のトナー粒子の帯電量を予測する予測手段と、
    前記予測手段により予測された前記トナー粒子の前記帯電量に基づいて、露光条件を決定する決定手段と、
    階調変換テーブルを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された前記階調変換テーブルに基づいて画像データを作成する作成手段と、
    感光体と、静電潜像を形成するために、前記決定手段により決定された前記露光条件に基づく光によって前記感光体を露光する露光手段と、前記現像剤容器内のトナー粒子を用いて前記静電潜像を現像する現像手段とを有し、前記作成手段により作成された前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により形成された画像パッチを測定する測定手段と、
    前記画像形成手段に、パッチ画像データに基づき前記画像パッチを形成させ、前記測定手段により前記画像パッチの測定値を取得し、前記画像パッチの前記測定値と予め決まった目標値との差を決定し、前記画像パッチの前記測定値と前記目標値との差から補正量テーブルに基づき前記階調変換テーブルの補正量を決定し、前記階調変換テーブルを前記補正量に基づいて修正して前記階調変換テーブルを更新する更新手段と、を有し、
    前記作成手段は、前記画像形成手段が前記画像パッチを形成する場合、前記階調変換テーブルに基づいて前記パッチ画像データを作成し、
    前記露光手段は、前記画像形成手段が前記画像パッチを形成する場合、前記決定手段により決定された前記露光条件に基づく光によって前記感光体を露光する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記予測手段は、前記現像剤容器へのトナーの補給量及び前記現像剤容器からのトナーの消費量に基づいて、前記トナー粒子の帯電量を予測することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記予測手段は、さらに、前記現像剤容器におけるトナー粒子とキャリア粒子との混合比に基づいて、前記トナー粒子の帯電量を予測することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記予測手段は、さらに、環境湿度に基づいて、前記トナー粒子の帯電量を予測することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像パッチの階調は、所定の濃度よりも高いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記更新手段により前記階調変換テーブルが更新される周期は、前記決定手段により前記露光条件が決定される周期よりも長いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記露光条件とは、前記露光手段が前記感光体を露光する際の光の強度であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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